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坂本屋の餅つき2013

平成25年12月23日(月)天皇誕生日の日記

恒例、坂本屋の餅つき。

08:00 1年締めくくりの行事とあって、まずは自宅近隣の48番西林寺へ朝参り。
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  早朝、手水舎の水は冷たいが、それだけに身が引き締まる。
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関東に住む同級生に託された写経を納めて1年を感謝。
開創1200年祭の一環でしょうか、
大師堂にはご本尊と参拝者を結ぶきれいな「結縁の紐」が架けてあり、
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五色の紐で結ばれたお大師っさんと一体感に浸れるという、ありがた~い仕掛け?
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≪本道の裏に回って拝む≫
 本尊の十一面観世音菩薩は、秘仏のため誰も直接拝めず、
 住職さんもお顔を拝んだことがないということである。
 ところが、おかしいことに、そのご利益があり過ぎるということで、
 後ろ向きに安置されているという噂がある。
 誰も見ていないので定かではないが、この噂を信じ本堂の裏に回って拝む人が多いという。
             [四国八十八ヶ所詳細地図帳21世紀新版より抜粋]

08:35 坂本屋へ5㌔(出口橋)
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08:50 坂本屋着、すでにメンバーさんは餅つき準備中。
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松山市内と体感温度マイナス5度?
三坂の山々には昨夜来の雪が残る・・・ 寒い!
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地元の坂本小学校を通じて「餅つきとしめ縄作り教室」に参加の子供達。
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坂本屋メンバーと地元の有志皆さんも勢ぞろいして
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三連蒸気機関車よろしく竈の蒸篭はフル稼働。
なにしろ参加者のお餅とお鏡で、しめて20臼ですから!
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 今日の餅つきと冬場の囲炉裏火に備えて
 納屋に整然と積み上げられた薪の山。
 
 多士多彩な坂本屋のメンバー、
 この薪はいったい何処で調達されるのでしょう?
 その顔の広さに敬意を表します。 

 

座敷では、チビッコを交えてマドンナ皆さんが「あんこ」切り。
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10:00 臼の周りに清め塩をまいて初臼!
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まずは長老とベテラン差し手の模範餅つきです!
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大人に交じって子供達も大活躍!
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 家の炬燵でスマホいじっておかしなゲームに夢中になるよりはるかに健康!
     などとヤボな説教しないで、
 坂本屋では、いつもこうして子供達を遊ばせながら何かを教えようとなさる。
     すばらしいことだと思います。

つき上がった餅は座敷で
参加者のお正月餅用に手際よくちぎって丸めて並べられます。
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                   ここでも主役は子供達。

師範は坂本屋スタッフ奥方皆さん
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一方、こちらは「坂本屋名物 シシ鍋」30人×2杯の炊き出し部隊。
10:00 鍋にするにはもったいない程の上等シシ肉をたっぷり惜しげもなく投入して
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10:50 「あ~でもない こうでもない」と味噌の量で喧々諤々の末、
             「うん、できた!」 
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弱火でじっくり煮込んで 煮込んで 煮込んで
12:15 たっぷり味のしみこんだ頃、配膳。
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朝から裏方で大活躍のマドンナ皆さんの味付け採点も合格でした!
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小雪がチラついてもおかしくない寒空の元、
      屋外でシシ鍋、囲炉裏でシシ焼肉!
        こんな素晴らしいB級グルメがございましょうや!

界隈の田畑を荒らしまくった「イノシシ」君も、
こんな形で罪滅ぼしができて、キット三途の河原の裁判所で極楽行きの判決間違いなし!
            南無大師遍照金剛~~~ 合掌。
 
 
大活躍だった一本杵も湯浴みして「ご苦労さま!」
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 戦場だったに違いない囲炉裏周りも片付いたところで
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13:20 坂本屋長老から子供達にお正月のしめ縄作りの伝授。
まずは長老のお手本作り
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子供達の目が輝く!
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大人達が目を細める!
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手作りのしめ縄を玄関に飾ってお正月を迎える子供達の気持ちに思いを馳せます。

坂本屋の玄関にも、真新しい注連縄張って
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 お城下の業者さんの商品ほどに
 ド派手で大きくもありませんが、 
 メンバーが新年の弥栄を願って
 手作りされた門松立てて
 坂本屋のお正月支度はすべて完了。

 参加者全員に
 きれいなヤマクサを飾った
 子供達手作りのしめ縄と
 白餅・あん餅・よもぎ餅とり混ぜて20個と
 お鏡餅にダイダイ2個が配られて散会。

 


 通い始めて3年、私にとって、
 坂本屋との関わりはますます無くてはならないものになりつつあります。


平成26年・2014年もキットいい年、キットいい歳、まちがいなし! 
by jh5swz | 2013-12-24 17:08 | 坂本屋日記2013 | Comments(6)

ふいご祭り2013

平成25年12月8日(日)の日記

遍路茶屋・坂本屋運営委員会々長 相原誠則氏は
相原石材彫刻店3代目当主として巾広くご活躍されています。

今夜は、その相原家が創業以来104年に亘り
祭事を継承されている「ふいご祭り」にご招待をいただきました。

 「ふいご祭り」のレポートの前に、
 平素、本業のことを余りお話しにならない遍路茶屋・坂本屋のリーダー
 運営委員会会長”の表のプロフィルを少しご紹介させていただきます。

         相原家歴代のお仕事は近郷の墓石はもちろん、
         四国88ヶ所霊場の石仏やお大師像、
         各地の句碑・歌碑はじめ土木建築物の石加工等々、
         三代に亘り残された作品は枚挙にいとまがありません。
         四国お遍路をされた方々にはご記憶と思いますが、
         第46番浄瑠璃寺境内の仏足石も相原家の傑作です。
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                     2011・6/19参拝時撮影

f0213825_171553100.jpg  左の写真は、今年の秋、
  ウチの相方とフラリと出かけた秋の県展の
  彫刻の部に出展されていた
  相原会長の「くいちがい」という作品です。

  石屋さんといえば、
  お堅いお方! と思い込みがちなのですが
  私は、この作品を観て、
  普段、坂本屋で垣間見る”遊び心”たっぷりの
  相原会長の真骨頂を窺った気がしました。


さて、「ふいご」は知っていますが、初めて耳にした「ふいご祭り」とは?
   「ふいご」とは、ご存知の童謡”村の鍛冶屋”に    
      ♪ 暫時(しばし)も止まずに槌打つ響
       飛び散る火の花 はしる湯玉
       (ふゐご)の風さへ息をもつがず
       仕事に精出す村の鍛冶屋 ♪♬
                  と歌われる「ふいご(鞴)」のことで、
昔、ふいごは獣の革で作られていたので漢字でかくと革偏が付くのだそうです。
          
