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花遍路2019 御厨人窟~霊場巡拝~宿坊

2019年4月3日(水)花遍路日記❷


11:40 ここは室戸市佐喜浜入木の佛海庵
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  念願叶って二度目のお参りを済ませて
  庵の周りをウロウロしていたらちょうど昼どき。
  R55線の旧道沿いにある庵の木陰へクルマを移動して
  今朝、熊猫屋さんに持たせてもらった
  「にぎりめし昼食」を摂りました。
  奥さん、ごちそうさまでした、ありがとうございました。

  この後の予定表を睨んでみると
  小一時間ほど先行しており、
  この後はゆっくりキョロキョロ観光遍路を目論見ます。


 
 12:00 岬に近い夫婦岩着。
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  実はこのクルマ寄せへ駐車させてもらって
  岬をちょいと一周して帰ってくる という
  厚かましいことを目論んでいたのですが、
  白いガードレールに平行して
  茶色のガードレールが設けられており、
  遊歩道は進入禁止になっていました・・・

  




  進入禁止のガードレールから注連縄の夫婦岩をショット。  
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                確かに岩と防波堤みたいな壁がいかにも脆くなっている気配・・・
 
 
   さすれば、反対側は?と国道を歩いてみましたがこちらも進入禁止。
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             12年前には遊歩道をぐるりと廻ってこちら側まで歩くことが出来ました。
 
   安全確保のためやむを得ない処置なんでしょう、
   さりとて残念と、健康・観光・ちょっと信仰遍路のつぶやき。


  続いて、定番ですからホテル明星前の 青年修行大師像 にご挨拶。
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  土佐の人の肝っ玉の太さを見るような大師像は
  昭和59年(1984)建立、
  基礎を含めて21mもあるんのだそうです。

  台風銀座・室戸の強風、塩害に耐えられるよう
  セラミックで造られているので白いのだそうです。

    




      岬の遊歩道巡りも考えましたが、
      巨大地震が起きて津波でも押し寄せてきたら・・・ やめときました。
      静かな太平洋をみつめていると、マジで心配になってきました、
      臆病者なんです、門前の小僧。


  12:40 室戸岬 番外霊場 御厨人窟 (みくろど)
      落石の惧れがありとて数年前から入窟禁止が続いていたが、
      入り口に屋根が設けられて
      「岩窟へ入れる」みたいな情報があって期待していたのですが・・・
      御厨人窟・神明窟とも引続き入窟は出来ませんでした。
      柵の左手お賽銭箱に「ご縁」を納めて合掌参拝、
      前のお納経所(お土産屋さん)で墨書き、ご朱印を受けました。
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             あえて入窟しようとは思いませんが白い鉄骨と岸壁が不自然です、
             絶壁が崩れて大きな岩でも落ちたら、鉄骨屋根は大丈夫ですかね?
             なまじ「鉄骨屋根」を取っ払って自然の状態に戻して
             柵から奥は「危険につき入れません!」とした方が、
             入窟の諦めがついて、外からすっきりお参りができるような気もします・・・

             夫婦岩に続いてちょっと残念なので・・・  
             以下四枚、
             入窟可能だった、2007年6月2日の歩き遍路のときの写真を掲載します

   左手:空海師が居住スペースとしたと云われる「御厨人窟」、
      御厨人窟内で賽銭、納札を納めて読経しました。
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  右手:空海師が修行スペースとしたと云われる「神明窟」、  
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            太平洋の荒波に浸食された御厨人窟内は天井も高くて結構広く感じました
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  本尊 弘法大師                
 御厨人窟内から外をみると、確かに太平洋のだけが見えました。      f0213825_16165152.jpg
        天井から、しずくがポツン ポツン・・
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       御厨人窟・神明窟のお参りが終わって
   13:20 歩き遍路では国道からへんろ道を30分ほどかけて岬の山頂へ登りましたが、
       今回のクルマ遍路は室戸スカイラインを一気に駆けってアッというマに駐車場着。

  駐車場からちょっと急坂の参道を歩いて・・・ 
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     登りつめたら仁王門
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  13:27 広い境内を進んで霊場第24番 室戸山 最御崎寺参拝、お納経。
         西にある26番金剛頂寺の西寺(にしでら)に対比して
         最御崎寺(ほつみさきじ)は「東寺(ひがしでら) 」とも呼ばれます、        

    本尊 虚空菩薩
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    お納経帖の寺名もご朱印は「最御崎寺」ですが
    墨書きは流暢な運筆で「東寺」と書いてあります。
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13:41 門前の小僧お得意の道草・観光遍路は
     仁王門から100mほど下って室戸岬灯台 
     平成の名残り『恋人の聖地』だそうで、鉄柵にハート型のプレートが。
     海上交通の重要な施設ですから、カップルの誓いの錠前なんぞは1個もありません。
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            室戸岬灯台の高知海上保安部銘板には「むろとざき」とルビがふってありました。


