亥の子作りとお遍路さん

平成27年10月24日(土)の日記。
   ・地元坂本小学校の子供達が「亥の子」作りにやって来る、
   ・FB友達が坂本屋の応援に自転車で登ってきて貰う予定。

07:55 「亥の子」作りの準備もあるので早めに自宅発。   
08:25 坂本屋着。 
      直後、朗らかな四人連れのお遍路さんがひと休み。
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      お話しによると、
      中国北京にお住まいの日本人ご夫妻と北京の友達、
      峠から駆け連れの一人歩きの武蔵野さんの四人連れ。
      朝から明るい道中談義が弾み、撮影とブログ掲載の承諾を得てパチリ。
       興味のある「チベット鉄道旅」のことを尋ねたら
       「アレは素晴らしい鉄道です、是非いらっしゃい!」
        と、言われても、
       「では近々に」と軽々に即答できる距離と駕籠代ではない^_^ 

08:36 一人歩きだった温厚な武蔵野さん、一足お先にご出発。
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                         道中ご安全に! 

08:53 ちょっと足が痛そうな北京さんを労わりながら46番さんへご出発。
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                        一路平安 祈結願成就
        空海が訪ねた唐から秋遍路  小僧
                         

09:17 ひと休みされた横浜さんご出発。
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                        いい旅続けて下さ~い。
 
     前後して、子供達が続々と登って来た。
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     坂本屋会長と公民館長から「今日の作業と注意事項」についてひと言。
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        駐車場ではいつものドラム缶かまどで昼食炊き出しの準備中。

      坂本屋会長があらかじめ用意した青い藁たばを
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      子供達がそれぞれに整えます、
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      柱から四方に引っ張った丈夫な紐を藁たばに巻きつけながら
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               きつくきつく巻き締めます
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           だんだん「亥の子」藁たば棒が出来上がります。
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 「亥の子」祭りとは、このこん棒のような亥の子藁たば?を
 十二支の亥の月にあたる旧暦10月の亥の日、亥の刻(午後9時~11時)に
 子供達が家々の玄関先で亥の子唄にあわせて撞く、秋の収穫祭の一つです。 
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     愛媛県松山から東方面に多く見られる「亥の子」
     (画像はYahoo亥の子画像より借用)
     画像帰属 http://11.pro.tok2.com/~kazuo/m20-150-31.jpg

 風習の違いで・・・
 私の育った村では藁のこん棒ではなく、八方へロープを張った丸い石を
 家々の玄関先で亥の子唄にあわせて地固めよろしくドスンドスンと撞きます。
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     愛媛県松山から南方面で多く見られる「亥の子」
     (画像はYahoo亥の子画像より借用)
     画像帰属 http://www.town.masaki.ehime.jp/soshiki/4/h23kanzakijuku.html 
   
   藁であれ石であれ、「亥の子」の来訪を受けた家では祝儀袋を渡します。
   子供達は集まった御祝儀を子供達の手で平等に分配する習慣は同じです。

   分けて貰った小遣い銭は「自分で稼いだ」気分がして、とても嬉しかった、
  洟っ垂れ小僧の頃の楽しい思い出での一つです。
      <私が育った村の「亥の子唄」(集落ごとに歌詞が異なります)

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 亥の子作り作業の写真を撮ったり、
 お昼のカレーに入れる細切れに切った
 ステーキ肉に塩胡椒振って「お毒見」と
 称してつまみ食いなどしていたら・・・
 (シシ肉もあった気配だが、それは
 12月の餅つきのときに焼くらしい)


 「門前さん、お遍路さんへお茶を!」の声、
 飛んで行ったら、自転車で応援に駆けつけてくれたFB友達・山中さん。
 ツーリング用とは言え、48番西林寺近くから一時間の登り道はキツイはず、  
 早速、お茶代わりに鉄板焼き肉!(笑)。

 彼は、以前にも登って来てくれたのだが、ちょっとしたスレ違いがあって、
 今日が初対面みたいなもので、挨拶もそこそこ同郷のよしみで話しが弾みました。

11:26 おしどり高知さん、ひと休みして浄瑠璃寺へご出発。
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                           いいなあ~~~

11:45 坂本屋マドンナ連、腕自慢のカレーライスができあがり
     座敷と駐車場へ設えた野外食堂の二手に分かれて昼飯。
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 前後して峠から下って来られた
 おしどりお東京さん、稲城さんにもお接待。
 山の中のへんろ道でカレーライスの
 お接待に驚かれた様子でしたが・・・
 坂本屋のささやかな「おもてなし」を
 喜んでいただき、よかった、よかった。



12:11 東京さんご出発。
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                        お道 よろしゅう~!
12:15 稲城さんご出発。
     日頃、課外学習でお遍路さんのお接待をしている子供達がお見送り。
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      孫みたいな子供達に「お気をつけて」と見送られて元気百倍かな?

