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坂本屋の餅つき2015

平成27年12月23日(水)天皇誕生日の日記。    
                    
 年末恒例、坂本屋のメンバーがほぼ全員そろって、
 坂本公民館と連携、地元の子供達と一緒にお正月の餅つきと注連縄作りの一日。

  徹底的に記録に残して!とのマドンナ連のご下命により画像の多い日記になりました。

07:20 自宅発。
    まずは、48番西林寺さんへ坂本屋の一年が平安であったお礼参り。
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07:50 坂本屋到着。
    すでに前日から皆さんが準備済みの60キロのもち米や石臼などが出番待ち。
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 昼前から確実に降ると云う雨に備えてテント張り、
f0213825_12303342.jpg 手馴れた先輩皆さんの作業で餅つき場落成。
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 地元消防団坂本分団様、テントを貸してもらってありがとうございました。
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 山茶花をドロボーしたのは門前の小僧、活けたのは坂本屋のマドンナ。
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    みきゃん、ゆるきゃらグランプリ2位は残念だったが、よく頑張った!

         薪小屋へ行ったついでに三坂峠定点観測。
 今朝の峠はすでにポツリと小雨、
f0213825_12393388.jpg 昨年の餅つきは峠も畦もうっすら小雪・・・
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 さて、駐車場へドラム缶かまどを並べて
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 門前の小僧の本日の仕事はドラム缶かまどの火加減と薪の補給。
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 こちらのかまどでは、
08:50 界隈の田畑で悪戯の限りを尽くした猪のお命頂戴してシシ鍋を作ります。
f0213825_12571780.jpg まずは匂いとアク抜き湯通し、
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湯通しした肉を入れて  
f0213825_1335764.jpgダイコン、タマネギ
f0213825_1354135.jpg ゴボウに
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  ニンジン
f0213825_13132644.jpg シメジに
f0213825_13161340.jpg シイタケ等々
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 水仙の花が、「美味そうな匂いがするなあ~」。
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09:15 だんだん参加者が集結してきました。
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 囲炉裏端ではアンコ作り
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 いつものことながら、
 こう云った行事の度に
 地元、窪野、丹波、浄瑠璃寺町から
 気持ちよく駆けつけて頂く
 メンバーの奥さん方?
 公民館関係の皆さん?
 参加する子供達の母さん?
 本当にありがとうございます。

 
 座敷では「お餅製造所」がスタンバイ。
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 こちらは、坂本屋メンバーと
 公民館関係の方々や
 地元小学校関係者?皆さんが
 実に手際よく設営をされます。

 余談ながら、
 白熱灯が製造中止になりまして、
 古民家もLEDの時代に突入、
 まだ、ちょいと違和感・・・   
  
09:30 定刻、子供達集合して公民館長から今日の計画と注意などがあり、
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子供代表?と館長の一番臼
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 行列のできる二番臼。
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 一番・二番臼はお鏡餅を作ります。
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元気な坂本小学校の子供達!
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女の子でも上手い上手い!
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蒸気機関車みたいな三連の蒸篭はフル稼働!
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ちぎってはアンコを包み込む座敷もフル稼働!
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2階の座敷では、20個ずつ?の参加者持ち帰り用袋詰めで多忙!
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囲炉裏端では、
あんこ作りが終わったら休む間もなく、献上窪野米でお昼のおにぎり作りです。
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子供達元気でオジさん達ちょっと手持ち無沙汰?
     そうでもない!
           注連縄作りが始まった。
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坂本屋玄関へ真新しい注連縄が張られてお正月気分。
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真っ白い紙垂(しで)
f0213825_17112513.jpg 里山の風を受けてゆらりと揺れます。
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10:20 民宿八丁坂さんを6時40分にスタートして、小雨ポツポツの三坂を下って 
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 区切り打ちの神戸さんがひと休み。
 車で一巡したが、
 歩き遍路さんに申し訳なくて
 区切り打ちで二度目の参拝中とか。
 
 今夜はふもとの長珍屋さん予約済み、
 それならゆっくりして
 お昼のシシ鍋をご一緒しませんか? 
 まずはつきたてのお餅でも。

 掲載はうしろ姿だけと・・・思っていましたが、
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 しばらくして、
 シシ鍋と献上窪野米の握り飯で
 坂本屋メンバーと一緒に昼食の折り
 掲載OKを戴きましたのでもう1枚。

 都会からお越しのお遍路さんの目に
 三坂峠へんろ道沿いのこの賑わいが
 どう映ったことでしょう・・・



 そのシシ鍋のその後・・・
11:10 厨房で出番待ちの野菜を
f0213825_9103643.jpg 全部投入!
f0213825_9113869.jpg 調味料も半端ではない
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  その後、オトコ連中が「酒だ味醂だ」と味見しながら出来上がりまで楽しむのです。
    なにしろ全員、坂本屋短大「味みま専科」の現役学生ですから。
 
 その後も餅つきは続きます(女の子の方が元気がよかった?)。
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 よもぎ餅
f0213825_8524569.jpg 杵つきだぜい!
f0213825_8531618.jpg いい色に撞けました。
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 坂本屋の背戸にホダ木があることを知っている子供達がシイタケを採ってくる、
 メンバーさんが七輪で炙ったシイタケに甘醤油付けてみんな大喜びなのです。
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12:06 ワイワイやってましたが、坂本屋の逸品シシ鍋の出来上がり!
 70人前、ワイルドだろ~?
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  命、戴きます 合掌・・・
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 子供達は座敷で
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 「これなんと云う料理かな?」
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 お遍路・神戸さんとオトコ連中はテント食堂で
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 2杯目を頼んでみたが、なんと完売!
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 どうやらお座敷では「御代り君」が続出だったようで、シシ鍋係\(^o^)/
 神戸さんが「今度の区切り打ちで初めて温かいお昼を食べました」って、\(^o^)/

12:30 シトシト降る小雨のなか、神戸さんが長珍屋さんめざしてご出立。
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          寒い三坂峠を下って、ようこそ松山へ!
          山賊料理でしたがお楽しみ戴けましたでしょうか?
  引き続き、来春のお遍路道中ご安全に無事結願されますよう、みんなの願いです。 

