我が家の「鬼百合」&「カサブランカ」
2023年 07月 14日
ここ数年、
春が来ると、小庭の片隅で健気に芽吹いたオニユリが
わざわざムカゴを買ってきて植えた覚えは無いのですが、
ヒヨドリか山鳩がムカゴを運んでくれたのしょうか?
この花の命は短くて、わずか数日・・・
それでも明日こそ咲くぞ!と、
たくさんの蕾が雨に打たれながら出番を待っています。
(7/7撮影)
大きめの鉢の中で咲いた真っ白い大輪の花はちょいと見にも優雅です。
昭和○○年、大阪から広島へ転勤した支店は繁華街のど真ん中にあり、
夕方になるとお勤めの姐さん方が支店の前を流川、薬研堀へ急がれます。
支店の玄関を開けて真面目な青年に「兄さん今夜も来てね」と甘い誘惑。
支店の二階が寮で、窓越しに赤い灯青い灯が「おいでおいで」の手招き。
先輩の指導よろしきを得て覚えた流川・薬研堀・新天地の外呑み、
ボーナス月に限り、奮発して呑んだキャバレーの名が「カサブランカ」。
所帯を持った歳から外呑みはぷっつり辞めました。
2023 10/28から10/31 伊予路のお宿事情(杞憂)
2023年 06月 29日
いろいろあって、あっと云う間の6ヵ月が終わります。
来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、
4ヶ月先のことなら笑われなくて済みそうなので一筆投稿。
愛媛県では令和5年10月28日(土)~31日(火)の4日間、
ねんりんピック(全国健康福祉祭)が県内20全市町を会場に
全国から来県の大会参加皆さまを心から歓迎申し上げます。
大会開催要項等の詳細は下記の公式ページをご覧ください⤵
気がかりなことが一つあります。
秋の三坂峠からふもとの浄瑠璃寺まで20人前後で歩いてみたいとのことで
ツアーの案内をされる旅行者のお先達さんと三人で意見交換会を開きました。
・参加者お世話役の予定日は10月29日(日)でしたが
・ツアー元のお先達さんが
10/28から10/31の間は
「ねんりんピック」参加者の宿舎と複数の大会会場の送迎で
すでに小型・大型を問わず、バスの確保が困難な状況なので
10/22若しくは11月へずらして欲しいとの意見があり、
専門職の意見を尊重して趣味の会側で再検討することで散会しました。
それはそれとして
10/28から10/31の間に
大会は県内全市町(観客を含む参加者予定50万人規模)で開催されますので、
早めにプランを練られて宿泊予約をされてはいかがでしょう。
終わってみれば宿泊等の混乱もなく
小僧の心配が杞憂に終われば、それはそれは誠にめでたしなのですが・・・
2023 春の連休備忘録(その3 坂本屋)
2023年 05月 07日
訪問とは肩の凝る言い方ですが、
私としては「当番ではないけれど坂本屋行き」なのです。
お茶当番第一班の長老と私が「休会」扱い、一人の「職場異動」があり、
当番会員は班長一人になり、気を揉んでいたところ、
新入会の女性と他の班から二人の援軍を受けて「一班」は延命となりました。
2023年度の新しい当番シフトが決まって、今日は私の所属する第一班の当番日、
「偶には気分転換に上がっておいでなさいや」との会長の言葉に甘えて
班長と二人の援軍にお詫びとお願い、新入会の方に自己紹介ご挨拶と
借りていた本の返却やらの ”錦の御旗” を振りながら行って帰りました。
09:00 朝から小雨シトシト降る中、自宅発。
小野川の遍路橋を渡ったところでお揃いの雨具、菅笠のおしどり遍路さん。
手作り守りをお接待したかったが、歩みを乱してはならじと黙って片手合掌、
09:05 48番西林寺駐車場を横目でチラリ。大型バス1台と自家用車?5,6台、
今日は終日予報は大雨なのだが、連休お遍路さん、お気の毒・・・
09:15頃 シトシト降る小雨に負けて網掛大師さんへのお参りスルー、車中から合掌・・・
(お断り)写真はいつぞやの雨の当番出仕の日のHDDから引っ張ってきました。
坂本屋へ入門して12年、
途中の霊場はスルーすることがあっても
