Wさんの「卒論」取材

平成26年11月29日(土)の日記。

 遍路茶屋・坂本屋の「お接待」は12月から2月まで冬眠に入ります。
  (恒例 12/23 の餅つき、注連縄作り日はオープンしています)
 なので今日は、門前の小僧、今年最後の当番日。
 
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08:15 自宅発、
    48番西林寺を朝参りして、
    三坂峠中腹めざして山道を爆走、
    山々の紅葉がお見事!
    

08:45 坂本屋着。
        お城下に比べて体感温度はマイナス3度、寒い!
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       まずは玄関土間の雨戸を開けて、幟を立てて
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       座敷の電燈を灯して(小僧、この裸電球がお気に入り!)
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 長老が囲炉裏火を熾し
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   小僧がヤブ椿を活けて
   (とても活けたと云うレベルではない)
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三坂峠側のイチョウの大木も色づいて天下は秋
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10時すこし前、
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 国際基督教大学4年生・Wさんが
 卒論:四国八十八カ所
    ーお遍路さんとお接待ー 

 について、調査研究のためご来訪。

 丁重なご挨拶と坂本屋訪問の目的説明、
 調査参加に関する同意書に署名。
 私(個人)から、
 写真撮影とブログ掲載の許可を頂き、
 聡明で朗らかなお嬢さんをパチリ!

 小僧自身の歩き遍路体験など
 包み隠さず白状申し上げ・・・


10:28 折から逆打ちの香川さんがひと休み。
     Wさんにお茶などお接待を任せて、研究課題を念頭にお話しが弾みます。
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         話は、「世界遺産化」云々まで及んだご様子・・・
 
11:05 香川さん三坂峠目差してご出立。
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11:45 3日前から同宿かけ連れ遍路になったとおっしゃる
     横浜さん・長崎さんを囲んで炉端でにぎやかにお昼ご飯。
     Wさん持参の小さな小さな焼き芋も囲炉裏火でほっこりと美味!  
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   お聞きすれば、
   小倉からフェリーで松山上陸、52番太山寺からスタートされた
   長崎さんは明日の51番石手寺でめでたく「結願」とのこと、
   みんなで(缶ビールではまずかろうと)盛大な拍手でお祝い!
     W姫 「久万高原の紅葉はいかがでしたか?」
     長崎さん「キレイやったとですが、貴女ほどではなかったとですよ」
     W姫 「まあ~ お上手!」
     長崎さん「長崎のオトコはウソは言わんとです!」

12:25 振り返り 振り返り
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   横浜さんがほんの一足先に
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      すぐその後を長崎さんが、
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 振り返りながらご出立。
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 この三日、同宿、駆け連れされてお互いの「足」を知り尽くされたお二人は
 「先に行くよ」  「ハイどうぞ どうぞ」
 日暮れて宿に着くと、見慣れた靴と耳に覚えのある「声」、
 「また会いましたなあ~」
 風呂あがりに軽くイッパイ?
 順打ち・歩き遍路ならではの醍醐味に違いない。
 

12:51 秋晴れに誘われて、ひょっとしたら今日は見えるかも? 
     見えました!坂本屋からすぐ下、遍路墓から松山城眺望。
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 昨日のNHK・BSP-TV「ぶら遍路」で紹介された「四国遍路道指南」P125より126
 「くまよりじょうるりへ五里(中略)、西明神村ゆきて坂有 見坂(三坂)となつく
 この峠より眺望すれハ ちとせことふく松山の城堂々とし」
   
    かの真念さんも、こうして秋の松山城を見たに違いない。
 「くだりて坂半過 休場の茶屋大師堂 此の堂ハ村の長右衛門建立して宿をほどこす」
    因みに、坂本屋の所番地は「窪野町2187番地」なり。

囲炉裏端ではWさんから長老への取材が続きます、
小僧は座敷で店番?
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13:15 「予定がありますので」と、先をお急ぎのお遍路さんがスルー
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         おそらく道後温泉お泊りの予定でしょう、道中ご安全に!

