仏木寺 茅葺き鐘楼堂

平成26年 2月19日(水)の日記   

 南宇和郡愛南町に所用あり、往復300㌔の日帰り出張。
 茅葺き屋根の葺き替えが終了したと報道された
 第42番仏木寺の鐘楼堂が気になって少し早めに出発。
 高速道三間(みま)ICで降りて数分、仏木寺着。
 車を離れると、ブルッと身震いするような寒さ・・・

09:40 駐車場から
    3年前落慶した左手の仁王門と競うように真新しい茅葺屋根が見えます。
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2011年5月25日落慶の豪華な仁王門
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こちらは、2009年7月3日、歩き遍路で初参拝時の仁王門
                 いあや~~~なかなか渋いではないか・・・
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山門をくぐると、新装の鐘楼堂を自慢するように
    「小僧、また来たか!」と、お大師っさんのお出迎え。

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まずは本堂、大師堂を参拝。
  寒さに震えて、天下御免の ♪駆け足般若心経♪

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以下、新装の萱葺き鐘楼堂にこだわりまくった数ショットです。

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その2
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その3
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その4
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2009年7月3日の鐘楼堂。
 風雪に耐えた薄墨色の茅葺きも風情があっていいなあ~~~
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納経所前から
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職人ワザ
 2日前に葺き替えが終了、後片付け中の方と少しお話しができました。
 「茅」は、四国カルスト大野ヶ原と県外から集め、
 職人さんは、高知県梼原村の棟梁を迎えた  とのこと。
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     昔の人の叡智を今に継承した職人技に寒さを忘れてしばらく見とれておりました。
     修復前の古い茅も使って葺きあげた4層の茅の色がなんとも美しい!!!
 
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藁ではない茅ですぞ
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栃木県渡瀬遊水池の萱
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           愛媛県四国カルスト採取
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資材となる「茅」は各地から取り寄せられたと聞きましたが、
           次の15年後、「茅」は確保できるのだろうか?心配・・・です。
         
by jh5swz | 2014-02-23 17:37 | その後の徒然遍路 | Comments(2)

平成26年2月11日((火)建国記念日
 
     昨日に続き、
     「開創1200年記念 お大師さまと歩く四国遍路」御一行が
     今日は第46番浄瑠璃寺から第49番浄土寺まで錬行されました。
 
     お聞きしていた時間前に48番西林寺さんへ行ったのですが、
     朝の出発が早かったのか、御一行の足が速いのか、
     錬行のセレモニーが終わり、昼食のため長珍屋へバス移動されたとの由、

     知り合いのお先達さんにご挨拶のため昼食場所の遍路宿「長珍屋」訪問。
     ご本人の顔写真はご遠慮しましたが、記念に私の車と並べて錬行サポート車を収めました。
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     昼食後、又48番までバスで戻り、49番浄土寺さんまでまで錬行とのこと。

     こんな早着早発に、
     お大師っさんに会う心算で定時に西林寺へ集まったお年寄りの残念からげること・・・
 
     なれば、私は自宅前でご一行をお迎えすることとして一旦帰宅。

     昨日は粉雪舞う三坂峠のふもと、「網掛石大師堂」前の撮影でしたので
     今日は、自宅傍の交差点陸橋の上から市街地を錬行の御一行を撮らせて頂きました。

     14:28  御一行が見えた。
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     赤信号で隊列整えて
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f0213825_15383416.jpg 『いざ四国、1200年の巡りあい』-R-

 朱色の錫杖を持った70人もの公認お先達さんが、
 この交差点を渡るシーンは2度とないハズです、それもお大師っさんを背負って!
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             ビートルズのジャケットみたいと評してくれた坂本屋のお仲間、お目が高い!   
            後日、この写真が地元紙の「読者の写真コンテスト」で、なんと奨励賞!
                      図書券¥1000ゲット!
                   直ちに、孫の絵本代になりましたがね ^-^


     14:31 約3㌔先の49番浄土寺めざして進まれました。
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              この間、赤信号待ち時間を含めて3分、こんなに緊張したシャッター押しは初めて!

      本日は、浄土寺さんでのお参りセレモニーはしないで解散との由、      
      お先達さん皆さんが背中に背負って歩かれたお大師さんお参りは叶わなかった・・・
                    残念無念。 
      
 
  
by jh5swz | 2014-02-11 16:04 | 開創1200年記念行事 | Comments(7)

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『いざ四国、1200年の巡りあい』-R-


平成26年 2月10日(月)の日記

 四国霊場会が「開創1200年記念事業」として、
 平成25年2月4日に1番霊場霊山寺をスタートした「お大師さまと歩く四国遍路」は
 各地の公認お先達さんが、背中にお大師像を背負って札所をリレーで歩きつないで、
 今朝、45番岩屋寺を出発、小雪の舞う三坂峠を下って46番浄瑠璃寺まで錬行される。

