県境:讃岐から阿波へ

 2006年 4月7日 第1番霊山寺を出発 
 2007年 5月4日 徳島県から高知県へ
 2009年 3月6日 高知県から愛媛県へ
 2010年 12月3日 愛媛県から徳島県経由香川県へ
 四国4県の県境を通過して
 2011年9月23日 第88番大窪寺へたどり着き、めでたく結願しましたが、
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出発以来同行20人揃って、ここまで歩き通した旅ですから
ここ88番から1番まで40㌔を歩き繫げば文字通り「四国一周」達成!
というわけで、
もう一つの県境(くにざかい)越えを体験することができました。

県境越え・その4) 香川県から徳島県へ
歩いた日 2011年10月13~14日・1泊2日 40㌔

10:00 結願の大窪寺をあとに f0213825_1093457.jpg
  足どりも軽く
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山を下り
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  谷を越え
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スタートして1時間20分、香川県から徳島県市場町へ越境!
11:20 農家へ通じる細い道に標識があり、一人で小さなバンザイをしました
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               ここで4県の国境を無事通過することができました!
      ☆☆☆~~~  ☆☆☆~~~  ☆☆☆~~~

このあと、娘お遍路さんに引っ張られて第1番霊山寺目指して歩きました。
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1日目の夜はは”これでもか これでもかと料理が出る”というお宿で満願成就の前夜祭!
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2日目は、9番法輪寺から1番霊山寺へ”逆打ちの旅”でした
9番法輪寺
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  8番熊谷寺仁王門をチラッと横目に
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雨になった7番十楽寺を通過
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  6番安楽寺前を通過
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5番地蔵寺山門
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  4番大日寺はパスして
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昼食は、6年前第1番霊山寺を出発した日の食事処
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   2006年 4月7日の暖簾
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          お先達の この粋なこだわりが嬉しかった! 

3番金泉寺
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  2番極楽寺で身なりを整えて・・・
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正面に1番霊山寺山門を見ながら、ばんどう門前通りをラストラン?
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仁王門の大提灯に明かり灯して弘法大師のお出迎え
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かくして1200㌔の四国一周へんろ旅のファイナルを迎えたわけでした。
by jh5swz | 2012-02-26 15:44 | 5つの県境を越えて | Comments(2)


 伊予路364㌔を歩き、26ケ寺を参拝すると巡拝の旅は讃岐路へ入ります。
 車お遍路では、愛媛県から県境を越えて香川県へ入り、
 ロープウエイを利用して雲辺寺をお参りされるのが一般的なコースだと思いますが、
 歩き遍路では、少し複雑で・・・
 愛媛県から一旦徳島県へ入り、雲辺寺境内で香川県との県境を越えることになります。

県境その3:愛媛県から徳島県経由香川県へ
歩いた日:2010年12月3日 曇天~小雨~寒空
愛媛から徳島、そして香川へ。1日3県を踏破したへんろの日記

 愛媛県川之江から国道192号線の県境・境目トンネルを抜けて徳島県池田町佐野へ
 その池田佐野から標高差800mの急坂を登り、
 山の尾根を1時間ほど歩き66番雲辺寺を目指します。
 実は、香川県第1番雲辺寺の住所は
     徳島県三好市池田町白地763-2であり、
 寺の境内に徳島県と香川県の県境が走っています。

 と、書いている自分でも頭が混乱しそうですが、画像でご紹介します。

09:20 四国中央市川之江側から、境目トンネルへ突入  
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   愛媛と香川の境を「県境」、愛媛と徳島の境を「境目」と呼んで区別していたことが由来のようです

遍路は香川県の第1番雲辺寺を目指している心算なのですが
国道の標識は徳島県三好市を示しています。
f0213825_1124322.jpg       銘板:1972年9月完成 855m
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09:32 ご他聞にもれずトンネル中央が県境のようで、出口の標識は徳島県三好市
ここで、まず愛媛県から徳島県の県境を通過したことになります
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10:00 しばらく徳島県池田町佐野の集落を歩き  
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10:40 高速道高架下から、約2㌔、標高差800mの遍路ころがし坂を登ります 
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弘法大師も想定外だった? へんろ道から高速道の眺め
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あいにくの小雨と強風の中
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   へんろ道のお地蔵さんに励まされながら
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12:00 登り始めて1時間20分、やっと山の尾根、ここから雲辺寺までさらに60分  
比較的平坦な舗装道で助かりました
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12:40 尾根の高冷地野菜畑を通過、雲辺寺手前1㌔の看板  
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12:58 四国霊場最高峰900mの雲辺寺到着  
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              境内は弁当の箸もしっかり握れないほど寒くて寒くて・・・

