カテゴリ:その後のきまぐれ遍路( 49 )

平成28年7月16日(土)の日記 その1

   久しぶりに坂本屋へ「ぽんぽこ村」の子供たちがやってくるので応援出仕の連絡があり、
  あまり役には立てないが、頭かずにはなろうかと出仕。

07:40 自宅発。
  本日の朝参りは、「蓮の花見」の下心もあって第46番浄瑠璃寺さんへ。

08:00 本堂裏の駐車場へクルマを置いて、県道へ降りて表の参道から入山。 
     お寺参りを始めた頃、山門の無い眺めにちょっと違和感もあったが、
     近ごろ、子規さんの句碑と右側の寺名石のバランスのよさが山門に見えてきた。
f0213825_10444683.jpg
          永き日や衛門三郎浄瑠璃寺 子規

     いつお参りしてもきれいに掃除してある参道です。
f0213825_8115312.jpg

                   本堂と大師堂へ写経代参
f0213825_8135713.jpg
f0213825_8142114.jpg

          本堂遥拝のおびただしい昔の納め札
          現代の納め札にならなかったら、掃除が大変だった???
f0213825_818531.jpg
 
                  本堂左、一願弁天さんの左手に「弁天池」が見えます。
f0213825_8211390.jpg
f0213825_8214583.jpg

 ふむ ふむ 弁天池のハスの花が今しばらく見頃です。
f0213825_8293148.jpg

 にわかカメラマンは園内をくまなく?散策
f0213825_831277.jpg
f0213825_8324840.jpg
 
 しばし戯れて飛べ、カナブンやシオカラトンボ
f0213825_8344591.jpg
f0213825_835670.jpg

 君の名は「爪紅」? おしゃれではないか
f0213825_8401184.jpg
f0213825_8404763.jpg

 園内看板
f0213825_8454555.jpg 各種の花は交配防止のため?
 コンクリートで仕切られた小池ごとに植えられているが
 それぞれの小池には花の名札が無い・・・

 浄瑠璃寺さんにお願いがあります、
 各種の名札を池ごとに立てていただけると
 興味と妙味はグ~ンとUPするような気がします、
 
 数人居られたカメラマン氏も
   思いは同じではござりませぬかな?


 聞いた話しでは、早朝の開花の瞬間、
 ハスの花はポコンとかパクッとか、まことに可愛げな音を発するのだとか・・・
 早起きして、美形のため息を聞きに行くのも一興かも。


 是非とも足を延ばして欲しい場所
 浄瑠璃寺さんの弁天池に隣接してある「鎮魂の皿」碑。
f0213825_9172865.jpg
         (浄瑠璃寺境内の木立の中にあった碑を、昨年夏、こちらへ移転、再建立したされました)

 この「鎮魂の皿」は、
  太平洋戦争で亡くなった地元久谷出身者の慰霊のため郷土史家相原熊太郎が遺族の家を一軒一軒訪ねて巡り、
 戦死者の人となりを四行詩にまとめ、それを皿に焼付け準備は整ったが多額の建設費用が集まらず計画は頓挫、
 300枚の皿は寺の床下に入れ置かれた。
  爾来25年、人々の記憶から忘れ去られていた・・・
  昭和49年、NHKの遍路番組取材班が床下から発見し、撮影、編集し全国放送され大きな反響を呼んだ。
  放映を見た地元の診療所三好かつみ先生は寺と諮り、この慰霊塔建設に尽力された。
  仏教の六道に因み、六角の塔の六面の壁面に300枚の皿をはめ込むことに苦労を重ね完成させた。
  地元の石材彫刻店 相原誠一さんは、るり観音を刻み塔の上部に安置した。
 
 
        上記は、坂本屋へ通い始めた頃、中川長老から購入した
        山野芳幸氏著「伊予久谷界隈はええとこぞなもし・(株)エーシー出版」より
        抜粋、編集させて頂きましたこと、お断りと感謝を申し上げます。

 今日も祭壇に合掌して、お皿の四行詩をしばらく読ませていただきました。
f0213825_9282910.jpg
f0213825_9285091.jpg


        私事ながら・・・ もう一度書きます。  
         南方へ出征した叔父が、戦死した小島の海岸の小砂になって
        小さなマッチ箱ほどの桐箱に入って村へ帰って来た話しを聞いて育った私は
        春盆秋暮の墓参りの度に青春真っ只中で散ってしまった叔父のみならず、
        多くの若い人々の無念に思いを馳せて、お墓に合掌します・・・  
                 戦争は いけん! 


   ぼつぼつ、坂本屋へ行かなければ・・・
   次稿へ続きます。

by jh5swz | 2016-07-17 10:23 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(4)

八坂寺さんの火渡り2015

平成27年12月3日(木)の日記。

f0213825_16171665.jpg 
 浄瑠璃寺町の第47番霊場八坂寺さんで
 柴燈護摩・火渡り修行が行われるとの情報あり、
 ウチの”社長”から2時間の私用外出許可を受けて、
 寒空の中、着膨れして出かけました。

 

 参道近くの坂本屋メンバーさんの会社へ車を置かせて貰って寒風の中を歩きます。
 お大師っさんが「背筋伸ばして歩け!」、「ハイ!」。 
f0213825_15543750.jpg

 極楽橋で、仏教会ご一行をお待ちのご住職と修験者さんに「どうぞお通り下さい」と、
参道を開けられましたが、恐れ多くて背後のお納経所側から本堂へ向ったことです・・・
f0213825_1634756.jpg

     何度お参りしても本堂への石段半ばにあると聞く「救いの手」が判らず、
     今日もキョロキョロしていたら作務衣姿の方がご親切に、「ココですよ」。
f0213825_10341031.jpg
f0213825_10342886.jpg
     下から10段目のお賽銭網カゴの左、縁石を挟んで丸っぽい石に
     手のひらと五本の指跡がうっすら見えます。
     お遍路さんが石段の上から転げ落ちたときに付いた手の跡と云われ、
     そのとき怪我が無かったことから、「九難を去る救いの手跡」とされ、
     足や目の病に効験あると伝わります。

 本堂、大師堂をお参りして、
 駐車場へ周ると大友山を背に「いやさか不動尊」の前に火渡り修行場が設えてあり、 
f0213825_16385711.jpg

 準備さなかの風情だったのでもう一度極楽橋へ下ってみると、
 ちょうど46番浄瑠璃寺さんを参拝後、歩いて来られた青年仏教会ご一行が
f0213825_16462888.jpg

 小雨混じりの寒空の下
f0213825_16561210.jpg

 総勢200人前後?、まことに壮観でした。
f0213825_16563021.jpg

 最後尾はガイジンお遍路さん?が
f0213825_1657257.jpg

 ご住職が着座されて
f0213825_185132.jpg 採火?に続き厳かに儀式が始まります、
f0213825_18531562.jpg

 護摩壇に火が入り、辺りはケムリに包まれて墨絵です。
f0213825_1924964.jpg  妙に儀式が幻想的になって盛り上がったことです。
f0213825_18565418.jpg


 不動尊が見守る中、パッと火炎が舞い上がります
f0213825_19153652.jpg
 
 強風に煽られて紅蓮の炎が舞います、火の粉が飛びます。
f0213825_1928225.jpg

 いつも凛々しいご住職が立ち上がって「渡ります!」。
f0213825_19382171.jpg
 
 修験者が先陣を務めて
f0213825_19463086.jpg

 続いて八坂寺ご住職が清め塩を蹴って「エイヤッ!」。
f0213825_19464343.jpg

 そのあと仏教青年会の皆さんが
f0213825_19474614.jpg 続々と続きます。
f0213825_19481957.jpg

 「アチ アッチッチ」という声も聞こえた気もするが、
 おそらく青年会の皆さん全員が火渡りを体験されたものと思われます。
f0213825_19521795.jpg