13:00 子供達が自分の家の玄関に付けるお正月飾り作り教室。
        例年、道路に座り込んでやるのですが、今日は板の間です。
 「わら」をそろえて
f0213825_14542124.jpg 数本ずつ補充しながら「縄」を編み
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     真ん中へ「わら」を垂らせた縄を輪っかにしてウラジロを付けます。
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  全員の「お飾り」が完成するまで中川長老はじめ地元の皆さんはてんてこ舞いです。
  自分で作ったお飾りでお正月を迎えるこの子達の「どうや!顔」が目に浮かびます。

  シトシト雨の餅つきとお正月仕度の一日でしたが、みんなの熱い心で無事作業終了、
       ドラム缶かまどの炎と囲炉裏の火も応援ありがとう!
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14:00 坂本屋の門松とテント仕舞いは、後日、役員でやっておくとのことで解散。
   帰り道、網掛け大師堂へ「いい年が迎えられますよう」5円を挟んでお参り。

14:28 味見ま専科・つまみ食いしま専科で、あまり働かなかった門前宅に戴いた餅。
    おかげ様で我が家にもお正月がきます \(^o^)/     
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                       大根は相原会長から 

     濡れて冷えたヤセ馬、風邪引かないように、
     早風呂して熱燗ちょっとひっかけて養生これ努めたことは言うまでもない。       
by jh5swz | 2015-12-24 18:52 | 坂本屋日記2015 | Comments(8)

ふいご祭り2015

平成27年12月8日(火)の日記。
 
 坂本屋運営委員会々長相原家で代々継承されて106年目、
 稼業の石材彫刻加工の守り神を祀る「ふいご祭り」に今年も招かれました。


 夕刻、祭主ご親戚の方がわざわざ迎えに来て頂き、窪野町丹波まで便乗。
 ここは、網掛大師堂から数百メートル、とっぷり暮れた丹波の里の相原家、
 参列者は丸に五三の桐を染め抜いた鮮やかな幔幕に迎えられます。
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 お招きにあずかり始めた頃、
 なぜ石材店で「ふいご祭り」かとお聞きしましたことがあります。
 「石」を彫り加工して傷んだ鑿(のみ)などを修理するため
 火を熾す「鞴(ふいご)」は
 鍛冶屋さん同様或いはそれ以上に
 石屋にとっても大切な大切な道具だった、との相原さんのお話しでした。
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 今夜のために玄関に置いてあった「鞴」。
 立てられた蓋の部分のかすれた文字は
 【大正5年5月10日、製作 今治市】
 ちょうど99年前に作られたもので、
 相原石材彫刻店で戦前まで使われていたもの。

 「鞴」の文字の成り立ちを見せるように
 ふいごの肝心な部品(中央、間仕切りのような部分)
 確かにケモノの革で出来ていました。
 この箱から風を送り込み火を熾して鉄を溶かして
 鑿(のみ)などを修理されていた歴史が窺えます。

 そうです、「ふいご」とは、ご存知の童謡”村の鍛冶屋”に
f0213825_13184644.jpg  ♪ 暫時(しばし)も止まずに槌打つ響
   飛び散る火の花 はしる湯玉
   (ふゐご)の風さへ息をもつがず
   仕事に精出す村の鍛冶屋 ♪♬
      と歌われる「ふいご(鞴)」のことです。
  ⇔画像はYahooフリー画像より


 二階の座敷の通されると、ご神職が神事の支度中でした、
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 定刻、参拝者が揃ったところで祭主のご挨拶に続き、
 お二人の神職による祝詞奏上、参列者全員の玉串奉奠が厳かに執り行われました。
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    御降臨の神々様
 火明神   ほあかりのかみ 太陽の神
 埴安彦神  はにやすのみこと 土の神様
 火彦霊神  ほぶすなのかみ 火の神様
 金山彦神  かなやまひこのかみ  鉱山の神
 天目一箇神 あめのまひとつのかみ  製鉄の神


 神事のあと、神々様からの御神酒を戴き、
 祭主家稼業の弥栄を願って、神社総代さんの発声で乾杯、直会が開宴。
 相原家所縁、丹波近郷の方々と云っても殆どが坂本屋のメンバーですが
お接待当番の班が異なるとなかなか会えないお互いが、この際とばかりに
祭主家こころ尽くしの料理を肴に話しが弾み宴は盛り上がりました。

 私も呑みました、食べました、喋りました、
 写真を撮るのも忘れて呑みました、食べました、喋りました~

 「宴」の模様は(いささか手抜き日記になりますが)
 「ふいご祭り2014年」ページへリンク貼りますのでご笑覧下さい。
 (宴会の流れに一部、今年と異なるところがありますがご容赦のほど)

    ほろ酔いプラスααの小僧を遍路橋たもとまで送って頂いたご祭主親戚の方、
   往復送迎下さってありがとうございました、おかげ様で心置きなく呑めました。

              
  
by jh5swz | 2015-12-09 14:58 | 坂本屋日記2015 | Comments(2)

ある日の坂本屋 藤賀

平成27年11月27日(金)の日記。
f0213825_10545514.jpg 2014年、四国霊場順打ちお遍路を結願され、
 2015年春から逆打ち中の藤田賀子(よしこ)さんの
 ライブが11月26日夜、市内のライブハウスで開かれた。
 ライブ会場をゴールとする逆打ち遍路中の藤田さんと、
 51番石手寺で、2014年夏、48番西林寺以来のご対面

 明日の業務空白時間にぜひ坂本屋をロケハンしたい、
 とのことで 11/27 運営委員会会長の許可を得て輪行。

 折から全国的な冷え込みで初積雪のNEWSが流れる寒い坂本屋、
 「火を焚かない・ガスを使わない」約束の開錠だったので、
 自宅から持参のポットの熱い茶と「坊ちゃん団子」でお接待の雰囲気を味わって頂いた。

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          (イラストは松山商工会議所「所報・No660 香川 進氏画より)

ちょうど峠から下ってこられた千葉さんに
 「お時間があったらお茶でも?」とお声がけ。
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続いて、神戸さんがひと休み。
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      お二人の話しによると、久万高原町~三坂峠は積雪10cm、
      峠からの遍路道では、時折り小枝から遍路笠にバサッと落ちる雪の中、
      昨日までの陽気に油断して薄着で歩き始めたので「寒い 寒い!」と、
      熱い茶を喜んで頂き、藤田さんとお遍路談義が弾みました。
 
ようやく、歩き遍路さんには嬉しい薄日もさして、
ふもとの遍路宿・長珍屋へご出立のお遍路さんお見送り。
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このあと、想定外のハプニングが・・・

