平成24年大晦日

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  今年1年、
  つたない遍路日記に
  おつきあいいただきまして
  ありがとうございました。
  2013年も
  よろしくお願い申し上げます。 
          門前の小僧
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   皆さま よいお年をお迎え下さい。
   きっといい年 きっといい年 まちがいなし。 

by jh5swz | 2012-12-31 10:09 | その後の徒然日記 | Comments(0)

坂本屋の餅つき2012

平成24年12月24日(月) 振替休日
今日は、数日前、坂本屋運営委員会から連絡のあった「坂本屋餅つき + 猪鍋昼食会」。

午前9時、坂本屋到着、外気温3度、寒い!
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すでにメンバーさんは前庭へ竈を出して、もち米蒸し最中
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炉端で湯のみに注いだ冷酒で朝礼乾杯のあと作業開始。

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 杵と臼で餅を搗く・・・
 いったい何十年ぶりのことだろう・・・

 この火のそばの温かさは
 子供の頃の忘れられない思い出・・・

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この薪は(過疎化で)住む人のなくなった民家の廃材だとか・・・
その民家の主の思い出を炎の如く語りながら湯気が山あいを駆け上ります。

熱い湯で温めておいた臼へ蒸し上がったもち米を入れます
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  杵でもち米をつぶし捏ねます。
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この捏ねる作業が終われば餅つきは半分終わったようなものだと、長老。
餅になりかけたもち米を醤油味の大根おろしで食べた半餅ダンゴ?も美味!

搗き手は、
返し手の手の甲を狙って一定のリズムで
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 返し手は、
 もち米を折り畳むように臼の真ん中へ集めます
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搗き手・返し手の阿吽の呼吸で餅つきは快調に進みます。
それにしても、ここまでの下準備をされた方々は大変だったと思います
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よもぎ餅も搗きました!
ヨモギは坂本屋界隈の天地の御恩徳なり
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こちら台所では、奥さま方が「しし鍋」の下ごしらえに大忙しです
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こなた前庭で、旦那衆が大鍋で「しし鍋」炊きに大奮闘
年中坂本屋界隈の田畑を荒らして迷惑をかけっぱなしのイノシシの罪滅ぼし?  
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寒風の中、出来上がった熱々のオトコ料理の美味しかったこと!
f0213825_2033041.jpg 上等のしし肉をたっぷり入れまして
 大根・人参・白菜・ごぼうに小芋、
 豆腐やこんにゃくを投げ入れて
  
 味噌3パックを溶かして
 砂糖少々・醤油 etc etc
 味の仕上げは、仕事始めに乾杯した
 大吟醸梅錦!
 


12:00 この寒空の下、
ちょうど峠を下ってこられたお遍路さんに餅を焼き、熱いしし鍋をお接待
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お一方は、昨夜の冷え込みの中、岩屋寺で野宿だったとおっしゃる・・・ 
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 温まっていただきましたか?充電はできましたか?  
 この先もどうぞ道中ご安全に!
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こちら、坂本屋の座敷は御餅製造所
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ちぎって丸めて
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アンコも入れて
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しろ餅やあんこ餅
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 よもぎ餅に鏡餅(手前)も完成!
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前庭では臼と杵の慰労
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炉端では猪肉のロース焼きで慰労
猪殿、命戴きます、貴殿のご恩徳を感謝し有難く戴きます。 
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メンバー長老手作りのお正月飾りも付けました。
 坂本屋にもニッポンにもよい年でありますように!!
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「あなたの分です」と、いただいた家族へのおみやげ
 御鏡にダイダイまで付けてあり・・・ 感謝です。
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 赤いトウモロコシ
 「ロケ中、いしだあゆみさんの色紙を貰ってあげれんかったけん
       撮影中、ずっと軒下に吊ってあったコレでも記念品にしてや 
              ひょっとしたら、放送場面で映るかも知れんけんな」
                  と、貰ったお宝の一品!?!

そう云えば、朝一番に会長さんが坂本屋の板塀にポスターを貼っておられた。
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      当ブログへお立ち寄りの皆さん、1月20日、是非ご覧下さい。
         NHK/BSプレミアム 「歩く、歩く、歩く」
          放映:2013年1月20日 22:00~22:59 
          詳細は⇒NHK松山放送局オフィシャルホームページをどうぞ! 
         この局はCMやらないので、門前の小僧がCM代行中ナリ(笑) 
by jh5swz | 2012-12-25 21:58 | 坂本屋日記2012 | Comments(3)

BAKAタレとAHOタレ

 平成24年12月14日(金)
 年の暮れが近くなったので、
 仏さんにも、ちゃんとお正月が来るように田舎のお墓掃除に帰りました。
 幸い天気も良く、快適な200㌔ ドライブ。

 帰り道すがら、今流行りの「産直市場」へ道草。
 妹に付き合って売り番をウロウロしていたら、
 こんな商品が並べられていました。
 
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 焼き肉のタレだと思うのだが、

 BAKAタレとAHOタレの原材料は微妙に違う・・・
 いかにも手作り風、
 ネーミングも楽しい、

 手に取ってはみたが、
 今以上、BAKAやAHOになってしまって、
 家族に迷惑をかけてはいかんので、
 レジまで連れて行かなかった・・・

 今朝になってもちょっと気になるネーミング、
 次回、あそこを通るときには「味試し」で買ってみよう!
 
