カテゴリ:30番善楽寺から36番( 1 )

南国市から土佐市へ

歩いた日>第21回・2008年1月11日 曇天~雨天
コース>南国市~高知市・桂浜19,2キロ 5時間10分
      スタート以来の通算歩行距離325,4Km!
疲労度>★★★☆☆ 雨に疲れました


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  09:17 曇天の中、
  29番国分寺をスタート。

  30番善楽寺をめざして
  曇天の中、田園を進みます。  
 

09:30 あやしい雲行きに急かされてやや急ぎ足? 
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10:54 1時間半ほど歩き逢坂峠を越えると高知市。
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  「はりまや橋」へ7㌔、 龍馬とおりょうさんのお出迎え? は無かった・・・
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11:30 第30番 百々山 善楽寺(どどさん ぜんらくじ)
      新しい本堂と古い大師堂がなんとも対照的でした・・・
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<MEMO>
 ここは小さな札所だが、昭和4年から平成6年まで同じ市内にある安楽寺と
 30番札所の名跡を二分した「遍路迷わせの30番」の歴史がある そうな・・・
 神仏習合文化を断ち切った明治政府が生んだ悲劇なんだ そうです。


         お納経が終わったところで雨・・・ 次の竹林寺は遠い・・・
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13:30 土佐電鉄御免⇔伊野線・文殊通り駅
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 <気になる行き先>
  この伊野行とすれ違う電車は御免行、わざわざ ひらがなで書いてある。
  「ごめん」と言ったら
  「い~の」と答えてるようで・・・
  土電さんの遊び心か、それとも洒落か?


13:50 五台山トレンルあたりから雨はドシャ降り、
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      たまらず、橋の下で雨宿り
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15:55 第31番 五台山 竹林寺(ごだいさん ちくりんじ)
  高知市内の桜の名所、五台山県立都市公園山頂ある。
  本堂は文殊堂と呼ばれ、入母屋造りの古い建物で、国の重要文化財。
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  竹林寺といえば
   「よさこい節」に歌われる”カンザシを買った坊さん”の話があまりにも有名。
   安政元年(1854)、鋳掛屋の娘お馬(17歳)は、
   竹林寺脇坊、南の坊の僧純信(37歳)と相思相愛の仲になった・・・
   純信がはりまや橋のたもとの小間物屋で、お馬のためにかんざしを買い
   プレゼントしたことで、歳の差と僧侶の恋は噂になってしまい、
   二人は手に手をとって駆け落ちをする。
   そのとき、純信が寺の預り金を持っていたことから二人は追われる身となった。
   結局、琴平で捕らえられ、公金持ち逃げと関所破りの罪で、
   高知の城下3ケ所でさらし者にされたうえ、
   純信は国外追放、お馬は仁淀川以西へ追放になったという、
   以上は、「よさこい節」の歌ネタになった諸説つなぎ合わせ文につき、
   詳細、史実の真偽は保証の限りではございません。

   恋もかんざしも駆け落ちも結構でございまするが、
             公金横領だけはいけませんなあ~ 純信殿!
                             -門前の小僧-


15:00 雨にけむる朱塗りの五重塔をあとに
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禅師峰寺へ、道標は真下を指す
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  なるほど真下へ急坂!
    落ち葉の積もった石段にシトシト雨が降って「難儀坂」
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16:20 あと30分だそうですが、相変わらず雨・・・
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88ケ寺中、
難読度トップクラスの寺名?
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雨の中、竹林寺から6キロ、1時間40分歩いて
16:54 第32番 八葉山 禅師峰寺(はちょうざん ぜんじぶじ) 到着
      本尊の千手観音は船魂(ふなだま)観音と呼ばれ、漁師の信仰が厚い と聞く。
       寺が建つ山の姿が観音浄土、天竺補陀洛山の如く八葉の蓮台に似ているので
       大師が山号を八葉山と名づけたとも伝えられている。 とか。

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               雨宿り場所も無く、雨具のままお納経・・・

今回の足あと 雨の中19,2㌔


歩いた日>第22回・2008年2月1日 快晴!
コース>浦戸湾を渡って
      33番雪蹊寺~34番種間寺~仁淀川越え 
                    18,2キロ 4時間50分
疲労度>★☆☆☆☆


09:36 前回ゴール地,禅師峰寺駐車場でストレッチ
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10:22 どなた様の手書きでしょうか?
      なんとも癒され元気が出ました、この道しるべ
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   こちらは国土交通省の作品ですね~
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10:44 「かつお船」の形をした食堂「かつお船」で昼食
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   高知じゃけに、カツオのたたき定食
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 たたき定食に
 新酒のおり酒が
 付いておりましてな~
 それが
 こじゃんとうまかったぜよ!

 遍路が昼から呑んでいいのかな~?



