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花丸・スペイン到着!


世界一周航海中の
ヨット「花丸」は 7/19 12:00(Capo Verde 時間)
地中海に面したスペインのマリーナ Puerto Almerimarへ無事入港しました
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  花丸は西アフリカ:カーボベルデ共和国を出航後、
 フランスを目指して北上しておりましたが、
 とんでもない微風域に遭遇、北上ままならず・・・
 予定を変更、面舵いっぱい、ジブラルタル海峡を通過して
 地中海に面したPuerto Almerimarへ無事入港しました。
 

 スペイン国旗はこの公式国旗と中央に紋章のない一般通常用があるそうです。



     <今回の花丸航海便り抜粋> 
      6/15 西アフリカ諸島カーボベルデ共和国 Mindelo を出港、
        「20日くらいでヨーロッパかな?」と計算していたところ
      6/20 超微風域に突入・・・
         北上ままならず、タマネギなどの野菜も心細くなって
      6/24 連日ベタ凪、ついに機走、また機走
      7/04 面舵いっぱい! ジブラルタル海峡から地中海側のスペインへ進路変更
      7/19 スペインのPuerto Almerimarマリーナへ入港。
                    (イリジューム航跡図より)
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 進路変更後、ジブラルタル海峡からPuerto Almerimarへの航跡
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 Puerto Almerimar入港(イリジューム航跡図より)
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     Puerto Almerimar港内図
       (画像帰属:Goole Maps)    

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    Puerto Almerimar港内はどこを見てものヨット ヨット ヨット
    ※イリジューム航跡図の花丸の停泊ポイントに限りなく近い場所のストリートビュー
                            (画像帰属:Goole Maps)  
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           寄港地は、ずいぶん久しぶりにきれいな都会の様子ですから、
           漁猟長(奥さん)の体力の充電と
           南米一周の長い航海に耐えた花丸のメンテナンスなど
           次のヨーロッパ向け航海に備えて英気を養ってほしいものです。
                                 


    昨年8月エクアドル出航からスペインまでの1年間の花丸の航跡図 
                    (赤い線が西アフリカから今回の航跡です)
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                           (イリジューム航跡図は艇長の承諾を得て掲載しております)

by jh5swz | 2019-07-21 16:00 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

 五年計画で世界一周航海中のヨット「花丸」は
 5/16 01:15(日本時間)、アフリカのカーボベルデ共和国へ無事到着しました
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 カーボベルデ共和国の面積は約4,033平方キロメートル、
 人口は約54万人(2016年,世界銀行)、
 民族:ポルトガル人とアフリカ人の混血が70%
 在留邦人数:0人(2017年10月現在)
  ※本日現在、間違いなく2名の日本人が在留中です(笑)
 在日当該国人数:6人(2018年6月現在)
  ◇データーは外務省公式公開ページより抜粋掲載

 エクアドル~チリ・ホーン岬~カーボベルデまでの「花丸」の航跡図
   (イリジューム航跡図は艇長の承諾を得て掲載しております)
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  入港した港はダカールの沖合いカーボベルデ共和国第二の市Marina Mindelo、
  1960年代に日本のマグロ漁船が多数寄港し、現地の人々も日本人を歓迎し交流が深まり、
  日本人をサイコーと呼び、流行った歌には「サイコーダヨ」とうフレーズが含まれる。
               (外務省公式公開ページ「アフリカ諸国のちょっとイイ話し」より)

  そんなことで花丸が寄港地に選んだのかどうかは目下定かではない・・・   
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  松山市のマリーナを出航してカナダ・バンクバーまでの航海が56日、
  ホーン岬を通過してカーボベルデのMarina Mindelo入港までが64日。
  舫った翌朝『フラフラしながら桟橋を歩いた』という日記を読んだとき
  花丸と艇長、艇長より偉い漁労長(奥さん)の長い航海の苦闘を実感しました。
  デジタル化された航海とは言え、危機回避の判断と操船は「人」ですから・・・
  
