カテゴリ:その後の徒然遍路( 40 )

平成29年6月16日(金)の日記 (その1)

      「平日の金曜日から遍路かぇ~?」と、お叱りを受けそうですが、
       昨年の「解体現場見学会」は団体行事とWって参加できなかった
       第70番本山寺五重塔「組立現場見学会」に参加して来ました。


07:00 自宅発、
    久しぶりの松山高速道をひとっ走り、
08:45 三豊ICを降りて(少し時間がありそうなので)
    昨年春、坂本屋の雛祭りの際、このお接待所の有志多数でご来駕頂いた
    「みとよ茶どころお接待所」を表敬訪問。
    国道沿いの(白井病院様提供の敷地)にお洒落な休憩所が建っていました。  
f0213825_09203644.jpg
 
  70番本山寺から71番弥谷寺へ国道と遍路道を約6キロほど歩いた高瀬川の
 橋のたもとの赤い帽子のお地蔵さんの背に案内看板があります。
  毎月第2・4日曜日午前9時から午後3時まで近隣の有志がお接待をされています。
f0213825_09161499.jpg

  遍路道を一旦右へ外れて国道の歩道を
 100mほど歩いた所に休憩所があります。
  ひと休みのあと、そのまま国道を歩けば
 元の遍路道へ戻る看板があるそうです。  

 ←画像はこの休憩所のお世話をされている
  河田芳久さんの提供です。

f0213825_11524471.png
(へんろみち保存協会編第10版 74-1より)

f0213825_10553078.jpg
  
  オープンハウスでちゃんと座布団も置いてあり
  お遍路さんには格好の休憩所とお見受します。   
  今日は平日なので、”お接隊”皆さんに会えなくて残念、 
  名刺にMEMOを添えて痕跡を残して置きました。
  
f0213825_19440870.jpg


私は、お接待所でUターンして6キロほど走って
09:03 本山寺仁王門前、駐車場着。
    駐車場の観光看板を眺めていると、初めての歩き遍路が思い出されました。
f0213825_15100532.jpg
    
     2011年1月7日、66番雲辺寺ふもとの67番大興寺手前から歩き始めて、           
     琴弾公園の銭形を眺め、一山二札所の68番神恵院・69番観音寺を参拝して、
     ここ70番本山寺をめざして約4キロの行脚途中、
     財田川沿いの土手道で左足のマメを潰してしまってビッコを引きながら歩いていると
     はるか田園の彼方、本山寺の五重塔が「がんばれ がんばれ」と手招きしてくれたのです。
f0213825_13002406.jpg

      車内で白衣に着替えて、懐かしいものだから駐車場をグルリと周って
      潰れたマメの痛みに耐えながら歩いた細い遍路道から国宝・仁王門をくぐりました。
      6年前に手招きしてくれた(左手)五重塔は組立工事用のパイプハウスの中・・・ 
f0213825_13164916.jpg

      ご本尊には申し訳ないが、まずは
      潰れたマメの痛みに負けず、ここまで引っ張ってくれた五重塔さんにお礼参りです。
      五重塔「見学とお礼」参拝が今回の大きな大きな目的でしたから。
f0213825_13204692.jpg

2011年1月7日の五重塔
f0213825_13335133.jpg

  組立現場へ向ってマメのお礼の合掌を送って
  振り返ったお堂前の机に
  五重塔に寄進する瓦が積まれてあり、
  一枚お勤めさせていただきました。
  名前は「左足の潰れたマメ」にすればよかった。

f0213825_13333127.jpg



本堂(国宝)参拝
 本尊は四国霊場唯一の馬頭観音
f0213825_15030043.jpg
              おん あみりとう どはんば うんばった そわか
                   帰宅後、カンニングしました・・・  

大師堂参拝
  見学者と思しきお方はそこそこ見かけましたが、お線香もロウソクも私が二人目・・・
f0213825_15092850.jpg
f0213825_15203211.jpg

馬頭観音ゆかりの?でしょうか、実物大のサラブレットが二頭。
f0213825_15351753.jpg

               本堂裏手のお納経所と客殿
  副住職と4/29の八坂寺柴燈護摩供でお会いした若奥さんが揃って納経中でご挨拶できてよかった。
f0213825_15502572.jpg
f0213825_15504978.jpg

さて、2年越しの悲願、「本山寺五重塔見学会」。
11時の組(定員80名・ウチ10名檀家さん優先)狙い?で10時過ぎから並びました。

10:30 かなりの行列ですがテントと楠木の大木?のお陰で暑さは気になりません。
f0213825_16223093.jpg
f0213825_16224358.jpg


程なく客殿へ案内され、「見学会説明会」が始まりました。
f0213825_16384157.jpg

f0213825_16392616.jpg
    少々専門的な話しでしたが、土木建築関係の参加者にはお値打ちの説明会だったことでしょう。
    某講師の
    「私の専門はコンクリートはどのように壊れていくのかの研究でして、
          そこから壊れ難いコンクリト建造物の結論に近づきたいと思っています。」
     という、自己紹介が印象的でした。

11:50 現場へ移動、いよいよ二層まで組立の終わった五重塔内部へ案内されます。
f0213825_16555740.jpg

  新品のヘルメットが渡されて、ワクワクドキドキ。
  有料でいいから記念に白いメットが欲しかった。
  
  一組80名のうち、白衣と輪袈裟のお遍路さんが一人、
  「メットが似合ってますよ~」と声をかけたら
  顔出し掲載をOKしてもらいました。


いよいよ、五重塔内の現場見学。

予想通り『現場撮影お断り』。
あまりにも残念なので、
本山寺さんに「頂いたパンフレットの画像転用」をご相談したところ
ご快諾を頂きましたので早速ご披露します、
ご覧の通り骨格の組立てがほぼ完了したと思われる現場は大迫力でした、並んで待った甲斐がありました。
f0213825_17113348.png
 
         随所に解体~保存組立てに携わっておられる建築会社の専門家の懇切な説明があり、
         狭い足場にたくさんの”匠の技”現物が並べられて、もちろん質問もなんでもOKで!
f0213825_17380111.jpg
  
f0213825_17340195.png
  
   随所に、いつか来るであろう南海トラフ地震を意識し、
   伝統を守りながら新しい耐震工法も取りいれた100年ぶりの
   組立て現場を目の当たりに観ることができて大満足でした。


