坂本屋のナデシコが歩く

平成26年10月26日(日)の日記。

       前々から計画を聞いておりましたが、
       今日は坂本屋のナデシコ嬢とそのお知り合い皆さまが、
       46番浄瑠璃寺さん~51番石手寺さんまで約13キロを
       「とにかくお遍路さん気分で歩いてみよう」体験お遍路日。


09:25 ちょっと気になって内大さんの携帯を鳴らしてみると
   「ただ今、番外文殊院さんを通過したところで~す」と弾む声。

    よし!
    せめて48番から小僧の自宅まで懸け連れ遍路しよう! と、急遽身支度。

09:40 自宅発
10:00 高井の里の疎水
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 民謡”伊予節”に
 ♪高井の里のていれぎや~♪ と
 謡われるテイレギ
 澄み切った水辺にしか育たないと
 云われるが、
 なるほどこの辺りの疎水は
 西林寺奥之院 杖之淵の水に
 勝るとも劣らない透明度!
 咲く花の化粧鏡かも知れん・・・

10:18 第48番西林寺着
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 西林寺第1駐車場は満パイ。
 県外ナンバーの大型バスから
 お遍路さんがどんどん降車されて
 お先達さんの誘導よろしく
 境内へ吸い込まれて行きます・・・

 団体お遍路さんの出発まで
 しばらくカメラマンに専念?


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             イラストはNPOおへんろ倶楽部冊子より


この仁王門は門前の小川より低い場所にあることから
罪ある者が奈落に落ちるといわれる無間地獄に喩えられ、
西林寺は伊豫の関所寺とも呼ばれるそうです。
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仁王門を入った所にあるベンチに腰を下ろして暫し休憩
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いつ参拝しても境内は計算し尽くされたような美しさを覚えます、
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                     ホースドラムだけは艶消しでしたがね・・・

 さて、午前9時に浄瑠璃寺スタートの御一行は
      八坂寺~文殊院~札始大師堂~久谷大橋を渡って
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        46番~47番 0,7キロ  47番~48番 4,5キロ

10:46 今は裏道になってしまった遍路道を歩いて、
    西林寺前の小川にかかる太鼓橋からご入山、
    皆さま、お忍びの旅なれば、心ならずもご尊顔はカット・・・
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今回は、「浄瑠璃寺から石手寺までを歩いてみる」ことが目的なれば
暫し休憩のあと、49番浄土寺めざして、昔ながらの遍路道を歩きます。
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                 48番~49番 3,3キロ

11:00 ちょっと評判のお好み焼き屋さん辺りを
      坂本屋のナデシコが 歩く 歩く 歩く!
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             みんな 主役気取りでございます!
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 小野川に架かる、
 その名もゆかし「遍路橋」を渡ると
 民宿「門前のあばら屋」はすぐそこ。

 御一行は
 平素、坂本屋でお接待はなさるが、
 お接待を受ける体験もよかろう~ と、
 あばら家で暫くご休憩をいただき、
 小さな果汁パックと
 小さなクッキーでおもてなし。

 お粗末でござりましたなあ~
 
 
11:40 ご休憩遊ばされたのち、皆さまご出発。
     頼まれもしないのに押しかけてストーカーまがいの懸け連れ遍路をした
     門前の小僧は、ここでリタイヤー、
     ご一行様をお見送り致しました。

その後の通信によると、
  49番浄土寺~50番繁多寺~しゃれたお店で昼食後、51番石手寺を参拝。
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            49番~50番 1,7キロ  50番~51番 2,7キロ

石手寺さんから1キロ、道後湯之町 
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 宮内庁御用達「ふなや」
 足湯もお楽しみになり、
 お友達様のお迎え車両で
 ご帰還遊ばされた由、
 まさにナデシコパワーを
 遺憾なく発揮されたご様子
 慶賀に至りに存じまする。

 ふなやの庭園内の足湯は泊まってなくても足湯が楽しめるのだそうです。

    なお、足の痛みと湿布・ケロンパスの類いの消費量は
    参加者の年齢に正比例したとの貴重なレポートも頂戴いたしました。
       
by jh5swz | 2014-10-27 20:11 | その後の徒然日記 | Comments(6)