 火渡り修行が終ったご一行は、48番西林寺さん参拝へ向われました。
 
 荒行の前に46番さん、後で48番さんを参拝されるご一行、
 道後で開催中の真言宗豊山派青年仏教会の行事と言ってしまえばそこまでですが、
 まさに「向こう三軒両隣り」の清々しい付き合い方を教えられた師走のひと時でした。
     
by jh5swz | 2015-12-03 17:29 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(4)

平成27年11月7日(土)の日記。

   前々から、もう一度ゆっくりお参りしてみたかった古岩屋の岩不動明王と
  毎年、この季節になるとイチョウの色づきが気になる44番大宝寺参り。
   併せて久万高原町かかし祭りのプレゼントの受取りもミッションの一つ。

08:30 R33へ、いつもの近道、
    46番浄瑠璃寺前の県道を行き止まりまで直進すると
    鋭角に右折してR33へ出る農道?があり、その登り口で、
f0213825_8284022.jpg
       おばさん二人が花畑の手入れ中。
        思わず車を止めて「おはようございます、きれいですね~」 
        声をかけたが返事も動きもない・・・


        実は、




        これ、よくできた「かかし」。 
         手にしたバケツと柄杓、箒にすっかりダマされました ^^

09:00 久万高原町・道の駅「さんさん」。
     吊るし柿用の生柿を物色したが、相方の希望通りの品物がなくてパス。

09:15 お目当てのかかし祭り主会場「久万農業公園」着。
     期待に胸膨らせて「ハガキありがとうございました~!」。
     事務所の兄ちゃんが怪訝な顔で「なんですか、それ?」
     なんだか怪しげな空気・・・
     
     大元締め?へ電話をなさること数分、
     「コレ渡して下さいとのことです」と、可愛い小袋。
     その場で小袋を破って中身を見るようなハシタナイことはしません・・・
     「ありがとうございました」、丁重にお礼を言って、
 
 一旦外へ出て、袋ビリビリ。
 賞品は林業の町・久万高原特産の檜のコースター2枚。
f0213825_850417.jpg 
 薄板を張り合わせた台材に案山子を彫り込んだ
 なかなか手の込んだシロモノ!
 
 プレゼント当選を知らせたfacebook友達が
 「ステップワゴン要りませんか」、
 「大風呂敷貸しましょうか」と心配して貰ったが
 お裾分けもできません、あしからず・・・

f0213825_97247.jpg いささか意気消沈気味?の私を尻目に
 相方が産直売店で動かない・・・

 お正月用にコレが欲しい!と、
 ¥2000の葉牡丹の寄せ植えをゲット。
 吊るし柿用の渋柿はありませんでしたが、
 車のトランクはすでに満席模様。
 

 そうそう、産直売り場に「かかしコンクール」の審査結果のボードがありました。
 入賞作品は10/18 のかかし祭り日記へ朱書きしておきます。
f0213825_9195573.jpg


 県道沿いの紅葉を眺めながら八丁坂をスルーして
09:40 奇岩怪岩の古岩屋へ到着、紅葉絶景!
    ここでも相方は産直で吊るし柿を探すと云うので、小僧一人で岩不動参り。
f0213825_1065523.jpg

     2009年12月の歩き遍路以来の岩不動参りにちょっとワクワク。
f0213825_10121533.jpg

     絶紅葉には一足遅かったか?、足元の落ち葉を踏みしめながら遍路道を進むと     
f0213825_10175785.jpg

     大師岳と呼ばれる奇岩を背に屋根に落ち葉を敷き詰めて大師堂が、    
f0213825_10203177.jpg
     
     高さ約65mと聞く礫岩峰と大師堂を写したくて谷川へ降りてパチリ。
f0213825_10272775.jpg

     静かに通り過ぎたのですが、     
     お大師さんに守られてお遍路さんが野宿中でした、
f0213825_10341129.jpg

     大師岳の岩陰で、ここなら昨夜の小雨も凌げたことでしょう、
f0213825_1056015.jpg

     小さな橋を渡って不動明王をめざします、
f0213825_10385232.jpg

10:05 大師堂から数分、高さ80mと聞き及ぶ不動岩が見えます。
    礫岩峰の左下に縦長の岩窟があり、お堂の屋根越しに目を凝らすと
f0213825_1127985.jpg

     その岩窟の中に高さ約5mの大きな不動明王像が祀られています。
f0213825_11491043.jpg

     朱いモミジと紅蓮の火炎が鮮やかな色合いを競っていました。
f0213825_11575470.jpg


 お堂傍の☞看板と後ろの石碑、ネット情報によると 
f0213825_11314110.jpg 
 かって、修験者の作とみられる
「不動明王」が祀られていたが老朽化が進み、
 昭和50年に地元の方々の浄財約2100万円で、
 樹齢約500年のカヤの巨木1本から彫像された
 「不動明王」だそうです。 

 歩き遍路でないと見られない道沿いにあるので、
 ココだけでも歩いてみて欲しい岩不動明王です。
 
 このお堂は、岩不動さんの遥拝所を兼ねているのでしょうか?
 無学につき、この扁額が読めません・・・ どなたか教えて下さい。
f0213825_12323866.jpg
 

 余談ながら・・・もう一つのミッション。
 二つの句碑の点と線。

 夏の日の ひえてしたたる 岩間かな
         岩不動お堂の前の句碑 
f0213825_1365765.jpg  旅人のうたのぼり行く若葉かな
       坂本屋のふもと丹波に建つ句碑
f0213825_1371142.jpg
    いずれも、正岡子規が明治23年夏、松山から岩屋寺へ旅をしたときの句で
    二つの句碑で子規さんの吟行旅行が線で結ばれることも確認できました。
    やっぱり、子規さんは坂本屋の前を歩いて岩屋寺まで大旅行したんや~

 お参りを終えて引き返します、
 下り石畳坂、昨夜来の小雨に濡れた落ち葉に足元滑る、滑ります。
f0213825_1330406.jpg

    NHK-TVドラマ「歩く 歩く 歩く」の中で
    遍路宿の女将(いしだあゆみ)と娘遍路(田中麗奈)が水かけをしながら
    心通わせるシーンがありましたがロケ地はこの沢だったらしいです。
f0213825_8432040.jpg


 登って来た遊歩道を避けて遍路道を歩いて県道へ出ます、
10:25 まさに、山装う!!!     
f0213825_1348518.jpg


  遊歩道入り口の看板から地図をトリミングして
f0213825_9291093.png
            古岩屋荘前から岩不動尊まで、ゆっくり往復して約30分±
            さらに岩不動尊から引立林道を県道まで歩いて約30分±。

 駐車場でひと休みして、
 「ココにも渋柿が無い」と言うので、
 岩屋寺参道前の小椋商店さんへひとっ走り、やっぱり無い・・・
 小椋商店さんの前から、遥か山上、45番岩屋寺を遥拝。
f0213825_14122197.jpg


 古岩屋の紅葉から大宝寺のイチョウの黄葉を目指してUターン。
10:48 ウム、色づいてはいるがイエローカーペットにはちょっと早いか?
f0213825_14215578.jpg
      境内、お納経所前から
   ココが黄金色に染まるときを狙って参拝するのだが・・・動機が不純か・・・
f0213825_14224994.jpg

      大師堂濡れ縁から本堂
f0213825_1426996.jpg

      厄除け観音様と紅葉が薄化粧を競っておいでました。
f0213825_14303664.jpg

      鐘楼裏から方丈・客殿を眺めて
f0213825_14343871.jpg

      お納経で「イチョウの絨毯は?」と尋ねたら
          「あと、一週間かな?」と、ご朱印をポン。
f0213825_14411177.jpg

 
 参拝後、相方がオープン当初から行きたい・食べてみたいとご所望の店へ
 「予約していませんが」と電話してみると、
 「お二人でしたら どうぞ」との返事をもらって「高原茶屋みょうじん亭」へ。
11:30 R33三坂高規道路交差点から町側400mの国道の一段上。 
f0213825_14583259.jpg   特に大きな看板もなく、
   庭先に立つこの幟が目印。
f0213825_1522548.jpg


