ふる里 双岩巡り

平成28年6月26日(日)の日記。
 ふる里・双岩村(ふたいわむら)に住む知り合いから、
 村のシンボル「夫婦岩(みょうといわ)」に分祀してある「出雲神社」再興祈願祭の一報がありました。
f0213825_928315.jpg 
 この夫婦岩こそ双岩村の村名起源地であり、
 そこに出雲神社を分祀した小さなお社が祀ってありますが、
 ここしばらく参拝したことがないので・・・
 再興祈願祭を機にお参りして帰りました。

 FB知り合いのお先達さんの影響で、
 近ごろちょっと「撮り鉄もどき」の小僧、
 わざわざ時刻表を調べて「夫婦岩」へ到着。

 
09:26 カメラマンの腕前とカメラの性能に同情した列車が
              それはまことにゆっくりと目の前を走ってくれました。                     
f0213825_10203826.jpg
                   ボディの Welcome NanYo! のメッセージがイイ!

     ばい煙にむせながらデッキで勉強に耽った汽車通学生時代もありました。
      (通勤・通学時間帯の3両編成列車はギュウギュウのすし詰めでした)
f0213825_20322421.jpg
           昭和XY年冬、夫婦岩の五連鉄橋を駆け登るSL  
          撮影者の承諾を得て掲載しております、当画像の無断転用は固くご遠慮願います。


  駐車場から「夫婦岩公園」へ。
f0213825_10243285.jpg かって、この公園は「実年会」と称する皆さんが
 春夏秋冬、イベントを企画されて
 村内外のくつろぎの公園でしたが、
 現在、休会中らしく・・・

 本日の「出雲神社再興祈願祭」は  
 「なんとかせねば!」と、
 村の若い衆が立ち上がったと聞き及びます。  


公園内を縦断するJR予讃線・伝説の「4連橋梁」。
 下からよく見ると、増水して水に浸かる部分は円形、線路を支える上部は四角、お洒落!
f0213825_1036286.jpg
          正式には「第二夫婦岩橋梁」といい、
          昭和20年、連合軍の土佐湾上陸に備えた物資輸送のため
          当時複線だった伊予鉄高浜線の線路を剥ぎ取って、
          ここへ敷いた「戦争遺跡」でもある・・・と、何かで読んだ。

          ここは予讃線で最も勾配がきつい場所らしい、
          愛媛県下の国鉄で最後に線路が敷かれたのがココらしい、
          そして、軍隊まで動員して全線開通した2ヵ月後、終戦・・・
          
          私は、昭和20年6月20日、その全線開通式の日、
          通院していた耳鼻科の先生の招待切符で
          「八幡浜発卯之町行きの開通一番列に親子で乗って双岩駅へ降りた」らしい。
          「村長さんや役場の偉い人の出迎えを受けてたまげた」と、おふくろにいつも聞かされた。
             (ご幼少のお坊ちゃまは何も覚えてないのが真に残念・・・)
                

公園の滝と看板
f0213825_1047165.jpg
f0213825_1050725.jpg
      夫婦の龍が住むとかカッパにだまされたとか、懐かしい昔話。

公園内のつづら道をパワースポットへ吸い込まれるように登って
f0213825_1057541.jpg
 
登り詰めたあまり広くもない境内にポツンとお社。
今日の再興祭のために若い衆が参道から境内まできれいに草刈りをして貰っていました。
f0213825_1143352.jpg


f0213825_119842.jpg 私自身、参拝は何十年ぶりのことだろう・・・
 
 神殿はやや傾き、
 お社を囲む塀は朽ちて・・・

 「帰って参りました、ご無沙汰ですみません」と参拝。
 
 ご神職に教わりました、
 出雲神社の参拝は『二拝四拍一拝』なのだそうです。



 境内からみた「夫婦岩」。
 昔は「肝試し」と称して、覆われたカズラを頼りに大岩に登らされた記憶があります・・・
 怖気づくと「おまえ 〇玉有るがか!」と、上級生から叱咤激励?を受けて・・・
 今に思うと、あれは半分パワハラだったかも知れん(笑)
f0213825_15222666.jpg その頃は興味も関心も無かったのだが、
 今日は大岩・小岩の中央の岩のくぼみに
 二体の石像が見えたので傍まで登ってみた、
f0213825_9364439.jpg