蛸壺のような浦戸湾をグルリと回ると大変なので、
種崎から県営フェリー(海上5分・無料)で長浜へ渡ります。
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12:07 たった5分ではあるが歩き遍路初の船旅を前に一同揃い踏み
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歩きへんろ旅には珍しい この眺め!
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12:50 下船して、道なりに少し歩けば
第33番 高福山 雪蹊寺(こうふくざん せっけいじ)
  宗派は、四国88ケ所では2ケ寺しかない臨済宗妙心寺派
            (もう1ケ寺は11番藤井寺)。

  土佐の豪族長宗我部氏の菩提寺で
          寺名は長宗我部元親の法名「雪蹊怒三大居士」に因む。
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雪蹊寺をあとに34番種間寺めざして、ひたすら田園地帯を歩きます
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14:47 第34番 本尾山 種間寺(もとおざん たねまじ)大師堂 到着
  周囲に田んぼが広がる種間寺は、大師が諸堂を整え、
  唐から持ち帰ったという五穀の種を蒔いたことが、寺名の由来となったという。
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境内に「子育て観音堂」があり、
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観音像の周りには底の抜けた柄杓がずらりと奉納されていた
  妊婦は柄杓を持って寺へ詣でる。
  寺ではその柄杓の底を抜き、3日間安産祈願をしてお札ともに返す。
  出産後、柄杓を寺に奉納する。

  「底の抜けた柄杓の水のように通りがよく、安産に通じる」ということだそうだ。
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15:12 種間寺をあとに、清滝寺めざして
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春野平野の田園を進みます
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16:00 1時間ほど歩くと仁淀川
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       快適! 土手歩き!
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16:10 仁淀大橋を渡ります
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四万十川と並ぶ清流仁淀川はのんびりゆったり流れていました
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16:34 土佐市ゴールイン!
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本日の足あと 桂浜から土佐市まで 18,2Km



歩いた日>第23回・2008年3月7日 快晴
コース>土佐市~35番清滝寺~塚地峠~36番青龍寺~宇佐港
            5時間20分 18,7K
疲労度>★★☆☆☆


よく見れば、清瀧寺からサンズイ取れば青龍寺?
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 前回のゴール地
 土佐市高岡の公園で
 準備体操をしていたら
 洗濯物を干していた奥さんから
 たくさんのミカンのお接待。
    感謝! 合掌・・・
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10:06 左手の医王山の中腹に小さく見える清滝寺めざして
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いよいよ八丁坂・(汗流坂とも呼ばれるらしい)
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        へんろ道のミニ88ケ寺石仏
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10:35 急な坂をしばらく登ると、ようやく仁王門
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仁王門を抜けて、さらに急な石段を登れば
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10:40 第35番 医王山 清滝寺(いおうざん きよたきじ)本堂
   満開の白梅 紅梅に迎えられて
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境内からの土佐湾眺望
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          下山途中の小川に 椿の花筏
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  往復2時間の清滝寺参りのあと、
  土佐市内で昼食、
  スタミナ補給を済ませて
  今では”遍路しか通らない”と云われる
  塚地峠を越えて3時間
  青龍寺を目指しました。

  遍路泣かせの800m 標高差160m 
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14:15 塚地峠からの宇佐湾眺望
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一同クタクタ
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ひと休みのあと、転がるように宇佐湾へ下ります
  路傍には石標や石仏が点在し、古くから生活道だったのかなあ~と思いました
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15:05 登り下り1時間で宇佐(USA)だぜい!漁港へ
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宇佐大橋を渡れば
昭和49年、この橋ができるまでは、
     龍ノ渡という渡し舟を利用するしか無かったらしい

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青龍寺まで あと2キロ
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へんろ道を少し歩けば、青龍寺が見えてきた
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16:00 青龍寺本堂へ170段の石段を登ります
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第36番 独鈷山 青龍寺(とっこうざん しょうりゅうじ)  
 本尊の不動明王は波切不動尊と呼ばれ、大師が唐から帰国するとき、
        嵐に逢い、不動明王に助けられた伝承に由来する  と聞く。
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                              本堂、お納経中

参拝を終えて、170段を転ばぬように下ります
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     青龍寺住職が身元引受人となり明徳高校相撲部へ入学した学生が、
     この170段の石段の兎跳びで足腰を訓練して力士となり、
     寺の名前と学校名から「朝青龍明徳」と名乗ったことは本当の話らしい


17:15 青龍寺を後に、夕焼けの宇佐大橋へ引き返して本日ゴールイン
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現在地

 (大橋完成までは)渡船を利用しなければ札所は参拝できなかったであろう・・・

 その渡船遍路から37番岩本寺までの日記はこちらから
by jh5swz | 2010-03-28 13:45 | 30番善楽寺から36番 | Comments(0)