 ちょっとしたラッキー?ハプニング。
12:35 JAの男性だと思ったイケメンのお遍路さんが実は日系2世の米国さん!
     日本語は just a Little .!!!
     坂本屋備え付けの和英辞典を持ち出したがまどろっこしいこと、この上なし。
     山中さんの秘密兵器「スマホ和英」アプリが大活躍。
      May I take a your picture ?
           and put this photo onto my blog?  
     ニッコリ笑って Yes,Yes please do! (と聞こえて)撮影できた記念写真!                   
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     山中さんには「坂本屋専属通訳兼国際遍路親善大使」の辞令を出したい。   

13:10 米国さん、スタート。
      Have a nice 88-HENRO trip!!
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     帰宅後、私も早速「話して翻訳」というアプリをダウンロードした。
      さあ~いらっしゃい、英語話せるガイジンお遍路さん(笑)!
 
13:18 ひと休みされた中先達さん夫妻、ご出発。
      それが欲しくてなったワケではないから「錫杖は持たない」と。
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                 石鎚山の紅葉の写真きれいでしたよ~
      
13:22 さっきの米国さん追っかけて
     流暢な日本語で「お気をつけて!」と、声をかけると山中さんUターン。
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       やっとご対面できましたな~ 懲りずにまた遊びにペタル踏んで来て下さい。

14:10 20分ばかり休憩された鹿児島さんご出発。
     知らない土地の知らない町や村、山道を不安だらけで歩き続けて25日目、
     「2回目のお接待を受けて感謝します」と、ご丁寧なご挨拶を残されて・・・
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     ウチの相方の母さんの里が鹿児島なので、なんだか親しみを覚えました。
    
14:55 その後、登り下りのお遍路さんもなく、戸締り・日の用心怠り無く施錠。
15:10 丹波の里で鹿児島さんに追いつき、
     「歩き遍路さんに乗って行きますか?は失礼ですが浄瑠璃寺通りますけど?」
     「ここまで歩き続けましたから歩きます」
     「そうでしょうねえ・・・では結願までお気をつけて」
     「ありがとうございます」と、合掌・・・
      車中から合掌をお返してお別れ。

      道半ば杖すり減らす秋遍路  小僧
 
by jh5swz | 2015-10-25 16:54 | 坂本屋日記2015 | Comments(4)

平成27年10月18日(日)忘れかけの日記。

10/ 3 坂本屋当番で始まった公私多忙な10月。
10/ 4 「くすりと健康の週間」イベント行事
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10/ 7 四軒隣の神社の秋祭り実行委員も務め
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 「若いじゃけん!」と、
   乗せられて、もう何年やっとんじゃろ~



10/11 車で遍路の途中、浅海の海岸で飛鳥Ⅱにも遭遇!
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10/15 業界の会合
10/17 薬物乱用防止街頭キャンペーン
10/21 全国統一薬事講習会
 
 よく遊びよく働いた(気がする)10月ですが、
 気分転換の時間だけは器用に創り出す私・・・
 10/18 ちょっとのんびりしたくて、
 秋の久万高原町畑野川の「かかしの里」へ遠征しました。

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 ここは、45番岩屋寺から44番大宝寺へ打戻り途中、
かって遍路宿が並んで栄えた旧「河合の宿」に近い里。

 久万農業公園アグリビアへ車を捨てて?
 赤い線の矢印しに沿って約40分、
        田んぼの周囲をのんびり歩くのです、
 
 小さい子供二人を連れた
      若夫婦の前になったり後ろを歩いたり、

 そうです、ナマケモノになった気分で
 の~んびり歩くのです、
 急いではおもしろくも楽しくもありません。


 この里の人々が、豊作を喜んで愉快なコンテストを開催中でした。
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        <投票は終わりましたが、展示は12月20日まで続行中> 
      事業所部門15組 個人部門12組の案山子が訪問者を大歓迎中。
   等身大の案山子は、それぞれに力作なのですが数組をランダムにご紹介します。
            (入賞作品は11/8朱書きで追記しました )

  「山里のレストラン」  f0213825_125131.jpg
  コック長、腕は確かかい?
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  「見上げてごらん夜の☆を」 事業所部門:準グランプリ   
久万高原の夜は冷えるから焚き火して
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  星空の演出はなかなかのものでした。
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  「めざせWグランプリ!」 個人部門:久万高原町議会議長賞
   ゆるきゃらグランプリ、エントリー中の「みきゃん」の応援歌?
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 「里の秋」 事業所部門:グランプリ  
   農作業中の人物も架けてある収穫物も凝ったものでした。
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  舞台裏だって手抜きはありません。
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 「畑っ子の遊び」 個人部門:準グランプリ  
竹馬とは懐かしい・・・
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 「トトロ」個人部門:グランプリ
  子供達には人気なんだろう。
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  「担いでこうわい」 個人部門:久万高原町長賞
    久万の御用木まつりのひとコマ、「ゴルゴ13」ことデューク東郷?
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      「ふふふ・・・女は信用しねえことだ・・・」と、言ったかどうか定かではない

