坂本屋・臨時オープン/西予市から愛媛県歴史文化博物館ご一行ご来館
2015年 03月 26日
平成27年3月25日(水)の日記。
43番明石寺の近くにある愛媛県歴史文化博物館友の会?の皆さん20人が
「歩き遍路道体験ツアー」と称して
三坂峠から遍路道を下って46番浄瑠璃寺・47番八坂寺まで歩かれる。
昼食・休憩地として坂本屋へ協力依頼があり、運営委員会会長から
臨時出仕を頼まれ、馳せ参じました。
08:15 自宅発、まずは近隣の48番西林寺を参拝、
県外ナンバーの乗用車が4台、いつもに比べれば静かな朝参りでした。
08:40 丹波の里から望む三坂峠は春遠からじの山の色。
もうすぐ「山笑う」かな?
08:55 坂本屋着、すでに田船さんが玄関雨戸を開けてお茶の支度中。
会長と小僧は幟旗を立て、駐車場へ20人分の机・イスをスタンバイ。
標高400mの坂本屋は寒い!
坂本屋ならでは・・・と自画自賛?の囲炉裏火を焚きます。
(盗賊はしませんが)火付けはかなり腕前を上げました。
ソメイヨシンのつぼみはまだ固いのですが、
すぐ傍の「小米桜」は満開なのです、
「花泥棒は罪にならん」とか言いますので
一枝、いや小枝を三本手折って、
路地の菜の花を添えて
門前流家元・小僧の今朝の花、
毎度ながら
「フム、いい風情よなあ~」。
花など活けるキャラかよ!
と、外野の声がきこえそう・・・
たかが一輪挿しの季節の花、
土間の一隅から「春」を発散。
春夏秋冬、「花」の力はスゴイ!
花咲くこの星に生まれてよかった。
座敷は4月3・4日の坂本屋ひな祭りの雛様が出番待ち。
雛様に座敷を占領されて、ご一行の昼食場所を駐車場へセッティングした次第。
10:00 軽い足どりでお遍路さんが一人。
「時間ありましたら休んで行かれませんか?」。
「ありがとうございます、今日は距離を稼ぎたいので
お気持ちだけご馳走になります」と、
合掌されて、先を急がれたお遍路さん、気持ちよかった!
11:25 とても美形だった異国のお遍路さん。
Shall have a break? と、自信のないカタカナ英語・・・
「アイムインハリー」と聞こえた、やった通じた!
OK! Have a nice HENRO trip. と、見送ったが通じたやろか?
11:35 歴史博物館遍路ウオーク隊、先頭ご到着。
セットした青空食堂?で坂本屋名物「草餅」をお接待。
各自ご持参のお弁当タイム。(晴れてよかった~)
朝一番にスタンバイした囲炉裏火が懐かしいと喜んでいただきました。
(なにしろ峠の沢ではツララがあったそうですから)
12:15 お名残りつきませんが、次の札所参りの予定もあるようで
丁重なお礼の言葉を残されて皆さん46番浄瑠璃寺へご出発
12:50 所沢さんと土佐清水さんがひと休み。
この先しばらく食堂もCVSも無いので
囲炉裏端で焼きむすび、お餅、草餅をお接待、有り合せですみません。
「掲載ご承諾」を頂くことを忘れましたので遍路笠に代役して貰います。
13:12 「さて、今夜の宿を決めてないのだが・・・天下の道後だから」と、ご出立。
昨日から前になったり後ろになったりのかけ連れ遍路さん、
常々、「これぞ将に歩き遍路の醍醐味!」と、小僧は羨ましく思うことです。
13:30 本日は臨時開店につき早仕舞い。
青空食堂のテーブルとイスを片付けて、
囲炉裏火消して、雨戸を閉めて、勝手口施錠。
下山途中の所沢さん、土佐清水さんに追いついて、
「乗って行きますか?と言いたいところですが、頑張って歩いて下さ~い」。
浄瑠璃寺の手前で歴博ウオーク隊に追いつき、
車中から「またゆっくり坂本屋へ遊びに来て下さ~い」。
愛媛県歴史文化博物館皆さま
<花ごよみ>
嬉しいことに、昨秋、駐車場へ種を蒔いておいた
ウチの畑に咲く諸葛菜(紫菜の花)が芽吹いて花を一輪つけていました。
因みに、今咲き誇る自宅の諸葛菜(3/26撮影)
(かの軍師・諸葛孔明が兵士の食用にして広まったと伝わる野菜です)
43番明石寺の近くにある愛媛県歴史文化博物館友の会?の皆さん20人が
「歩き遍路道体験ツアー」と称して
三坂峠から遍路道を下って46番浄瑠璃寺・47番八坂寺まで歩かれる。
昼食・休憩地として坂本屋へ協力依頼があり、運営委員会会長から
臨時出仕を頼まれ、馳せ参じました。
08:15 自宅発、まずは近隣の48番西林寺を参拝、
県外ナンバーの乗用車が4台、いつもに比べれば静かな朝参りでした。
08:40 丹波の里から望む三坂峠は春遠からじの山の色。
もうすぐ「山笑う」かな?
