春時雨 坂本屋 JA4

平成29年3月25日(土)坂本屋当番。
 ちょっとスケジュールめじろ押しで三日遅れの坂本屋当番日記。

08:05 寒い朝、
    いつものように熱い茶をポットに入れて、買っておいた「坊ちゃん団子」と
    いつものことながら山賊にぎりめしを作ってくれた女房殿の見送り受けて自宅出発。

08:15 第48番西林寺さん、本堂・大師堂一礼参り。
    曇天ながら、朝から自家用車お遍路さんの多いこと!

08:25 窪野町ふもとから三坂峠(左奥、一番低い所)遠望、今にも降りそうな雲行き・・・
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08:40 坂本屋着、一人のお遍路さんが離れの軒下で出立準備中、
     「熱いお茶でも飲んで行かれませんか?」とお声がけしたら、
     「今日は門前の小僧さん当番ではないでしょうか?」
     「あの~ワタシですけど、どなた様でしたでしょう?」
     「実は、8時40分まで待って当番の方が見えなかったら、
                戸袋へ差し込んで出発しようと思っていました・・・」

       と差し出された納め札の裏書。
       なんとアマチュア無線の大先輩局長さんではございませんか!
       (アマ無線界ではJH5とJA4では横綱と十両みたいものなのです)
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          手抜きと脱線だらけの投稿を「軽妙」とは、いと面映し(冷汗)

 数分の休憩延長をお願いして用意していた「坊ちゃん団子」と熱いお茶で遍路+アマ無線談義^.^
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                      撮影と掲載のご承諾ありがとうございました。


08:57 さりとて、この先長旅のお遍路さんに長話しはご迷惑かと・・・、
    雨戸を開けて遍路茶屋・坂本屋を覗いてもらって、三坂峠目指してご出発をお見送り。
    区切り打ちの由、どうぞ計画どおりこの先も道中ご安全に

    (帰宅後調べてみて交信記録こそなかったが、ハムの心つながりに感激の出会いでした)
    
09:00 今朝の寒いこと!
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  少しでも暖かくなるかと?持参した4月の暦を貼ってみた。
  背景に桜、白衣にへんろ笠、金剛杖ついて

  愛媛県のイメージキャラ・みきゃんはすっかりお遍路さん
      
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10:35 北海道からおしどりお遍路さんがひと休み。
    「久万高原町は雪でした、春に四国まで来て雪を見るとは思いませんでした」
    「ごもっとも!、地元も今朝の寒さにはビックリです」。

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                  お断りできてないので、後ろ姿を・・・ ごめんなさい。

10:50 ご出立、仲良きことは美しきこと。
     (おいおい、聞いたことのあるセリフだぜい)
 
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北海道さんとの談笑さなか、        
坂本屋のマドンナが雛祭りに備えて二階の障子の張替えにご登城。
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  この仕事、毎年彼女にまかせっきりみたいな気がする・・・  
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  ガキ大将の頃、
    この日ばかりは指突っ込んで
    バリバリ破って褒められた障子張替えの朝だったなあ~。




11:20 気が付けば、2階の障子はお見事春化粧!
       ♪春がきて~ 君はきれいになった~
            昨日より ずっと きれいになった~♪

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12:00 当番三人、囲炉裏火囲んで、それぞれ持参の山賊むすび昼飯。
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  この春の異動で、
  貴重な坂本屋の戦力であった地元坂本小学校の先生二人が転任とか、
  内、一人は我が第1班の方であって、困った 困った・・・

  「大丈夫ですよ、後任者もキット運営委員会に入ってくれますよ」、
  と言っては貰うが、相手のあることで下駄を履くまで判らない・・・

  囲炉裏火眺めながら、
  なんとも意気のあがらない話しになって寒い 寒い・・・ 

  寒い、寂しいと云えば・・・
  明日は生まれた村の中学校の「閉校式」に招かれており
  懇親会場で「思い出」を一席語れ! って、
              「語り部」の歳かいなあ~ 拙者。



12:40 三人連れのお遍路さん。
   お一人は京都のお遍路さんで、
   峠で地元の人から「ふもとまで連れて行ってあげてよ」と
   頼まれたとおっしゃる二人は独国のカップルお遍路さん。
   「ニホン語がまったくダメで話しがかみ合わないんだ・・・」と。
   それでも、「ヒヤー イズ オヘンロ サービスセンター」と京都さん。 
   三人ともまだ昼食されてないようなので、なんとか身振り手振り国際語で
   当番三人の残しておいた「にぎりめし」をお接待することになった。
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                写真撮ってよろしいか?私のブログに載せてよろしいか?
                定番のカンペはなんとか通じて笑顔でグーのサイン、サンキュ!

