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カテゴリ:23番薬王寺から海陽町宍喰境まで( 1 )


 歩いた日>第11回・2007年3月2日 快晴

  コース> 日和佐の第23番薬王寺から牟岐駅まで 
                 4時間 15,3キロ
  疲労度>★★☆☆☆


        1番霊山寺を出発して、23番薬王寺まで約150キロ、
        阿波 徳島県の札所は無事「打ち」終わりましたが、
        第23番薬王寺から室戸岬の第24番最御崎寺までは約80キロ、
        まだまだ長い旅は続きます。 
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 11:40 まずは遍路に人気の「橋本食堂」の昼食バイキングで腹ごしらえです。
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 習ったお経を忘れた埒な門前の小僧ですが
 お先達さんの躾けを守り
 この遍路旅道中、食前に欠かしたことの無いお祈りの言葉

   「一粒の米にも 万人の労苦を思い、
       一滴の水にも 天地のご恩徳を感謝し、 
                有難く いただきます」。 
 
 




 食堂前にあった看板
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 「善根宿(ぜんこんやど)」とは、
  個人の善意と好意に支えられる
  非営利目的の無料宿泊施設

  廃屋を利用したり
  個人で建てた小屋?だったり
  廃車になった改造バスだったりするが、
  野宿しながら遍路を続ける方々には
  きっと
  やすらぎの一夜に違いない。
  




12:40 日和佐の町を後に
    国道55号線日和佐トンネルを抜けてひたすら南下    
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  うみがめの美波町ひわさを通過
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    国道の気温標識
    14:23 只今20℃  暑い春です。 
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               へんろ道のタンポポやフキノトウに励まされて歩いていると
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 14:38 向かいの家からご主人と思しき人が飛び出して来て
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  「冷蔵庫の中の缶々を全部持ってきたんや~」 と、
 缶ジュースやウーロン茶10数個、
 「足らんけん、次のゼイアール(JR)駅で買い足してな~」 
 と、現金1000円、
 のお接待がありました。

 お接待を遠慮したりお断りすることは、
 遍路のマナー違反なのだそうで・・・
 ありがたく、ありがたく戴いたことです。   






15:15 そのお接待の¥1000で缶茶を買い足して休憩したJR辺川(へがわ)駅
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     ふーてんの寅さんが、
     「いよっ! 見上げたもんだぜ 皐月の空の鯉幟 ってね~
     歩き遍路なんて そんじょそこいらの 
     お坊ちゃまやお嬢ちゃまには マネできね~よ」
 
 
     とか言いながら
     蒸気機関車の牽く、たった1両の客車からトランク片手に降りてきた 
     小さな駅の1番ホームでした。

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  辺川駅から20分ばかり歩いて「番外霊場小松大師」
お先達さんが右手のお堂を開けて大師像ご開帳!
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    手前の小さな大師像の後ろの大きな大師像が見えますか? 
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               由来によれば、凡そ370年ぐらい前、大阪なんばの里に住む石工が、
               来客から注文を受けた「三尺あまりの弘法大師坐像石佛」を刻んで、
               引渡しを待っていたところ、夢枕に立った弘法大師さまから再三にわたり
               「石佛を阿州小松の里に送るように」霊告を受け、
               この地に送り届けた佛像であり、霊験あらたかだと云う・・・
  
 小松大師から牟岐町まで約3キロ歩いて、本日足停め。
 なにしろ自宅から出発地までと
 ゴール地から自宅までの距離が長くて歩く時間は短い・・・     
 室戸岬まで65キロ、先は長い、のんびり歩こう。

  ~ ~ ~ ☆ ☆ ☆~ ~ ~ ☆ ☆ ☆~ ~ ~

歩いた日>第12回・2007年4月6日 快晴      
歩き始めてちょうど1年の記念日
コース>牟岐町~鯖大師~海陽町宍喰境まで
          3時間30分 14,2キロ
疲労度>★☆☆☆☆

 
11:50  2月にお参りしたときは、
     まだつぼみの固かった23番薬王寺の満開の桜を眺めながら
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     先月に続き、橋本食堂で昼食・休憩を済ませて
     前回、足を止めた牟岐駅までバス移動。