 左側の石像に、
f0213825_9433448.jpg 定かではないが・・・
 指でなぞってみれば「文久壬戊八月吉日」と読める、
 「文久」の年代は3年間と短い、
 間違いなければ文久壬戊は文久2年(1862年)、
 坂本龍馬が土佐を脱藩し、
 皇女和宮と14代将軍家茂の婚礼が行われた時代なのだ。
 当時の村人が坂本竜馬や皇女和宮のことなど知る由もないコトではあるが、
 その年、誰が何のための建立した石像なのか、今は興味津々・・・

 余談ながら、私がお接待に通っている遍路茶屋・坂本屋の、
 あの豪華な二体の享保雛が納められている木箱に文久3年の墨書きがあることも
 ちょっと不思議な縁を感じるふるさと夫婦岩の石像でした・・・

 石像から足元の線路、川向こうの県道や駐車場を見ると、ここは結構高い!
 はるか昔の卯之町と八幡浜町を結ぶ「道」は、ちょうど今の線路辺りだったとか・・・
f0213825_12154023.jpg


 ウロキョロしていたら神事が始まりました。
f0213825_12185645.jpg       祝詞(お迎えして40有余年という祝詞が聞こえました)
f0213825_1941322.jpg

           
 玉串奉奠の筆頭は、この復興祭を計画実行した若者代表!
f0213825_12321735.jpg    続いて長老、実年皆さんの玉串奉奠。
f0213825_12323752.jpg
       私からの願いごとは、
       もし、この中に独身の若者が居りましたら、出雲の神様の御利益を。

    夫婦岩出雲神社・再興祈願祭 参会者記念写真
f0213825_732115.jpg
             撮影:冬桜祭~夫婦岩再生プロジェクト  写真提供ありがとうございました。

                  
       神事のあと、一つ年下のバスケ部員だった市議と相談事あり、公園内の東屋で歓談。
       夕方6時からの直会のお誘いも頂いたが
       お神酒で飲酒運転は罰当たりもいいとこなので辞退して次のミッションへ。


 夫婦岩から1,5キロほど山奥へ入った「中津川」へ足を伸ばしました。
11:40 坂本屋メンバーの一人、U建築研究所オーナーに教えてもらったのですが、 
     高名な建築家・松村正恒氏の手がけた<中津川公民館>です。
f0213825_14235132.jpg

 側道からも入館できる設計になっています。
f0213825_1424823.jpg

 地元の朋輩が、「是非見て帰れ」と言った公民館前の土手ブロック、
f0213825_1352567.jpg  この波模様も松村氏の設計の一部と聞きました。
f0213825_1362845.jpg

    門外漢で専門的なことは判りませんが、
    流れる小川や土手までも建造物の一部として採り入れる松村氏の設計は
    重要文化財に指定された市内日土小学校にも共通する「遊び心」かも・・・
    その「遊び心」こそ、オトコの活力源だと信じてやまない小僧です。
     
    さて、ここまで来ると、小学生の頃、モミジの季節、
    自分の集落から山を越えてチョイチョイ遊びに来たことのある神社が懐かしくて
    さらに集落の奥へアクセルを踏みました。