 だんだん打ち解けて?笑顔、器用に箸を使ってにぎりめしを完食。
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 ガイジンのための英会話?勉強をやれ!って?
 そりゃあ~
 できるに越したことはございませんが、
 身振り手振り語も味わい深いものですよ!
  「ソレって英会話出来ない人の勝手な理屈でしょ!」
 やっぱり、あなた、
 そうおっしゃいますか、Hi

 
 そうですね、坂本屋には英・仏・伊ほか数ヶ国語が
 堪能なメンバーもいますから、その内勉強しときます。



13:24 春時雨の中、日独友好親善お遍路さんご出発、
    京都さん、お疲れでございましょうが、ふもとまで道案内およろしく。
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14:20 お町から83歳の同級生と仰るおばちゃん二人が軽四で坂本屋見物、
  
 「ほう~ ここがテレビでよく観る坂本屋かえ~」、   f0213825_14394560.jpg
    「ようこそ!」。
   「お雛さんはどこぞな?」
     そうでしたか、お目当ては「享保雛」でしたか。
  4月1・2日
   数を競わず、豪華絢爛でもございませんが、
  坂本屋のお宝が並びますので是非お越し下さい。
   おばちゃん、軽四の運転気をつけて坂道下ってよ。
   「来た道じゃけん」。




14:50 「よっしゃ~ そろそろ閉めよう!」と会長、
    寒さに震えていた小僧、「ハイ待ってました」。 
    直前、自宅へのみやげに前の畑で花泥棒。
    「こごめ桜」にしょうか「椿」にしようか、獲物を前に泥棒が迷ったほどの競艶ぶり。
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# by jh5swz | 2017-03-27 19:17 | 坂本屋日記2017 | Comments(2)


平成29年3月20日(月)春分の日の日記。

 弥生三月の三連休、
  土曜日:松山植木市、夕方から坂本屋役員会。
  日曜日:近所ブラブラ。
  春分の日:伊予十三仏第9番 行樹院 道音寺さんを参拝して帰りました。

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    駐車場で参拝者に尋ねると
      本堂に並ぶ右手前の御堂は大師堂とのことでした。
  
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 広い駐車場をぐるりと半周して正面へ廻ると山門。
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山門から本堂へ畳一枚ほどの大きな青石を敷き繋いだ参道が伸びます。
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 参道途中の身代り大師像

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  ー道音寺ホームページによるとー
   農民が年貢を納めている時代、
   年貢を納めることができない農民を処刑することになったとき
   お大師さんが飛び出して身代りになった・・・

   お大師さんを切ってしまったことを悔やんだお役人が
   お大師さんの像をつくりこの寺に納めた、
                    との寺縁起。

  <小僧のつぶやき>
   お大師っさんの伝説は何でもありの世界ですが、
          「切ってしまった」とは、ちと畏れ多くて痛いなあ・・・ 



五色の幔幕に包まれて本堂参拝、写経奉納して(参拝者も無かったもので・・・)般若心経の読誦練習^.^
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本堂から山門を眺めても青石の参道がひときわ見事な境内です。
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鐘楼堂から見る大師堂の姿が印象深いお寺さんでした。
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 大師堂二階左に大きなお大師の絵馬が見えました。
   
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三階建て?の大師堂の2階が遥拝所になっていました。
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本堂裏、手入れの行き届いた竹林を吹き抜ける風も春遠からじ。
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ゆっくり のんびり境内を一周したあと、
お納経所でご朱印を受けて退出しましたが
f0213825_14405766.jpg    若いご住職さん?が
    「お参りご苦労様でした、お気をつけて」。
    小僧、
    「ありがとうございました」。
     