 
  終わりに懺悔を一つ、
  塔内撮影禁止に「残念・残念」と思いながら一層の見学のあと、二層へ上がりました、
  ちょうど五重塔の周りには見学者が張り付いており、隙間ができるまで保安網から外を眺めた、
  「高い!」、地上の人が小さく見えます!思わずシャッター押しました・・・
  馬頭観音様、五重塔にレンズを向けなかった門前に免じて、罪深い小僧をお許し下さいませ ませ。
f0213825_20000025.jpg
 1時間弱の塔内見学を終えて
 見学者全員が気持ちのこもった「ありがとうございました」の言葉を添えてヘルメットを返却。
 客殿での副住職の洒落た「お願い」の挨拶が功を奏して
 十三堂前では、ほぼ全員がそれぞれの願意を書いて瓦の寄進奉納をされていました。
f0213825_07204276.jpg
          門前は朝の参拝の折りにお勤めさせてもらったので、ここはパス。 

 腹時計はとっくに12時半過ぎ、
 国道へ出てうどん屋さんを探したがみつからず、
 スシローさんがあったので飛び込んで、次なる参拝寺を考えながら腹ごしらえ。
 何処をお参りしよう?・・・と考え込むほど界隈にはお寺さんが多いのです。
 
  次稿へ続く
  
   

by jh5swz | 2017-06-20 15:40 | その後の徒然遍路 | Comments(0)

平成29年4月30日(日)午後、46番浄瑠璃寺の鎮魂碑と牡丹園へ。

 火渡りやパソコンサロンばかりでは敷居が高くて表札が変わってもいけませんので、
46番浄瑠璃寺さんの牡丹が満開という風の便りに期待して女房奉公。

13:37 第46番浄瑠璃寺到着、
    春夏秋冬、いつお参りしても 何時もきれいな境内参道。
f0213825_11280857.jpg
      
  参道正面に本堂
 f0213825_11302180.jpg
    右の木立の中に大師堂が並びます
f0213825_11303140.jpg

   本堂と大師堂は回廊でつながっています、今日も参拝者が絶えません。
f0213825_10275643.jpg
 
 本堂左を裏手にほんの少し歩くと、
 最近、境内から移設工事の終わった「鎮魂の皿碑」が見えます。

f0213825_11355741.jpg
  この「鎮魂の皿」は、
   太平洋戦争で亡くなった地元久谷出身者の慰霊のため
  郷土史家相原熊太郎が遺族の家を一軒一軒訪ねて巡り、
  戦死者の人となりを四行詩にまとめ、それを皿に焼付け、
  準備は整ったが多額の建設費用が集まらず計画は頓挫、
  300枚の皿は寺の床下に入れ置かれた。
   爾来25年、人々の記憶から忘れ去られていた・・・
  昭和49年、NHKの遍路番組取材班が床下から発見し、
  撮影、編集し全国放送され大きな反響を呼んだ。
   放映を見た地元の診療所三好かつみ先生は寺と諮り
  この慰霊塔建設に尽力された。
   仏教の六道にヒントを得て、六角の塔の六面の壁面に
  300枚の皿を填め込むことに苦労を重ねて完成させた
  地元の石材彫刻店 相原誠一さんは、るり観音を刻み
  塔の上部に安置した。
  (「伊予久谷界隈はええとこぞなもし・(株)エーシー出版」
    山野芳幸氏著を参照、編集させて頂きました)
  
  
  
          
   平成25年夏、浄瑠璃寺境内の木立の中に建立されていた鎮魂の皿碑は、
   三代目相原石材店主 相原誠則さんの手によって、この造園された牡丹園の中央へ移設されました。  
f0213825_1718964.jpg
                              (平成27年夏、移設工事中の撮影です)

                  一枚 一枚 お一人 お一人の四行詩
f0213825_12595024.jpg
f0213825_12593173.jpg
                                お名前の一部をマスクさせて頂きます。


   私は浄瑠璃寺参拝の度、南方の海に散った叔父のことを思いながら、この鎮魂の皿をお参りするのですが、
     今回、鎮魂碑の正面中央に埋め込まれた次の一枚を初めて見つけて思わず唸ってしましました。
     終戦直後、地元遺族の人々の戦没者への鎮魂の思いと「平和」への執念を見た思いがしました。
                       合掌・・・ 
f0213825_13001169.jpg
         どうぞ浄瑠璃寺参拝の折には、あと一歩足を伸ばしてこの鎮魂碑もお参りして下さい。 


    さて、ここからが女房孝行?   
    この碑を中心に新しく造園された「牡丹園」は、今が盛りと将に百花繚乱の園でした。
f0213825_13382353.jpg
 
f0213825_13440159.jpg
f0213825_13444375.jpg


f0213825_13574810.jpg
f0213825_13534601.jpg

f0213825_13573271.jpg
f0213825_13522339.jpg

f0213825_14075495.jpg

f0213825_14023582.jpg

f0213825_14120267.jpg
f0213825_14111318.jpg

花に酔って候。

編集中


by jh5swz | 2017-05-03 14:42 | その後の徒然遍路 | Comments(0)

2017GW①八坂寺火祭り

平成29年4月29日(土)昭和の日

  第47番霊場八坂寺 柴燈護摩供火生三昧
                 (さいとうごまくかしょうざんまい)

坂本屋メンバーさんの工房へ車を置かせてもらって八坂寺さんへ歩きます。

10:00  この辺りからの山門極楽橋や庫裡、その奥の本堂の眺めは何回お参りに来ても大好です。
f0213825_16595478.jpg
     極楽橋の天井絵に合掌して入山
f0213825_17015125.jpg
10:40 本堂から大師堂をお参りして「いやさか不動尊修行広場」へ降りると
                五色の綱引大会が始まっており、結構な盛り上がりでした。
f0213825_08362358.jpg