 12:40 牟岐(むぎ)駅をあとに、小さな漁港を通過、       
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         国道に出た所でカブ号に乗ったオジさんが追っかけてきて、
         強い口調で、
         「あんたら戻って国道歩いてくれよ、今日は婦人会がお接待しよるんやけん!」
         お接待は断わるものではないと聞くが、
         今さら数キロ引き返せない・・・ 戻るワケにはいかない
         丁重に 
         「せっかくですが、先を急ぎますもので」とお断りした。

           あのな~オジさん、
               過ぎたるは及ばざるが如し  よ・・・
                          
             

 12:55 国道55号線 八坂トンネル入口、鯖大師本坊へ3キロ
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 13:10 八坂トンネルを出て少し歩くと内妻(うちづま)海岸
      1番霊山寺をスタートして、ちょうど1年、やっと碧い海と青い空の太平洋に合流です!
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 太平洋に小躍りしたのもつかの間
 13:15 すぐに松坂峠へんろ道へ
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      ちょうどこの日は
      大リーグへ行った松坂投手の初勝利の日だったのもなにかのご縁!
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 13:27 八坂八浜の一つ、「古江の浜」を歩きます。
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     かって遍路道は、こんな浜辺を歩くことも普通だったのかも知れん・・・
     引き潮を待って!
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 13:45  八坂八浜を歩いて、国道へ戻ります。
      室戸岬ままだまだ遠いようです・・・
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 以前・海部町 今・海陽町
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        鯖大師手前から旧へんろ道「土佐浜街道」を歩きます。
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 遍路道の真下をJR牟岐線が走ってお大師さんもビックリ?
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        土佐浜街道「馬ひき坂」    
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  松坂峠や八坂八浜、土佐浜街道の馬ひき坂あんど変化に富んだ5キロでした。
 14:00  八坂山八坂寺
   鯖瀬の別格鯖大師本坊へ到着   
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   鯖大師伝説のシンボル?「鯖」の像                  
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  14:31 鯖大師の参拝を終えて、
      鯖瀬海岸から、いいいよ室戸岬へのカントダウンが始まります。
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  14:35 岬へのカウントダウン
      道草休憩したり旧道を近道したりで歩速距離は整合しません。
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   単調な歩き遍路にとって花には癒されます!
 
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 14:50 岬へのカウントダウン
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      お地蔵さん、同行20人を結願まで見守って下さい。  
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 15:22 岬へのカウントダウン
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  「芝桜街道」と名付けました。  
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 15:34 県境目指して花遍路が歩きます。
     某写真コンテスト「日本の春」応募作品、見事落選した傑作写真なり!     
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 16:02 岬へのカウントダウン
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  海部川を渡って
  
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 16:29 岬へのカウントダウン
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    満開のサツキが励ましてくれます。   

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 ほぼ迷うハズのない国道に1キロごとに「室戸まで to Muroto」のしっかりした看板、
 励みにはなりましたが、ちょっとムダ遣いみたいな気もした門前の小僧・・・




 16:37 小粋な喫茶店に並んで小さなお堂がありました・・・ 合掌
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 16:38 小那佐の峠を越えて
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 16:40 夕暮れの那佐の入り江で本日のゴールです。
      高知県にはUSA(宇佐)もあったが、こちらはNASA(那佐)。
 

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 17:35 「阿波一国完歩証」授与式
      次回、ここ海部町那佐からほんの少し歩けば高知県ということで
      この「がんばる歩き遍路ツアー」催行社から副賞に讃岐生うどんを添えて
      お先達さんから『阿波一国完歩証』が一人一人に授与されました。
      今後、土佐・伊予・讃岐トシリーズでつづくのだそうで、なんとも粋な「遊び心賞」ではござらぬか!  f0213825_11162058.jpg
   
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 次回、
   宍喰境から東洋大師へ続く
  
 

by jh5swz | 2010-03-06 15:56 | 23番薬王寺から海陽町宍喰境まで | Comments(0)