カテゴリ:1番霊山寺から11番( 1 )

歩いた日> 第1回・2006年4月7日 快晴
コース> 第1番霊山寺から~第7番十楽寺まで17キロ 
疲労度> ☆☆☆☆


四国歩き遍路旅の始まり
第1番 竺和山 霊山寺(じくわざん りょうぜんじ)
 
 
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          以下の寺名と地図イラストは愛媛新聞アスリートクラブ特集号より


09:30 第1番霊山寺の朝、お遍路さんの行列! 
     お遍路衣装はじめ七つ道具の売場も大変繁盛でした
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10:10 参拝を済ませ、満開の桜に見送られて霊山寺山門を出発 
   弘法大師が、「天竺の霊山を和(日本)に移す」という意味を込めて
   寺名を竺和山一乗院霊山寺と名づけ、四国八十八ヶ寺巡拝の一番霊場としたという。
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四国霊場第1番霊山寺仁王門の高張提灯
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 1200キロの歩き遍路
 世間の皆さまは
 信仰 信仰 信仰とおっしゃいますが
 私の旅は
 健康 観光 結構 信仰・・・
 弘法大師様、
 まことに以って
 動機不純な門前の小僧をどうぞお許し下さい。




 私は歩いて四国を一周し、
  2011年の秋、ここ第1番へ戻ってくる計画です。

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                 イラストは「四国八十八カ所を歩く」(山と渓谷社発刊)より借用

第1番霊山寺から西へ1,5キロほど歩くと
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10:30 第2番 日照山 極楽寺(にっしょうざん ごくらくじ)仁王門   
     瓦葺き二層、白壁に朱塗りの柱が満開の桜に映えます!
     どうやら、1番霊山寺界隈には日帰り参拝者のための貸自転車があるようです。
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      縁起のいい寺として隆盛だったが、
      天正年間に土佐の長宗我部元親の兵火によって焼失。
      その後、衰退していたが万治2年(1659)に再建された。
      長宗我部氏は天正13年(1585)には四国全土を領有したが、
      その陰で阿波の寺の殆どが
      兵火で焼失してしまった歴史がある。(「四国八十八ヶ所巡り」より)


境内の満開の桜
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弘法大師お手植えと云う長命杉
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     その長命杉をデザインした切手
     長寿・所願成就の
     願いをかけるお遍路さんが多いそうです。
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2番極楽寺からさらに西へ2,5キロほど田園を歩くと
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12:00 第3番金泉寺です
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第3番 亀光山 金泉寺(きこうざん こんせんじ)仁王門   
ここも鮮やかな朱塗りの仁王門、正面に本堂
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境内には、黄金の井戸と云う伝説の井戸があり
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 巡錫中の弘法大師が水不足に悩む住民の願いに応えて
 彫ったのが「黄金の井戸」。
 水を飲むと長寿、
 井戸に顔が映れば3年は死なないとのこと
 小僧も呑んだ、顔も映った
 あれから5年、確かに生きております。
 ♪ありがたや ありがたや♪
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昼食は「桂居」と云う粋な京懐石
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金泉寺奥ノ院への道中見つけた・この子「誰の子?」
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13:30 金泉寺奥ノ院 愛染院 
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   ここは刷毛墨書きが有名らしい
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13:50 桜の下、第4番大日寺めざして 
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愛染堂から2キロほど歩くと
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14:20 大日寺鐘楼門です 
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満開の桜に迎えられて第4番 黒厳山 大日寺本堂到着 
寺の前は田んぼ、裏三方は山に囲まれた鄙びた趣きが印象深い霊場でした
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大日寺から約2キロで
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15:10 第5番 無尽山 地蔵寺 
    へんろ道順どおりに歩くと寺の裏側から境内へ入った?
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            この寺の五百羅漢さんが拝観できなかったのは些か心残り・・・

16:10 6番安楽寺までは5キロ以上あり、桜の下でちょっといっぷく 
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しばらく歩いて
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17:00 第6番 温泉山 安楽寺鐘楼門 
  山号の示す通り、昔、寺の近くの安楽寺谷には万病に効く温泉が湧き出ていたと云う、
  その温泉も、今は枯渇してしまったが、ここの宿坊では大師開山の趣旨に因み
  ラジューム鉱石や薬草を浴槽に入れ宿泊するお遍路に喜ばれているらしい。
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         2013年8年01日 宿坊の温泉について追記訂正
           ブログネーム ルチルさんから、現在では大師堂前から新しい源泉が湧き出て
           天然温泉が復活している旨、コメントを頂きましたので付記致します。


他の団体さんもあり、混雑気味の安楽寺本堂
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安楽寺から1キロで本日の最終寺
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17:40 桜眺めて第7番 光明山 十楽寺山門(鐘楼門) 
    鯛やヒラメのお出迎えは無かったが竜宮城へ招かれた気分になりました。
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満開の桜吹雪くぐって、第7番十楽寺遍照殿(中門)
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桜坂登って、大師堂
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かくして歩き遍路第1日目17キロを無事完歩、おかげさまで御座りまする。
このあとの第12番焼山寺以外の霊場は平野部に点在し比較的楽だと、お先達さんは仰る・・・
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               第12番は遍路も転げるとウワサされる「遍路ころがし坂」らしい・・・