ふもとから20人ほどのハイキング?ご一行がご到着。
なかのお一人が体調を崩されて道ばたへ座り込んでしまわれた・・・
ご一行の中の看護師さん?と思しき方が
「脈はしっかりしてますが、峠まではとてもムリなので、
           TAXIを呼んで欲しい」とのご依頼・・・
何処のTAXIがここまで登ってくれるか判らず、
急遽、私の車で長珍屋さんまで搬送することとなり急いで戸締りして下山。

長珍屋さんへ事情をお話ししてTAXIの依頼と暫しの休憩をお願いした。
いつの間にか、藤田さんがご一行責任者の携帯番号を聞きメモっておられ、
その場から一件落着の顛末をご報告、彼女の見事な対応に感服したことです。

      平日につき、囲炉裏火のおもてなしはできなかったが、
     藤田さんには遍路茶屋・坂本屋のお接待雰囲気の一端と
     思わぬアクシデント対応を体験いただいた半日でした。
      坂本屋の一人として、大変勉強になりました。

 
 藤田賀子さんのプロフィル
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    青森県出身、乗馬4級/剣道2段/女優業を中心にモデルとしても活動。
    現在は音楽ワークなども精力的におこなっている。
         (藤田賀子YOSHIKO FUZITAオフィシャルサイトより抜粋)

   <門前の小僧からのお願い>
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 藤田さんは四国遍路旅をとおして作成された
 オリジナル曲集をCD化して、
 その売り上げを四国遍路道の修繕費用に
 全額寄付されています。
 この善意・善根にご賛同とご協力をお願い致します。

   このプロジェクトについてのお問合せは
     ?? info@yochibird.com

 この方の歌で小僧が一番好きな曲
   クリック⇒  ♪お遍路札所巡り♪
by jh5swz | 2015-11-28 11:09 | 坂本屋日記2015 | Comments(2)

平成27年11月21日(土)の日記。
 第4回道後湯けむり遍路道ツーデーウォーク
 は、11月21日(土)・22日(日)、好天に恵まれ大盛況でした。 
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         大会実行委員会、スタッフ皆さまお疲れさまでした。
 
     遍路茶屋・坂本屋は
     三坂峠を下って46番浄瑠璃寺を目指すウォーカーズの休憩所として
     この大会参加者のお接待をさせて頂きました。


 <その第1日目の出来事>
 私は当番日ではなかったのですが、
 同級生のお接待応援や
 知り合いの大会参加もあり、21日(土)にお邪魔しました。 
 駆けつけたときには、先頭グループが通過したあとでしたが、
 10時頃から、「遍路道満喫コース」の30キロ組が次々に到着、
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 お接待当番てんてこ舞い、
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          こうして家族揃っての参加が嬉しいなあ~

     参加者皆さんにお断りができていませんので、写真の掲載は2枚に止めます
 
 今年も大好評でした
f0213825_14415114.jpg  昔、旅籠だった
  築後105年の坂本屋には
  この草餅がよく似合う。
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  指咥えてたら、
  当番にも1個ずつ御裾分けがございました。




 10時半前後に到着の「旧土佐街道遍路道コース」の10キロ組の中に
私と5年半かけて1200キロを一緒に巡拝した遍路友達ファミリーが!
 囲炉裏端でひと休みしてもらって46番浄瑠璃寺へ再スタート。
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       結願後4年、今もこうして付き合ってもらえるのは嬉しい・・・

 ウォーカーズに交じって、もちろんお遍路さんも歩かれます。
 緑の納め札の堺さんがひと休みされて、 
 坂本屋のお接待を応援に来てくれた、私の高校時代の同級生が お も て な し。
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    朱い半纏は、坂本屋役員さんから「一日運営委員」の辞令交付の証しです。

 囲炉裏火でステーキを焼いて、
 ラーメンつくって、当番の手弁当ひろげて
 同級生三人の差し入れを加えて豪華絢爛「坂本屋山賊昼食」完成。
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 ステーキは「大手スーパーへ卸した肉のきれっぱし」と調達係はおっしゃいますが、
とても とても そんな安物の味じゃあございません。
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                     ビールはご法度でしたがネ・・・

 お遍路さんと同級生もご招待して坂本屋ランチパーティーです。
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 昼食後、
 私は何も手伝わず、いつもの如く野菜をたくさんもらって・・・下山。
 下山後、
 同級生を「黄金のなんとか?展」を開催中の某デパートへ送って、
 私は、
 遍路道ウォークに参加のお先達さん二人に会いたくてゴールの道後公園へ。
 まだ、ゴールされてない、とのことで伝言を託して帰宅。
 
 
<追記>
 翌、22日もウォーク大会は続いたのですが、
 私は、義母さんの一周忌法要で広島へ行ってきました。
    松山観光港始発フェリーは中島沖辺りで船尾に朝日を浴びて
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    音戸の瀬戸を渡って、
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       再々渡った音戸の瀬戸ですが、
       長~い材木?筏を曳航する船に遭遇して
       瀬戸の入り口で4・5分停船・待機するという珍景を体験しました。

       法要を済ませた復路は、
       中国道~山陽道~しまなみ海道~今治道~松山道と高速道ドミノ。
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  義母さん!
  フェリー代もETC高速道料も燃費の悪い車のガソリン代も
  貴方の娘さんが払ってくれるワケですが、
  陸路278キロがちょっと腰に堪える「歳」になりました私です・・・ ハイ。
by jh5swz | 2015-11-23 15:54 | 坂本屋日記2015 | Comments(15)

平成27年11月14日(土)の坂本屋日記。

08:00 霧雨の朝、
     今日も楽しい出会いを楽しみに自宅発。
     当番二人は勤務の都合で休み、もう一人は昼過ぎから出仕との連絡あり。       
 
08:35 坂本屋着と同時に
     久万高原町の遍路宿を早立ちと思しきお遍路さんが一人。
     「今、開けますから、ひと休みして行きませんか?」
     とは言ったもののお茶が間に合わない・・・
     
     こんなこともあろうかと、
     自宅から持参の熱いポットのお茶をお接待。

     ほどなく、自宅に生ったミカン持参で出勤の長老と話しが弾みます。
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                   (掲載をお断りできてないので顔マスクにて)  

     お接待を長老に任せて、湯を沸かし幟を立てて坂本屋オープン。
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     香川県・八栗ケーブル社 M氏のfacebookへの投稿を読んで、
     イイことはマネさせて貰おうと、
     11/2 取り付けたトイレの「輪袈裟掛け」も健在なり。
f0213825_8482274.jpg ←前の畑から山茶花を花泥棒して活けてみた・・・
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  ↑今まで設けてなかったことを反省。  
 これで遍路茶屋の厠らしくなったかな?
 