    ご住職の話しによると、
    この八坂寺火渡り修行大祭は回を重ねて第13回、雨が降ったことがないとか。
    例年、趣向を凝らしたイベントが盛りだくさんで、
    3俵の餅撒き、うどんお接待、徳島やんちゃ連の奉納阿波踊り、腕輪念珠作り、
    五色綱引き大会、俳句公募 etc etc   
    今年のハイライトは、 
11:30 最近、各地で活躍中の2人組みの音楽グループキッサコの青空ライブ。

f0213825_17260549.jpg

 今治市の臨済宗妙心寺派海禅寺副住職
     薬師寺寛邦さんと                                       
      コンビを組む京都出身の山元サトシさん                            f0213825_17312898.jpg
f0213825_19071152.jpg

    
    たくさんの若いお嬢さん達がノリのいい手拍子でステージを盛り上げて、
    ライブホールや大きな会館では味わえないハズの青い空と萌える緑の舞台で熱唱でした。

f0213825_19170498.jpg

        ウワサの「般若心経」が聞きたくて一人でアンコールを願う拍手を送り続けたが届かず残念・・・
               ユーチューブをリンクしておきますので、是非お聞き願いたい。
f0213825_15390455.jpg
          喫茶去とは禅語で「よう来られた、まずはお茶でも召し上がれ」と言う意味。
                               (4/4 付け愛媛新聞記事より)

12:30 三坂峠から歩いて下って来られた高知のお遍路daboさんと合流、
    八坂寺さんの「うどんお接待」で昼食、ご馳走さまでした。
f0213825_13070301.jpg

  今朝CVSで買った いなり寿司は持ち込み^.^
f0213825_13133609.jpg
       写真2枚提供:歩きお遍路daboさん 謝謝!
 

13:50 いよいよ大祭の本番、柴燈大護摩供、修験者ご登場。
f0213825_09114807.jpg
         結界で仕切られた護摩式場を挟んでの山伏問答が味わい深いものでした。
          山伏)これ旅の行者、住む山は何処なりや~      
          行者)伊予の国道後、真言宗醍醐派熊野山八坂寺配下の行者にて候
          山伏)本日、当道場に来山の儀は如何に。
          行者)家内繁栄、五穀豊穣、開運招福の柴燈護摩供ありと承り馳せ参じ候。
            護摩供行の列座に加えられんことを願い申す
          山伏)八坂寺門跡の行者ならば修験の儀、心得の筈、一通りお尋ね申さん。
          行者)何なりとお答え申さん。
             以下、しばらく口頭試験のような問答が続き~~~
          山伏)お答え一つ一つ、まこと八坂寺門跡の行者に疑いなし、お通り召され。
          行者)しからば御免。
          私の目の前での問答、聞くのは2回目の山伏問答。
         メモを取ったワケではないので細部まで正確ではないことご容赦下されたく候。


        かくして護摩供行式場へ入場を許された修験者ご一行の法螺貝が鳴り響く中、
       場内ではいろいろな修験道儀式が執り行われます。
f0213825_09200284.jpg

  
f0213825_10472469.jpg
14:35 儀式のあと、中央の護摩壇に火が入ると辺りは煙に包まれ、
f0213825_09203312.jpg

    やがて、紅蓮の炎が舞い上がります。
f0213825_09204709.jpg

  
  祭主・八坂寺ご住職より信徒・参拝者の護摩木の奉納祈願が始まりました。
f0213825_09381831.jpg

   全国各地から参集の修験者の手による護摩木奉納が続きます。
f0213825_09472283.jpg


15:18 いよいよ、火炎の中へ祭主の火渡り、何度みても気迫満ち溢れて迫力があります。
f0213825_09533934.jpg

                
                  続いて、修験者さんが次々に
f0213825_10572957.jpg


 
f0213825_10585586.jpg

 火勢がひと段落したところで、一般参拝者の火渡りです。
f0213825_11014599.jpg

実は、坂本屋のメンバーさん^.^
f0213825_11025375.jpg

恐くて足が前へ進まず修験者さんに背中押されて渡る人、
泣きながら渡る小さな子供、
たどたどしい足どりで病快癒を願って歩く人、
心願成就を祈りながら、100人前後の参拝者が続々と渡られました。
私? お遍路旅途中の知り合いの荷物番とか素人カメラマン三昧^.^

f0213825_13325656.jpg

  門前の小僧、火祭り記念・名誉の勲章。
  帰宅してみたら、白衣にコゲ跡!
  風に煽られて飛び散った護摩壇の火の粉が背中に着陸。

  「まじめに遍路せんかい!」との、
  いやさか不動尊の灸の痕かも知れない・・・

  それにしてもビッグな勲章、嬉しい!!!



(お願い)
 柴燈護摩供大祭中の儀式・専門用語などに間違いがありましたら、コメント欄からご指摘お願いいたします。



by jh5swz | 2017-04-30 20:12 | その後の徒然遍路 | Comments(6)

平成29年3月12日(日)のできごと。

 2年前の春、
 順打ちの途中、へんろ道沿いの我が家へお立ち寄りいただいた岡山県の〇川さんが
 今年は区切り逆打ち中で、今日、51番石手寺から46番浄瑠璃寺まで巡拝されました。

 スケジュールをお聞きして、
 巡拝計画に支障が無いよう第49番浄土寺境内でちょっと時間を頂いてご対面。

09:20 第49番浄土寺駐車場で持参したポットのお茶で暫し立ち話しのあとご参拝。
f0213825_10353563.jpg


お納経中、小僧はせめてザックのお守りを
f0213825_10470735.jpg    この寺の春の風物詩・御衣黄桜?が咲いていました
f0213825_10372183.jpg


奥さまが折られた「祝い鶴」を奉納されて本堂お納経
                                濡れ縁に小さく羽を休める折鶴
f0213825_11005903.jpg


大師堂、先着遍路さんあり、階段隅っこでお納経
f0213825_11011125.jpg


ご参拝のあと、境内ベンチで「今日はゆっくりできるから」と
かっての順打ち、今回の逆打ちお遍路の楽しかったことや苦労話をお聞かせいただきました。

10:12 再会のお礼を申し上げてお見送り、私は奉納された「祝い鶴」を撮影に境内へ引き返します。
f0213825_11101055.jpg  
  
  この折鶴は、奥さまが〇川さんの毎回のお四国参りに際して、
 巡拝された霊場、お泊りになったお宿、道中お接待を受けた方々へ
 御礼に差し上げるように托された縁起鶴です。 
f0213825_11113098.jpg

