天空の郷と河合の宿場

平成26年4月29日(火)昭和の日の日記

文字通り飛び石連休。
44番大宝寺のお膝元・久万高原町内R33沿いに
「天空の郷 さんさん」という道の駅が鳴り物入りでオープンして1週間。
そろそろ落ち着いたかな? と、 
ナゾをかける女房のアッシー君を買って出た。


46番浄瑠璃寺近隣のへんろ道からR33塩ヶ森まで走り
三坂峠でいっぷくして東明神を下って道の駅まで都合40分。
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     「天空の郷」とは伊予の軽井沢と云われる高原の町を喩え、
     「さんさん」は太陽が燦燦と、R33を懸けたお洒落なネーミング。

女房殿は新鮮な産直を買い漁りに店内へ、私は高台から道の駅全貌をパチリ。
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その後、なかなか出てこない女房の捜索に店内へ入ってみた。
久万高原町の材木をふんだんに使った施設内は優しい木の香りが漂って結構な雰囲気。
野菜、山菜、久万高原町の名物名産が真新しい木製の棚に満載!

だけど、それだけでは目の肥えた「産直マニア熟女」皆さまが再々来るかなあ~
「もう いっぺん 来たい」と思わせる「天空の郷」のご発展をご期待申し上げます。

ようやく(結局)、
タラの芽やワラビ、タケノコ、ウドなど山菜を買って出てきた女房と合流。
お抱え運転手へのおみやげ↓
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 白・クロ・グレーと三色あったらしいが
 選んでくれた色と
 「南無大師遍照金剛」の薄墨の
 マッチングもよろしく、生地は綿100%
 値札もしっかり付いていて¥1980、
 いつもユニクロの¥980コーナー専門の
 お抱え運転手クン ごきげん!
 この夏の坂本屋の当番日着にしよう!

 「欲しいと言よった
  藍染の作務衣が¥9800であったよ」と女房、
 「もったいない」と小僧のつぶやき。


その後、お車遍路気分で44番大宝寺を参拝し、
5年前、初めての歩き遍路のとき、
「へえ~~~」と、郷愁を覚えた河合の宿場跡へ行ってみたくなり、
大宝寺裏山の峠御堂隧道を抜けてひとっ走り。
河合の住吉神社横から辛うじて車が通れる旧道へそろりと侵入。
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15軒の旅籠で多いときには一晩に300人が泊まった、
中でも一番大きい旅籠であったであろう「かどや」全景。
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ここを歩いた5年前から妙に気になっていた「琺瑯(ホーロー)看板」を撮り漁った。
   琺瑯看板は、1950年代~1970年代の日本で普及した屋外広告の媒体であり、
   その製品のセールスマンと看板の製造業者が各地で依頼・製作・設置していた。
   琺瑯製の看板の設置に対する広告料は現金でなく現物支給が多かったらしい。

以下、かどや旅館の建物に打ち付けてあった琺瑯看板f0213825_965062.jpg
 
星製薬は、
 SF作家 星新一の父、
 星薬科大学の前身である
 「星製薬商業学校」の創設者 星一が
 1911年に創業した名門の製薬会社。
 家庭薬「ホシ胃腸薬」は一世を風靡したが、
 戦後、経営不振に陥り
 ホテルオオタニを創業した大谷家へ
 経営譲渡を余儀なくされた。
 
 
 「特約店」と云うからには
 「かどや」はかって薬屋さん?





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 明治14年(1881)、神谷傅兵衛が
 日本人の食生活になじみがなかった
 ワインを一般に普及させようと
 樽詰めの輸入ワインに
 ハチミツや漢方薬を加えて、
 甘味(かんみ)葡萄酒に改良したものが
 「蜂印香竄葡萄酒」(はちじるしこうざんぶどうしゅ)

 Yahooってみたら
  「蜂印」という名称は、
  かつて傳兵衛が「Beehive(蜂の巣箱)」という
  フランス産ブランデーを扱ったことに因み、
  「香竄(こうざん)」とは
  父兵助の俳号であり、親の恩を忘れないためと、
  豊かなかぐわしい香りの卓越したワインのように
  という意味があることに因むとの記事があった。