 田んぼのステージでスター続々登場です。
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  「豊作を祈り」 業所部門:久万高原町教育長賞    
田植え中につき、足元はちゃんと水田っぽく。 
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 「三坂馬子唄」 事業所部門:久万高原商工会長賞
  周りの風景にすっかりとけ込んで。
f0213825_12343883.jpg  ダンナ乗って行くかい?
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 「林業士」 個人部門:久万高原町小中学校長賞
  林業の町久万高原町らしい! 
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 ひょっとこの面を被っています
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「め組」事業所部門:久万高原町議会議長賞 
 なかなか動きがあって傑作でした。
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 すべての作品を紹介できませんが、
 一周して車を置いた
 久万農業公園アグリビアへ戻って
 所定の用紙に
 【事業所部門】と
 【個人・グループ部門】別に
  お気に入りのかかしを投票、 
 10月25日の「秋の収穫祭」で結果が発表され
 12月20日まで展示は続行とのことでした。

 場所は道の駅「さんさん」から車で約20分、
 秋の一日をのんびり楽しめるお奨めポイント!

 ところで、このブログを書きながら、
 「かかし」は、なぜ漢字で「案山子」と書くのだろう?
          と、ズッ~とモヤモヤしていたので調べてみました。
 「案山」とは山の裾、山が開けて平になった部分=里との境目のこと。
 「子」は人形、つまり「山すその人形」。
          と、解説してあった(勉強になりました)。



 帰り道、歩き遍路で休憩した河合の昔の遍路宿「かどや」を覗いて
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 44番大宝寺近くの「久万高原町林業まつり」へ寄り道。
 会場の駐車場はこのとおり満パイ、まるで自動車ショー。
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 お客さんか?展示車か? 光岡の「オロチ」
 調べてみたら2009年型 限定5台 1380万円なり!
 私のクルマが10台買えます・・・
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 美味でした!シシ肉カレー¥300円。
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 帰り道、
 旧R33を下る途中、本日の坂本屋当番さんと遊んでみました、
  まず、これがR33から標準レンズで見る坂本屋のある窪野町桜(中央の集落)
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  光学ズームでメいっぱい(集落の右端、最後の建物が坂本屋の納屋)
        前の竹やぶで母屋は見えません・・・
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  さらに電子ズームで(携帯へ電話して旗を振ってもらった大内さんを)パチリ
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        これを三脚ナシで撮ろうとするのだからタイヘン。
 
 撮影成功後、山の中を近道して「坂本屋」へ寄って、お礼を言って帰宅。
 「安・速・短」ながら、楽しい秋の一日でした。
   
by jh5swz | 2015-10-23 12:41 | その後の徒然日記 | Comments(5)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。       
      
◇2日目 10/11 その3) 
  59番国分寺発臼井御来迎~
       61番香園寺~64番前神寺まで。


11:20頃、今治最後の59番国分寺の参拝を終えて、ああ~この巡拝ペースなら
    午後4時頃には64番前神寺までは行けると、少々気が楽になりました。
   
     裏京都さんが関心ありと聞いた臼井御来迎へ是非ご案内したいので、
    5年前の歩き遍路の記憶風景とナビ画面をWらせながらの珍道中です。
    
     伊予桜井駅を右に見てR196と合流、道の駅湯ノ浦温泉をスルーして
    孫兵衛作から県道159を走行、世田薬師さんをチラッと眺めてのどかな
    田園の中の一般道を走りながら、鉄道の踏み切りを2回越えるとほどなく、
    見えました! 赤いペイントも剝げかけた宮崎さんの遍路道しるべ。

道路に車寄せもなく、少し前方の民家の軒下へ車を置かせて貰って引き返しました。
11:40 番外霊場 臼井御来迎の水
  道路の下にある御来迎は、宮崎さんのこの道標以外に目印はありません、  
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          中央に小さな祠、奥に通夜堂と思われる東屋あり。       
f0213825_1027381.jpg   祠の前の丸い臼の底から
   弘法大師の加持により湧出たと伝う
   透きとおった水が流れ出ていました。  
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 左の写真は裏京都さん提供

    内心秘めたるミッションを無事こなして添乗ドライバーやれやれで~す。
  
    昼食はウチの家族もお気に入りの「カレーショップ桜桜」へご案内。
   今治側から行ったことがないので、再度ナビのお世話に。
    いつも(と言っても3度目だが)この時間帯は混んでいるので電話してみると
   「お二人様、お席ご用意できます」と、嬉しい返事にアクセル踏んで。

12:10 「桜桜(さくら さくら)
 本日は奮発してセットコース。!
f0213825_11551650.jpg      イカトマエビカレー(イカとトマトにエビ入りカレー?)
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      COFFE(器が楽しい!)
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    若いカップル向きの?こじゃれた店内で、オトコ遍路二人は臆することなく、
   美味いカレーを食べながら積もる話しに花を咲かせたことです。


