2017年6月29日(木)
 午後6時15分。
 太平洋のど真ん中を航海中の「花丸」を追っかけている艇長の友達、西中さんから電話。
 「風が良すぎたものか、計算より早く花丸が日付変更線を越えた!」。
 ヨットの航海に詳しい西中さんの計算では今晩の10時頃と聞いていた門前、「えっ!」
 慌ててパソコンをONして記録を撮りました。
 今朝から、この点線上を通過する「花丸」と稀な時間を共有できる千載一遇の機会を待っていたのです。
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                                  179 58.867W
           日付変更線を越える旅をしたことが無い門前には、
           いよいよ「外国へ突入」したのだなあ~ と云う深い思いがあります。

 出航以来25日を振り返って・・・     
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 門前が一番ハラハラした航跡、 
 6/16 船体をはみ出るような震災時(の物と思われる)
 「根っこ付きの大木」に絡まれて数時間?悪戦苦闘したこと、
 ← 大木を振り切ろうと蛇行中?


 「無風と逆潮」に疲れ果てた日のこと、
 「強い低気圧」に進路を阻まれて南下せざるを得なかった数日間、
 「つかの間の晴れ」が、どれほど嬉しい青空だったことだろう とか、
  この先5年続く航海のわずか25日間の出来事に一喜一憂の門前なのです。 

     
     人様の航海日記の引用で申し訳ないのですが、
     「今日は、出航して3回目の水を浴びました、海水でシャンプーして
     最後に清水で体を洗いました、二人で2リットルの清水を使いました」。
              嗚呼・・・     
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                       178 27.234W
           今朝(6/30)の「花丸」、カナダバンクーバーへ向って北上開始しますか?
         
              Bon Voyage !!
              お遍路さんなら「お道 よろしゅう~!」かな。 
    
      <航跡図の転載は花丸艇長の了解を得て掲載しております>
          
                        
  

by jh5swz | 2017-06-30 09:48 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

水無月 某日の坂本屋

水無月 某日の坂本屋。

07:50 今月のお接待当番は、今日だけなので門前さん張り切って出かけたことです。
08:00 重信川にかかる久谷大橋の上でクルマが渋滞して動きません。
     この時間、ココでこう云う流れになる日は砥部町のスタジアムで
     四国アイランドリーグの野球かサッカーJ2のゲームが行われることが多いのですが・・・
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            渋滞で動かないからと言って三坂の山々を撮ったりするのはNGです、
                   よい子はゼッタイまねしないで下さい。


08:35 坂本屋到着、愛腹さんが早朝出仕済。
    私は、いつものように気になる三坂峠の定点観測、
    門前 気象予報士の観測では「今日は 晴れのち晴れ、暑くなりそうです」。
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                  それにしても山の緑と空気が美味い!


       お茶が沸いた、麦茶は冷えている、幟旗は立てた、本日坂本屋オープン致しました。
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09:24 峠から下って来られた順打ちお遍路さん。
    「ひと休みして行きませんか?」 
    「今日は頑張って53番円明寺まで歩きたいもので・・・」
    「そりゃあ~強行軍ですね~、暑くなりそうです、道中 お気をつけて」。 
     足早に46番浄瑠璃寺をめざして坂道を下られた。   
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     今日は、
     先週に続いてお江戸の某TV局スタッフの取材。
     ガイジンお遍路さん待ちなのだから大変・・・ 
     いつぞやのように、イスラエル・南アフリカ・台湾・アメリカの8人連れまでとは云わないが 
     うまい具合に、どなたか ひと休みされればいいのだが、
     こう云う日に限って、お遍路さんはお通りにならない予感・・・

いささかヒマなので、坂本屋の夏の花おっかけ!
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 「親の意見とナスビの花は百に一つのムダもない」と言うが、
 「どなた様に褒められようとは思いません」と咲き誇ったビワの花だったが、
  誰も摘果しないものだから、こちらもアダ花は無く、ご覧のとおり!
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          超小粒なんだが、これが甘くて美味! 帰宅時には枝三本いただき~
   