12:10 秋になると紅葉がきれいだった神社は、相当古くなって・・・と想像していたが、
    なんと近年改築された様子で、ちょっと拍子抜け・・・だったが、
f0213825_13213677.jpg
 
f0213825_1326447.jpg    ◇神社由縁の看板
 現存する社殿造営の歴史を示す棟札について
 応永35年(1428)若山・大元神社より分身
 宝徳 3年(1451)~延宝 6年(1678) 4枚
 文化 4年(1807)~昭和16年(1941) 8枚
 八幡浜市に残る神社の棟札としては最古のもので
 「村」の形成を示す貴重なものである。
   と、書いてあります。

f0213825_1355341.jpg   ◇社殿に掲示してある由緒沿革
 実は私の姓は「田中」でございまして、
 子供ごころにココへ遊びに来ると
 「ウチのお宮じゃ~」と威張っていた記憶がありますが、
 この<田中山大元神社>の漢字が読めたセイかもしれませぬ。

 今日、一瞬思い出したのは、四国霊場第9番 法輪寺さんが、
 田んぼの中にあるから田中の法輪寺と呼ばれること。
  


 ガキ大将ながら、この赤橋を見て「かっこええ!」などと思ったことです。
f0213825_1347456.jpg

 セミ取りにくたびれて、大木の陰で昼寝したのはこの木だったかも知れん・・・
f0213825_13501556.jpg

f0213825_1475587.jpg ほとんどが菊地か井上なのだが、
 境内の平成22年改築工事奉賛芳名石碑の中に
 同級生の〇クンや〇〇ちゃんの名前を見つけて
 携帯してみたが繋がらず・・・

 この神社には450年以上続く伝統の「百矢祭」があり、
 そのときにでも連絡しておいて会ってみたい・・・  
by jh5swz | 2016-06-28 08:25 | ふる里双岩村のこと | Comments(1)

京都さんの卒論取材❶

平成28年6月19日(日)の日記。

 昨日に続いて(当地出身)立命館大学三回生、京都さんの「卒論」取材。
 今日の当番スタッフにお願いはしておいたものの紹介した責任もあり
 昼ごろまでの予定と聞いていたので、坂本屋のお手伝い方々出仕。
   実は、今日の当番は賄い昼食に凝るという、ウワサの第4班ですから、
   私は「坂本グルメ短大 味(あじ)みま専科」への臨時入学も楽しみなのです。


08:45 浄瑠璃寺町から窪野町への県道から三坂峠眺望。
f0213825_1301295.jpg    一帯は数年がかりの圃場整理が終わってようやく田植えが出来た様子。
f0213825_1302747.jpg


09:00 坂本屋着、今朝の峠は梅雨空模様・・・
f0213825_13174119.jpg
                  本日当番の面々に取材の主旨を話して協力を依頼。 
      
      程なくお父さんのクルマで京都さん現着、
      お接待用にと、今日も茶菓子の差し入れあり、恐縮。
      昨日に続いて船田の母さんと坂本屋の歴史などについて取材は濃厚。
f0213825_13554225.jpg


10:30 峠を下ってこられた巡打ち通し歩きお遍路・秋田さんからも取材。 
         (お二人さん、撮影と掲載のご承諾ありがとうございました。)
f0213825_13353714.jpg
                             道半ば三寸減りしへんろ杖 ↑  
 怪獣ではありません、
f0213825_13364541.jpg 一番霊山寺から一緒に歩いて
 磨り減ったお杖の木屑は
 足摺岬でポロリと落ちた・・・
 が、足摺岬からここまで歩く間に
 再び杖先に残った磨り屑は苦労の証し、

 結願後、五寸ほど短くなったお杖は
 秋田さんの一生の記念品になることでしょう!




