人気ブログランキング |

花丸・西アフリカ海域カーボべルデ共和国到着

 五年計画で世界一周航海中のヨット「花丸」は
 5/16 01:15(日本時間)、アフリカのカーボベルデ共和国へ無事到着しました
f0213825_13345577.png
 カーボベルデ共和国の面積は約4,033平方キロメートル、
 人口は約54万人(2016年,世界銀行)、
 民族:ポルトガル人とアフリカ人の混血が70%
 在留邦人数:0人(2017年10月現在)
  ※本日現在、間違いなく2名の日本人が在留中です(笑)
 在日当該国人数:6人(2018年6月現在)
  ◇データーは外務省公式公開ページより抜粋掲載

 エクアドル~チリ・ホーン岬~カーボベルデまでの「花丸」の航跡図
   (イリジューム航跡図は艇長の承諾を得て掲載しております)
f0213825_14052170.png
 
  
  入港した港はダカールの沖合いカーボベルデ共和国第二の市Marina Mindelo、
  1960年代に日本のマグロ漁船が多数寄港し、現地の人々も日本人を歓迎し交流が深まり、
  日本人をサイコーと呼び、流行った歌には「サイコーダヨ」とうフレーズが含まれる。
               (外務省公式公開ページ「アフリカ諸国のちょっとイイ話し」より)

  そんなことで花丸が寄港地に選んだのかどうかは目下定かではない・・・   
f0213825_18582383.png


  松山市のマリーナを出航してカナダ・バンクバーまでの航海が56日、
  ホーン岬を通過してカーボベルデのMarina Mindelo入港までが64日。
  舫った翌朝『フラフラしながら桟橋を歩いた』という日記を読んだとき
  花丸と艇長、艇長より偉い漁労長(奥さん)の長い航海の苦闘を実感しました。
  デジタル化された航海とは言え、危機回避の判断と操船は「人」ですから・・・
  
  ヨットに詳しい西中さんと二人でリアルタイムの航跡図を追っかけながら
  ホーン岬通過後も毎朝ハラハラ、ドキドキメールを交換した64日間でした。

 以下、ホーン岬通過後、入港までの花丸航海日誌からの抜粋です。
   3/14 甲子園の砂みたいにケープホーンの海水を汲んで瓶に詰め持ってかえります
   3/19 早くこの海域を脱出したいものだ、暖かいところへ来たら先ず洗髪洗体をしよう
   3/23 昨夕16:15右舷2時方向に氷山発見、流氷というにはあまりに大きかった
      あれにこの速度で衝突したらタイタニックと同じ運命でしょう   
   3/31 今朝は珍しく水平線から昇る太陽を見る、何十日ぶりだろう

   4/08 西経10度くらいまで45度で進み その後は真っ直ぐに北上するつもりです
   4/15 今日は洗濯をする事になりました、
      先ずは予洗です、と言っても洗濯物をネットに入れて船尾から流すだけです
      布の繊維の隅々まで強烈な流水が通り綺麗のなるのです、洗剤も何もいりません
      6時間後に取り入れて海水をしっかり絞り、
      ほんの少量の(雨水をためた)真水で2回程リンスをすれば洗濯終了です
   4/23 もう3度で赤道です、夜空に北半球の星たちが多くなりました
      今からは賑やかで綺麗な北半球の星達を見て過ごす夜のワッチになります
   4/26 遂に北緯に帰ってきました、エクアドルで南緯に踏み込んで以来です
     (別に赤いラインがあるわけでなし)別に変わったことはありません

   5/04 前方の北の空には北斗七星があります、
      後方には南十字星が輝いていました、船乗りには大切な星で南の方角を教えてくれます
   5/09 ずっと右舷から風を受け左舷に最大20度くらい傾いた走りが1週間続いています
      傾いたまま左右に揺れおまけに前後方向にも揺れるのです、中で生活するのは大変です
   5/11 あー変わった物が食べたいなあ
       カーボベルデに着いたら一番は冷えたビールとステーキと野菜炒めにしよう
   5/13 単独航海は何かあった場合一人なので不安だと言う人も居ますが
      2人だと2倍 3人だと3倍と何かある確率が増えるのです
      しかし 2人だと楽しみは倍になり悲しみは半分、勿論 寂しさはありません
   5/15 コースとスピードを確認しながら6マイルを6時間以上かけて機帆走する
      疲れ果ててMarina Mindelo に着いたのは翌日日本時間5月16日01:15だった。

   ◇カーボベルデ共和国第二の市Marina Mindeloの様子。
     山はごつごつした岩山です
     何も木は生えていないと思いますので保水力がありません
     シャワーも桟橋のの水道もカードで水を買って使います
     二人で最初の100リットルは無料ですが後は100リットル200円です
     メキシコも山に生えているのはシャボテンだけという山でしたが
     アフリカでは何も無い岩山です
     所変われば品変わると言いますが日本に居ては想像もできない世界です。     

    以上、航海中のあり様と入港した港の様子については正確を期すため、
    毎日の花丸通信より部分抜粋させてもらいましたことお断り致します。 

  

名前
URL
削除用パスワード
by jh5swz | 2019-05-24 16:07 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)