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    参拝者の多い八十八霊場お納経所では、この短い会話がなかなかできない・・・
     落ちこぼれ新参遍路、妙に清々しい気分で三連休を締めくくることができました。
 

 行樹院 道音寺:東温市牛渕457番地

   このページの記事について間違いを書いておりましたらコメント欄を通じてご教示願います。   




# by jh5swz | 2017-03-20 18:44 | 伊予十三仏参り | Comments(2)

平成29年3月12日(日)のできごと。

 2年前の春、
 順打ちの途中、へんろ道沿いの我が家へお立ち寄りいただいた岡山県の〇川さんが
 今年は区切り逆打ち中で、今日、51番石手寺から46番浄瑠璃寺まで巡拝されました。

 スケジュールをお聞きして、
 巡拝計画に支障が無いよう第49番浄土寺境内でちょっと時間を頂いてご対面。

09:20 第49番浄土寺駐車場で持参したポットのお茶で暫し立ち話しのあとご参拝。
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お納経中、小僧はせめてザックのお守りを
f0213825_10470735.jpg    この寺の春の風物詩・御衣黄桜?が咲いていました
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奥さまが折られた「祝い鶴」を奉納されて本堂お納経
                                濡れ縁に小さく羽を休める折鶴
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大師堂、先着遍路さんあり、階段隅っこでお納経
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ご参拝のあと、境内ベンチで「今日はゆっくりできるから」と
かっての順打ち、今回の逆打ちお遍路の楽しかったことや苦労話をお聞かせいただきました。

10:12 再会のお礼を申し上げてお見送り、私は奉納された「祝い鶴」を撮影に境内へ引き返します。
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  この折鶴は、奥さまが〇川さんの毎回のお四国参りに際して、
 巡拝された霊場、お泊りになったお宿、道中お接待を受けた方々へ
 御礼に差し上げるように托された縁起鶴です。 
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  明日の「坂本屋は平日で休みでしょうから」と一組預かりました。
  お返しに、私、手作りの「道中安全守り」を差し上げました。
  どうぞこのあとも自宅へお帰りになるまで「お道 よろしゅう」。




10:20 春ですね~ 好天もあって団体お遍路さんや近隣の方々のお参りが多くなりました。
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南無大師遍照金剛
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                 3/13早朝、46番霊場前の遍路宿を出発された〇川さんは、
                 残雪の標高720mの三坂峠を越えて44番大宝寺を参拝。
                  夕刻、八丁坂ふもとの民宿へ無事投宿された由。
                   坂本屋前通過の頃からず~っと雨だったとか・・・

                   明日は怪岩奇岩の45番岩屋寺を参拝されるハズ、
                       祈る!好天と一路平安。


3/16続報
  春のお彼岸を前に松山から約100キロ、実家のお墓掃除に行った帰り道、
 いつものことながら、女房と別格第8番十夜ヶ橋永徳寺を参拝。

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久万高原町から鴇田峠を越えて小田町で一泊の〇川さんがそろそろ十夜ヶ橋では?
と、近隣の「産直」で買い物をしながらしばらく待機、
うまい按配に〇川さんと再度出会えました。
これこそお大師っさんのお引き合わせに違いない!

南無大師遍照金剛


綿密なスケジュールをたてて巡拝中のお遍路さんの迷惑になってはと、
ご挨拶のみにて失礼しましたが、
引き続いて お道 よろしゅう! 