 えぇ~と、君の名は・・・               こちらノウセンカズラ?                               f0213825_12252679.jpg
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   「君の名は」、ビヨウヤナギだよ!と、読者とローカルの友達から一報がありました。
   (調べてみると)美容柳とか美女柳と書くのだそうで、又一つ好きな花ができました。
   「名を聞くは 惚れたってことよ」って、門前の小僧の開き直りでありテレ隠しなのだ。6/26追記 


11:30 「ヒマなときに昼飯しとこや、今日はワシがカレー作ってきた」と、愛腹さん。
    「ワタシがクドのハガマで窪野米炊いた」と、船川さん。
    TV局デレクター氏・(ガイジンさんに備えた)通訳女史・坂本屋見学の男性を交えて昼食親睦会。
    門前のにぎりめしが出る幕失ってなかなか売れません・・・
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                              取材のお二方、顔出し掲載のご承諾感謝!
 
12:53 ひと休みされた逆打ちお遍路さん三坂峠から久万高原町のお宿へご出発。
    標高710mの国道合流地点まで2キロ、70分±、この暑さの中・・・道中ご安全に!
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               こなた、峠目指して
                      こなた、ふもと目指して

14:46 鴇田峠越えの苦労を聞かせてもらった山口さんご出立。
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     今日のお遍路さんは結局三人、
     ディレクター氏期待のガイジンさんの通過はなし、
     「明日も頑張って取材続けます」って、仕事盛りの若い人は素晴らしい!

14:50 いつもお遍路さんの後ろ姿を撮らせてもらう門前のお気に入りポイントへ
    移動スーパー おまかせくん 登場!
    商品を満載して定期的にここまで来てくれる と地元の方々には重宝な存在の様子です。
    今から、坂下の幟元でこのクルマのボックス三面が開いてスーパーの営業開始なのです。
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 標高310mの松山市窪野町桜は
 行政区地図で松山市最後の集落で
 坂本屋はその最後の民家です。

 戸数は納屋・小屋を入れて20戸ほどですが
 人が住んでいる家は10戸前後と聞ききます。
 
 ふもとまで80歳前後のお年寄りが
 軽四で買い物に行かれることを思えば
 ”おまかせくん”は、仏様みたいな存在かも。
 ←画像帰属:Google Earth





 終わりに・・・ facebook でもお知らせをしましたが、
  坂本屋の軒下縁側に忘れ物がありました。
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  文庫本です、
   宮部みゆき著 「蒲生邸事件」 文藝春秋社刊
  お遍路道中、ご愛読の本だと想像致します。
  一旦、坂本屋でお預かりしております。
  お心当たりの方が居られましたら
  まずは、コメント欄からご一報下さい。
  郵送させていただきます。
 



by jh5swz | 2017-06-24 07:16 | 坂本屋日記2017 | Comments(6)

平成29年6月16日(金)の日記(その2)
 本山寺さんの五重塔組立て見学会が終わって、
 うどん県のうどん屋を探して国道をトロトロ走っていたら
 スシローが見つかった、空腹に耐えかねて即入店。
  
 フンパツして銀の皿も交えながら一人会議、
 71番弥谷寺から曼荼羅寺・出釈迦寺・甲山寺~75番善通寺をお参りするか?
 引き返して、愛媛県東予方面の別格寺をお参りするか?
 長考一番?

 よ~し決めた!
 豊中ICから松山道を西へ(逆走ではない)25分。
 三島川之江ICからR192を徳島方面へ約10分。
 歩けば 早くて三日?