 裏京都さんは9月のシルバーウイーク遍路で60番横峰寺は参拝済みなので  
13:20 午後は第61番 栴檀山 香園寺から
 何度お参りしても大聖堂と呼ばれるモダンな近代建築寺には驚かされます。
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           裏京都さんは2階の本堂と大師堂でお納経
 子安大師堂
f0213825_12153392.jpg  私は1階大講堂の外に設えてある
 大日如来と子安大師堂へ写経奉納。
  この寺は香園寺と呼ばれるより、
 「子安大師さん」と呼ばれることが
 多いような気がします。
  日本の少子化の歯止めのためにも
 子安さんにはご活躍願いたいものです。


このあとの巡拝コース
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香園寺から2キロ
13:43 第62番 天養山 宝寿寺
 聖武天皇の勅願により、伊予一国一宮の御法楽所として創建された歴史がある。
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 宝寿寺から1,5キロ
14:10 第63番 密教山 吉祥寺
  四国霊場の中で唯一、毘沙門天を本尊とするお寺です。
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  手水舎から本堂と左・大師堂
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 くぐり吉祥天
  毘沙門天の奥方・吉祥天像の下をくぐると
 あらゆる貧困を取り除き大福貴をもたらすらしい
f0213825_13315752.jpg    成就石 
     眼を閉ジテ 本堂前ヨリ
     金剛杖ニテ穴二通レバ願い成就
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       いいなあ~この遊び心


 吉祥寺から3キロ
14:34 第64番 石鈇山 前神寺
   山号いしづちさんは石山と思い込んでいたが石山でした・・・
  参道の極楽橋を渡って手水舎の前の坂道からいきなり大師堂が見えます。
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  浄土橋を渡って御滝不動尊で、また投げました運試し銭形平次、
  さらに石段を登ると左右に回廊を配した銅版屋根の本堂が建つ。
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    霊峰石鎚山の別当寺として開創されただけに石鈇大権現も祀られています。

   本堂から引き返して大師堂、今回の巡拝最後のお納経。
   裏京都さんは延べ36+1回目、〆納経、
   門前の小僧、2×2×18寺=72巻目の写経奉納。
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 終わってみれば・・・
   2日間、裏京都さんと少し呑んで、たっぷりしゃべった、
   「鎮魂の皿」へも供養経を唱えてもらった、
   豪華客船 飛鳥Ⅱ が見れた、
   見知らぬお遍路さんに輪袈裟の架け方が悪いと叱られた、
   「ボクはお坊さん」とお話しができた、
   臼井御来迎へのご案内できた、
   カレーが美味かった、
   列車へ3分乗り遅れが申し訳なかった、etc etc

 正直なところ、
   札所間道中、お遍路さんや地元の方々に道順などを尋ねる会話もなくて・・・
  私はやっぱり体力、時間と相談しながら、のんびり歩き遍路がいいなあ~
   (決して、列車やバス、自家用車遍路を否定するものではありません。)
  
「お車 快速遍路日記」ひとまず千秋楽とします。   
 

by jh5swz | 2015-10-17 19:23 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(4)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

     坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
    松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。      
     
◇2日目 10/11 その2)
        52番太山寺~53番円明寺に続いて
      今治市内6ケ寺を巡拝して

 浅海(あさなみ)海岸で豪華客船を見てから20分、
08:32 第54番 近見山 延命寺
   弘法大師が巡錫して再興以来、明治維新まで「圓明寺」と称されたが
   同じ寺名の53番と混同を避けるため、俗称だった「延命寺」と改号。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

    今治城門の一つを譲り受けた、総欅造りの山門
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 本堂は改築中
f0213825_14141088.jpg 少し石段を登って大師堂へ
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 石段を登っていたら降りてくるお遍路さんと衝突、
  「白衣の襟が輪袈裟に被っている、ちゃんと架けよ!」と、叱られました。
  「お遍路さん、境内も石段も左側を歩きましょう」と、勇気を奮ってひと言。

 延命寺から4キロ
09:10 第55番 別宮山 南光坊
 南光坊は、四国霊場中、唯一「坊」と名の付くお寺で、
 今治沖の大三島に鎮座する大山祇神社の別当寺として創建されたことに由来する。
                  愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 

  平成10年(1998)建立された仁王門では巨大な四天王が睨みをきかします。
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 東方:持国天
f0213825_1524179.jpg  南方:増長天
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 西片:広目天
f0213825_154155.jpg  北方:多聞天
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      何度お参りしてもインパクトのある仁王門と四天王さんです。

南光坊から住宅街を3,5キロ
09:30 第56番 金輪山 泰山寺
 寺に山門はなく、囲まれた石垣の上には瓦屋根付きの白壁がめぐらされ・・・
                   愛媛新聞社発行 「癒しの遍路旅」より 
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           時代劇に出てくる代官屋敷のようでもある・・・