# by jh5swz | 2017-03-17 10:46 | その後の徒然遍路 | Comments(2)

見奈良の菜の花祭り

平成29年3月11日(土)の日記。
 陽気に誘われ、女房誘って、隣町・東温市見奈良の菜の花畑へ行ってきました。
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          「坊ちゃん劇場」裏手の畑一面が菜の花の海。
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           青空に冴えます。
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 十八娘が
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     匂います。
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               司馬遼太郎さんの好きな黄色い花。
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今回の飛びっきり”お気に入り”のワンショット。
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# by jh5swz | 2017-03-12 16:59 | その後の徒然日記 | Comments(0)



平成29年3月5日(土)の日記。
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 三ヶ月の冬眠から目覚めて坂本屋は本日オープンいたしました。 
 今日から、11月まで土曜・日曜の午前9時から午後3時、
 坂本屋運営委員会メンバー30人の交替出仕により
 ささやかながら、お茶のお接待をさせていただきます。

 三坂峠を登り下りのお遍路さんはじめ山歩きの皆さま
 どうぞお気軽にひと休みしてお茶でも飲んで行きませんか。


07:40 お接待七つ道具を積み込んで自宅発。
     まず山賊弁当!、湯が沸くまでの熱いお茶、遍路地図、外人さん用ガイドブックetc etc

08:12 第47番八坂寺さん朝参り。
     いつお参りにきても、この参道から山門橋、本堂の眺めはいいなあ~      
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いやさか不動尊
f0213825_1353201.jpg    可愛い鐘楼堂前の?・・・
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     今年一年、坂本屋前を登り下りされる地元農家の方はじめ、
     お遍路さん、ハイカー、サイクリスト、猟師さん皆さまの安寧をお願い申し上げたことです。  

 第47番八坂寺本堂、
f0213825_1357589.jpg    見蕩れてしまった大師堂前、満開の梅。
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 改築されて登りやすくなったが、参拝終えて下りになると、この角度はやっぱり怖い・・・
          「救いの手」の石さま、小僧の足もお守り下さい。
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08:50 坂本屋着。
     坂本屋殿、今年1年、お互いに老骨に鞭打って頑張ろうなあ~
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 さすがに山はまだ寒い・・・
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     イノシシが走りまわった畑へ降りて寒桜?をドロボーしました・・・
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    手分けして座敷掃除、土間前の溝に積もり詰まった枯葉撤去中、
    会長が、トイレの鍵が「使用中」状態になって開かない・・・と仰る、
    中に人が入ったままになっていたら「事件」ですよ、と私。
    
    会長と二人で車の工具を出して暫らく四苦八苦、分解成功!
    なんとか「開閉」できるようになったし、事件にもならなかった。
    
10:20 前以てアポのあった某社の撮影取材クルー到着。
     先方の責任者に「撮影して構わない範囲とブロク掲載の許可」を受けて
     門前の小僧、しばらく坂本の瓦版屋に変身致し候。    
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            撮影中にお遍路さんの通過がなかったらいかんので
             ちゃんとモデル?お遍路さんがスタンバイしてありました。
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           いつ 誰が 何処で 何のために使う「絵」なのか聞かなかったが、      
           NHK-TVドラマ「歩く 歩く 歩く」ロケのときと同じく、
           モデルさんの「顔」が写らないようにアマチュア苦心します・・・

       時々、小僧の写真をまったく無断で盗用なさるお方がありますが、
        今回は特に商業用画像撮影中の許可を得た「絵」ですから、盗用は固く固くお断り申し上げます。
   
          顔が写らないように注意して撮る・・・ かえっていい写真になりました^.^
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  モデルお遍路さんも座ったり歩いたり大変です・・・
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11:00 前々から計画中だった「北条水軍ユースホステル」のオーナー坂田さんと
      (坂田氏の話しによると)
     仏蘭西からの九州の某大学への留学生で、
     春休みを利用して国内各地を旅行中の女子大生さんが来訪。
     しとやかで美形、坂本屋がパッと明るくなりましたぞなもし。  
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ユースホステルの人気者「みゅう」からご挨拶。
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 普通の民家を改築して2000年にオープンした「水軍」は
 道後温泉近隣の51番石手寺から約23キロ、
 今治市第54番延命寺から約25キロ、
 ちょうど日暮れを迎える松山市北条港すぐ近くのお宿です。

 ペットと泊まれる宿としてお遍路さん、小旅行の方歓迎です。
 詳細はfacebook 「水軍ユースホステル」をご覧下さい。



 囲炉裏の煙が漂う山賊VIPルームでワイワイ話し込んでいたら、外がえらい賑やか!
 どうやら、某社の取材撮影がヤマ場に入ったようで、
 なんと ドローンが投入されて空撮が始まった様子、私、ドローンは初対面なのです。

 中央二人の足元の白い機材がドローン
f0213825_1942466.jpg   そのドローンをUPで撮影
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  高さ20cm弱、巾50センチ四方の小型機?

