歩いた日> 第7回・2006年11月3日 快晴
コース>第19番立江寺から第20番鶴林寺まで
        4時間20分 14キロ
疲労度>★★★★
 

09:00 前回のゴール地、立江寺めざしてバス移動中
f0213825_13452054.jpg 車内TVは「趣味 悠々 初めての遍路」のビデオ・・・
 この頃から遍路がファッションっぽくなって・・・
 旅行社やバス会社が、やたら「日帰り遍路ツアー」を売り出す・・・
 いわんや”世界遺産”などと
 市や町の議員さんやホテル、民宿、お寺さんが騒々しい・・・
 「観光資源だ」とおっしゃる・・・
 「そっとしといて下さいませんか?」、が私の本音。
 
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10:30 立江寺方丈前で準備運動済ませて出発
手元データーでは、1番霊山寺から歩き始めてここでちょうど100Km!
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10:50 立江寺奥の院
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11:00 秋晴れの田園をひたすら鶴林寺をめざします   
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11:30 櫛淵神社でひと休み ツワブキがきれいでした 
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12:20 鶴林寺へ9キロ 
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本日の昼食休憩処 12:35~13:15
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13:20 生名(いきな)の町を歩く粋な遍路
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13:50 出番を待つポインセチア
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14:10 これより鶴林寺ふもとの生名の里から高低差470m 3,5K 嗚呼~
f0213825_16123874.jpg  14:35 途中にあった水呑大師  
  「1杯呑めば死ぬまで生きる」というからスゴイ
    決して誇大広告にはなっていない!
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阿波の難所を示すとき「一に焼山、二にお鶴、三に太龍寺」と云われるそうですが

14:45 勾配はだんだん厳しくなり、修行も楽ではございません・・・  
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15:15 ありがたや 石畳へんろ道
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15:30 やっとたどり着いた鶴林寺の重厚な山門が静かに迎えてくれました 
 山門の仁王像は運慶作と伝えられます
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 その山門の風格にふさわしい
第20番 霊鷲山 鶴林寺(りょうじゅざん かくりんじ)本堂への美しい石段
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桓武天皇勅願所 鶴林寺大師堂
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弘法大師がこの地で修行中、2羽の鶴が金の地蔵像を運んできたと云われ、
            今も本堂正面左右に2羽の美しい鶴が舞っていました
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お納経帖と白衣に授かったご朱印にも「鶴」
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16:30 登りは3,5キロを90分、下りは裏道を転がるように20分で下山
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      下りきった県道?で本日の打ち止め。
その案内看板(大井休憩所側下ります)
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本日の足あと



歩いた日> 第8回・2006年12月1日 快晴
コース> 那賀川を渡り、難所第21番太龍寺へ
      10,5キロ 4時間10分
疲労度>★★★★★


11:10 前回、鶴林寺裏参道を1,2キロ、
    転がるように下りきった県道?から歩き始めて  
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     さらに急な遍路道をどんどん下ります
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    11:20 「足」に嬉しい、心丈夫な道しるべ 
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   カラオケファンには嬉しい宿屋の名前
   「8秒8歩」に首を傾げたが、訊けば22番平等寺の隣りらしい
   つまり、「平等寺さんから8秒か8歩で山茶花の宿だよ」ってことかな?
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 11:50 道中の東屋で昼食・休憩 
     地元の方々からミカンのお接待がありました、感謝です。
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 本日の弁当 ¥840なり 
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   12:15 清流那賀川を渡り 
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       那賀川(なかがわ)は、
       徳島県を流れる那賀川水系の本流で、一級河川。
       幹川流路延長125kmと徳島県内で最も長い河川である。
       「最も良好な水質」として
       四国地方整備局2006年河川水質調査で清流四国一番に選ばれた。
                     (Wikipediaより)   
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       水井(すいい)橋から若杉谷の沢に沿って谷を遡り
       高低差340mの厳しいのぼり道が続きます
       頭上を走る(西日本最長の)ロープウエイに乗れば
       山麓の駅から10分で本堂真下に着くという・・・
       「歩く」と決めたこの遍路旅、決して乗りたいとは思わなかった
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           日本最古の鉱道跡だという、
           弘法大師となんだか絡みがあるらしい??
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          同行お遍路T・Tさんからご一報があり、
          上の画像は、縄文から弥生・古墳時代にかけて、
          神聖な顔料色とされた朱色の原料<辰砂>の
          発掘坑道・若杉山遺跡の一部とのことです。
          次のへんろ道看板の現在地にも<若杉山遺跡>と標記してあり、
          弘法大師云々の文章を削除し
          記事を訂正致します。 -2011年12月17日追記-         