 

09:14 霧雨の止んだタイミングを見計らって長野さんご出立。
    長珍屋さんへザックを置いて、46番・47番・48番を参拝予定とのこと。
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 長老の提案でこの秋初の囲炉裏火を焚いて
f0213825_8594672.jpg  勝手口から、見事に秋化粧したイチョウ狩り。
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10:10 坂本屋には縁の深い娘さんとそのお友達が来訪、
      長老と山里の賑わい創生とお接待談義に花が咲き、
      ひと休みのあと、峠半ばまで歩いてみるとお出かけ。
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 私は、いつもの山里散歩。
 納屋には、この冬用の「薪」が積まれて冬支度も万全。
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 初めて書きますが・・・ここ数年の薪は、
 坂本屋を通過後しばらくして知りあえた
 某県某市の娘遍路さんが
 ご自身の結願内祝い?代わりに
 「坂本屋の活動に使って欲しい」と
 私に送られたご厚志で購入しています。


 毎冬、大勢の人の身も心も温めた薪です。 




 山茶花や
f0213825_9551747.jpg  皇帝ダリアが咲いて
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  それにしても「皇帝ダリア」とは!? 背丈は高いが地味な花なのですがね~

  山装う
    神仏と鳥に残した木守り柿 ー小僧ー
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12:00~
 長老と私の山賊弁当を4人で分けて囲炉裏で食べたひるめしの美味しかったこと。

12:40 前後して熊本さんと奈良さんがひと休み。
      霊場いろいろ、お納経所の応対あれこれや世界遺産化談義、
      たくさんの遍路宿のお話しを聞かせて貰いました。    
      
13:25 熊本さんご出立、長珍屋さんへザックを置いて46番~47番参り予定。
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 いつものように背中を写させてもらっていたら、
           (思いがけず)振り返えられて
f0213825_10104665.jpg ご丁寧なご挨拶を頂き
    小僧、驚いたことです、熊本さん。
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13:30 49番界隈まで歩きたいと奈良さんご出立、道中ご安全に!
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14:20 東京さんがひと休み。
      気さくなお話しぶりに撮影と掲載をお願いしたら
      「留守番の家族がブログを見て安心するから、どうぞどうぞ!」と快諾。
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   幸いご家族がご覧になることがあれば・・・        
      門前の小僧から「お父さんは元気にお遍路されてますよ~~~」。

14:38 折からの霧雨の中、東京さんがふもとの長珍屋さんへご出立。
         秋しぐれ宿へ急ぎて湯浴み哉 ー小僧ー
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14:55 「この雨じゃあ、もうお遍路さんは下って来まい」と、長老。
      幟旗仕舞って、囲炉裏火、ガス元栓、戸締り確認して施錠。

     坂本屋を出て少し下ったところで、東京さんに追いついた、
     「歩き遍路さんには失礼ですが、この雨です・・・
             長珍屋さんの前を通りますが、乗っていきますか?」、
     予想どおり、
     「ここまで歩き続けましたから、歩きます、ありがとうございます」、
     「でしょうね~、いつも迷いながらお声をかけています」。
     軽いクラクション鳴らしてお別れ。
        「引き続いて お道 よろしゅう~!」
 
      ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆ 
 11月15日(日)11時半の出来事、
  事務所のブラインド越しに前の遍路道を気にしながらブログを編集していたら、
  買い物帰りの女房が「今、お遍路さんが一人」と言う。
  表へ飛び出してみると、49番浄土寺へ歩く見覚えのある遍路笠。
f0213825_12105726.jpg もしや?と
 思いつつ交差点まで追いかけてみると、
 やっぱり昨日の東京さん!!!
 短い時間だったがお話しして、
 手作りの「道中安全手形」を差し上げてお別れ。

 こんなこともあるのだなあ~~~

 ↑(手作りにつき同じモノではない)

(お断り)
 坂本屋は「宿」ではありませんので、
 お遍路さんのお名前までは決してお聞き致しません、
 このブログでは、
 出発されたお住まいの県名や市名を「お名前」としてご紹介させて頂きます。
                       ブログ管理人 -門前の小僧ー
  
by jh5swz | 2015-11-15 11:55 | 坂本屋日記2015 | Comments(8)

亥の子作りとお遍路さん

平成27年10月24日(土)の日記。
   ・地元坂本小学校の子供達が「亥の子」作りにやって来る、
   ・FB友達が坂本屋の応援に自転車で登ってきて貰う予定。

07:55 「亥の子」作りの準備もあるので早めに自宅発。   
08:25 坂本屋着。 
      直後、朗らかな四人連れのお遍路さんがひと休み。
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      お話しによると、
      中国北京にお住まいの日本人ご夫妻と北京の友達、
      峠から駆け連れの一人歩きの武蔵野さんの四人連れ。
      朝から明るい道中談義が弾み、撮影とブログ掲載の承諾を得てパチリ。
       興味のある「チベット鉄道旅」のことを尋ねたら
       「アレは素晴らしい鉄道です、是非いらっしゃい!」
        と、言われても、
       「では近々に」と軽々に即答できる距離と駕籠代ではない^_^ 

08:36 一人歩きだった温厚な武蔵野さん、一足お先にご出発。
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                         道中ご安全に! 

