カテゴリ:25番津照寺から27番( 1 )

室戸岬から神峯寺へ

歩いた日>第16回・2007年7月6日 雨・・・
       この歩き遍路を始めて1年3ヶ月、
       毎月1回歩いて13回目、
       初めての雨・・・雨合羽に三度笠の旅

コース>室戸岬~吉良川大橋16,6キロ 4時間50分
疲労度>★☆☆☆☆


  鋭いVの字型の室戸の岬をまわって
  今日から、土佐湾に沿って桂浜、
  そして、四万十川を渡り、足摺岬を目指して
  280キロの長い長い旅が始まります。

午前11時、前回ゴール地点最御崎寺駐車場を出発、
11:20 雨の中、室戸スカイラインを一気に国道へ下ります 
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蛇行するスカイラインから望む土佐湾の雄大な景観
晴れていれば、さぞや絶景!
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12:00 雨の津呂漁港を歩く
 町から見るとバケツの底に 港があるような津呂漁港。
     漁港にあった看板によれば、土嚢を積上げて海を締切り、潮水を堰き止めした上で、
    ノミなどのような工具で 岩を削って海底を掘り下げ、 水深の深い漁港を築き、
    初めの土嚢は堅固に補強し 防波堤とした、と云う。
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    寛文年間(江戸時代)の工事だというから、すごいものだと感服しました。

12:08~昼食は「地場美味屋」で
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  皿鉢料理とはいかないが室戸定食
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      土砂降りの濡れ鼠一同を気持ちよく入店させていただき感謝!

第25番宝珠山 津照寺(ほうじゅざん しんしょうじ)
13:24 海辺の小高い山の上にあり、赤い仁王門をくぐり
     竜宮城のような鐘楼門のある百余段の石段を登ります
     本尊は地蔵菩薩・通称楫取(かじとり)地蔵と呼ばれ
     海上安全の守護神として漁師の信仰は厚いという。
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     津照寺への石段を登ります
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14:16 傘遍路が室戸市街をあるきます 
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     街はずれ、今年も豊作です!
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15:12 雨に濡れる金剛頂寺厄坂石段
     一段一段に蓮のレリーフが埋め込んでありました。
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第26番竜頭山 金剛頂寺(りゅうずざん こんごうちょうじ)本堂
寺は鬱蒼とした森の中にあり、寺域は3万3000㎡とか。
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24番最御崎寺の東寺に対して、
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          26番金剛頂寺は西寺と呼ばれる
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         お納経帳に正式な寺名を書かない札所も珍しい・・・

            「西寺」境内の紫陽花が雨に冴えていました
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17:15 金剛頂寺から6キロ、吉良川旧道の備長炭屋敷
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f0213825_1154244.jpg  大正時代に生産を始めた
  備長炭が町を潤し
  明治から昭和初期にかけて
  競って家を建て替えたという。
  漆喰の壁に
  何層にも瓦を重ねて
  水切りをよくする蔵は
  ナマコ壁に黒い板塀などの
  コントラストが見事でした。



17:40 本日16,6キロを完歩して、吉良川大橋へゴールイン!
    来月は、この乗車地点から歩き始めて足跡をつなぎます。
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本日巡拝した札所


歩きつなぐ、このツアーの約束ごとは、カテゴリー「この旅の掟」をご覧下さい.


歩いた日>第17回・2007年9月7日
コース>吉良川大橋~羽根川~中山峠~
  奈半利川~安田川大橋
17,6キロ 5時間10分 参拝寺なし
疲労度>★★☆☆☆


11:00 吉良川橋のたもとで準備体操 すでに猛暑・・・ 
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歩き始めて20分、早速日陰を見つけて即休憩・・・
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11:46 木陰があったと、また休憩・・・
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  催行社の日射病対策のため、
  8月の巡拝は休みでしたが、
  9月の陽射しも強烈で、
  ちょっと木陰を見つける度に
  一休みの繰り返し・・・
  「南国土佐の太陽」を
  たっぷり浴びた一日でした。



12:50 ホテル奈半利(なはり)の冷房天国で昼食
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13:35 昼食休憩後、登り下り3キロの中山峠を登ります
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13:55 中山峠から望む、眼下の太平洋、一番奥が室戸岬 
      峠の道端に氷を入れた発砲スチロールの箱が無造作に置いてあり、
           「お遍路さんご自由に」と、柑橘と麦茶が入れてあった。
               「お接待」に感謝! 感謝! 感謝!