例によって小僧は秋散歩
クチナシ見つけたり
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足元のツタの化粧に感心したり・・・
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その後、登り下りのお遍路さんもなく、
14:55 調査研究のWさんが、「閉めたことがない」と云われる雨戸を閉めてもらい、
     長老は囲炉裏火の後始末、小僧が戸締り。
     「戸締り・火の用心 よし!」

帰り道、三人で網掛け大師堂へ寄って、長老からお大師っさんとの関わりを拝聴。
 (以下の写真は小僧のファイルからピックアップしたモノです)
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          岩の割れ目へお賽銭を刺し込み、
          三人の健康とWさんの立派な卒論完成を祈願。
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長老と別れて、  
さらに、私とWさんは霊場界隈の遍路石やお堂を尋ねることになりました。
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まず、四国で二番目に古く、
愛媛県内では一番古い八坂寺近くの「へんろ道しるべ石」
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   なんと329年前!

因みに四国最古の遍路石は高知県室戸市にあり、同年2月建立と刻まれているらしい。

続いて、伝説の人物、衛門三郎の菩提寺で屋敷跡とも云われている文殊院へ
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そして、悪行を悔いた衛門三郎が
     空海に詫びるために巡礼の旅を始めた?と伝わる札始大師堂
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水不足に悩む村人を救うために
空海が杖を突いて清水を湧かせたという「杖の淵」もご案内したかったが、
あまり道草させてもご迷惑かと・・・スルー。

その名も巡礼ゆかりの「遍路橋」を渡って
Wさんを伊予鉄郊外線 久米駅へお送りして、本日、小僧のお接待終了。
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 「遍路橋」の名前もさることながらこの橋柱の形が
  お塔婆や金剛杖をイメージしたものではないかと思えてならないのです。
 遍路橋は48番西林寺から49番浄土寺への遍路道のちょうど中間、小野川に架かる橋です。



いやはや、卒論のテーマを
    四国八十八カ所 ーお遍路さんとお接待ー と決められ
それの研究調査場所に坂本屋をお選びいただくとは、
    ありがとう Wさん、ご立派な卒論になりますようお祈り致します。
   
 
by jh5swz | 2014-11-30 18:54 | 坂本屋日記2014 | Comments(8)

遍路道ウオーク大会

平成26年11月15日(土)の日記。

     今日は「第3回道後湯けむり遍路道ウオーク」1日目。
     当番日ではないのですが、
     この大会は、いつもお世話になっている方が準備事務局をされており
     春先から、坂本屋へ休憩地としての協力依頼があり、
     秋のお遍路シーズンと重なり、通常スタッフだけでは多忙と思い、
     押しかけお手伝いに馳せ参じました。
 (11/21 追記あり)

09:00 すでに当番スタッフ面々、準備たけなわ。
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      遍路道ウオーク大会関係スタッフのSMB_Networak様のご好意で
      素晴らしい「坂本屋ストリートビュー」を制作・提供頂きました。
      坂本屋の360度パノラマを是非お楽しみ下さい。 11/21追記
      http://www.smb.net/wordpress/panorama/Sakamotoya_20141115/


いつもの坂本屋の幟に並んでイベント旗が秋空に翻っています。
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 四国遍路開創1200年と
 道後温泉120周年記念とは
 うまいキャッチコピーです!
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 恒例、
 投込み流家元:門前の小僧
 今朝の一輪挿しは
 我が家の野菜畑だったハズの
 花畑に咲いた
 クラサビカとチャイニーズハット、
 「ふむふむ、見事である!」と自己満足。

 お正月に持ち込んだカレンダーも
 とうとう最後の一枚となり
 名残惜しい・・・


松山お城下に比べるとマイナス3度?の坂本屋には囲炉裏火が似合います。
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         ゆらゆら揺れる炎を見るだけで心までほっこりします。