   ドローンが舞い上がってお遍路さんをフォーカス中 
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   空撮中の彼をズームUP一瞬のホバリングはオペレーターのサービスかな?
f0213825_19553566.jpg    お遍路さんを確保・追尾中
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  撮影終了後、モニターを見せてもらったのですが、
  一同、今まで見ることのできなかった
  竹林の緑と古民家に挟まれた遍路道を歩くお遍路さんの菅笠姿は真に新鮮でした!
  併せて、
  常々、皆で「なんとかしなければ」と話し合っている雨漏り瓦の傷みが目に痛かった・・・

11:35 某社の取材撮影クルーと、水軍ユースホステルのお二人と名犬、下山。
    相原会長は明日の「坂本文化交流会」会場設営のため下山。

11:41 ちょっと寂しくなったところへ、奈良さんご夫妻がひと休み。
  「何度もここを歩いたがいつも閉まっていたので、初めて坂本屋のお茶をご馳走になります」との由。
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            顔出しを快諾いただき1枚バッチリ、仲良きことは美しき哉!
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11:53 出来れば51番石手寺さんまでお参りしたいとご出発。
     「道中 お道よろしゅう~」。
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           歩き熟れた足どりの後ろ姿に、お遍路さんの貫禄?すら窺えました。

12:50 カナダ・トロント市から4巡目のNさん。
      撮影・掲載承諾をお願いしたら「追われてないからどうぞ どうぞ」と笑顔。
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       10万キロも離れたカナダから、ナゼお四国参り?
       と、尋ねてみたかったが、私は、
       お遍路をされる理由(ワケ)だけはお尋ねしない主義なので我慢。

 本日のお接待は当番の中川さん差し入れの高級みかん「せとか」と、
 「ユースホステル水軍」オーナー坂田さん差し入れの美味しい茶菓子。
f0213825_12183473.jpg  
  お杖は飛行機に積んでくれないので、
     毎回、国内に住む兄妹にプレゼントしています、
  喜ぶので磨り減った木屑を大事に残して歩きます。
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  そりゃあ~貴方の「汗」の証しですもん、と小僧。


13:08 カナダのNさんご出立、道中ご安全に! 
     46番~47番、別格文殊院をお参りして長珍屋さんお泊り計画とか、
     いやあ~ うまい時間配分プランですね、いい風呂浴びて下さい。
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  いつものことながら、
  岩屋寺スタートのお遍路さんが下って来られるまでヒマな時間帯、
  ♪ もうすぐ は~る ですね~ ♪ 景色を探しに三坂側へ少し山歩き。
  残念ながら、桜のつぼみは堅く、つくしん坊の気配もなく・・・
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  ほんのちょっと、歩いてUターン、
  今度は坂本屋の裏山へ里道を登ってみたが、
  ♪ ちょっと 気取ってみませんか ♪モードの草花には会えなかった。

   やっぱり窪野町桜の字名のシンボル、正面奥の大きな桜が咲くのは中旬過ぎかなあ~
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14:10 県内、南の某町から古民家撮影が大好きと仰る方の来訪あり、
      囲炉裏や土間天井の草鞋、碍子配線などアレコレ熱心に撮影。
      
      「私もソレ好きなんですよ」と、昨年のデーターから引っ張り出してみました。
   旅籠だった当時、よく売れたらしい藁草履        いまどき見ることのない碍子配線
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14:45 「よし、もうお遍路さんも降りてくまい、閉めよう」と、長老のツルにひと声。
      消灯、囲炉裏火の始末、戸締り施錠してお接待処・坂本屋の一日終わり。

14:55 「初日、あれこれありましたが無事終わりました」と、番外網掛大師へ御礼参り。
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         さすがにふもと、咲き始めた寒桜?を背にお大師っさんニッコリ。
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15:10 帰宅途中、久しぶりに別格文殊院さんで、
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 昼前にひと休みされた奈良さん夫妻がお参りされており、
 坂本屋で差し上げたかった小僧自作の道中安全お守りを進呈。
 10グラムでも軽くして歩きたいお遍路さんに
 「お荷物ではございましょうが・・・」と言ったら、
 丁重なお礼を言われて、「ああ~よかった」。

 
 かくして2017年の坂本屋初日の長い長い日記を終わります。
 お出会いしたお遍路さん、この先も結願寺まで
      お道 よろしゅう~! 
 