11:15 実は今日の当番「第4班」はオトコばかりなのですが、
    料理の達人ぞろいで、本日の賄い昼食はピリ辛ビーフカレー、 
    前々から一度昼時に押しかけてご馳走になりたいと願っていた次第。

 お楽しみ、賄い昼食。
f0213825_18291234.jpg 隠れミッシェラン秋田さんと京都さんの格付けは☆☆☆!         
 ☆☆☆
の意味は、
    わざわざ訪れる価値の有る卓越した料理への称号なのだ~
 
 ひと休みされた秋田さん撮影の画像を借用しました。

 結局、ゴチになるだけでろくろく手伝いもせず、午後早退した小僧の罪は深い・・・
グルメ隊4班の皆さん、ありがとうございました。   

11:40 今夜は八坂寺さん通夜堂で泊って、
     明日は是非とも道後温泉に入りたいと仰る、カレー充電の秋田さんご出立。
どうしても気になるお杖の先
f0213825_14241963.jpg    結願まで道中ご安全に、キット又いつか四国へおいで下さい。
f0213825_14243798.jpg


  その後、会長と船田の母さんを交えて課題取材が続きました。
f0213825_1429767.jpg  予定通りの資料取材ができましたか?
f0213825_1430321.jpg
 
         お昼頃までと言われていたので、あえて切り上げどころのサインを出して、
        網掛大師堂~浄瑠璃寺前~札始大師堂~西林寺横~遍路橋をご案内走行、
        隣町の自宅までお送りして、無事、責任の一端を果たした門前の小僧でした。

                    坂本屋界隈の紫陽花
f0213825_15353577.jpg
f0213825_15355664.jpg

                梅に鶯、梅雨には紫陽花が似合います
                   
         拙いブログがお目に止まり、
         卒業研究「四国遍路とお接待」の資料取材に坂本屋をご指名とは光栄の至り。
         どうやら「お接待をする側の人々」に視点を置かれての研究の様子でしたが、
         そのような切り口で坂本屋を視て頂くこともスタッフ一同の励みになります。 
                 ご立派な卒論になりますようお祈りしております。  
 
by jh5swz | 2016-06-21 08:31 | 坂本屋日記2016 | Comments(2)

平成28年6月18日(土)の日記。

      6月、最初で終わりの坂本屋当番。
      朝から、かなり暑くなりそうな空模様、
      今日の逆打ち・三坂登りはキツイやろうなあ~と思いながら自宅発。

f0213825_19293852.jpg  
 もう一つ、本日のミッション。
 数日前、このブログへ(松山出身の)関西の某大学生さんから、
 卒業研究「四国遍路とお接待」について坂本屋への取材依頼があり、
 会長にも連絡のうえ、
 午後、現地でお会いすることになっているのだが、お役に立てるかなあ~

 
07:40 恒例、第48番西林寺さん朝参り。
f0213825_1450146.jpg

      久谷大橋を渡って
f0213825_14511477.jpg

08:25 ノーゼンカズラの花に迎えられて坂本屋到着。
f0213825_14534149.jpg

     峠側から、オープン前の坂本屋を撮ってみた。
f0213825_14554810.jpg
 
    オープン印しの幟旗4本立てて「麦茶冷えてますよう~」
f0213825_14572522.jpg
                                      美女柳?
  へんろ道沿いの花を(ドロボーして)
f0213825_1512918.jpg        一輪挿しに花活けて、準備完了。
f0213825_1521150.jpg

09:35 棚田の早苗が萌える今朝の三坂峠
f0213825_154447.jpg
 
      暑さのセイか?登り下りのお遍路さんもなく・・・
      集落まで少し下って「逆打ちお遍路さんの苦労」を体験してみることにした。

  S字カーブ下の馬頭観音さんの石垣を見下ろす所から逆打ち開始!
f0213825_15165229.jpg  
  馬頭観音さんは、
  写真中央、石垣の真ん中あたり
  (ちょうど電線に隠れていますが・・・)
  巾一尺 高さ二尺ほどの
  祠の中に鎮座ましておられて
  その昔、松山と久万高原の物流動力だった
  多くの牛馬の霊を祀って
  今もシキビが絶えたことがありません。


 

f0213825_15265722.jpg  
  最近はクルマに乗った秋祭りの御輿でも
  左手のちょっとした広場へ座すると聞く
  坂本屋へ最後の登り坂の始まり・・・