   

           至って普通の玄関から上がって、普通の座敷が店舗スペース、
f0213825_1572640.jpg
      
 窓側の二人掛け席で
f0213825_15211640.jpg 
  週替わりランチ¥800ナリ
f0213825_15182823.jpg

 

新聞によると、
 ピアノ講師をしていた女性が2011年に念願の農業を始め、
 地元農家に助けられながら47㌃の田畑で野菜や米、果物の減農薬栽培に挑戦、
 2015年7月、農家カフェを開店した、との記事。

 民家のお座敷へ通され、テーブルへ案内された戸惑いはあるが、
 のどかな久万高原の風景を堪能しながらゆったりできる雰囲気は上等。
 初来店とリピーターのための三つのお願い、 
  一つ、国道の登り下り200m手前辺りへ幟旗か看板を。
  二つ、駐車場のスペース拡張とそこへの誘導看板の増設。
  三つ、ランチメニューに拘わらず、水だけでなくお茶も欲しい。

  あらら、言っちゃったなあ~

 「高原茶屋・みょうじん亭」
   ところ:久万高原町東明神甲2013
   予約専用電話: 080-4022-2731
   営業期間:4月~11月の木・金・土・日
   営業時間:11:00~15:00
 当ブログ、4店目の食べ処ご紹介でした。   
f0213825_8495292.png
 

 「吊るし柿」材料、その後
   このページを読まれた坂本屋メンバーの方が、
   46番浄瑠璃寺近くの産直で売っていたと、
   手頃な大きさの渋柿をわざわざ届けて貰いました。
   ありがとうございました。
by jh5swz | 2015-11-08 15:51 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(6)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。       
      
◇2日目 10/11 その3) 
  59番国分寺発臼井御来迎~
       61番香園寺~64番前神寺まで。


11:20頃、今治最後の59番国分寺の参拝を終えて、ああ~この巡拝ペースなら
    午後4時頃には64番前神寺までは行けると、少々気が楽になりました。
   
     裏京都さんが関心ありと聞いた臼井御来迎へ是非ご案内したいので、
    5年前の歩き遍路の記憶風景とナビ画面をWらせながらの珍道中です。
    
     伊予桜井駅を右に見てR196と合流、道の駅湯ノ浦温泉をスルーして
    孫兵衛作から県道159を走行、世田薬師さんをチラッと眺めてのどかな
    田園の中の一般道を走りながら、鉄道の踏み切りを2回越えるとほどなく、
    見えました! 赤いペイントも剝げかけた宮崎さんの遍路道しるべ。

道路に車寄せもなく、少し前方の民家の軒下へ車を置かせて貰って引き返しました。
11:40 番外霊場 臼井御来迎の水
  道路の下にある御来迎は、宮崎さんのこの道標以外に目印はありません、  
f0213825_1012381.jpg
          中央に小さな祠、奥に通夜堂と思われる東屋あり。       
f0213825_1027381.jpg   祠の前の丸い臼の底から
   弘法大師の加持により湧出たと伝う
   透きとおった水が流れ出ていました。  
f0213825_1037882.jpg
 左の写真は裏京都さん提供

    内心秘めたるミッションを無事こなして添乗ドライバーやれやれで~す。
  
    昼食はウチの家族もお気に入りの「カレーショップ桜桜」へご案内。
   今治側から行ったことがないので、再度ナビのお世話に。
    いつも(と言っても3度目だが)この時間帯は混んでいるので電話してみると
   「お二人様、お席ご用意できます」と、嬉しい返事にアクセル踏んで。

12:10 「桜桜(さくら さくら)
 本日は奮発してセットコース。!
f0213825_11551650.jpg      イカトマエビカレー(イカとトマトにエビ入りカレー?)
f0213825_112443100.jpg
      COFFE(器が楽しい!)
f0213825_11245725.jpg


    若いカップル向きの?こじゃれた店内で、オトコ遍路二人は臆することなく、
   美味いカレーを食べながら積もる話しに花を咲かせたことです。


 裏京都さんは9月のシルバーウイーク遍路で60番横峰寺は参拝済みなので  
13:20 午後は第61番 栴檀山 香園寺から
 何度お参りしても大聖堂と呼ばれるモダンな近代建築寺には驚かされます。
f0213825_123445.jpg
           裏京都さんは2階の本堂と大師堂でお納経
 子安大師堂
f0213825_12153392.jpg  私は1階大講堂の外に設えてある
 大日如来と子安大師堂へ写経奉納。
  この寺は香園寺と呼ばれるより、
 「子安大師さん」と呼ばれることが
 多いような気がします。
  日本の少子化の歯止めのためにも
 子安さんにはご活躍願いたいものです。


このあとの巡拝コース
f0213825_12405136.png

香園寺から2キロ
13:43 第62番 天養山 宝寿寺
 聖武天皇の勅願により、伊予一国一宮の御法楽所として創建された歴史がある。
f0213825_12453843.jpg

 宝寿寺から1,5キロ
14:10 第63番 密教山 吉祥寺
  四国霊場の中で唯一、毘沙門天を本尊とするお寺です。
f0213825_13183822.jpg

  手水舎から本堂と左・大師堂
f0213825_13305480.jpg

 くぐり吉祥天
  毘沙門天の奥方・吉祥天像の下をくぐると
 あらゆる貧困を取り除き大福貴をもたらすらしい
f0213825_13315752.jpg    成就石 
     眼を閉ジテ 本堂前ヨリ
     金剛杖ニテ穴二通レバ願い成就
f0213825_13322990.jpg
       いいなあ~この遊び心


 吉祥寺から3キロ
14:34 第64番 石鈇山 前神寺
   山号いしづちさんは石山と思い込んでいたが石山でした・・・
  参道の極楽橋を渡って手水舎の前の坂道からいきなり大師堂が見えます。
f0213825_1343636.jpg

  浄土橋を渡って御滝不動尊で、また投げました運試し銭形平次、
  さらに石段を登ると左右に回廊を配した銅版屋根の本堂が建つ。
f0213825_1354999.jpg
    霊峰石鎚山の別当寺として開創されただけに石鈇大権現も祀られています。

   本堂から引き返して大師堂、今回の巡拝最後のお納経。
   裏京都さんは延べ36+1回目、〆納経、
   門前の小僧、2×2×18寺=72巻目の写経奉納。
f0213825_1357515.jpg

 終わってみれば・・・
   2日間、裏京都さんと少し呑んで、たっぷりしゃべった、
   「鎮魂の皿」へも供養経を唱えてもらった、
   豪華客船 飛鳥Ⅱ が見れた、
   見知らぬお遍路さんに輪袈裟の架け方が悪いと叱られた、
   「ボクはお坊さん」とお話しができた、
   臼井御来迎へのご案内できた、
   カレーが美味かった、
   列車へ3分乗り遅れが申し訳なかった、etc etc

 正直なところ、
   札所間道中、お遍路さんや地元の方々に道順などを尋ねる会話もなくて・・・
  私はやっぱり体力、時間と相談しながら、のんびり歩き遍路がいいなあ~
   (決して、列車やバス、自家用車遍路を否定するものではありません。)
  
「お車 快速遍路日記」ひとまず千秋楽とします。   
 

by jh5swz | 2015-10-17 19:23 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(4)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。      
     
◇2日目 10/11 その2)
        52番太山寺~53番円明寺に続いて
      今治市内6ケ寺を巡拝して

 浅海(あさなみ)海岸で豪華客船を見てから20分、
08:32 第54番 近見山 延命寺
   弘法大師が巡錫して再興以来、明治維新まで「圓明寺」と称されたが
   同じ寺名の53番と混同を避けるため、俗称だった「延命寺」と改号。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