by jh5swz | 2012-12-15 10:28 | 食べ歩き呑み歩き | Comments(2)

番外?こんぴらさん

平成24年11月22日、お遍路四季の会「紅葉ツアー」・その

「かんぽの宿 坂出」で”白峯御膳”なるDX昼食を済ませて琴平町へバス移動60分、
帰りの駄賃で?神仏習合よろしく金比羅大権現を参拝しました。

♪金比羅 船々追い手に帆をかけ しゅらしゅッしゅしゅ ♪                                                         と歌われる金比羅宮は、
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 香川県仲多度郡琴平町の
 象頭山中腹に鎮座する神社で
 明治維新の神仏分離・廃仏毀釈以前は
 真言宗の象頭山松尾寺金光院であったが、
 神仏習合で
 象頭山金毘羅大権現となった歴史がある。
 と、手元の冊子に書いてありますが、
 四国で生まれて育った私には
 親しみも込めて「こんぴらさん」と呼ぶほうが
 マッチングがよろしい。



f0213825_842166.jpg 親切な本日のドライバーさんが、
 駐車場代が無料だからと、
 「つるだや」というお土産屋さんの駐車場へ入り
 店内をスルーしてお店の外へ出ると
 そこは金比羅宮名物785段の石段の22段目。

 「つるだや」さんの竹杖を借りて出発!
 借りた杖は下山後、お返しに寄ることになる、
 借りた杖のお礼代わりに
 某かの「おみやげ」を買う仕組みは
 日本的な互助精神のなせるワザで
 なかなか上等のシステムなり。


ドライバーさんもお店の方も「買い物はご自由ですから」とおっしゃるが、そうもいくまい。


金比羅参りと云えば長い石段が続くことで知られ、又それが名物?にもなっていますが、
出発前、四国巡拝でお世話になった添乗員(現在はお先達)M,Mさんにお聞きしたところ、
多くの参拝客が訪れる本宮までなら785段、往復で1時間半ほど。
さらに上までということなら奥社まで1,365段、2時間10分程度とのこと。

今回のツアー参加メンバーでも、
山登り、遍路道は得意だが、石段登り下りは苦手な人、
参道のお土産屋さん買い物を楽しみたい人など十人十色だと思い、
基本コースは無理のないよう本宮往復(奥社任意)とし、
出発して2時間の自由(参拝・観光)行動のあと、
お杖を借りた「つるだや」さんで集合することと決めました。

さて、「つるだや」さん前、22段目から785段の本宮をめざして出発。
私は、小学6年のとき、家族全員で参拝して以来、
会社勤めの出張員時代、仕事サボッて参拝した回数を含めると4,5回は訪れているのだが
今回は(誰に頼まれたワケでもないが)、
森の石松代参よろしく、のんびりと名物石段登りを楽しむこととしました。


両側のお土産屋さんに挟まれた785段の石段参道の風情はかくの如し。
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連続する785段ではなく、そこそこに踊り場があるので助かります・・・
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100段目の土産屋さん「百段堂」
f0213825_9233899.jpg 参拝者を励ますように「100段目」の標識も貼り付けてあり・・・
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振り返って見れば、傾斜角45度? 結構キツイ!
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参道脇道の紅葉がお見事!
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励まされているような、脅されているような・・・294段石柱
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 今回、ツアー初参加の山登りの達人は
 本宮まで15分で駆け上がったことがあるとか!! 
 昨今、この785段を走り登る
 「金比羅マラソン」があると聞き及ぶが
 私には考えられません・・・

 歩き遍路を始めた平成18年の春、
 第十番札所切幡寺の333段の石段を前に
 一瞬たじろいだ思い出がありますが
 あの石段も今日のクンレンだったのかも?



356段目の金比羅宮大門(おうもん)
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大門前の白い番傘の下で同行の善男と名物?甘酒を飲む
f0213825_10124378.jpg ちょっとお疲れ気味の
 細いカモシカのような足には
 そん所そこらの栄養ドリンク剤より効果は抜群!

 竹杖の黒・・黒のテープは
 借りた「つるだや」さんのマーキング。
 こうして借りたお店へ返却に立ち寄り
 お土産を買うシステム、あなよろし!
 

甘酒屋さんの番傘越しに下界の琴平の町並みが見えます
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大門左右の大提灯
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 金比羅さんのシンボルマークの
 丸に赤文字のこの「」の字は
 ”和に暮らせるように”との
 願いのこもった「金」のデザインであると
 同行T・Tさんのお話し。
 なるほど!
 読める!