  46番浄瑠璃寺さんから
  約6キロ、標高差約300mを
  額に汗して登って来られたお遍路さんが
  「心臓破りの坂」と名付けたらしい急斜面・・・
  



f0213825_824751.jpg
  そのお遍路さんが
  歩を止めて息継ぎ方々、合掌される遍路墓。
f0213825_15361882.jpg

  自然石に得実羽覚信士
        讃州高松 松嶋 吉野屋平助墓
と刻んであり、
  墓石は天保13年(1842)建立以来、ここ窪野町桜の皆さんが墓守をされています。

 最後の坂を登りきると「坂本屋」の紅い幟!
f0213825_15563220.jpg

 
f0213825_15592219.jpg 
  順打ちお遍路さんには
   (道後温泉まで歩くつもりの方もあるので・・・)
  「時間があったら、
    ひと休みして行きませんか。」と、私は聞く。
         のだが・・・
  今からの季節の逆打ちお遍路さんは
  「ひと休みして、息を整えてから登って下さい」。
  と、言葉をかける前に
  「休ませて下さい」と、縁台に座り込まれます。


  
10:50 不思議なもので、わずか数分の逆打ち体験歩きをした小僧を追っかけるように
    「一番霊山寺からずっと自転車を担いででも本堂までお参りしています」
    と、おっしゃる自転車お遍路さんが
    「ココは神山からの焼山寺登り並みにキツイ坂」と、冷たい麦茶カブ飲み。
f0213825_16172394.jpg 
    いくら愛車は8段ギヤーとは申せ・・・
    「労わってやって下さい」。
f0213825_16184851.jpg


11:07 20分たらずの休憩後、「それでは行ってき~ます」と、標高差300mの峠目指してご出発。
      小僧、唖然・・・ ご出身地も聞けませんでしたが、引き続いて道中ご安全に!
f0213825_1240146.jpg
                       石畳の鍋割坂も担いで登られるんやろなあ~・・・

11:37 開口一番、「ワタシ 香港人ネ 日本語ホトンド タメデス ゴメンナサイ」。
f0213825_7175634.jpg それだけ喋れれば上等ですよ、
 こちら、自慢じゃないが
 英語ほとんどNG、中国語まったくNG・・・ 

 メンバーの学校の先生のサポートもあって
 国際親善に大奮闘(笑)、

 テント野宿で30日目の23歳とか、
 異国の一人旅、大丈夫かと心配になった小僧・・・


 
11:50 「お前さん、相変わらず 足が速いなあ~ ついて行けねえ~よ」と、
     数日前から駆け連れ?風情の静岡さんが合流。
f0213825_16553556.jpg  お二人を囲炉裏VIPルームへ誘って、
  Miss 香港には小僧のむすび弁当を半分、
  静岡さんには持参した日本そばを
  メンバーさんに手際よく茹でてもらってお接待。

  今日は何処まで歩くのか?と聞けば
  「ノープラン!」
  また心配になった小僧、
  48番西林寺 奥之院仗の淵公園の
  テント設営許可願い場所をお奨めしたことです。



12:10 Miss 香港嬢、ご出立、結願まで道中ご安全に!
     華奢な体には酷なザックだが、静岡さんに言わせると「速い 速い 超健脚」だとか。
f0213825_17114439.jpg

          安心して下さい、1枚目の撮影前に
          Can I teke your picture and May I put on my blog?  済みですから
              <通訳はメンバーの学校の先生>

12:26 47番八坂寺さんの通夜堂泊まりの静岡さんご出立。
    「ありがとうございました」と振り向かれてしまいました、
    「顔写りました~けど」、
    「OK OK!」 
    「お気をつけて~」
f0213825_1719459.jpg


13:00 お四国参り95巡目、歩いて75回 車で20回、高槻さんひと休み。 
     「お歳をうかがってよろしいでしょうか?」
     「今回は家族が喜寿のお祝いをして送り出してくれました。」
     驚いたことに、
     「今朝6時前、クルマを三坂峠へ置いて、7時頃に坂本屋前を通過、
     46番・47番・48番をお参りして、今、峠へ向ってクルマを迎えに歩いております」。

     なんと、一日で三坂峠⇒46番⇒47番⇒48番西林寺⇒三坂峠!     