14:10 別格第14番椿堂常福寺
  2010年11月5日
土居町から三角寺を経て徳島県境まで歩いたとき
  コース途上にあるここ椿堂はお参りしたのだが、
  別格20霊場参りを意識しての初参拝ということになる。    
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      朱塗りの鐘楼門を挟んで本堂と大師堂が向かい合わせにあるこじんまりしたお寺さんで
     正式名は「邦治山不動院常福寺」と云うらしい。
      らしい?とは失礼ながら、世間では「椿堂」と呼び、又その方がよく通じる。 
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                  ご他聞に漏れず、ここにも弘法大師伝説。
           持っていた椿の杖を突き立てて、当時この地方の流行り病を封じ込めた、
          その後、その椿の杖から芽が出て大樹になったので「椿堂」。
           門前のローカルにも、干ばつに苦しむ近隣の人々救わんと杖を突いたら
          こんこんと水が湧き出たという48番西林寺奥之院杖の淵伝説があります。
                 それは地域の人々が語り継ぐ大切な文化なのでしょう。

    本堂をお参りして、振り返ると眷属を従えた火伏不動尊に睨まれた・・・
          「お前 もう そろそろ カンペなしで読経したらどないや!」。
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   大師堂は朱塗りの鐘楼門を挟んで参道の向こう側にある。
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               本坊前のベンチでしばらく、ぼんやり眺めていた朱塗りの山門。
                   88の霊場と違って静か 静か!

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  お納経所も常駐ではなく「呼び鈴」を押します、
  直ぐに奥方と思しき方が
  「ご苦労様」です、とお出ましになり、
  ゆっくり ていねいに 筆をお運びになります。

  お遍路、300円を納めて「ありがとうございました」。  
  奥方、静かに方丈へ下がられます。

  あのもの静かな奥様、
  ダンタイさんの添乗員さんが、
  ちょっとイライラっぽい人だったら気の毒だなあ~
  などと、煩悩まみれの門前は気遣ったことです・・・
  



   参拝が終わって、車の中で悩んだ・・・
   門前が好きなお寺の一つ13番仙龍寺をお参りするか?
   予定通り、12番延命寺へ走るか・・・

   結論は早かった、三角寺奥之院仙龍寺への荒れたへんろ道は、
   何年も前から県外複数の知り合いお遍路さんや限られた地元有志の方々が 
   小鍬や鎌、ノコギリを持ち込んで、草を刈り倒木を片付け、保守整備を続けられた甲斐もあって、
   この度、そのへんろ道が地域の宝として国史跡に指定されることになった。
   仙龍寺参りは(叶うことならば)その知り合いお遍路さんが山道へ入るとき連れて行って貰いたい。

   史跡になり取材がくると学者さんは「この道は歴史的普遍的価値だ」とインタビューにお答えになり、
   観光屋さんは世界の人々にこの自然いっぱいのへんろ道を歩いて欲しいと声高に旗をお振りになる、
   「草刈りに行こう」と仰るお方は少ない・・・
    
  で、来た道を引き返して、三島川之江ICから土居ICまで松山道をひとっ走り。
  ICを降りてR11線を数キロ走って
15:24 別格12番延命寺着 
           朱塗り橋正面・本堂、大木の向こうが方丈?、左手鐘楼堂の奥が大師堂。
           朱い橋を渡って本堂でロウソク・お線香を灯してしていたら、
           恰幅のいいご住職さんが庭を横切りながら「お参り ご苦労様です」。
           門前、あわてて合掌一礼。
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  忘れられない一枚の写真①
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 2010年10月1日の初参拝の折り、
 今日と同じように
 本堂のお勤めを終えて、大師堂へ向うとき、
 勅使門風の本坊の玄関に活けてあった花。 

 何年経っても、妙に忘れられず
 今日は花のない玄関を立ち止まって見つめたものです。

      


  さて、このお寺さんのお納経所はこの大師堂の中にありましてな、
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 忘れられない写真②
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  遍路は、大師堂屋内で納経帖に墨書きしながら
  住職がお聞きになってる目の前で般若心経を唱える。
 7年前のように大勢で唱えると気にならないが
  一人読経は度胸が要る・・・
  
  「あの~私は下手な写経奉納でお参りしてますもんで」
  と、言い訳したら・・・
   
  「あんた、お参りはそれがホントなんぞな!、気の済むようにお参りされるのが一番じゃけんな」、
  と云いながら、別格20番お納経帖をお返しいただいた。


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  「何処から来なさった」
  「松山です」
  「石手の水は大丈夫かな?」。 