  ヨットに詳しい西中さんと二人でリアルタイムの航跡図を追っかけながら
  ホーン岬通過後も毎朝ハラハラ、ドキドキメールを交換した64日間でした。

 以下、ホーン岬通過後、入港までの花丸航海日誌からの抜粋です。
   3/14 甲子園の砂みたいにケープホーンの海水を汲んで瓶に詰め持ってかえります
   3/19 早くこの海域を脱出したいものだ、暖かいところへ来たら先ず洗髪洗体をしよう
   3/23 昨夕16:15右舷2時方向に氷山発見、流氷というにはあまりに大きかった
      あれにこの速度で衝突したらタイタニックと同じ運命でしょう   
   3/31 今朝は珍しく水平線から昇る太陽を見る、何十日ぶりだろう

   4/08 西経10度くらいまで45度で進み その後は真っ直ぐに北上するつもりです
   4/15 今日は洗濯をする事になりました、
      先ずは予洗です、と言っても洗濯物をネットに入れて船尾から流すだけです
      布の繊維の隅々まで強烈な流水が通り綺麗のなるのです、洗剤も何もいりません
      6時間後に取り入れて海水をしっかり絞り、
      ほんの少量の(雨水をためた)真水で2回程リンスをすれば洗濯終了です
   4/23 もう3度で赤道です、夜空に北半球の星たちが多くなりました
      今からは賑やかで綺麗な北半球の星達を見て過ごす夜のワッチになります
   4/26 遂に北緯に帰ってきました、エクアドルで南緯に踏み込んで以来です
     (別に赤いラインがあるわけでなし)別に変わったことはありません

   5/04 前方の北の空には北斗七星があります、
      後方には南十字星が輝いていました、船乗りには大切な星で南の方角を教えてくれます
   5/09 ずっと右舷から風を受け左舷に最大20度くらい傾いた走りが1週間続いています
      傾いたまま左右に揺れおまけに前後方向にも揺れるのです、中で生活するのは大変です
   5/11 あー変わった物が食べたいなあ
       カーボベルデに着いたら一番は冷えたビールとステーキと野菜炒めにしよう
   5/13 単独航海は何かあった場合一人なので不安だと言う人も居ますが
      2人だと2倍 3人だと3倍と何かある確率が増えるのです
      しかし 2人だと楽しみは倍になり悲しみは半分、勿論 寂しさはありません
   5/15 コースとスピードを確認しながら6マイルを6時間以上かけて機帆走する
      疲れ果ててMarina Mindelo に着いたのは翌日日本時間5月16日01:15だった。

   ◇カーボベルデ共和国第二の市Marina Mindeloの様子。
     山はごつごつした岩山です
     何も木は生えていないと思いますので保水力がありません
     シャワーも桟橋のの水道もカードで水を買って使います
     二人で最初の100リットルは無料ですが後は100リットル200円です
     メキシコも山に生えているのはシャボテンだけという山でしたが
     アフリカでは何も無い岩山です
     所変われば品変わると言いますが日本に居ては想像もできない世界です。     

    以上、航海中のあり様と入港した港の様子については正確を期すため、
    毎日の花丸通信より部分抜粋させてもらいましたことお断り致します。 

  

by jh5swz | 2019-05-24 16:07 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

2019年3月14日(木)の日記
 ヨット花丸は、昨晩(日本時間3/13日真夜中)、世界一周の航海中最大の難所の一つと思われる
南米最南端ホーン岬を無事通過しました


昨年8/17エクアドルを出航、大きく沖出しのあと、ひたすら太平洋を南下。
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 9/23チリのValdiviaという奥深い入り江の港町へ投錨。
 ・ホーン岬を目指す航海に備えた花丸のメンテナンスと
 ・知らない土地ながら住み心地がよかった?ことと
 ・いささか(でもなかった)アクシデントもあって・・・
 約4ヶ月滞在後の本年1/20 Valdivia を出航。