<以下、お話し歳時記>というサイトからその謂れ歴史を紹介します。
 鞴は昔の金属の精鉄や加工には欠くことのできない、火をおこすための道具で、
旧暦の十一月八日には、全国的に、鍛冶屋、刀工、鋳物師などが仕事を休んで
稲荷神社に詣で、「鞴祭り」を行いました。
 鞴祭りは京都や江戸で特に盛んで、土地によっては踏輔(たたら)祭りとも呼ばれ、
十二月八日や四月八日に行うところもありました。

 鞴祭りには、鍛冶屋や鋳物師、彫り物師、風呂屋など火を使う商売の家では
火を操る職業の守護神となっていた稲荷神に詣でてお札を受け、仕事場に貼り、
鞴を清めて注連縄を張り、お神酒や餅を供え祭事を行いました。


 ではなぜ、石材店で「ふいご祭り」かとお聞きしましたところ、
 「石」を彫り、加工し傷んだ鑿(のみ)などを修理するための「鞴」は
 鍛冶屋さん同様或いはそれ以上に
 石屋さんにとっても大切な大切な道具だった、と相原さんのお話しでした。


夕刻、6時相原家ご本宅二階の座敷へ通されますと、祭祀の準備中。
104年目の伝統を偲ばせる厳かな「ふいご祭り」の祭壇にビックリしました。
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ふいご祭りの五神
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 火明神    ほあかりのかみ 太陽の神
 埴安彦神   はにやすのみこと 土の神様
 火彦霊神   ほぶすなのかみ 火の神様
 金山彦神   かなやまひこのかみ 鉱山の神
 天目一箇神  あめのまひとつのかみ 製鉄の神


説明頂いた五神の読み方はメモ不正確につき間違っていましたら悪しからず。


窪野町一帯の神社を守られる宮司・神職(親子)の祝詞が
                  凛と冷える相原家祭壇に朗々と流れます。
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澄み切った横笛の音が厳かに流れる中、祭主・相原誠則氏の玉串奉奠。
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続いて神事に参列した全員が玉串奉奠
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            宮司さんにこれだけ近いところでの玉串奉奠は緊張しました。

神事は30分前後で終わり、
祭主と親しい窪野町の方々が揃ったところで相原氏のご挨拶。
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「なおらい」が始まり
程よいところで坂本屋の宴会恒例?の一人3分の自己紹介タイム。
石屋さん故お堅いと思しきところ、遊び心満点の祭主のリードに乗せられて
坂本屋スタッフはじめご近所の皆様の自己紹介がなかなか秀逸なのです。
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祭主から「今日の支度のため蔵を整理していたら又出てきました」と、お宝掛け軸のご紹介。
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 作善降之百祥   
  「坂の上の雲」でお馴染の
   秋山好古の直筆で
   窪野町内の正八幡神社境内には
   この書を原本とする、
    「作善降之百祥」と「不善降之百殃」の
   1対の碑文が現存し、
    「よいことをすれば百の嬉しいことがあり」
    「悪いことをすれば百の災いがある」
    と云う意味だそうです。さすが


 旅人のうたのぼり行く若葉かな 
  正岡子規が三坂峠への旧土佐街道を歩いたとき
   詠んだ句を中村草田男が筆を走らせた貴重な軸。

  
  草田男と言えば降る雪や明治は遠くなりにけり の句が私は好きです。

 

宴たけなわ、祭主のお知り合いで
 坊ちゃん劇場「げんない」の出演者と劇団わらび座のOBから一芸披露
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  東北民謡
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  沖縄民謡 
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宮城県民謡・結婚式によく唄われる「ながもち唄」
  ♪ ハァー 今日はナー 日もよし ハァー 天気もよいし ♪
           と、今宵の祭事を祝う美声が座敷を流れます。
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アンコール曲は参会者の弥栄を願って「ソーラン大漁節」
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            上演の代表者には撮影・ブログ掲載のご承諾を戴いておりますが
              演舞・歌唱中の8枚の画像の無断複写・転用はご遠慮願います。
                                   -門前の小僧-

         
祭壇から下がり受けた御神酒に始まった「なおらいの宴」は
祭主が隣り村まで出かけて買い求められた自然薯はじめ山海の珍味を肴に
お座敷は盛り上がり、宴は夜半まで続きました・・・

宴の撮影ができなかったことが誠に悔やまれます、ハイ。

静かな山里の一軒の石屋さんが
100年以上に亘って稼業の守り神を敬い、祭事を執り行われるという
「新日本紀行・ふるさとの祭り」の原風景に溶け込ませて頂き感無量の夜でした。

by jh5swz | 2013-12-10 08:24 | 坂本屋日記2013 | Comments(2)

2013 お接待最終日

平成25年11月30日(土)の日記

    遍路茶屋・坂本屋は運営委員24人で6組のチームを編成し
    例年3月から11月の土・日の午前9時から午後3時まで
    交替でお遍路さんや山歩きの方々のお接待をさせて頂いておりますが、
    今日は本年最後のお接待当番日につき張り切って出勤して参りました。

08:15 いつもよりやや早目に自宅を出発して坂本屋へ疾走。

08:35 へんろ道を走る途中、
    丹波と窪野の里山道で
    46番浄瑠璃寺へ下られるお遍路さんとスレ違いました。
    この時間、三坂峠を下り、この辺りの里山を歩かれるには、
    雪の残る久万高原町を早朝6時前に出発されたハズ・・・

    坂本屋の熱いお茶のお接待も叶わず・・・

08:41 坂本屋着、本日もチーム一番乗り~!
    三坂峠辺りに雪がチラリと見えて、
    久万高原町は昨日の雪が残っている風情あり。

    体感温度は市内と比べてあきらかにマイナス5度、寒い!
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門前の小僧の好きな句?に
どなた様に 褒められようとも思いませぬ 琵琶の花 という一句がありますが
この寒空に、まことにひっそり、さりとて満開・・・
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囲炉裏の火起しは長老の到着を待つこととして、
まずは雨戸を開け、幟旗を立てて、本日坂本屋オープン!
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 本日の
 門前流家元小僧の一輪挿しは
 自宅から持参した寒菊。