なぜだか網掛大師さんには惹かれて参拝。
四国遍路は霊場・別格が脚光を浴びますが、
網掛大師のように集落の人々に管理されて建つ
番外霊場にも陽の目があたればいいのにな~
と思いながら、坂本屋へアクセル踏みました。
会長、班長、援軍さんに休会のお詫びと新会員さんに自己紹介。
「私、門前の小僧と申します」。
ほどなく、
お遍路・秋田さんからお聞きした茶飲みばなし。
・一回目はバイクでお四国参り、
・二回目は歩いてみたくて、基本野宿でなんとかここまで来ました、
・今夜はゆっくり風呂入りたいのだが、宿がなかなか無くて
・ちょっと高かったけど「ナントカ温泉」がやっと予約できました。
#そこ、ちょっと$高いですが、いいホテルですよ(と、町内ですからCM)。
09:57 バックパックの頭陀袋から
納め札を出され日付を記入して丁重なお礼を残してご出立。
「気持ちのいい連休の仕上げ歩きをさせてあげてよ」と、霧雨にお願いしたことです。
10:15 さて、門前の小僧も用事が済みましたので、お邪魔虫にならない内にUターン、下山。
榎のつづら坂で秋田さんに追いついて、
もう一度「お宿も温泉もいい湯ですから、ご湯っくり足休めして下さい」と
お声がけしてお別れしました。
愛媛県のキャラクター「みきゃんの応援団」への坂本屋の入会について
4/9 会長の承諾後、進めていた県の所轄課との事務手続きも終了し、
5/2 に5月・6月のカレンダーが坂本屋担当理事さん宅へも配送され
2023 春の連休備忘録(その2 八坂寺)
2023年 05月 04日
4/29 恒例の47番霊場八坂寺大祭 柴燈護摩供養・火渡り修行当日は
境内に繋がる参道と駐車場も大祭会場となり車両通行禁止となります。
ふもとの知り合いの工房へクルマを置かせてもらって参道を歩いて登り、
おおよそ半日を立って過ごすには厳しい体調ゆえ参拝をあきらめて、
前以て「先祖供養」の小さな護摩木札を予約申込みしておりましたので、
今日は参拝と護摩札を受け取りにクルマで行って帰りました。
まず以て、大祭会場(平素は駐車場)に鎮座まします不動明王像をお参り致します。
新緑を背に台座に立つ高さ約4㍍の不動像は眼光鋭く悪魔に対峙されており、
悪魔はここ三年余、暴れまくったコロナの変異オミクロン株の残党に違いない。
頭陀袋から虎の巻を出して・・・
まかろしゃだそわたやうんたらた、かんまん
かんまん そうな
手水舎からの急な石段が今は恐怖なので、
今日はこの案内看板から裏口入門させてもらいました。
2021年春に開眼法要が執り行われた、
八坂寺開山の祖と聞き及ぶ
修験道の開祖 役小角(えんのおずね)の
神變大菩薩像をお参りしました。
私が八坂寺で一番好きな極楽山門橋が見えます。
正面奥にちょっとキツイ石段があって、お大師さんの出迎えを受けます。
右手のお納経所で「あの~大祭を欠席しまして・・・」
「はい はい 聞いております」と、奥から護摩札を出していただきました。
本堂裏山に広がる㈱石材振興会さん運営の八坂霊園へ
田舎の墓所を改葬以来、実家の菩提寺の檀家であり、
八坂寺様のご縁も受けている気持ちの門前の小僧です。
駐車場までの短い坂道を登って本堂・大師堂へ一礼してUターン。
こうしてお寺参りもできるのですが
不動尊さまお大師様、どうぞ当分の間、クルマに乗れますようお守り願います、合掌・・・
2023 春の連休備忘録(その1 浄瑠璃寺)
2023年 05月 02日
墓参りの昼食は、いつも瓢月さんの「エビ天ざるうどん」なのだが、
娘と女房が一緒の今日は、48番西林寺さんから徒歩約5~6分、
爺さんもいっぺん寄ってみたかった、
お遍路さんにも評判の「マルブン南高井店」。
両下肢が石段の登り降りに耐えられないので今日は車中から合掌・・・
「いやさか不動像」前には祭壇が設けられ紅白の幔幕も張ってありました。
八坂霊園 墓参り
田舎から改葬して5年、
里帰りの大義名分が無くなり
生まれた「村」は遠くなったが、
ほぼ一日がかりだった墓参は近くなった。
歴代の仏さんも新居の生活に慣れたかな?