台所と思しきガラス窓越しの夥しいお皿の山は、
  過って旅館・仕出し屋として栄えた名残でしょうか・・・

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 Yahoo ってみた。
 戦後の食糧不足の解消のためには
 肥料の供給が不可欠であったから、
 肥料の生産再開は最大必須の国策であった。
 終戦時、
 国内の硫安工場は爆撃などにより壊滅状態にあり、
 加えて、
 原料と資材の不足で生産の再開は困難を極めた。

 住友化学工業(のちに日新化学工業)は、
 戦後わが国で肥料生産にこぎつけた最初の工場である
  
 日新化学工業は、
 平成16年(2004)、
 現社名「住友化学」となった。 



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1904年、日本初の英米相互組織として設立された
千代田生命保険相互会社(ちよだせいめいほけん)は、
2000年に経営破綻し、
2001年にAIGスター生命保険株式会社へ包括移転、
2012年1月にジブラルタ生命保険へ吸収合併された。
          『(Wikipedia)』 より要約


人の集まる所に立てたり貼ったりするのが「看板」であり、
歩き遍路さんが普通だった当時、
全国のお遍路さんが宿泊したであろう
河合の宿場の華やかなりし頃を物語る生き証人のような琺瑯看板に敬礼!

(またまた余談ながら)ちょっと懐かしい琺瑯看板は、
昨今のマスコミを媒体とする広告やプラスチック看板の影で
琺瑯仕上げのレトロな雰囲気が好まれ、愛好家の収集の対象へと変化しており、
歴史的な価値や希少性から高値で取引される場合もあるらしい。
歩き遍路道中、そこかしこにカルピスとかボンカレーとかオロナミンとか確かにあった・・・


さて、久万高原町へ来れば小僧の昼食は、うどんの「こころ」。
開店は11時半のハズと10分前に来てみたらすでにオープン。
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f0213825_14145894.jpg 店の横壁に「本手打ち 釜あげ」と看板があるが、
 正面には縄のれんと「こころ」と書いた小さな表札だけ。
 店内は20人くらいで満席なので、
 空席待ちは表の歩道に並ぶ、
 いつも大勢が並んでいるから国道を走るドライバーが
 なんの店やと引き返して来てまた並ぶ・・・

反対側の歩道の山側へ車を止めて待つこと20分、
待った甲斐あり、こころのうどん!
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 徳利に入ったつけ汁は秘伝の?濁汁で、
 薬味は
 刻みネギとおろし生姜に胡麻とテンカス、
 品書きは釜揚げ Only!
 小¥300 大¥450 
 本日も ごっつあんでした、ペコリ。



帰路、46番浄瑠璃寺を参拝、47番八坂寺へ廻ろうとしたが、なにか大祭中で渋滞、
帰宅して¥1980のTシャツ眺めてニヤニヤしながらこの日記を書いている小僧です。

 安! 近! 短! の一日でした。
by jh5swz | 2014-04-30 20:34 | その後の徒然日記 | Comments(4)

坂本屋総会2014

平成26年 4月27日(日)の日記。

恒例、坂本屋の総会。
自宅前から
円バス(伊予鉄久米駅と近隣をグルグル廻って何処まで乗っても¥100のバス)で
久米駅まで5分、
久米駅から横河原線見奈良駅まで郊外電車、¥360-。
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 めったに電車に乗らないものだから
 嬉しがって先頭車両の運転席の後ろ。
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 前方の踏み切りは
 49番浄土寺への参道の一部、
 左へ進めば札所まで5分。

 もうすっかり乗り鉄?気分
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          終点の三つ手前の見奈良駅から徒歩7分で総会会場。

本日の総会予定表
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粋じゃありませんか坂本屋、
ミュージカルの観劇から総会が始まるのですから!

 車内の吊り広告まで珍しく見えます。
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嬉しがって車窓を眺めていたら見奈良駅をスルーしてしまい・・・
終点まで乗って折り返し発に乗ることも一瞬考えたが、
次の「愛大医学部南口」で降りて歩いたことのない町を歩いてみた・・・
きれいな花いっぱいの庭、立派な門構え家、思ったより広い〇◇高校 etc etc
25分ほど歩いて坂本屋総会会場着!
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  このショッピングモールの右奥の「坊ちゃん劇場」が総会の第一部会場。 
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開演45分前、ちょっと出足悪い?
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 初演から間なしだから・・・???
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そうこうする内、坂本屋メンバー24名が揃う。
まずは大蔵大臣が平成26年度会費と本日の参加費を徴収。
何某かの繰越金があるとは申せ、観劇+温泉+宴会でアレでは安すぎるのだが・・・