 
# by jh5swz | 2017-03-05 21:14 | 坂本屋日記2017 | Comments(9)

平成29年 2月 6日(月)快晴
   石手寺の節分祭と椿神社のお祭りが終って今朝の松山は快晴。 
  そう思い込むものだから、窓の陽ざしも春めいています。
   今日は「春を迎えに行ったお椿さん」の一日遅れの日記を書きます。
  
 2月4日(土)
     伊豫豆比古命神社 "お椿さん" 参り
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                            画像は2/2愛媛新聞全面広告より

            伊予路に春を呼ぶと言われる伊豫豆比古命神社の”椿まつり”は
           旧暦の1月7.8.9の三日間、厳かに執り行われます。
            ウチの町内会が12年に一度の祭り当番の年、神官、総代さんの
           話しによると、その昔、山の幸と海の幸の交換市がこの祭りの起源
           とのことでした。
            本殿の表と裏参道1,5キロを全面交通遮断された沿道両側には
           72時間昼夜を徹して約700軒の露店が立ち並び大変賑わいます。
                       
    それはさておき、松山では”お椿さんが終わったら温かくなる、春が来る”と云われ
   『春を呼ぶ椿まつり』は(土日がらみで天気がよければ)40万人の人出があります。

    2月4日の土曜日、陽気にも誘われてお椿さん参りに行ってきました。
    参道入口手前の臨時有料(千円也)駐車場へ車を預けて、スタート。
12:38 参道はお祭りモード全開です。
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      土曜日、快晴、明日は雨の予報とあって参道は参拝客であふれています。
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      中の鳥居辺り
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12:58 楼門前、昔は左手の広場に「見世物小屋」がありましたが、
    昨今、「見世物」という単語は死語でタブーだったかな?
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      寺では檀家、宮なら氏子、
           楼門には錚々たる氏子皆さま?の奉献提灯が並びます。
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      楼門から句碑の並ぶ石段を登って拝殿へ、
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13:07 拝殿到着、ここまで30分なら早い 早い!
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      すんなりと参拝できた拝殿、一昨年の「借りた金」も3倍にして返しました。
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      左手へ廻って回廊巡り
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  今や遅し!と、神様もお待ちかねの「お忍びの渡行」御輿。
  ”お忍び”と云われるワケ。
  神輿が社殿から楼門に至る間に限り担き手は一切かけ声を出してならないのだ、
  その理由は、諸説・俗説多々あり、いずれも定かであるような定かでないような・・・
  正解は? そう、貴方も思っておられる、そのとおりでは? 私もそう思います^.^
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                  お旅所への燃料代一金50円を寄進
 
 天下広しと云えど神社が参拝者に銭を貸す「貸銭」の習わしは椿さんだけ?
 回廊を廻って拝殿表へ出たところで、私は今年も「銭を借」りました。
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  20円借りを繰り返して10年目には10240円とは、「倍返し」どころではありませんが、
  「おかげ様で一年商い繁盛しまして」と、倍返しの洒落た祭儀でしょうか。

 拝殿前から境内の眺め、人出に一昔ほどの勢いがないなあ~・・・
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 TV番組「初めてのお使い」ではないが、女房の買い物MEMOより、
 我が家と前厄の長女宅の「家内安全」御札と受験生の孫に「学業成就」お守りをお買い上げ。  
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        皆様は、「何番と何番と何番を下さい」って、それじゃ三連単の馬券じゃないですか・・・
 