09:14 今日は道後温泉に泊まりたくって、
    朝6時に久万高原の民宿を出発したとおっしゃる
    遠来の新潟さんがひと休み。
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       もとより坂本屋は、
       本日もお遍路さんお接待が表の看板であり、
       北陸の雪と南国の寒さ談義で盛り上がりました。

09:48 今夜は51番石手寺前の民宿を予約済みと、ご出立。
    1番霊山寺をスタートして4週目の足取りはしっかり46番を目指されます。
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           新潟さ~ん、無事結願の吉報待ってますよ~

前後してひと休みされた66番雲辺寺奥之院の若い修行僧様もご出立。
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        錫仗は、代々お寺に伝わる年代物とのお話しでした。


10:10 地元へUターンを記念してお四国参りを始めたとおっしゃる香川さんと、
    実に温厚なお人柄が偲ばれる広島さんがひと休み。
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       今日の大会の余波でしょうか?
      何処のホテルも満室との由、数件の民宿・ゲストハウスなどご紹介。
      無事お宿が確保できましたか?

10:26 坂本屋到着は別々でも旅は道連れと、揃ってご出立でした。
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          これこそ歩き遍路の醍醐味でしょうか!

駐車場への大会参加者の休憩所設営完了、「さァ~いつでも おいでなさい!」
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延べ90人(予定)用のお茶と大会本部ご依頼の坂本屋名物「草餅」もスタンバイ。
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今日は忙しくなるからとスタッフの特別スタミナ食差し入れ、
 グルメ坂本屋・スペシャルメニュー 塩コショウをまぶして猪ステアリブ!
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        坂本屋秘伝のタレで焼いた生シイタケとギンナン
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 これでAsahi スーパードライでもあったらな~ 「ダメよ ダメダメ!」-朱美-

11:03 三人連れのお遍路さんが下って来られました。
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 岐阜さん、中津川さん、神奈川さん、当番と話しが弾みます。
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11:31 今夜56番前の長珍屋でゆっくりイッパイ飲るか!とご出立。
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     お聞きすれば同じ会社の同期の桜、定年退職記念のお四国参りとのこと、
     羨ましくなるような仲の良さが窺える背中でした・・・ 
     どうぞ、いい旅の結願をお迎え下さい。

 昨今、小僧の日記はお遍路さんの背中ばかり!とお叱りも頂きますが、
 「お遍路さんの背中には物語がある」ことに気づいて撮影は200人超、
 お許しあれ。


11:41 「今夜はどうしても道後温泉に泊まりたいので」と、
              先をお急ぎのお遍路さんがスルー、道中ご安全に!
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大会の20キロコース組の到着までちょいと逆打ち気分で少し歩いてみました。
 坂本屋の皇帝ダリア
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 遍路道沿いの野菊(の如き君なりき って小説がありましたなあ~)
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 45番岩屋寺辺りの紅葉は いかばかりなりや!と思わせる麓の山
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12:30 いらっしゃい!
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 44番大宝寺発(45番スルーして)、
 46番浄瑠璃寺までの20キロコース組
 先頭ウオーカーさん到着。

 ザックにスポンサーゼッケン、
 首に参加証や浄瑠璃寺~道後までの
 送迎バス乗車券カードを提げて。

 皆さんには草餅とお茶のお接待、
 競技ではありませんから、ゆっくりご休憩されます。
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 三々五々ゴール地、46番浄瑠璃寺へご出発。
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13:08 20キロコース組の最終ウオーカーズは錫仗のお先達さん
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   せっかくですから炉端で草餅を召し上がっていただきました。
   お聞きすれば岡山と今治からご参加の由、ようこそ坂本屋へ!
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13:28 さすがお先達さん、急がず慌てず堂々のご出発。
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ふと見れば、坂本屋は珍しく2階の障子が開いて澄んだ秋空を深呼吸。
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手摺り越しに富士山の額、お宝?発見!
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13:30 それが趣味とおっしゃるお遍路さんがスタッフの似顔絵をお接待。
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f0213825_2153097.jpg    左:船田さん  右:会長
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 「似顔絵のお接待は開闢以来」と、お二人の感想。

14:10 エンピツ似顔絵名人のお遍路さんご出立。
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15:07 4人連れの仲良しお遍路さんがしばしひと休みの後、長珍屋へご出立。
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  ちょっとバタバしていてお話しできなかった、残念・・・ 道中ご安全に!