  明日の「坂本屋は平日で休みでしょうから」と一組預かりました。
  お返しに、私、手作りの「道中安全守り」を差し上げました。
  どうぞこのあとも自宅へお帰りになるまで「お道 よろしゅう」。




10:20 春ですね~ 好天もあって団体お遍路さんや近隣の方々のお参りが多くなりました。
f0213825_12194998.jpg

南無大師遍照金剛
f0213825_12201015.jpg


                 3/13早朝、46番霊場前の遍路宿を出発された〇川さんは、
                 残雪の標高720mの三坂峠を越えて44番大宝寺を参拝。
                  夕刻、八丁坂ふもとの民宿へ無事投宿された由。
                   坂本屋前通過の頃からず~っと雨だったとか・・・

                   明日は怪岩奇岩の45番岩屋寺を参拝されるハズ、
                       祈る!好天と一路平安。


3/16続報
  春のお彼岸を前に松山から約100キロ、実家のお墓掃除に行った帰り道、
 いつものことながら、女房と別格第8番十夜ヶ橋永徳寺を参拝。

f0213825_10415618.jpg

久万高原町から鴇田峠を越えて小田町で一泊の〇川さんがそろそろ十夜ヶ橋では?
と、近隣の「産直」で買い物をしながらしばらく待機、
うまい按配に〇川さんと再度出会えました。
これこそお大師っさんのお引き合わせに違いない!

南無大師遍照金剛


綿密なスケジュールをたてて巡拝中のお遍路さんの迷惑になってはと、
ご挨拶のみにて失礼しましたが、
引き続いて お道 よろしゅう! 




by jh5swz | 2017-03-17 10:46 | その後の徒然遍路 | Comments(2)

2016年納めお参り 八坂寺

平成28年12月29日(木)の日記。
 事務所納め。
 
 2016年のお参り納めは
 四国霊場第47番・伊予十三仏第10番八坂寺さん。


 参道近くの坂本屋メンバーさんの会社へ寄ってみた。
 なんと、なんと、会社の駐車場で近隣の若い奥様方や子供達と餅つきの最中で、
 アツアツのあんこ餅を一個もらってお行儀よろしく立ち食い、つきたて餅は美味!
            ツイてる!

 八坂寺さん参りの度にお迎えいただく「みまもり修行大師像」。
f0213825_16223376.jpg

 参道正面が八坂寺さん。
f0213825_16245576.jpg

 ややや!!! もうちゃんと門松が。
f0213825_1635414.jpg

 立派な屋根のある朱い極楽橋に門松の緑が冴えます
f0213825_16393598.jpg     山門橋の天井絵に迎えられて入山します
f0213825_1647774.jpg

 伝説の?救いの手
f0213825_16543495.jpg
 10段目の浄財箱の左、縁石を挟んで丸っぽい石に
 手のひらと五本の指跡がうっすら見えます。
 その昔、
 石段の上から転げ落ちた遍路の手の跡と云われ、
 そのとき、遍路さんに怪我が無かったことから、
 「九難を去る救いの手跡」とされる伝説の石です。

 
 豆腐の角につまずいても転げる歳になりましたら
 どうぞお守り願います・・・と白い穴あき硬貨で祈願。


 本堂参拝(左奥・大師堂)
f0213825_1659317.jpg

 大師堂の五鈷杵、
   しっかりにぎって御手綱で結ばれた堂内のお大師像にご縁の広がりを願ったことです。
f0213825_172148.jpg

           ご縁でしょうか、
           お正月支度中のご住職とお手伝い?に入山中の高〇賀お先達さんにご対面。
           お忙しい中、
           作務の手を休めて、通夜堂の利用、留意事項のことや
           坂本屋のアレコレなど、暫しご懇切にお話しをしていただきました。

    当ブログへお立ち寄りの皆さま  
f0213825_1205865.jpg

   
by jh5swz | 2016-12-29 19:19 | その後の徒然遍路 | Comments(2)

2015八坂寺さんの火渡り

平成27年12月3日(木)の日記。

f0213825_16171665.jpg 浄瑠璃寺町の第47番霊場八坂寺さんで
 柴燈護摩・火渡り修行が行われるとの情報あり、
 ウチの”社長”から2時間の私用外出許可を受けて、
 寒空の中、着膨れして出かけました。

 

 参道近くの坂本屋メンバーさんの会社へ車を置かせて貰って寒風の中を歩きます。
 お大師っさんが「背筋伸ばして歩け!」、「ハイ!」。 
f0213825_15543750.jpg

 極楽橋で、仏教会ご一行をお待ちのご住職と修験者さんに「どうぞお通り下さい」と、
参道を開けられましたが、恐れ多くて背後のお納経所側から本堂へ向ったことです・・・
f0213825_1634756.jpg

     何度お参りしても本堂への石段半ばにあると聞く「救いの手」が判らず、
     今日もキョロキョロしていたら作務衣姿の方がご親切に、「ココですよ」。
f0213825_10341031.jpg
f0213825_10342886.jpg
     下から10段目のお賽銭網カゴの左、縁石を挟んで丸っぽい石に
     手のひらと五本の指跡がうっすら見えます。
     お遍路さんが石段の上から転げ落ちたときに付いた手の跡と云われ、
     そのとき怪我が無かったことから、「九難を去る救いの手跡」とされ、
     足や目の病に効験あると伝わります。

 本堂、大師堂をお参りして、
 駐車場へ周ると大友山を背に「いやさか不動尊」の前に火渡り修行場が設えてあり、 
f0213825_16385711.jpg

 準備さなかの風情だったのでもう一度極楽橋へ下ってみると、
 ちょうど46番浄瑠璃寺さんを参拝後、歩いて来られた青年仏教会ご一行が
f0213825_16462888.jpg

