カテゴリ:室戸岬・24番最御崎寺( 1 )

第24番最御崎寺

今回はこのツアー初、参加者全員で宿坊一泊の体験旅。
まずは、第一日目。 
歩いた日>第14回・2007年6月1日 快晴
コース>東洋大師から
 ゴロゴロ石~佐喜浜~最御崎寺宿坊(泊) 
                 16,9キロ 4時間30分
疲労度>★☆☆☆☆


07:00 松山発、南国ICから吉良川経由で前回ゴール地、東洋大師までバス移動途中
10:50~11:40 吉良(きら)メッセ「鯨の郷」というレストランで昼食  
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 レストラン駐車場で、
 はためく大漁幟、
 ”鯨の郷”とは土佐らしい!
 これが、
 端午の節句に
 鯉幟と一緒に掲げる
 土佐の「ふらふ」と呼ばれる
 独特の絵旗なのかも知れません。



12:30 炎天下、前回のゴール地点、東洋大師前の国道から歩き始めます。
  一本の標識にここまで情報が表示してあると、自分の立ち位置がよく判りました。
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                    画像の無断転用しないで下さいね!

12:45 青い空、碧い海、室戸岬まで32キロ!
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13:10 国道を降りて、
     昔は難所のひとつだったに違いない「ゴロゴロ石」を歩きます。 
     大小の丸い石が海岸をびっしり埋め尽くしています、
     海が荒れると、荒波にもまれて石がごろごろ転がる音が聞こえると云います、
     ごろごろ転がって石が丸くなったらしい。
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    計算上、この辺りで1番霊山寺を出発して200km歩いたことになります。
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13:20 夏の陽射しを遮る木陰すらない国道を唯ひたすら室戸岬めざして歩きます  
     薬王寺を出て50キロ、歩いても歩いても空と海!
                  うん!空と海? だから空海上人?
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13:50 法海上人堂登り口でひと休み 
(お堂は国道から30mほど登った所にあるらしい)
上人堂の詳細は、 「法界上人・由来と歴史」を是非お読み下さい。
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  上人堂登り口の「魚寄せ地蔵」
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そのお地蔵さんの傍に咲いていた花。
ナントカ?モドキの花らしいが、
同行の女性が
「私の生まれた島では、この花が咲くと雨が降るので、アメフリソウと云います」
 <アメフリソウ=雨降りそう・・・雨降り草?>とは巧い!座布団3枚!
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ゆっくり時間を費やして のんびり歩く
                 こんな贅沢な「旅」がありましょうや?
 
            
14:10 などと、キザなことをつぶやいてみますが、暑い・・・
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14:34 室戸市へ入った、ますます暑い・・・いや熱い? 
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14:50 鯨は迎えてくれたが室戸岬はまだ見えない・・・
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14:55 いっぷくしたいが木陰がない・・・
      もたれりゃ背中のセメント壁が熱い!
      座れば焼けた歩道でお尻が熱い!   
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15:12 仏海庵到着
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                  前庭のサツキがきれいに咲いた小さな庵でした

       即身成仏とはすごいこと・・・
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15:33 室戸岬めざしてひたすら歩く、疲れも手伝ってだんだん寡黙になる・・・ 
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 見ることの少なくなったホタルぶくろが
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16:30 佐喜浜の防潮堤兼歩道 
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       自分で車道へ転落さえしなければ、こんな安全地帯はありません
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17:00 「ゴロゴロ石」から一転、きめ細かい砂浜へんろ道を歩きます
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17:15 砂浜を上がった所で切り上げて待機中のバスに乗車
      明日は、ここまで引き返して歩き始めます・・・
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17:40 お楽しみの「最御崎寺宿坊」到着 
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        玄関で弘法大師様(お杖)をきれいに洗い
        お部屋の床の間でごゆっくりお休み頂き、
        遍路一同は、宿坊の風呂で汗を流し
        ♪食前の言葉♪の後、
        1番霊山寺で出逢って以来1年2ヶ月、
        難行苦行?を共にした善男善女20名の夕食会は
        宿坊の女将さんをして
         「お宅ら、本当にお遍路さん?」 と言わせてしまった大懇親会!
        個人情報保護条例に則り、
        「昼は修行、夜も酒行」の現場写真の数々は割愛させていただきます(笑)

うたげの最中・・・
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         お金さえ出せば「飲み放題!」と云う粋な宿坊でありましてな
うたげのあと・・・
        はじめに「とりあえずカンパイくらいのビールはやりましょうや」
        などと、殊勝なことを言ったのは誰だったかな~?

