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「嵐」に感謝・感激

<遍路の道草ですが・・・>

平成24年9月19日、所用で南宇和郡愛南町往復。

宇和島市津島町に「嵐」という小さな漁港がある。
最近ここのバス停が若い方(特に女学生?)に人気にパワースポットなのだそうだ。

ストラップ(@¥400)を売り出したら、1ヶ月で1500個を完売したとか。
近くの「嵐」郵便局でしか買えないポスト型ハガキも人気だとか。
 (そのハガキで「嵐」様にファンレターでも出すのだろうか? )

   などと、走行中のラジオ番組「バス停の名前あれこれ」でアナウンスしていた。
   放送を聴いて5分ほど走ったところにそのバス停はあったので盗撮。

 とにもかくにも、台風は御免だが、「嵐」殿は”様様”らしい。
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遍路には絶好の季節!
宇和島から愛南町へのR56道すがら、5人の一人歩きお遍路さんとスレ違った。
by jh5swz | 2012-09-20 07:54 | その後の徒然日記 | Comments(2)

坂本屋の秋

 -編集中-

平成24年9月15日(土)、
遍路茶屋・坂本屋へ4回目のお遍路さんお接待のお手伝いに行きました。

いささか燃費の悪い愛車で自宅から20分も走れば旧土佐街道、三坂峠のふもと。
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天、あくまで高く!
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地に、こがね色の稲穂波。
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坂本屋(正面中央)手前の坂道はコスモスが咲き乱れていました。
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09:30 坂本屋着。
今朝、奈良県から高速バスで松山へ着き、JR路線バスを乗り継ぎ、
前回の歩き止め地・久万高原町東明神から歩き始め、
三坂峠を下った二人連れの娘お遍路さんが、すでに一休み中でした。
どうやら今回は秋の伊予路の区切り打ちを計画のお口ぶり。

この後の横峰寺や雲辺寺の難所越えにエールを送り、お見送り。
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        9時前から雨戸を開けて一人でお接待の当番夫人と遅刻した私に
                      何度もお礼を言いながら46番浄瑠璃寺目指してご出発です。


麦茶のコップと茶菓子を片付けながら気がついた寄せ書き帖へのメッセージ。
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その後、
土間や厠を念入りにお掃除の当番夫人に比べ、手持ち無沙汰な門前の小僧・・・
例によって坂本屋カメラ探訪。

坂本屋もすっかり秋色です。
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土間から台所方向をパチリ。
明治末~大正初期の建築というから築後100年。昭和初期まで休息・宿泊の旅人で賑わった。
2004年に修復、3~11月の土・日の9時~3時、地元有志がお遍路のお接待をされています。
        近々、ここで「四国遍路」をテーマにしたNHK-TVドラマ番組の撮影が始まるとか。
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  近ごろ見ることの無くなった囲炉裏
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     燻し尽くされた孟宗竹製の自在鉤
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  現役で大活躍中の「かまど」
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  2012・4/7 発心の旅立ち記念日
  粉雪の舞う三坂峠から下ったとき、
  何よりのおもてなしだった
  囲炉裏火の心温かかったこと!
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年月を使い込まれてなお残る道具には、いぶし銀の如き輝きがあります。


お接待当番は、この囲炉裏端で昼食(時として炉端サミット)をします。
今日も、
「そろそろお昼にしますか?」と誘われて
特製・長崎風チャンポンと巻き寿司をいただきながら談笑中、
12:20 埼玉県からのお遍路さんがお立ち寄り。
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8月3日に埼玉を発たれて43日目とか。
「いいペースですね」などと、歩いた者だからこそ判るお遍路談義が弾みました。
心はすでに88番結願の大窪寺参りのご様子・・・
荒天で無い限り、「思い出になりますから」と、最後の難所”女体山越え」をお奨め。
今日は46番浄瑠璃寺、47番八坂寺を参拝して遍路宿「長珍屋」で早仕舞いとか。
妙に波長の合ったK・Tさんの「道中ご安全」を願いながら、お見送り。
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  ~~  ~~~ ~~ ~~~
    不思議なもので、
    翌16日朝、ヤボ用でガレージから愛車を出して県道へ出たとたん、
    48番から49番へ歩かれるK・Tさんとばったり。
    車を降りて改めて自己紹介とご挨拶、ご縁を感じました。
  ~~  ~~~ ~~ ~~~   

今回は、坂本屋へ行く度に気になっていた
坂本屋を少し下った所にある遍路墓をお参りしました。
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  常夜灯に守られて
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  讃岐高松?嶋 吉野屋平助之墓と読めました
 