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        南国によく似合うブーゲンビリア
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14:25 加領郷(かりょうごう)漁港を跨ぐ国道高架下で涼を求めてひと休み
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15:00 奈半利の町を目指して太平洋沿いに歩く、日陰まったくナシ!
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       ~~~苦労の甲斐あって、歓迎して頂きまして~~~
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16:50 田野町辺りでは強い西日を受けながら・・・
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17:30 本日のゴール地点安田町、太平洋に沈む夕日
    水平線に地球の丸さを感じました  
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17:33 猛暑の中、17,6㌔ 、キツイ5時間10分でした・・・
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               次回は神峯寺、地獄のまっ縦の坂道があるらしい・・・


歩いた日>第18回・2007年10月5日 快晴
コース>安田川大橋~第27番神峯寺~伊尾木川橋 17,5キロ 4時間40分
疲労度>★★★☆☆


     昔から、遍路が転がり落ちるような難所を「へんろ転がし」と呼ぶ。
     その中で最も険しい登り道が第12番焼山寺で、
     20番鶴林寺・21番太龍寺・66番横峰寺・66番雲辺寺などが続き、
     土佐の難所27番神峯寺(こうのみねじ)が肩を並べる。
     ここには「真っ縦ての急坂」と云れる厳しい坂道があり、 
     江戸時代に書かれた「四国遍路霊場記」には
     「九十九折坂が続き、黒髪も黄色くなってしまう」と記してあるという・・・
     今回は、その噂の難所九十九折坂を登らせて頂きます・・・ 嗚呼~~~・
             ~~~~ ☆ ☆ ☆~~~~

10:50 前回ゴール地、安田川大橋を渡り安田町の古い町並みを歩きます
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         こんな旧家があり
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         白壁にこんなコテ絵
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 コテ絵とは、
   多くの場合、左官職人が施主に対して仕事をさせてもらったお礼として、
   鏝やヘラを駆使して、その家の幸せと繁栄を願って描いたものだそうです。


11:00 太平洋に沿ったR55の松林越しの太平洋
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         チラッとすれ違った土佐くろしお鉄道
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            このイラスト入り列車は太平洋の雄大な眺めを楽しんでもらおうと、
                  窓が大きい展望デッキ車両で、ちょっと乗ってみたくなりました。


11:23 いよいよ標高430mの神峯寺・神峯神社を目指します
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  お寺の少し上にある神社は、
  神仏習合していた
  明治以前の札所で
  女人禁制だったという。

  尾根には展望台や
  弘法大師ゆかりの
  「空海腰かけ岩」がある。





11:53 登り初めは激しく蛇行しながら勾配の厳しい車道を歩きますが
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12:30 登るにつれてその車道を串刺しにまっすぐ上へ伸びる
    「真っ縦の急坂」と呼ばれるへんろ道が残っており・・・
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蛇行する車道に出たところで木陰をみつけて一休み振り返れば眼下に太平洋
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おばちゃん、お接待ありがとう!~~
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   昼食をした
  ふもとのドライブインのおばちゃんが
  「持って行き~や~
  口に含みながら登ると 
  まっこと楽やきにね~」と
  ビニール袋に入れてお接待頂いた
  カチ氷の冷たさが
  ”地獄に仏”のありがたさでした。





13:06 国道から4,5K 1時間20分歩いてやっと見えた 
第27番竹林山 神峯寺(ちくりんざん こうのみねじ)仁王門
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     神峯寺本堂への150段の石段左右の手入れの行き届いた庭園
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14:40参拝を終えて、車道を転がるように下山
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          見上げれば柿
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          足元にキノコ
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16:20 ふもとの唐浜駅から国道を南下して大山岬へ
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16:27 太平洋の潮風受けて
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              友達になった大山岬のカニ
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大山岬から4K、伊尾木の町にあった「寅さん地蔵」
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   平成八年「男はつらいよ第49作 寅次郎花遍路」高知ロケが決定していたが、
   渥美さんが亡くなり幻の映画となったことを惜しんで町の人々が建てた記念碑。
   「寅さん一人じゃ寂しかろう」と、
   小さな看板の傍に植えてあった木が
、♪さくら♪
               やさしいんだ! この町の人は・・・

17:00 寅さん地蔵をお参りしたあと、
    こんな夕日を見せられて、ちょっとしんみりの門前の小僧
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 28番大日寺~29番国分寺へ続く
by jh5swz | 2010-03-16 21:04 | 25番津照寺から27番 | Comments(2)