    今治城門の一つを譲り受けた、総欅造りの山門
f0213825_1495795.jpg

 本堂は改築中
f0213825_14141088.jpg 少し石段を登って大師堂へ
f0213825_14143564.jpg
 石段を登っていたら降りてくるお遍路さんと衝突、
  「白衣の襟が輪袈裟に被っている、ちゃんと架けよ!」と、叱られました。
  「お遍路さん、境内も石段も左側を歩きましょう」と、勇気を奮ってひと言。

 延命寺から4キロ
09:10 第55番 別宮山 南光坊
 南光坊は、四国霊場中、唯一「坊」と名の付くお寺で、
 今治沖の大三島に鎮座する大山祇神社の別当寺として創建されたことに由来する。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

  平成10年(1998)建立された仁王門では巨大な四天王が睨みをきかします。
f0213825_1435334.jpg
 東方:持国天
f0213825_1524179.jpg  南方:増長天
f0213825_1531916.jpg
 西片:広目天
f0213825_154155.jpg  北方:多聞天
f0213825_1544456.jpg
      何度お参りしてもインパクトのある仁王門と四天王さんです。

南光坊から住宅街を3,5キロ
09:30 第56番 金輪山 泰山寺
 寺に山門はなく、囲まれた石垣の上には瓦屋根付きの白壁がめぐらされ・・・
                   愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 
f0213825_15142399.jpg
           時代劇に出てくる代官屋敷のようでもある・・・

  安政元年(1854)再建の本堂
f0213825_15162868.jpg  昭和60年(1985)建立の大師堂
f0213825_15165682.jpg
     あいにくの小雨、濡れ砂利には正座できず、裏京都さんも立ってお納経。

泰山寺からちょっと迷いながら約3キロ走って
10:00 第57番 符頭山 栄福寺
   山の中腹に本堂・大師堂、お納経所がコの字型に並び回廊で結ばれています。 
f0213825_15292798.jpg

  本堂回廊の箱車
f0213825_15332153.jpg 昭和8年(1933)、
 足の不自由な高知県の少年遍路が
 犬に曳かせて巡拝していた箱車で、
 栄福寺を参拝した際に歩けるようになり
 奉納したものだそうです。
 この話しにあやかり、
 寺には病気平癒の祈願参りが多いとか。


 境内壇務中の白川蜜成ご住職がすれ違いざま
 「お参り お疲れさまです」と、人なつっこいご挨拶があり、
 「映画の公開楽しみしています」と返礼。
f0213825_15483887.jpg 
 ご縁を感じて納経所で署名本を買いました。
f0213825_1546568.jpg



 栄福寺から田んぼやミカン畑を縫うように急坂を4キロ
10:30 第58番 作礼山 仙遊寺
 昭和28年(1953)再建された二層屋根の本堂。
f0213825_16254577.jpg
            一瞬、別格出石寺の護摩堂を思い出しました。

f0213825_16321174.jpg 本堂前のシャクナゲの枝?に
 見えつ隠れつの看板から撮った
 天然温泉と精進料理が評判の宿坊の絵。
 温泉を引いた足湯は
 毎月第3日曜日は遍路さんは無料らしい。
 足湯に浸りながら瀬戸内の絶景を眺めれば
 まさに極楽気分かも知れんなあ~

さて、ここから59番国分寺へ私の遍路体験は
   「五郎兵衛坂」という山の中の坂道を40分ほど下り、
   JR伊予富田駅辺りから右折して国分寺まで歩きました。
   それもお先達さんのお陰で! 

   自動車で59番国分寺への最短ルートなどは経験が無く、
   この旅の前日は、カーナビ検索と行先登録に必死でした・・・
   つくづく、歩き遍路とお車遍路のルートの違いを実感しました。 

カーナビに素直に従ったが、多分遠回り案内された・・・
11:10 第59番 金光山 国分寺 
  奈良時代に聖武天皇が「鎮護国家」を祈念して全国に建立した国分寺の一つ。
   手水舎から左・本堂、右・大師堂
f0213825_17313582.jpg

 お納経帖(薬師如来と書いてあるのだろうけど、達筆で私には読めません・・・)
f0213825_17352372.jpg ナゼだか愛媛県内でこのお寺だけ
 一度しか御朱印を受けていなかったので
 本日、めでたく重ね印。

 59番のランドマーク?
   握手修行大師、
f0213825_17341124.jpg

  
  歩き遍路なら、たっぷり一日コースの今治6ケ寺参りですが、
  快速・お車遍路は早い 早い!
  昼前に巡拝が終わってしまいました。

  当然のことながら、
  札所間のお遍路さんや里の方々との出会いもなく、ちょっと寂しい道中日記。
  ここで一旦稿を区切って、西条市編はページを改めることにします。

  続く
by jh5swz | 2015-10-16 20:17 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(2)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

◇2日目 10/11 その1)
        昨日の51番石手寺~46番浄瑠璃寺に続いて
      松山市2ケ寺を参拝して今治へ。

05:30 昨夜の般若湯の余韻をもろともせずスッキリ起床。
05:50 朝食
06:10 門前宅スタート。
06:50 第52番 瀧雲山 太山寺 
f0213825_933732.jpg

f0213825_9301021.png この寺は本堂とお納経所がかなり離れており、
 裏京都さんには三の門で降りてもらって、
 私は一度お参りしてみたかったお堂もあり、
 250mほど下のお納経所で待つことにした。


 看板がなければここが本堂かと・・・、
f0213825_844216.jpg 本坊・お納経所もさすがに立派です。
f0213825_845956.jpg

 前々から気になっていたお納経所駐車場前のお堂は「一畑薬師堂」でした。
f0213825_849517.jpg

f0213825_8533450.jpg 一畑薬師なればこそ、
 お堂には沢山の「め」を書いた願札があり
 昨日の生目神社に続いて
 世の中がよく見えますように
 お参りを略した太山寺さんに代えて
 こちらへ写経4巻を奉納しました。 




 大山寺から車で5分、
07:20 第53番 須賀山 圓明寺
     仁王門をくぐり左手に大師堂、中門の奥に本堂がこじんまり並びます。
f0213825_9535246.jpg

     中門から本堂へ
f0213825_1010177.jpg

     手水舎のススキが「秋ですよ~」・・・
f0213825_10135128.jpg

 これで松山市内8ケ寺の参拝を終えて、瀬戸内の海に沿って今治へ向います。

 途中、浅海で撮っておきたい海上歩道があります。
 次の画像は2010年4月2日、初めての歩き遍路のときのショットですが・・・
f0213825_10222077.jpg
 穏やかなハズの瀬戸内から寒風、狭い歩道を歩く背中から自動車の煽り風・・・
 歩き心地のいいものではありませんでしたが、
 ここに数年前、海にせり出すように立派な歩道ができて
        地元の方々はもちろん遍路も安心して歩けるようになりました。

08:05 裏京都さんにモデルさんを頼んで歩いてもらいました。
f0213825_10331130.jpg

     私も先ほどから気になって仕方がなかったのだが、
              立派な海の上の歩道を歩くお遍路の視線の彼方、
f0213825_10355949.jpg

     なんと(船名が読めませんが)紅い二本のファンネルマークは飛鳥Ⅱ!?
f0213825_1162511.jpg
      定期クルーズーか、(定かではないが)爆買チャーターツアーだろうか?
      いずれにても、
      歩き遍路モードの道草のお陰で豪華客船の遠望が叶いました。
 
08:11 それでは今治市第54番延命寺さんへスタート!

