生目神社 2015秋の大祭
2015年 09月 17日
平成27年9月15日(火)の日記。
松山市浄瑠璃町
(そうです、46番浄瑠璃寺さん、47番八坂寺さんのある町です)には
「目」に、ご利益があると伝わる「生目(いきめ)神社」というお宮さんがあります。
生目神社の故事来歴は以前の日記をご笑覧願うとして・・・
⤴クリック
この春、坂本屋相談役・坂本公民館のM館長のご媒酌で
我が家の庭の「メグスリノキ」2本がその生目神社のご神木として嫁ぎました。
解せないのが、登り口広場にあるこの六地蔵・・・
霊場巡拝の道中や寺の参道でよく見かける六地蔵が、何故お宮の参道に???
歩けば10分以上はかかりそうな急坂を愛車に鞭打って数分、
木立に囲まれた駐車場からちょいとキツイ坂道を60mほど歩けば幟旗が、
生目神社拝殿。
境内には、参拝者が返納する古い御璽を焚きあげる結界が仕切ってあり、
その奥に立派な神輿が出番を待っています。
公民館長さんの紹介で
ご神職はじめ総代さん皆さまに、
メグスリノキ寄贈者?として
もったいないほど丁重な
お迎えを頂いたうえ、
御璽と紅白餅まで頂戴して、
手ぶら参拝の私、恐縮の極みでした。
注がれた御神酒をチビリと口にしたら
「STOP! あとは私が戴く」と相方。
恭しくも本殿御開帳(恐れ多くて手ブレ・・・)
拝殿には目を患う参拝者の願い札が
ちょうど拝殿内には眼病治癒を願う参拝者が個人ご祈祷を受けておられました。
4年前の春、参拝した四国霊場第77番道隆寺にも
目の病気に霊験があるとされる「眼なおし薬師」があり、
参拝者は年の数だけ「め」の文字を書いて奉納祈願します。
山門前のお店では「眼蘇茶」が名物でした。
メグスリノキ茶 5,7g × 12包 ¥1080(税込)
みやげに買ったお茶は飲んでしまいましたので商品の画像は
門前の遍路用品専門店サンエイ様のHPよりお借りしました。
さてさて、気になる嫁いだメグスリノキとご対面。
前々からあったハズの左右のご神木(数枚上の写真参照)を差し置いて
拝殿により近い所で狛犬に守られてスクスクと育っていました。
ちゃんと表札まで設えてもらって
【メグスリノキ(民間薬木・食品)】
わが国固有の落葉高木で本州(宮城県以南)、九州に分布、
西日本では深い山の渓谷部に、ごく稀に生育する。
カエデ(楓)の仲間だが、葉は対生し3小葉を持つ複葉で、
多くのカエデ科樹木のような掌状の切れ込みはない。
(中略)
初夏に花期をを迎える。花は小さく淡黄色。雌雄異株。
果実は夏から秋に熟し、カエデの仲間としては大形。
愛媛の薬用植物図鑑 -愛媛新聞社刊ーより
春の大祭の前日(4/14)、コソッと会いに来たときには
ヒョロヒョロと伸びた枝先に
健気にも真綿のような新芽を出していました。 (上記3枚は2015年4月14日撮影)
☆境内で目撃した不思議な光景
お線香立て、手水鉢、蝋燭立て、神名幟、狛犬、拝殿が並びます。
お宮にお燈篭はあっても一般的には、蝋燭や線香は立てまい・・・
公民館長さんの話しと参道登り口の六地蔵さんと併せ考えると
ときの政権のご都合で混乱した神仏習合・分離政策の名残りではなかろうか?
☆境内で発見した珍しいハート型手水鉢
心臓の弱い(悪い)人に霊験があるとか
若いカップルがお参りに来て
この手水で手を洗い
口を清めて「♡告白♡」すると
必ず結ばれる だとすると・・・
ヘタな弘法大師さま伝説より粋!
生目神社様!コレ普及、布教しませう!
