坂本屋のひな祭り 2017
2017年 04月 04日
(日)
坂本屋のひな祭り。
08:20 坂本屋現着、すでに当番のスタッフが準備万端整えて「さあ~いらっしゃいお遍路さん!」
春遍路さん待ちの坂本屋一階昭和雛。
ほどなく久万高原町前泊の舞鶴さんがひと休み。
08:50 51番石手寺さんまで歩かれる計画の舞鶴さんご出立。
道中 ご安全に!
遠路、ようこそ坂本屋のひな祭りにお越しいただきました。 502
09:46 いつもお世話になっているお先達さんの「第1回ARuKuへんろ」皆さんご到着、
「こごめ桜」を屏風に皆さまそろい踏み。
早速、離れ座敷でぜんざいと大判焼きでおもてなし。
一緒に歩かれる予定だった47番八坂寺ご住職のお出迎えを受けて、
二階の享保雛
ここは松山市窪野町桜の里。
三坂峠から旧土佐街道を下ること数キロ、今でも歩きお遍路さんが絶えない山里の、
その道沿いに江戸末期から昭和初期まで続いた遍路宿「坂本屋」がありました。
が、向かいの山に新国道が開通して宿を廃業、長い間空き家廃屋同然となりました。
十数年前、廃屋同然のこの宿をお遍路接待所として甦らそうとした人々が居ました。
遍路宿の修復作業の最中、埃まみれの押入れの箱から立派な享保雛一対が現れました。
これがTV「開運なんでも鑑定団」に出してみたくなるような坂本屋のお宝なのです。
享保雛が納められていた箱書きには文久三年(1863年)の文字が読み取れると聞きました。
文久三年がこの一対が作られた年なのか、所有者が買い求めた年なのか定かではないが、
察するに少なくとも154年前の美男美女。
10:40 ご出立前、皆さまの記念撮影を横から盗撮した小僧(はイケズです)。
私の後ろに立たれた八坂寺ご住職までお納経されて緊張した小僧でした。
このあと網掛け大師堂から46番浄瑠璃寺・47番八坂寺さんを目指される皆さんとお別れ。
グループ皆さま、またいつかお越し下さい! (+10) 512
バラバラと下って来て、思い思いに一休みして、バラバラとご出立されました。
この間、一人、また二人・三人とお遍路さんが絶えることなくひと休み。
親子5人連れで「享保雛見物」にきてもらったファミリー皆さんありがとう。
久万高原町「遍路宿・桃李庵」の親父さん、ようこそ!
11:58 腹時計に合わせてスタッフの賄い昼食、これがまた豪華絢爛!
囲炉裏火でシシ鍋
悪事の限りを尽くした坂本のイノシシ殿、お命頂戴仕り候、
貴殿もこのような形で罪滅ぼしを経て、三途の河原を渡れば極楽浄土まちがいなし、合掌・・・
さてさて、今日中に片付けておきたい団体の事務もあり、満腹になったところでUターン。
ちょっと八坂寺さんにお願いがあって寄り道参拝。
ちょうど、午前中ひと休みされた「ARuKuへんろ」ご一行が本堂内陣で
ご住職の法楽太鼓にあわせて般若心経お納経中、めったに聞けないので堂内で暫し拝聴、合掌。
「柴燈護摩供養大祭」PR
お願い事とは、このチラシをもらうこと^.^
(昨年の大祭のハイライトシーン)
ここ数年、毎年参拝するのですが、大変盛大なお祭りです。
いつもの「徳島やんちゃ連」皆さんの奉納阿波踊りや
今年は、今人気沸騰の「キッサコ ライブ」と多彩なイベントも多いに楽しみにしている門前の小僧です。
4月29日には。皆さまも是非どうぞ!
平成29年4月2日坂本屋のひな祭り。
昨日から恒例の坂本屋・雛祭りを行っています。
今年は2日間とも(珍しく)当番でなかったのですが、
今日は知り合いのお遍路さんや
お世話になっているお先達さんグループが
三坂峠を下ってひと休みされる予定なので、
今年は2日間とも(珍しく)当番でなかったのですが、
今日は知り合いのお遍路さんや
お世話になっているお先達さんグループが
三坂峠を下ってひと休みされる予定なので、
午前中押しかけお手伝いに参上。
07:45 自宅発。
08:07 登り下りのお遍路さんの道中安全を願って番外網掛け大師さんをお参り。
まだ花冷えの朝です・・・
07:45 自宅発。
08:07 登り下りのお遍路さんの道中安全を願って番外網掛け大師さんをお参り。
まだ花冷えの朝です・・・
08:20 坂本屋現着、すでに当番のスタッフが準備万端整えて「さあ~いらっしゃいお遍路さん!」
春遍路さん待ちの坂本屋一階昭和雛。
ほどなく久万高原町前泊の舞鶴さんがひと休み。
本日のお接待は
ぜんざいと名物・坂本屋の草餅と大判焼き。
なのですが、
まだぜんざい餅が焼けてないので
到着したばかりの草餅&大判焼きに熱いお茶、
ささやかと云えば
あまりにも さ さ や か・・・
⇔ 舞鶴さんの撮影画像を借用、提供感謝
ぜんざいと名物・坂本屋の草餅と大判焼き。
なのですが、
まだぜんざい餅が焼けてないので
到着したばかりの草餅&大判焼きに熱いお茶、
ささやかと云えば
あまりにも さ さ や か・・・
⇔ 舞鶴さんの撮影画像を借用、提供感謝
08:50 51番石手寺さんまで歩かれる計画の舞鶴さんご出立。
道中 ご安全に!