  すっかり肩の力が抜けた門前。
  「今日は、70番本山寺さんの五重塔組立てを見学してきました」
  「おっ、そうじゃ、今日からじゃったな、どんな見学会ぞな?」
   あれこれ、ありていのまま、見学会のあらましを披瀝、
  「そう~かな、ワシも明日ヒマやったら行こ」。
     
   お参りが終わってクルマへ帰って、
   facebookからプリントしたチラシをご住職に届けた。
  「こりゃ 丁寧にすまんな~ ありがとう ありがとう」。
  
  こころ通ったお参りができた、ような気がした。 





  お納経にも書いてあるとおり、
  ここをお参りして「いざり松」を書かないワケにはいくまい。 
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昭和43年枯れた松は幹が保存してあり、         駐車場に二代目がすくすくと成長中でした。
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<いざり松千枚通し霊符の伝説>について
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    昔、この松の木の下で足の不自由な人が
   苦しんでいるのを見た空海は、千枚通し霊符を創札し、
   霊符を一枚水に浮かべて飲ませると全快したとの伝説。

    「千枚通し」と云えば先の尖った文具を連想すのだが、
   この世界では、水に浮かべて飲むと万病に効くという
   極薄の紙のことを云うようだ。

    それはそれとして、せっかくご住職とお話できる時間が
   あったのだから、この石柱の「準別格本山」の意味について
   お尋ねしたかったなあ~

    何でも有りの四国霊場だが、知らずにお参りするより 
   知ってお参りする方が楽しいではござらぬか、門前殿。



 16:00 延命寺出発、
     サラリーマンとして、自営業として、高速道など無かった時代から
     長年走りまわった在来の国道11号線を久しぶりに新居浜まで走行、
     (ご他聞に漏れず)当時盛業だったドライブインなどは軒並みさら地になっていた。
     懐かしくって町境の「関の峠」の大イチョウの木陰でいっぷく。
     新居浜ICから松山道に乗って、愛馬に鞭打って激走。 
     
     5時過ぎ帰宅。
           
       脚力ないクセに、
       「クルマ遍路は味気ないなあ~」と感じるのは、
       道中の草花眺めたり、オッちゃんやオバちゃんに道を尋ねたり、
       犬に吼えられることなどがないことかなあ~・・・ 
   

by jh5swz | 2017-06-22 08:11 | 別格20霊場参り | Comments(0)

平成29年6月16日(金)の日記 (その1)

      「平日の金曜日から遍路かぇ~?」と、お叱りを受けそうですが、
       昨年の「解体現場見学会」は団体行事とWって参加できなかった
       第70番本山寺五重塔「組立現場見学会」に参加して来ました。


07:00 自宅発、
    久しぶりの松山高速道をひとっ走り、
08:45 三豊ICを降りて(少し時間がありそうなので)
    昨年春、坂本屋の雛祭りの際、このお接待所の有志多数でご来駕頂いた
    「みとよ茶どころお接待所」を表敬訪問。
    国道沿いの(白井病院様提供の敷地)にお洒落な休憩所が建っていました。  
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  70番本山寺から71番弥谷寺へ国道と遍路道を約6キロほど歩いた高瀬川の
 橋のたもとの赤い帽子のお地蔵さんの背に案内看板があります。
  毎月第2・4日曜日午前9時から午後3時まで近隣の有志がお接待をされています。
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  遍路道を一旦右へ外れて国道の歩道を
 100mほど歩いた所に休憩所があります。
  ひと休みのあと、そのまま国道を歩けば
 元の遍路道へ戻る看板があるそうです。  

 ←画像はこの休憩所のお世話をされている
  河田芳久さんの提供です。

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(へんろみち保存協会編第10版 74-1より)

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  オープンハウスでちゃんと座布団も置いてあり
  お遍路さんには格好の休憩所とお見受します。   
  今日は平日なので、”お接隊”皆さんに会えなくて残念、 
  名刺にMEMOを添えて痕跡を残して置きました。
  