鶴林寺から太龍寺への看板
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上り始めて1時間半、
13:30 やっと西の高野山と称される太龍寺の山門が見えた!
    山門額は「舎心山」、舎心とは捨身を意味するといわれます・・・
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山門から本堂までが結構遠いのです・・・
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13:40 鐘楼門 
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13:50 第21番 舎心山 太龍寺(しゃしんざん たいりゅうじ)本堂
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         西の高野と称されるだけあって、なかなか重厚な堂が並びます
14:40 大師堂
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太龍寺と呼ばれる由縁、本坊持仏堂天井の太龍の図
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境内の紅葉がお見事でした 
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14:40 本堂から更に1キロほど登った舎心ケ岳の絶壁には
    命を捧げて修行した大師像が今も遥か大海原を望んでお座りでした。
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                               切手
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14:40 その舎心ケ岳から太龍寺本堂とロープウエイ乗り場の紅葉を望む
    歩いて登って70分、ロープウエイなら10分だとか・・・
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 参拝後、山道を下って
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16:15 登り口と反対側の民宿・坂口屋前へ下山、無時ゴールイン!
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今日の足あと


  巡拝は22番平等寺へ続きます。
# by jh5swz | 2010-02-25 20:23 | 20番鶴林寺から21番 | Comments(0)

歩いた日>第6回・2006年10月6日  晴れ
コース>徳島市蔵本から第18番恩山寺~19番立江寺まで
      5時間 17,8キロ (通算99、9Km)
疲労度>★★☆☆☆


10:10 徳島市内の別格地蔵院から
      市街地を避けて「地蔵越遍路道」を登りました
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 峠付近のお地蔵さん
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    いつの頃からだったか、
      妙にお地蔵さんが気になり始めた私・・・
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10:30 地蔵越峠から望む徳島市街地
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10:46 やっと県道へ出て
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名前を知らなくても「花」は「花」
ブットレア(ホワイト)という花でした 2010・3/11 -編集者追記-
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11:30 勝浦川の土手で一休み
         -どこかの百羅漢さんを連想して思わずシャッター-
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11:50~12:40 大松町の日愛でうどん定食
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13:05 勝浦川を渡り
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13:50 国道56号 小松島市内を南下
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14:00 道中の「お杖の水」、今は飲めないらしい
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14:20 恩山寺仁王門
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 この仁王門は
 参道からちょっと外れた所に建っており、 
  苔むした と云うより 
   草生した いや 朽ちかけており・・・

 とは失礼だろうか?
 私も手元不如意につき、ポンと寄進もできず・・・


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第18番 母養山 恩山寺(ぼようざん おんざんじ) 本堂
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     弘法大師がこの寺で修行中、善通寺から母の玉依御前が会いに来たが、
    当時、この寺は女人禁制だったので、17日間の女人禁制を解く秘法を行い、
    母を寺内に招き入れ、孝行を尽くしたという。
    このことに因んで、山号は母養山、寺号を恩山寺と改められた。    
                              と手元の参考書。

       なおさらに気になるではありませんか、アノ草生した仁王門。

14:45 大師堂と玉依御前を祀ったお堂(右)
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恩山寺から立江寺へ4㌔の道中の新旧道標
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16:17 第19番 橋池山 立江寺(きょうちざん たつえじ)仁王門 
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立江寺本堂
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立江寺は「阿波の関所寺」と呼ばれ、
悪行をした遍路は、改心しないと、ここから先に進めないと信じられていた と云う。
改心して 先に進むことを許された 私?・・・

18番恩山寺納経
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        19番立江寺納経
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  次回、20番鶴林寺~21番大龍寺へ続く
# by jh5swz | 2010-02-23 21:18 | 18番恩山寺から19番 | Comments(0)

歩いた日> 第5回・2006年9月1日 晴れ
コース> 行者野橋発第13番大日寺から第17番井戸寺~眉山ふもとまで
           17,3キロ 4時間50分
疲労度> ★☆☆☆☆ 

