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2019年 04月 01日 ( 1 )

坂本屋のひな祭り 2019

2019年3月30日(土)坂本屋ひな祭り

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  恒例の坂本屋ひな祭りが3月30日(土)~31日(日)開催されました。
  手伝える者は手伝うべしとの連絡が流れて当番班外ですが手を挙げました、
  初日、私の任務は48番西林寺近くの和菓子屋さんに製造委託してある
  草餅・太鼓饅・醤油餅を坂本屋まで搬送するという大仕事?を仰せつかりました。

 08:10 自宅発、48番西林寺さんを朝参りして
 08:30 和菓子屋さんで品物を受け取ってスタート。
 08:45 網掛け大師堂をお参り。
     今朝はお堂守り?の方が側溝の落ち葉焼きをされていました。
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  09:00 霧雨の坂本屋現着。
      きつい坂道を登りきった茶屋跡から白桃や木瓜の花越しに坂本屋をフォーカス。
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      昨日組み立てた七段飾りの昭和時代のひな飾り二組。
      当番スタッフがちゃんと桃の花を活けて、ひな祭りの雰囲気いとよろし。
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      二階、座敷にお出ましの「坂本屋のお宝・享保内裏雛」
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              15年前、廃業中の遍路宿を「お接待所」として復活作業中、埃だらけの押入れから
              黒塗りの木箱が出てきた、箱の中から出てきたのがこの内裏雛だったと聞き及びます。  
              箱書きは文久三年(1863年)。
              それはペリーの黒船来航の10年後、皇女和宮と14代将軍徳川家茂の婚礼の翌年のこと。
              文久三年がこの内裏雛が作られた年なのか、買い求められた年なのか定かではないが、
              雨漏りにも負けず、ネズミにも齧られず、少なくとも156年歳、長壽の美男美女。
              文久、元治、慶応、明治、大正、昭和、平成と七つの元号の時代世相を見つめながら 
              静かに逞しく新元号令和の世まで坂本屋を守ったこの一対を大切に安寧保存することは、
              この内裏雛に対する仁義ではなかろうか・・・
             豪華でもなく絢爛でもなし
              里山の雛祭り
           借りて来てまで数を競わず
           
             
             (享保雛のルーツ)
              松山お城下からこの雛人形と一緒に坂本屋に嫁入りした娘さんの祖母は娘時代に
              正岡子規のお母さんの八重さんに裁縫を習っていたというエピソードも残っています。
                         (石浜典夫著:「なにわの坊っちゃん」・愛媛ジャーナル:発刊より)
                  
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                ♬ 今春が来て 君はきれいなった~
                          去年よりずっときれいになった~
 ♬ 

                    内裏雛と一緒に保存されていた人形(脇雛?)
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                      この顔がまた素晴らしい!


         (お断り)
          思うところあって
          今年のひな祭り画像は、2013年から撮り溜めた300枚近い写真からピックアップして
          編集したことをお断り致します。

      
  お接待は当番班の皆さんにお任せして、
  ひな祭りに見えた遍路つながりの知り合い二人と二階で話し込んでおりました、
  にもかかわらず、窪野米のにぎりめしと窪野産のシシ鍋はしっかり馳走になりました。

ひと休みされた逆打ちお遍路さんのザックとお杖と菅笠
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 見るからに温和な顔に白いあごひげ
 錦の袋を被せた菅笠・・・
 自然木に鳴り錫を付けた見事なお杖
 鳴り錫も石突も手作りだと仰る、
 お断りして写真を撮らせていただきました。

 「私の名前は、玄関に置いた納め札に書いてありますから」。
  拝見すると錦札!
  歩行巡拝 103回
  車行巡拝  42回 
   そんなこんなを自慢されるでも無く・・・
   
  
 今日の当番さん達とは何度か出会いがあったお遍路さんみたいで
 炉端でシシ鍋・にぎりめしの賄い昼食をされながら話しが弾んでいました。  




    13:30 自宅にちょっと私用を残しており、霧雨の坂本屋をあとに下山、
        旧土佐街道、三坂峠道半ば窪野町桜の坂本屋ひな祭り、初日の日記でした。
      

by jh5swz | 2019-04-01 11:41 | 坂本屋日記2019 | Comments(0)