コスモスの秋、遍路さん続々
2015年 10月 05日
平成27年10月3日(土)坂本屋当番日記。
季節もよくなったことだし、今日もまた楽しい出会いを期待して。
08:10 ちょっと出遅れて自宅発。
48番西林寺さんの朝参りもスルーして三坂へ急ぐ。
08:35 坂本屋着。
すっかり秋めいて、ひんやり・・・
順打ちお遍路さんには、地図の上で松山市最初の民家坂本屋、104歳、達者で男前です。
目下、ゆるきゃらグランプリで
苦戦しながらも首位をキープ中の
「みきゃん10月カレンダー」に
コスモス活けて
お茶の仕度をしていたら・・・
08:50 おしどり仙台さんと膝を故障気味の駆け連れお遍路さんがお立ち寄り。
熱い茶がマに合わないので、持参したポット茶に茶菓子を添えて・・・
奥さんが、
「峠からはバスも考えたが、気持ちのいい遍路道を歩いてよかった」
ご主人には、
宮城・仙台のお話しと道中あれこれをいっぱい聞かせてもらいました。
09:25 膝を痛めた駆け連れさんを労わりながら46番浄瑠璃寺さんへご出立。
09:30 入れ替わるように熟女二人連れの茨城さんがお立ち寄り。
先日の水害のお見舞いを申し上げたら・・・
「避難しました、恐ろしかったです」。
09:48 今日は道後でゆっくり汗を流したいとご出立。
ちょっと遅れて出仕の中川さんから
自宅の無農薬みかん差し入れ、
このみかん、
色合いは「まだ早いかな?」ながら
味は秀一!
このあとのお遍路さんに大好評。
10:20 四日市さんご休憩。
「今日までで一番辛かった所は?」
「歩いても歩いても空と海の室戸岬への道」
「だから空海さんかも、ですね!」、
「な~るほど」
10:45 道後温泉までは歩いておきたいと、ご出立。
さてさて、次の画像は、
facebookでお付き合い頂いている
神戸在住のイラストライター「おかだ とよいち」さんが
先日、私の誕生日の祝いに坂本屋のすぐ下の景色を描いて送って戴いたお宝。
ブログ掲載の快諾を得てご披露。
この坂を歩かれた頃には有った中央の特徴ある建物は無くなっているが、
同じアングルの1枚を撮ってお返しがしたくて右往左往。
もとより、広重風おかだ氏の絵には遠く及びませんが・・・
5,6歩下ったコスモスのはるか向こうにお城下!
澄み切った秋空に松山城が見えました。
画面右上は瀬戸内、赤い鉄塔は第52番太山寺辺りの発電所
四国徧禮道指南(1686著)に真念法師の曰く
峠より眺望すれば ちとせことふく松山の城堂々とし、
三津の濱浩々たり(中略)にょっと伊予の小富士駿府の山のことし
は、まさにこの眺めでだったのでしょうか?。
11:50 名古屋さんがひと休み。
12:00 何処からか?聞き損ねたお遍路さんもお立ち寄り。
お二人から、ここまでの道中のあれこれ、
これからの計画・目論見の数々を楽しく拝聴。
12:30 「さ~て参りますかな」と、ココからはお揃いでご出発。
12:33 「トイレお借りします」と名古屋さん、
ちょいと立ち話をして浄瑠璃寺へ下って行かれました。 頑張って下さい。 351
坂道下りを見届けて当番のオトコ三人、囲炉裏端で山賊弁当昼食。
次の当番では囲炉裏を焚こうか。
久万高原町で前泊のお遍路さんが通過されると、
あとは午後2時頃の岩屋寺出発のお遍路さんの通過まで閑散なので
いつぞや、このブログをお読みの地元在住の方から教えて貰って以来、
ずっと気になっていた馬頭観音さんのお参りに出かけました。
三坂峠まで標高差300m(車はもう少し上で通行不能・・・)
わずか数百メートルを歩いてみたら息切れがしてきた・・・
来年は多いかも知れない逆打ちお遍路さんは偉い!
13:55 神戸さんがひと休みされて、
「昨日の八丁坂には参った!」と、第45番岩屋寺への遍路ころがし坂のご感想。
その後、登り下りのお遠路さんもなく・・・
運営委員会事務局長さんや
会計担当さんの陣中見舞いあり。
私は、殺風景なトイレの外壁へ
自宅で買い置きしている砥部焼きの一輪挿しを取り付けて
今朝も花泥棒した下り坂道のコスモスを挿してみた。
投込み流池元 門前の小僧 ご満悦なり。
14:45 明日の業界イベントの準備もあり、
差し入れの饅頭だけはしっかり頂いて、10分早退させてもらいました。
当番の皆さんすみません。
15:10 帰り道、48番西林寺界隈で
朝一番に通過されたおしどり仙台さんの後ろ姿をザックの色でしかと確認、
(膝を痛めた駆け連れさんは長珍屋さんで本日打ち止めかな?)