10:10 前回ゴール地、行者橋で準備運動。
      これを手抜きすると夕方足が泣きます・・・ 
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  秋一色の鮎喰川沿い
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      今年も五穀豊穣です!
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10:20 大日寺めざしてひたすら歩きます
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10:40 徳島市へ入りました 
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11:00 近所の方々がお茶やお菓子を置いて「おやすみなし」亭
     おやすみなし」とは、阿波弁で「休んでお行なさいや」と云う意味のようです
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11:30 大日寺到着 
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        落成間もない? ピカピカの山門
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第13番 大栗山 大日寺(おおぐりざん だいにちじ)  
徳島市内には5カ所の霊場がありますが、大日寺はその最初の札所です。
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         前回(7/7)の遍路道中、駒坂の里で婆ちゃんがちり紙に包んでくれたお接待(小銭)
           この寺のお賽銭箱に納めて、お大師さんに彼の人のご長寿をお願いしたことです。


         ご住職の奥様は韓国舞踊界の国宝級名手だそうで立派な伝授道場がありました
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           その後、ご住職がお亡くなりになり、
             韓国から嫁がれた奥様が跡を継がれてご立派にお寺を守っておられます。

12:35 大日寺宿坊で昼食後、常楽寺へ出発
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13:10 常楽寺参道 山頭火句碑「人生即遍路」  
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第14番 盛寿山 常楽寺(せいじゅざん じょうらくじ)  
「流水の庭」と呼ばれる奇妙な岩肌の上に建つ本堂とアララギの巨木
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 そのアララギの巨木の
 枝分かれするところに
 鎮座まします「アララギ大師」。

 民間薬「アララギ(別名 一位)」は
 糖尿病の健康茶として人気の薬木です。
 ご注意!
  一位はアルカロイドを含むので、
 症状に応じ使用量は必ず専門家に
 ご相談のうえ服用して下さい。
  ー拙書 「愛媛の薬用植物図鑑」より
 
 

13:50 常楽寺から1キロほど歩くと国分寺到着 
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第15番 薬王山 国分寺(やくおうざん こくぶんじ)本堂
 聖武天皇の詔勅によって建てられた66ケ寺の一つで、当時の寺領は二町四方、
鎮護国家の祈願所として七重大塔を備えた大寺院だったと、お先達さんの説明。
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「非公開」と書いてあると「是非見て下さい」と読む悪いクセで
                      ブロックの穴から覗いた庭園跡? 
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       往時の国分寺の隆盛を偲ばせる豪壮な築山を見ることができたが荒れ放題で誠に惜しい!


14:40 国分寺から2キロほど歩いた古い町並みの中にこじんまりと・・・
第16番 光耀山 観音寺(こうようざん かんおんじ)山門
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山門は古かったが本堂は新築されたばかりか?
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16:00 観音寺から3キロ歩いて
第17番 瑠璃山 井戸寺(るりざん いどじ) 山門
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     阿波藩主蜂須賀重喜が別邸から移建したと伝わる鮮やかな朱塗りの山門は
                    屋根の幅や間口が広く武家屋敷の長屋門風で驚かされた


山門から井戸寺本堂を見る
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井戸寺・面影の井戸の80円切手
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  ここ井戸寺にも
  近隣の住人から
  水の悪さを訴えられた
  弘法大師が
  錫杖でを突いて湧かせたと伝わる
  「面影の井戸」があり、
  覗いて顔が映れば長生きできるという。

  気になるので覗いてみました、
  鏡のようにきれいに映りました!
  憎まれない程度に長生きできますように・・・


17:06 井戸寺から約5Kmを歩き、
      ヘトヘトになって夕暮れの徳島市街へ、
    1番霊山寺を出発して初めての市街地歩きで、車にいささか緊張。
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17:28 徳島市眉山のふもと、蔵本の別格地蔵院へゴールイン!
      本日17.3キロ 1番霊山寺から延べ82.1キロ 先は長い・・・
      来月は、ここから19番立江寺まで歩きます。 
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四国三郎の異名を持つ吉野川へ沈む夕日 18:00(松山へのバス車中から)
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今日の足あと・秋の陽射しの中17キロはちょっと堪えました・・・

 次回、18番恩山寺~19番立江寺へ旅は続きます。
# by jh5swz | 2010-02-21 14:15 | 13番大日寺から17番 | Comments(0)

