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2019年4月4日(木) 花遍路日記❶
 
  金剛頂寺宿坊・西寺檀信徒会館の朝、
  05:28 日の出前、
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  なんとか室戸岬灯台の閃光をと、
  部屋の窓から約10秒に一度のチャンスを窺うのだが、
  素人にはうまく捉えることができません・・・

  閃光はかなり明るくて
  うまくキャッチできればお宝?だったのですが・・・




  06:08 日の出
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  部屋が急に明るくなったので
  雪見障子を開けて外をみると
  満開の桜の向こうの杉の木立から
  ニッポンの朝日が
  「そろそろ起きんかい、
      6時半から朝めしだぜい!」

  
  


 06:30 すでに皆さんおそろいで朝食中、
     遍路の早立ち、早仕舞いは基本中の基本でした。

     神峯寺へ山越えをするお遍路さん、
     金剛頂寺へ朝参りに下るお遍路さん、
     玄関で「一期一会」のご挨拶を交換してお別れです。

 07:00 金剛頂寺宿坊・西寺檀信徒会館スタート。
     左に雄大な太平洋をチラ見しながら神峯寺を目指します。

 07:50 会えたらいいなあ~ と思いながらR55を南進中、あった!「ドライブイン27」。
     残念ながら、どうも廃業されたみたいです・・・
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   歩き遍路 2007年10/5  
   このおばちゃんの店で昼食しました。
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    2007年10/5 安田から伊与木まで18キロを歩いた秋の陽射しのキツかった日、
    このお店で昼食済ませて「真っ縦の坂を神峯寺」へスタートするとき、
    同行20人に一人づつビニール袋に入れたカチ割り氷を配りながら
    「今日は暑いきに、持っていきや、
        だんだん溶けてくるきに輪ゴム緩めてクチュクチュ吸うたら元気でるきに!」。
    そりゃあ~命の氷水でした。


    この写真を取り込んだ年賀状でお礼を書いたら 
    「たまげたぞね、店に貼ったら若い士が美人じゃと言うて てがうぞね」とお返し年賀。

    あの日、駐車場で魚の干物を売っていた兄ちゃんにお店再開させたらどうぞね?

    おばちゃん、「ドライブイン27」の27は神峯寺さんの霊場番なんじゃね~
    あの日、気が付か付かなんだけど、
    今日、店の前へクルマ停めて思いに耽っていたら判ったヨ!
    アホやろ ボクは。 
    チコちゃんに叱られるなあ~ ぼ~っと生きてるじゃねえよ なんて。

  08:10 仁王門下の駐車場着。
       歩いて90分の真っ縦の坂、今日はクルマで10分、バチが当たりそうです。
      お参り身支度整えて、ここから少しだけ歩きます。
      見えてきた仁王門前の桜が満開でした。
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  相変わらず手入れの行き届いた庭園を登ります   
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      本堂前のみちびき大師像に導かれて 
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 08:30 第27番霊場 竹林山 神峯寺本堂
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  本尊 十一面観音
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   大師堂をお参りして方丈前のお納経所で重ねご朱印を受けました。   
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  09:00 駐車場で土佐文旦をみやげに買って下山、第28番大日寺目指してスタート。
      途中からNAVIが高規格道路へ誘導、ことのほか快適に野市町内へまっしぐら。

  10:00 第28番 大日寺 山門到着。
       山門には壁が無く八本の柱が屋根を支えて素朴な構造美を見せてくれます。 
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     第28番霊場法界山 大日寺本堂
       敷き詰められた白い玉砂利が、陽射しを照り返して境内全体が明るく感じました。 
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    大師堂側の庭も玉砂利で真っ白です
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 大師が楠の木に爪で薬師如来を刻み安置したと伝わる  
 奥之院 爪彫り薬師は首上の病に霊験があると評判? 
 眼は近いが耳が遠い門前、しっかりお参りしました!  
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   本尊 大日如来           閑静な庭を通ってお納経所で重ねご朱印を受けました。
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   ちょっとした京都のお寺さんの雰囲気で門前の好みなり ^0^      
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  10:30 第30番善楽寺へ出発。
      第29番国分寺の枝垂れ桜と杮葺きの本堂、
      門前のお遍路用具店「扇屋」さんも寄ってみたかったが、
      時間的な制約もありスルー。      

  11:10 土佐一宮神社と共用の?善楽寺駐車場へ到着。

  土佐一宮神社参道の桜のトンネル
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      参道正面、土佐一宮神社の大鳥居
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      第30番霊場 百々山(とどさん)善楽寺                
        土佐一宮神社に隣接する境内を奥からゆっくりお参りしたつもりですが、
        右:本堂 左:大師堂その左にお納経所とすんなり押し流されました。
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     本尊 阿弥陀如来
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 『遍路迷わせの第30番物語り』
 善楽寺は同市内にある安楽寺と「30番札所」の名を二分した歴史があります。
 隣接する土佐一宮神社の別当寺だった善楽寺は明治時代の廃仏毀釈で廃寺となり、
 本尊の阿弥陀如来が安楽寺へ移されました。
 しかし昭和4年に善楽寺が復興し、札所が二つになってしまいました・・・
 その後、平成6年ようやく本尊が善楽寺に戻され、安楽寺は奥之院となりました。
 日本古来の神仏習合文化を断ち切った明治の政策が生んだ悲劇でしょうか・・・
           (山と渓谷社刊 「四国八十八ヶ所を歩く」参照・要約)

 寺名ご朱印は「土佐一宮善楽寺」、
 寺名墨書きも「土佐一宮」、
 別当寺だった誇りと歴史の葛藤に思いを馳せた門前の小僧でした。 




  お大師さん、
   私のふるさとにも昭和30年代まで「幻の第37番」の史実がありました・・・
   また、最近れっきとした霊場62番がありながら
   61番霊場の境内に「62番の礼拝所」ができたり・・・
   下町の駆け出し遍路には、まったくよく解らないことがあって悩みます。 


  11:30 次なる霊場 、
      かんざしをお買い求めになった粋なお坊さんがお居でたという五台山 竹林寺へ出発。
       
      続きはページを改めて編集いたします。      



by jh5swz | 2019-04-12 08:23 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)