 小雨混じりの寒空の下
f0213825_16561210.jpg

 総勢200人前後?、まことに壮観でした。
f0213825_16563021.jpg

 最後尾はガイジンお遍路さん?が
f0213825_1657257.jpg

 ご住職が着座されて
f0213825_185132.jpg 採火?に続き厳かに儀式が始まります、
f0213825_18531562.jpg

 護摩壇に火が入り、辺りはケムリに包まれて墨絵です。
f0213825_1924964.jpg  妙に儀式が幻想的になって盛り上がったことです。
f0213825_18565418.jpg

 不動尊が見守る中、パッと火炎が舞い上がります
f0213825_19153652.jpg
 
 強風に煽られて紅蓮の炎が舞います、火の粉が飛びます。
f0213825_1928225.jpg

 いつも凛々しいご住職が立ち上がって「渡ります!」。
f0213825_19382171.jpg
 
 修験者が先陣を務めて
f0213825_19463086.jpg

 続いて八坂寺ご住職が清め塩を蹴って「エイヤッ!」。
f0213825_19464343.jpg

 そのあと仏教青年会の皆さんが
f0213825_19474614.jpg 続々と続きます。
f0213825_19481957.jpg

 「アチ アッチッチ」という声も聞こえた気もするが、
 おそらく青年会の皆さん全員が火渡りを体験されたものと思われます。
f0213825_19521795.jpg

 火渡り修行が終ったご一行は、48番西林寺さん参拝へ向われました。
 
 荒行の前に46番さん、後で48番さんを参拝されるご一行、
 道後で開催中の真言宗豊山派青年仏教会の行事と言ってしまえばそこまでですが、
 まさに「向こう三軒両隣り」の清々しい付き合い方を教えられた師走のひと時でした。
     
by jh5swz | 2015-12-03 17:29 | その後の徒然遍路 | Comments(4)

平成27年11月7日(土)の日記。

   前々から、もう一度ゆっくりお参りしてみたかった古岩屋の岩不動明王と
  毎年、この季節になるとイチョウの色づきが気になる44番大宝寺参り。
   併せて久万高原町かかし祭りのプレゼントの受取りもミッションの一つ。

08:30 R33へ、いつもの近道、
    46番浄瑠璃寺前の県道を行き止まりまで直進すると
    鋭角に右折してR33へ出る農道?があり、その登り口で、
f0213825_8284022.jpg
       おばさん二人が花畑の手入れ中。
        思わず車を止めて「おはようございます、きれいですね~」 
        声をかけたが返事も動きもない・・・


        実は、




        これ、よくできた「かかし」。 
         手にしたバケツと柄杓、箒にすっかりダマされました ^^

09:00 久万高原町・道の駅「さんさん」。
     吊るし柿用の生柿を物色したが、相方の希望通りの品物がなくてパス。

09:15 お目当てのかかし祭り主会場「久万農業公園」着。
     期待に胸膨らせて「ハガキありがとうございました~!」。
     事務所の兄ちゃんが怪訝な顔で「なんですか、それ?」
     なんだか怪しげな空気・・・
     
     大元締め?へ電話をなさること数分、
     「コレ渡して下さいとのことです」と、可愛い小袋。
     その場で小袋を破って中身を見るようなハシタナイことはしません・・・
     「ありがとうございました」、丁重にお礼を言って、
 
 一旦外へ出て、袋ビリビリ。
 賞品は林業の町・久万高原特産の檜のコースター2枚。
f0213825_850417.jpg 
 台材に案山子を彫り込んだ薄板を張り合わせた
なかなか手の込んだシロモノ!
 
 プレゼント当選を知らせたfacebook友達が
「ステップワゴン要りませんか」、
「大風呂敷貸しましょうか」と心配して貰ったが
お裾分けもできません、あしからず・・・

f0213825_97247.jpg
 いささか意気消沈気味?の私を尻目に
相方が産直売店で動かない・・・

 お正月用にコレが欲しい!と、
¥2000の葉牡丹の寄せ植えをゲット。
 吊るし柿用の渋柿はありませんでしたが、
車のトランクはすでに満席模様。
 

 そうそう、産直売り場に「かかしコンクール」の審査結果のボードがありました。
 入賞作品は10/18 のかかし祭り日記へ朱書きしておきます。
f0213825_9195573.jpg


 県道沿いの紅葉を眺めながら八丁坂をスルーして
09:40 奇岩怪岩の古岩屋へ到着、紅葉絶景!
    ここでも相方は産直で吊るし柿を探すと云うので、小僧一人で岩不動参り。
f0213825_1065523.jpg

     2009年12月の歩き遍路以来の岩不動参りにちょっとワクワク。
f0213825_10121533.jpg

     絶紅葉には一足遅かったか?、足元の落ち葉を踏みしめながら遍路道を進むと     
f0213825_10175785.jpg

     大師岳と呼ばれる奇岩を背に屋根に落ち葉を敷き詰めて大師堂が、    
f0213825_10203177.jpg
     
     高さ約65mと聞く礫岩峰と大師堂を写したくて谷川へ降りてパチリ。
f0213825_10272775.jpg

     静かに通り過ぎたのですが、     
     お大師さんに守られてお遍路さんが野宿中でした、
f0213825_10341129.jpg

     大師岳の岩陰で、ここなら昨夜の小雨も凌げたことでしょう、
f0213825_1056015.jpg

     小さな橋を渡って不動明王をめざします、
f0213825_10385232.jpg

10:05 大師堂から数分、高さ80mと聞き及ぶ不動岩が見えます。
     礫岩峰の左下に縦長の岩窟があり、お堂の屋根越しに目を凝らすと
f0213825_1127985.jpg

     その岩窟の中に高さ約5mの大きな不動明王像が祀られています。
f0213825_11491043.jpg

     朱いモミジと紅蓮の火炎が鮮やかな色合いを競っていました。
f0213825_11575470.jpg


 お堂傍の☞看板と後ろの石碑、ネット情報によると 
f0213825_11314110.jpg 
 かって、修験者の作とみられる「不動明王」が
祀られていたが老朽化が進み、昭和50年に地元の方々の浄財約2100万円で、樹齢約500年のカヤの巨木1本から彫像された「不動明王」だそうです。 

 歩き遍路でないと見られない道沿いにあるので、ココだけでも歩いてみて欲しい岩不動明王です。
 
 このお堂は、岩不動さんの遥拝所を兼ねているのでしょうか?
 無学につき、この扁額が読めません・・・ どなたか教えて下さい。
f0213825_12323866.jpg
 