焼山寺登り下り

歩いた日> 第3回・2007年6月15日 小雨
コース> 第11番藤井寺から12番焼山寺まで
       4時間50分 12,3キロ 
疲労度> ★★★★★


「遍路ころがし」とは、
遍路が転がり落ちるような難所を云い、
27番神峰寺、60番横峰寺、66番雲辺寺などがあり、
最も険しい遍路ころがしが焼山寺への登り坂と云われます。

藤井寺から三つの峠と谷を越えて、焼山寺への標高差は約700m
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                   イラストは某お遍路用品販売店サイトからお借り致しました

13キロを6時間かけて、深い山中を歩きます 
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10:00 藤井寺駐車場で入念なストレッチ  
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10:15 藤井寺本堂裏の登り口  
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10:30 四里の山登りが始まります・・・・
f0213825_10483791.jpg     焼山寺へ登り切ったら88番までは大丈夫!
     と、お先達さんは励ましてくれますが、
     この先が思いやられる看板・・・ 
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     せめて「平均時間」で登らないと
        お納経が間に合わない・・・
     頑張れ! カモシカのような細い足。

10:40 中央、帯状に流れるの吉野川を眺めて 
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11:35 長戸庵(ちょうどあん)で休憩
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12:18 あと30分で昼食だ~~! 
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12:45 雨に濡れたつづら坂を下って 
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12:50~13:50 柳水庵で昼食休憩
    手前・柳水庵(りゅうすいあん)
     奥・昔は大勢の遍路が泊まったらしい遍路宿
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小雨に降られて、柳水庵の紫陽花が一段と冴えます
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本日の昼食は「おにぎり弁当」
    空き腹になんとかと云いますが、これがまことに美味!美味! 
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13:53 小雨の中、一本杉めざして   
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14:10 一本杉の大師像に迎えられ
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       一本杉庵で小休止
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15:00 左右内(そうち)集落の真新しい道標
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15:42 焼山寺へ8丁のへんろ石 
f0213825_14511067.jpg        
    雨に咲くどくだみの花
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15:50 左右内の沢を渡り、最後の急坂を登りきってひと休み。 
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16:00 歩き始めて5時間、
     焼山寺参道の玉砂利を踏みしめながら・・・
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     やっと山門がみえた!
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16:10 第12番 摩廬山 焼山寺(まろざん しょうざんじ山門
山号の摩廬とは、梵語で水輪の意味で、「火伏せの山」を意味する
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境内を覆う老杉の大きさに圧倒されながら、 
     厳しかった山坂を振り返り感慨もひとしおでした。
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     天を支えるような大杉の奥に
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   本堂が見えつ隠れつ
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     お納経中、左奥から方丈・本堂・大師堂
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第12番焼山寺ご朱印
f0213825_10315542.jpg           冬の参拝も大変・・・           
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サポートバスは焼山寺駐車場まで入れないので、
ふもとの鍋岩まで小型マイクロバスで下山(車代一人¥1000-)、
いっぷく後、待機中のサポートバスに乗り換えて帰路につきました。

なお、このコースは、2006年6月2日に予定していましたが、
業界の全国大会のため琵琶湖へ出張・・・
1年遅れて、別チームに入れていただきやっと参拝できました。
(チーム6期の皆さま大変お世話になりました)
そんなこともあって、
思い出深い「遍路ころがし」体験でした。
地図では無数に車道があるが、歩いた山中には一箇所もクルマの通る道は無かった・・・