 椿まつりに欠く事のできないキャラクター、縁起物売場。
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          縁起物の必須アイテムについて勉強してきました、
          熊手で福をかき集めザルですくって俵に詰めて宝船に積み団扇で船帆を扇ぐのだそうだ。
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 帰り道には参道両側に並ぶ露店さんを観てあげるのも参拝客の礼儀です(笑)
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 植木屋さん、その商品の性質上いつもの畑?を割り当てられて商いご繁盛。
 <かってウチの町内会が祭り当番のとき聞いたな話し>
 700余の露店の場所割りは、総て一人の頭取さんが取り仕切り、総ての露店商は一切従う、のだそうだ、
   (今もその慣わしかどうかは定かではないが・・・伝統は多分世襲されているのでしょう)
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 昼下がり、参道はますます混んできました。
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 コレ見て「懐かしい~!」人は昭和生まれ?
f0213825_1850637.jpg   モノは「うらない」姐さんもご健在でした
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 おっ クスリ屋さん!?
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 魔法のお茶・梅かぶ茶100g 1000円
  コレステロールを低下、抗がん作用があるそうです
 バカ売れのグランベリー100g 800円
 耳鳴り、難聴
 血液サラサラの松の実100g 1800円
  動脈硬化、冷え性にもいいそうです
 精力増強、糖尿病、免疫力 etc
 
 
 いいなあ~ 魅力的な品物満載で。







 明るいキャラで「宝石つかみ」
f0213825_20302695.jpg   露店の隙間から、ふと見えた日常・・・
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 参道出口で・・・
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 ◇参道出口で今年も托鉢ingのお遍路さん、
  国道を渡る赤信号を待つ間に
  母さんに促されて鉄鉢の中へお賽銭を入れたちっちゃい子に
  腰に付けた紫色の袋からちっちゃなオモチャ?をくれてやっていた、
  「ありがとう」の往復を見た、聞いた。
  気持ちよかったので、私も信号が青になる寸前50円を喜捨。

 例年、「ひやかしだけでは悪い」と思いながら、
  どうしても食べたい・欲しいものに遭遇しないのも現実・・・
 ◇身を乗り出して、打ってみたかったのが「射的」。
 ◇じっくり品定めをしたが、高くて買えなかったのが「枝垂れ梅」。
 ◇手馴染みのいい剪定ばさみがあったが、
     今使っている2丁とも健在なので見送った「土佐刃物」。
 




13:55 預けたクルマの駐車場へ帰着。
     「お早いお帰りやな~」と言ってくれたが、御代1000円は値引きが無かった。

14:10 帰宅。
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 先おとといは 石手寺、
 一昨日は 伊豫豆比古命神社。
 御札コレククターやってるワケではありません。
 小僧なりに”イイ春”を迎える儀式なのです。

 私、昔から「神様と仏様と年寄りはエライ」と思っているので、
 健康・観光・ちょっと信仰でお参りすることが好きなんです。



  さぁ~ 春よこい!
      みんなに幸せもってこい! 
      
     
        
# by jh5swz | 2017-02-06 15:09 | その後の徒然日記 | Comments(9)

平成29年 2月 5日(日)雨・・・
   朝からシトシトと小雨が降っています。
   一雨ごとに春めく、とは書き尽くされた手紙の常套句みたいですが、
  松山には、その春の足音が聞こえるようなお祭りが二つあります。

2月3日(金)
     四国霊場第51番札所石手寺の節分祭。

    一年365日、仏壇のお燈明と線香、ご飯・お茶・水のお供えを欠かしたことのない人だが、
    訓練中に傷めたヒザの都合で遍路旅にはついて来ない女房殿がこの祭りだけは皆勤賞。
     もっとも、自身の誕生日であるがゆえかも知れない・・・

10:30 石手寺手前、遍路橋界隈の大渋滞をなんとかクリアーして石手寺現着。
   この寺の名物の一つ屋根付き参道は参拝者で混雑しています・・・    
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     女房を先に境内へ向わせて、私、道草。
     コレが山門前の歩道の下の疎水に架かる「渡らずの橋」。
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     「お道おひらきの橋」の石柱名とは裏腹、渡ると足が腐ると謂れる石手寺七不思議の一つ。
     渡った人が無いのか、腐ったと云う人に会ったことがないが、定かではない。