09:46 いつもお世話になっているお先達さんの「第1回ARuKuへんろ」皆さんご到着、
「こごめ桜」を屏風に皆さまそろい踏み。
以下、写真の掲載ご承諾ありがとうございました。
早速、離れ座敷でぜんざいと大判焼きでおもてなし。
一緒に歩かれる予定だった47番八坂寺ご住職のお出迎えを受けて、
神戸のお先達さん、お江戸の友達、私と1200キロを歩いた友達、
近所のパソコン塾のお知り合い、皆さま、和気藹々のひととき。
近所のパソコン塾のお知り合い、皆さま、和気藹々のひととき。
写真は神戸からご参加のお先達さんから借用
いっぷくのあと、せっかくですから坂本屋の雛飾りを観てもらいました。
一階の昭和雛
一階の昭和雛
二階の享保雛
三坂峠から旧土佐街道を下ること数キロ、今でも歩きお遍路さんが絶えない山里の、
その道沿いに江戸末期から昭和初期まで続いた遍路宿「坂本屋」がありました。
が、向かいの山に新国道が開通して宿を廃業、長い間空き家廃屋同然となりました。
十数年前、廃屋同然のこの宿をお遍路接待所として甦らそうとした人々が居ました。
遍路宿の修復作業の最中、埃まみれの押入れの箱から立派な享保雛一対が現れました。
これがTV「開運なんでも鑑定団」に出してみたくなるような坂本屋のお宝なのです。
享保雛が納められていた箱書きには文久三年(1863年)の文字が読み取れると聞きました。
文久三年がこの一対が作られた年なのか、所有者が買い求めた年なのか定かではないが、
察するに少なくとも154年前の美男美女。
雨漏りにも負けず、ネズミにも齧られず、ひっそりたくましく平成の世まで生き延びた
この一対を大切に保存してあげることは、この内裏雛に対する仁義ではなかろうか・・・
豪華でもなく絢爛でもなし
里山の雛祭り
借りて来てまで数を競わず
この一対を大切に保存してあげることは、この内裏雛に対する仁義ではなかろうか・・・
豪華でもなく絢爛でもなし
里山の雛祭り
借りて来てまで数を競わず
10:40 ご出立前、皆さまの記念撮影を横から盗撮した小僧(はイケズです)。
坂本屋一同驚いた! 感激した!
「坂本屋さんにお礼の般若心経一巻を納めましょう」とお先達さん、私の後ろに立たれた八坂寺ご住職までお納経されて緊張した小僧でした。
10:48 八坂寺ご住職の法螺の音を背に受けて高須賀隊11人ご出立。
おそろいで ようこそお越しになりました。 499
余計なことだと思いながら遍路墓と
旧土佐街道の動力だった牛馬の霊を祀る古い馬頭観音をご案内方々つづら坂下までお見送り。
讃州高松松嶋 吉野屋平助墓↓
旧土佐街道の動力だった牛馬の霊を祀る古い馬頭観音をご案内方々つづら坂下までお見送り。
讃州高松松嶋 吉野屋平助墓↓
石垣の中に祀られている馬頭観音↓
このあと網掛け大師堂から46番浄瑠璃寺・47番八坂寺さんを目指される皆さんとお別れ。
私は勾配のきついつづら坂を登って坂本屋へUターンします、
歩いて登ってみてと判る「逆打ちお遍路さん」の苦労・・・
標高320m、「辿り着いた!」と思ってもらえる坂本屋でありたいと実感。
自宅から移植した「諸葛菜」咲いて
春に浮かれて・・・ 私が門前の小僧です(坂本屋スタッフが撮ってくれました)小僧、3年ぶりのご開帳です^.^
歩いて登ってみてと判る「逆打ちお遍路さん」の苦労・・・
標高320m、「辿り着いた!」と思ってもらえる坂本屋でありたいと実感。
自宅から移植した「諸葛菜」咲いて
今年もツクシの子が「こごめ桜」に恋をしましてなぁ~
春に浮かれて・・・ 私が門前の小僧です(坂本屋スタッフが撮ってくれました)
11:00 おや~ にぎやかな皆さんが下って来られました。
11:10 韓国から28人の団体お遍路さん? or ウオーキング隊の皆さんでした。
11:10 韓国から28人の団体お遍路さん? or ウオーキング隊の皆さんでした。
バラバラと下って来て、思い思いに一休みして、バラバラとご出立されました。
この間、一人、また二人・三人とお遍路さんが絶えることなくひと休み。
親子5人連れで「享保雛見物」にきてもらったファミリー皆さんありがとう。
久万高原町「遍路宿・桃李庵」の親父さん、ようこそ!