歩いた日> 第4回・2006年7月7日 晴れ
コース> 焼山寺から鍋岩経由 行者野橋まで 
       15,3キロ 7時間
疲労度>★★★★


10:30 前回、送迎バスが登れない焼山寺からチャーターしたタクシーで鍋岩まで下山したので
    今朝は、チャーターしたタクシーで焼山寺へ輪行して足あとを繋ぎます。
11:00 前回クルマに乗った山門手前の駐車場から鍋岩めざしてまで歩きはじめました。 
    1メートルといえどもキセル遍路できない厳しい修行の旅でございます。 
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杉木立の中、へんろ道を鍋岩へ下ります。
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11:30 四国遍路の開祖と呼ばれる衛門三郎終焉の地「杖杉庵(じょうしんあん)」の像
    托鉢に来た弘法大師に乱暴を振舞った衛門三郎は、八人の子供を亡くして改心し、
    21回目の遍路で、この地で大師とようやく再会、お詫びをして息絶えたという。
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12:10 鍋岩の清流
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12:20~13:00 鍋岩の里のへんろ小屋で弁当休憩  
       村の皆さんの七夕飾りのお接待に癒されます
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昼食・休憩後、焼山寺から1時間かけて下った鍋岩をあとに、
直線距離500m、標高差200mの玉ガ峠めざして、
厳しい山道をもう一度登ります、嗚呼・・・
f0213825_1003831.jpg  傾斜角45度? 
  霧の中、汗は流れる、足元は滑る・・・ 
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13:40 たった500mの坂道を30分かけて登った玉ガ峠は濃霧・・・ 
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峠の小さなお堂と苔むしたお地蔵さんが「ご苦労さま」と・・・
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峠の民家に咲いていた桔梗の花
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13:58 今から、中央に幽かに見える鮎喰川(あくいがわ)まで下ります 
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14:07 だんだん鮎喰川が大きく見えてきました 
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14:20 もう少し・・・ 
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14:57 やっとふもとへ降りました
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15:17 現在地 
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鮎喰川に架かるあの橋が
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15:25 駒坂の阿野橋(珍しい木造潜水橋) 
    川面からの高さは2mほどですが、欄干が無い橋は不慣れな者にはちょっとスリリングでした
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 追記(2014年春)
  清流にかかる木造の潜水橋は、いかにもへんろ道風情たっぷりでしたが、
  度々の水害で流されては架け替える地元の皆さんの負担を大きく
  現在ではコンクリート製の潜水橋になっているとの情報を頂きました。

15:30 カンナの花に背中押されて歩きます、
     道沿いの赤屋根の家のお年寄りの手招きに呼ばれました。
      「婆ちゃんは歳とって、もうよう歩かんけん 
        弘法大師さまに極楽へ呼んでもらうようによろしくな~」と、
      チリ紙に包んだお布施?のお接待、
               励まされて・・・ 思わず 合掌したことです。
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16:00 清流 鮎喰川(長瀬橋から) 
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長瀬橋柱 鮎がかなり食べれそう・・・
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鮎喰川原で一休み どころか歩きくたびれてバタン休!!
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16:36 ゴールの行者橋めざしてひたすら歩きます
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16:54 名西高瀬バス停で本日ゴールイン 
f0213825_12511270.jpg  ゴール1時間ほど前から、
  左足親指の爪を痛めて辛い4Kでした・・・
  玉ゲ峠からの下り坂1時間が堪えたようで
  帰宅してみたら爪は紫色のアートネール・・・
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 決して楽ではありませんでしたが、ウワサの「へんろ転がし」を無事通過、
 「焼山寺を歩き切ったら、もう88番まで大丈夫! と
 お先達さんの心丈夫な?お言葉でしたが、
 1200キロのうち、歩いた距離は、まだ65キロ、さてさて?

 正直なところ「エライこと始めてしもうた」と、帰路バス車中の感想・・・

   次回は徳島市内13番大日寺から17番井戸寺へ続きます。    
                 
# by jh5swz | 2010-02-21 11:53 | 12番焼山寺登り下り | Comments(0)

歩いた日> 第1回・2006年4月7日 快晴
コース> 第1番霊山寺から~第7番十楽寺まで17キロ 
疲労度> ☆☆☆☆


四国歩き遍路旅の始まり
第1番 竺和山 霊山寺(じくわざん りょうぜんじ)
 
 
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          以下の寺名と地図イラストは愛媛新聞アスリートクラブ特集号より


09:30 第1番霊山寺の朝、お遍路さんの行列! 
     お遍路衣装はじめ七つ道具の売場も大変繁盛でした
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10:10 参拝を済ませ、満開の桜に見送られて霊山寺山門を出発 
   弘法大師が、「天竺の霊山を和(日本)に移す」という意味を込めて
   寺名を竺和山一乗院霊山寺と名づけ、四国八十八ヶ寺巡拝の一番霊場としたという。
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四国霊場第1番霊山寺仁王門の高張提灯
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 1200キロの歩き遍路
 世間の皆さまは
 信仰 信仰 信仰とおっしゃいますが
 私の旅は
 健康 観光 結構 信仰・・・
 弘法大師様、
 まことに以って
 動機不純な門前の小僧をどうぞお許し下さい。




 私は歩いて四国を一周し、
  2011年の秋、ここ第1番へ戻ってくる計画です。

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                 イラストは「四国八十八カ所を歩く」(山と渓谷社発刊)より借用