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私は、お接待所でUターンして6キロほど走って
09:03 本山寺仁王門前、駐車場着。
    駐車場の観光看板を眺めていると、初めての歩き遍路が思い出されました。
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     2011年1月7日、66番雲辺寺ふもとの67番大興寺手前から歩き始めて、           
     琴弾公園の銭形を眺め、一山二札所の68番神恵院・69番観音寺を参拝して、
     ここ70番本山寺をめざして約4キロの行脚途中、
     財田川沿いの土手道で左足のマメを潰してしまってビッコを引きながら歩いていると
     はるか田園の彼方、本山寺の五重塔が「がんばれ がんばれ」と手招きしてくれたのです。
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      車内で白衣に着替えて、懐かしいものだから駐車場をグルリと周って
      潰れたマメの痛みに耐えながら歩いた細い遍路道から国宝・仁王門をくぐりました。
      6年前に手招きしてくれた(左手)五重塔は組立工事用のパイプハウスの中・・・ 
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      ご本尊には申し訳ないが、まずは
      潰れたマメの痛みに負けず、ここまで引っ張ってくれた五重塔さんにお礼参りです。
      五重塔「見学とお礼」参拝が今回の大きな大きな目的でしたから。
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2011年1月7日の五重塔
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  組立現場へ向ってマメのお礼の合掌を送って
  振り返ったお堂前の机に
  五重塔に寄進する瓦が積まれてあり、
  一枚お勤めさせていただきました。
  名前は「左足の潰れたマメ」にすればよかった。

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本堂(国宝)参拝
 本尊は四国霊場唯一の馬頭観音
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              おん あみりとう どはんば うんばった そわか
                   帰宅後、カンニングしました・・・  

大師堂参拝
  見学者と思しきお方はそこそこ見かけましたが、お線香もロウソクも私が二人目・・・
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馬頭観音ゆかりの?でしょうか、実物大のサラブレットが二頭。
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               本堂裏手のお納経所と客殿
  副住職と4/29の八坂寺柴燈護摩供でお会いした若奥さんが揃って納経中でご挨拶できてよかった。
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さて、2年越しの悲願、「本山寺五重塔見学会」。
11時の組(定員80名・ウチ10名檀家さん優先)狙い?で10時過ぎから並びました。

10:30 かなりの行列ですがテントと楠木の大木?のお陰で暑さは気になりません。
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程なく客殿へ案内され、「見学会説明会」が始まりました。
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    少々専門的な話しでしたが、土木建築関係の参加者にはお値打ちの説明会だったことでしょう。
    某講師の
    「私の専門はコンクリートはどのように壊れていくのかの研究でして、
          そこから壊れ難いコンクリト建造物の結論に近づきたいと思っています。」
     という、自己紹介が印象的でした。

11:50 現場へ移動、いよいよ二層まで組立の終わった五重塔内部へ案内されます。
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  新品のヘルメットが渡されて、ワクワクドキドキ。
  有料でいいから記念に白いメットが欲しかった。
  
  一組80名のうち、白衣と輪袈裟のお遍路さんが一人、
  「メットが似合ってますよ~」と声をかけたら
  顔出し掲載をOKしてもらいました。


いよいよ、五重塔内の現場見学。

予想通り『現場撮影お断り』。
あまりにも残念なので、
本山寺さんに「頂いたパンフレットの画像転用」をご相談したところ
ご快諾を頂きましたので早速ご披露します、
ご覧の通り骨格の組立てがほぼ完了したと思われる現場は大迫力でした、並んで待った甲斐がありました。
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         随所に解体~保存組立てに携わっておられる建築会社の専門家の懇切な説明があり、
         狭い足場にたくさんの”匠の技”現物が並べられて、もちろん質問もなんでもOKで!
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   随所に、いつか来るであろう南海トラフ地震を意識し、
   伝統を守りながら新しい耐震工法も取りいれた100年ぶりの
   組立て現場を目の当たりに観ることができて大満足でした。