  安政元年(1854)再建の本堂
f0213825_15162868.jpg  昭和60年(1985)建立の大師堂
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     あいにくの小雨、濡れ砂利には正座できず、裏京都さんも立ってお納経。

泰山寺からちょっと迷いながら約3キロ走って
10:00 第57番 符頭山 栄福寺
   山の中腹に本堂・大師堂、お納経所がコの字型に並び回廊で結ばれています。 
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  本堂回廊の箱車
f0213825_15332153.jpg 昭和8年(1933)、
 足の不自由な高知県の少年遍路が
 犬に曳かせて巡拝していた箱車で、
 栄福寺を参拝した際に歩けるようになり
 奉納したものだそうです。
 この話しにあやかり、
 寺には病気平癒の祈願参りが多いとか。


 境内壇務中の白川蜜成ご住職がすれ違いざま
 「お参り お疲れさまです」と、人なつっこいご挨拶があり、
 「映画の公開楽しみしています」と返礼。
f0213825_15483887.jpg 
 ご縁を感じて納経所で署名本を買いました。
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 栄福寺から田んぼやミカン畑を縫うように急坂を4キロ
10:30 第58番 作礼山 仙遊寺
 昭和28年(1953)再建された二層屋根の本堂。
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            一瞬、別格出石寺の護摩堂を思い出しました。

f0213825_16321174.jpg 本堂前のシャクナゲの枝?に
 見えつ隠れつの看板から撮った
 天然温泉と精進料理が評判の宿坊の絵。
 温泉を引いた足湯は
 毎月第3日曜日は遍路さんは無料らしい。
 足湯に浸りながら瀬戸内の絶景を眺めれば
 まさに極楽気分かも知れんなあ~

さて、ここから59番国分寺へ私の遍路体験は
   「五郎兵衛坂」という山の中の坂道を40分ほど下り、
   JR伊予富田駅辺りから右折して国分寺まで歩きました。
   それもお先達さんのお陰で! 

   自動車で59番国分寺への最短ルートなどは経験が無く、
   この旅の前日は、カーナビ検索と行先登録に必死でした・・・
   つくづく、歩き遍路とお車遍路のルートの違いを実感しました。 

カーナビに素直に従ったが、多分遠回り案内された・・・
11:10 第59番 金光山 国分寺 
  奈良時代に聖武天皇が「鎮護国家」を祈念して全国に建立した国分寺の一つ。
   手水舎から左・本堂、右・大師堂
f0213825_17313582.jpg

 お納経帖(薬師如来と書いてあるのだろうけど、達筆で私には読めません・・・)
f0213825_17352372.jpg ナゼだか愛媛県内でこのお寺だけ
 一度しか御朱印を受けていなかったので
 本日、めでたく重ね印。

 59番のランドマーク?
   握手修行大師、
f0213825_17341124.jpg

  
  歩き遍路なら、たっぷり一日コースの今治6ケ寺参りですが、
  快速・お車遍路は早い 早い!
  昼前に巡拝が終わってしまいました。

  当然のことながら、
  札所間のお遍路さんや里の方々との出会いもなく、ちょっと寂しい道中日記。
  ここで一旦稿を区切って、西条市編はページを改めることにします。

  続く
by jh5swz | 2015-10-16 20:17 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(2)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

◇2日目 10/11 その1)
        昨日の51番石手寺~46番浄瑠璃寺に続いて
      松山市2ケ寺を参拝して今治へ。

05:30 昨夜の般若湯の余韻をもろともせずスッキリ起床。
05:50 朝食
06:10 門前宅スタート。
06:50 第52番 瀧雲山 太山寺 
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f0213825_9301021.png この寺は本堂とお納経所がかなり離れており、
 裏京都さんには三の門で降りてもらって、
 私は一度お参りしてみたかったお堂もあり、
 250mほど下のお納経所で待つことにした。


 看板がなければここが本堂かと・・・、
f0213825_844216.jpg 本坊・お納経所もさすがに立派です。
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 前々から気になっていたお納経所駐車場前のお堂は「一畑薬師堂」でした。
f0213825_849517.jpg

f0213825_8533450.jpg 一畑薬師なればこそ、
 お堂には沢山の「め」を書いた願札があり
 昨日の生目神社に続いて
 世の中がよく見えますように
 お参りを略した太山寺さんに代えて
 こちらへ写経4巻を奉納しました。 




 大山寺から車で5分、
07:20 第53番 須賀山 圓明寺
     仁王門をくぐり左手に大師堂、中門の奥に本堂がこじんまり並びます。
f0213825_9535246.jpg

     中門から本堂へ
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     手水舎のススキが「秋ですよ~」・・・
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 これで松山市内8ケ寺の参拝を終えて、瀬戸内の海に沿って今治へ向います。