第1番霊山寺から西へ1,5キロほど歩くと
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10:30 第2番 日照山 極楽寺(にっしょうざん ごくらくじ)仁王門   
     瓦葺き二層、白壁に朱塗りの柱が満開の桜に映えます!
     どうやら、1番霊山寺界隈には日帰り参拝者のための貸自転車があるようです。
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      縁起のいい寺として隆盛だったが、
      天正年間に土佐の長宗我部元親の兵火によって焼失。
      その後、衰退していたが万治2年(1659)に再建された。
      長宗我部氏は天正13年(1585)には四国全土を領有したが、
      その陰で阿波の寺の殆どが
      兵火で焼失してしまった歴史がある。(「四国八十八ヶ所巡り」より)


境内の満開の桜
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弘法大師お手植えと云う長命杉
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     その長命杉をデザインした切手
     長寿・所願成就の
     願いをかけるお遍路さんが多いそうです。
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2番極楽寺からさらに西へ2,5キロほど田園を歩くと
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12:00 第3番金泉寺です
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第3番 亀光山 金泉寺(きこうざん こんせんじ)仁王門   
ここも鮮やかな朱塗りの仁王門、正面に本堂
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境内には、黄金の井戸と云う伝説の井戸があり
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 巡錫中の弘法大師が水不足に悩む住民の願いに応えて
 彫ったのが「黄金の井戸」。
 水を飲むと長寿、
 井戸に顔が映れば3年は死なないとのこと
 小僧も呑んだ、顔も映った
 あれから5年、確かに生きております。
 ♪ありがたや ありがたや♪
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昼食は「桂居」と云う粋な京懐石
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金泉寺奥ノ院への道中見つけた・この子「誰の子?」
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13:30 金泉寺奥ノ院 愛染院 
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   ここは刷毛墨書きが有名らしい
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13:50 桜の下、第4番大日寺めざして 
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愛染堂から2キロほど歩くと
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14:20 大日寺鐘楼門です 
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満開の桜に迎えられて第4番 黒厳山 大日寺本堂到着 
寺の前は田んぼ、裏三方は山に囲まれた鄙びた趣きが印象深い霊場でした
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大日寺から約2キロで
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15:10 第5番 無尽山 地蔵寺 
    へんろ道順どおりに歩くと寺の裏側から境内へ入った?
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            この寺の五百羅漢さんが拝観できなかったのは些か心残り・・・

16:10 6番安楽寺までは5キロ以上あり、桜の下でちょっといっぷく 
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しばらく歩いて
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17:00 第6番 温泉山 安楽寺鐘楼門 
  山号の示す通り、昔、寺の近くの安楽寺谷には万病に効く温泉が湧き出ていたと云う、
  その温泉も、今は枯渇してしまったが、ここの宿坊では大師開山の趣旨に因み
  ラジューム鉱石や薬草を浴槽に入れ宿泊するお遍路に喜ばれているらしい。
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         2013年8年01日 宿坊の温泉について追記訂正
           ブログネーム ルチルさんから、現在では大師堂前から新しい源泉が湧き出て
           天然温泉が復活している旨、コメントを頂きましたので付記致します。


他の団体さんもあり、混雑気味の安楽寺本堂
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安楽寺から1キロで本日の最終寺
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17:40 桜眺めて第7番 光明山 十楽寺山門(鐘楼門) 
    鯛やヒラメのお出迎えは無かったが竜宮城へ招かれた気分になりました。
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満開の桜吹雪くぐって、第7番十楽寺遍照殿(中門)
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桜坂登って、大師堂
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かくして歩き遍路第1日目17キロを無事完歩、おかげさまで御座りまする。
このあとの第12番焼山寺以外の霊場は平野部に点在し比較的楽だと、お先達さんは仰る・・・
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               第12番は遍路も転げるとウワサされる「遍路ころがし坂」らしい・・・

本日参拝した霊場のご朱印
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 お納経帳余話
  「納経」とは、
  参拝したときに写経を納め、
  寺側から、その受領証として
  持参した納経帳に墨書で
  「奉納」「本尊名」「寺名」を書いて
  宝印(ご朱印)を押していただくこと。
  昨今は、写経の代わりに読経して
  ご朱印を受けるのが一般的らしい。
  因みに、
  ご朱印が複数回押印されているのは
  その回数参拝した印しで
  何十回と巡拝した人の納経帳は
  真っ赤になると云います。