今夕の宿「たかのこの湯」を目指して歩かれるお二人に
お声をかけたかったが、
楽しそうに快調に歩かれるお遍路さんの歩きリズムを乱してはならじと
ご挨拶代わりに軽いクラクションで追い越した・・・
たかのこの湯は いい湯ですから
ご湯っくり~ なさいませ~
季節もよくなったことだし、今日もまた楽しい出会いを期待して。
08:10 ちょっと出遅れて自宅発。
48番西林寺さんの朝参りもスルーして三坂へ急ぐ。
08:35 坂本屋着。
すっかり秋めいて、ひんやり・・・
順打ちお遍路さんには、地図の上で松山市最初の民家坂本屋、104歳、達者で男前です。
目下、ゆるきゃらグランプリで
苦戦しながらも首位をキープ中の
「みきゃん10月カレンダー」に
コスモス活けて
お茶の仕度をしていたら・・・
08:50 おしどり仙台さんと膝を故障気味の駆け連れお遍路さんがお立ち寄り。
熱い茶がマに合わないので、持参したポット茶に茶菓子を添えて・・・
奥さんが、
「峠からはバスも考えたが、気持ちのいい遍路道を歩いてよかった」
ご主人には、
宮城・仙台のお話しと道中あれこれをいっぱい聞かせてもらいました。
09:25 膝を痛めた駆け連れさんを労わりながら46番浄瑠璃寺さんへご出立。
道中ご安全に! 343 344 345
09:30 入れ替わるように熟女二人連れの茨城さんがお立ち寄り。
先日の水害のお見舞いを申し上げたら・・・
「避難しました、恐ろしかったです」。
09:48 今日は道後でゆっくり汗を流したいとご出立。
結願まで頑張って下さい。 346 347
ちょっと遅れて出仕の中川さんから
自宅の無農薬みかん差し入れ、
このみかん、
色合いは「まだ早いかな?」ながら
味は秀一!
このあとのお遍路さんに大好評。
10:20 四日市さんご休憩。
「今日までで一番辛かった所は?」
「歩いても歩いても空と海の室戸岬への道」
「だから空海さんかも、ですね!」、
「な~るほど」
10:45 道後温泉までは歩いておきたいと、ご出立。
「お道 よろしゅう~」 348
さてさて、次の画像は、
facebookでお付き合い頂いている
神戸在住のイラストライター「おかだ とよいち」さんが
先日、私の誕生日の祝いに坂本屋のすぐ下の景色を描いて送って戴いたお宝。
ブログ掲載の快諾を得てご披露。
この坂を歩かれた頃には有った中央の特徴ある建物は無くなっているが、
同じアングルの1枚を撮ってお返しがしたくて右往左往。
もとより、広重風おかだ氏の絵には遠く及びませんが・・・
5,6歩下ったコスモスのはるか向こうにお城下!
澄み切った秋空に松山城が見えました。
画面右上は瀬戸内、赤い鉄塔は第52番太山寺辺りの発電所
四国徧禮道指南(1686著)に真念法師の曰く
峠より眺望すれば ちとせことふく松山の城堂々とし、
三津の濱浩々たり(中略)にょっと伊予の小富士駿府の山のことし
は、まさにこの眺めでだったのでしょうか?。
11:50 名古屋さんがひと休み。
12:00 何処からか?聞き損ねたお遍路さんもお立ち寄り。
お二人から、ここまでの道中のあれこれ、
これからの計画・目論見の数々を楽しく拝聴。
12:30 「さ~て参りますかな」と、ココからはお揃いでご出発。
「旅は道連れ」と申しますから 349 350
12:33 「トイレお借りします」と名古屋さん、
ちょいと立ち話をして浄瑠璃寺へ下って行かれました。
坂道下りを見届けて当番のオトコ三人、囲炉裏端で山賊弁当昼食。
次の当番では囲炉裏を焚こうか。
久万高原町で前泊のお遍路さんが通過されると、
あとは午後2時頃の岩屋寺出発のお遍路さんの通過まで閑散なので
いつぞや、このブログをお読みの地元在住の方から教えて貰って以来、
ずっと気になっていた馬頭観音さんのお参りに出かけました。
その祠は、坂本屋から歩いて
凡そ200mほど下った県道法面の石組の中に設えてあります。
かって街道の荷運びの主役だった馬の供養祠には、
洗い晒しの前掛け馬頭観音さんに、
それがたとえビールの樽缶であれ、
今日もシキビが供えられています。
馬主や馬子の亡くなった馬への労わりの気持ちを
里の人々が引き継ぎ供養をされていると思われます。
ひょっとすると今では飼い犬などのペット動物の
供養観音になっているのかも知れません・・・
合掌・・・
お参りのあと、逆打ちお遍路さんの気分よろしく急坂を坂本屋へ登ります。
遍路墓もコスモスに囲まれて・・・
この坂道を喘ぎながら登りきると
逆打ちお遍路さんには松山市最後の民家、坂本屋が真正面に見えます。
「お茶でも飲んで行きませんか?」とお声がけしなければ、ここから峠は「遍路ころがし坂」・・・
洗い晒しの前掛け馬頭観音さんに、
それがたとえビールの樽缶であれ、
今日もシキビが供えられています。
馬主や馬子の亡くなった馬への労わりの気持ちを
里の人々が引き継ぎ供養をされていると思われます。
ひょっとすると今では飼い犬などのペット動物の
供養観音になっているのかも知れません・・・
合掌・・・
お参りのあと、逆打ちお遍路さんの気分よろしく急坂を坂本屋へ登ります。
遍路墓もコスモスに囲まれて・・・
この坂道を喘ぎながら登りきると
逆打ちお遍路さんには松山市最後の民家、坂本屋が真正面に見えます。
「お茶でも飲んで行きませんか?」とお声がけしなければ、ここから峠は「遍路ころがし坂」・・・
三坂峠まで標高差300m(車はもう少し上で通行不能・・・)
来年は多いかも知れない逆打ちお遍路さんは偉い!