 いつ頃からなのか墓守りを受け継がれた窪野町桜の方々の心に頭が下がります。
 秋になって草の枯れたころ、施主などもう少し詳しく判読して見たいと思います。
 
      お線香を手向けて、振り返ってみると、はるか谷間に松山の街が
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      26倍ズームを目いっぱい引いて、「秋や昔15万石の城下かな」
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     決して高級品では無いが30㌔?向こうの天守閣をよくぞ捉えてくれた私のカメラ

13:50 車で100回、歩いて6巡目とおっしゃる高知県のお遍路さんがお立ち寄り。
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  たくさんお話ができました。
  
  車で100回巡拝したあと、
  病に侵されたお母さんの快気を祈願しながら親子で2巡できたが
  残念ながらお亡くなりになったこと。

  その後、引き続いて歩き続け、今回で106回目であること。

  公認先達の認定を受けたが
  思うところあって赤い錫杖は持たない、輪袈裟は掛けない。
  ただ祈っているだけ。

  たった1巡、
  それも「健康・観光・信仰」などと不謹慎な門前の小僧に
  「それでいい、それがいい」と。

  ご出発前になって、いただいたのがこの納め札。

「おいしいお茶をご馳走さま」と、さも歩き慣れた背を見せてご出発。
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因みに、納め札の色には基準ががあって巡拝回数により色分けされ、
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   ・ 1~ 4回 白
   ・ 5~ 7回 青
   ・ 8~24回 赤
   ・25~49回 銀
   ・50~99回 金
   ・100回~  錦  
           と聞き及びます。



 「納め札のあれこれ」については、諸説ありますが、
 その注意事項を交えた雑学?は、コチラを読み下さい。  
 
 上の写真は、
 私が歩き始めて6年の間に名刺代わりだったり、ある意味、節目の札所でお先達さんから
いただいた納め札で、その色に上下左右・東西南北なく、我が家の仏壇に祀っております。
 
 昔は名前を書いた小さな木片を打ち付けていたが、その後、紙の札を貼り付けるようになり、
ベタベタ貼り付けられた寺は後始末が大変だということで、現在の納め札の形になったらしい。
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 <余談・冗談>
 某札所を参拝したあと、年に数回ナントカ供養とか大祭とか、しつこいDMが届くようになった、
私はその寺に住所・氏名など書き残した覚えはまったくない・・・
 思い過ごしかもしれないが、以来、納め札には伊予国道後村としか書かないことにした。
 納め札からDMのデーターを作成したとすれば、仏さまを冒涜したに等しい不埒な札所だ!
 
 
今日のひとこと。 
 私が坂本屋へ通うようになって以来、お接待の合間 合間に
縁台に置いてある「歩き遍路」という本を読んでいるのですが、
 その表紙がこれ。
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    表紙に惹かれて読み始めた本ですが、
      「土を踏み 風に祈る」は、好きな言葉です。

      それほど信心深~い私ではありませんが、
      お年寄りと神さまと仏さまはエライと敬う門前の小僧です。


      
by jh5swz | 2012-09-16 20:44 | 坂本屋日記2012 | Comments(2)

寂しい遍路

 ブログの記事にするか?否か?今日まで迷いましたが・・・

 「お遍路道」を踏み外し、
 ”お遍路”の姿をした詐欺師の罪は決して軽くありあません。

-2012・9/6 愛媛新聞より-
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  すれ違ったお遍路さんの背中に
  「道中ご無事で・・・」と、
  合掌されるお方あり。

  「ご苦労様です」と、
  言葉をかけて下さるお方あり。

  台所の冷蔵庫から飲み物を取り出し
  あぜ道を小走りに追っかけて来て
  「お気をつけて」と、
  励ましてくださるお方あり。

  「兄さん、婆ちゃんは、もうよう歩かんけん、
  極楽へ引っぱって貰うように
  お大師さんに頼んでおいてや」と、
  庭先へ招き入れた私に、
  ちり紙に包んだお布施を託した、
  婆ちゃんもありました。

  
  四国遍路道の「お接待」は素朴な文化なのです。


   
  こともあろうに、
  白装束のお遍路姿で詐欺行脚とは!
  それも75歳の人生の先輩が・・・

  住所不定・無職・熊塩孝子さん、 
  純な「お接待の心」を踏みにじった罪は深く、
  門前の小僧は、寂しくて悲しいです。
  素直に懺悔して、償いの余生を送ってください。
 
by jh5swz | 2012-09-09 16:14 | その後の徒然遍路 | Comments(2)