坊ちゃん劇場・第9作公演は、道後温泉改築120周年記念作品
  「道後湯の里夢を実現させた男、伊佐庭如矢ものがたり
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 伊佐庭如矢(いさにわゆきや)は、
 初代道後湯之町町長。
 道後温泉100年先を見据えて
 道後温泉本館(坊ちゃん風呂)改築に挑んだ
 情熱の明治男。
   そのほかの功績
  ・松山城の公園化
  ・道後鉄道の開設
  ・道後湯築城公園の整備
        -劇場パンフレットより-


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 この音響設計も行き届いたミュージカル専用劇場で
    日清戦争の時代を背景に
    「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルにもなったと云われる道後温泉本館、
    その本館建設に燃える伊佐庭如矢の情熱、夫婦愛。
    政治家・銀行・旅館主の賛成派・反対派が入り乱れる中、
    イケメンの書生と郭へ売られた許婚の悲恋もちゃんと織り交ぜて
    現在の道後温泉本館の建築の顛末が熱く熱く演じられます。

    当然のことながら舞台撮影はご法度につき
    物語と演出は観ていただくしか説明できませんが
    なんでも反対! 反対! 反対!を演じる役者さんの熱演も見逃せません。
 
    今回の舞台も内容てんこ盛りで楽しめます、 是非ご観劇あれ!

休憩10分を挟んで2時間の舞台に緞帳が降りたあと、この劇場恒例の「お見送り」風景。
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つい先ほどまでの舞台衣装のまま、熱演の額に汗が光ります。
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ミュージカルを観劇して感激のあと(ちょっと寒いなあ~)
坂本屋総会第2部会場は劇場から徒歩2分「天然温泉・利楽」。
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                           「歓迎」されてます。
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f0213825_1221205.jpg カメラ持って風呂入るほどボケてはおりませんので、
「利楽」さんのHPから画像をお借りしてPRです。

 なんと云っても、ここの看板は広い露天岩風呂でしょう。
 「寝ころんで 蝶泊まらせる 外湯哉」
 などと、つぶやいてみたがチョット寒かった・・・
 

湯上り休憩後、
坂本屋運営委員総勢24名が勢揃いして平成26年坂本屋総会。
  会長挨拶は
   「坂本屋は今年もお遍路さんのお接待を続けます」。
  続いて、
  事業報告、会計報告、監査報告、
  事業計画、予算案審議も熱心な協議を経て原案どおり議決。
  役員改選も満場一致で全員強制的に留任を議決!
  
なにしろ、料理が待ってます?
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村◇顧問のご挨拶と乾杯発声のあとは酔って?件の如し。
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その後の詳細は個人情報に配慮して掲載を憚りますが、
             どうして、私の席にビール瓶が集合するのかこれが謎?
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かなりの時間が経って、長老◇川さんのご挨拶で宴はお開き。
玄関へ出てみると、
「盛り上がったようですなあ~!」と、送迎バスがにらみ目線でありました・・・
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それでも自宅直近の交差点まで遠回りしていただき、
 ちょっと千鳥足の門前の小僧、割りあいまともな時間帯に玄関チャイムを「ポロロ~ン」。
 表札も変わっておりませんでした。

    ☆彡☆******  ☆彡☆****** ☆彡☆****** 
(例によって)余談ながら
現在、築後120年、老朽化?した道後温泉本館(いわゆる坊ちゃんの湯)
    取り壊して、10年?かけて再建・再開するという一大事業計画が
    道後湯の町の旅館・ホテル経営者お歴々の頭を悩ませている・・・
    温泉は代替施設でなんとかなるにせよ
    道後のシンボル・あの本館が無くて観光客が来るだろうかと・・・
    なにしろこの建物にもたれ掛かり、頼り切っていた120年ですから。
   
    伊佐庭如矢 初代道後湯之町 町長さんは、この局面をなんとする?
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    この画像は•サイト名称・・・道後温泉の旅行観光ガイド
          •サイトURL・・・http://dougoonsen.sakura.ne.jp/よりお借りしました。

 
by jh5swz | 2014-04-29 14:46 | 坂本屋日記2014 | Comments(2)