 途中、浅海で撮っておきたい海上歩道があります。
 次の画像は2010年4月2日、初めての歩き遍路のときのショットですが・・・
f0213825_10222077.jpg
 穏やかなハズの瀬戸内から寒風、狭い歩道を歩く背中から自動車の煽り風・・・
 歩き心地のいいものではありませんでしたが、
 ここに数年前、海にせり出すように立派な歩道ができて
        地元の方々はもちろん遍路も安心して歩けるようになりました。

08:05 裏京都さんにモデルさんを頼んで歩いてもらいました。
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     私も先ほどから気になって仕方がなかったのだが、
              立派な海の上の歩道を歩くお遍路の視線の彼方、
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     なんと(船名が読めませんが)紅い二本のファンネルマークは飛鳥Ⅱ!?
f0213825_1162511.jpg
      定期クルーズーか、(定かではないが)爆買チャーターツアーだろうか?
      いずれにても、
      歩き遍路モードの道草のお陰で豪華客船の遠望が叶いました。
 
08:11 それでは今治市第54番延命寺さんへスタート!

続く
 
by jh5swz | 2015-10-15 15:58 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(2)

平成27年10月10日(土)~11日(日)の日記。

       坂本屋所縁のご縁で親しくお付き合い頂いている裏京都さんと
      松山~今治~西条の18ケ寺の車巡拝遍路をしました。
       裏京都さんの(言葉を借りれば)連休を利用した「突撃遍路」、
      何としても2日目、午後5時前には第64番前神寺さんのお納経を
      終えるため、私はドライバーに徹するつもりです。
 
       18ケ寺を快速参拝した今回の日記は、表の稼業の合間合間に
      少しずつ書き綴ることとします。
       歩けば5日の参拝コースを正味1日半で巡拝するのですから
      さてさて按配よろしゅうお参りができましたら拍手ご喝采!!!

 ◇1日目・10/10)
    松山市内6ケ寺巡拝。

 勤務を終えて高速バスで伊予路入りの裏京都さんを迎えにJR松山駅へ。
 目下、ゆるきゃらグランプリ2015で「家康君」と熾烈なトップ争いを展開中の
 愛媛県イメージアップキャラクター「みきゃん」のラッピングカーもお出迎え?
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     スポンサーのロゴなどが小さくて、自動車販売会社も太っ腹やなあ~

13:01 難波から5時間半を走ってわずか5分遅れの神わざ高速バス到着。
   ご挨拶もそこそこ、まずは51番石手寺さんへ直行。
13:30 連休にしては静かなおみやげ店の並ぶ回廊参道?を直進。
f0213825_12413584.jpg     名物「やきもち」
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第51番 熊野山 石手寺
     文保2年(1318)建立、国宝・仁王門は堅く閉門中。
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  「平和のいのり」も「集団的自衛権不用」もお寺さんの主張ですからご自由ですが、
  参拝者が正面から入山できず脇の軒下から本堂へ向う寂しい気持ちもお察し下さい。

     本堂から茶堂・納経所、仁王門を眺めても静かな連休の札所です・・・
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      境内からみた仁王門には「かんぬき」が架けられて閉門蟄居の風情、
     これではお大師っさんは参拝者の迎えも見送りもできません・・・
      1日も早い「開門」をお願い申し上げます。
     
     いつも燃えるほど立ち並ぶお線香の煙も静かです・・・
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14:00 第50番 東山 繁多寺
    深い緑の森を借景して静かにお遍路さんを迎えてくれます。
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       このお寺は 
        ・皇室の菩提寺である京都泉湧寺との関わりあいが深く
        ・時宗の開祖・一遍上人が学問修行した寺でもあり
        ・第4代将軍・徳川家綱の念持仏が歓喜天堂に安置されている
         と云う、由緒有る歴史を今に伝える。
                  <参照:愛媛新聞社発行 「癒しの遍路道」>

    手前から大師堂・本堂・歓喜天堂
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    鮮やかに描かれた鐘楼堂の二十四孝天井絵。
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14:30 第49番 西林山 浄土寺
         山号が48番の寺名・西林寺と混同して・・・
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    婆ちゃんと一緒?
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       この子達の背中を追っかけてたら、境内の写真を撮るのを忘れました・・・

15:05 第48番 清滝山 西林寺
     本堂の本尊は秘仏であり、ご利益が大きすぎるので後ろ向きに置かれているため
     裏側に回ってお参りする、と地元のお年寄りから聞いたことがあるが定かではない。
    
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   西林寺の西100mには、巡錫中の弘法大師がひどい旱魃に苦しむ里人を救おうと、
  錫杖で水脈を探り当て周辺の田畑を潤したと伝わる奥之院 仗の淵があります。
     週刊現代10/9号巻頭グラビア「弘法水を訪ねて」でも紹介されました。
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     自宅から近いもので再々訪れる公園です(2012年04月07日撮影)。
                    よく似たアングルの画像を探してみました。
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15:35 第47番 熊野山 八坂寺
    参道の正面に朱塗りの極楽橋と一体化した小さな山門が参拝者を迎えます、
    天井には阿弥陀如来を中心にきれいな二十五菩薩が描かれています。     
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           ひょっとしたら橋の下の小川は三途の川かも知れん・・・ 
  山門の天井絵
f0213825_14534898.jpg  今日も欄干の椅子に八坂寺の主?
  多忙な壇務に疲れて昼寝中かな。
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  毎年4月29日、盛大に執り行われる
    柴燈護摩供火渡り修行は必見です。  