本日参拝した霊場のご朱印
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 お納経帳余話
  「納経」とは、
  参拝したときに写経を納め、
  寺側から、その受領証として
  持参した納経帳に墨書で
  「奉納」「本尊名」「寺名」を書いて
  宝印(ご朱印)を押していただくこと。
  昨今は、写経の代わりに読経して
  ご朱印を受けるのが一般的らしい。
  因みに、
  ご朱印が複数回押印されているのは
  その回数参拝した印しで
  何十回と巡拝した人の納経帳は
  真っ赤になると云います。


  私は、関東に住む同級生から預かった「写経」を各寺に納め、
  習い始めた般若心経を唱えて墨書とご朱印を受けています。

  なんだスタンプラリーか、とおっしゃる御仁もおられますが、
  価値観は人それぞれと云うことで・・・
  年間30万人とも云われる参拝者に墨書きなさるお寺さんの筆の運びも七人七様。


歩いた日> 第2回・2006年5月5日 快晴
コース> 第7番十楽寺発から
  吉野川を渡って第11番藤井寺まで
20,2キロ 

疲労度>  ☆☆☆☆ 
本日の計画


10:26  第8番 普明山 熊谷寺(ふみょうざん くまたにじ)仁王門  
    小高い山の中腹にある豪壮な二層の仁王門は
    四国霊場の木造山門としては最大規模のもので貞享4年(1687)の建立。
    貞享4年といえば五代将軍徳川綱吉が「生類憐みの令」を発布した年・・・
    やらた遠い昔に思いを馳せた門前の小僧・・・ 
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左右の仁王像の朱色は長年の年月を経ては剥げかかっており、それが又迫力がありました。
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    境内案内看板
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熊谷寺多宝塔
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10:40 熊谷寺山門(中門)  
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11:35 第9番 正覚山 法輪寺(しょうかくざん ほうりんじ)山門
     田んぼの中にあるので、地元の人は「田中の法輪寺」と呼ぶとか。 
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          軒丸瓦の紋も丸に十の字で「田中」、即ち田中の法輪寺のシンボルとか。
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陽射しいっぱいに浴びて法輪寺お納経
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 法輪寺前の名物?らしい草餅屋さん
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13:16 10番切幡寺への参道にあった気の利いた落書き?立派な道標なり
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食べる時間は無かったが、まごころ込めた巧い看板
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山門の腰板もかなりお疲れですが、カメラマンもお疲れ気味で水平感覚欠如・・・
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13:27 切幡寺名物333段坂
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         結構 厳しい・・・
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男女雇用機会均等法のご時勢ですから・・・
f0213825_17561225.jpg        ちゃんとそろえませんと・・・
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13:40 第10番 得度山 切幡寺(とくどざん きりはたじ)本堂 
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 境内奥の美形の観音像
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 333段の石段を登りきった
 境内の奥には上品な観音像があり、
 観音像は、
 左手に布、右手にハサミを持っている 
 像のモデルとなった娘の物語は長くなるので省略するが、
 娘が成仏変身したという観音像の実物は、
 秘仏として一般には非公開だとか
 寺は女人成仏の寺として、
 特に善女に人気があるという。 
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         切手になっ観音像
 
 
14:40 切幡寺をあとに藤井寺までは約10キロ、暑さに負けて大休止・・・
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15:07 へんろ道沿いの優しいお百姓さんは満開の菖蒲に遠慮しながら田植えの準備中でした
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15:13 「四国三郎」の異名を持つ吉野川 
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        写真左手の緑は土手ではなく、巨大な中洲・善入寺島の一部。
        昔、遍路は無料の渡船があったらしいが、
        今は安全保安基準とやらに押し流されて潜水橋を渡ります。
        (四万十川では沈下橋と呼び、地方によって潜没橋・潜流橋・冠水橋とも呼ぶ)
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15:40 潜水橋:親切な運転手さんが全員が渡るまで待って頂きました 
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16:40 出発地の十楽寺から20K、やっと藤井寺仁王門到着  
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              仁王信仰の象徴 山門の大草鞋
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第11番 金剛山 藤井寺(こんごうざん ふじいてら)本堂
 殆んどが真言宗の88ケ寺中、ここは珍しい臨済宗妙心寺派のお寺
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 寺号は、弘法大師が修行後、五色の藤を植えたことに由来するという
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その寺号に相応しく、五色の藤に彩られた境内
  花の見ごろに参拝できたことを感謝します
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                 本日参拝寺ご朱印
もう少し筆修行して欲しいなあ・・・
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本日の足あと
十楽寺~熊谷寺~法輪寺~切幡寺~藤井寺 20,2キロ

 次回は、四国霊場巡拝中、最大の難所と云われる12番焼山寺への登り下りです。
by jh5swz | 2010-02-15 17:12 | 1番霊山寺から11番 | Comments(4)