重信川の鯉のぼり2014

平成26年4月26日(土)の日記。


先日、坂本屋でオカリナ演奏のお接待をいただいた山内さんが、
今朝のfacebookで
「今日は重信川の鯉の掛け渡しを行います、
   20年目の今年は88匹の鯉を泳がせます」との投稿に惹かれて出かけました。

見事な掛け渡しをご紹介します、
5月10日10時までだそうです、ローカルの皆さん、是非お出かけ下さい。

旧R11、横河原橋から上流の山之内方面へ約10分、
菖蒲堰から数百メートルの「除(よ)ケの堰堤」がその場所。

皐月の空と山の緑を背景に
重要有形文化財の除ケの堰堤を舞台に88匹の鯉が翩翻と泳ぎます。
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圧巻です!
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少し急な土手を河原へ降りてみました。
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雄大な堰堤の迫力に鯉も負けてはいません、
                    「鯉の滝のぼり」です!
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ここまで近づくと堰堤を流れ落ちる水しぶきが・・・
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目に青葉 山ホトトギス 鯉の滝のぼり   (季重なり)

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私の連休の幕開けは、今年も 安! 近! 短! 


カメラひと休み、
先人の残された重要有形文化財「除(よ)の堰堤」の看板を読み耽ったことです。
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日記書きかけ・・・
 早昼済ませて、今日(4/27)は坂本屋の総会に行ってきます。
by jh5swz | 2014-04-27 11:49 | その後の徒然日記 | Comments(3)

愛媛新聞4/16

平成26年4月16日(水)の日記
 
 4月12日(土)、取材のあった坂本屋のことが朝刊に掲載されていました。

 最近、ちょくちょくメディアに紹介されることが多くなった坂本屋の活動ですが、
 「お遍路さん接待」を「ボランティア」の視線、切り口で取り上げてもらうことは、
 運営委員会メンバー全員の最も納得するところではないだろうか?

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        「しまった!」、この日はなんだかバタバタして
                         坂本屋の印半纏を着るのを忘れてた・・・
 


   <坂本屋及び坂本屋運営委員会について>
     坂本屋は、松山と高知を結ぶ旧土佐街道三坂峠中腹にある遍路茶屋です。
     築後100年の坂本屋は昭和初期までは街道を行き交う人々の旅籠でした。
     その後しばらく休業していた坂本屋を地域の文化遺産として活用するため、
    2004年、松山市の支援を受けてNPO法人が修復し、遍路茶屋として再開、
    地域有志の熱意により運営されるようになりました。
     運営資金は会員の会費・地元公民館活動などへの協力による謝金など。

     お接待にあたる運営委員会メンバーは現在30名。
     モットーは
      ・「坂本屋の利益は、国内外さまざまなお遍路さん達との交流である」。
 
    毎年3月から11月の土曜・日曜、午前9時から午後3時まで開けています。
    今が平成の世であることを忘れる様な古民家坂本屋へ是非お立ち寄り下さい。
                             -門前の小僧 記-
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                 イラストは松山商工会議所 所報 No・659より 
by jh5swz | 2014-04-16 08:44 | 坂本屋日記2014 | Comments(10)

坂本屋・春雨の一日

本日、坂本屋運営委員会第1班お接待当番日、
昨夕、会長さんが来宅、当番メンバーのうち、
会長、自宅へ来客あり午後から出勤、
N長老は法事、Kさんは本業多忙で休む・・・
「少なくとも午前中はあんた一人になるが、新聞社の取材もあるのでよろしく頼む」と。

ヘエ~~~ 一人でやれるかな~~~

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『いざ四国、1200年の巡りあい』-R-

  ロゴ・キャッチコピーは四国ツーリズム創造機構・使用承認済


08:00 いつもは先輩方に頼り切って、ゆっくり出掛けるのだが、
    頼まれた以上は、とばかり気合を入れて早めのスタート。

08:06 坂本屋は正面の山の中腹、天気はパッとしません・・・
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08:23 スピード違反?気味の爆走の甲斐あり坂本屋到着、
    今月の坂本屋・花シリーズは芝桜。
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               地理上、旧土佐街道でこの建物が松山市の最初で最後の民家。

