車遍路① 51番石手寺~46番浄瑠璃寺

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       裏京都さんの(言葉を借りれば)連休を利用した「突撃遍路」、
      何としても2日目、午後5時前には第64番前神寺さんのお納経を
      終えるため、私はドライバーに徹するつもりです。
 
       18ケ寺を快速参拝した今回の日記は、表の稼業の合間合間に
      少しずつ書き綴ることとします。
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

 ◇1日目・10/10)
    松山市内6ケ寺巡拝。

 勤務を終えて高速バスで伊予路入りの裏京都さんを迎えにJR松山駅へ。
 目下、ゆるきゃらグランプリ2015で「家康君」と熾烈なトップ争いを展開中の
 愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」のラッピングカーもお出迎え?
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     スポンサーのロゴなどが小さくて、自動車販売会社も太っ腹やなあ~

13:01 難波から5時間半を走ってわずか5分遅れの神わざ高速バス到着。
   ご挨拶もそこそこ、まずは51番石手寺さんへ直行。
13:30 連休にしては静かなおみやげ店の並ぶ回廊参道?を直進。
f0213825_12413584.jpg     名物「やきもち」
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第51番 熊野山 石手寺
     文保2年(1318)建立、国宝・仁王門は堅く閉門中。
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  「平和のいのり」も「集団的自衛権不用」もお寺さんの主張ですからご自由ですが、
  参拝者が正面から入山できず脇の軒下から本堂へ向う寂しい気持ちもお察し下さい。

     本堂から茶堂・納経所、仁王門を眺めても静かな連休の札所です・・・
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      境内からみた仁王門には「かんぬき」が架けられて閉門蟄居の風情、
     これではお大師っさんは参拝者の迎えも見送りもできません・・・
      1日も早い「開門」をお願い申し上げます。
     
     いつも燃えるほど立ち並ぶお線香の煙も静かです・・・
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14:00 第50番 東山 繁多寺
    深い緑の森を借景して静かにお遍路さんを迎えてくれます。
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       このお寺は 
        ・皇室の菩提寺である京都泉湧寺との関わりあいが深く
        ・時宗の開祖・一遍上人が学問修行した寺でもあり
        ・第4代将軍・徳川家綱の念持仏が歓喜天堂に安置されている
         と云う、由緒有る歴史を今に伝える。
                  <参照:愛媛新聞社発行 「癒しの遍路道」>

    手前から大師堂・本堂・歓喜天堂
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    鮮やかに描かれた鐘楼堂の二十四孝天井絵。
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14:30 第49番 西林山 浄土寺
         山号が48番の寺名・西林寺と混同して・・・
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    婆ちゃんと一緒?
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       この子達の背中を追っかけてたら、境内の写真を撮るのを忘れました・・・

15:05 第48番 清滝山 西林寺
     本堂の本尊は秘仏であり、ご利益が大きすぎるので後ろ向きに置かれているため
     裏側に回ってお参りする、と地元のお年寄りから聞いたことがあるが定かではない。
    
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   西林寺の西100mには、巡錫中の弘法大師がひどい旱魃に苦しむ里人を救おうと、
  錫杖で水脈を探り当て周辺の田畑を潤したと伝わる奥之院 仗の淵があります。
     週刊現代10/9号巻頭グラビア「弘法水を訪ねて」でも紹介されました。
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     自宅から近いもので再々訪れる公園です(2012年04月07日撮影)。
                    よく似たアングルの画像を探してみました。
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15:35 第47番 熊野山 八坂寺
    参道の正面に朱塗りの極楽橋と一体化した小さな山門が参拝者を迎えます、
    天井には阿弥陀如来を中心にきれいな二十五菩薩が描かれています。     
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           ひょっとしたら橋の下の小川は三途の川かも知れん・・・ 
  山門の天井絵
f0213825_14534898.jpg  今日も欄干の椅子に八坂寺の主?
  多忙な壇務に疲れて昼寝中かな。
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  毎年4月29日、盛大に執り行われる
    柴燈護摩供火渡り修行は必見です。  


 本堂回廊でお納経中のお娘遍路さん
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 さて、車快速参拝計画も順調に進んでおり、少し時間の余裕もあるので
 裏京都さんが「関心あり」と云われる、近くの生目神社へご案内しました。