続く
 
by jh5swz | 2015-10-15 15:58 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(2)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       裏京都さんの(言葉を借りれば)連休を利用した「突撃遍路」、
      何としても2日目、午後5時前には第64番前神寺さんのお納経を
      終えるため、私はドライバーに徹するつもりです。
 
       18ケ寺を快速参拝した今回の日記は、表の稼業の合間合間に
      少しずつ書き綴ることとします。
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

 ◇1日目・10/10)
    松山市内6ケ寺巡拝。

 勤務を終えて高速バスで伊予路入りの裏京都さんを迎えにJR松山駅へ。
 目下、ゆるきゃらグランプリ2015で「家康君」と熾烈なトップ争いを展開中の
 愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」のラッピングカーもお出迎え?
f0213825_12241458.jpg
f0213825_1035720.jpg
     スポンサーのロゴなどが小さくて、自動車販売会社も太っ腹やなあ~

13:01 難波から5時間半を走ってわずか5分遅れの神わざ高速バス到着。
   ご挨拶もそこそこ、まずは51番石手寺さんへ直行。
13:30 連休にしては静かなおみやげ店の並ぶ回廊参道?を直進。
f0213825_12413584.jpg     名物「やきもち」
f0213825_12452555.jpg


第51番 熊野山 石手寺
     文保2年(1318)建立、国宝・仁王門は堅く閉門中。
f0213825_12481066.jpg
  「平和のいのり」も「集団的自衛権不用」もお寺さんの主張ですからご自由ですが、
  参拝者が正面から入山できず脇の軒下から本堂へ向う寂しい気持ちもお察し下さい。

     本堂から茶堂・納経所、仁王門を眺めても静かな連休の札所です・・・
f0213825_131634.jpg
      境内からみた仁王門には「かんぬき」が架けられて閉門蟄居の風情、
     これではお大師っさんは参拝者の迎えも見送りもできません・・・
      1日も早い「開門」をお願い申し上げます。
     
     いつも燃えるほど立ち並ぶお線香の煙も静かです・・・
f0213825_13251276.jpg


14:00 第50番 東山 繁多寺
    深い緑の森を借景して静かにお遍路さんを迎えてくれます。
f0213825_1340172.jpg
       このお寺は 
        ・皇室の菩提寺である京都泉湧寺との関わりあいが深く
        ・時宗の開祖・一遍上人が学問修行した寺でもあり
        ・第4代将軍・徳川家綱の念持仏が歓喜天堂に安置されている
         と云う、由緒有る歴史を今に伝える。
                  <参照:愛媛新聞社発行 「癒しの遍路道」>

    手前から大師堂・本堂・歓喜天堂
f0213825_1346825.jpg

    鮮やかに描かれた鐘楼堂の二十四孝天井絵。
f0213825_1353161.jpg

14:30 第49番 西林山 浄土寺
         山号が48番の寺名・西林寺と混同して・・・
f0213825_1518421.jpg

    婆ちゃんと一緒?
f0213825_15184762.jpg
       この子達の背中を追っかけてたら、境内の写真を撮るのを忘れました・・・

15:05 第48番 清滝山 西林寺
     本堂の本尊は秘仏であり、ご利益が大きすぎるので後ろ向きに置かれているため
     裏側に回ってお参りする、と地元のお年寄りから聞いたことがあるが定かではない。
    
f0213825_8144544.jpg
   西林寺の西100mには、巡錫中の弘法大師がひどい旱魃に苦しむ里人を救おうと、
  錫杖で水脈を探り当て周辺の田畑を潤したと伝わる奥之院 仗の淵があります。
     週刊現代10/9号巻頭グラビア「弘法水を訪ねて」でも紹介されました。
f0213825_1295655.jpg
     自宅から近いもので再々訪れる公園です(2012年04月07日撮影)。
                    よく似たアングルの画像を探してみました。
f0213825_12103097.jpg

15:35 第47番 熊野山 八坂寺
    参道の正面に朱塗りの極楽橋と一体化した小さな山門が参拝者を迎えます、
    天井には阿弥陀如来を中心にきれいな二十五菩薩が描かれています。     
f0213825_1448961.jpg
           ひょっとしたら橋の下の小川は三途の川かも知れん・・・ 
  山門の天井絵
f0213825_14534898.jpg  今日も欄干の椅子に八坂寺の主?
  多忙な壇務に疲れて昼寝中かな。
f0213825_14523966.jpg
  毎年4月29日、盛大に執り行われる
    柴燈護摩供火渡り修行は必見です。  


 本堂回廊でお納経中のお娘遍路さん
f0213825_15105417.jpg
 
 さて、車快速参拝計画も順調に進んでおり、少し時間の余裕もあるので
 裏京都さんが「関心あり」と云われる、近くの生目神社へご案内しました。

 八坂寺から車で5分、ちょっと厳しい坂道を登って駐車場から徒歩3分。
 目の病気にご利益があると信仰される生目神社参拝。
       自宅に植えていた「メグスリノキ」2本をご神木として迎えて頂き、
      スクスクと成長している姿を裏京都さんに見て貰いました。
f0213825_8233986.jpg
       (カメラを車へ忘れて参拝したので9/15の秋の大祭のときの写真を掲載します)
      
 本日のミッションの〆くくりお参りは
16:10 第46番 医王山 浄瑠璃寺
   掃き清められた参道の奥の木々に包まれた本堂、大師堂を参拝。
f0213825_9413518.jpg

本堂の板張りに正座してお納経中の裏京都さん
f0213825_9513237.jpg 
 裏京都さんは、いつでもどこでも
 本堂・大師堂の地面か濡れ縁に
 正座してお経を納められます。
 
 私は、同級生に託された写経を
 いつも本堂・大師堂へ2巻ずつ
 ご宝号を唱えて納めます。  

    お参りのあと、
    今年の夏、浄瑠璃寺境内からお寺の裏に新設の公園へ移設された
    地元戦没者の「鎮魂の皿」へ裏京都さんをご案内したところ、
    ここでも正座され丁重なご供養経を納めて下さいました。
f0213825_10491613.jpg
f0213825_10511630.jpg

    この「鎮魂の皿」は、先の大戦で亡くなられた地元戦没者300名の
   人となりを郷土史家がまとめた四行詩を砥部焼きの皿に焼付け、
   上部にるり観音を安置した六道に因む六角の塔の六面に填め込み、
   毎年8月15日には厳かに慰霊祭が行われる鎮魂碑です。
    詳細は拙日記「浄瑠璃寺の蓮と鎮魂碑」をご一読下さい。

   
16:50 本日予定の6ケ寺のお参りを終えて、遍路道沿いの門前宅へ帰宅。  
f0213825_11571659.png 
 たかのこの湯も目論見ましたが、
 ホテルのバイキング空席時間との折り合いがつかず・・・  
 門前温泉?でひと風呂浴びて、
 近所の別格番外 般若寺へお参り、
 旨い地酒を呑みながら
 「般若心経と般若湯の相違」と
 「遍路よもやま話し」が盛り上がったことでした。   
 が、・・・

 明日の12ケ寺爆走遍路に備えて、
 勉強会は程よくホロ酔いになったところで帰還、即、撃沈。 
   
 稿を改めて明日に続く・・・
by jh5swz | 2015-10-14 13:01 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(6)

平成27年 8月22日(土)の日記。

今月2回目の坂本屋当番。

07:35 自宅発。
07:50 今朝は久しぶりに46番浄瑠璃寺へ朝参り。
      長珍屋さん前の県道に県外大型バス1台、
      浄瑠璃寺駐車場に同じく県外ナンバーの自家用車3台。
      本堂へ写経5巻代参。    
f0213825_11281755.jpg

      本堂の右奥、大師堂は団体さんがお納経中・・・
      ここの大師堂前は狭いので、お遍路さんの後ろから合掌のみ・・・
f0213825_1136521.jpg

      ハス池へ廻ってみると、いつものようにカメラマン氏が数人、静かに撮影中、
      遠慮しながら端っこの満開の紅白2輪をパチリ。
f0213825_1142227.jpg
f0213825_11423872.jpg

