人気ブログランキング |

真夏日の坂本屋・香港さん

平成28年6月18日(土)の日記。

      6月、最初で終わりの坂本屋当番。
      朝から、かなり暑くなりそうな空模様、
      今日の逆打ち・三坂登りはキツイやろうなあ~と思いながら自宅発。

f0213825_19293852.jpg  
 もう一つ、本日のミッション。
 数日前、このブログへ(松山出身の)関西の某大学生さんから、
 卒業研究「四国遍路とお接待」について坂本屋への取材依頼があり、
 会長にも連絡のうえ、
 午後、現地でお会いすることになっているのだが、お役に立てるかなあ~

 
07:40 恒例、第48番西林寺さん朝参り。
f0213825_1450146.jpg

      久谷大橋を渡って
f0213825_14511477.jpg

08:25 ノーゼンカズラの花に迎えられて坂本屋到着。
f0213825_14534149.jpg

     峠側から、オープン前の坂本屋を撮ってみた。
f0213825_14554810.jpg
 
    オープン印しの幟旗4本立てて「麦茶冷えてますよう~」
f0213825_14572522.jpg
                                      美女柳?
  へんろ道沿いの花を(ドロボーして)
f0213825_1512918.jpg        一輪挿しに花活けて、準備完了。
f0213825_1521150.jpg

09:35 棚田の早苗が萌える今朝の三坂峠
f0213825_154447.jpg
 
      暑さのセイか?登り下りのお遍路さんもなく・・・
      集落まで少し下って「逆打ちお遍路さんの苦労」を体験してみることにした。

  S字カーブ下の馬頭観音さんの石垣を見下ろす所から逆打ち開始!
f0213825_15165229.jpg  
  馬頭観音さんは、
  写真中央、石垣の真ん中あたり
  (ちょうど電線に隠れていますが・・・)
  巾一尺 高さ二尺ほどの
  祠の中に鎮座ましておられて
  その昔、松山と久万高原の物流動力だった
  多くの牛馬の霊を祀って
  今もシキビが絶えたことがありません。


 

f0213825_15265722.jpg  
  最近はクルマに乗った秋祭りの御輿でも
  左手のちょっとした広場へ座すると聞く
  坂本屋へ最後の登り坂の始まり・・・

  46番浄瑠璃寺さんから
  約6キロ、標高差約300mを
  額に汗して登って来られたお遍路さんが
  「心臓破りの坂」と名付けたらしい急斜面・・・
  



f0213825_824751.jpg  そのお遍路さんが
  歩を止めて息継ぎ方々、合掌される遍路墓。
f0213825_15361882.jpg


  自然石に得実羽覚信士
        讃州高松 松嶋 吉野屋平助墓
と刻んであり、
  墓石は天保13年(1842)建立以来、ここ窪野町桜の皆さんが墓守をされています。

 最後の坂を登りきると「坂本屋」の紅い幟!
f0213825_15563220.jpg

 
f0213825_15592219.jpg 
  順打ちお遍路さんには
   (道後温泉まで歩くつもりの方もあるので・・・)
  「時間があったら、
    ひと休みして行きませんか。」と、私は聞く。
         のだが・・・
  今からの季節の逆打ちお遍路さんは
  「ひと休みして、息を整えてから登って下さい」。
  と、言葉をかける前に
  「休ませて下さい」と、縁台に座り込まれます。


  
10:50 不思議なもので、わずか数分の逆打ち体験歩きをした小僧を追っかけるように
    「一番霊山寺からずっと自転車を担いででも本堂までお参りしています」
    と、おっしゃる自転車お遍路さんが
    「ココは神山からの焼山寺登り並みにキツイ坂」と、冷たい麦茶カブ飲み。
f0213825_16172394.jpg 
    いくら愛車は8段ギヤーとは申せ・・・
    「労わってやって下さい」。
f0213825_16184851.jpg


11:07 20分たらずの休憩後、「それでは行ってき~ます」と、標高720mの峠目指してご出発。
      小僧、唖然・・・ ご出身地も聞けませんでしたが、引き続いて道中ご安全に!
f0213825_1240146.jpg
                                        401
                       石畳の鍋割坂も担いで登られるんやろなあ~・・・

11:37 開口一番、「ワタシ 香港人ネ 日本語ホトンド タメデス ゴメンナサイ」。
f0213825_7175634.jpg それだけ喋れれば上等ですよ、
 こちら、自慢じゃないが
 英語ほとんどNG、中国語まったくNG・・・ 

 メンバーの学校の先生のサポートもあって
 国際親善に大奮闘(笑)、

 テント野宿で30日目の23歳とか、
 異国の一人旅、大丈夫かと心配になった小僧・・・


 

11:50 「お前さん、相変わらず 足が速いなあ~ ついて行けねえ~よ」と、
     数日前から駆け連れ?風情の静岡さんが合流。
f0213825_16553556.jpg  お二人を囲炉裏VIPルームへ誘って、
  Miss 香港には小僧のむすび弁当を半分、
  静岡さんには持参した日本そばを
  メンバーさんに手際よく茹でてもらってお接待。

  今日は何処まで歩くのか?と聞けば
  「ノープラン!」
  また心配になった小僧、
  48番西林寺 奥之院仗の淵公園の
  テント設営許可願い場所をお奨めしたことです。