 八坂寺から車で5分、ちょっと厳しい坂道を登って駐車場から徒歩3分。
 目の病気にご利益があると信仰される生目神社参拝。
       自宅に植えていた「メグスリノキ」2本をご神木として迎えて頂き、
      スクスクと成長している姿を裏京都さんに見て貰いました。
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       (カメラを車へ忘れて参拝したので9/15の秋の大祭のときの写真を掲載します)
      
 本日のミッションの〆くくりお参りは
16:10 第46番 医王山 浄瑠璃寺
   掃き清められた参道の奥の木々に包まれた本堂、大師堂を参拝。
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本堂の板張りに正座してお納経中の裏京都さん
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 裏京都さんは、いつでもどこでも
 本堂・大師堂の地面か濡れ縁に
 正座してお経を納められます。
 
 私は、同級生に託された写経を
 いつも本堂・大師堂へ2巻ずつ
 ご宝号を唱えて納めます。  

    お参りのあと、
    今年の夏、浄瑠璃寺境内からお寺の裏に新設の公園へ移設された
    地元戦没者の「鎮魂の皿」へ裏京都さんをご案内したところ、
    ここでも正座され丁重なご供養経を納めて下さいました。
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    この「鎮魂の皿」は、先の大戦で亡くなられた地元戦没者300名の
   人となりを郷土史家がまとめた四行詩を砥部焼きの皿に焼付け、
   上部にるり観音を安置した六道に因む六角の塔の六面に填め込み、
   毎年8月15日には厳かに慰霊祭が行われる鎮魂碑です。
    詳細は拙日記「浄瑠璃寺の蓮と鎮魂碑」をご一読下さい。

   
16:50 本日予定の6ケ寺のお参りを終えて、遍路道沿いの門前宅へ帰宅。  
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 たかのこの湯も目論見ましたが、
 ホテルのバイキング空席時間との折り合いがつかず・・・  
 門前温泉?でひと風呂浴びて、
 近所の別格番外 般若寺へお参り、
 旨い地酒を呑みながら
 「般若心経と般若湯の相違」と
 「遍路よもやま話し」が盛り上がったことでした。   
 が、・・・

 明日の12ケ寺爆走遍路に備えて、
 勉強会は程よくホロ酔いになったところで帰還、即、撃沈。 
   
 稿を改めて明日に続く・・・
Commented by kimiko-keme at 2015-10-12 21:50
門前の小僧様
充実した連休だったんですねー☆
64番へ向かうと言いつつ、前半は逆打ちモードですね?
続きを楽しみにしております。ヽ(^。^)ノ
Commented by jh5swz at 2015-10-13 08:34
kimiko-kemeさん、
 はい、坂本屋ゆかりの関西のお遍路さんと「車で快速遍路」です。
 平素、真面目に仕事に励んでおりますので?、せっかくの連休は
しっかりお遍路参りをさせてもらいました。
 このあと、生目神社や鎮魂の皿もお参りしたのですよ!
 
Commented by おやっさん@裏京都市 at 2015-10-13 08:42 x
さすがに仕事が早い!わしはまだまだ纏め切れませんがな・・・・
自分の後姿を見るのは不思議な感じがしますね。
Commented by jh5swz at 2015-10-13 10:29
おやっさん、
 お疲れさまでした、大変お世話になりました。

 背筋も伸びて後ろ姿も凛として、さも歩き慣れたお遍路さんぶりでした。
 日記はボツボツ書き綴りますので・・・
Commented by nibari1498 at 2015-10-15 18:53 x
ゆかりのお寺の近くに住みながら、なんともはや信仰心のない人間です。
母が亡くなった時に8か寺参りをしただけで、我が家は浄土宗なのですが
お大師様のお寺は宗派、宗門、信仰に関係なく受け入れるのに。
妻のよく言われます「あなたは一体なんなの?」
でも夜宗教の話をラジオで聞くのは好きです。
また楽しいお話を期待しています。
Commented by jh5swz at 2015-10-16 09:17
nibariさん、
 私も熱心な信者ではありません・・・
 初詣は近所のお宮と浄土寺から石手寺歩き遍路、お盆には生まれた村へ墓参り、
クリスマスには孫のサンタにもなるチャランポラン人間です。
 臨済宗檀家ですが、お大師さんの懐の深さにすがって遍路を楽しんでおります。
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by jh5swz | 2015-10-14 13:01 | その後の徒然遍路 | Comments(6)