 昼間は迷路のような多島海の隠れ岩礁を避けながら機帆走、
 夜は小さな入り江に花丸を舫って停泊の繰返し36日。
 2/25 アルゼンチンとチリの国境に面したチリ海軍基地のある
 Williams港の町外れのヨットクラブへ花丸を舫いました。

 この港には数多くのヨット友達のうち、
 数艇がホーン岬通過を目指して風待ち待機していたようです。
  ヨットマンが夢に見る?恐怖のホーン岬は
  ヨットマンの憧れの聖地でもあるようです。




 ◇地球の果ての『万事塞翁が馬』
  いろいろあってチリの出航が計画より1ヶ月も遅れたことが幸いした?
  Willamus で各国のヨットと交流を重ねているとヨットのレガッタ(レース)があるとの情報に遭遇。
  なんとチリ海軍基地の港町から最南端ホーン岬往復のレガッタらしい。
  朝夕一緒に花丸を追っかけている西中さんに教えてもらったのだが、
  レース(競走)と云うより「ヨットのパン食い競争」みたいなお楽しみ帆走会らしい)
  州知事、市長、海軍高官や報道関係まで参列した壮行パーティに招かれて、
  ニッポンからも参加の案内があった様子。
  もとよりヨット乗りの夢だから追っ手の風!(だったかどうか?)飛び入り参加決定。
  なんと出航式は前後に海軍の護衛艦? 空にヘリが見送るという「パン食い競争」だったらしい。
  あとで解ったことだが、
  花丸の最後の島の進路は時計回り(レースは逆時計回り)だから最終日の棄権承諾の参加でした。
   
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 3/10 Willamus港を出港、
 3/11 ホーン諸島の最南端の一つ手前の島に寄港、
 3/13 最後の島を見るのはまだ先だろうとタカを食ってたら
 20:43(JST) 西中さんから携帯のベル、
 「花丸の航跡開いてや~ もうすぐホーンを通過する!」。
 あわててノートPCを開いてスマホで撮った写真 
 これって
 「通過」でなくて最南端島を時計周りに周回するみたい!



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 数時間後、眠れない・・・
 冒険を好まないハズの花丸夫婦が小さなヨットで
 地の果て、荒海に浮ぶホーン岬を周回しようとしている・・・
 太平洋を横断中の日付変更線を越えたときの到達感も無ければ
 ハリケーンに巻き込まれたときの心配とは違った
 緊張あり、ハラハラ ドキドキ感がいっぱい・・・
 起きて事務所のパソコン開いて追っかけた、
 今まさに南米最南端のIaIa Hornos島の南を回った!
 時計回りに小島を周回して大西洋へ逃げるのですか?艇長!



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 ヨットに詳しい西中さんが
 ヨット乗りの誰もが
 行ってみたいくせに近寄りたくないという
 ホーン岬の最南端 IaIa Hornos 島
 その島の南沖を通過するヨットはあったが
 島を周回したヨットの話しは聞いたことがない、とのこと。

 珍しいかも知れないイリジューム航跡図を残しておきたい。

 

明けて3/14の朝、航跡図を開いて見た、
最南端の島をクルリと輪を描いて大西洋側へ脱出一途の航跡。
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 午後着信の航海記によると反時計周りの各艇とすれ違いざま
 一艇ずつホーンを鳴らして手を振って別れた
 (ホーン岬でホーンを鳴らして・・・洒落てるときではない)
 Willamus港以来、数日を地の果てで一緒に暮らして
 ワインを酌み交わした仲間だけに別れも辛かった、
 と書いてありました、キャプテン泣かさんといて下さいや、

 今は荒海からできるだけ離れようと花丸を帆走中、とも。
 あれだけのベテランでもホーンは逃げたいほど恐いんや・・・

 
 翌日のキャプテンの航海日記に、
 「甲子園の砂 みたいにケープホーンの海水を汲んで瓶に詰め持ってかえります」と書いてあり、
  宇東・済美野球部監督、(元)同業のポン友: 上甲正典君の「甲子園の砂」を思い出したが、
  冷静沈着な艇長でもホーン岬の周回は余程の達成感だったに違いありません。
  しっかりサポートされた奥さんも「お疲れさま!」でした。
          Bon Voyage! 