 余談ながら・・・もう一つのミッション。
 二つの句碑の点と線。

 夏の日の ひえてしたたる 岩間かな
         岩不動お堂の前の句碑 
f0213825_1365765.jpg
 旅人のうたのぼり行く若葉かな
       坂本屋のふもと丹波に建つ句碑
f0213825_1371142.jpg
    いずれも、正岡子規が明治23年夏、松山から岩屋寺へ旅をしたときの句で
    二つの句碑で子規さんの吟行旅行が線で結ばれることも確認できました。
    やっぱり、子規さんは坂本屋の前を歩いて岩屋寺まで大旅行したんや~

 お参りを終えて引き返します、
 下り石畳坂、昨夜来の小雨に濡れた落ち葉に足元滑る、滑ります。
f0213825_1330406.jpg

    NHK-TVドラマ「歩く 歩く 歩く」の中で
    遍路宿の女将(いしだあゆみ)と娘遍路(田中麗奈)が水かけをしながら
    心通わせるシーンがありましたがロケ地はこの沢だったらしいです。
f0213825_8432040.jpg


 登って来た遊歩道を避けて遍路道を歩いて県道へ出ます、
10:25 まさに、山装う!!!     
f0213825_1348518.jpg


  遊歩道入り口の看板から地図をトリミングして
f0213825_9291093.png
      古岩屋荘前から岩不動尊まで、ゆっくり往復して約30分±
         さらに岩不動尊から引立林道を県道まで歩いて約30分±。

 駐車場でひと休みして、
 「ココにも渋柿が無い」と言うので、
 岩屋寺参道前の小椋商店さんへひとっ走り、やっぱり無い・・・
 小椋商店さんの前から、遥か山上、45番岩屋寺を遥拝。
f0213825_14122197.jpg


 古岩屋の紅葉から大宝寺のイチョウの黄葉を目指してUターン。
10:48 ウム、色づいてはいるがイエローカーペットにはちょっと早いか?
f0213825_14215578.jpg
      境内、お納経所前から
   ココが黄金色に染まるときを狙って参拝するのだが・・・動機が不純か・・・
f0213825_14224994.jpg

      大師堂濡れ縁から本堂
f0213825_1426996.jpg

      厄除け観音様と紅葉が薄化粧を競っておいでました。
f0213825_14303664.jpg

      鐘楼裏から方丈・客殿を眺めて
f0213825_14343871.jpg

      お納経で「イチョウの絨毯は?」と尋ねたら
          「あと、一週間かな?」と、ご朱印をポン。
f0213825_14411177.jpg

 
 参拝後、相方がオープン当初から行きたい・食べてみたいとご所望の店へ
 「予約していませんが」と電話してみると、
 「お二人でしたら どうぞ」との返事をもらって「高原茶屋みょうじん亭」へ。
11:30 R33三坂高規道路交差点から町側400mの国道の一段上。 
f0213825_14583259.jpg
   特に大きな看板もなく、
   庭先に立つこの幟が目印。
f0213825_1522548.jpg

   至って普通の玄関から上がって、普通の座敷が店舗スペース、
f0213825_1572640.jpg
      
 窓側の二人掛け席で
f0213825_15211640.jpg 
  週替わりランチ¥800ナリ
f0213825_15182823.jpg

 

新聞によると、
 ピアノ講師をしていた女性が2011年に念願の農業を始め、
 地元農家に助けられながら47㌃の田畑で野菜や米、果物の減農薬栽培に挑戦、
 2015年7月、農家カフェを開店した、との記事。

 一瞬、民家のお座敷へ通され、テーブルへ案内された戸惑いはあるが、
のどかな久万高原の風景を堪能しながらゆったりできる雰囲気は上等。
 初来店とリピーターのための三つのお願い、 
  一つ、国道の登り下り200m手前辺りへ幟旗か看板を。
  二つ、駐車場のスペース拡張とそこへの誘導看板の増設。
  三つ、ランチメニューに拘わらず、水だけでなくお茶も欲しい。

  あらら、言っちゃったなあ~

 「高原茶屋・みょうじん亭」
   ところ:久万高原町東明神甲2013
   予約専用電話: 080-4022-2731
   営業期間:4月~11月の木・金・土・日
   営業時間:11:00~15:00
 当ブログ、4店目の食べ処ご紹介でした。   
f0213825_8495292.png
 

 「吊るし柿」材料、その後
   このページを読まれた坂本屋メンバーの方が、
   46番浄瑠璃寺近くの産直で売っていたと、
   手頃な大きさの渋柿をわざわざ届けて貰いました。
   ありがとうございました。
by jh5swz | 2015-11-08 15:51 | その後の徒然遍路 | Comments(6)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。       
      
◇2日目 10/11 その3) 
  59番国分寺発臼井御来迎~
       61番香園寺~64番前神寺まで。


11:20頃、今治最後の59番国分寺の参拝を終えて、ああ~この巡拝ペースなら
    午後4時頃には64番前神寺までは行けると、少々気が楽になりました。
   
     裏京都さんが関心ありと聞いた臼井御来迎へ是非ご案内したいので、
    5年前の歩き遍路の記憶風景とナビ画面をWらせながらの珍道中です。
    
     伊予桜井駅を右に見てR196と合流、道の駅湯ノ浦温泉をスルーして
    孫兵衛作から県道159を走行、世田薬師さんをチラッと眺めてのどかな
    田園の中の一般道を走りながら、鉄道の踏み切りを2回越えるとほどなく、
    見えました! 赤いペイントも剝げかけた宮崎さんの遍路道しるべ。

道路に車寄せもなく、少し前方の民家の軒下へ車を置かせて貰って引き返しました。
11:40 番外霊場 臼井御来迎の水
  道路の下にある御来迎は、宮崎さんのこの道標以外に目印はありません、  
f0213825_1012381.jpg
          中央に小さな祠、奥に通夜堂と思われる東屋あり。       
f0213825_1027381.jpg   祠の前の丸い臼の底から
   弘法大師の加持により湧出たと伝う
   透きとおった水が流れ出ていました。  
f0213825_1037882.jpg
 左の写真は裏京都さん提供