15:15 45番岩屋寺発~46番浄瑠璃寺まで健脚自慢の35キロ組、先頭ご到着。
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   皆さんに草餅が好評でよかった!
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   三々五々、道後への送迎バスの待つ46番浄瑠璃寺めざして再スタート
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15:45 「健脚自慢組」のしんがりご到着。
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     「こちらに門前の小僧さんと云うブログ書いてる人おられませんか?」
     「ハイ、私ですが・・・」
     「Aliceです!」
       なんと!
       この大会のPR記事をUPしたとき、
       「参加します」とコメントをいただいた方で
       この道中知り合った広島さんと記念写真(西日が眩しい・・・)
     「よう~こそ、坂本屋へ」、思わずハグ(失礼しました)

16:00 最終ウオーカーズをお見送りして本日の坂本屋お接待、無事終了。
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16:00 いつもより1時間残業のご褒美は
   大会本部ご依頼分とは別会計の「お遍路さん用 草餅」の残り。
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 一度撮ってみたかった坂本屋看板と坂本屋草餅のツーショット
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 今日も坂本屋はお立ち寄りの皆さんからパワーを頂きました、ありがとうざいます。

(お断り)
 皆さまには写真の掲載を可能な限りご承諾をいただきましたが、
 大会参加皆さまの集団写真は個別にお断りできておりません・・・
 万一、不都合がございましたら当ブログのコメント蘭を通じてご連絡お願い致します。
 即刻、該当の画像を削除させていただきます。
by jh5swz | 2014-11-16 23:51 | 坂本屋日記2014 | Comments(10)

平成26年11月 8日(土)の日記。
 
 「久しぶりに何の予定もない土曜日やなあ~」などど、事務所でのんびりしていたら、

09:50 坂本屋会長から電話・・・
     「今日は何か急用でもできましたかな?」
     「いえ、ブラブラしています」
     「今日は1班の当番日で、ポンポコ村の子供らが大勢待ちよりますぞ」
   ドキッ! 
     「ド忘れしてました、すぐ出かけます!」。

     近くのスーパーへ買い物に行ってた おっ家内の帰宅を待って、  
     なんでや~ ボケるには まだ早いやろ~ と自分を叱りながら爆走。

10:45 坂本屋到着。
    1班メンバーと、ぽんぽこ村炊き出し応援マドンナ皆さんに平身低頭のお詫び。
    「皆勤賞の貴方が遅刻とは珍しい」と、皆さんの褒めにあずかりました。
    すでに10人ほどのお遍路さんが通過された由、マズかった・・・

11:00 ナイスカップルのお遍路さんがひと休み。
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      ドキドキしながら(ウロ覚えの)カタカナ英語で
      Where do you come from?
      どうやらMr ITALIAとMiss ENGLANDであることは解ったが
      日本語は only a littl のご様子・・・
      拙者の英語はカンペ以外 cannot all でござる・・・ 困った。

      坂本屋の皆さんが、(子供達の昼食用の)トン汁や柿をお接待。
      「どうぞ」
      「アリガト~」。
      後が続かない・・・  しばし立ち往生・・・

      こんなこともあろうかと、当番のときはいつも持参する
      「Shikoku Japan 88 Route Guide」の巻末をひろげて、
      貼り付けておいたカンペを読む!