 一つ賢くなって
 ありがたく大門に一礼して入山。



今回のツアーの私の個人的な楽しみの一つだった金比羅参道名所「五人百姓」。
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   大門から内側は大権現境内となるため商いは一切禁止されていますが、
   参道を挟む左右のこの5軒だけが、先祖代々の金比羅宮の神事への貢献により
   「加美代飴」を売ることを許された「五人百姓」と呼ばれる飴屋があります。
   赤い縁台に白い番傘を立てた五人百姓は、さながら一幅の絵をみるような風情ですが
   特権とは申せ、朝6時から夕方まで年中無休で営業するのはちょっと大変では?と、
                            門前の小僧、余計な心配。

帰りに買った、その加美代飴
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 ほんのり柚子の香りの効いた
 扇形のべっ甲飴で
 そのまま口に入れるには大きすぎるので、
 小さく割るための
 小さなトンカチが付いて
 6枚入り 500円なり!

 
小学生のときの家族旅行以来の懐かしい加美代飴でした。


五人百姓からまっすぐに伸びる「桜馬場」と呼ばれる石畳の参道を進みます
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大イチョウも結構な色づきでした
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桜馬場を登りきったところが431段。
見上げると、「御守授与所」という赤い⇒看板が見えたので「社務所」かも?
さすれば、本宮はまだまだ上?・・・
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鳥居に吊られた看板
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海運の神様らしく、5000台の自動車輸送船の巨大なスクリューが奉納してありました。       
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                       【今治造船奉納】

鳥居下の広場で白い神馬や巨大なスクリューなどを見物しがらひと休みしていたら
先ほどの甘酒が膝に効いたものか、訓練不足の細い足が、登りイヤイヤのシグナル・・・

数百m上の金比羅大権現様に向かって2礼2拍手、
「次回参拝のときには、甘酒は帰りに飲むことにしますから・・・」と誓って1礼。

この金比羅大権現本宮の写真は、本宮を参拝された同行T・Tさんからお借りした画像です。
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甘酒が効きすぎた膝のセイにして、下山開始
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下山途中、遭遇した駕籠屋さん
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       大門(365段)までは、この籠を利用して行くこともできますが、
       残りの420段の石段はご自分の足で進まなければなりません。
       なにしろこの急勾配ですから、
       時代劇よろしく「エイッサ ホイッサ」とは進みそうありませんが、
       金比羅さんならではの光景でしょうか。

(以下、金比羅駕籠屋さん関連サイトより)
     登り 5,300円 下り 3,200円 往復 6,800円
    体重制限100kg 子供2人での利用も可能
お体の不不自由な方などの正当な理由がある方は、
事前に宮の許可により596段「祓戸社」までご利用できますが料金は通常の2倍となります。
本宮のご利益は駕籠屋さんが受けてきてもらえる。 との記事あり。

森の石松さんにも会いました!
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 石松さんに誘われて覗いたお土産屋さん
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「寿司食いねえ~ 神田の生まれだってね~」
「土産買いねえ~ 道後の生まれだってね~」と、石松さんの威勢のいいこと。

参道入り口近くの老舗旅館「虎屋」さん、今はうどん屋さんになっていました。
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讃岐の銘酒「金陵」本舗を見学。
 店内で「金陵酒饅頭があると聞いたのですが?」と尋ねたが、
 「ここは酒屋ですよ」と、億劫そうに、つれない返事・・・


この酒樽をみて「流し樽」のことを思い出した・・・
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 流し樽とは、瀬戸内を航行する船が
 金毘羅様にお参りしたいけれども
 上陸できないときに行われた代参の方法です。

 船が琴平の沖を通過するときに、
 樽に「奉納金比羅大権現」の幟を立てて、
 船の名前と航海安全を祈る祈祷文と、
 初穂料を入れた樽を海に流します。

 海でそれを発見した近隣の小船は
 「福がある」として
 代わりに金毘羅さんまで必ず届けてくれます。



 岸に流れ着いた樽は、浜の人が拾って神社に届けてくれると云う。
 今も残る海の金比羅代参の習わし、ちょっと深いイイ話しではありませんか!


本宮往復2時間を設定していましたが、
健脚のご一行は1時間20分で杖をお借りした「つるだや」さんへご帰還。
お茶の接待を受けながらお土産を物色後、本場さぬきうどん屋へ行くことになり、
第75番札所善通寺西駐車場隣の「大師うどん きむら」へバス移動。
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表の大暖簾は降りていたが、T・Tさんの交渉で
「茹でましょう、15分ほどお待ちを」と店主。
その間、善通寺境内を散歩。
できあがった「かけうどん」は、さすがにさぬき!
ツアー参加者皆さんご満足のご様子でバンザイ!

善通寺ICから高速道を帰路につきました。
つるべ落としの秋の夕暮れは早く、県境の豊浜SAあたりでもう夜?
かくして、歩き遍路・四季の会の秋の遠足は無事終了しました。
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    お礼
f0213825_101225.jpg 今回のツアーについては、
 根来寺の紅葉の見頃時期、
 白峯寺への歩き所要時間、
 金比羅さんへの移動時間
 石段登り下りの所要時間アドバイスなど
 わざわざ下調べ、試走までしていただいた
 お先達M,Mさんには大変お世話になりました。
 参加者一同を代表して心からお礼を申し上げます。 
       落ちこぼれ歩き遍路 -門前の小僧-
by jh5swz | 2012-12-01 20:48 | その後の徒然遍路 | Comments(4)