08:55 坂本屋着、すでに田船さんが玄関雨戸を開けてお茶の支度中。
会長と小僧は幟旗を立て、駐車場へ20人分の机・イスをスタンバイ。
標高400mの坂本屋は寒い!
坂本屋ならでは・・・と自画自賛?の囲炉裏火を焚きます。
(盗賊はしませんが)火付けはかなり腕前を上げました。
ゆらゆらゆれる炎を見るだけで暖かくなるのです。
ソメイヨシンのつぼみはまだ固いのですが、
活け花に使われる桜らしいが、「小米桜」とは言い得て妙! -3/28追記-
「花泥棒は罪にならん」とか言いますので
一枝、いや小枝を三本手折って、
路地の菜の花を添えて
門前流家元・小僧の今朝の花、
毎度ながら
「フム、いい風情よなあ~」。
花など活けるキャラかよ!
と、外野の声がきこえそう・・・
たかが一輪挿しの季節の花、
土間の一隅から「春」を発散。
春夏秋冬、「花」の力はスゴイ!
花咲くこの星に生まれてよかった。
座敷は4月3・4日の坂本屋ひな祭りの雛様が出番待ち。
雛様に座敷を占領されて、ご一行の昼食場所を駐車場へセッティングした次第。
10:00 軽い足どりでお遍路さんが一人。
「時間ありましたら休んで行かれませんか?」。
「ありがとうございます、今日は距離を稼ぎたいので
お気持ちだけご馳走になります」と、
合掌されて、先を急がれたお遍路さん、気持ちよかった!
軽快な足取りでした、この先も道中ご安全に! 241
11:25 とても美形だった異国のお遍路さん。
Shall have a break? と、自信のないカタカナ英語・・・
「アイムインハリー」と聞こえた、やった通じた!
OK! Have a nice HENRO trip. と、見送ったが通じたやろか?
「気ィつけて お行きなさいよ~」とノドの奥・・・ 242
11:35 歴史博物館遍路ウオーク隊、先頭ご到着。
以下、責任者の方に撮影とブログ掲載のご了承を得てUP致します。
セットした青空食堂?で坂本屋名物「草餅」をお接待。
朝一番にスタンバイした囲炉裏火が懐かしいと喜んでいただきました。
(なにしろ峠の沢ではツララがあったそうですから)
築後百余年、昭和初期まで「遍路宿」として賑やかだった坂本屋の玄関です
12:15 お名残りつきませんが、次の札所参りの予定もあるようで
丁重なお礼の言葉を残されて皆さん46番浄瑠璃寺へご出発
引き続いて道中ご安全に!
12:50 所沢さんと土佐清水さんがひと休み。
この先しばらく食堂もCVSも無いので
囲炉裏端で焼きむすび、お餅、草餅をお接待、有り合せですみません。
「掲載ご承諾」を頂くことを忘れましたので遍路笠に代役して貰います。
13:12 「さて、今夜の宿を決めてないのだが・・・天下の道後だから」と、ご出立。
昨日から前になったり後ろになったりのかけ連れ遍路さん、
常々、「これぞ将に歩き遍路の醍醐味!」と、小僧は羨ましく思うことです。
1番霊山寺から坂本屋まで750㌔、一日の距離や速さはさておいて
四国歩き通されたお遍路さんの背中には余裕さえ感じます。 243 244
13:30 本日は臨時開店につき早仕舞い。
青空食堂のテーブルとイスを片付けて、
囲炉裏火消して、雨戸を閉めて、勝手口施錠。
下山途中の所沢さん、土佐清水さんに追いついて、
「乗って行きますか?と言いたいところですが、頑張って歩いて下さ~い」。
浄瑠璃寺の手前で歴博ウオーク隊に追いつき、
車中から「またゆっくり坂本屋へ遊びに来て下さ~い」。
愛媛県歴史文化博物館皆さま
<花ごよみ>
嬉しいことに、昨秋、駐車場へ種を蒔いておいた
ウチの畑に咲く諸葛菜(紫菜の花)が芽吹いて花を一輪つけていました。
因みに、今咲き誇る自宅の諸葛菜(3/26撮影)
(かの軍師・諸葛孔明が兵士の食用にして広まったと伝わる野菜です)
諸葛菜は、恥ずかしながら初めて耳にしました。どんな味なんでしょうね?