11:58 腹時計に合わせてスタッフの賄い昼食、これがまた豪華絢爛!
囲炉裏火でシシ鍋
ツクシやワラビの卵とじ、ヌタ味噌和え、
ハガマ炊き献上窪野米のにぎりめしにクチナシ色のたくわん。
そうそう、シシのモモ焼肉もおいしゅうございまいした。
ハガマ炊き献上窪野米のにぎりめしにクチナシ色のたくわん。
そうそう、シシのモモ焼肉もおいしゅうございまいした。
悪事の限りを尽くした坂本のイノシシ殿、お命頂戴仕り候、
貴殿もこのような形で罪滅ぼしを経て、三途の河原を渡れば極楽浄土まちがいなし、合掌・・・
さてさて、今日中に片付けておきたい団体の事務もあり、満腹になったところでUターン。
ちょっと八坂寺さんにお願いがあって寄り道参拝。
ちょうど、午前中ひと休みされた「ARuKuへんろ」ご一行が本堂内陣で
ご住職の法楽太鼓にあわせて般若心経お納経中、めったに聞けないので堂内で暫し拝聴、合掌。
お願い事とは、このチラシをもらうこと^.^
(昨年の大祭のハイライトシーン)
ここ数年、毎年参拝するのですが、大変盛大なお祭りです。
いつもの「徳島やんちゃ連」皆さんの奉納阿波踊りや
今年は、今人気沸騰の「キッサコ ライブ」と多彩なイベントも多いに楽しみにしている門前の小僧です。
4月29日には。皆さまも是非どうぞ!
<坂本屋からお知らせとお断り>
4月23日(日)は平成29年坂本屋運営委員会総会のため、お接待をお休みさせて頂きます。
4月23日(日)は平成29年坂本屋運営委員会総会のため、お接待をお休みさせて頂きます。
先日はお世話になりました。
念願の大判焼きと草餅にありつくことができました。
古い内裏雛と屏風は、坂本屋の雰囲気にベストマッチングだと思います。
あ、それからわしのブログに自分の後姿の写真を使ってもいいですか?
念願の大判焼きと草餅にありつくことができました。
古い内裏雛と屏風は、坂本屋の雰囲気にベストマッチングだと思います。
あ、それからわしのブログに自分の後姿の写真を使ってもいいですか?
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jh5swz at 2017-04-04 08:04
おやっさん、
お四国参り、お疲れさまでした。
おかげさまで今年も楽しく愉快に坂本屋の雛祭りを実行することができました。
「屏風」立派でしょう~ 意味が解らんではお値打ち半減ですから、そのうち
書道の先生でもご案内して解読願おうかと(笑)。
「後ろ姿」、置きに召しましたら、どうぞ、どうぞ! お断りもせずパチリ、
背中にギャラもお支払できておりませんが、ご自由にお使い下さい。
お四国参り、お疲れさまでした。
おかげさまで今年も楽しく愉快に坂本屋の雛祭りを実行することができました。
「屏風」立派でしょう~ 意味が解らんではお値打ち半減ですから、そのうち
書道の先生でもご案内して解読願おうかと(笑)。
「後ろ姿」、置きに召しましたら、どうぞ、どうぞ! お断りもせずパチリ、
背中にギャラもお支払できておりませんが、ご自由にお使い下さい。
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mizuki-39 at 2017-04-07 16:15
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門前の小僧
at 2017-04-08 12:32
x
mizukiさん、
ご開帳とは尊大な言葉を使ってしまいました、
つい、満開の「こごめ桜」に浮かれてしまいました、反省しとります。
「母校が無くなった」って、出来の悪い卒業生であっても
心にポッカリ穴があいたような気持ちになるものですね。
ご開帳とは尊大な言葉を使ってしまいました、
つい、満開の「こごめ桜」に浮かれてしまいました、反省しとります。
「母校が無くなった」って、出来の悪い卒業生であっても
心にポッカリ穴があいたような気持ちになるものですね。
by jh5swz
| 2017-04-04 08:39
| 坂本屋日記 2017
|
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