 本堂回廊でお納経中のお娘遍路さん
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 さて、車快速参拝計画も順調に進んでおり、少し時間の余裕もあるので
 裏京都さんが「関心あり」と云われる、近くの生目神社へご案内しました。

 八坂寺から車で5分、ちょっと厳しい坂道を登って駐車場から徒歩3分。
 目の病気にご利益があると信仰される生目神社参拝。
       自宅に植えていた「メグスリノキ」2本をご神木として迎えて頂き、
      スクスクと成長している姿を裏京都さんに見て貰いました。
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       (カメラを車へ忘れて参拝したので9/15の秋の大祭のときの写真を掲載します)
      
 本日のミッションの〆くくりお参りは
16:10 第46番 医王山 浄瑠璃寺
   掃き清められた参道の奥の木々に包まれた本堂、大師堂を参拝。
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本堂の板張りに正座してお納経中の裏京都さん
f0213825_9513237.jpg 
 裏京都さんは、いつでもどこでも
 本堂・大師堂の地面か濡れ縁に
 正座してお経を納められます。
 
 私は、同級生に託された写経を
 いつも本堂・大師堂へ2巻ずつ
 ご宝号を唱えて納めます。  

    お参りのあと、
    今年の夏、浄瑠璃寺境内からお寺の裏に新設の公園へ移設された
    地元戦没者の「鎮魂の皿」へ裏京都さんをご案内したところ、
    ここでも正座され丁重なご供養経を納めて下さいました。
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    この「鎮魂の皿」は、先の大戦で亡くなられた地元戦没者300名の
   人となりを郷土史家がまとめた四行詩を砥部焼きの皿に焼付け、
   上部にるり観音を安置した六道に因む六角の塔の六面に填め込み、
   毎年8月15日には厳かに慰霊祭が行われる鎮魂碑です。
    詳細は拙日記「浄瑠璃寺の蓮と鎮魂碑」をご一読下さい。

   
16:50 本日予定の6ケ寺のお参りを終えて、遍路道沿いの門前宅へ帰宅。  
f0213825_11571659.png 
 たかのこの湯も目論見ましたが、
 ホテルのバイキング空席時間との折り合いがつかず・・・  
 門前温泉?でひと風呂浴びて、
 近所の別格番外 般若寺へお参り、
 旨い地酒を呑みながら
 「般若心経と般若湯の相違」と
 「遍路よもやま話し」が盛り上がったことでした。   
 が、・・・

 明日の12ケ寺爆走遍路に備えて、
 勉強会は程よくホロ酔いになったところで帰還、即、撃沈。 
   
 稿を改めて明日に続く・・・
by jh5swz | 2015-10-14 13:01 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(6)

秋遍路さん続々

平成27年10月3日(土)の日記。
 
 10月1回目の坂本屋当番。
 季節もよくなったことだし、今日もまたいい出会いを楽しみに。

08:10 ちょっと出遅れて自宅発。
     48番西林寺さんの朝参りもスルーして三坂へ急ぐ。
08:35 坂本屋着。
     すっかり秋めいて、ひんやり・・・
     順打ちお遍路さんには、地図の上で松山市最初の民家坂本屋、
     104歳、達者で男前です。
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 目下、ゆるきゃらグランプリで
 苦戦しながらも首位をキープ中の
「みきゃん10月カレンダー」に
 コスモス活けて
 お茶の仕度をしていたら・・・



08:50 おしどり仙台さんと膝を故障気味の駆け連れお遍路さんがお立ち寄り。
     熱い茶がマに合わないので、持参したポット茶に駄菓子添えて・・・ 
     奥さんが、  
     「峠からはバスも考えたが、気持ちのいい遍路道を歩いてよかった」
 
     ご主人には、    
     宮城・仙台のお話しと道中あれこれをいっぱい聞かせてもらいました。


09:25 膝を痛めた駆け連れさんを労わりながら46番浄瑠璃寺さんへご出発。
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                            道中ご安全に!
  