12:10 Miss 香港嬢、ご出立、結願まで道中ご安全に!
     華奢な体には酷なザックだが、静岡さんに言わせると「速い 速い 超健脚」だとか。
f0213825_17114439.jpg
                                        402

          安心して下さい、1枚目の撮影前に
          Can I teke your picture and May I put on my blog?         
                    OKでしたから
              

12:26 47番八坂寺さんの通夜堂泊まりの静岡さんご出立。
    「ありがとうございました」と振り向かれてしまいました、
    「顔写りました~けど」、
    「OK OK!」 
    「お気をつけて~」
f0213825_1719459.jpg
                                        403


13:00 お四国参り95巡目、歩いて75回 車で20回、高槻さんひと休み。 
     「お歳をうかがってよろしいでしょうか?」
     「今回は家族が喜寿のお祝いをして送り出してくれました。」
     驚いたことに、
     「今朝6時前、クルマを三坂峠へ置いて、7時頃に坂本屋前を通過、
     46番・47番・48番をお参りして、今、峠へ向ってクルマを迎えに歩いております」。

     なんと、一日で三坂峠⇒46番⇒47番⇒48番西林寺⇒三坂峠!     

13:15 「坂本屋さんには何度も休ませてもらってありがとうございます」。
     と、静かに金色の納め札を茶盆に置かれてご出立。
      「お達者で!100回目のお参りをお待ちしております」。
f0213825_1833829.jpg
f0213825_8544679.jpg
404






14:00 さて、冒頭で触れた関西の某大学生さんがお父さんのクルマでご到着、   
     卒論?のテーマに沿った取材対応は会長と船田の母さんに任せて、
     私も、もっともっと坂本屋を知るために取材応答を拝聴。
          ひと休みのお遍路さんへの取材もありましたが、許可を得ておりませんので委細省略。
f0213825_18544085.jpg

                 今日は学生さんに撮影承諾をもらってないので後姿を・・・
                  取材は明日も続くので、掲載のご承諾をお願いしよう!


  あっ そうそう、坂本屋へ生八つ橋をありがとうございました、美味でした~

15:05 京都さんの取材に快く対応してもらった岐阜さんご出立。
      今からなら47番八坂寺さんの通夜堂までOKでしょう、道中ご安全に。 
f0213825_7105098.jpg
                                        405
                                        

15:15 取材を明日に延長して、坂本屋施錠。
     下山途中、先ほどの岐阜さんに追いついてひと言、
     「歩きお遍路さんに乗って行きますか?とは申しませんが、頑張って下さい」。 
     とは言うものの、常々悩むクルマお接待の申し出方・・・

15:35 奥の院を野宿場所として紹介した娘お遍路さんのことが気になって
     48番西林寺さんへ寄ってみた、
     ご縁だろうか、駐車場にMiss 香港。

     ダメ元で「ユァー、テントハウスセットOK?」
     彼女、親指立てて、笑顔で「グ~!」、
     交渉はうまくいったようでホッとしたことです。

     ダメ元で「じゃあ~気ぃ付けてな!」、完璧な日本語・・・
     握手を求められた、意は通じた!

     でもなあ~Miss 香港嬢 ココは日本だから、
     88番結願寺へ着くまでには、もう少し日本語勉強しようなあ~(切望)
     小僧も英語をもう少し勉強しとくけん。 

  ちなみに、管理棟で手順を踏んでお願いすれば野宿可能な48番西林寺奥之院とは
 こんなきれいな公園です。
f0213825_943366.jpg

            池の中央に弘法大師さんもおられます、野宿のマナーは守りましょう。        
     
       
       

Commented by おやっさん at 2016-06-21 18:31 x
暑い中、逆打ち体験も汗をかかれたことでしょうね。
セルフお接待のお茶の味もひとしおでしょう。

それにしても三坂峠を自転車で登るとは、すごいですね。
それにもまして喜寿で95回!それも大半が歩きとは、すごいです。
それに逆打ちのようですね。
わしもあやかりたいですねええええ。
Commented by jh5swz at 2016-06-21 19:36
おやっさん、こんばんわ。
 読み込んでいただき、ありがとうございます。
 ・いや~ 仰せの通り、短い逆打ち体験でしたが、膝ガクガクでした、
  坂本屋がもう少し峠側だったら、息はあがっても足が上がらなかったことでしょう(苦笑)
 ・はい、鍋割坂は自転車担いでの登攀でしょうから金剛力士並み?
 ・白いあごひげの喜寿翁が一日で三坂~西林寺を歩いて往復されるのですから私ひれ伏します。
 ・女子大生さんにも関心を持っていただき、坂本屋は幸せ者です。
Commented by 香港さん at 2017-09-29 18:35 x
It is lovely to see the post about me after a year!!!
I love the photos so much . May I have the original file of them?
shitalam@gmail.com
Nice DaY!
Commented by jh5swz at 2017-10-02 16:46
Miss Shita Lam 香港さん
Thank you for the nice comments.
We will send original file pictures soon.
Shinya tanaka SAKAMOTOYA
名前
URL
削除用パスワード
by jh5swz | 2016-06-20 08:27 | 坂本屋日記2016 | Comments(4)