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雲辺寺への道(予習)

 過剰な下調べは旅の楽しみが半減するという話しも聞きますが・・・
私は逆。
 滅多に行けない所であればあるほど楽しみを膨らませておきたいのです。
  (世間はコレを究極の貧乏性と云うのかも知れません・・・)
 次回巡拝の雲辺寺が霊場中最標高927mに鎮座する難所であるだけに、
参拝道中の様子と楽しみのネタを調べてみたくなりました・・・
   因みに、涅槃の道場 讃岐第1番と呼ばれながら
   雲辺寺の住所は徳島県三好市池田町白地765番地ということも
   この予習で初めて知った、私は”にわか遍路”です。

   楽しみを膨らませるためにと云いながら、
   この歩行時間×距離÷標高差を想像すると、
   おそらく道中を楽しむ余裕は殆んど無いものと、覚悟もしながら・・・

☆雲辺寺への登り道(目論み)☆
(2枚の地図はNPO四国おへんろ倶楽部発行 「讃岐23ケ寺参り」より)
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雲辺寺への歩きへんろ道は<赤い点線>の3ルートがあるようですが、
<青い点線は車でロープウエイ利用の参拝ルート>
前回の帰路バス車中のお先達さんの説明から察すると
 ☆午前中の急な登り坂へのスタミナ温存のため?
 1・愛媛県からR192の境目トンネル(855m)を徳島県へ進み、
 2・佐野(民宿岡田)から徳島高速道の高架をくぐり、
 3・標高差400m、約3Kの急坂を1時間半、喘ぎながら?登り
 4・曼陀トンネル経由のへんろ道と合流し
 5・尾根伝いに2,6K、標高差200mを1時間、泣きながら?登り
 6・雲辺寺(標高927m)をめざす
                 ことになるのだろう・・・と推測します。
 本番は12月3日、山頂の”坂の上の雲の辺りの寺”は冷える、と聞く・・・
 四国では数少ない雲辺寺スキー場へのロープウエイを利用すれば7分!
 だと云うが、せっかく1番からここまで歩き通したのだから、
 なんとか歩いて登りたい・・・と願うのはチーム全員の思いに違いない。

-ご対面が楽しみな五百羅漢像- (写真は「歴史の小径」より借用)
 -ここは、じっくり時間をかけてご対面させていただきたいのです-
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-覚えておきたい逸話-
 天正5年(1577)、土佐の豪族長宗我部元親が雲辺寺に上り、
眼下に広がる讃岐や伊予の平野を望みながら四国統一の野望を抱いた。
 当時の48代住職俊崇坊(しゅんそうぼう)は「貴方の器は土佐一国の主だ。
それが四国の主になろうとは、茶釜の蓋で水桶の蓋をするようなもの。
今は兵を引いて土佐へ帰り、領民を愛するが良い」と野望をたしなめたと云う。
 戦いに手段を選ばぬ元親だが、この時ばかりは住職の言うことを聞き、
雲辺寺は戦火を免れた。寺を守った住職も傑物と伝えられているそうな。

 ☆雲辺寺からの下り道☆ 
~~~前回ツアーの車中で優しいお先達さんの説明~~~
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 「大興寺手前の
 ゴール地点粟井町岩鍋池まで2時間、
 7,6Kを下りますが、
 しんどいと思う方は無理をせず、
 ロープウエイで降りて下さい、
 山麓駅で待機のサポートバスで、
 岩鍋池まで搬送します」

 なんとお優しいお言葉(涙?)・・・

 己の細い足に聞いた
  「どうする?」
 細い足が答えた
  「主の根性次第!」

 
 
そういえば、平成18年7月7日、
最大の難所と言われる12番焼山寺から下った昼食場所の地名は「鍋岩」、
雲辺寺上り下りのゴール地の池の名が「岩鍋池」、
岩とか鍋の地名は遍路にとって鬼門かな~?


例によって余談(蛇足)
雲辺寺ロープウェイは全長約2600m
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山麓駅から山頂駅の高低差約660mを約7分で結ぶ日本最大級の規模を誇るロープウェイ。
定員101名のスイス製ゴンドラの窓越しから、
瀬戸内海を始め、中国地方、瀬戸大橋の偉容も一望できるという大パノラマが楽しめる。 
ロープウェイ乗車券は 大人 往復2000円(片道1200円) だと云う。
なんとかお世話にならないで下山したいなあ~~~

雲辺寺スキー場は、別称「天空のスノーパラダイス」と云い、
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11月4日より
造雪を開始し、2010-2011シーズンの営業は
12月17日(金)~3月13日(日)の予定とのこと、
12月 3日の巡拝では、人工雪の中をチラッと歩けるのかも!
氷は「製氷」と云うが、雪は「造雪」と云うらしい。勉強になりました・・・
by jh5swz | 2010-11-23 10:23 | 66番雲辺寺予習 | Comments(2)