09:30 入れ替わるように熟女二人連れの茨城さんがお立ち寄り。
     先日の水害のお見舞いを申し上げたら・・・
     「避難しました、恐ろしかったです」。
09:48 今日は道後でゆっくり汗を流したいとご出発。
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                       結願まで頑張って下さい。

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 ちょっと遅れて出仕の中川さんから
 自宅の無農薬みかん差し入れ、
 
 このみかん、
 色合いは「まだ早いかな?」ながら
 味は秀一!
 このあとのお遍路さんに大好評。
 

10:20 四日市さんご休憩。
     「今日までで一番辛かった所は?」
     「歩いても歩いても海と空の室戸岬への道」
     「だから空海さんかも、ですね!」、
     「な~るほど」
10:45 道後温泉までは歩いておきたいと、ご出発。
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                         「お道 よろしゅう~」   

さてさて、次の画像は、
   facebookでお付き合い頂いている
   神戸在住イラストライター・漫画家の「おかだ とよいち」さんが
   先日、私の誕生日に坂本屋のすぐ下の景色を描いて送って戴いたお宝。
   ブログ掲載の快諾を得てご披露。
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   この坂を歩かれた頃には有った中央の特徴ある建物は無くなっているが、
   同じアングルの1枚を撮ってお返しがしたくて右往左往。
   もとより、広重風おかだ氏の絵には遠く及びませんが・・・
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   5,6歩下ったコスモスのはるか向こうに
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   今日も松山城が見事に見えました。
         画面右上は瀬戸内、赤い鉄塔は第52番太山寺辺りの発電所
f0213825_930042.jpg
     四国徧禮道指南(1686著)に真念法師の曰く
        峠より眺望すれば ちとせことふく松山の城堂々とし、
    三津の濱浩々たり(中略)にょっと伊予の小富士駿府の山のことし

               は、まさにこの眺めでだったのでしょうか?。
     
11:50 名古屋さんがひと休み。
12:00 何処からか?聞き損ねたお遍路さんもお立ち寄り。
     お二人から、ここまでの道中のあれこれ、
     これからの計画・目論見の数々を楽しく拝聴。
     
12:30 「さ~て参りますかな」と、ココからはお揃いでご出発。    
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12:33 「トイレお借りします」と名古屋さん、そのまま浄瑠璃寺へ。
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                          頑張って下さい。

 坂道下りを見届けて当番のオトコ三人、囲炉裏端で山賊弁当昼食。
 次の当番では囲炉裏を焚こうか。

 久万高原町で前泊のお遍路さんが通過されると、
 次は午後2時頃の岩屋寺出発のお遍路さんの通過まで閑散なので
 いつぞや、このブログをお読みの地元在住の方から教えて貰って以来、
 ずっと気になっていた馬頭観音さんのお参りに出かけました。
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 その祠は、坂本屋から歩いて凡そ200mくらい下った所の石垣の中に設えてあります。
 かって街道の荷運びの主役だった馬の供養祠には、
洗い晒しの前掛け観音に、それが例えビヤ樽であれ、今日もシキビが供えられています。

 馬主や馬子の亡くなった馬への労わりの気持ちを
里の人々が引き継ぎ供養をされていると思われます。
 ひょっとすると今では飼い犬などのペット動物の
供養観音になっているのかも知れません・・・

 合掌・・・ 



 お参りのあと、逆打ちお遍路さんの気分よろしく急坂を坂本屋へ登ります。
 遍路墓もコスモスに囲まれて・・・
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 この坂道を喘ぎながら登りきると
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 逆打ちお遍路さんには松山市最後の民家、坂本屋が真正面に
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 「お茶でも飲んで行きませんか?」。
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 この道を三坂峠まで標高差300m(車は少し上辺りで通行不能・・・)
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       わずか数百メートルを歩いてみたら息切れがしてきた・・・
       来年は多いかも知れない逆打ちお遍路さんは偉い!

13:55 神戸さんがひと休みされて、
      「昨日の八丁坂にはまいった!」
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                今夜は長珍屋さんで早仕舞いとか・・・

その後、登り下りのお遠路さんもなく・・・
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 運営委員会事務局長さんや
 大蔵省担当氏の陣中見舞いあり。

 私は、殺風景なトイレの外壁へ
 自宅で買い置きしている砥部焼きの一輪挿しを取り付けて
 今朝も花泥棒した下り坂道のコスモスを挿してみた。

 投込み流池元 門前の小僧 ご満悦なり。
  


 明日の業界イベントの準備もあり、午後2時55分、
 差し入れの饅頭だけはしっかり頂いて、5分早退させてもらいました。
 当番の皆さんすみません。


 帰り道、48番西林寺界隈で
 朝一番に通過されたおしどり仙台さんの後ろ姿をザックの色でしかと確認、
     (膝を痛めた駆け連れさんは長珍屋さんで本日打ち止めかな?)
 今夕の宿「たかのこの湯」を目指して歩かれるお二人に
 お声をかけたかったが、
 楽しそうに快調に歩かれるお遍路さんをお引留めして歩きリズムを乱してはならじと
 ご挨拶代わりに軽いクラクションで追い越した・・・
  
 たかのこの湯は いい湯ですから
        ご湯っくり~ なさいませ~
 
by jh5swz | 2015-10-05 10:59 | 坂本屋日記2015 | Comments(6)