      度胸一番、
      Here is Rest hut SAKAMOTOYA. Please take a rest. 
      「アリガト~」。
      おお~通じた! が、あとが続かない・・・

ほどなくお立ち寄りのお遍路さんが英会話OKとのことで通訳をお願いしました。
f0213825_1512323.jpg 伊国と英国の親しい友達であり 
 野宿又は通夜堂ときおり民宿でお遍路中、  
 今夜は48番仗の淵公園の
 Rest hutで野宿予定であること等々。
 
 通訳お遍路さんにお願いして、
 1・写真を撮ってもよろしいか?
 2・坂本屋ブログに掲載してもOKか?
  しっかり承諾を確認して頂き、

お陰さまで(上2枚を含めて)、
こんな素敵な笑顔が take a picture できました。
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11:18 「先を急ぎますので」と、通訳お遍路さんご出発。
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    ありがとうございました、貴方のおかげで坂本屋は国際親善ができました。
   「英会話? やってみりゃ なんとかできるものですよ」
    とのお言葉に励まされました、勉強してみます、感謝・合掌。 

11:22 笑顔で「バイバイ」を残して異国のお遍路さんご出立。
   Thank you for yuor kindaness and (以下略)と手書きした
   納め札をメンバーに渡してザックを背負う なんぞは、
   日本人より日本人的! と感服したことでした。   
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          I hoop to yous happy and safety Shikoku 88 travel.
             てなご挨拶で見送りたかったなあ~
    
11:30 午前中の農作業を終えたぽんぽこ村の子供達が帰ってきた。
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昼食を前に、    
先月、稲刈りした新米について、その後の説明があり、子供達の目が輝く。
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  田植えから稲刈りまでドロと汗にまみれて、
  自分達が作った新米袋に
  顔写真までラベルしてある3㌔の米を
  今夜、誇らしげに父さんや母さんに見せる
  ぽんぽこ村の子供達の姿が目に浮かびます。


今日の昼食は坂本屋のおばさん達が
朝早くからクドのお釜で炊いた新米の炊き込みおにぎりと特製トン汁。
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子供達の農作業を応援して頂いた地元の高齢者クラブの皆さん
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毎回、子供達をサポートしてくれるNPO松山大学Musu の皆さん
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    昼休み中、可愛い女子大生に
    1・写真を撮ってもいいですか?
    2・この写真を坂本屋ブログに掲載してもいいですか?
    この二つの英語を教えてもらって、”老いては子に従う門前の小僧”でした。

             元気な子供達のBefore & After
 11:00 長老、渾身の力作トン汁
f0213825_16573346.jpg       11:38 ぺろり!  
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              恒例、食後の腹ごなし運動会
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 そうそう、今朝、遅刻出勤した
 門前流家元・小僧に代わって
 一輪挿し宗家・内大お師匠が活けてくれた
 今週の花は
 「名残りのタカサゴユリ」。

 さすがですなあ~宗家!


12:50 ひと休みされた大阪さんのご出立。
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12:55 子供達は午後の農作業「野菜の収穫」に出かけます。
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 子供達に人気だそうな
 キャップのゆるキャラは「ぽんぽこ狸」
 来年はグランプリを狙うか?!
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 午前中に刈って稲木に干したソバを背に
 人参、白菜、ピーマンに小芋など秋野菜の収穫作業中。 
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                農業視察の帰り道の花
 稀有壮大に名乗りました「皇帝ダリア」
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 何方様に褒められようと思いません枇杷の花
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13:25 なんと I don`t speak Japanese とおっしゃる Mr Xさん、
     カンペと習ったばかりの英語であぶら汗かきながら必死の小僧でした。
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 Where are you from?
     I`m Switzeland
 What`s your name?
     *^+>※・・?
 Where you stay today?
     47 Temple`s TUYADO
 Can I take your picture?
     OK!
 Can I put up this pictures on my blog?
     OK!
 お~~~ 通じた!