 
  終わりに懺悔を一つ、
  塔内撮影禁止に「残念・残念」と思いながら一層の見学のあと、二層へ上がりました、
  ちょうど五重塔の周りには見学者が張り付いており、隙間ができるまで保安網から外を眺めた、
  「高い!」、地上の人が小さく見えます!思わずシャッター押しました・・・
  馬頭観音様、五重塔にレンズを向けなかった門前に免じて、罪深い小僧をお許し下さいませ ませ。
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 1時間弱の塔内見学を終えて
 見学者全員が気持ちのこもった「ありがとうございました」の言葉を添えてヘルメットを返却。
 客殿での副住職の洒落た「お願い」の挨拶が功を奏して
 十三堂前では、ほぼ全員がそれぞれの願意を書いて瓦の寄進奉納をされていました。
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          門前は朝の参拝の折りにお勤めさせてもらったので、ここはパス。 

 腹時計はとっくに12時半過ぎ、
 国道へ出てうどん屋さんを探したがみつからず、
 スシローさんがあったので飛び込んで、次なる参拝寺を考えながら腹ごしらえ。
 何処をお参りしよう?・・・と考え込むほど界隈にはお寺さんが多いのです。
 
  次稿へ続く
  
   

by jh5swz | 2017-06-20 15:40 | その後の徒然遍路 | Comments(0)

 夫妻で5年計画の世界一周航海に船出したヨット「花丸」のご安航を願いながら、
 不定期ながら留守番隊の心算で、
ブログカテゴリーを新設し日記を綴ってみます。


  〇 2017・6/05(月)朝、北条のアンカレッジマリナーを出航したヨット「花丸」は
 瀬戸内海を西進、三崎半島を回って豊後水道から太平洋へ出て順調に北上中だったのでが・・・
  ☆以下、花丸の航海日誌とキャプテンと親しいヨット仲間・西中さんの航跡図解析を交えて
  レポートさせていただきます。
  尚、西中さんはヨットの図面を描いて説明してくれるのですが、私の理解度が悪いもので
  へんてこりんな記事になることが多いと思いますが、ご容赦下さい。
 
         

  〇 2017・6/12 出航1週間目19:04現在航跡図
   ここ数日、震災時の(ものと思われえる)ロープなどいろいろな漂流物が絡まった
  根っこ付きの大木にヨットが絡まれて、その大木を振り切るのに悪戦苦闘。
   加えて強い潮流と弱い風に悩まされて足踏み状態が続いたらしい・・・
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              航跡図はヨット「花丸」の許可を得て掲載させて頂くものです。    

  〇 2017・6/18 出航14日目11:05現在
     決して航跡図で観るほど順風満帆では無いハズですが、
    ヨットに嬉しい風にも恵まれて北上中だったところ・・・
     次に来る強い低気圧を避けるべく可能な限り南東に進路を取り航海中の由。
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Bon Voyage!
   
 続く


by jh5swz | 2017-06-18 15:39 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

平成29年6月4日(日)の日記。

  自作ヨットで世界一周
  寝床で、ねぼけ眼で朝刊を読んでいたら9面地方版に大きな見出し!
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飛び込んだ縦見出し。
  松山の池川さん夫妻  あす出発
  なぬっ!
  池川さんは、私の友達の親友で、
  友達が池川氏のヨット工房で小さなヨットを製作したとき、
  そのヨット工房へ遊びに行ったりして、ご縁のあった人。

   朝ご飯のあと、友達に連絡を入れた。
  「明日の出発は大勢の見送りで混雑するだろうからして、
   今から、粟井のアンカレッジ・マリーナへ行って、
   キャプテン夫妻の乗船を待つヨットを静かに見送りたい、
   マリーナの金網越しでいいから、ヨット花丸に”ご安航”の声をかけたい」。