      今朝は、もう一つ目的があった・・・
      いつぞや、浄瑠璃寺さんの依頼で坂本屋会長(石材彫刻店主)が
      境内の鬱蒼と繁った木立の中から本堂裏に新しく造成した公園へ
      移転工事中だった「鎮魂の皿碑」が竣工し、8月15日終戦の日に
      地元で厳かに追悼式が行なわれた「碑」のお参りがしたかった。        


 この「鎮魂の皿」は、
  太平洋戦争で亡くなった地元久谷出身者の慰霊のため郷土史家相原熊太郎が遺族の家を一軒一軒訪ねて巡り、
 戦死者の人となりを四行詩にまとめ、それを皿に焼付け準備は整ったが多額の建設費用が集まらず計画は頓挫、
 300枚の皿は寺の床下に入れ置かれた。
  爾来25年、人々の記憶から忘れ去られていた・・・
  昭和49年、NHKの遍路番組取材班が床下から発見し、撮影、編集し全国放送され大きな反響を呼んだ。
  放映を見た地元の診療所三好かつみ先生は寺と諮り、この慰霊塔建設に尽力された。
  地元の石材彫刻店 相原誠一さんは、
  仏教の六道に因み、六角の塔の六面の壁面に300枚の皿をはめ込むことに苦労を重ね、
  るり観音を刻み塔の上部に安置し完成させた。 
 
    
              当ブログ「浄瑠璃寺の蓮花と鎮魂碑(7月7日の日記)」より転記
 
   今は亡き父上が境内への建立に携わられた鎮魂碑を
   石材彫刻店の後を継いだ相原誠則氏(坂本屋運営委員会会長)が現在地への移転修築を担当されました。
   ここへお参りする度に、親子二代に亘る地元戦死者への鎮魂の念はいかばかりであろうかと私は思います。
    
 

本堂左手の遊歩道正面に陽光を受けて「鎮魂碑」が見えます。
f0213825_11531844.jpg     正面の祭壇に追悼のお祈りを・・・
f0213825_12304447.jpg


  
  六面に並ぶ鎮魂の皿
  戦死者の召集年月・玉砕地・享年・遺族のことなどが四行詩に纏められています・・・
f0213825_12353053.jpg
                   故人のお名前が見えない程度にピンボケを掲載します・・・
           あるお皿の四行詩
               水◇〇様
                二度の召集〇さん、
                始は満州三年
                次に南方ルソン島
                戦死 実に廿九 
         
              戦争の記憶のない私ですが 戦争はいけん

  駐車場から見える鎮魂碑、
  この秋には、この公園いっぱいに牡丹と芍薬が植えられる計画とのことです。
f0213825_1241195.jpg


  ちょっと道草?が過ぎましたが坂本屋へ急ぎます。
  左手一番奥のU字型の凹が標高720m三坂峠。
f0213825_12433461.jpg

  小さな秋、見つけました。
f0213825_125236100.jpg
f0213825_12524827.jpg


08:59 雨戸を開けて幟旗出して、
f0213825_12544433.jpg
                   104歳の坂本屋さん本日もお世話になります。 
      お接待準備完了!
f0213825_12561444.jpg


f0213825_1310188.jpg 夏枯れで?、花がありませんが・・・
 駐車場の花をドロボーして
 一輪挿し、投込み流家元
 門前の小僧は
 今朝も懲りずに頑張ります。 

 誰もへたくそ!とはおっしゃいませんが、
 どなた様からも上手いと褒められません

 お立ち寄りのお遍路さんの
 わずかで かすかな
 疲労回復剤になるのなら
 トコトン続けさせてもらいまひょ。
 


さて、麦茶に茶菓子、冷凍 evian もスタンバイできたが登り下りのお遍路さん皆無。
 ・なにしろこの暑さですから?
 ・ここは「歩き遍路さん」しか通過されませんから・・・
 ・秋のお遍路シーズンに備えて皆さん充電中でしょう・・・
 ・5月までの階層1200年イベントの反動かも? etc etc

ヒマなので、ちょいと峠方向へ歩いてみます、
かってこの辺り一帯の米は「窪野米」と称され、お殿様のお気に入りだったと云い、
f0213825_1330081.jpg

     松山のお殿様に献上された歴史があるらしい。
f0213825_13395024.jpg

     当時の旅籠「坂本屋・献上米」名残りの高札が今も神棚に。
f0213825_13415721.jpg


12:05 当番二人、囲炉裏端で持参の山賊弁当。
      扇風機ナシ、もちろんエアコンなし、団扇も使わないが
     標高360mにある古民家の奥まった部屋は暑さを感じない。

さてさて、いつもなら岩屋寺からのお遍路さんの通過時間帯なのだが
     お一人様もお見えにならない・・・
     座敷で座布団を枕にウトウトと昼寝~~~
     麓から座敷へ流れる涼風が、あな気持ちよろし。
f0213825_15525815.jpg

14:00 ふと思いつき、50mほど下った所にある遍路墓へお盆参り。
   ここ窪野町桜の方々が170年余りに亘ってお守りされているお墓で
         花崗岩の自然石に刻まれた文字は
          (梵字)得実羽覚信士
           讃州高松 松嶋 吉野屋平助墓 天保十三年 と読めます。
f0213825_1444293.jpg

       
ここから20キロ以上?離れている十五万石の松山城が今日は見事に見えます。
  城山の向こうは瀬戸内の海。
f0213825_1472812.jpg
             Nikon COOLPIX P100 26倍ズームとはいえ三脚ナシではなかなか。
             息を殺して・・・なんとかお城を撮り込んだ一枚(コレって自慢話しデスから) 

14:55 幟を仕舞い、雨戸を閉めて、火元確認、施錠して本日のお接待終了。 

ひと休みされるお遍路さんはなかったが、今日、最高に嬉しかったこと。     
f0213825_14434936.jpg 朝一番に郵便受けを見てみると2枚の納め札あり。

 赤い御札でお名前を伏せましたが
  「ありがとうございました、
        御手洗いを使わせて頂きました。」

 坂本屋のトイレは年中フリーですから
 お礼などもったいないことです・・・
 が、こうしてわざわざ添え書きまでいただくと
 坂本屋でお手伝いさせてもらってよかったなあ~
   と、門前の小僧は感激したことでした。
by jh5swz | 2015-08-24 08:41 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(14)

2015八坂寺柴燈護摩供養

平成27年4月29日(水)の日記。

 今日は自宅から車で約15分、八坂寺さんで柴燈護摩供養が行なわれます、
 坂本屋皆さんや親しくして貰っているお先達さんのfacebook上の情報もあり
 幸運の破魔矢ゲット実績のある門前の小僧、いそいそと出かけました。
f0213825_195852.jpg

 八坂寺近くの坂本屋メンバーさんの工房駐車場をお借りして、
          霊場ゆかりの資料美術館「衛門三郎の里」前を歩いて
f0213825_14261757.jpg

10:50 八坂寺参道口からゆるい坂道を登ります。
f0213825_14283665.jpg

f0213825_14344889.jpg
f0213825_14341386.jpg

 春夏秋冬を通じて私の好きな参道の一つです。
f0213825_14311052.jpg

 極楽橋と本堂
f0213825_14395078.jpg  いつ参拝しても
  極楽橋、お納経所前あたりで
  デンと構えている主が 
   「今日は朝から騒々しいニャン!」 
f0213825_1444698.jpg

 
  新緑に本堂が冴えます!
   (後方の山の頂上が生目神社?)
f0213825_14495360.jpg

  西林寺近くの評判のうどん屋、「味十味」・「瓢月」さんが、
  準備中で食いっぱぐれていたので・・・
  湯気が立ち込めていたこのテントに入って「うどん」を注文したら
f0213825_14552963.jpg  「お接待です」、いや~ありがたい!
f0213825_14563833.jpg