 挿しただけ  との風評も耳にしますが 
 ひと休みなさるお遍路さんの目に止まり
 疲労回復剤になればと・・・
 
 これでも一生懸命なのです。
 ハイ




峠から下って一軒目の古民家が「遍路茶屋・坂本屋」。
新調したばかりの幟旗が北風になびきます。
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10:20 お遍路さんが通過。

     長老が「ひと休みしてお行きんかな?」
    
     先をお急ぎなのだろう、無言でスルー。

     小僧から、「道中ご安全に!」と、遠ざかる背にお声がけ。
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           おせったいとおせっかいは一文字違い、つかず離れずこそ極意なり

10:35 今日で「お接待」としての坂本屋は最終日なのですが、
     12月も坂本屋としての行事があり、 
     会長、船田さん、長老が囲炉裏火を囲んでその準備サミット。
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           銘酒「土佐鶴」!?  こりゃあ~ 料理の味付け用ぜよ~ 

     小僧もメモった12月のイベント
      ◇12月 7日(土) 
         ぽんぽこ村の冬野菜収穫作業日
          ・チビッコ達30人とボランティア大学生にブタ汁をサービスして
          ・全員に餅をついて家への土産に持たせよう  と閣議決定。

      ◇12月23日(月・祭日) 
         坂本屋お正月支度
          ・注連縄と玄関飾り作り
          ・坂本屋メンバーの家庭用お鏡と雑煮用餅つき 

さて、
囲炉裏の傍で昼食も済ませましたが、
やはり冬? 登り下りのお遍路さんも無く、
ちょっとおヒマを戴いて
三坂峠中腹まで秋の山歩きとシャレてみました。
谷川の向う岸のイチョウや秋化粧した山がとれもきれいでした。
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その後もお遍路さんのお立寄りは無く、結局、お接待はゼロ人、
お茶を挽いてしまいましたが
別に営業しているワケではありませんから
それもあり! なのですが、ちょっと寂しい2013年のファイナルでした・・・

15:00 ちょうど、囲炉裏にくべた木っ端も燃え尽きたところで
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         灰で火を覆い、鉄板を被せて、鍋を重しに置いて火の始末怠り無く!

     幟旗仕舞い、戸締り、ゴミ処理などマニアルどおり。
     遍路茶屋・坂本屋、2013お接待のファイナル。


そうそう、
今日、気がついたワケではありませんが、
築後100年の風雪に耐えた坂本屋の屋根、
年末ジャンボの◇億円が当たったらコノ部分は門前の小僧が・・・キット。
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        職人さんの言によると「坂本屋は限界を越えて何かに生かされています」のだそうです。

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 余談ながら、
 10月31日の当番のとき
 我が家の窮屈な庭から
 ここへ転植?させてもらった
 門前の小僧の四国遍路結願記念樹
 高野山で買った「高野槙」は
 このとおり北風に吹かれながら
 スックと元気に育っておりました。


 私が、三途の河原で閻魔様の面接を受ける頃
 どのくらいに背丈に成長しているものか実に楽しみが増えました。
                      南無大師遍照金剛~ 
by jh5swz | 2013-12-01 16:46 | 坂本屋日記2013 | Comments(12)

スペイン大使を迎えて❷

平成25年10月31日(木)の日記(その2)

 「日本・スペイン交流400周年」記念事業の一環で
 愛媛県が駐日スペイン大使ご夫妻をお迎えして行う東西巡礼路コラボ。

 三坂峠から大使ご夫妻と知事・市長皆さんが約1時間へんろ道を歩かれて坂本屋で休憩、
 いつもと変わらないお接待と地域との親善交流のあと第46番浄瑠璃寺を参拝される計画。

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 世界遺産
 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路のお国、
 スペインの駐日大使ご夫妻の目に
 四国遍路とお接待が どう映るのか気になるところ。
 言葉は通じないが
 まごころは通じるハズと信じてお迎えしたい。

上記画像はhttp://blog.goo.ne.jp/yubon_2011/e/71e7f8aa99efcfcb639b858b7a2a62d3
よりお借りいたしました。


てんわやんわの準備の模様は<前ページ>をご笑覧下さい。

09:30 県から坂本屋へ届いた予定表では、ご一行は三坂峠をご出発の時間。
     道中の様子は昨夜TV-NEWSの画像から2枚借用させて頂きます。

好天に恵まれ、三坂峠からの眺望はさぞ素晴らしいものだったでしょう。
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風に吹かれ、落ち葉を踏み、沢を渡ってお遍路を体験されたご様子です
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10:25 ドンピタ予定通り、ご一行ご到着。
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           菅笠左からお先達、大使ご夫妻、野志松山市長、中村知事さん
  
坂本屋で休憩されたのだが、大勢の報道陣で中の様子が???
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少し時間が経ってから、あつかしましく潜り込んでみると・・・
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まったく「休憩にならない」ほどの取材合戦?
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普段どおりの番茶に、今日は坂本屋名物「草餅」を添えてお接待。
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  「美味い!」と知事が大使に勧めた草餅
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大使には、スタッフ船田のおばあちゃんから
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                       (TV画像より) 

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 以前に坂本屋でひと休みされた
 スペインからのお遍路さんに貰った
 「ホタテ貝のお守り」をご披露、
 大使も母国の巡礼お守りを
 坂本屋でご覧になって笑顔いっぱいでした。

 実際にスペイン巡礼では、
 この貝のお守りをリュックに掛けて
 約800㌔を歩くのだそうです。
 
 
 いつも坂本屋の玄関土間の柱に掛けてあるこのホタテ貝の意味を知らなかった私・・・
 船田さん、勉強になりました、ありがとう。


さて、ここからハプニング
10:40 県職員スタッフの方に
 「大使にお会いしたい」と、朝から待っていた歩き遍路さんが居ることを話してみたら
 「ホンモノのお遍路さんが大使に会いたがっています」と、ホントに伝えていただいた。
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 ウチの知事さんは形式にこだわらない方で「大使行きましょう!」と誘われ、
 通訳さんから寝屋川さん千葉さんの紹介があり、
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  遍路の名刺代わり?に「納め札」とサインの交換。
      サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼への招待状だったりして!
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 大使から、
 坂本屋へ記念の色紙をいただきました。
 Sakamotoya と
 31 October 2013 だけ読める・・・
 大使のお名前は
 ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ブルテラさん  




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 千葉さん、中村知事とお遍路談義中。
 「へえ~2回目!
      ようこそ四国へ」と知事さん。
 朝からお掃除まで手伝って頂いた千葉さん、
 いい四国遍路の思い出ができましたね。
 ミゲル大使さん
 中村知事さんありがとうございました。