13:55 神戸さんがひと休みされて、
「昨日の八丁坂には参った!」と、第45番岩屋寺への遍路ころがし坂のご感想。
今夜は長珍屋さんで早仕舞いとか・・・ 352
その後、登り下りのお遠路さんもなく・・・
運営委員会事務局長さんや
会計担当さんの陣中見舞いあり。
私は、殺風景なトイレの外壁へ
自宅で買い置きしている砥部焼きの一輪挿しを取り付けて
今朝も花泥棒した下り坂道のコスモスを挿してみた。
投込み流池元 門前の小僧 ご満悦なり。
14:45 明日の業界イベントの準備もあり、
差し入れの饅頭だけはしっかり頂いて、10分早退させてもらいました。
当番の皆さんすみません。
15:10 帰り道、48番西林寺界隈で
朝一番に通過されたおしどり仙台さんの後ろ姿をザックの色でしかと確認、
(膝を痛めた駆け連れさんは長珍屋さんで本日打ち止めかな?)
今夕の宿「たかのこの湯」を目指して歩かれるお二人に
お声をかけたかったが、
楽しそうに快調に歩かれるお遍路さんの歩きリズムを乱してはならじと
ご挨拶代わりに軽いクラクションで追い越した・・・
たかのこの湯は いい湯ですから
ご湯っくり~ なさいませ~
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おやっさん
at 2015-10-05 18:36
x
コスモスと遍路路も風情があっていいですねえええ~。
四季折々の花を愛でながら歩く遍路はやめられませんね。
ところで「たかのこの湯」は遍路路沿いにあるんですか?
四季折々の花を愛でながら歩く遍路はやめられませんね。
ところで「たかのこの湯」は遍路路沿いにあるんですか?
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jh5swz at 2015-10-05 19:26
おやっさん、こんばんわ。
「たかののこ湯」&ホテルは遍路道沿いではありませんが49番浄土寺さんの手前
徒歩5分、「門前屋」から徒歩10分、一昔前まで大衆演劇場のある温泉でした。
昨年、ホテルとスーパー温泉を備えた部屋数88の施設で再オープンしました。
結構人気のホテルです、ー決してCMではございまっせんー
「たかののこ湯」&ホテルは遍路道沿いではありませんが49番浄土寺さんの手前
徒歩5分、「門前屋」から徒歩10分、一昔前まで大衆演劇場のある温泉でした。
昨年、ホテルとスーパー温泉を備えた部屋数88の施設で再オープンしました。
結構人気のホテルです、ー決してCMではございまっせんー
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nibari1498
at 2015-10-07 19:59
x
お疲れさまでした。
今の時期お遍路さんには快適な最高の季節ですね。
この季節もうしばらく続きますとともに、お接待も忙しい
ことと思います。
馬頭観音は私のHPに掲載しております。
昨年調べたばかりです。暇な折に覗いてもらえれば幸いです。
「久谷の里山」でヒットします。
今の時期お遍路さんには快適な最高の季節ですね。
この季節もうしばらく続きますとともに、お接待も忙しい
ことと思います。
馬頭観音は私のHPに掲載しております。
昨年調べたばかりです。暇な折に覗いてもらえれば幸いです。
「久谷の里山」でヒットします。
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門前の小僧
at 2015-10-08 08:19
x
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mizuki-39 at 2015-10-08 18:32
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jh5swz at 2015-10-09 07:54
by jh5swz
| 2015-10-05 10:59
| 坂本屋日記 2015
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