08:53 ちょっと足が痛そうな北京さんを労わりながら46番さんへご出発。
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                        一路平安 祈結願成就
        空海が訪ねた唐から秋遍路  小僧
                         

09:17 ひと休みされた横浜さんご出発。
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                        いい旅続けて下さ~い。
 
     前後して、子供達が続々と登って来た。
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     坂本屋会長と公民館長から「今日の作業と注意事項」についてひと言。
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        駐車場ではいつものドラム缶かまどで昼食炊き出しの準備中。

      坂本屋会長があらかじめ用意した青い藁たばを
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      子供達がそれぞれに整えます、
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      柱から四方に引っ張った丈夫な紐を藁たばに巻きつけながら
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               きつくきつく巻き締めます
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           だんだん「亥の子」藁たば棒が出来上がります。
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 「亥の子」祭りとは、このこん棒のような亥の子藁たば?を
 十二支の亥の月にあたる旧暦10月の亥の日、亥の刻(午後9時~11時)に
 子供達が家々の玄関先で亥の子唄にあわせて撞く、秋の収穫祭の一つです。 
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     愛媛県松山から東方面に多く見られる「亥の子」
     (画像はYahoo亥の子画像より借用)
     画像帰属 http://11.pro.tok2.com/~kazuo/m20-150-31.jpg

 風習の違いで・・・
 私の育った村では藁のこん棒ではなく、八方へロープを張った丸い石を
 家々の玄関先で亥の子唄にあわせて地固めよろしくドスンドスンと撞きます。
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     愛媛県松山から南方面で多く見られる「亥の子」
     (画像はYahoo亥の子画像より借用)
     画像帰属 http://www.town.masaki.ehime.jp/soshiki/4/h23kanzakijuku.html 
   
   藁であれ石であれ、「亥の子」の来訪を受けた家では祝儀袋を渡します。
   子供達は集まった御祝儀を子供達の手で平等に分配する習慣は同じです。

   分けて貰った小遣い銭は「自分で稼いだ」気分がして、とても嬉しかった、
  洟っ垂れ小僧の頃の楽しい思い出での一つです。
      <私が育った村の「亥の子唄」(集落ごとに歌詞が異なります)

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 亥の子作り作業の写真を撮ったり、
 お昼のカレーに入れる細切れに切った
 ステーキ肉に塩胡椒振って「お毒見」と
 称してつまみ食いなどしていたら・・・
 (シシ肉もあった気配だが、それは
 12月の餅つきのときに焼くらしい)


 「門前さん、お遍路さんへお茶を!」の声、
 飛んで行ったら、自転車で応援に駆けつけてくれたFB友達・山中さん。
 ツーリング用とは言え、48番西林寺近くから一時間の登り道はキツイはず、  
 早速、お茶代わりに鉄板焼き肉!(笑)。

 彼は、以前にも登って来てくれたのだが、ちょっとしたスレ違いがあって、
 今日が初対面みたいなもので、挨拶もそこそこ同郷のよしみで話しが弾みました。

11:26 おしどり高知さん、ひと休みして浄瑠璃寺へご出発。
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                           いいなあ~~~

11:45 坂本屋マドンナ連、腕自慢のカレーライスができあがり
     座敷と駐車場へ設えた野外食堂の二手に分かれて昼飯。
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 前後して峠から下って来られた
 おしどりお東京さん、稲城さんにもお接待。
 山の中のへんろ道でカレーライスの
 お接待に驚かれた様子でしたが・・・
 坂本屋のささやかな「おもてなし」を
 喜んでいただき、よかった、よかった。



12:11 東京さんご出発。
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                        お道 よろしゅう~!
12:15 稲城さんご出発。
     日頃、課外学習でお遍路さんのお接待をしている子供達がお見送り。
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      孫みたいな子供達に「お気をつけて」と見送られて元気百倍かな?

 ちょっとしたラッキー?ハプニング。
12:35 JAの男性だと思ったイケメンのお遍路さんが実は日系2世の米国さん!
     日本語は just a Little .!!!
     坂本屋備え付けの和英辞典を持ち出したがまどろっこしいこと、この上なし。
     山中さんの秘密兵器「スマホ和英」アプリが大活躍。
      May I take a your picture ?
           and put this photo onto my blog?  
     ニッコリ笑って Yes,Yes please do! (と聞こえて)撮影できた記念写真!                   
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     山中さんには「坂本屋専属通訳兼国際遍路親善大使」の辞令を出したい。   

13:10 米国さん、スタート。
      Have a nice 88-HENRO trip!!
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     帰宅後、私も早速「話して翻訳」というアプリをダウンロードした。
      さあ~いらっしゃい、英語話せるガイジンお遍路さん(笑)!
 
13:18 ひと休みされた中先達さん夫妻、ご出発。
      それが欲しくてなったワケではないから「錫杖は持たない」と。
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                 石鎚山の紅葉の写真きれいでしたよ~
      
13:22 さっきの米国さん追っかけて
     流暢な日本語で「お気をつけて!」と、声をかけると山中さんUターン。
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       やっとご対面できましたな~ 懲りずにまた遊びにペタル踏んで来て下さい。

14:10 20分ばかり休憩された鹿児島さんご出発。
     知らない土地の知らない町や村、山道を不安だらけで歩き続けて25日目、
     「2回目のお接待を受けて感謝します」と、ご丁寧なご挨拶を残されて・・・
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     ウチの相方の母さんの里が鹿児島なので、なんだか親しみを覚えました。
    
14:55 その後、登り下りのお遍路さんもなく、戸締り・日の用心怠り無く施錠。
15:10 丹波の里で鹿児島さんに追いつき、
     「歩き遍路さんに乗って行きますか?は失礼ですが浄瑠璃寺通りますけど?」
     「ここまで歩き続けましたから歩きます」
     「そうでしょうねえ・・・では結願までお気をつけて」
     「ありがとうございます」と、合掌・・・
      車中から合掌をお返してお別れ。

      道半ば杖すり減らす秋遍路  小僧
 
by jh5swz | 2015-10-25 16:54 | 坂本屋日記2015 | Comments(4)

秋遍路さん続々

平成27年10月3日(土)の日記。
 
 10月1回目の坂本屋当番。
 季節もよくなったことだし、今日もまたいい出会いを楽しみに。

08:10 ちょっと出遅れて自宅発。
     48番西林寺さんの朝参りもスルーして三坂へ急ぐ。
08:35 坂本屋着。
     すっかり秋めいて、ひんやり・・・
     順打ちお遍路さんには、地図の上で松山市最初の民家坂本屋、
     104歳、達者で男前です。
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f0213825_883761.jpg 
 
 目下、ゆるきゃらグランプリで
 苦戦しながらも首位をキープ中の
「みきゃん10月カレンダー」に
 コスモス活けて
 お茶の仕度をしていたら・・・



08:50 おしどり仙台さんと膝を故障気味の駆け連れお遍路さんがお立ち寄り。
     熱い茶がマに合わないので、持参したポット茶に駄菓子添えて・・・ 
     奥さんが、  
     「峠からはバスも考えたが、気持ちのいい遍路道を歩いてよかった」
 
     ご主人には、    
     宮城・仙台のお話しと道中あれこれをいっぱい聞かせてもらいました。


09:25 膝を痛めた駆け連れさんを労わりながら46番浄瑠璃寺さんへご出発。
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                            道中ご安全に!
  