 揃って記念写真。礼儀正しい千葉さん直立不動!
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10:50 お別れのとき勇気をふるって Ciao! とお声をかけたら
     通訳女史が、Ciao はイタリア語ですから Adios で、もう一度と促されて
     今度は大声で Adios! と叫んだら
     大使夫人が振り返って Gracias!
     舞い上がってしまった門前の小僧でした。
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       正面の白いトラックは県庁と報道関係車両に立ち往生の地元農作業車・スミマセン。

このあと、ご一行は第46番浄瑠璃寺を参拝され大使は午後帰京されました。
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                        (TV画像より)

四国遍路を世界へ発信と今朝の朝刊
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                   (2013年11月1日 愛媛新聞1面)

10:55 坂本屋女性スタッフと千葉さん記念写真。
   平素このマドンナ連が厨房をしっかり支えて頂いているからこその坂本屋なのです。
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11:00 寝屋川さん千葉さんご出立、道中ご安全に!
     教わったスペイン語でAdios!と、見送ったら、 
     習ったイタリア語でCiao!と、返してくれた?気がした。    
     明るい笑顔が置き土産の娘お遍路、千葉さんでした。
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       千葉さん、庭掃除までお手伝いを頂きありがとうございました。
       寝屋川さん、また(実際は)87霊場会のウラ話しなど聞かせて下さいね。

<2013年12月26日追記> 
千葉さんにお約束のスナップをお送りしたところ、本日丁重なお礼状が着信。
 (文面要約)
 ◇ 9月25日、千葉県出発、四国お遍路スタート
 ◇10月31日、坂本屋
 ◇11月24日、88番結願
   その後、高野山~京都・東寺参拝~小豆島88ヶ所へ
 ◇12月15日、小豆島88ヶ所結願
 ◇12月20日、3ヶ月ぶりに帰宅。
 坂本屋の繁盛とたくさんのお遍路さんとのご縁が結ばれますようお祈りします。
 と、結んでありました。<2行原文のママ>
 
 いや~3ヶ月の一人歩き遍路! 若さは素晴らしい!
 驚いた たまげた びっくりした おそれい入りました!
 

11:10 大阪さんご夫妻がひと休み。
     相原会長とお話しが弾みます。
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11:26 大阪さんご夫妻ご出立、いいなあ~ おしどりお遍路。
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11:37 秋田さんがお立寄り。
     明日はなんとか時間調整して道後温泉に入りたいと、楽しみなご様子。
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11:58 北の国から富良野さんがお立寄り。
      もう、お国では雪が降ったらしい・・・ 日本は広い。
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       今朝(11/1)、自宅前で49番浄土寺へ歩かれる富良野さんとバッタリ遭遇、
      昨日ゆっくりお話できなかったお詫びとこの先の道中安全を願ったことでした。
      お急ぎの風情だったのでお茶の一杯もお誘いできなかった・・・残念。
  

12:05 愛南さんと秋田さんがご出立。
     どうやらここ数日、後になったり先を歩いたりの仲のご様子。
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このあと、TV映画「西部警察」の
渡 哲也ばりのサングラスをかけた外人?お遍路さんもひと休み。
まだまだ、お遍路さんとゆっくりお話しを続けたかったが、
午前中約束の休暇願いにつき、後ろ髪を引かれる思いで坂本屋をあとに帰宅・・・
まじめに仕事に就いた門前の小僧でした。(ドコガマジメヤって?)


あとがき
実は、朝一の準備の合間に個人的な記念植樹をしました。
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 ちょうど2年前の11月4日、 
 四国88ケ寺結願のあと、
 高野山へ満願成就の報告に参拝したとき
 奥の院・中の橋駐車場の
 優しい苗木屋のおじさんから買って
 我が家の狭い狭い庭へ植えていた
 ”高野槙”を坂本屋敷地内へ寄贈。
 節目の歳を迎えた思いも込めて
 記念植樹させて頂きました。
 
 ちょうど街道の松山側にも高野槙が一本あり
 三坂側の畑へ相原会長にお手伝い頂き植樹。


 ここなら窮屈な思いをすることなく、すくすくと育つことでしょう!
                     伸び伸び育て、私の記念樹”高野槙”!

 考えてみると、ここ坂本屋は
 久万高原町から松山市へ入って最初の遍路茶屋。
 逆打ちお遍路さんには松山市の最後の遍路茶屋。

 つまり坂本屋は松山市の東の玄関であり
 「いらっしゃいませ」と「またお越し下さい」の場所、なのだ。
 
 これからも、 
 ”また行きたい松山”と想い出していただけるお接待に努めたいと思います。

(お断り)
   記事中のお遍路さんのお名前は、お住まいの県名若しくは市町名を表します。 
 
by jh5swz | 2013-11-01 19:32 | 坂本屋日記2013 | Comments(6)

スペイン大使を迎えて❶

平成25年10月31日(木)
 今日は、前稿で予告しました「日本・スペイン交流400周年」記念事業の一環で
県知事が駐日スペイン大使ご夫妻をお迎えして行う東西巡礼路コラボレーションディ。

 三坂峠からお先達さんの道案内で市長を交えて5人が約1時間歩いて坂本屋で休憩、
まったく普段どおりのお接待を受けて頂き、その後46番浄瑠璃寺を参拝される計画。

 前以て、坂本屋運営委員会会長から連絡があり、
 ウチの社長に午前中休暇申請を出してお手伝いに駆けつけました。

 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路のある大使ご夫妻の目に、四国お遍路道と
ニッポンのお・も・て・な・し・がどう映るのか気になるところ。
 言葉は通じないが真ごころは通じるハズと信じてお迎えしたい。

07:50 いつもより早目の出勤、三坂の山々が朝もやの中。
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08:35 10年使っていささかくたびれていた幟旗も本日新調のお披露目。
                     駐車場へ報道関係者用の休憩場所を設営。
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08:50 駐日大使をお迎えとあって、本日スタッフは印半纏の正装。
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 門前流家元・小僧、本日の一輪は
      自宅に咲いたアブチロン
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こちら、坂本屋女性スタッフが座敷に活けた「秋」、さすが~~~
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同じく2階座敷、ろうそくの明かりに菊を活けるなんぞは粋でござんすね~
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その2階から旧土佐街道・御宿坂本屋前の風情、背広姿は県庁職員の方々。
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08:59 先をお急ぎのおしどりお遍路さん通過、道中ご安全に。
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  久万高原町を早朝発たれて今夜は浄瑠璃寺前のへんろ宿で宿泊予定の千葉さん
 「2巡目の今回は、超のんびり歩くつもりなのでお手伝いします」と、
 お掃除役を買って出られた! 通い始めて2年、初めての光景、明るい!
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              久万高原町で同じ民宿だった寝屋川さん共々、
         このあと、本日のスターとなろうことなどだれも予想できなかった・・・