その台座
文政12年と刻んであり・・・
調べてみると186年前は、
葛飾北斎が富嶽三十六景を完成させた年。
こんな粋な手水鉢を造る職人が居て、
奉納する遊び心たっぷりの人が居た・・・
門前の小僧の夢はふくらむのだ~~~
雑木を伐採した境内から見た道後平野(東部)のパノラマの如き眺望。
この絶景は、生目神社の霊験か、はたまたメグスリノキの効用か(笑)
例によって、余談ながら・・・
嫁いだ娘が先方で大事にされて、至って元気な姿に気分よくして
本日の昼食は大奮発して、お気に入りの「瓢月の天ザルうどん ¥980!」
松山市浄瑠璃町
(そうです、46番浄瑠璃寺さん、47番八坂寺さんのある町です)には
「目」に、ご利益があると伝わる「生目(いきめ)神社」というお宮さんがあります。
生目神社の故事来歴は以前の日記をご笑覧願うとして・・・
⤴クリック
この春、坂本屋相談役・坂本公民館のM館長のご媒酌で
我が家の庭の「メグスリノキ」2本がその生目神社のご神木として嫁ぎました。
先日の坂本屋当番の折り、
公民館長さんから、
9月15日が
神社の春の大祭であるとのご案内を頂き、
混雑するであろう
11時の「もちまき」を避けて
嫁いだ二人の娘に会いに相方と出かけました。
(小店ながら昼休みなどと贅沢して・・・)
昔は臨時バスが出て、
参道に屋台が出るほどの祭りだったとか、
心弾ませて浄瑠璃寺町へ疾走。
47番八坂寺さんの参道に翻るこの秋に新調された幟元を左折します。
知らないお方が幟旗をご覧になると、正面の八坂寺さんがお宮に見えるかも?
豊作のあぜ道に咲き始めた彼岸花の朱が冴えます。
春に参拝したときは草道だった参道が
神社や総代、氏子さんの肝いりで登り口から
きれいに簡易舗装されていました。
舗装された参道全景を撮ったのだが参拝者下山中でカット
公民館長さんから、
9月15日が
神社の春の大祭であるとのご案内を頂き、
混雑するであろう
11時の「もちまき」を避けて
嫁いだ二人の娘に会いに相方と出かけました。
(小店ながら昼休みなどと贅沢して・・・)
昔は臨時バスが出て、
参道に屋台が出るほどの祭りだったとか、
心弾ませて浄瑠璃寺町へ疾走。
47番八坂寺さんの参道に翻るこの秋に新調された幟元を左折します。
知らないお方が幟旗をご覧になると、正面の八坂寺さんがお宮に見えるかも?
豊作のあぜ道に咲き始めた彼岸花の朱が冴えます。
春に参拝したときは草道だった参道が
神社や総代、氏子さんの肝いりで登り口から
きれいに簡易舗装されていました。
解せないのが、登り口広場にあるこの六地蔵・・・
霊場巡拝の道中や寺の参道でよく見かける六地蔵が、何故お宮の参道に???
歩けば10分以上はかかりそうな急坂を愛車に鞭打って数分、
木立に囲まれた駐車場からちょいとキツイ坂道を60mほど歩けば幟旗が、
生目神社拝殿。
境内には、参拝者が返納する古い御璽を焚きあげる結界が仕切ってあり、
その奥に立派な神輿が出番を待っています。
公民館長さんの紹介で
ご神職はじめ総代さん皆さまに、
メグスリノキ寄贈者?として
もったいないほど丁重な
お迎えを頂いたうえ、
御璽と紅白餅まで頂戴して、
手ぶら参拝の私、恐縮の極みでした。
注がれた御神酒をチビリと口にしたら
「STOP! あとは私が戴く」と相方。
恭しくも本殿御開帳(恐れ多くて手ブレ・・・)
拝殿には目を患う参拝者の願い札が
4年前の春、参拝した四国霊場第77番道隆寺にも
目の病気に霊験があるとされる「眼なおし薬師」があり、
参拝者は年の数だけ「め」の文字を書いて奉納祈願します。
山門前のお店では「眼蘇茶」が名物でした。
みやげに買ったお茶は飲んでしまいましたので商品の画像は
門前の遍路用品専門店サンエイ様のHPよりお借りしました。
さてさて、気になる嫁いだメグスリノキとご対面。
前々からあったハズの左右のご神木(数枚上の写真参照)を差し置いて
拝殿により近い所で狛犬に守られてスクスクと育っていました。
ちゃんと表札まで設えてもらって
【メグスリノキ(民間薬木・食品)】
わが国固有の落葉高木で本州(宮城県以南)、九州に分布、
西日本では深い山の渓谷部に、ごく稀に生育する。
カエデ(楓)の仲間だが、葉は対生し3小葉を持つ複葉で、
多くのカエデ科樹木のような掌状の切れ込みはない。
(中略)
初夏に花期をを迎える。花は小さく淡黄色。雌雄異株。
果実は夏から秋に熟し、カエデの仲間としては大形。
愛媛の薬用植物図鑑 -愛媛新聞社刊ーより
春の大祭の前日(4/14)、コソッと会いに来たときには
ヒョロヒョロと伸びた枝先に
☆境内で目撃した不思議な光景
お線香立て、手水鉢、蝋燭立て、神名幟、狛犬、拝殿が並びます。
公民館長さんの話しと参道登り口の六地蔵さんと併せ考えると
ときの政権のご都合で混乱した神仏習合・分離政策の名残りではなかろうか?