13:15 「坂本屋さんには何度も休ませてもらってありがとうございます」。
     と、静かに金色の納め札を茶盆に置かれてご出立。
      「お達者で!100回目のお参りをお待ちしております」。
f0213825_1833829.jpg
f0213825_8544679.jpg





14:00 さて、冒頭で触れた関西の某大学生さんがお父さんのクルマでご到着、   
     卒論?のテーマに沿った取材対応は会長と船田の母さんに任せて、
     私も、もっともっと坂本屋を知るために取材応答を拝聴。
          ひと休みのお遍路さんへの取材もありましたが、許可を得ておりませんので委細省略。
f0213825_18544085.jpg
                 今日は学生さんに撮影承諾をもらってないので後姿を・・・
                  取材は明日も続くので、掲載のご承諾をお願いしよう!


  あっ そうそう、坂本屋へ生八つ橋をありがとうございました、美味でした~

15:05 京都さんの取材に快く対応してもらった岐阜さんご出立。
      今からなら47番八坂寺さんの通夜堂までOKでしょう、道中ご安全に。 
f0213825_7105098.jpg


15:15 取材を明日に延長して、坂本屋施錠。
     下山途中、先ほどの岐阜さんに追いついてひと言、
     「歩きお遍路さんに乗って行きますか?とは申しませんが、頑張って下さい」。 
     とは言うものの、常々悩むクルマお接待の申し出方・・・

15:35 奥の院を野宿場所として紹介した娘お遍路さんのことが気になって
     48番西林寺さんへ寄ってみた、
     ご縁だろうか、駐車場にMiss 香港。

     ダメ元で「ユァー、テントハウスセットOK?」
     彼女、親指立てて、笑顔で「グ~!」、
     交渉はうまくいったようでホッとしたことです。

     ダメ元で「じゃあ~気ぃ付けてな!」、完璧な日本語・・・
     握手を求められた、意は通じた!

     でもなあ~Miss 香港嬢 ココは日本だから、
     88番結願寺へ着くまでには、もう少し日本語勉強しようなあ~(切望)
     小僧も英語をもう少し勉強しとくけん。 

  ちなみに、管理棟で手順を踏んでお願いすれば野宿可能な48番西林寺奥之院とは
f0213825_943366.jpg
            池の中央に弘法大師さんもおられます、野宿のマナーは守りましょう。        
     
   6月19日(日)の日記へ続く  
   
       
by jh5swz | 2016-06-20 08:27 | 坂本屋日記2016 | Comments(2)

平成28年6月16日(木)の日記。
f0213825_19402671.jpg  起きてみると霧雨・・・
  朝ご飯を済ませたら小雨、いつもの小野川散歩にはならない・・・
  ふと、
  しばらくお参りしていない禁断症状なのか?
  近隣の十三仏お参りがしたくなった。


 善は急げとおクルマ遍路。
07:40 第48番西林寺さんの駐車場は、
     この時間から大型バス3台、乗用車5,6台、すでに満車、
     さぞやお納経所は戦場だろうなあ~ と、今朝はスルー。

07:50 前々から気になっていたコトがあり、
     まずは札始大師堂を参拝。
     田植えの終わった霧雨の田んぼの中にポツンと大師堂。
f0213825_10514152.jpg
 
     伝説の衛門三郎さんと札始大師堂のあれこれは語り尽くされているので省略。
     この霊場所縁のお堂らしい静けさは、何度お参りしても私の好きな佇まいです。
f0213825_1057224.jpg