09:30 今夜、道後温泉にお泊り予定のお遍路さんが先を急がれます。
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09:55 昨夜、千葉さん寝屋川さん(7巡目)と同宿だったお遍路さんがひと休み。
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10:20 先発の報道陣と県職員の方々が到着、そろそろらしい。
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10:25 大勢の報道関係者に囲まれた大使・知事が、カメラの望遠で見えた!
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               菅笠の左からお先達、大使夫妻、中村知事。 
 
          はるかスペインのお客様、ようこそ四国お遍路へ。
             秋晴れの好天で本当によろしゅうございました!
                お待ち申し上げておりました。 


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(お断り)
   記事中のお遍路さんのお名前は、お住まいの県名若しくは市町名を表します。 
  
by jh5swz | 2013-10-31 17:27 | 坂本屋日記2013 | Comments(4)

寺は西国、情けは四国

平成25年10月19日(土)の日記
遍路茶屋・坂本屋の当番日。

08:32 冷たい雨の降る県道を坂本屋へ爆走、柿も色ずき舞台はすっかり秋です。
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08:45 坂本屋到着。珍しく当番一番乗り、誰も居ない・・・
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09:00 勝手口の鍵を開け、雨戸を開き、湯を沸かしながら幟旗を立てて準備完了
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 09:15 
 どうも一人でウロウロしている私を
 見るに見かねた様子で
 近くにお住まいの船田さんが
 「寒かろうがな、囲炉裏お焚きや」と応援出勤、
 この秋、初の囲炉裏火。


 松山市内と体感温度ー3度の坂本屋、
 チョロチョロ燃える炎を見るだけで、こころまで温かくなります。

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 09:20 
 いつも一番出勤の中川さんが
 「ちょっと竈修理の準備に手間取ってなあ~」と
 ご出勤、早速器用に土を捏ねて左官仕事。

 

 
 実はこの竈、
 昨秋のNHKドラマ撮影中、大道具が当たって壊れていました・・・

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 熱い茶も沸き、
 今春、65番三角寺奥の院仙龍寺でお会いした
 愛知県某市にお住まいのブロガー
 娘お遍路さんから贈って頂いた「エビ煎餅」に
 早生ミカンや柿、クッキーなどを添えて
 お接待準備も万端整いました。 

 
坂本屋は豪華なおもてなしはできませんが、会員の持ち寄りで気持ちだけは精一杯。

09:30 ちょど囲炉裏火が部屋を暖め始めた頃、静岡さんがひと休み。
 殆どを野宿・通夜堂で順打ち・逆打ち交えて15回目の巡拝中との由。
 お四国参りのみならず西国、東国、熊野古道などを歩かれたお話しをお聞きしました。

10:00 「後姿なら」と、お許しを頂いたワンショット。
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      柿渋の利いた菅笠に雨合羽を羽織ながら年季の入った錫杖を手に
      「あちこち歩いたが、寺は西国、情は四国」と、
      嬉しいお言葉を残されて1日50㌔歩くこともあるという健脚ぶりでご出立。
      霧雨なんぞは「雨」の内に入らないのかも知れない・・・
 
    <TOPICS Ⅰ>
10:20頃 背広でビシッときめ込んだ紳士がお越しになり
      「こちらに門前の小僧さんと云われる方は居られませんでしょうか?」
      応対した門前の小僧、じぇじぇ!
      「私 ですが」
      「私 daboです。」  (※daboとはこの方のブログ上のハンドルネーム)
      耳を疑った門前の小僧、じぇじぇじぇじぇ!  
     
       実はdaboさんは、週末の殆どを割いてお出かけになり、
       鎌、剪定ハサミ、万能ノコギリ、小鍬などをザックに詰め込み、
       四国四県の古いへんろ道の木枝、ツタ葛、足元の土砂などを片付け、
       時として朽ちた或いは台風後のかなりの倒木などを切って
       お一人で「へんろ道」の保全をコツコツと続けておられる方で、
       ブログを通じて交流はありましたが、初ご対面。
       昨日、松山でお仕事上の会議があり道後で一泊され、
       今朝、お国へお帰りの前に「門前の小僧を尋ねて坂本屋へ来た」との由。
       お遍路さんへの接待にと「松山名産タルト」の手土産持参。
       感激に舞い上がって記念写真を撮ることも忘れた小僧、残念無念。
   
10:30 お二人連れの京都さんご休憩。
     daboさんとお話しを続けたかったのでお接待は囲炉裏部屋にお任せ・・・
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10:55 よほど仲良しなんでしょうか、雨合羽のマッチングも素晴らしいお二人でした。
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  <TOPICS Ⅱ>
  10時頃、峠から下ってこられた4人連れさんは某旅行会社の皆さん。
  四国霊場開祖1200年を期して
  道後温泉とお遍路体験をセットしたツアー企画のため
  今朝、三坂峠まで車で登って、
  「実際に歩いて下ってみた、自然が素晴らしい」との感想。
  この方々も四国遍路の伝統を守り盛り上げて下さる強~いお味方衆のハズ。
  
11:00 坂本屋の歴史をメモされ、2階の座敷や囲炉裏もご覧になって浄瑠璃寺へご出立。
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  <TOPICS Ⅲ>  
   今日は、2006年から5年6ヶ月かけて
   四国霊場を歩いて巡拝した同行遍路のお二人が
   「お遍路道中、各地で受けたお接待のお返しがしたい」と、
   10時頃からお手伝いに駆けつけて頂きました。

12:15 船田さんの心づくしの「うどんおむすび昼食」中、
            ユラユラ揺れる炎を囲んで囲炉裏端サミットが弾みます。
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  <TOPICS Ⅳ> 
   時折、坂本屋へお越しになる俳人◇〇先生とお弟子さん?達が
   秋雨の中、坂本屋界隈を吟行され
   うどんおむすび昼食されながらお一人十句をひねっておられます。
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13:00 兵庫さんがお立寄り。 
13:05 続いて、
     朝一番の静岡さんが、
    あとから可愛い娘遍路がやって来るからよろしく。と頼まれた
    今治さんがご到着。