    内心秘めたるミッションを無事こなして添乗ドライバーやれやれで~す。
  
    昼食はウチの家族もお気に入りの「カレーショップ桜桜」へご案内。
   今治側から行ったことがないので、再度ナビのお世話に。
    いつも(と言っても3度目だが)この時間帯は混んでいるので電話してみると
   「お二人様、お席ご用意できます」と、嬉しい返事にアクセル踏んで。

12:10 「桜桜(さくら さくら)
 本日は奮発してセットコース。!
f0213825_11551650.jpg      イカトマエビカレー(イカとトマトにエビ入りカレー?)
f0213825_112443100.jpg
      COFFE(器が楽しい!)
f0213825_11245725.jpg


    若いカップル向きの?こじゃれた店内で、オトコ遍路二人は臆することなく、
   美味いカレーを食べながら積もる話しに花を咲かせたことです。


 裏京都さんは9月のシルバーウイーク遍路で60番横峰寺は参拝済みなので  
13:20 午後は第61番 栴檀山 香園寺から
 何度お参りしても大聖堂と呼ばれるモダンな近代建築寺には驚かされます。
f0213825_123445.jpg
           裏京都さんは2階の本堂と大師堂でお納経
 子安大師堂
f0213825_12153392.jpg  私は1階大講堂の外に設えてある
 大日如来と子安大師堂へ写経奉納。
  この寺は香園寺と呼ばれるより、
 「子安大師さん」と呼ばれることが
 多いような気がします。
  日本の少子化の歯止めのためにも
 子安さんにはご活躍願いたいものです。


このあとの巡拝コース
f0213825_12405136.png

香園寺から2キロ
13:43 第62番 天養山 宝寿寺
 聖武天皇の勅願により、伊予一国一宮の御法楽所として創建された歴史がある。
f0213825_12453843.jpg

 宝寿寺から1,5キロ
14:10 第63番 密教山 吉祥寺
  四国霊場の中で唯一、毘沙門天を本尊とするお寺です。
f0213825_13183822.jpg

  手水舎から本堂と左・大師堂
f0213825_13305480.jpg

 くぐり吉祥天
  毘沙門天の奥方・吉祥天像の下をくぐると
 あらゆる貧困を取り除き大福貴をもたらすらしい
f0213825_13315752.jpg    成就石 
     眼を閉ジテ 本堂前ヨリ
     金剛杖ニテ穴二通レバ願い成就
f0213825_13322990.jpg
       いいなあ~この遊び心


 吉祥寺から3キロ
14:34 第64番 石鈇山 前神寺
   山号いしづちさんは石山と思い込んでいたが石山でした・・・
  参道の極楽橋を渡って手水舎の前の坂道からいきなり大師堂が見えます。
f0213825_1343636.jpg

  浄土橋を渡って御滝不動尊で、また投げました運試し銭形平次、
  さらに石段を登ると左右に回廊を配した銅版屋根の本堂が建つ。
f0213825_1354999.jpg
    霊峰石鎚山の別当寺として開創されただけに石鈇大権現も祀られています。

   本堂から引き返して大師堂、今回の巡拝最後のお納経。
   裏京都さんは延べ36+1回目、〆納経、
   門前の小僧、2×2×18寺=72巻目の写経奉納。
f0213825_1357515.jpg

 終わってみれば・・・
   2日間、裏京都さんと少し呑んで、たっぷりしゃべった、
   「鎮魂の皿」へも供養経を唱えてもらった、
   豪華客船 飛鳥Ⅱ が見れた、
   見知らぬお遍路さんに輪袈裟の架け方が悪いと叱られた、
   「ボクはお坊さん」とお話しができた、
   臼井御来迎へのご案内できた、
   カレーが美味かった、
   列車へ3分乗り遅れが申し訳なかった、etc etc

 正直なところ、
   札所間道中、お遍路さんや地元の方々に道順などを尋ねる会話もなくて・・・
  私はやっぱり体力、時間と相談しながら、のんびり歩き遍路がいいなあ~
   (決して、列車やバス、自家用車遍路を否定するものではありません。)
  
「お車 快速遍路日記」ひとまず千秋楽とします。   
 

by jh5swz | 2015-10-17 19:23 | その後の徒然遍路 | Comments(4)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。      
     
◇2日目 10/11 その2)
        52番太山寺~53番円明寺に続いて
      今治市内6ケ寺を巡拝して

 浅海(あさなみ)海岸で豪華客船を見てから20分、
08:32 第54番 近見山 延命寺
   弘法大師が巡錫して再興以来、明治維新まで「圓明寺」と称されたが
   同じ寺名の53番と混同を避けるため、俗称だった「延命寺」と改号。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

    今治城門の一つを譲り受けた、総欅造りの山門
f0213825_1495795.jpg

 本堂は改築中
f0213825_14141088.jpg 少し石段を登って大師堂へ
f0213825_14143564.jpg
 石段を登っていたら降りてくるお遍路さんと衝突、
  「白衣の襟が輪袈裟に被っている、ちゃんと架けよ!」と、叱られました。
  「お遍路さん、境内も石段も左側を歩きましょう」と、勇気を奮ってひと言。

 延命寺から4キロ
09:10 第55番 別宮山 南光坊
 南光坊は、四国霊場中、唯一「坊」と名の付くお寺で、
 今治沖の大三島に鎮座する大山祇神社の別当寺として創建されたことに由来する。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

  平成10年(1998)建立された仁王門では巨大な四天王が睨みをきかします。
f0213825_1435334.jpg
 東方:持国天
f0213825_1524179.jpg  南方:増長天
f0213825_1531916.jpg
 西片:広目天
f0213825_154155.jpg  北方:多聞天
f0213825_1544456.jpg
      何度お参りしてもインパクトのある仁王門と四天王さんです。

南光坊から住宅街を3,5キロ
09:30 第56番 金輪山 泰山寺
 寺に山門はなく、囲まれた石垣の上には瓦屋根付きの白壁がめぐらされ・・・
                   愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 
f0213825_15142399.jpg
           時代劇に出てくる代官屋敷のようでもある・・・