2014 坂本屋の秋

平成26年10月18日(土)の日記。

久しぶりの坂本屋当番。

07:45 自宅発、ちょいとひんやり秋の朝。
07:50 ちらっと横目でみた48番西林寺さんの駐車場はすでに満杯。

07:55 今日の朝参りは第47番八坂寺さん。
   参道から見る極楽橋と山門、その奥の本堂の佇まいは小僧の好きな眺め。 
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   大師堂(手前)と本堂
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   大師像と手前の金剛杵?が五色の紐で結んであり、
   これに触れながらお参りするとお大師っさんと一体になれる?とか。
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   本堂右隅でお納経、
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08:30 山門で朝寝をむさぼっていた八坂寺の主みたいな猫に挨拶を済ませ
     気持ちのいい冷気を吸いながら三坂アルプスめざして疾走+爆走。
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08:45 「早く開けてくれよ~」と坂本屋が・・・
     勝手口から入り、雨戸を開けると玄関の土間に朝日が射し込みます。
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     投込み流一輪挿し家元・門前の小僧・今朝の一輪は秋桜
          「おお~腕あげたなあ~」とは誰も云わない・・・
          本人は「今朝のは上手く投込んだ」と、思っている。
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09:00 中川長老出仕、囲炉裏火を焚いてもらった。
      ゆらゆら揺れる囲炉裏火にほっこり秋の訪れを感じます。
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09:30 坂本屋では珍しい観光ジャンボTXIさん到来。
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 岩屋寺~大宝寺を参拝後、三坂峠からは歩いて下る計画だったが、
 坂道がキツそうなのでR33を経由で
 「どうしても見たかった坂本屋へ来ました」と、嬉しいお言葉。
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      観光TAX混成のご一行は
      長野さん・長崎さん・横浜さん・大阪(徳島)さん・松山さん。
       (皆さん、写真撮影とブログ掲載のご承諾ありがとうございました)

 これだけ各地の皆さんがご一緒に数日間の旅をされるのも楽しさ倍増に違いない!
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 写真を撮られたり二階の座敷も見学され、坂本屋を楽しみ頂きなによりでした。
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09:55 ご出発:本日は特別ご開帳の第52番太山寺までのご計画の由、 
      社名が「いよ」で車番が「・・14」、いい旅お続け下さいませ。
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 本日のお接待メニューは
 中川長老持参のミカンと柿、
 小僧持参のミカンと茶菓子に
 先ほどのご一行のおみやげ
 「おこうまんじゅう」が加わって
 美味しそう!
 


10:00 区切り逆打ち、直島さんがひと休み。
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     小僧「出発のとき後ろ姿を撮らせて下さい。」
     お嬢「顔出しもブログ掲載もいいです。」
       このひと言で話しが弾んだ明るい娘お遍路さんでした。

  今日は45番~44番をお参りして久万高原町へ泊まりたい、民宿とかありますか?
    「民宿・国民宿舎などありますが、週末ですから必ず電話で予約して下さい」
  明日、内子町まで歩きたいのですが・・・
    「峠越えになるので、お宿に弁当頼んで、道中気をつけて歩くこと。 
    すれ違う地元の人々に、何度も何度も道を尋ねて確認しながら進むこと。
    夕暮れになったらバスを利用して内子町まで行くこと」。 

                    etc etc  ちょっとおせっかいだったかな?


10:15 ご出立。
     ウチの子を送り出すように「くれぐれも気をつけて行けよ~!」 
     ウチの子が笑顔で振り返り「は~い、ありがとうございま~す」
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   迷わず峠を越えて予定通り内子町まで歩かれて無事お国へ帰りですか?
   坂本屋の当番二人が心配しています、
   もしもこのブログがお目に留まりましたら
          「は~い、帰宅しましたよ~」とか、一行コメント待っています。

      <10/19 18:41 直島さんからコメントあり>
         途中で足を痛めるアクシデントがあったとのことですが、
         地元の方の親切で無事に内子町へ進まれた様子。
         直島さん、ご丁寧なメッセージありがとう!
        「寺は西国、情けは四国」、いい経験されましたね~