     お堂の中では歩きお遍路さん二人が雨宿り中?、話しが弾んでいる様子なので、
     お邪魔にならぬよう、外の香炉台にお線香を灯してお参り。
f0213825_1115828.jpg    このあとお参りした青岸山 大連寺で
     ご住職から受けた札始大師堂のお納経。
f0213825_11155898.jpg
  前々から気になっていたコト とは、このお納経。
  以前は(いつ頃までか未確認)は、札始大師堂に隣接してお納経所があったらしいが、
  今は大連寺の境外仏堂となっており、聞き及ぶとおり、こちらでご朱印を受けることができました。

 クルマで数分でしたが
 順打ち・逆打ちのいずれでも47番八坂寺~別格文殊院~札始大師堂~48番西林寺コースから
約2㌔の寄り道にはなりますが、せっかく札始大師堂をお参りのお遍路さんにはお薦めしたいです。


08:20 伊予十三仏第1番 青岸山 大蓮寺
f0213825_11332086.jpg
      Wikipedeaの記事によると、
       江戸時代より東方村、中野村、小村の総祈祷所となっていた。
       明治時代には東方町の中心部にあったため町役場となっていた時期もあった。
       とあり、この地域の生活文化を支えた存在だったことが覗えます。
  
山門の奥、本堂前から弘法大師像の出迎えを受けて入山。 
f0213825_11485713.jpg
              お大師っさんのお迎えがあるから、ちゃんと一礼して
              とは、よく聞く話しだが、まさに「よく来たなあ~」と、お大師っさん。


f0213825_1222649.jpg

               きれいに盛られた香炉砂にお燈明を灯すのは気持ちがいい。
f0213825_1219070.jpg

           近ごろ、写経奉納に加えてご真言をカンペしながら呟いています・・・
       のうまくさんまんだ、ばさらだん、せんだ、まかろしゃだそわたやうんたらか、かんまん
            カンペ? かんまん と不動明王さまもお許し下さいました。

 大師堂も参拝して
f0213825_12305579.jpg       伊予十三仏 第1番大蓮寺お納経。
f0213825_12315693.jpg

 山門を入るとき、右手の句碑が余りにも達筆で読めないものだから、
 もう一度、ゆっくり拝見。
   おっ!河東碧梧桐さん
f0213825_12525444.jpg あとが読めないので看板からカンニング
f0213825_1352392.jpg   
f0213825_1257545.jpg



 
         「草木国土悉皆成仏」というお経の文句を俳人・碧梧桐がひとひねりしたか?
          句意もさることながら、碧梧桐さんの書体に興味があったものだから調べていたら、
          松山市子規記念博物館ー俳句の里・松山ーページに説明がありました、、
          関心のある方は、ご一読下さい。          

  第四番圓福寺さんの漱石さんに続いて、
  第一番大蓮寺さんでは碧梧桐さんの句碑?に遭遇して大満足の朝参りでした。

おまけ
ー信心の賜物ー
大連寺本堂の西側に立派な長屋門が見えたので廻ってみた。
f0213825_1573758.jpg

 なんと、この地方きっての旧家「国・重文 渡部家」
f0213825_1584860.jpg   是非にもと、高札をみたら「本日閉館」・・・
f0213825_1594481.jpg

 ウワサのお屋敷はここだったのか・・・ 日を改めて見学させてもらいたい。
f0213825_15114672.jpg


 灯台下暗し とは、門前の小僧のことで、
 あちこち遠くへ出かけなくても、まだまだ知らなかった名所が目と鼻の先にたくさんあって
 しばらく 安・近・短 が楽しめそうです。
 
09:25 帰宅。
     25分の無断遅刻、「違法であり不適切」の謗りは免れず・・・
     辞職勧告が満場一致で議決された とか ^.^
      
by jh5swz | 2016-06-16 22:10 | 伊予十三仏参り | Comments(2)