  私は、関東に住む同級生から預かった「写経」を各寺に納め、
  習い始めた般若心経を唱えて墨書とご朱印を受けています。

  なんだスタンプラリーか、とおっしゃる御仁もおられますが、
  価値観は人それぞれと云うことで・・・
  年間30万人とも云われる参拝者に墨書きなさるお寺さんの筆の運びも七人七様。


歩いた日> 第2回・2006年5月5日 快晴
コース> 第7番十楽寺発から
  吉野川を渡って第11番藤井寺まで
20,2キロ 

疲労度>  ☆☆☆☆ 
本日の計画


10:26  第8番 普明山 熊谷寺(ふみょうざん くまたにじ)仁王門  
    小高い山の中腹にある豪壮な二層の仁王門は
    四国霊場の木造山門としては最大規模のもので貞享4年(1687)の建立。
    貞享4年といえば五代将軍徳川綱吉が「生類憐みの令」を発布した年・・・
    やらた遠い昔に思いを馳せた門前の小僧・・・ 
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左右の仁王像の朱色は長年の年月を経ては剥げかかっており、それが又迫力がありました。
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    境内案内看板
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熊谷寺多宝塔
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10:40 熊谷寺山門(中門)  
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11:35 第9番 正覚山 法輪寺(しょうかくざん ほうりんじ)山門
     田んぼの中にあるので、地元の人は「田中の法輪寺」と呼ぶとか。 
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          軒丸瓦の紋も丸に十の字で「田中」、即ち田中の法輪寺のシンボルとか。
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陽射しいっぱいに浴びて法輪寺お納経
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 法輪寺前の名物?らしい草餅屋さん
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13:16 10番切幡寺への参道にあった気の利いた落書き?立派な道標なり
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食べる時間は無かったが、まごころ込めた巧い看板
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山門の腰板もかなりお疲れですが、カメラマンもお疲れ気味で水平感覚欠如・・・
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13:27 切幡寺名物333段坂
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         結構 厳しい・・・
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男女雇用機会均等法のご時勢ですから・・・
f0213825_17561225.jpg        ちゃんとそろえませんと・・・
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13:40 第10番 得度山 切幡寺(とくどざん きりはたじ)本堂 
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 境内奥の美形の観音像
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 333段の石段を登りきった
 境内の奥には上品な観音像があり、
 観音像は、
 左手に布、右手にハサミを持っている 
 像のモデルとなった娘の物語は長くなるので省略するが、
 娘が成仏変身したという観音像の実物は、
 秘仏として一般には非公開だとか
 寺は女人成仏の寺として、
 特に善女に人気があるという。 
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         切手になっ観音像
 
 
14:40 切幡寺をあとに藤井寺までは約10キロ、暑さに負けて大休止・・・
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15:07 へんろ道沿いの優しいお百姓さんは満開の菖蒲に遠慮しながら田植えの準備中でした
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15:13 「四国三郎」の異名を持つ吉野川 
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        写真左手の緑は土手ではなく、巨大な中洲・善入寺島の一部。
        昔、遍路は無料の渡船があったらしいが、
        今は安全保安基準とやらに押し流されて潜水橋を渡ります。
        (四万十川では沈下橋と呼び、地方によって潜没橋・潜流橋・冠水橋とも呼ぶ)
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15:40 潜水橋:親切な運転手さんが全員が渡るまで待って頂きました 
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16:40 出発地の十楽寺から20K、やっと藤井寺仁王門到着  
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              仁王信仰の象徴 山門の大草鞋
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第11番 金剛山 藤井寺(こんごうざん ふじいてら)本堂
 殆んどが真言宗の88ケ寺中、ここは珍しい臨済宗妙心寺派のお寺
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 寺号は、弘法大師が修行後、五色の藤を植えたことに由来するという
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その寺号に相応しく、五色の藤に彩られた境内
  花の見ごろに参拝できたことを感謝します
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                 本日参拝寺ご朱印
もう少し筆修行して欲しいなあ・・・
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本日の足あと
十楽寺~熊谷寺~法輪寺~切幡寺~藤井寺 20,2キロ

 次回は、四国霊場巡拝中、最大の難所と云われる12番焼山寺への登り下りです。
# by jh5swz | 2010-02-15 17:12 | 1番霊山寺から11番 | Comments(4)