10:30 順打ち28日目の横浜さんと
     いつも松山からかっこいい自転車で登ってこられる〇〇さんがひと休み。
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     23番から24番、37番から38番への長旅・・・
     ドシャ降りの中の一人歩き・・・
     そんな苦労をふっ飛ばしてもらったと仰る各地のお接待や
     遍路しなければ会うことのなかった方々との出会い、
     へんろ宿での語らい など忘れられないイイ旅が続きます、
                          などと、話しが弾みました。

10:45 これからは街ですから行ける所まで進んで宿をとります、とご出発。
      これからもイイ出会いがありますように。
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      『坂本屋(少なくとも私)は、頼まれない限り特定のお宿の名前を口に致しません』

11:02 先を急がれたお遍路さんが通過。 

    「お時間ありましたら休んで行かれませんか~?」
    「ありがとう~!、
     今晩はどうしても天下の道後温泉へ泊まりたいので進みま~す」。
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       「道後で ごっくり~」と、背中に声をかけてお見送り。
        この洒落、文字で書かないと判らなかったなあ~~~
                 
11:40 「石鎚山へ紅葉狩りに行くつもりだったが路に迷いました」と、松山さんご夫妻。
     はい はい この路が峠まで自動車OK と思ってる方が結構おいでます。
     ま~ お茶でも一杯いかが? とお声がけ、
      
     ひと休みの後、案内したR33への抜け道を目指してご出発。
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12:00 続いて、乗用車が、 
      「ここが最近TVによく出る坂本屋ですか~」と、松山さんⅡご夫妻。
      ローカルの歴史・史跡に造詣が深く、中川長老と話しが弾んでいました。
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  長老が長持箪笥から出してきた
  かって坂本屋へ泊まったであろう
  お遍路さんが置いて行った
  (少なくとも)江戸時代の納め札。
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12:55 お帰りになった後、当番二人で持参のにぎりめし昼食。
      静かな古民家の囲炉裏端で食べると、これがまた微妙に美味!

食後の腹ごなしにぽんぽこ村視察。 

 10月18日のぽんぽこ村
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  こちら9月27日のぽんぽこ村
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 痛々しい坂本屋の屋根。
  
 朽ち果てた破風板
 鬼瓦も半分欠けて
 築後100年の
 風雪に耐えるも限界・・・
 なんとかせねばならない。
 会長、四方八方頭下げて回りますか?


 その後、登り下りのお遍路さんもなく、
 中川長老と交替で座布団を枕代わりに板の間でちょっと昼寝・・・~~~


14:45 霊場や史跡の写真撮影が趣味とおっしゃる松山さんがひと休み。
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15:10 幟旗を仕舞い、火の始末して戸締り、施錠。
    本日の坂本屋、無事閉店。

15:20 帰りの駄賃?で、久しぶりで網掛け大師さんを参拝。
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                  網掛け大師堂の詳細クリック

確かに、別名「クジラ石」と呼ばれる由縁も判る網掛け石
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さりとて、「網掛け石」と呼ばれるのも無理はないクジラ石の表面。
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 元々、この大師堂と網掛け石は並んでおりました(2011年6/19撮影)。
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 その後、地元の篤志家により路をはさんだ反対側にお堂が新築されました。

 これも小僧とこの大師堂のご縁でしょうか?
 古いお堂を取り壊している日に偶然お参りしているのです。(2012年4/18撮影)。
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 だからこそ、2014年2/10 小雪のちらつくあの寒い日、
 開創1200年記念・歩き錬行ご一行をこの大師堂前までお迎えに行ったかも知れません。
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15:40 門前の小僧、帰宅、早風呂。
   いろいろあった一日、たった八勺の晩酌は相方と話しが弾んだことでした。 
     

 ☞このブログ中、お遍路さんのお名前はお住まいの県名・地名に由来します。                         
     
by jh5swz | 2014-10-19 12:07 | 坂本屋日記2014 | Comments(9)