どんどん話しかけて貰いましたが、 
   I dont`t understand Sorry でございました。

スイスだからアルプスの少女ハイジを知ってますか?
   なんてヤボは、坂本屋の恥ですからお聞き致しません。 

13:43 ちゃんと納め札置いて「アリガトー サヨナラ」、笑顔でご出立。
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           Have a nice SHIKOKU-88 JYUNREI!
              と、言ってみたかったけど言えなかった・・・

13:58 ひと休みされた黒部さんご出立。
     小僧は、貴方を Mr YKKと記憶させていただきます。
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14:33 鹿児島さんがひと休み、
     義母が鹿児島生まれなので妙に親しみを覚えておしゃべりしました。
     子供達のお接待に大喜びされて「四国はいい!」って。
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14:50 前後してお立ち寄りのお遍路さんとかけ連れの旅、ご出立。
    今夜、46番前の遍路宿で湯上りのBEERが捗りそうなお二人の背中・・・
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2時過ぎに戻ってきた子供達の本日の収穫、
これを大学生応援隊が26人の参加者に分配、袋詰め作業。
白菜が2個、ピーマンを5つ、小芋が10個、人参5本 etc
   お母さん喜ぶぞう~~~~!
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15:00 各班ごとに大学生リーダーと子供代表のレポート発表と反省会
     毎回のことながら、これがなかなかの優れもので聞かせてくれます。   
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15:15 子供達が整列して、向かい合った坂本屋メンバーにお礼の挨拶。
     「気をつけてお帰りよ~」、孫を見送るばあちゃん達?
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15:17 おみやげいっぱい持ってご帰還。
     (ぽんぽこ村のブランド新米は、前もって下の駐車場で待機中のバスへ運んであります)
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 見えなくなる寸前、一人の大学生リーダーが走り戻って来た。
  「ボクの班の子が障子を破ったことを言えなかったと後悔しています、すみません」
 会長・村長が答えた、
  「その子が今日の金メダルじゃ!、ようわかった、正直でよろしいと言っておけ」。

15:25 坂本屋、三間土間の雨戸が閉まります。
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(あとがき)
 遅刻した(と、云うよりド忘れしていました)小僧ですが、
 英会話の勉強をさせてもらい、ちょっぴり国際親善も務めて、
 すばらしい子供達と楽しい時間を過ごすことができました。

 坂本屋のメンバーは、訪れるお遍路さんや子供達に今日もパワーを貰いました!
by jh5swz | 2014-11-10 20:17 | 坂本屋日記2014 | Comments(12)

仙遊寺から南光坊へ

平成26年11月 6日(木)の日記。
 公私所用にて今治市へ。
 お参りがしたくなって、8時前に自宅発。


 松山から今治へのルートは一般的に二つあり、
 今日は奥道後温泉~水ヶ峠~玉川~今治へ「山ルート」を走行。
 
 歩いていると、
 あのモミジ、あのイチョウ、この花、あの花と立ち止まるのですが
 車で走ると、半端なところで駐車もままならず、あれよあれよで今治市玉川。

 信心深い小僧? 所用をさて置き、まずは仙遊寺さんから参拝。
 
 第58番仙遊寺 山門。
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  この辺りへ車を置いて、せめて山門から歩いて、
  お加持水でも口に含みながら急坂を登れば徳も積める遍路なのだが・・・
     
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 お寺への私道、最後のカーブは
 切り返しが必要な急カーブなので
 いつぞやのお参りのときには、
 このバス専用回転場でターンした。

 あまり広くはない回転場ではあるが
 今朝は文字通り「団体バス専用」。
 納経所の大混雑が頭をよぎった。


本堂裏の一般車両駐車場も満車状態で、入り口で5分ほど待機。
お参りを終えられた県外ナンバーのあとへ駐車。
  身支度整えながら見る駐車場の菊がきれいでした。
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  見慣れた千体仏さんが「お~よう来たなあ~~」。
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開創1200年の秋遍路シーズンたけなわ!
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  方や二層屋根の本堂へ、こなた大師堂へ向かって読経合戦?を鐘楼脇で拝聴、
  お先達さんの豆木魚と音木(拍子木?)のリズムが違うものだから
  双方のお遍路さんもだんだん声が大きくなる・・・