 大混雑と思いきや屋根付きの回廊の参道は意外に静か?・・・
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 国宝:仁王門(錦の御旗は賛成ですが、ここで署名を求められても「本日は先を急ぎますもので・・・」
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 静か?・・・と思いきや、境内は大大混雑・・・
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 本堂・大師堂への境内は護摩供養、餅撒き場が設営してあり、
 今日は混雑を避けて、茶堂・お納経所前でお線香灯してお参り。
      おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
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           「香煙を調子の悪い所に手招くと良くなる」という、
           そりゃあ~ボケ始めた頭と遠くなった耳と近くなった目でしょう!

 女房が買った「御札」、
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 不思議なことに3年連続この方に墨書きしてもらいました・・・
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 これだけの混雑の中で、ご縁を感じます、ありがとうございました。

          たいていの神社仏閣では「ハイ 3000円」でお終いなのだが、
          丁寧に「壽」・「家内安全」・「名前」を書いて戴くと妙にありがたく感じます。
          女房に「お前の名前を書いて貰えよ」と言ったら「世帯主を書くもんよ」。
          『ワシはお前さんが世帯主やと思うとるんやけどな』と、私。
          香煙と三重塔越しの裏山のお大師っさんが『その通り!』。
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 境内では参拝者が赤鬼・青鬼さんに「ささら」と呼ばれる竹?で背中を叩かれて健康祈願。
f0213825_10584956.jpg 一日中これをやると「しんどいんぞな・・・」と、鬼。
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 護摩供養札が山と積まれた境内中央では近隣の園児たちの餅撒き準備中、
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 やがて法楽太鼓が打ち鳴らされて般若心経が読経され、
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 園児たちとご住職の餅撒きが始まりました。
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             昨年はご住職が「私に投げてくれた」とご機嫌な女房だったが、
             (投げた餅が足元へ飛んできただけ、の話しではあるが・・・)
             今年は、「御札の附録福餅で我慢しようか」と仰るのである。
   
    餅撒きに続き、午後から柴燈護摩供養が行われるのですが・・・
    をご近所さんに「お参りして来た証拠」の御加持豆を土産に買って参拝はお終い。
    もう一度「渡らずの橋」に(そうするものらしい)お水をかけて駐車場へ。
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    帰りの駄賃ではないが・・・ふと思いついて、
    水ケ峠の花壇へ(無断で)植えさせてもらった「寒桜」を観に輪行、
    おお~ 春遠からじとは云え可憐な小花をイッパイ付けて
    「お父ちゃん、アタシ元気だよ~」。
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 実はこの桜、
 2004年6月、団体の事務局長当時、会の創立50周年を記念して
 47都道府県の業界仲間1200人を道後へ迎えて全国大会を開催したあと、
 まったく個人的に、何処かへ何かの木を「記念植樹」したいと思い
 某DIYショップで、「ソメイヨシノ」だと云われて
 当時、親指ほどの幹で高さ70cm前後の苗木を買ったのだが、
 植える場所に思いあぐねて、この峠の花壇に無断植栽したものである。

 幸いなことに、花壇の管理人さんの優しい心遣いに見守られて、
 今では幹周りは私の太ももほどに成長、
 ソメイヨシノではなかったが、年中、白い小花を咲かせてくれています。
 内緒で植えた手前、誰にも言えず、家の者に話しもしなかったが、
 10年目の団体の総会で白状して「記念樹」の宣言をしたことです。

 が、管理人さん手書きの看板を見る度に、お礼のご挨拶をしなければと胸が痛みます。
 天下に来歴を書き留めた以上、
 今年はなんとかして、この看板の主様にお会いして懺悔と御礼を申し上げたい小僧です。

 
 記念樹現場:水ヶ峠トンネル今治側花壇の看板と無線アンテナ柱の後ろが記念樹。
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                    画像帰属:Google ZENRIN & Google2015
# by jh5swz | 2017-02-05 13:07 | その後の徒然日記 | Comments(0)