09:30 入れ替わるように熟女二人連れの茨城さんがお立ち寄り。
     先日の水害のお見舞いを申し上げたら・・・
     「避難しました、恐ろしかったです」。
09:48 今日は道後でゆっくり汗を流したいとご出発。
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                       結願まで頑張って下さい。

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 ちょっと遅れて出仕の中川さんから
 自宅の無農薬みかん差し入れ、
 
 このみかん、
 色合いは「まだ早いかな?」ながら
 味は秀一!
 このあとのお遍路さんに大好評。
 

10:20 四日市さんご休憩。
     「今日までで一番辛かった所は?」
     「歩いても歩いても海と空の室戸岬への道」
     「だから空海さんかも、ですね!」、
     「な~るほど」
10:45 道後温泉までは歩いておきたいと、ご出発。
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                         「お道 よろしゅう~」   

さてさて、次の画像は、
   facebookでお付き合い頂いている
   神戸在住イラストライター・漫画家の「おかだ とよいち」さんが
   先日、私の誕生日に坂本屋のすぐ下の景色を描いて送って戴いたお宝。
   ブログ掲載の快諾を得てご披露。
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   この坂を歩かれた頃には有った中央の特徴ある建物は無くなっているが、
   同じアングルの1枚を撮ってお返しがしたくて右往左往。
   もとより、広重風おかだ氏の絵には遠く及びませんが・・・
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   5,6歩下ったコスモスのはるか向こうに
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   今日も松山城が見事に見えました。
         画面右上は瀬戸内、赤い鉄塔は第52番太山寺辺りの発電所
f0213825_930042.jpg
     四国徧禮道指南(1686著)に真念法師の曰く
        峠より眺望すれば ちとせことふく松山の城堂々とし、
    三津の濱浩々たり(中略)にょっと伊予の小富士駿府の山のことし

               は、まさにこの眺めでだったのでしょうか?。
     
11:50 名古屋さんがひと休み。
12:00 何処からか?聞き損ねたお遍路さんもお立ち寄り。
     お二人から、ここまでの道中のあれこれ、
     これからの計画・目論見の数々を楽しく拝聴。
     
12:30 「さ~て参りますかな」と、ココからはお揃いでご出発。    
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12:33 「トイレお借りします」と名古屋さん、そのまま浄瑠璃寺へ。
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                          頑張って下さい。

 坂道下りを見届けて当番のオトコ三人、囲炉裏端で山賊弁当昼食。
 次の当番では囲炉裏を焚こうか。

 久万高原町で前泊のお遍路さんが通過されると、
 次は午後2時頃の岩屋寺出発のお遍路さんの通過まで閑散なので
 いつぞや、このブログをお読みの地元在住の方から教えて貰って以来、
 ずっと気になっていた馬頭観音さんのお参りに出かけました。
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 その祠は、坂本屋から歩いて凡そ200mくらい下った所の石垣の中に設えてあります。
 かって街道の荷運びの主役だった馬の供養祠には、
洗い晒しの前掛け観音に、それが例えビヤ樽であれ、今日もシキビが供えられています。

 馬主や馬子の亡くなった馬への労わりの気持ちを
里の人々が引き継ぎ供養をされていると思われます。
 ひょっとすると今では飼い犬などのペット動物の
供養観音になっているのかも知れません・・・

 合掌・・・ 



 お参りのあと、逆打ちお遍路さんの気分よろしく急坂を坂本屋へ登ります。
 遍路墓もコスモスに囲まれて・・・
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 この坂道を喘ぎながら登りきると
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 逆打ちお遍路さんには松山市最後の民家、坂本屋が真正面に
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 「お茶でも飲んで行きませんか?」。
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 この道を三坂峠まで標高差300m(車は少し上辺りで通行不能・・・)
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       わずか数百メートルを歩いてみたら息切れがしてきた・・・
       来年は多いかも知れない逆打ちお遍路さんは偉い!

13:55 神戸さんがひと休みされて、
      「昨日の八丁坂にはまいった!」
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                今夜は長珍屋さんで早仕舞いとか・・・

その後、登り下りのお遠路さんもなく・・・
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 運営委員会事務局長さんや
 大蔵省担当氏の陣中見舞いあり。

 私は、殺風景なトイレの外壁へ
 自宅で買い置きしている砥部焼きの一輪挿しを取り付けて
 今朝も花泥棒した下り坂道のコスモスを挿してみた。

 投込み流池元 門前の小僧 ご満悦なり。
  


 明日の業界イベントの準備もあり、午後2時55分、
 差し入れの饅頭だけはしっかり頂いて、5分早退させてもらいました。
 当番の皆さんすみません。


 帰り道、48番西林寺界隈で
 朝一番に通過されたおしどり仙台さんの後ろ姿をザックの色でしかと確認、
     (膝を痛めた駆け連れさんは長珍屋さんで本日打ち止めかな?)
 今夕の宿「たかのこの湯」を目指して歩かれるお二人に
 お声をかけたかったが、
 楽しそうに快調に歩かれるお遍路さんをお引留めして歩きリズムを乱してはならじと
 ご挨拶代わりに軽いクラクションで追い越した・・・
  
 たかのこの湯は いい湯ですから
        ご湯っくり~ なさいませ~
 
by jh5swz | 2015-10-05 10:59 | 坂本屋日記2015 | Comments(6)

平成27年9月26日(土)の日記。

 坂本屋当番日ではないのだが、
 松山市の「おもてなし」画像収録のため
 お遍路衣装をお借りしたいとの連絡があり、
 私と苦楽をともにしているお参り用具一式を揃えて駆けつけました。
 
 三人の当番さんが、ふもとの「ぽんぽこ村」の稲刈りや公民館行事で出仕できず、
6班〇田さん孤軍奮闘中・・・急遽、3時まで手伝うことにしました。
 
 目下、全国ゆるきゃらグランプリ2015で首位をキープしながらも、
 各県・各地の手ごわいキャラクターの猛追を受け
 苦戦中の愛媛県代表「みきゃん」カレンダーを坂本屋へ貼って投票PR。
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 秋のお遍路シーズン到来でしょうか
 次々にお遍路さんがひと休みして46番浄瑠璃寺を目指されます。
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          道中のお接待への謝意に織り交ぜて
          民宿・遍路宿のウラ話しあれこれ、
          十寺十色の?霊場お納経所の対応あれこれ、
          ホンネの思いを聞かせてもらい、なるほどの感あり。