   彼曰く。
  「わかった、自分は出航した艇を何処かの海岸から望遠鏡で見送るからと、
   言ってあるのだが、付き合いましょ!」。
     
  平素、私のお出かけに、女房は「行ってらっしゃい」なのだが、
   「行くか?!」と声をかけたら、
   オーム返しに「池川さんのヨットは見たい、行く!」。

   話しは決まった。
   途中、友達宅へ寄って、粟井のアンカレッジ・マリーナへ疾走。
 

   ヨットはすぐに見つかった、
   友達曰く、『冒険する気も記録を狙う気もない航海』のヨットは
   なるほど、大航海を前にして、逸る気持ちも身震い風情もなく、
   まことに静かに朝日を浴びて体力・気力の充電中でした。 
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            新聞記事によると、
             自ら長年のヨット大工経験を生かして造り上げ
             2004年から愛用の艇は全長9,6m 全幅3,3m
            友達の話しでは、
             花丸は、池川さんの強いポリシーで
             純木造艇で一切「釘」を使わない全接着構造なのだそうです。
             
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  愛艇名は「花丸」。
  船名ロゴは
  書道家でもある奥さんの真筆。
  奥さんも
  これまでの本州一周などの旅でも同行、
  今回の5年がかりの世界一周航海でも、
  航海中、キャプテンをサポートされるとのこと。
  


友達の話しでは、
 明朝(6/5)、マリーナを出航した花丸は瀬戸内海を西進、
 三崎半島を廻って、豊後水道を南下、太平洋へ出るのだそうだ。 
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 以下、愛媛新聞記事より、
  その後、北太平洋を約2ヶ月かけてカナダ・バンクーバーを目指す。
  カナダ以後は、悪天候や海賊などと遭遇する危険を考慮し、
  寄港地ごとに情報を得ながらルートを決め、追い風を利用して進む予定。

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  後ろのマスト中ほどのレーダーの左上、
  ワイヤーに丸い筒のように見えるのが、
  コイルを巻いたアマ無線アンテナ。
  21Mhzのオケラネットあたりで
  世界中のハムが電波サポートするのだろう、
  無線に夢中の頃は
  熱心に?傍受したものです。




    「安全に楽しみたい」
   とは、記者さんのインタビューに答えた池川さんの言葉だが、
   明日から始まる長い航海への思いは、このひと言に尽きるハズ。

  坂本屋で出会ったお遍路さんへ
  まったく個人的に差し上げている道中安全守り札の材料に苦労していたのだが、
  先日、日曜大工の工房を持って、山荘まで建てた友達がたくさん提供してくれて、
  今朝も50枚ほどもらったので、急遽、マリーナ駐車場で一枚POSCA手書きした。
     Bon Voyage!
   ウラへ二人の名前を書いて、船台へでも括って置こうかと相談していたところ、
  マリーナのゲストハウスから池川さん夫妻が想定外のお出まし、ご縁でしょうか!
   手書きのお守りはしっかり受け取ってもらうことができました。

   お遍路さんへの「道中安全守り」は四国霊場1200キロを巡る。
   えらいことになった。
   ヨット花丸のキャビンで「ご安航願いお札」は世界の海を航る。 

   お遍路さんもヨット花丸も、無事自宅ご帰還こそがゴールインですから
   どうぞ、道中&海上ご安全に!!! 
   

  お知り合い皆さま、
  池川さん夫妻とヨット花丸の世界一周・夢の航海を応援して下さい。

オケラネットとは
  単独世界一周レースに挑戦されたヨットマンの愛艇「オケラ」をサポートするための
 アマ無線ネットワークが始まりで、以来外洋航海中のアマ無線局の支援を継続している。
  私がアマ無線に熱心な頃は、21Mhzで毎日定時にネット交信が行われていましたが、
 停波して長いので、最近のネットについて近所の先輩アマ無線局長にお尋ねしたところ
 オケラネットは健在だそうで、
 毎日 12:20~13:00 21,437Mhzで外洋航海中のアマ無線局の情報交信が継続中とのこと。
  そのうち、日本・愛媛県の「花丸」の航海情報が流れるかも知れません(6/5追記)。
   

by jh5swz | 2017-06-05 07:52 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)