坂本屋さん繁盛でなによりですが、会員様たちの無償の奉仕にはいつもながら頭が下がります。合掌
どこでもドアがあったら駆けつけてお手伝いさせてもらいたいっす。
坂本屋さん繁盛でなによりですが、会員様たちの無償の奉仕にはいつもながら頭が下がります。合掌
どこでもドアがあったら駆けつけてお手伝いさせてもらいたいっす。
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jh5swz at 2015-03-27 15:55
おやっさん、
坂本屋は商売ヘタですから繁盛するんですよ(笑)。
「坂本屋の利益はさまざまな人達との交流である」とは
運営委員会会長の言です。
私は常々「おせったい」が「おせっかい」にならないよう
お立ち寄りのお遍路さんには心しております。
また、何時の日か応援に来て下さい、待っています。
PS)
諸葛菜の花が好きな女房が、中国戦国ドラマを観ていて
名前が同じだから調べてくれとのお達し。
荒地でも丈夫に育つこの野菜を大軍を率いて進軍する折の
食料補給用にして全土に広がり日本に帰化した植物だとか。
それまで私も知りませんでしたので「へえ~~」です。
坂本屋は商売ヘタですから繁盛するんですよ(笑)。
「坂本屋の利益はさまざまな人達との交流である」とは
運営委員会会長の言です。
私は常々「おせったい」が「おせっかい」にならないよう
お立ち寄りのお遍路さんには心しております。
また、何時の日か応援に来て下さい、待っています。
PS)
諸葛菜の花が好きな女房が、中国戦国ドラマを観ていて
名前が同じだから調べてくれとのお達し。
荒地でも丈夫に育つこの野菜を大軍を率いて進軍する折の
食料補給用にして全土に広がり日本に帰化した植物だとか。
それまで私も知りませんでしたので「へえ~~」です。
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桃 ぶどう
at 2015-03-29 10:38
x
>丹波の里から望む三坂峠は春遠からじの山の色。
>もうすぐ「山笑う」かな?
「山が笑う。」いい言葉ですね。
玉ヶ峠から徳島市内へ下る道、山を越え山を越え・・・
その山の木々が芽吹く寸前で、山がボ~ッと暖かい色に変化しているのを見たら、「山の息吹きがもうすぐ爆発する。」と感じました。
凄い生命力ですよね。
>もうすぐ「山笑う」かな?
「山が笑う。」いい言葉ですね。
玉ヶ峠から徳島市内へ下る道、山を越え山を越え・・・
その山の木々が芽吹く寸前で、山がボ~ッと暖かい色に変化しているのを見たら、「山の息吹きがもうすぐ爆発する。」と感じました。
凄い生命力ですよね。
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jh5swz at 2015-03-29 15:51
桃さん、
ナヌッ、玉が峠とな?
急いで「紀行」へ飛んでみましたぞ。
6年ぶりのお四国参りは焼山寺でしたか!
楽ではなかったからこそ忘れられないコースなんですね~
残した「宿題」の顛末、楽しみにしています。
山と一緒に笑える三坂の茶屋へも足を延ばしませんか?
ナヌッ、玉が峠とな?
急いで「紀行」へ飛んでみましたぞ。
6年ぶりのお四国参りは焼山寺でしたか!
楽ではなかったからこそ忘れられないコースなんですね~
残した「宿題」の顛末、楽しみにしています。
山と一緒に笑える三坂の茶屋へも足を延ばしませんか?
by jh5swz
| 2015-03-26 19:26
| 坂本屋日記 2015
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