08:27 「100歳の坂本屋殿、今日は小僧が開けさせてもらいます」。
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08:33 玄関雨戸を開けて、三坂の爽風で深呼吸してもらいましょう。
    坂本屋殿、本日もよろしくお願い致します。
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     春とは云え、標高380mの体感温度は城下町に比べるとマイナス3度、
     納屋へ薪を取に行って、いつもはN長老にお任せの囲炉裏火を焚き、
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                付け火過剰ナリ! 長谷川平蔵さま お見逃し下さい

    お湯を沸かしながら、
    登り下り口へ「お接待中」の目じるし幟旗を5本立てていると
08:50 久万高原町のお宿を早立ちのお遍路さんお二人が前後してお立ち寄り。
   「この坂本屋のひと休みが楽しみで土日になるよう調整して歩いた」と山梨さん。
   「定年を迎え四国遍路を思い立ったが、もう少し早く始めればよかった」と茨木さん。
    囲炉裏火を囲んでお遍路談義が弾みました。   
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    朝一番のお遍路さんに、お茶が間に合わないことがちょくちょくあったもので、
    今朝、おっ家内が用意してくれた2㍑ポットのお茶と一口羊羹でおもてなし。

09:23 山梨さんご出立。
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     思いがけず振り返って「ありがとう~~~」、
     こちらからも声を大にして「道中ご安全に~~~」、
     今よく見たら錫杖をお持ちだった、
               「〇〇なんだぜ~」と仰らないところが本物だぁ~
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                慌ててシャッター押したらアマピン、ざんね~~~ん。

09:33 茨木さんご出立。
    ザックから察すると区切り打ち? 今夜はどちらのお宿かな?
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09:55 福岡さんがひと休み
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 おととい、小さい村を歩いていたら
 幼稚園くらいの男の子が
 「お遍路さん 頑張って下さい」って
 手を振るんだよ~
 「スゴイよ、四国の優しさは」。

 お泊り予定の道後温泉が
 ちょうど温泉祭中であることを話すと
 「そりゃあ大変だ」と数軒へ電話、
 手ごろなお宿が確保できたご様子。 



10:20 福岡さんご出立。
      「今夜は温泉入って冷えたビールをグビっとね」と、私の耳元で小声。
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      「高野山だって麦般若はそれいけドンドンでしたからお楽しみ下さい」って言うの忘れた・・・

10:25 峠からの下り坂道に疲労困憊の静岡さんがひと休み。
      かなりヒザを痛められているご様子・・・
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10:45 「今日は46番前の遍路宿で早仕舞いします」と、静岡さんご出立
    「その先、しばらく急な下り坂ですからお気をつけて」      
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10:53 一人で大丈夫か? と、会長が来客の合間をぬって応援。
    朝から取材中の地元紙記者が早速インタビュー。
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  会長に留守番頼んで
  朝から狙っていた花泥棒、

  恒例、
  投げ込み流家元・門前の小僧の
  今月の花は「椿」

  この椿の色が
  赤でなく朱もでなく、
  深紅のようでエンジでもない
  不思議な色。




11:23 先をお急ぎのご様子で素通りされたおしどり遍路さん、
    後ろ姿がとても仲睦ましくて、思わず3連写。
    お断りできておりませんが、どうぞ掲載をお許し下さい。
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      会話は、この画像をご覧になる方のご想像にお任せ致しましょう。

11:35 奈良さんがひと休み。
    一本くねらせたいからと軒下のベンチでおいしそうに一服。
    お茶と羊羹を差し上げたら、深々と合掌されて恐縮した。
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10:56 奈良さんご出立。 
    このまま雨は降り続くでしょうな~と雨具を着けられたら青空。
    二人で笑った。
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12:10 京都さんがひと休み。 
    「昨夜の宿主からお接待でもらったお昼弁当を食べたい」と仰るので、
    囲炉裏端へご案内して、小僧も持参の弁当を広げた、
    私から取材中の記者さんへ山賊むすびを一個お接待。
    お遍路談義に夢中になって、写真を撮らせてもらうのを忘れた。
12:46 京都さんご出立。
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12:40 福岡さんがお立ち寄り。
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 昔、泊まっていい湯だった鷹ノ子温泉が再開して
            ホテルまであるというので楽しみです、と仰る。
 いいですとも、いい湯ですとも、私の町内ですからと、大笑い。 
 一泊二食で、もう少しリーズナブルなお遍路限定宿泊プランを館主に折衝せねばなるまい。 