11:30 平素、駐車場広場に柴燈護摩供養の祭壇が設えてあり、
f0213825_1521536.jpg

f0213825_1563167.jpg 祭壇中央には
 開創1200年記念練行で
 お先達さんに担がれて
 四国を一周し高野山へ登った
 大師像がお迎えしてあり、
 小僧、欲が深いので
 知ってる人みんなの健康を願って
 お線香を5本灯して合掌・・・
 



 このお大師像が三坂峠を下られた粉雪の舞う寒い日、
           一人で網掛大師堂までお迎えに行き、
f0213825_15375327.jpg

 翌日、我が家のすぐ傍の交差点を渡るお大師っさんを
           寒風吹きさらしの陸橋の上からお見送りしたことでした。
f0213825_81579.jpg
              (この写真は、お遍路仲間が「アビーロード」と評してくれたお気に入りの1枚)
          思えばいずれの日も遠くから拝んだだけだったので初対面みたいなもんでした。

12:00 「やんちゃ連」奉納阿波踊り。
f0213825_1555193.jpg あとで知り合いのお先達さんに聞くと・・・
 この「やんちゃ連」は
 徳島の某お先達さんがお世話をされる
 人気の「連」とのこと。

 お名前を聞くと、
 坂本屋の納め札整理箱の中に
 確かにあったお名前!
 紹介してもらえばよかった・・・


 


踊り方の基本や鳴り物の説明があって
f0213825_16144127.jpg

    奉納演舞
f0213825_165493.jpg

    最後はお先達さんや参拝者も巻き込んで♪踊らにゃそん そん♪ 
f0213825_16101288.jpg
               

       私は素人ですので、
       この行事中、執り行われる儀式等の専門用語・固有名詞の使い方に間違いや
       不適切な表現がありましたら、コメント欄を通じてご指導をお願い致します。
 


12:30 修験者皆さまが極楽橋から入山、いよいよ大祭儀式の始まりです。
f0213825_16203338.jpg

      本堂内陣でお納経中、境内は参拝者であふれています。
f0213825_16221296.jpg

      正面を避けて、ここで餅まきのおこぼれを狙ったのだが空振り三振
f0213825_16252422.jpg

12:50 柴燈護摩供養会場へご入場
f0213825_16292979.jpg

     ここで結界を挟んでの山伏問答が味わい深いものでした。
      山伏)これ旅の行者、住む山は何処なりや~      
      行者)伊予の国道後、真言宗醍醐派熊野山八坂寺配下の行者にて候
      山伏)本日、当道場に来山の儀は如何に。
      行者)家内繁栄、五穀豊穣、開運招福の柴燈護摩供ありと承り馳せ参じ候。
        護摩供養行の列座に加えられんことを願い申す
      山伏)八坂寺門跡の行者ならば修験の儀、心得の筈、一通りお尋ね申さん。
      行者)何なりとお答え申さん。
         以下、しばらく口頭試験のような問答が続き~~~
      山伏)お答え一つ一つ、まこと八坂寺門跡の山伏に疑いなし、お通り召され。
      行者)しからば御免。
        小僧の目の前で行なわれ初めて聞いた山伏問答。
         メモを取ったワケではないので細部まで正確ではないこと何卒ご容赦下されたく候。


結界で仕切られた道場へ入山を許された修験者ご一行の法螺貝が鳴り響く中、
     いろいろな修験道儀式があって、
f0213825_16454725.jpg

放弓の儀
 魔除けの矢を四方や鬼門、天に向かって放ちます、
 飛んだ矢は参拝者がゲットして厄よけに持って帰れます。
f0213825_16461028.jpg 
 別格文殊院さんで味をしめ・・・
 あの時と同じ方向で待ちましたが、
 矢は結界内へポトリと軟着陸・・・
 
 あとで聞くと、  
 遠来のお先達さんの友達が、
 幸運の一本をお受けになったとか、
 よかった! よかった!

 お灯明の火から点火式
f0213825_16483296.jpg





13:32 柴が燃え、
f0213825_16521158.jpg  白煙が、
  祭主、修験者、一般参拝者、
  新緑の山まで包み込んで
  それはちょっと
  不思議な光景でした。
f0213825_1655153.jpg
 



白煙が火炎に変わったところで、
f0213825_16575618.jpg

祭主・八坂寺ご住職が
f0213825_16591484.jpg

山と積まれた御護摩の願主の願いを祈祷し
f0213825_1714669.jpg

預かった修験者が燃え上がる炎の柴壇に投げ込み、
f0213825_1711410.jpg

御護摩を次々に焚き上げます、
f0213825_17194346.jpg

焚き上げは御護摩がなくなるまで延々と続きます。
f0213825_1715415.jpg


14:15 一般参拝者から驚きの声があがった祭主の火渡り初め!
f0213825_17321462.jpg

修験者が続きます。
  頭の上の火炎は一体なんでしょう?
f0213825_1734342.jpg

f0213825_18563370.jpg 
 修験者の火渡りが終わったあと、
 青竹で火炎を消して
 囲炉裏の残り火のようになった
 柴燈護摩壇を
 御輿に付けられたきれいな御守りを
 一本ずつ受け取った一般参拝者が渡ります。
 
 行列のできる火祭りです。
f0213825_192466.jpg






 ちょっと、おっかなビックリ?
f0213825_1984899.jpg

f0213825_19131428.jpg


        知り合いのお先達さんの火渡りを見たかったのですが、
        3時に来客のアポあり、八坂寺さんをあとに帰宅しました。

  
終わりに、
f0213825_19271545.jpg 坂本屋へお立ち寄りの
 お遍路さん(特に外人さん)に
 とても評判の
 八坂寺「通夜堂」をご紹介します。
f0213825_19252055.jpg



 失礼ながらガラス戸越しに・・・(八坂寺様すみません、覗きました)
f0213825_19321446.jpg
f0213825_19323452.jpg
 なるほど殆どの外人さんが
 Stay to 47Temple-TOYADO tonight と仰るハズです。
 ここには八坂寺さんのご好意と、それを無にしないお遍路さんのマナーが窺えます。
 
by jh5swz | 2015-04-30 23:15 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(6)

平成27年 2月14日(土)の日記

 お四国参り三巡中の舞鶴の足立さんと松山5ヶ寺を参拝しました。

 前夜23:05 難波を出発の足立さんと
 今朝07:30 JR松山駅で合流、真面目な遍路二人の愉快な巡拝の始まりです。
 
07:47 第49番浄土寺参拝。
f0213825_19164058.jpg
  以下、このイラストは「NPO伊予路おへんろ倶楽部」提供【伊予十ヶ寺参り】より借用致しました。

     浄土寺仁王門   
f0213825_1336733.jpg
        南無阿弥陀仏の念仏踊りの開祖・空也上人が3年間滞在したと伝わります。
f0213825_8383766.jpg
       現存する空也上人自像<重文>(2014・5/27浄土寺花曼荼羅パンフレットより)

     本堂(四国霊場の中でも有数の歴史を誇る建造物で国の重要文化財)
f0213825_1223865.jpg
      お寺さんの裏山にはミニ四国霊場88ケ所があります、お時間のある方にはお奨め

例によって写経奉納参拝の私は
足立さんの後ろで神妙に般若心経を黙読。
f0213825_13433841.jpg

  さて、お納経を受けようとしたら、千両箱を忘れており・・・
  お納経所玄関で足立さんに小判1両を借りてご朱印を受けました。
  参拝後、
  車で数分の自宅へUターン、軍資金を調達して再出発。
  やれやれ、落ちこぼれ遍路は朝から「なにやってんだ~」
  県外の一人旅だったらと、冷汗三斗・・・