 残念ながら坂本屋は冬眠中であり、メンバーにお接待を呼びかけようかとも考えたが
今日は平日、皆さん表の稼業が多忙か・・・と躊躇。
 結局、一人で三坂峠の麓、番外「網掛大師堂」前で御一行をお出迎えすることにした。

 今回の錬行に参加されている知り合いのお先達さんにおおよその時程を聞いていたので
午後3時半、相方に留守番をお願い申し上げて?、愛車で「網掛け石」大師堂へ疾走。
 

16:00 「網掛け石」で雪景色の三坂峠を眺めながら待機
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まともに遍路道を歩かれれば御一行は正面の農家右手から現れるハズ・・・
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16:22 御一行確認!
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種田山頭火のお出迎え 
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網掛大師堂と、たった一人の出迎え隊の私に(ウヌボレて)お先達の法螺貝が朗々と。
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お大師像を背負う前の二人はなんと女性お先達!
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16:27 最後尾はかなりお疲れ?モードでした。
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御一行を見送って帰路途中、
16:35 丹波の里道を浄瑠璃寺へ急がれるご一行を望遠。
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おそらく今夜は浄瑠璃寺前のへんろ宿「長珍屋」さんでお泊りだろうなあ~
「熱い~お風呂でゆっくり疲れを流して下さい」
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           前から4・5・6番目の方がお大師像を背負われているご様子・・・

明日は、
我が家に一番近い48番西林寺で休憩らしいので、ゆっくりお大師像を拝ませて貰おう。

      冒頭の1200年記念公式ロゴは四国ツーリズムの使用許可済みです

by jh5swz | 2014-02-10 21:37 | 開創1200年記念行事 | Comments(10)

椿祭り

 平成26年2月7日(金)の日記  

 松山市では、この祭りが終わると”春が来る”と云われ、
 地元では親しみを込めてお椿さんと呼ぶ椿神社の祭礼中日。
 例年、この三日間で、縁起開運・商売繁盛を願う40万前後の参拝客で賑わいます。
 リンクさせていただいた祭りの様子(2013年)は「四国のええとこ教え隊」さんのサイトです。
       http://www.sanyukai.sakura.ne.jp/tubakimaturi.html


 毎年旧暦1月7・8・9日の祭り期間中、松山は一番冷えると相場が決まっていますが、
さすがに昨日から冷え込み今も牡丹雪が舞っています。

 12年ぶりに我が町内へ祭りのお世話当番が回って来たある年の祭りの夜、
直会の席で宮司さんから聞いた話し。

 『その昔の椿祭りは、
 神事の後、近郷近在の人々が境内の椿の木の下で
 “山の幸”と“海の幸”の物々交換の市をする場でもあったので、
 猪鹿肉や魚貝類が傷まない1年中で一番寒い日に祭りが行われるようになった
 と、云う説もあります』。


 どうりで椿祭り期間中は寒いハズです・・・ 

 お神酒を戴きながら、ほろ酔いで聞いた話しでしたが、
                   昔の人の生活の智慧に感心したことです。


 
 <例によって余談>
 知ってる人は知ってるが
 知らない人は知らない「椿さんの貸銭」の話し。

 本殿遥拝所左右のお札売り場に
 真っ赤な「椿」の紋所入りの巾5㎝ほどの小さなポチ袋が三宝に盛られています。
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 可愛い巫女さんに
 「今年もお借りします」
 「どうぞ どうぞ ご利益がありますように」。

 何処の何の誰兵衛だ? とか
 この借用書に認め印を などと
 料簡の狭いことはおっしゃいません、
 神様ですから。

 「あの~毎年、レジと財布へお借りしとるんですが」
 「どうぞ どうぞ ご利益がありますように」。

 中はすべて20円が入っております、
 ご縁がありますように5円などと
 料簡の狭いことはおっしゃいません、
 ご縁の4倍 20円です。
 神様ですから。


 

 しがない下町の町人、商ん人は、
 神様にお借りした20円を元手に1年間、一生懸命に生業に励みます。
 あの借金返さねばと。

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 翌年の祭りの朝、神社へ出かける前にちょっと悩みます。

 2年目は確かに倍返し・・・
 3年目も約束は守ります、
 4年目もおかげさまですと、
 
 ですが・・・
 実は・・・   
 さすがに、10年目は20円借りて10240円、
 512倍返しです・・・半沢直樹顔負けでございます・・・

 5年目あたりで双六の戻りで、
 差額は、家内安全・商売繁盛のお札と縁起の熊手など
 境内アチコチで512倍以上の買物をしてお返ししております。

 大勢の参拝者の後方から本殿へお賽銭を投げ込みながら、
 「神さま、今年も福下さい!」と柏手、
 厚かましい私。
by jh5swz | 2014-02-07 21:26 | 遍路の神社巡り | Comments(3)