           ※イリジューム航跡図の転載は花丸キャプテンの許可を得て掲載するものです。



by jh5swz | 2019-03-14 17:07 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

2019年1月24日(木)ヨット花丸便り  
昨年9月23日、南米チリ共和国Valdiviaの港街へ入港以来、
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 長い航海とこの先の難所ホーン岬通過に備えた花丸のメンテナンス、
 それ以上に?キャプテン夫妻は、大河の河口?に面したこのチリの港街が
 よほどお気に入りだったらしく、結局4ヶ月の長逗留・・・
 (滞在中の日々は花丸夫妻のプライベートタイムにつき詳細を割愛します) 
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  さて、いよいよ出航を控えた昨年末、
  実はちょっとした(でもなかった)アクシデントが勃発、約1ヶ月出航を延期、
  アクシデント対応と食料・燃料などの再調達と
  南下する外洋の気象条件を睨みながら航海計画を立て直して
  現地時間1月20日、住み慣れた Valdivai のヨットハーバーを出航しました。
 
(Valdiviaのチリ海軍へ出航届けを提出というのも海岸線の長いチリ共和国らしい)                           
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 航海日誌によると
 ヨットハーバーをあとにして外洋に出た花丸は、
 現地時間1月21日16:20
 ホーン岬まで延々と続く多島海の最北端の小島?Ciroe島の
 Cstro Chaura という小さな入江にアンカリングしたとのことです。

 チリ共和国は太平洋に沿った国境の長い国です、
 この先、多島海を南下するほどに荒海の連続・・・
 臆病者の門前、ハラハラドキドキ・・・です。 
  画像帰属:花丸イリジューム航跡図


 2017年6月5日、松山市柳原のアンカレッジマリーナで出航を見送って以来、
 ほぼ毎日一緒に花丸を追っかけているヨットに詳しい西中さんでさえ、
 「記録も冒険も興味のないハズの花丸が冒険を始めました」と気を揉んでいます・・・ 

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 ピンクの線は1/24出航時に私が書き入れた針路想像図でした、
 決してこんな一直線ではないワケで・・・とは書きましたが、
 まったくそのとおりでした・・・
 苦心の航海中の花丸とキャプテン夫妻に敬意を表して
 航跡画像を差し替えさせて頂きます。
 
 白い線が今日までの実際のイリジューム航跡図で、
 昼間だけ機帆走、日暮から島々の入江へ逃げ込んで(船長の言葉)、
 夜は多島海の島影でアンカリングしながら
 北海道から九州までの距離にほぼ等しい長い航海が続いています。

 現地は真夏だそうですが、気温は昼間でも10℃前後、
 そんな航海記の中で私がホッとするのは
 時折りイルカの大群が現れて、ヨットと並走するのだそうです。
               2019年2月11日訂正追記
 
 今後、針路を取るであろう   
    多島海の最南端ホーン岬の拡大図
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 ヨットを知らない門前のための
 「ヨット語辞典」西中さんの話しによれば、
 この岬の太平洋側から大西洋への通過ルートには
  ① マゼラン海峡ルート 
  ② チリ海軍の軍港のある海峡ルートのほか
  ③ 最南端ホーン岬を回るルートなどがあり、
 どうやらキャプテンの選択は②のルートらしいのですが、
 いずれもヨットマンには「あこがれの難所」らしい・・・ 

 艇長、お願いですから冒険はしないで下さい!


 上下の画像の海峡ルート線及びルート名称は 
 イリジューム海図 へヨットには素人の私がこの先の花丸の航海を想像しながら書き込んだもので、
 地図、海図、これからの花丸の進路との整合性を担保するものではありません。

                

 投稿後、いろいろ調べてみたのですが好き好んで悪魔のような荒海を機走するより
 どうしても最南端を通過したいヨットは、安全第一の願いも込めて、海軍基地ルートから
 黄色い線のルートを選んで大西洋(外洋)に出るという選択肢もありかなあ~と門外漢。

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            Bon Voyage!


