2017年お参り納め

平成29年12月29日(金)の日記。
   
  行く年に感謝し、来る年に願いを込めて
  とは、伊予十三仏霊場会の主催する新春”すごろく参り"のキャッチフレーズですが、
  今年のお参り納めは、伊予郡砥部町麻生
  伊予十三仏・第12番 東向山 理正院(とうこうざん りしょういん)さんへ。

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 自宅から片道約7キロ、歩くには手頃な距離ですが?
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 午前中、女房の暮れの買い物のアッシーを仰せつかり
 午後からのスタートになったこと
 前々からR33を走る度に気になるお寺さんだったので
 ゆっくりお参りしたかったこともあり、
 おクルマ遍路を決め込んで出発。
 (使用許諾番号2712024)

  ほんじゃ~行ってこうわい。 
 

伊予十三仏霊場参りとは
  上記をクリックして、投稿記事の後半をご覧下さい。

R33、拾町交差点から砥部町へ約2キロ、三角交差点の信号を右折。
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信号から50m、駐車場から眺める東向山 理正院、なかなかの佇まいです。
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初めに目を見張ったのが、山門へ向う参道の屋根?
    ※この屋根をなんと称すればいいのか、どなたか教えて下さい。  
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参拝者の休憩だったり、その昔ここで「市」でも立ったのでしょうか?
     51番霊場石手寺さんの土産物屋さんのアーケードとは目的が違うような・・・
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 屋根付きの参道を進むと現れた重厚な楼門に圧倒されました。
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 楼門をくぐって正面の石段を上がると広い境内があり、右奥の瀟洒な山門に惹かれて進みました。
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 いかにもお寺の佇まいです。 念に生きるはこの町ゆかりの坂村真民さんの碑。
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 門をくぐったのですが、方丈?とお納経所が見えたので、
        まだお納経を済ませていない門前の小僧、ちょっとあわてて引き返したことです。
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楼門の上段の広い境内をウロウロしていたら大師堂がありました。
 本堂のお勤めが終わってないので躊躇したが、お光灯して下手な般若心経を・・・
        お寺の規模に比べるとちょっとお堂が小さいかな?などと余計なおせっかい。           
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                 格子戸が開くので中に入って納め札と友達の写経代参。
 
 
 大師堂斜め前の石段を上ると本堂、
     お光灯して香を焚いて、ゆく年への感謝と来る年への願いをこめて合掌お納経・・・
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 本堂の右手奥のお納経所
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 当地方では、お正月三ケ日に
 伊予十三仏「すごろく参り」と称して、
 発願寺・結願寺をあわせた十五寺は
 初詣を兼ねた?大勢の参拝者でにぎわって、
 こんな静かな雰囲気でお参りはとても望めません、
  
 方丈玄関の碑は坂村真民さんの 
   めぐりあいの ふしぎに てをあわせ 




 ご朱印:ご本尊は大日如来
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  伊予十三仏さんへお参りすると、
  各お寺さんから必ずなにかの「おみやげ」?があります、
  直ぐに使いましたからシワになりましたが、
  理正院さんは木綿のハンカチ、ありがたい。 
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           コレがあるからお参りするワケではありません。 


  お納経所から見た本堂、おやおや?一番奥に観音様が?
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 まっすぐ進んでみると
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 なになに? 「嫁いらず観音」とな?
 
 嫁はいらん、ワシ一人生きていく って? 
 嫁が居なくても元気で生きていけますように って?
 
 そんな滅相も無い、
 そんな恐ろしいこと、私はとても願かけられませぬ。 




 護摩堂の隣にあった長い石段は「金毘羅大権現」。 
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  地元では「麻生の金毘羅さん」と
  古くから親しまれているそうですが、
  とても急勾配で長い石段・・・
  本日は参拝をご遠慮申し上げたく候。
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 さてそろそろ おいとまをと楼門をくぐりながら大ワラジと屋根付き参道を眺めます。
 この大きなワラジは縦2,5m 横1,2mもあるんじゃて。
 44番霊場大宝寺さんのワラジとええ勝負みたいです。
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  理正院左手の道路から眺めるお寺全体の佇まいもなかなかいい感じで、
  なだらかな斜面に駐車場の段・参道と楼門の段・大師堂の段・本堂と方丈の段、
  都合四段の敷地で伽藍を成しており、その高低差がよく見てとれます。
             (車イスの方はこちらからどうぞ との案内板がありました)
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             いやぁ~ 久しぶりにのんびり ゆっくりお寺参りを致しました。
             前々から気になっていたお寺さんでしたから、気分すっきりです。
 