  安政元年(1854)再建の本堂
f0213825_15162868.jpg  昭和60年(1985)建立の大師堂
f0213825_15165682.jpg
     あいにくの小雨、濡れ砂利には正座できず、裏京都さんも立ってお納経。

泰山寺からちょっと迷いながら約3キロ走って
10:00 第57番 符頭山 栄福寺
   山の中腹に本堂・大師堂、お納経所がコの字型に並び回廊で結ばれています。 
f0213825_15292798.jpg

  本堂回廊の箱車
f0213825_15332153.jpg 昭和8年(1933)、
 足の不自由な高知県の少年遍路が
 犬に曳かせて巡拝していた箱車で、
 栄福寺を参拝した際に歩けるようになり
 奉納したものだそうです。
 この話しにあやかり、
 寺には病気平癒の祈願参りが多いとか。


 境内壇務中の白川蜜成ご住職がすれ違いざま
 「お参り お疲れさまです」と、人なつっこいご挨拶があり、
 「映画の公開楽しみしています」と返礼。
f0213825_15483887.jpg 
 ご縁を感じて納経所で署名本を買いました。
f0213825_1546568.jpg



 栄福寺から田んぼやミカン畑を縫うように急坂を4キロ
10:30 第58番 作礼山 仙遊寺
 昭和28年(1953)再建された二層屋根の本堂。
f0213825_16254577.jpg
            一瞬、別格出石寺の護摩堂を思い出しました。

f0213825_16321174.jpg 本堂前のシャクナゲの枝?に
 見えつ隠れつの看板から撮った
 天然温泉と精進料理が評判の宿坊の絵。
 温泉を引いた足湯は
 毎月第3日曜日は遍路さんは無料らしい。
 足湯に浸りながら瀬戸内の絶景を眺めれば
 まさに極楽気分かも知れんなあ~

さて、ここから59番国分寺へ私の遍路体験は
   「五郎兵衛坂」という山の中の坂道を40分ほど下り、
   JR伊予富田駅辺りから右折して国分寺まで歩きました。
   それもお先達さんのお陰で! 

   自動車で59番国分寺への最短ルートなどは経験が無く、
   この旅の前日は、カーナビ検索と行先登録に必死でした・・・
   つくづく、歩き遍路とお車遍路のルートの違いを実感しました。 

カーナビに素直に従ったが、多分遠回り案内された・・・
11:10 第59番 金光山 国分寺 
  奈良時代に聖武天皇が「鎮護国家」を祈念して全国に建立した国分寺の一つ。
   手水舎から左・本堂、右・大師堂
f0213825_17313582.jpg

 お納経帖(薬師如来と書いてあるのだろうけど、達筆で私には読めません・・・)
f0213825_17352372.jpg ナゼだか愛媛県内でこのお寺だけ
 一度しか御朱印を受けていなかったので
 本日、めでたく重ね印。

 59番のランドマーク?
   握手修行大師、
f0213825_17341124.jpg

  
  歩き遍路なら、たっぷり一日コースの今治6ケ寺参りですが、
  快速・お車遍路は早い 早い!
  昼前に巡拝が終わってしまいました。

  当然のことながら、
  札所間のお遍路さんや里の方々との出会いもなく、ちょっと寂しい道中日記。
  ここで一旦稿を区切って、西条市編はページを改めることにします。

  続く
by jh5swz | 2015-10-16 20:17 | その後の徒然遍路 | Comments(2)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

◇2日目 10/11 その1)
        昨日の51番石手寺~46番浄瑠璃寺に続いて
      松山市2ケ寺を参拝して今治へ。

05:30 昨夜の般若湯の余韻をもろともせずスッキリ起床。
05:50 朝食
06:10 門前宅スタート。
06:50 第52番 瀧雲山 太山寺 
f0213825_933732.jpg

f0213825_9301021.png この寺は本堂とお納経所がかなり離れており、
 裏京都さんには三の門で降りてもらって、
 私は一度お参りしてみたかったお堂もあり、
 250mほど下のお納経所で待つことにした。


 看板がなければここが本堂かと・・・、
f0213825_844216.jpg 本坊・お納経所もさすがに立派です。
f0213825_845956.jpg

 前々から気になっていたお納経所駐車場前のお堂は「一畑薬師堂」でした。
f0213825_849517.jpg

f0213825_8533450.jpg 一畑薬師なればこそ、
 お堂には沢山の「め」を書いた願札があり
 昨日の生目神社に続いて
 世の中がよく見えますように
 お参りを略した太山寺さんに代えて
 こちらへ写経4巻を奉納しました。 




 大山寺から車で5分、
07:20 第53番 須賀山 圓明寺
     仁王門をくぐり左手に大師堂、中門の奥に本堂がこじんまり並びます。
f0213825_9535246.jpg

     中門から本堂へ
f0213825_1010177.jpg

     手水舎のススキが「秋ですよ~」・・・
f0213825_10135128.jpg

 これで松山市内8ケ寺の参拝を終えて、瀬戸内の海に沿って今治へ向います。

 途中、浅海で撮っておきたい海上歩道があります。
 次の画像は2010年4月2日、初めての歩き遍路のときのショットですが・・・
f0213825_10222077.jpg
 穏やかなハズの瀬戸内から寒風、狭い歩道を歩く背中から自動車の煽り風・・・
 歩き心地のいいものではありませんでしたが、
 ここに数年前、海にせり出すように立派な歩道ができて
        地元の方々はもちろん遍路も安心して歩けるようになりました。

08:05 裏京都さんにモデルさんを頼んで歩いてもらいました。
f0213825_10331130.jpg

     私も先ほどから気になって仕方がなかったのだが、
              立派な海の上の歩道を歩くお遍路の視線の彼方、
f0213825_10355949.jpg

     なんと(船名が読めませんが)紅い二本のファンネルマークは飛鳥Ⅱ!?
f0213825_1162511.jpg
      定期クルーズーか、(定かではないが)爆買チャーターツアーだろうか?
      いずれにても、
      歩き遍路モードの道草のお陰で豪華客船の遠望が叶いました。
 
08:11 それでは今治市第54番延命寺さんへスタート!

続く
 
by jh5swz | 2015-10-15 15:58 | その後の徒然遍路 | Comments(2)