44番大宝寺の秋

平成24年10月27日(土)、所用で上浮穴郡久万高原町を往復。

町内の用事を済ませて、大イチョウの色づきに期待して44番大宝寺を参拝。
町並みを逸れて久万川へ出ると「そうもん橋」。
橋の手前で駐車場をお借りして、空模様を気にしながら歩きはじめます。
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そうもん橋を渡れば大宝寺の総門、札所まで(わずか)約2㌔の歩き遍路・・・
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手元の書誌によると、六世紀後半に百済から来日した聖僧が
山中に十一面観世菩薩像を安置。後に明神右京、隼人という狩人がその像を見つけ、
この地に安置したのが寺歴の始まり。
寺名は、大宝元年(702)、文武天皇の勅願により寺院が建立されたことに因むとある。

参道のおみやげ店など寄り道しながら、ゆるやかな坂道をしばらく歩くと「勅使橋」。
この朱塗りの橋を渡ると鬱蒼と繁った老杉や檜が並び、昼なお薄暗い参道が続きます。
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後白河法皇が病平癒の勅使を遣わし、快癒したことから妹宮を大宝寺住職として派遣し
伽藍を再建し勅願寺とした、と伝わる故事に由来する、なにやらゆかしい勅使橋でした。

右下の車道を進めば本堂まで車で参拝できますが、
これより「下乗」、さもありなん!
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樹齢800~1000年の杉や檜の古木の向こうに山門が見えつ隠れつ・・・
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       朝晩、小1時間近所の土手を遍路クンレンと称して歩いているが、急坂はキツイ!
f0213825_178014.jpg 総門も立派ですが、
 参拝者を圧倒する仁王門は
 前庭の狭さもあって
 全景がなかなか撮れません・・・

 力強い立ち姿の金剛力士像は 
 享徳4年(1455)、
 越前の大仏師・法眼の作とある。

 その金剛力士像が履くのでしょうか
 この巨大な草鞋は
 百年に一度取り換えられ
 奉納されると聞き及びます。 

 次回はいつ奉納???
 


仁王門をくぐり、しばらく登ると本堂への石段手前に
 「朝まいりはわたくし一人の銀杏ちりしく」 と刻まれた種田山頭火の句碑があり、
句碑の脇から本堂を眺めると山頭火も見上げたであろうイチョウの古木がそびえ立ちます。
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残念ながらお目当ての?その大イチョウの色づきは今一歩・・・
紅葉時にはこの石段はじめ境内が黄金色に染まると聞く晴れ舞台は11月上旬???
                                      
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         「お前さん、信心がたらねえんだよ~~」と、お大師さんの声。

本堂・大師堂でお納経して、久しぶりに札所参りをした門前の小僧、
1回目の歩き遍路のとき、44番をお参りしたことで「やっと半分終わった」と、
妙に嬉しかったことを思い出しながら、
空き腹抱えてそうもん橋まで歩いたことでした。

12時40分、空き腹時計に誘惑されて、
今まで何回来ても「本日売り切れ・閉店」で涙に暮れたうどん屋さんへ、ダメもとで輪行。
f0213825_1858348.jpg国道沿いの狭い駐車場はすでに満車、
でも、まだ「売り切れ」ではなさそう。
待つこと暫し、
「相席なら一人だけ座れますよ」と優しい先客、
メニューは「釜揚げ」一品。
大きなトックリに入った麺つゆが、味噌だれ風、
好みで刻みネギとおろしショウガに天カス浮かべて
48番西林寺近くの「うどん瓢月」に比べると
やや柔茹での「釜揚げの大」を堪能したことです。
御代は¥480-也。


土曜日気分も手伝って、ちょっと「坂本屋」へ道草してみようと、
秋景色深まる旧国道33号線を46番浄瑠璃寺めざして
「人生くだり坂 最高~!」などと、火野正平さん気取りでひた走り。

善根宿の女将 いしだあゆみ さんに会えないかななあ~~~
  (正平さんでもあるまいに!)

続きは、稿を改めて”坂本屋日記”でレポート致します。

 
Commented by ばら at 2012-10-28 17:23 x
懐かしく拝見しました。
写真の木々が色づくと素晴らしい景色になることでしょうね~
もう一度そのころに・・・行かれますか???
Commented by 門前の小僧 at 2012-10-31 07:55 x
境内がイエローカーペットになるタイミングが
日曜日と重なれば・・・ と目論んではいるのですがね~
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by jh5swz | 2012-10-27 20:11 | その後の徒然遍路 | Comments(2)