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遍路の初参り2019

2019年1月10日(木) 曇天・肌寒し
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 元旦の朝、女房と鎮守の森の「軍ヶ森(いくさがもり)神社」へ初詣、
 例年、その足で近くの霊場数ヶ寺を一人初遍路をするのだが、
 一番近い霊場しかお参りしてないものだから、なんだか落ち着かない・・・
 過ぎ去った年への感謝と迎えた新年へのお願いごとは
             ちゃんと済ませておこうと初遍路に出かけました


 
おクルマ遍路 
 始めに第47番霊場熊野山八坂寺さんへ
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   まずは修験の根本道場を見守る「いやさか不動尊」へお参り、
   今年一年の家族と知り合いの無病息災をお願いしたことです。 
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      駐車場でお出かけ前のご住職にばったりお会いして、
 昨年、坂本屋へ寄贈頂いたお大師像のお礼を申し上げることができました。

    
    いらんことを申しますが・・・
    駐車場から境内へ入ってお参りされるクルマお遍路さんがありますが
    八坂寺さんの玄関はちょっと下った朱塗りの極楽山門橋ですから・・・
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                              後方は客殿とお納経所

  山門橋の天井絵に合掌、お納経所前の石段を上ります      
   見上げれば、昨年末新しく鎮座ましました観音様のお出迎え。
 
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 石段途中、縁石左、伝説の「救いの手」石
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 その昔、
 石段の上から転げ落ちた遍路の手の跡と云われ、
 そのとき、遍路さんに怪我が無かったことから、
 「九難を去る救いの手跡」とされる伝説の石です。
 
 豆腐の角につまずいても転げる歳になりましたら
 どうぞお守り願います・・・ 

 
 誰も居ない本堂・大師堂でお納経 
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 今日のお参りは、下手な般若心経唱えながら
 関東に住む同級生が、年末にたくさん送ってきた写経奉納。

 歩き遍路を始めた頃からだからもう十三年、
 高野山への満願成就その後のさみだれ参りも続行中、
 多分、述べ数百巻になる写経奉納代参、
 アイツ門前より信心は篤いのかも知れない・・・


 2019年の初遍路ですから重ねご朱印受けました。
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 本堂に置いてあったチラシより
  <八坂寺大祭・火渡り修行>のお知らせ
  日時 平成31年4月29日(昭和の日)
   ・徳島やんちゃ連阿波踊り
   ・高知おきゃく屋よさこい踊り
   ・柴燈大護摩供火生三昧ほか催事多数 
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  お納経所での話し。
  今年は第15回記念大祭なので、山伏行列に参加のお稚児さん(小学6年生以下)30名を募集中だそうです。
         詳細お問合せは 八坂寺 089-963-0271 まで 

   
 
  門前の小僧新年の墓参り
   ココは八坂寺に隣接する八坂霊園です。
   ここ数年さんざん悩みましたが、昨年春、息子の二度目のNY転勤があり、
   子供達にお墓のことで負担が罹るのは私の代までで良かろうと改葬を決意、
   まず女房に本音を打ち明け、息子と娘、二人の弟、親族の賛意を得て、
   村の墓前でお線香手向けて歴代の仏さんに報告、
   臨済宗東福寺派東林山禅興寺には檀家の籍は不変にお願いして快諾を頂き、
   今は更地にした実家の向こう三軒両隣りにも不義理にならぬよう挨拶回り。
   昨年初夏、大雨の墓所で村のご近所皆さんにも揃ってご焼香頂き閉眼供養、
   まさか自分の代でとは・・・
   昨年夏のお盆を前に禅興寺住職を迎えて開眼供養を執り行って頂きました。
   生まれた村が遠くなったような寂しさが無いと言ったら大嘘になりますが、
   旧・西宇和郡双岩村若山は紛うこと無き私の「田舎」です。 

    数年がかりの大仕事でしたがご縁を得て歴代のお墓をここに「改葬」しました、
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          (株)石材振興会が管理運営する宗旨・宗派不問の八坂霊園は現在3000区画
           今なお山の上へ造園拡張中の公園墓地でウチの墓はふもとの辺りです。

 上の写真からをトリミングして拡大、
    門前の小僧の終の棲家・・・

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 <後日談>
 実は長男同輩はみんな「お墓のこと」で悩んでいました・・・
  ・今住んでいる所とお墓が遠い
  ・子供達が里の近くへ帰ってくるとは考えられない
  ・改葬場所と霊園管理業者さんの選択と費用
  ・元の墓所の整地と檀家籍のことetc etc
 同輩にはよく聞かれますので、
 私の備忘録「平成改葬白書」を残して置きたいと思います・・・