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      それでも、明日に備えて「遍路の早発ち、早仕舞い」精神を発揮、
      然るべき時間、ピシッとお開きになったのは、さすがに修行の賜物でした。


宿坊一泊体験 二日目。
歩いた日>第15回・2007年6月2日 快晴
コース>最御崎寺宿坊~佐喜浜(前日バスに乗った場所まで引き返し)
     夫婦岩~御蔵洞~室戸岬~第24番最御崎寺 
                     4時間30分 17,8キロ 
疲労度>★☆☆☆☆ 
   

最御崎寺宿坊では、朝6時から「お勤め」が始まります
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「どこそこの誰それが
 先祖代々追善供養、
 孫末代の家内安全、無病息災を願い」と
 参加者一人ずつの名前を詠み込み
 お経が唱えられ・・・ 
「朝勤行」のひと時を体験致しました。 
  
 畏れ多くも後方から1枚だけパチリ。


          ~~~~~ ☆☆☆ ~~~~~ ☆☆☆~~~~
        因みに、このチームの服装はもちろん各寺参拝時の読経はじめ
        一切の宗教的唱和、参集は自由であることも「掟」の一つです。
          ~~~~~ ☆☆☆ ~~~~~ ☆☆☆~~~~  

午前7時、一宿一飯のお世話になった宿坊を出発し、
前日バスに乗った砂浜まで引き返してから歩き始めます。
要するに、全コースを完全に歩き繋ぐということが、
このツアー唯一のなのです(笑)
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 08:00 落書きお接待?
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08:07 出発して約4キロ、室戸岬鹿岡鼻の奇岩?「夫婦岩」到着
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09:35 いよいよ室戸岬へ最後の9キロ、「がんばれ歩き遍路!」
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現在地

11:30 昼食したホテル前、丘の上の青年大師像 
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  若き日の弘法大師が
  この地を修行地として選び、
  難行苦行の末、
  多くの悟りを開いたと云う。
  この像は昭和59年11月
  大師の徳を慕う
  信者や一般の方々の
  寄進によって建立されたもので、
  台座5mをあわせて
  全高21mの巨大な像。



12:26 昼食後、岩礁の遊歩道を歩きます
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        今までに歩いたことの無い岩礁へんろ道
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12:34 弘法大師が籠ったという御蔵洞(みくろどう)
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                 洞窟内でお灯明とお納経
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     洞窟内から太平洋をみると、空と海しか見えません、
    「教海」と名乗っていた大師は、ここで「空海」と改名したと云われています。
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      御蔵洞に隣接する神明宮
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       手元資料によると弘法大師は御蔵洞で居住し、神明宮で修行をしたと云う説が多い。
         が、本人に聞いたワケでもなく真偽のほどは定かではない、と門前の小僧は思った。
 


12:50 御蔵洞から遊歩道を15分ほど歩いたこの辺りが岬の先端らしい・・・
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        らしい・・・とは無責任な言い方ですが、
        室戸岬は、だらだらと続く岩礁の波打ち際が先端らしい・・・
        その全容は、室戸市観光協会の空撮写真をご覧下さい。
          下線緑文字部分をクリック!
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 おいらの背中がアメリカよ!
 などと、威勢がよかった
 岬で逢った若い?修行僧。 


       遊歩道のハイビスカス?
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13:06 最御崎寺への登り口、鯨と中岡慎太郎像が太平洋を見つめていました。
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  13:15 標高差150mの旧へんろ道。
  鬱蒼と重なり合う草木を縫って
  上へ上へと続く細い道を
  最御崎寺目指して登ります。 

 
 
  「ここ、夏はよくマムシが出るんですよ」と、 お先達さんの話しにはちょっと緊張。

13:35 「お前さん、よく来た!」と、弘法大師に優しく声をかけていただき、
第24番室戸山 最御崎寺(むろとざん ほっつみさきじ)仁王門到着。
23番薬王寺から延べ5日間(ツアー5回)、歩くこと77,5キロ
参拝道登り口から標高差150m、20分
額の汗はタラタラ、膝はガクガク、心臓バクバクでしたが感激しました・・・
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     最御崎寺境内
     右に鐘楼堂と多宝塔・左大師堂・奥に本堂
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  14:07 仁王門の下にある室戸岬灯台。 
  レンズ直径2m60cm
  光達距離48kmは
  国内最大級。
  灯台の光源目線で見る
  太平洋の海原や如何に?


長かった・・・、暑かった・・・、難儀やった・・・
14:15 それも今は快感を覚えながらサポートバスの待機するゴール地点へ下山
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現在地

 次回から心臓破りの「真っ縦の急坂」を登る27番神峯寺を目指します。 
by jh5swz | 2010-03-09 21:51 | 室戸岬・24番最御崎寺 | Comments(0)