最近、写真左の池の周りに「樹木葬」地も出来たようです。
先日の花散らし雨が気になったが、
久しぶりに46番霊場浄瑠璃寺の牡丹苑へ。
案じたとおり雨にも打たれ遅かりし・・・
それでも痛い足をひきづって十八娘を探したことです
・近年の天候不順と害獣(イノシシ)被害に遭い株数が減りつつあります。
・つきましては来苑皆さまに
苗木一株代1口二千円のご寄付のご賛同を賜りたく とのお願いでした。
が、宛への入り口まで塞ぐことはできないでしょうから、今後が心配です。
坂本屋界隈の農家さんの話しでも「イノシシ、あんな悪漢はいない」のだそうで、
先日の旬のタケノコも「イノシシと早起き競争して掘った戦利品よ」とのこと。
霊場ご参拝の折りには是非ともお参り願いたい鎮魂碑なのですが、
今回は2017年の当ブログをリンクしておきますのでお目通し下されば幸いです。
和銅元年(708)行基により開基されたと云う第46番浄瑠璃寺本堂
娘と女房と三人でお参りしたのは初めてのことで新鮮でござりました。
今日は娘と女房の三人で写経10巻代参してお納経を受けて、
坂本屋修築の際のご厚志にお礼を述べて少しお話しを致しました。
お納経所にも掲示してありましたので、
まことに些少ながら、一緒に参拝した娘の名前で
一株寄付させていただきました。
苗木に賛同者の名札が付くのだそうです、
加えて木彫り「抱っこ大師」の根付守りまで頂き、
江戸から帰省した次女、大変喜んでおりました。
お納経所を出たところで、境内の大木と白い花を指差して
「あの花木の名前ご存知ありませんか?」と妙齢の奥さまお遍路さん。
「無粋な者で・・・わかりません・・・」と花には特に無知な私・・・
何処かで会ったお方によく似ておいでる方でした・・・
このお方こそ数年前坂本屋でばったり初対面したブログお知り合い、
その後、札幌のお遍路さんから預かったと仰って
「白い恋人」をお届けいただいた目下9順目の歩きお遍路さん!
「すっかり浄瑠璃寺さんのお庭番さんだと思いました」とは
「寺男」に見紛われるほどに成長した?門前の小僧、うぬぼれた うぬぼれました。
本当は物忘れが危険領域に突入しているのですがね、笑って下さい 大笑いして下さい。
誠に残念ながら今年はお参り叶わず・・・
各地からお参りにお越しであろう火祭りつながりの諸先輩にもお会いできず無念なり。
この夏には恙なく傘寿を迎えることができる、と張り切っていたのですが、
2022年暮れ、どうも両下肢にシビレや軽い痛みがあるのでMRI検査を受けたところ、
なんと『腰部脊柱管狭窄症』との年齢に相応しい病名をご診断いただきましたが、
どうもこのままナイショで通すにはつじつまが合わない場面が多くなってきました。
ブログにもウソを書くのなら辞めてしまったほうがスッキリするので白状します。
坂本屋役員さんには有態のままをお話しをして休会願いを提出、
「当番シフトから外しておくので、気が向いたら気分転換に上がっておいで」
と優しい言葉に感謝!
目下、整形外科の処方薬と一日置きのリハビリテーションに励んでおります。
一進一退の長期戦になりそうですが、がんばりますけん!
以上、ここ暫らくだんまりを決め込んでいた門前の小僧の懺悔でございました。