    「写真いいですか?」
    「かっこよく撮って下さい」 
    「ブログUPはマズイですか?」
    「いいです いいです UP了解!、写真送って下さい」。         
             と住所もMEMOして決まった1枚。
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     夜明け前から夜遅くまで駆ける?ハードな勤行がヘッドランプに窺えました、ただ者ではない。 
  
   東京で働いていたがUターン。
   私を一番大事にしてくれて、今は患っているばあちゃんの病気快癒と長寿を
   お大師さんにお願いしながら1番霊山寺から野宿半分・宿半分で歩いています。
   別格20番も全部お参りして「別格念珠」を仕立てばあちゃんにプレゼントしたい。
   家族の中で今それが出来るのは、今の私しか居ないから。
      
      詳しくは聞かなかったが、明るく気丈夫にお話しされた娘お遍路さん、
      無事結願と大好きなばあちゃんの病気快癒・長寿を願わずには居れない・・・   

13:30 何度も何度も振り返りながら「ありがとう~~~」と、彼女。
     こちらもみんなで「お元気で~~~、またいつか遊びにおいで~~~」。
     私からキザに Adios Ciao!
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13:50 今日明日の天候をにらんだ行程作戦会議を終えて兵庫さんご出立。
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              今治さんにつられて兵庫さんも明るく手を振ってお別れ・・・ 
       
14:10 今朝、岩屋寺を出発の大阪さんがお立寄り、雨で冷えた体を温めていただきました。
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14:28 無口なお遍路さんでしたが礼儀正しいお礼を述べられご出立。
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今治さんの明るさが波及したのかなあ~ 大阪さんも振り返り振り返り下られました・・・
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15:10 戸締り火の用心怠りなく、本日の坂本屋閉店。

     お互いの長いようで短い人生の中で
        さらに短い数十分の出会いなのですが、
                 まごころでふれあった時間は宝物・・・
     今日も、坂本屋で皆さんに教わることの多い一日でした。
 
(お断り)
   記事中のお遍路さんのお名前は、お住まいの県名若しくは市町名を表します。 


   
     ☆☆☆~~~ ☆☆☆~~~ ☆☆☆~~~
<坂本屋内・運営委員会掲示板より>

愛媛県地域振興部(局)から
  坂本屋運営委員会会長宛て(文書要約)

 今年は慶長遣欧使節団がスペイン及びローマを公式訪問以来、
 400年目にあたり国内各地で
 「日本スペイン交流400周年」記念事業が行われています。

 スペインには世界遺産の巡礼路、
 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路があり、
 四国遍路の世界遺産登録に向けた気運を盛り上げるため、
 スペイン大使をお招きして交流を行います。

 交流事業スケジュール
  10月30日、駐日スペイン大使をお迎えして歓迎レセプション。
  10月31日、駐日大使・県知事・関係市町長ほかSP、報道陣が同行し
          三坂峠から約1時間の歩き遍路を体験し坂本屋で休憩。
          休憩後、浄瑠璃寺を参拝の計画(予定)。
          午後、大使帰京。
 当日は坂本屋及び近隣の皆様には何かとご迷惑をおかけすると存じますが、
 ご協力いただければありがたいと思っております。
         
     ☆☆☆~~~ ☆☆☆~~~ ☆☆☆~~~
        
 言葉を交わす機会などあろうはずはないが、
 この際、スペイン語のご挨拶くらい勉強してみよう。
 坂本屋も国際的になってきたぞ!
   おはようございます  Buenas dias   ブエノスディアス
   こんにちわ      Buenas tardes   ブエノスタールデス
   こんばんわ        Buenas noches   ブエノスノーチェス 
   ありがとう      Gracias グラシャス 
   さようなら      Adios  アデオスは
               「もう会わね~ぞ」みたいに使われることもあるので
               Ciao チャオ の方が無難らしい。

  10/31 訂正!
   スペイン大使随行の通訳女史のご指摘
    Ciao はイタリア語なので
    スペイン語では Adios が正しい、とのご指導がありました。
    国際化は難しい・・・
      
by jh5swz | 2013-10-20 16:24 | 坂本屋日記2013 | Comments(4)

秋の里山散策ご案内

遍路茶屋・坂本屋運営委員会からお知らせが届きましたので
”秋の 久谷・里山散策”(遍路とたぬきの里めぐり)をご案内致します。

 開催日 平成25年11月16日(土)
 主会場 久谷中学校グランド(駐車不可) 
 駐車場 愛媛県生涯学習センターグランド
     ※ 駐車場からスタート地点までバスで送迎します
 申込方法 往復はがきで
      代表者・代表者住所・代表者電話番号・参加コース・参加人数明記
      〒790-8510 松山市本町1-1-1 南海放送「秋の里山散策」行
 申込締切 平成25年10月31日(木)消印有効 
 詳細お問合せは 南海放送 TEL 089-915-8889 

 主 催 松山市・南海放送  
 
 コース
  ❶ 下る旅(事前応募40名限定) 受付8:00~8:30 
     (バス移動)JR三坂峠バス停~坂本屋~浄瑠璃寺・八坂寺・久谷中学校 約9,5㌔
  ❷ 登る旅(事前応募40名限定) 受付8:00~8:30
     学習センター~荏原城跡~尉之山頂~(バス移動)・久谷中学校  約8㌔  
  ❸ 巡る旅(当日参加OK)     受付8:30~9:30  
     久谷中学校~浄瑠璃寺・八坂寺・八ツ塚古墳~渡部家住宅~久谷中学校 約8㌔
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                    投稿:坂本屋運営委員会 S・T
by jh5swz | 2013-10-18 12:53 | 坂本屋日記2013 | Comments(0)

坂本屋の秋祭り

平成25年10月6日(日) 
 10月5・6・7日は松山地方の秋祭り。
 あちこちに道後平野の五穀豊穣を祝うように幟旗が立っています。

 頂いた隣町の名物饅頭があり、
     坂本屋のお接待に使ってもらえればと、ひとっ走り行って帰りました。

 幟旗が立ち、明日の神輿巡行を待つ窪野町桜の里。
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       後で聞けば、この急坂一番奥の坂本屋までは神輿は人力では登れず車で巡行とのこと。

神輿巡行に備えてちゃんと祭壇が祀られた今朝の坂本屋。
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        こうして春の雛祭りや秋祭りの節目をちゃんと祝う坂本屋が私は大好きです。
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09:25 三坂峠から下られた千葉さんがひと休み。
     「のんびり歩いて通し打ち35日目」、
     「今日は49番浄土寺手前のたかのこ温泉ホテルに泊ります」。
      座敷に祀られた神棚のことから、
      明日の松山秋祭り本番、道後の喧嘩神輿に話しが及ぶと、
     「よ~し、是非、行って観よう!」と、笑顔。
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        写真がお好きなご様子だったのでお許しを得て真正面からパチリ、感謝。