   駐車場からスカイラインを駆け下って
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       国道からスカイラインを眺めました  
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 14:15 第25番霊場 宝珠山 津照寺(しんしょうじ)到着。 
     何処へクルマを置けば・・・?と迷っていたのですが、 
     地元の方の誘導で山門すぐ傍のコイン駐車場へ置くことができました。        
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      山門をくぐって龍宮城のような鐘楼門を見上げます、大変な石段でため息が出ます、
      この石段が遍路泣かせなのデス・・・    右:大師堂
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  本尊 楫取地蔵菩薩
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  初めての歩き遍路のときもそうだったのですが、
  鐘楼門から上がまた同じような石段が続いて・・・
  狭い山頂にポツンと無人の?本堂があって、
  肩で息をしながらお灯明・お線香・賽銭・納札・写経を納めました。
  今回も本堂の写真を撮る余裕はありませんでした・・・
                
  転ばないように手摺りにすがって下まで降りて
  大師堂でお参りをするころ、
  やっと心臓バクバクが落ち着いていました。  

  津照寺は地元で「津寺(つじ)」と呼ばれて親しまれており
  お納経もご朱印は「津照寺」ですが墨書きは「津寺」です。

 


     津照寺は海で働く漁民の信仰が厚いお寺さんだと聞いております、
     江戸時代、太平洋に面して入り江がまったく無かったこの港の造営には
     延べ170万人の人々が携わったと手元の参考書に書いてあります。
 14:55 170万人の人々に敬意を表して室津港を見学しました。
       初めての歩き遍路のとき、津呂漁港の看板に書いてあったように
       ここ室津漁港でも、まず沖合いに石を積み上げ防波堤を造り
       鍬やノミで海底の掘削に掘削を重ねて、
       その掘削した土砂を沖防波堤周りへ埋め立てて人造半島を造営したのでしょうか・・・
       道路の縁石に腰掛けて、何処までも碧い海の色にしばらく見とれていた門前の小僧でした。
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   この町にも会社員時代大変お世話になった取引先があり、
   記憶を辿って旧国道を走行、
   店舗は確認しましたが、シャッターは堅く降りて、廃業後の年月が窺えます、
   無理もありません、私も若かった昭和〇〇年当時のことですから・・・


   シャッターに向って合掌、
   本日最後の霊場・金剛頂寺へゆっくり山を登ることにしました。
      
 15:15 想像以上に曲がりくねった山道を愛車に鞭打って駐車場へ着きました。
     広い駐車場の参道口に黒塗りのコンテナがありました、
     聞いたことのある遍路用品やコーヒーショップの「はらみたや」さんでしょうか?
     多分「波羅蜜多心経」からのネーミングに違いありません、粋ですね。
     残念ながら休業日?それとも・・・
       
     本日最後の石段登りです
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     一段ごとに埋め込んであるレリーフは蓮の花。 
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      厳しい石段を登りつめて
      山門の右手を10歩ほど下ったところからの眺望が素晴らしいのです。
      「ご覧下さい!」とばかりに、ちゃんと枝打ちがしてあったような気がしました。      
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     その山門は、森の中のお寺の仁王門と云った風情です。
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 15:30 第26番霊場 竜頭山 金剛頂寺本堂到着
           お灯明・お線香・賽銭・納札・写経代参
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 本尊 薬師如来       
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    大師堂で写経納めてお納経所へ引きかえして重ねご朱印を受けました。
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        宿坊の場所が判らないものでからお納経所の美形にお尋ねしたら
        「ご予約のお方ですか?」
        「ハイ、門前と申します」 
        お納経料と一緒に払った駐車料金のお返しがありました、
        キットお大師さんからの今夜の般若湯代でしょう


     教えられたとおり、駐車場から本堂のさらに山の上へ上へ数分、
     宿坊の駐車場到着、
     その駐車場の山沿いに不動明王に従う三十六童子像がありました。
     そうか~! 
     歩き遍路のときお先達さんに教えてもらった「童子像」はココだったのか・・・
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 16:00 お陰さまで予定より少し早く今夜の宿坊へ到着
             正しくは西寺壇信徒会館と云うらしい

    本坊から登ってくるとき見えた宿坊(客室側)  
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       玄宿坊・西寺壇信徒会館の玄関側
      (画像は室戸市観光協会HPよりお借りしました)
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      宿泊者カードに氏名・住所などを書いていると
      「4時からお風呂が沸いています、いつでもどうぞ、夕食は6時からです」
      ありがたい

           一人ではもったいないような今夜の私の部屋(充分三人は練れます)
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    雪見障子を開ければ満開の桜、遥かに室戸岬
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    広々とした浴場を一人占めして、
    薬王寺から金剛頂寺までの石段登りの疲れを洗い流して、
    自分で蒲団敷いて一人でウトウト~~~


    豪華な夕食
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 お大師さんから奢りの般若湯を頂きながら
 同宿の県外からのお遍路さんと歓談。
 歩き遍路の旅では宿泊が少なかったので
 民泊・宿坊と楽しい体験ができました。
  
 このあと、吸い物が出てご飯は食べ放題、
 食後の果物まで並んで、
 門前の小僧にはもったいない夕食でした。
  


  
  部屋を真っ暗にして寝ていると、
  室戸岬の灯台の閃光が約10秒?に1回、こちらへ向って幻想的な光を届けてくれるのです。
  一瞬の閃光をカメラに納めるのはなかなか難しい・・・
  「早く寝ろよ~・・・と ピッカリ」。
  
  
  本日の走行距離 140キロ 歩行(わずか)8671歩
  あすは最終日、なんとか35番さんまでお参りしたいなあ~~~

  続きます

  
  



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by jh5swz | 2019-04-11 09:07 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)