 11時から松山市の「お接待」啓発TV-CMの収録がありましたが、
オンエアーまで収録・制作者側にもご都合があろうかと思いますので、
詳細の掲載を遠慮します。

 本番前の可愛い三人のお遍路さん。
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         放映日が決まりましたら当ブログでお知らせ致します。

 撮影スタッフ下山のあと、当番二人で山賊弁当中、お遍路さんがお立ち寄り。
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  当番の〇田さんが、冷やしそうめんを多めに作って貰っていたので、
 囲炉裏端へお誘いして山賊むすびを分け合い、にぎやかに昼めし!
  久しぶりの「昼めし処・坂本屋」なのでブログ掲載のOKをもらってパチリ。
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          左から江戸さん・東京さん・北九州さん(掲載ご承諾感謝)
13:10 旅は道連れ、東京さんと北九州さんご出発。
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13:18 今日のお宿目標は道後温泉?だったですかね?江戸さん。
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        こうして三人三様、お互いの歩速を労わりながら、
        絶妙の距離感をもって、参拝が続く・・・
        歩き遍路ならではの醍醐味でしょう、皆さま道中ご安全に!

14:27 先をお急ぎの若いおしどりお遍路さんが通過。
   後ろ姿が とても とても幸せそうでした、「末永く お道 よろしゅう
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 閉店間際、ちょっと三坂峠側へ歩いてみました。
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           一番右奥凹んだところが標高720m三坂峠、坂本屋の標高400m
 
       松山のお殿様お気に入りだったという「窪野米」は
      今年も稲木の肩にずっしり重いほどの豊作!
       こんな風景も目的だったか、今日は、「坂本屋ってここ?」と
      若い夫婦と熟女二人の古民家見学来訪もあり、それなりに多忙。
       飛び入りお手伝いができてよかった~
       
  
      今日もまた、   
    お遍路さんに元気もらった坂本屋でした。

by jh5swz | 2015-09-27 14:02 | 坂本屋日記2015 | Comments(4)

窪野の彼岸花2015

平成27年9月20日(日)の日記。

 せっかくあれやこれやを並べてできた銀色連休、 
 昨日、「船に乗って島へ行った」だけでは片手落ちか?と、
 今日は「窪野の里山へ彼岸花見物」。

 いつも通っている遍路茶屋・坂本屋の界隈の秋の見どころの一つ、
「一遍上人・閑室遺跡跡」の彼岸花公園へ行ってきました。

 坂本屋への路線バスの終点「丹波」の里から左折して山へ登ります。
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 看板傍の案内図
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 静かな里山を親切な看板に従い道なりに終点まで登坂します。
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 彼岸花見物に逸る気持ちを抑えて、まずは、一遍上人修行の地記念碑をお参り。
      右・一遍上人 窪寺遺跡碑
      左・一遍上人 窪寺閑室跡 
        閑室とはヒマ人の部屋ではなく、ひと気のない静かなところという意味らしい 
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            南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・
 
 苔むして・・・と云えば風情はあるのだが・・・
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 谷を振り返れば、木立を埋め尽くす曼珠沙華・まさに「天上の華」。
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      私、きれい?
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      2・3日前なら十八娘だったかな?
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 大勢の見物者を避けて谷底から
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    見上げれば
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    朱に交われば秋になる   
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    私の好きな撮影場所・・・
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       草むらや土手ある限り曼珠沙花 ー子規ー

f0213825_15135978.jpg              
 見物者専用の駐車場はない。
 坂本屋メンバーが
 登ってくる車の列を見て
 「今日もえらいことになっとる」と言う
 気持ちもよく解かる・・・
 自分も犯人の一人かも、
 農作業の邪魔にならないよう注意したい。
 

 次々と登ってくる車にスペースを譲って早々下山。
 ここまで来たのだから丹波の三叉路を左折、坂本屋へ寄り道。

13:10 折から逆打ちのお遍路さんがひと休み。
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13:30 峠の桃李庵さん目指してご出立。
       「お道 よろしゅう」。
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  「連休で明日の宿が決まってない」と言われたが上手い按配にお宿があったかな~?


平成27年9月23日(水)秋分の日の日記。 
   さて、我が家の「安近短」銀色連休の総仕上げは
        南道後温泉 「ていれぎの湯」   
   
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            あわててシャッター押したら指がかり は、ご愛嬌↓
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 温泉好きで落ちこぼれ遍路の門前の小僧が
 イチオシなのは、
 玄関でニッコリ笑ってお出迎えのお大師っさん。

 47番八坂寺さんから文殊院さんをお参りして
 札始大師堂と48番西林寺さんのほぼ中間、
 久谷大橋手前のCVSを右折、徒歩5分。
 
 「安近短」のワケ
  「安」 ¥700
  「近」 我が家から車で6分
  「短」 カラスの行水?(今日は長風呂しましたゾ)

 お大師さん、贅沢な5連休をありがとうございました。 
by jh5swz | 2015-09-23 17:27 | 坂本屋日記2015 | Comments(4)

ぽんぽこ村 2015 秋

平成27年9月12日(土)の日記。

 松山市主体の「ぽんぽこ村」は、
 ここ数年、坂本屋を拠点に子供達の農業体験などを柱に活動していましたが、
 今年のぽんぽこ村は坂本公民館を基地に浄瑠璃寺町を中心に活動しています。
 活動詳細は⇒松山市HP「坂本ぽんぽこ村」農業・文化体験学習

 今月の企画は「へんろ道散策と農業体験」。
 バスで三坂峠まで移動して、
 峠から一時間歩いて坂本屋でイモ炊きとおむすび昼食、
 午後、坂本屋から道中の史跡・遺跡を巡りながら浄瑠璃寺町まで歩いて
 ぽんぽこ農園の草刈りと野菜収穫が行われます。