  
  お墓にお線香立てて親父に訊いた、
  『お寺さんとも相談して、今年か来年、
   親父の33回忌とおふくろの13回忌を一緒にやろうと思うけん
   二人で旅支度しといてくれんかなぁ~? 』
  『よっしゃ!』と聞こえた。

  振り返ると、先ほど写真を撮った高台から山の上へさらに五段の墓所造成中・・・
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                           需要が多いということか・・・


  八坂寺さんから数キロ
  四国別格霊場第九番文殊院徳盛寺    
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            ここ荏原の里に衛門三郎という強欲非道の富豪が居て・・・云々      
            ご存知、伝説の遍路開祖・衛門三郎旧跡として語り継がれる文殊院さんです。 
            別格寺参りの納経帖を忘れたので、重ねご朱印なしで次なるお堂へ進みます。


 文殊院さんからさらに数キロ、
 初参りには欠かせないでしょ、「札始め」ですもん。
 番外霊場(小村)札始大師堂 確認したいこともあって参拝。
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       確認したかったこととは、
       以前、お納経は約2㌔歩いた伊予十三仏一番大連寺で墨書きご朱印を受けていたのですが、
       昨年いつ頃だったか?ここ大師堂に隣接する住宅玄関脇のお納経所が再開されていると云う
       話しを聞いていたものですから・・・
       その通りでした。

 蝋燭、お線香を灯して一人静かに写経を奉納して参拝、
          お納経所の呼び鈴に応えて温和な庵主さん?に重ねご朱印を頂きました。 f0213825_11184689.jpg
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   「墨書きはいつ頃?」
   「三年前のお正月に大連寺さんで受けました」
   「お参りご苦労さまです」
   「ありがとうございます」
    短いやり取りでしたが気持が和みました、遍路のためにもず~っとお納経所が続きますように。

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  手水舎の道しるべ。
  さあ~、お大師っさんも苦労したと聞く重信川を渡って
  48番西林寺さんへしゅぱ~つ。
  47番八坂寺付近までバス便でもあれば、
  半日歩き遍路には絶好の距離なのだが、
  本日はクルマ遍路なり・・・





 自宅に一番近い第48番霊場清滝山 西林寺
   立派な門松は、お正月に駆け足初詣したときのワンショット、めでたい!
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   松も取れた今日、山門から見る境内はいつもの静かな西林寺でした。
   本堂・大師堂へ写経奉納代参。
   お納経所でいつも元気なおばあさんと賀詞交歓。
      「お風邪引きなさんなよ」と言葉のお年玉、
      「奥さんこそ!」と、笑顔のお返し。
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 2019年の初参りですから、西林寺ご本尊さまにお願いがあります。
 これは仁王門前・駐車場の道案内看板です、
  紅い線は私が画像に加筆しました
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 団体バスや普通車はこの黄色い県道で正解だと思います。
 が、地図を片手にこの看板とにらめっこして悩まれている
 国内外の歩き遍路さんをしばしば見かけます・・・
 それは看板が「四国の道」に準拠しており
 遍路地図や外人さん用の地図と異なっているからなのです。
 せっかく設置下さった看板を決して間違いとは申しません。
 加筆した赤い線を「古来の歩きへんろ道」として
 駐車場の看板にも書き加えて下さいませんでしょうか?

 その道中には開創300年の大日堂や遍路橋、馬頭観音、
 歴史ある金毘羅街道との交差道しるべ石や
 古い指差し遍路石も見ることができます、
 最後の角を左折すると正面に49番浄土寺さんの本堂が見えて
 仁王さんが遠来のお遍路さんをお出迎えになります。
 是非ともご検討下さいますようお願い申し上げます。

 
 
 古来のへんろ道沿いの
 高井の里の大日堂さんお参り
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 西林寺からへんろ道を約1㌔進むと
 県道との合流手前に小さなお堂があります。
 お線香灯しながら
 お堂の中の普請寄進者板を読んでびっくり。
 なんと「開祖300年記念修築寄進」とあり、
 このお堂を守ったこの地域の人々の気持が
 ひしひしと伝わってきました・・・

 遍路道沿いの小さな伝統を守る方々に敬礼!
 初遍路の〆にいいお堂を見せて貰いました。
    めでたし!



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by jh5swz | 2019-01-11 16:54 | その後のきまぐれ遍路 | Comments(0)