09:45 ご丁寧なご挨拶を残されて46番浄瑠璃寺へご出立。
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        昨日の雨がウソのように晴れて、いいお遍路日和です、
        道中ご安全に

雨上がりの駐車場の縁石沿いに好きな諸葛菜の種をタップリ蒔いておいた。
     来春きれいに咲いてくれればいいのだが・・・
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        (写真は29番国分寺のしだれ桜の下に咲いていた諸葛菜 2008・04/02撮影)

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 本日の当番さんから「美味い昼ごはん作るから」と、
 嬉しい声をかけて貰ったが
 「すぐ帰る」と切った約束手形の手前もありUターン。

 狭いながらも楽しい我が家の玄関、
 昨夜の宵宮から御神燈を灯して、
 「若いんやから!」とダマされ駆り出された
 門前の小僧が明日の神輿担きに備えています。
  


(お断り)
  記事中、お遍路さんのお名前は、お住まいの県名若しくは郡市名を意味します。 
 

余談ながら、
坂本屋で千葉さんと話題になった松山・道後の喧嘩神輿をご紹介します。
平素、温厚なお城下の人々が妙に熱くなる松山・道後の秋祭りをご覧下さい。

by jh5swz | 2013-10-06 15:07 | 坂本屋日記2013 | Comments(2)

そぞろ秋遍路さんが

平成25年9月28日(土)の日記。 

久しぶりの遍路茶屋・坂本屋当番日。
関東に住む友達から頼まれた30巻の写経を48番西林寺へ奉納して
三坂の山並みを正面に見ながら渋滞の重信大橋を渡る、雲行きいと怪し。
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丹波の里道には名残りの彼岸花がまだ懸命に咲いていました。
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08:50 黄花コスモスに埋もれるように坂本屋。
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 門前流家元:門前の小僧
 本日の一輪挿しは
 茶屋前の街道に咲くカンナとコスモス。

 どうやら小僧の仕事になってしまったようだが
 この出来栄えでは
 家元を名乗っても
 弟子は一人も出来ないなあ~~~
 だって花を突き刺しただけじゃんか。




オトコが二人、熱い茶と冷たい麦茶の支度。
ここに、 善根宿のいしだ あゆみ女将が
  ♯♪♪歩いても~歩いても~ 小舟のよ~うに♭
        私はゆれて ゆれて あなたの腕の中~♪♪
 
などと口ずさみながら、お茶でも沸かして居てくれたら風情漂うのだが・・・
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 このところ
 煎餅のような茶菓子しかない様子だったので
 前日、近所のおみやげ屋で買っておいた
 松山の古典的おみやげ「坊ちゃん団子」をスタンバイ。
 お遍路さんに判って頂ければ幸いなのだが・・・



09:20 今朝ほど私が車で登ってくるとき、
     ふもとのへんろ道を黙々と歩いておられた逆打ちお遍路さんがお立寄り。
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     あとでブログ掲載のお許しを願ったら・・
       「夜目 遠目 の中」なら、と笑顔。
       「朝方 遠目 の中」と思し召し願います。

 「何度かここを登り下りしましたが、
 いつも坂本屋さんは雨戸が閉まっていて・・・、
 今日はやっと念願叶いました」と、喜んで頂いた名古屋さん
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   お茶を差し上げると「あらっ!坊ちゃん団子!」と。
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  赤い納め札は、少なくとも8巡ひょっとすると24回目の巡拝の証し!
  道理でザック、靴、笠、お杖などお遍路七つ道具が体に馴染みきった風情。
  「今日はここ坂本屋でゆっくりしたかったので宿は久万高原町」と、
  囲炉裏台所、二階の大座敷など、くまなくゆっくり観ていただき、
  小僧自身の一巡目の思い出とダブらせてお遍路話しが弾みました。
  (辰濃 和男さんの「歩き遍路」は坂本屋蔵書・著者署名本⇔お遍路さん必見の一冊) 

10:20 折から、順打ちのお遍路さんがひと休み。
     こちらのお接待は中川さんにお任せだった。
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10:25 先の予定あり、とのことで早々にご出立。
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  遠来の歩きお遍路さんにしては身軽な装いだなあ~?
  あとで中川さんに聞いたら・・・
  この方は自家用車を利用しながら歩き繋いで巡拝中とのこと、
  今朝早く浄瑠璃寺の駐車場へ車を置いて、
  前回、打ち止めた三坂峠まで登り、引き返し下って浄瑠璃寺まで歩き、
  今日は車で先に進み、歩き戻して松山市内数ヶ寺を参拝されるらしい。
  コチラ様も名古屋さん
  じぇじぇじぇ! 
  先客の名古屋さんにご紹介出来なかったなあ~~~

  同じお国の、それも順打ちと逆打ちお遍路さんが
  小さな小さな遍路茶屋の屋根の下で、
  つかの間とは云え時を同じくしてお茶をすすられ
  双方、それを知る由もなく登り下りのすれ違い・・・
  これも一期一会?


11:05 さて、しばらく休憩されてお話しの弾んだ(女性)名古屋さん
    三坂峠めざしてご出立。
    ポンポコ村も話題になったので、その農園までお見送りさせていただきました。
    それにしても今から90分?かけて標高差400mを登られるのだからスゴイ!
    ベテランお遍路さんではございましょうが、この先の道中もどうぞご安全に!
    次回は銀の納め札で是非またお越し下さい。
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             今度は「遠目 後姿 笠の中」ですから掲載してイイですね?  