12:59 福岡さんご出立
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      こうしてレンズ越しに見送っていてもお遍路さんの装束が身軽になって春を感じます

13:00 ミスターXさんがひと休み。
    頂いた緑の納め札から少なくとも5巡目以上のオーストリアからのお遍路さん?
    ちょっと早口?で、お名前もしっかりとヒヤリングできず・・・
    彼は一生懸命「ワタシ ヘンロ ダイスキデス」と言ってくれるのに
    外人さんに人気のShikoku Japan 88 Route Guide に書いてある
    Rest hut Sakamotoya とはココのことだぜ、くらいは言いたかった・・・
    が、それでもカタコトの英語交えて国際親善に汗を流しました。
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                      さすが記者さん、インタビュー中

    坂本屋寄せ書き帳に残されたメッセージも
    私にはさっぱりチンプンカンプンで困っていたところ
    県外のお遍路友&ブログ友のE・Aさんから翻訳が届いた
    恥をさらしますが、ドイツ語だったそうで・・・
    「いつもお接待に感謝します、お茶と甘い食べ物をいただき感謝します」
    嬉しいね~~~ 言葉の意味が通じるってことは! 
    ありがとうございましたE・Aさん!
    甘いものとは持参した羊羹のことだが、
    「よう噛んで」食べて、なんて寒いダじゃれは国際的には通じまいね~
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    それにしても4行目に残された小粋な洒落、読めましたか?
    このような外国の方の洒落た冗談、ウイット?には、いつも脱帽です。


13:16 ミスターX氏ご出立
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 ここでも大失敗・・・
 予感というか期待というか、もう一度「チャオ!」とか言いたいなあ~と思った矢先、
 「お~~い バイバイ」と大きなジェスチャー、
                     慌ててシャッター押したら完全ピンボケ。
 彼の明るさ証明のためにあえて投稿。

13:40 お遍路さんがちょっと途絶えたところで、
    いつもの坂本屋探索、本日は看板の付属物。
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 昨年11月31日、坂本屋へお越しの
 スペイン大使も大感激なさった
 サンチャゴのお遍路さんの置き土産
 「貝がらのお守り」。
  (看板の右上、しめ縄の下)
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13:47 雨の中、先をお急ぎのお遍路さんが通過。
      判りますとも、解ります、一旦着た雨具を脱いでまで休憩は億劫ですよね
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  しばらくお遍路さんなく、
  囲炉裏囲んで、会長から総会と5月の行事計画について話しを聞く。
  それにしても、確かにお遍路さん多いなあ~と会長のツブやき、同感!

14:35 二人連れの娘お遍路さんが「このまま歩きます」と通過。
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14:55 「5分前じゃが、雨も降るし、もうお遍路さんも無かろう」と、
    幟旗を仕舞い、囲炉裏火の始末、ガス切って戸締りもよし!
    本日、坂本屋はお接待を無事勤めて閉屋。

坂本屋の椿の色に惑わされて、「花泥棒は罪にならん」とか言って再犯、
15:45 我が家の玄関へ家元:門前の小僧が活けた「椿」。
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  イノシシと競争で掘った、と今が旬のタケノコ。
  アク抜きのビワの葉まで付けて
  会長からウチのおっ家内へのおみやげ。
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    半分は、記者さんへ現地にておすそ分け。


 大好きな坂本屋です。
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                   イラストは松山商工会議所 所報 No・659より 
by jh5swz | 2014-04-13 16:55 | 坂本屋日記2014 | Comments(10)

平成25年 4月5日(土)の日記

今日の坂本屋は、恒例の愛大山岳部OB会皆さんの手打ちうどんのお接待と、
門前の小僧の facebook 知り合いの山内さんのオカリナ演奏お接待があり、
当番日ではないのですが、
<食べて聞く>お手伝いがやりたくて、ウチのおっ家内とノコノコ出かけました。