第66番雲辺寺の詳細は本編をご覧頂くこととして、
忘れられないのが、この等身大の五百羅漢像、実に壮観!
じっくり探せば自分に似た羅漢さんが必ずいらっしゃるそうな・・・
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参拝後、徳島県雲辺寺の羅漢さん道から香川県大野原町へ2時間下ったわけですが、
このトラバース途中、県境標識があるかと期待したのですが遭遇できませんでした・・・
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ところが、
もう一度、五百羅漢さんに会いたくて
2011年5月4日、香川県側からロープウエイを利用して再訪したとき
下りのゴンドラとスレ違いです、こうして見ると「「綱渡り」? 
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山頂駅から境内への参道にちゃんと県境銘板がありました。
ここで徳島県から香川県へ県境を越えました
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この1枚の画像紹介のために長い記事になりました・・・
                    おつき合いありがとうございました。
by jh5swz | 2012-02-23 21:00 | 5つの県境を越えて | Comments(0)

県境:土佐から伊予へ

土佐遍路道の総延長距離は380㌔、
四国四県で一番長く、札所は16ケ寺と一番少ない。

県境を越えると、室戸岬への道は、
行けど歩けど空と海のはざまの一直線の道。
この頃になると、
足と靴が馴染んだものか、決して楽ではないが苦痛は感じません。
室戸岬を回ると、
太平洋に沿って桂浜を経て、四万十川を渡り、足摺岬までひた歩き。

足摺岬から打戻り、
土佐最後の札所第39番延光寺を参拝して、いよいよ伊予を目指します。
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くにざかい その2 土佐から伊予へ
関所通過日>2009年3月6日 小雨のち晴れ
   第1番霊山寺から約580㌔地点

宿毛市街地から松尾峠をめざします。
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 R56を車で走れば
 第40番観自在寺までは30分の道のり。
 歩く と決めた このへんろ旅、
 丸一日かけて歩きます。


 こんな贅沢な旅がありましょうや、などと負け惜しみを言いながら・・・

12:24 松尾峠ふもと坂口番所跡 
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12:50 峠まで1,4㌔、眼下に出発した宿毛湾が  
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13:17 当時、整備された石畳も今は木の根っこ坂  
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13:25 ふもとから1時間、やっとたどり着いた松尾峠の”くにざかい” 
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旧街道(遍路道)沿いに建つ伊予藩石柱
  従是西伊豫國宇和島藩支配地貞享4年(1687)建立f0213825_11112618.jpg
     
     向かい合うように土佐藩石柱      
      従是土佐國貞享5年(1688)建立
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苔むした石柱と刻まれた文字に、    
「くにざかい」の持つ、当時の両藩の厳しいせめぎ合いをかいま見たことです。

松尾峠でしばらく休憩して第40番観自在寺のある愛南町へ下ります。
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当然のことながら、伊予藩側にもちゃんと番所跡がありました。
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☆☆~~☆~
予断ながら、R56沿いの県境には
全国的にも珍しい2県(高知県と愛媛県)にまたがる県境の組合立学校があります。
正式な学校名は、
「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校」
「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校」という、
日本一長い学校名で、
平成19年3月に小中学校合同校舎が完成し、
同じ校舎で小学生と中学生が共に学んでいます。
by jh5swz | 2012-02-19 22:05 | 5つの県境を越えて | Comments(0)

県境:阿波から土佐へ

ぐるりと四国を一周して霊場88ケ寺を歩いて巡拝すると
                都合5回「県境」を通過することになります。


        四方を海に囲まれた日本に住んでいると、
        海の上に国境線が引いてあるわけでもないので、
        海外旅行でパスポートを提示するとき以外、
        「くにざかい」の実感がなかなか湧きません・・・
     昨今の北方領土や尖閣諸島、竹島問題には複雑な思いがありますが・・・

     そんな不謹慎で平和ボケの門前の小僧、
     5年7ヶ月の歩き遍路をしながら、それぞれの「くにざかい」を通る度に、
     そこが旅の一里塚に見えたり、道路事情の変遷を感じたり、
     ある時には刻まれた歴史に思いを馳せたり、さまざまな思い出があります。


     今回は、
     へんろ道それぞれ思い出の「くにざかい」をご紹介させていただきます。

その1>阿波から土佐へ
関所を通過した日 2007年5月4日
第1番霊山寺を出発して13日目、
阿波最後の霊場第23番薬王寺から室戸岬の第24番最御崎寺までは
札所間距離が3番目に長い75㌔を4日(ツアー4回)かけて歩きます。

道中、霊場はありませんが、
弘法大師ゆかりの鯖大師・東洋大師・佛海庵などの番外札所を参拝します。

徳島県から高知県への県境は、
温泉、レストラン、ホテルを兼ね備える巨大施設「道の駅・宍喰温泉」から
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2キロほど歩いた「水床(みとこ)トンネル」です。
自動車の轟音と排気ガスの中を638メートル歩き、
トンネルを抜けると、そこは雪国ならぬ南国・土佐の東端、東洋町甲浦でした。
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 トンネル正面に高知県の標識
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     振り返れば徳島県海陽町
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思わず、「ありがとう徳島県・どうぞよろしく高知県」とつぶやいた門前の小僧でした。

この日のゴール地は、県境から約6㌔、番外・東洋大師。
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by jh5swz | 2012-02-18 19:05 | 5つの県境を越えて | Comments(0)