11:15 先日のNHK-TV「歩く 歩く 歩く」の再放送を観て、
     坂本屋を見学に来た、と松山市内のご夫婦がお見えになった。
      奥さんは台所の囲炉裏や2階の座敷の造りに、
      ご主人は築後100年、なお現役の建物に興味津々、
      建築関係のお方でしょうか、「久しぶりにいい古民家を見た」と仰った。
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11:40 順打ちの東京さんがひと休み。
     計画ナシ 予定ナシ、宿未定の由。
     時計を持たず、名刺も持たず、本物だ~このお方!
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11:45 お茶一杯、坊ちゃん団子一串のおもてなしのあと「ではごめん」とご出立。
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11:50~12:10 囲炉裏部屋で中川さんと二人で昼食。
    むすび弁当を済ませたあと、小僧は恒例「秋を探してウロウロ散歩」
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        遍路墓(左下の三角石) 
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      天保13年(1842)建立以来171年、
      ここ坂本の里の皆さんが墓守をされ、風雪に耐えた墓石(左端)は
      今も讃州高松 松嶋 吉野屋平助墓と墓標もしっかり判読できます。

9月14日に見つけたナツメも
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    2週間でちゃんと色づいて
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中川さんと、
明日の松山大学薬学部付属薬用植物園の一般公開日のことが話題になり
「近ごろ、センブリやゲンノショウコを見かけることがなくなりましたね~」などと
話しながら、外の水道で顔を洗ってたら足元に
「アタシをお忘れかい?」と、2株のゲンノショウコが満開!
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   いや~坂本屋って、足元に日本の自然がまだまだ残っているいい~所なんです。

13:15 下ってこらえれた千葉さんがひと休み
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                    (お断りできてないので超横顔です)

      「いい柿渋の笠ですね~」 
      「いや~高知の何番だったか門前の笠屋の親父に勧められちゃってさ」      
      「29番国分寺前の!?」 
      「そうそう、コレくらいモノは持てってさ」      
      「南天の杖もお勧めだったでしょう?」      
      「そんな高けェ~モノ買えるか!って
 
      「私も南天の杖なんか持ったら
       お大師っさんに叱られますと丁重にお断りしたことです」
 
      「あなたも、かなり楽しく歩かれたご様子ですね」      
      「ハイ、健康・観光3・4がなくて5に信仰の落ちこぼれですから」      
      「私しゃ、食べ歩き・観て歩きの寄り道遍路」      

たった一つの「笠」のことから話しが弾みました。
そこには、やれ世界文化遺産ナントカカントカの屁理屈や
観光資源化を睨んだ取らぬ狸の打算も無くて楽しかった。

自分の足で歩いて人の情けに触れた体験を味わっておいてよかった・・・

13:30 坊ちゃん団子、美味かった、ありがとうさん! と、千葉さんご出立。
     「千葉さ~ん!笠が渋く光ってますよ~~~~!」  
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その後、しばらくお遍路さんも途絶えて、今度は「坂本屋探検」。

よく見れば、古きよき昭和の時代の屋内配線。
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御宿坂本屋全盛の時代、さぞや藁草履が売れたに違いない。
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         facebook友達が「二束三文と」評してくれたが
         そう、江戸の昔から生活必需品であればあるほど物は安かったが、
          平成の今は毎日欠くとの出来ない物からジワリと値上がりする。
         小僧は、これを「アベノリスク効果」と呼んでいる。
 
 ”献上 窪野米 久谷坂本屋”の高札も光る座敷の神棚。
 因みに、色紙は(徳利側から)田中麗奈 いしだあゆみ 井上 順の皆さん
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15:00 「坊ちゃん団子も売り切れたところで閉めるかな?」 と中川さん
    「もう少し開けておきましょうか? 」と小僧
    「大宝寺をスタートの遍路は午前中、
      岩屋寺をスタートの遍路は午後2時半、
       それを過ぎたら、逆打ちさんがタマに登るだけよ」と中川さん。
     (因みに坂本屋の開放は3~11月の午前9時から午後3時です)
    先輩のお言葉に従い、
    台所片付けて、戸締り・火の用心怠りなく、本日の坂本屋千秋楽。
 
(お断り)
  記事中、お遍路さんのお名前は、お住まいの県名若しくは市町名を意味します。 

10月3日 追記
 週刊朝日 10/11号 370円に
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 私が四国遍路で大変お世話になった
 新日本ツーリスト社の
 「歩き遍路ツアー」に同行した
 アラフォー女性ライターの
 体当たり取材記事が載っています。

 立ち読みお奨め!
 ちょうど44番~45番~46番コースで
 三坂峠の下り「坂本屋」のお接待が
 ありがたかった。
  
             と写真入り
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by jh5swz | 2013-10-01 07:28 | 坂本屋日記2013 | Comments(8)

窪野の彼岸花2013

平成25年9月20日(金)の日記。

坂本屋のふもと窪野町丹波の里の”彼岸花公園”は、
スタッフ皆さんには前々から「秋になったら是非行って観て」と勧められていた所で、
20日の愛媛新聞朝刊に
  朱に交われば秋になる
          と、洒落た見出しで「見頃だよ!」と紹介されていました。

今の季節、彼岸花追っかけの私、
朝ごはんを済ませて、勝手知ったる坂本屋への県道を爆走。
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                     イラストは愛媛新聞記事より

伊予鉄 丹波バス停を左折して彼岸花の植栽地へ登る里道の土手やあぜ道も朱色!
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地域有志の皆さんが丹精込めてお世話を続けて十数年、
彼岸花の植栽地現場は丹波のバス停から車で約5~6分、
「踊り念仏」の開祖・一遍上人の修行地 窪寺遺跡の谷25㌃に広がります。
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<看板要約>
 文永8年(1271)33歳の秋
 ここ窪寺の地に閑室を構え3年間勤行、
 衆生が念仏すれば
 仏とともに行きながら極楽往生できる
 と云う、法門に達した。
 


私は不信心者で念仏踊りもよくわかりませんが、
先般、失火のお見舞いに伺った一遍上人生誕地・宝厳寺さんとの交わりを思うと、
妙に”ご縁”を感じたことでした。


さて前置きが長くなりましたが、その”窪野の彼岸花”をご紹介します。

折からの朝日を浴びて
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刻々と色化粧する彼岸花のじゅうたん
    これだけ群れて派手に咲いても彼岸花は無口な花です
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     別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ))。
     仏教の経典によると、「天上の花」という意味で、
     慶事の前触れには赤い花が天から降ってくるという意味があるとか・・・
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              甘ピン+手振れはご愛嬌とお見逃し下さい。

「私 きれい?」
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谷間のアチコチにセミプロカメラマン。
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     居並ぶカメラマンの中に親しいアマチュア無線局長と遭遇できたことも嬉しい出来事。

その彼が「これで撮っておみや」との手助けしてくれた1枚、
たかが写真されど写真、なんの趣味でもそれぞれに奥が深い・・・
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あれから3日目・・・ 
新聞の記事によると見頃は24日ごろまでとか。
花の命はみじかくて  とも申しますので、今日あたり花もお疲れ気味かも知れません、
来年の初秋、覚えておられましたら是非坂本屋のふもと窪野町丹波の里へお出かけ下さい。
     
by jh5swz | 2013-09-23 10:10 | 坂本屋日記2013 | Comments(7)