 本日は、第6班の当番日なので、邪魔をしてならじと?、昼時を狙って出発、
10:40 小雨模様の春の坂本屋、なかなか絵になっていました。
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      まさに紅白桃合戦?
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すでに「愛大山岳部OB会・手打ちうどん屋」さんは準備たけなわ、
f0213825_1911284.jpg    小雨を避けて軒下やかまどで湯を沸し
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炉端ではイリコの頭と腹を取って入念なダシの元作り、凝っておられます。
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座敷では、昨夜から遍路宿「長珍屋」で泊りみ、
  こねてこねて、踏んで踏んで仕込んだ麺を手延べして
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茹で太る?加減を睨んで、やや細めに?切って、う~~ん、これでよかろう~
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      一連の仕事の分担・流れの良さは、マジで「うどん屋」が開業できるのではと感服。

11:10 逆打ちの千葉さんがひと休み
f0213825_19224627.jpg   千葉さんのお宝、
   7年前の坂本屋道中手形
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 坂本屋の焼印を押した通行手形がザックにしっかり結んであり、
 「7年前の順打ちのとき、坂本屋で貰いました、今回はお礼参りです」とのこと。
  坂本屋会長もびっくり!、
   「当時、なにか物を売って運営費の足しにしようと作ったが、
   100円で売りたかったストラップの原価が120円でな・・・
   結局、最初に仕入れた50個は、全部お遍路さんに差し上げて、
   やっぱり100%ボランティアでやろうと、覚悟を決めた。」  との回顧談。
         会長、坂本屋メンバーは商売できるタイプではありません、
           これからも、無償・無欲・滅私奉公でやりましょう~!

さすれば、千葉さんの現物は坂本屋の不如意の歴史を語る50個限定のお宝ではないか!
千葉さんが笑いながら、ますます愛しそうにザックの木札ストラップを撫でておられました。

11:18 坂本屋桜を背に峠から大阪のおしどりさんがお立寄り。   
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      「(坂本屋が)開いといてよかった よかった
      何度目かの四国遍路だが、今回はココも目的の一つだった」と、嬉しいお言葉。
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11:20 あとを追うようにお二人連れが
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      「休ませてもらいます」、「ようこそ、どうぞ どうぞ」。
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11:23 (うどんはまだ出来上がらないが、)熱いお茶とお菓子のおもてなし。
      小雨降る曇り空を眺めながら、明るいお遍路談義が弾みます。
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さりとて、皆さんそれぞれ計画された予定があり・・・
11:31 雨の中、お一人ご出発
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11:34 そして又一人46番浄瑠璃寺めざして
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11:44 逆打ちの千葉さんを三坂峠側の桜の下までお見送り
      振り返って手を振られると、「一期一会」ってこんな気持ちかなァ~と・・・
     「坂本屋ストラップを連れて歩いて貰ってありがとう~、道中お気をつけて!」。
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 うどん 急げ!
f0213825_1943448.jpg    麺 追加!厨房多忙。
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お待たせ致しました!「特製・ジャコ天手打ちうどん」。
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12:00 今日は急ぐ日ではないので」とお待ち頂いた大阪おしどりさん、「美味!」
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12:15 「うどんとおもてなしの心で温まりました」と、ご出発
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次々お立寄りのお遍路さんに愛大山岳部OB会皆さんからのおもてなしが続きます。
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12:30 本日もう一つのスペシャルお接待タイム。 
    門前の小僧が facebook でお付き合い戴いている山内さんがオカリナ演奏のお接待。
f0213825_20212467.jpg 山内氏プロフィル(昨秋頂いた名刺より) 
  山彦の響 オカリナ奏者 山内英彦
  お住まい  東温市
  愛媛県一芸ボランティア登録
  地域おこしグループ活動
  森林ボランティア・炭焼き
               etc etc  



オカリナ演奏のお接待スナップ
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 外は冷たい小雨でも坂本屋に流れる♪こころ温かい音色♪でした
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選曲も宗次郎の「巡礼」ほか、お遍路さんに合わせていただき感謝。
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山内さんには、
坂本屋の春夏秋冬を舞台に、不定期ながらプチ演奏会がお願いできたらいいなあァ~
ギャランティーは今回並み「うどん一杯」では吹く下腹に力が入らないかも知れませんが
貧乏な坂本屋をお助け下さい・・・ペコリ。

12:45 京都と名古屋だったか?のお遍路さんご出発.。
      今日は何処まで歩かれる計画かな?
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お見送りのあと、(途絶えたお遍路さんの合間に)お客さん気分で、
お目当ての「ジャコ天手打ちうどん」をご馳走になっていると・・・

13:15 4台のタクシーで上品な身なり風情のご一行が続々と10数人・・・
      坂本屋には場違いなほどの紳士淑女連に恐る恐るお尋ねしてみると
      松山では知る人ぞ知る 句会「愛媛 若葉」皆さまの吟行とか。
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               昨夜のNHK-TV[四国遍路1200年」を観て、
                   「是非坂本屋で吟行を!」となったらしい。


そう云えば、(正岡)子規が学生時代、岩屋寺へ遊びに往復したとき
ここ窪野町界隈で詠んだと聞く句に
         旅人のうた登り行く若葉かな 
         の一句がありますが、句会の若葉はこの句に由来しますか?