  二組の納経が終わっあと、
  小僧は、先日お亡くなりになった仙遊寺奥様の霊を念頭に納経、合掌・・・
  内陣の写経箱へ写経五巻(代参)奉納。
  
予想通り本堂内陣の納経所は大混雑・・・
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       二つの大きなバッグから溢れるような納経帖、
       添乗員さんが手際よく58番ページをひろげて差し出す、
       お寺さんが、これまた手際よくご朱印押して達筆の墨書きをなさいます。

       団体お遍路さんは実際のお納経帖風情をご覧になることがあるのだろうか?
       
       傑作なのは(紫の風呂敷から取り出した)白衣へのご朱印。
       添乗員さんが向きを揃えた数十枚の白衣を机の上へ差し出す、
       お寺さんが右手に札所番号印、左手に寺名印を持って同時にボンと押印、
       次いで右手に持ち替えたご本尊印を中央へポンと押印。
       添乗員さんが間髪を入れず一枚取って次の白衣・・・
       双方、まさにプロの技である!

プロ対決に見蕩れて待つこと20数分・・・
やっと小僧の番、
重ねご朱印につきポン ポン ポンでお納経終わり。
お納経料¥300 + 私道通行・駐車場料(自主申告)¥400 ナリ

納経所の方に「仙遊寺奥様のご冥福を・・・」と、ご挨拶して合掌・・・

内陣から境内を振り向けば次なる団体ご一行様が読経中。
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下山の道すがら、いつ見ても素晴らしい今治市内眺望
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仙遊寺私道と県道?をクネクネと10分ばかり下って57番栄福寺さんへお参り。

駐車場から今登ってきた参道を覗くと、
田んぼの中のバス駐車場から
先ほど仙遊寺で会った団体ご一行が隊列をなして参道進行中。
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             皆さま、ようこそお四国参りへ!  

又、待たされるのも辛いので急ぎ足で境内に入ってみると
仙遊寺で読経合戦をなさっていた、もう一組の団体ご一行が・・・
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ちょうど般若心経が始まるところだったので、
ご一行の左後ろの隅っこでご一緒させてもらいました、
小僧のお四国参りのときのお先達のリズムそっくりで、
ノリがよろしゅうございました、便乗させて頂きありがとうございました。

写経五巻(代参)奉納。
運よく団体さんの納経取りが終わったところだったので、
待つこともなく、重ねご朱印を受けて下山。
お納経料 ¥300 + 駐車場 ¥100(自己申告)ナリ。

仙遊寺さんでもそうでしたが、この自己申告というのがなかなか粋な制度だと思います、
「駐車場お借りしています、普通車です」と言って、納経所の小さな箱にお金をいれます、
なんだか正直者になったようで清々しさを感じるのは平素「極悪党」の自分だけかも?

さ~~てさて、所用・所用!


午後3時過ぎ、所用先近隣の第55番南光坊を参拝。
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                     表正面から見た仁王門(奥に本堂)
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                     境内から見た仁王門

平成11年新築されたこの仁王門の四方には巨大な四天王が睨みをきかせています。
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このあと56番泰山寺~54番延命寺を参拝して・・・などと
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悠長な気分で四天王さんとにらめっこしていたら、
相方から「夕方、珍客あり、至急帰れ!」との電話・・・ やむなし。

急いで残りの所用を済ませ、
帰りは今治~菊間~北条ルート(海周り)で帰宅。
夕暮れの国道は53番圓明寺から54番延命寺へ急ぎ足のお遍路さんが5人、
「道中ご安全に~!」。


     狭い庭の隠し井戸の傍に咲いたツワブキに秋の到来を感じる昨今です。
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                          (2014・11/03 撮影)


    
by jh5swz | 2014-11-09 11:59 | その後の徒然遍路 | Comments(8)