08:30 時宗の開祖一遍上人修行の寺
      第50番繁多寺参拝。
f0213825_1981855.jpg

   地元では「畑寺」と呼ばれる  
   小僧の好きなお寺さんの一つで簡素な山門が朝日を受けてひときわ冴えます。
f0213825_13464323.jpg

     鐘楼堂の『二十四孝』の天井絵。
f0213825_1594397.jpg
     『二十四孝』(にじゅうしこう)とは、
      中国で古来有名な「孝行」が特に優れた人物24人のこと、と書誌にあり。
      ”孝行をしたいときには親はなし” とか、
      今更ながらですが、含蓄のある言葉ですね~


      なお、繁多寺境内に隣接する大きな貯水池は、
     正しくは「松山・松前地区工業用水道」と云って、松山・松前の臨海工業地帯の
     工業用水のほか、農業用、発電用にも用いられる水だそうです。
      源流は石鎚山系の面河ダムで、地下水路を通って3つの発電所でタービンを回し、
     桜三里の貯水池を経由して、長旅の末、この貯水池に流れ込むのだそうです。
              

今朝も繁多寺から石手寺への遍路道から松山城がきれいに見えました。 
 NHKさんの鉄塔が目障りではありますが、歩きお遍路さんにはお奨めの絶景!         
f0213825_15133261.jpg
                     (画像は2012年1月2日撮影)

09:00 第51番石手寺。
f0213825_1855544.jpg
  仁王門(国宝)
f0213825_13521843.jpg

 本堂お納経
f0213825_1353519.jpg

 うわさのパワースポット? 大師堂前から裏山のお大師っさんを拝顔
f0213825_13555090.jpg
   このお大師様は高さ16m、重量50トン、お持ちの筆の長さが3mだとか、ジェジェジェ!

さて、少々時間にゆとりがあるようなので、
足立さんには、太山寺への道中、松山観光ご案内(道草とも云う)をさせて頂きました。

  昼前にJRで今治へ輪行される計画なので、のんびり写真を撮る時間がなくて、
   以下、数枚は過去に撮影した画像を使って編集しましたことをお断りします。

  

時宗の開祖一遍上人生誕の寺・宝厳寺参拝
f0213825_1551274.jpg

       残念ながら山門と一部の建物を残して焼失した宝厳寺は、
       善男善女の浄財で再建途上にあり、目下境内は整地中。
       写真中央石碑の奥に、かって本堂が建っていました・・・
f0213825_15521879.jpg

       足立さんには、
       再建資金募付きの起き上がりこぼし「もういっぺん」をご購入の上、
       お寺さんへご寄付まで賜りました。
       宝厳寺隠れファンとして御礼を申し上げます。
f0213825_15523189.jpg
 
09:47 ロシア兵墓地へお参り。
      小僧がプーチンさんに又ツブやいた、
      「私達は貴国と仲良くお付き合いしたいのですけど・・・」。
f0213825_13572513.jpg
      小僧の思いは MY blog 「ロシア兵墓地」を是非読んで下さい
 
松山観光港の近くにある 
小説「坊ちゃん」でおなじみの”ターナー島”と
f0213825_15394759.jpg
    『「あの松を見たまえ、幹が真直で、上が傘のように開いてターナーの画にありそうだね」と
    赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。
    ターナーそっくりですよ」と心得顔である。ターナーとは何の事だか知らないが、聞かないでも
    困らない事だから黙っていた。』...(以下、略)  【夏目漱石 「坊ちゃん」より】


その観光港から3㌔ほど走って、高浜のパワースポット「三つ石」を車窓から。
f0213825_1540921.jpg
            詳細参照⇒松山・白石の鼻巨石群調査委員会

f0213825_16543338.jpg
 
  さらに海岸線をで数分走って
  第53番圓明寺奥之院を探したのですが、
  数年前、四季の会で参拝したときの
  身内お先達さんも本日は不在で
  見習い添乗員では
 どうしても、この看板に至らず・・・
    (画像は2012・3/14参拝時撮影)

  「お車お接待大失敗の巻」でした。


f0213825_9544289.png
             帰宅後、調べてみると、どうやら入る路地を一つ間違えていた様子・・・

 52番太山寺へ直行、
10:36 (足立さんが見たかったと仰る)太山寺参道茶屋の「ねじれ竹」
f0213825_13595191.jpg 
 参道の旧遍路宿の庭に、
 不義の男女が持っていた青竹の杖が根付いたものといわれている
 「ねじれ竹」がありました。
 地元の小僧も知らなかったので調べてみました・・・
 昔、ねじれた竹杖を洗って宿へ入ろうとした男女をみた僧侶が、
 「別々に霊場を回って、大師に心を打ち明けるよ。」と2人を諭した。
 以来、青竹を遍路の金剛杖には使わなくなったのだ、と云い伝わります
f0213825_14403742.jpg
  なるほど根っこがねじれて「不邪淫」は いけんぞな! 
  と戒めておりました。
 

10:38 第52番太山寺
f0213825_17142227.jpg
       三の門
f0213825_1453998.jpg
                     ちょっと息切れした小僧・・・
      本堂
f0213825_1483123.jpg
           嘉元3年(1305)創建、愛媛県下で最大の古い建築物と云われています。

11:05 第53番圓明寺
f0213825_1793359.jpg
      中門
f0213825_14104644.jpg
    書誌によると寺には慶安三年(1650)に京都の樋口家次という人の銅製の札が保存されており、
     米国からお四国参りに来たスタール博士が深い関心を示したこの納札が四国最古の納札札らしい。


     大師堂
f0213825_14114419.jpg

クイズで~~~す。
53番山門脇の石柱、
一金壱百万圓 徳島県阿南市 小川孝子さんってご存知ですよね?
f0213825_1594027.jpg
 キリシタン灯籠ほど話題にならなのですが
 小僧、いつも気になります・・・
f0213825_159011.jpg
    
     正解者にはストックホルム行き航空便の時刻表など(検討中)。

脱線したところで、午前中の計画を無事達成!
11:25 円明寺から車で1分、ちょっとレトロなJR伊予和気駅へ
f0213825_16435451.jpg
f0213825_14151281.jpg
        数年前には、駅舎中央部に洒落たれレストランがあったのですが・・・
          テナント募集中の貼り紙がありました・・・JR殿 善根宿はいかが?
f0213825_1420493.jpg
              ここには丸くて赤いポストをおきたいなあ~~~

11:35 伊予和気駅から今治へJR輪行の足立さんをお見送り、
    小僧は野暮用があり自宅へUターン。
f0213825_14171428.jpg
          その後、順調に今治市内を巡拝され、
          翌日は別格西山興隆寺~生木地蔵~63番吉祥寺、
          (60番横峰寺さんを後々の楽しみに残されて?)
          62~63番吉祥寺さんまで参拝されて帰京の様子、
           タフネスお遍路足立さんの、その後の道中記は
            おきらく道場(遍路編)をご覧下さい。
    
2月14日の足あと

  蛇足・・・
    こうして島外から週末を利用してお四国参りをされるお方に接して思うこと。

    四国の人には宗教宗派信心論はさても置いて、
    まずは自宅近隣の霊場参り体験をお奨めしたい門前の小僧です。

    私ですか?
    心の中では仏教徒だと思っているのですが、
    正月には3軒隣りの小さな鎮守の宮を初詣して、
    二日にはラジオで箱根駅伝を聞きながら
          46番~48番若しくは
          49番~51番札所を初歩き遍路します。
     
    春秋彼岸とお盆と年末には生まれた村の墓参り、
    X’masには孫に小さなプレゼントを贈る器用さも持ち合わせております。

    押しなべて器用さというよりチャランポランなのかも知れませんがね・・・
 
by jh5swz | 2015-02-16 19:13 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(11)