      ご一行様、吟行帖片手に坂本屋をご見学
        いつもはもっときれいなんですが、本日はうどん工房中のため悪しからず。
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      門前の小僧はいかなる名句・迷句にでも下の句を詠み添えて
      人さまが唸るような素晴らしい短歌にしてしまう特技があるのですが、
      三輪田米山さんの筆みたいに、酔わないと詠まない悪いクセがあり、
      今日は読めません・・・???

門前の小僧から御杖立て 寄贈
f0213825_2103026.jpg 坂本屋へ通い始めて気になっていたこと。
  坂本屋にお杖立てがないことはないが、
  小さすぎて倒れやすい。

  そこで、
  ・昨秋の私の個人的な慶事内祝い
  ・節目の歳を迎えたこと 
   等々の記念の品として
   運営委員会長の許可を得て
   この傘立てをお杖お休み用として
   本日、取り付け寄贈させてもらいました。
   これも若気の罪滅ぼしの一端なり、
             合掌・・・
  


13:30 おっ家内との次なる白タク契約があり、うどん食い逃げで下山。
     食い逃げの大罪は次回の当番日に草引きなどして償いましょう!
    
(門前の小僧からお断り)
 当日は、
 全国紙「売読新聞」の記者・カメラマン氏が取材にお越しになり、
 お遍路さんほかに顔写真撮影の許可を得ておられましたので、
 私からは、お一人お一人に許可を求めておりませんが、
 不都合の節にはコメント欄へご一報願います、
 当該写真を削除いたします。
by jh5swz | 2014-04-06 17:00 | 坂本屋日記2014 | Comments(2)

平成26年4月4日(土)の日記

 NHK-TV 「四国遍路1200年 (3/1収録 4/4放映)」よりピックアップ
     (画像は、テレビから撮り込んだものですから、
               複写、コピー、転写、転用は一切ご遠慮下さい)

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    世界中からのお遍路さんとの出会いと交流、それが楽しい思い出です。
                       と語る坂本屋メンバー
        

NHKでは四国霊場開創1200年を記念して、今後、特別番組を放映予定だそうです。
このような番組を通じて、全国から大勢のお遍路さんが四国へお越しになるといいなあ~ 
画像はすべてNHK-TV画面です、不都合がありましたら即刻削除しますのでコメントお願い致します。
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『いざ四国、1200年の巡りあい』-R-

  ロゴ・キャッチコピーは四国ツーリズム創造機構・使用承認済
by jh5swz | 2014-04-05 08:10 | 坂本屋日記2014 | Comments(8)

桜 定点観測

私がお遍路クンレンと称して、
ほぼ毎日、夕方歩く近くの小野川の土手道。

ここ数日、PENTAX Q10 をポケットにして桜の追っかけ。

 3月28日(金) 五分咲き
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 3月29日 う~ん 六~七分咲きかな 
         川面に映った桜がきれいでした
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 3月31日(月) 八分咲き 
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 4月 1日(火) 満開宣言!
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 4月 1日 (火)小野川の先住民カルガモも下から花見してました。
        5・6羽泳いでいるのですが、小さくて見えにくいです?
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 数日、雨が降ったり、風が吹いたりで、
  枝に桜花はあるのですが、チト可哀想なのでQ-10が川面をみつめました。
 
 4月 4日 花筏!  
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  ♪ 風が吹いて 春を運んできました 
    ♪ 花が散って 川になって 流れて行きます
       ♪水を蹴って カモの子が 泳いで行きます
         ♪ 今 春 まっさかりですねえ~
           ♪ 恋をしてみませんか~    なんて歌ありましたね?
                                      
by jh5swz | 2014-04-04 21:31 | その後の徒然日記 | Comments(2)