         そうそう、例によって余談ながら、
         本堂を横切ってしばらく歩くと墓地があるそうで、
         この墓地には、
         砥部町ゆかりの伊丹万作さんと伊丹十三さんのお墓があるらしい。
         わたしゃ、その伊丹十三さんの誕生日(5月15日)に
         松山市に「伊丹十三記念館」をオープンした奥さんのファンですから
         いっぺんお墓参りに行きましょうわいなあ~。


  十三さんの話しで十三仏参りを〆て、2017年のお参り納め日記と致します。

  今年一年、
     門前の小僧の日記へお立ち寄りの皆さま        
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# by jh5swz | 2017-12-30 18:47 | 伊予十三仏参り | Comments(0)

坂本屋の餅つき 2017

平成29年12月23日(土)天皇誕生日
 恒例、坂本屋のお正月準備、
 坂本公民館とコラボレーションして行う「餅つき」&「お正月飾り」手作りディー。

07:30  昨年夏から「卒論研究・四国遍路とお接待文化」取材のため、
    坂本屋へ熱心に通われた”京の彩和さん”を隣町へ迎えに行って坂本屋へスタート。
     
08:00 坂本屋現着。
    母屋に真新しい破風が取り付けられて修築工事は順調に捗っていました。
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 寒いもんぞね、三坂の朝は!
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     寒さ堪えて、もう一度「破風板」を眺めました、
     年中陽ざらし雨ざらしの破風の傷みが酷かっただけに
     ほっとするやら嬉しいやらの門前の小僧なのです。 
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瓦揚げのリフトも設置されて
   いよいよ葺き替えが始まる気配です
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  今日のために玄関のメッシュシートを
    開放してもらっています、ありがとうございます!
 
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08:20 三坂峠から下られた愛知さん、熱い茶でいっぷくされてご出立。
    今日、松山で一旦区切ってお国へお帰りとのこと、どうぞ、よいお年をお迎え下さい。
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             結局、午後3時の施錠までのお遍路さんは愛知さんお一人でした。

08:40 厨房から下ごしらえできた野菜が並べられて          
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       総勢70人分のシシ鍋炊きが始まりました。
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08:50 シシ鍋と湯沸かし用の大きいかまどが二つ、
         もち米蒸篭かまど三つ、石臼三つが並んで準備OK!
 
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09:50 三々五々、子供達がやってきた。
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   あっというまに、餅つきが始まって、子供達の眼が輝きます。
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  三つ並んだ蒸篭が三連蒸気機関車よろしくフル稼働、
      火遊びしたら寝ションベンするぞ!と大人、
      「火遊び」ではありません、「火の守り」です。 
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          風呂を焚いたことは無く、焚き火もご法度の子供達にはイイ経験かも。
            

  
  捏ねて搗くのも合いの手も子供     
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  毎年のことながら、
   この行事のスターは子供達。
      大人は見守るだけ。
 
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  二日前から研いだもち米60キロを水につけて、今日に備えられたマドンナ有志さんお疲れ様でした。

 
  搗きあがったら座敷へ運ばれて
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    ちぎって丸めて 
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 あんこも入れて2階の座敷へ並べます、
 この小ぶりで形が不ぞろいなのは1/8駅伝大会の「お接待ぜんざい餅」だそうです。

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 シシ鍋担当、奮戦中
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     献上窪野米のおにぎり担当、奮闘中
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12:20 シシ鍋とにぎりめし配膳開始。
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       子供達、食べる 食べる!もちろん搗いたばかりの餅もあります。 
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13:10 
なんとあっというマに完食! 完売!
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  早朝から野菜など下ごしらえのマドンナ皆さんありがとう!
  駐車場でドラム缶かまど仕度のオトコ連皆さんお疲れさま!
  自宅から石臼、蒸篭、大鍋etc持ち込みの方々ありがとう!
  甘いとか辛いとか味加減に苦心の皆さんありがとう!

  門前、お前何をした?
          ハイ、いつもの「味見ま専科」。





 シシ鍋、にぎりめしと餅の腹ごなしにほんのちょっと遍路道をブラタモリもどき。
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13:30 いっぷくのあと、お正月用注連縄飾り塾が始まりました。
    長老がきれいな藁とウラジロとダイダイを持ち込んで、
    お飾りの由縁の説明のあと、坂本村の後継者にまずは縄の編み方の伝授!
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 10本ほど藁をヨルのだが・・・
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      なかなか「縄」にならない・・・
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 それでも30分ほど経つと、なんとか「松山飾り」が出来上がりつつあり、子供達笑顔。
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 ダイダイ付けた玄関お飾りとシロ餅、よもぎ餅、アン餅取り混ぜて20個?づつをおみやげに
嬉しそうに誇らしげに帰っていく子供達に「よくやった!」と拍手を送った門前の小僧でした。



 
14:50 最後に会長が紙垂と榊を挿した新しい注連縄を玄関に垂れ下げて、めでたし
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           平成三十年 戊戌(つちのえいぬ)ここを歩かれるお遍路さんの道中ご安全を!

