母校の閉校式

平成29年3月26日(日)の出来事。
 生まれ育った村の中学校が、
 時代の流れか、少子化社会の定石なのか創立70年の歴史に幕を降ろした。
 主催者から閉校式後の「お別れ会」で卒業生として ”ひと言しゃべれ” との指令を受けて帰省、
 そうか、自分はもう「語り部」の歳なのか・・・

  全国に在住されるであろう
   双岩中学校卒業生2401名皆様へ
    母校の閉校式の報告書をお届けします。

 
         双岩村は現在は合併して八幡浜市内ですが、
         かって西宇和郡双岩村だった頃から村のランドマークは
         何と云っても大小二つの奇岩がそそり立つ「夫婦岩(みょうといわ)」。
         根は一つだが幹が二本の大松ともども地名の起源と聞いて育ちました。
                 現在、大松は枯れて見る事ができないのは残念です・・・
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                              無断転用堅くお断り致します。
           汽車通生だった高校時代、
           いつも満員の客車三両を引いて
           予讃線屈指の勾配を登る機関車の勇姿は、今日までの私のパワーの源でした。

                   現在は気動車です・・・
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        校舎の記録。
            自分達の中学卒業記念にセスナ機から撮った人文字写真、
            上空へ飛んできた小型プロペラ機にチョット興奮した私。                  
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                        我が家は校門から4軒目で通学時間は45秒、皆勤賞でした。

            昭和40年、プール落成(画面左中央)、
            昭和63年、屋内運動場(画面右中央・体育館)が建設されました。
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            平成2年新校舎が建設され木造校舎と公民館を兼ねた体育館が消滅。
            新校舎の裏山側には団地が造成され真新しい家が立ち並んでいます、
            それで、どうして生徒数が減るのか解せない・・・
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                                画像帰属:Google Earth
            
            2017年3月26日閉校式当日の校舎、
            校門からみるとさらに立派な体育館は見えない・・・
            最後の在校生は卒業生22名、2年生7名、1年生13名 計42人。
              (余談ながら、自分達のときには45名の同級生が居ました)
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                  当日は300人の式典参加者のために校庭が駐車場に解放されていました。
              
            閉校式プログラムより
               (さすがプロ、写真はこう云う風に撮らなくちゃいけません)

             
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           当日は校舎見学フリーモードだったので初めて各教室をくまなく見学、
           自分達の時代には考えられないような充実した素晴らしい設備でした。
           教室からみた「双岩村若山」の眺めはとてもよろしゅうございました!
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                                     正面のビルは双岩病院            
                                      

            体育館内の会場では式典とお別れ会の準備が整っていました。 
            校庭駐車場の誘導整理・受付・会場設営など式典の裏方に徹した
            「双岩盛り上げ隊」という若者連の活躍に拍手を送りたい。                        
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         私の席はずいぶん前列で式典途中に立ち上がって
         パチパチ撮影できる環境ではなく、記録写真が無いのが誠に残念・・・

         式典は市長・教育長・学校長・PTA会長等のお歴々に続き
         生徒代表挨拶と、定番どおりのプログラムが粛々と進行されました。            
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   校旗返納
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  第23代校長から市長へ校旗が返納されたのだが、
 学校がなくなっても村のシンボルとして校旗だけは
 公民館で管理するとか、双岩小学校で数々の賞状や
 トロフィー共々保管することは不可能だろうか???
  2402名の卒業生が機会ある毎に見ることができる
 道筋を考えて欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・
  村の人が子供達に良かれと決めた閉校・統合ですが、
 本当は寂しくて仕方がないのですから・・・
  



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校旗返納に続いて全生徒42名にる最後の校歌斉唱があった。
自分達の時代には校歌なんぞは無く、最初で最後の校歌を聞いた、涙が出た・・・
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                 ちょっとお堅い歌詞を
                   アップテンポのこ洒落たリズムに乗せたイイ校歌でした。          
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           式典のあと、校門入口で記念碑が除幕され、
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            記念碑除幕のあと、体育館に戻って
            卒業生・在校生を主役に父兄を交え総勢300人の「お別れ会」が始まります。
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        さて、本日の私の大仕事
          開会挨拶と全生徒の「ふるさと」合唱に続いて、
          卒業生を代表して70年の歴史と思い出をたった5分でしゃべれとは酷! 
          村立双岩小学校へ入学し市立双岩中学校を卒業した学び舎の思い出を織り交ぜて、
          最後の卒業生と春から町の学校へ通学する在校生にエールを送って任務を完遂。
          多分8分くらい費やした・・・ やれやれ 疲れたビ

          懇親会では、
          孫娘みたいな若い卒業生から「知らない時代の貴重なお話しをありがとう」とか、
          ご来賓から「立派なメッセージでした、感動しました」とか持ち上げられたりして、
          「原稿つくりに苦労しました」とも言えず、作り笑顔で「措辞でした・・・」と。

          自分は長男だったので、今も「兄貴、兄貴」と慕う近所の元教員や
          在校当時、苦手だった英語の先生、バスケット部後輩だった議員等々、
          先輩後輩と懇親を尽くしたが、クルマがあるのでウーロン茶では残念至極なり。

          主催者から戴いた立派な記念アルバム誌です。
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           帰り道、学校から2キロほど走った「夫婦岩」へやっぱり立ち寄りました。
           春夏秋暮の墓参りのとき見る夫婦岩と違ってなんだか切ない当日の眺めでした・・・
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            「双岩」の呼称は、
            双岩小学校とJR双岩駅、双岩郵便局と農協支所?だけになりましたが、
            双岩村所縁の人々の胸の中にはしっかり語り継がれるに違いありません。
               ありがとう 夫婦岩、 
         ありがとう 母校双岩中学校!
              
 

Commented by daboです at 2017-04-01 12:58 x
出身校が無くなるのは淋しいですね
我が家の母校(私、妻、息子二人)の追手前小学校も廃校になりました
ひろめ市場の真ん前、高知市の中心地ですが少子化、ドーナッツ化現象には勝てません
跡地には高知県と高知市の合同図書館が建設中です
Commented by jh5swz at 2017-04-01 14:39
daboさん、こんにちわ。
 名門小学校が廃校ですか・・・
 町の中心部はドーナッツ化、ド田舎は少子化で「統合」の話しが多いですね、
ウチの村も数年後にはさらに小学校まで閉校・統合だそうです・・・

 会社に務めている頃、大手前高校と高知城の間の道を抜けて小津町の得意先へ
再々走行したことを覚ええています。
 余談ながら、冬場は「ニロギ」という小魚の干物が土産の定番でした(笑)。
 PS)坂本屋は今日明日、享保ひな祭りです、明日はお茶当番に押しかけます。 
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by jh5swz | 2017-03-29 12:31 | ふる里双岩村のこと | Comments(2)