☆境内で発見した珍しいハート型手水鉢
心臓の弱い(悪い)人に霊験があるとか
若いカップルがお参りに来て
この手水で手を洗い
口を清めて「♡告白♡」すると
必ず結ばれる だとすると・・・
ヘタな弘法大師さま伝説より粋!
生目神社様!コレ普及、布教しませう!
その台座
文政12年と刻んであり・・・
調べてみると186年前は、
葛飾北斎が富嶽三十六景を完成させた年。
こんな粋な手水鉢を造る職人が居て、
奉納する遊び心たっぷりの人が居た・・・
門前の小僧の夢はふくらむのだ~~~
雑木を伐採した境内から見た道後平野(東部)のパノラマの如き眺望。
この絶景は、生目神社の霊験か、はたまたメグスリノキの効用か(笑)
例によって、余談ながら・・・
嫁いだ娘が先方で大事にされて、至って元気な姿に気分よくして
本日の昼食は大奮発して、お気に入りの「瓢月の天ザルうどん ¥980!」
生まれも育ちもお隣うどん県で、
さぬきのうどん屋1000店は食べ歩いたという
某お先達さんが「伊予では一番!」と
折り紙をつけてくれた瓢月のうどん、
なかなかコシがあり ツルツルのツヤツヤ麺、
好みもございましょうけど、
門前の小僧お奨めです!
48番西林寺さんと
奥之院・杖之淵の近隣なり。
☞ 拙者、決して「瓢月さん」の回し者ではござりませぬ。
さぬきのうどん屋1000店は食べ歩いたという
某お先達さんが「伊予では一番!」と
折り紙をつけてくれた瓢月のうどん、
なかなかコシがあり ツルツルのツヤツヤ麺、
好みもございましょうけど、
門前の小僧お奨めです!
48番西林寺さんと
奥之院・杖之淵の近隣なり。
☞ 拙者、決して「瓢月さん」の回し者ではござりませぬ。
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kimiko-keme at 2015-09-17 21:19
門前の小僧様
メグスリの木! 忘れてました。見に行かんと。。。表札がついていたら間違うことはないですね。天気のいいときに原付で上がってみます。(歩いて上がろうと思わないところがミソ(笑))
でも、ちょっと、ここんとこ超多忙で、抜けが多くなって凹んでます。(T_T)
メグスリの木! 忘れてました。見に行かんと。。。表札がついていたら間違うことはないですね。天気のいいときに原付で上がってみます。(歩いて上がろうと思わないところがミソ(笑))
でも、ちょっと、ここんとこ超多忙で、抜けが多くなって凹んでます。(T_T)
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おやっさん
at 2015-09-18 05:56
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嫁いだ二人の娘さん、しっかり神様にお仕えされておられますね~。この先幾世代も人の世を見続けていくのでしょう。わしも参拝したくなってしまいました。次回お時間が許せば・・・。
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jh5swz at 2015-09-18 09:08
kimikoさん、
10月末~11月中旬? 山の上ですからうまくいけば絶紅葉かも。
舗装はできましたが急坂ですから原付の登り下り、お気をつけて!
今日も用事があるのが「教養」、今日も行くと所があるのが「教育」、
凹んだらいけません、凸みましょう!
10月末~11月中旬? 山の上ですからうまくいけば絶紅葉かも。
舗装はできましたが急坂ですから原付の登り下り、お気をつけて!
今日も用事があるのが「教養」、今日も行くと所があるのが「教育」、
凹んだらいけません、凸みましょう!
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jh5swz at 2015-09-18 09:12
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jh5swz at 2018-02-28 08:09
おやっさん、
かなり過去コメントですが・・・訂正します。
上記の<次回56・57番>は《次回46・47番》と、
<56番浄瑠璃寺さん>は《46番浄瑠璃寺さん》と訂正致します(恥)
なにを寝とぼけていたのでしょう、
46番さま、大変失礼いたしました。
かなり過去コメントですが・・・訂正します。
上記の<次回56・57番>は《次回46・47番》と、
<56番浄瑠璃寺さん>は《46番浄瑠璃寺さん》と訂正致します(恥)
なにを寝とぼけていたのでしょう、
46番さま、大変失礼いたしました。
by jh5swz
| 2015-09-17 08:17
| 遍路の神社巡り
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