15:20 八坂寺さんへお正月の「みきゃんカレンダー」届けて、
15:50 よそ様のお嬢を自宅へ送り届けて、本日のミッション終了いたしました。
    卒論パスして元気に帰っておいでなさいよ~
         
     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
    この行事をもって坂本屋は冬眠に入ります。
    来春は3月3日(土)からオープンいたします。
   坂本屋由縁の皆さま 
       佳い年をお迎え下さいませ。

             引き続き2018年の坂本屋も温かく見守ってやって下さい。
                                  坂本屋丁稚:門前の小僧                    
  
          
   

# by jh5swz | 2017-12-25 12:42 | 坂本屋日記2017 | Comments(2)

2017師走の坂本屋

 そうでなくても、ちょっとバタバタする師走、
 女房殿が10日ほど〇〇で「外泊」遊ばされまして、亭主家事一切孤軍奮闘の日々・・・
 日記の更新が滞っておりました・・・

12月10日(日)
 窪野町へ所要あり、その足で気になる坂本屋の改修工事現場へ行ってきました。

 築後100年経っても使える古材はそのまま活かして、
 傷みのひどい部分を造作しながら、屋根葺き替えの下地工事が順調に捗っていました。
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  軒裏の古材が古民家の風情をしっかり漂わせて・・・
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 玄関軒裏
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    屋根の下地には防水資材が使われています。 
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  二階軒裏も同じく
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 1階トイレ周りの傷みのひどい垂木や軒裏は新しく造作して、
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   まだ達者な古材には、次の100年も頑張ってもらいます。 
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 痛々しかった入母屋の破風部分も立派に生まれ代わりそうです。
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 大勢の皆さまのお力添えあればこその今、
     「坂本屋」は感謝の気持ちでいっぱいです。

日記・その2

12月17日(日)14:30~15:00
  
  11/18に坂本屋でロケ収録があり、全国各地では12/10に放映された
  TV番組「遠くへ行きたい」は
  地元・南海放送テレビでは12/17に昼下がり放送されました。
  
  11/18の日記でナマ顔掲載をご遠慮したキャスターさんは  
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  ハイ、とにかく明るい柴田理恵さんでした。 
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                私はちょうど午後のイベントのお接待用「草餅」運搬中のため、
                撮影現場は拝見できなかったのですが、
                収録後、撮影スタッフと談笑される柴田さんを遠くから一枚。
    
  まさに遠くから三坂峠山中へお越の記念色紙と
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    葺き替え用の瓦にもWAHAHA本舗代表者署名
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 番組内容はご覧になったとおり、
 仕事熱心なディレクターさん?が、収録した場面を全部使い切って?
 三津浜焼き・パン屋さん・ミカン農家さん・鯛めし・坂本屋・道後温泉 etc etc
 てんこ盛りの30分で、ちょっと焦点がボケましたが(ADさん悪しからず・・・)、 
 とにかく朗らかな柴田さんのお人がらで、めでたくファイナルでございました。

 ↑ロゴは番組ホームページよりお借りしました。
 
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                              画面は事務所の10,1インチの小型TVより
                           
  
            絶妙のタイミングで峠を下られたお遍路さんがあって、お話が弾んだのも
           柴田さんのお人がらのなせるワザかも!
            もういっぺん、ごゆっくりカメラなしで遊びに来ませんか~ 柴田さん。

            画面ご登場のM/Yさんへ、
             引き続いてお遍路中で放送を見逃されてましたらコメント欄からご一報下さい、
             録画DVDをお送りさせていただきます。

             



           (例によって余談・・・)
            この種の取材で一日待機されても一人のお遍路さんも通られない日があり、
           気の毒になることがあります・・・ 
            一番つまらないのが、モデルさんをスタンバイしてお見えになる取材クルー、
           菅笠の前後、輪袈裟の裏表がお解かりでない・・・嗚呼~
            
                            


# by jh5swz | 2017-12-20 11:14 | 坂本屋日記2017 | Comments(2)