 坂本屋スタッフは、昼食などの仕度と休憩所設営、
 もちろん通常のお遍路さんお接待のため
 「午前8時、当番+都合のつく者全員集合」指令が出ています。


07:10 自宅発、まずは48番西林寺さん朝参り。
     茨城・宮城県の水害被災者の安寧をお祈りしたことです・・・    
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07:30 久谷大橋から三坂の山々を眺めながら
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07:50 この坂を登りきれば坂本屋。
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08:00 早速、雨戸を開けて幟を立てて
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  囲炉裏部屋では地元の「なでしこ連」が
  イモ炊き材料の下ごしらえと
f0213825_9151791.jpg 座敷へ子供達の昼食場所設営
 「子供らが来るけん」ピカピカに雑巾掛け
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 長老がドラム缶かまどの大鍋に湯を沸かす
f0213825_944591.jpg 投込み流家元、今朝の一輪挿しは彼岸花
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 門前、力も無いクセに
 松山市と地元関係者の昼食休憩場所を一人で設営(腰に堪えた・・・)
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09:05 峠を下った長崎さんがひと休み
     門司から東京行きの船の寄港地徳島で降りて・・・
     一番からの遍路にこだわりたかったとおっしゃる、気持ちよく解ります。
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      道後温泉までは歩きたいとご出発、道中ご安全に!
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 イモ炊きの味付けと火加減はプロ級とウワサの二人、60人分を奮闘中
f0213825_1013791.jpg 囲炉裏部屋では竈の御釜でご飯焚き、
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 11/21~22開催の遍路道ウオーク大会事務局長Sさん来訪、
 前々からお話しのあった大会の休憩所提供と参加者お接待のご依頼。
 早速、表へポスター貼ってPR
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 坂本屋会長は子供達引率のため不在。
 長老と大会当日のお接待など打合せ。

 どうしても食べて貰おうと
 イモ炊き専従の二人が大奮闘!
 
 味加減のご意見を聞きながら
 お帰りまでになんとか出来上がり!

 ミッシェランのの数は聴かないことにしたが
 美味かったに違いない ?!?


10:20 大会事務局長Uターン。
    浄瑠璃寺町へ車を置いて、自転車で登られた由、
    ここまで標高差315m ! いやはや、たまげました。  
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     入れ替わってお遍路さんがお立ち寄り、早速イモ炊きのお接待
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10:35 46番浄瑠璃寺めざしてご出発。
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  10時に三坂峠を出発した子供達は、
  引率の坂本屋会長から道中の史跡、遍路墓などの話しを聞きながら
  11時に一の王子休憩所を通過の由、携帯連絡あり、
  囲炉裏部屋のなでしこ連、むすびつくり急ピッチ。
f0213825_10543696.jpg   座敷へ配膳完了!
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11:15 ぽんぽこ村の子供達28人とサポート大学生10名は、
            坂本屋会長と松山市関係者の引率で元気に到着。
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      ボランティア大学生が班別にしっかりお世話をしてくれています。
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      「手を洗え」、「履物揃えろ」、
      他所の子供預かっているだけに、躾けは厳しい。
      HPによると、この事業の3大方針が
      ・筋肉痛を伴う程度の学習・・・汗水垂らして活動する機会の創出
      ・継続して物事を遂行する学習・・・物事を諦めず根気よくやり抜く力の育成
      ・人・自然にふれあう学習・・・人・自然の温かさ・厳しさを実感する機会の創出
 
      ウチの5歳の孫がこの夏体験したキッズcomファームと通じるものがある。     
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      リーダーの発声に声をそろえて「いただきま~す!」。
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「お代り君」達のリクエストで大鍋はどんどん軽くなります。
f0213825_11202642.jpg スタッフ一同も「いただきま~す」。
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 おりからのお遍路さんにも食べて頂いたのだが、
 遠来の?お方に
 この伊予路の秋の郷土料理?が
 判って貰えたのかなあ~~~
f0213825_11243244.jpg 丁寧なお礼と合掌を残されてご出発、 
    「お道 よろしゅう!」
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 昼食後、暫し腹ごなしの遊び時間?
 久しぶりに窪野町桜の里山に日本の宝の元気な声が響きます。
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12:10 午後の予定と注意を聞いて
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      出発!
      道中の史跡めぐりをしながら浄瑠璃寺まで歩いて、
      ぽんぽこ農園の草刈りと野菜収穫が待っているそうな。
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          帽子の色で班別と自分達のリーダーが判るようになっています。

      今日も天気がよくて松山城が見えてよかった。
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      坂本屋から急坂を300mほど下ったS字カーブを歩く子供達。                 
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12:45 東京育ちで大阪の大学生お遍路さんがひと休み。
     残り物ではあったがイモ炊きとむすびで昼食して貰いました。
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     今夜は杖之淵公園で野宿だそうで、
     (荷物になるかな?と思いながらだったが)
     夜食用のむすび6個も気持ちよく受けて貰った。
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                      目元のすずしい好青年でした。
13:10 お遍路さんがひと休み。
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13:30  「お遍路さ~ん、笠をお忘れじゃあないですか~」
     「久万高原町でへ忘れたんよ、長珍屋で売ってるやろ」、笑いながらご出発。
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 この間、
 (お断りできておりませんので画像掲載できませんが、)
  松山から母娘づれで「坂本屋を見学に」と、来訪あり。
  旧土佐街道や坂本屋の歴史、お接待の運営方法などしばらくお話しが弾みました。
  三坂馬子歌がお気に入りのご様子で、早速に坂本屋BGM?のCDを流して・・・
  どうしてもと置かれた「お茶代」のご厚志は茶菓子代に使わせて頂きます、深謝。

その後、ちょっと時間があったので界隈を徘徊。
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            秋晴れの空、三坂の山々は緑、 
            献上米の歴史を持つ「窪野米」は黄金の波、
            お盆トンボが我が世の秋?を謳歌していました。

15:00 設営の片付けをしていたら娘お遍路さんがひと休み。
      高知からの区切り打ちで今夜は47番八坂寺さん通夜堂とのこと。
      (余計なことかもしれないが・・・)夜食代わりにむすびをお接待。
     「気をつけてお行きなさいよ!」と・・・
     娘さんの一人歩き遍路が心配な拙者、お歳かなあ~~~・・・・    
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 設営一切を片付けたあと坂本屋運営委員役員会。
  1)11/21~11/22の遍路道ウオーク大会休憩所としての態勢打合せ。
  2)念願・悲願の坂本屋の屋根葺き替えと外壁などの補修について。
     公的補助・私的負担額見通しと工事計画概要説明。
     9/25、設計事務所並びに施工業者を交えて第2回役員会開催の予定。       
by jh5swz | 2015-09-13 14:42 | 坂本屋日記2015 | Comments(6)