2019年2月25日 続報
 現地時間1月20日、住み慣れた Valdivai のヨットハーバーを出航した花丸は
 北海道から九州までの距離に等しいチリ共和国の多島海を難渋しながら帆機走し 
 南米大陸最南端の町 Willamusu港に無事到着しました。
 この港はチリの海軍基地のある港で、しばらく船艇のメンテナンスのため滞在でしょうか?

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by jh5swz | 2019-01-24 19:27 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

2018年9月24日(月)振替休日
        ヨット「花丸」その後。


  8月17日、チリへの入国必要書類を受取りエクアドルを出航したヨット花丸は
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 大陸沿岸の漁船や本線航路上の大型船舶や
 海賊船もどきの国籍不明船などとの遭遇を避けて 
 大きくガラパゴス島の近くまで沖出ししたうえ、
 海流・風向・風力を計算しながら航海のハズでしたが・・・ 
  今回の37日は日本出発後、一番難渋した航海だった様子です、
  もっとも、この先も決して順風満帆ではないと想像しますが・・・
                以下、花丸航海記から抜粋

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 8/26 波高2m、瀬戸内海なら大荒れの海・・・つっ走るのみ
 8/30 デッキに立ていた網にトビウオ2匹飛び込みご馳走さま
 9/02 今日も強風、これはもう立派な嵐だ
 9/06 無風・・・貴重な燃料を計算しながら12時間も機走
 9/07 カツオが釣れた
 9/12 海面から1mもあるデッキを飛び越えてきたイカを食べた
 9/18 100頭ほどのイルカの大群に遭遇
 9/19 ここ数日の嵐で北上と南下を繰り返し、 
     (左航跡図・赤丸内
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 セール(帆)のクロスが裂けた・・・ほどの大嵐だったらしい。

 朝な夕なイリジュウム航跡図を見つめながら
 一緒に花丸を追っかけているヨットに詳しい西中さんとハラハラしたことでした・・・

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 9/20 チリ海軍へ「領海内へ入った」旨、連絡。
 9/21 港のカスタム(税関 or 入国管理事務所)へ連絡
 9/23 チリ共和国Valdivia港へ無事入港しました。
     Valdivia港は
     外洋から巾2キロ?ほどの大きな河を通過した奥、
     二つの大河が合流する地点に位置する港町のようです。
  左のイリジュムGO航跡図は
 9/23 早朝6時前、たまたま目覚めて花丸を追っかけ、
    午前6時15分、航速0,0ktsになった時間のものです。

 翌日の通信によると、現地時間 2018/09/22 15:45 Valdivia Yacht Clubに到着と記してありました。


 以下は、出国審査に比べて、厳しい入国審査模様を花丸通信より抜粋・引用させて頂きました。
 接岸後、
 スペイン語だけを話すマリーナの従業員にとにかくカスタムに連絡して欲しいと言う事を伝える。
   (ここで云うカスタムは「税関」とか「入国管理事務所」のことでしょうね~)
 ・それから30分くらいして先ずはチリ海軍から二人来て書類を調べる。
 ・しばらくして第二警察PDIと言う所から若者が来てパスポートに入国のハンを押しその他の書類を作ってくれた。
 ・今朝は植物検疫の若者が来てエクアドルで作った花丸の消毒証明書を写真に撮った
   (ジャガイモ4個とニンニク1個は問題無いが持ち出すなと言ったが没収はされなかったとのこと) 
 ・デッキも見て回りセールカバーも少し外して調べ、植物の種や虫などが居ないか?と聞いた。
 ・船のゴミはプラスチックだけだというと、それはマリーナの方で処分するようにと言われた、
                                         んですって!  

 
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 さて、長くて厳しい外洋航海の疲労回復と大嵐に傷んだ花丸のメンテナンス、
 そして、おそらくめざしているのでしょうホーン岬周りに備えた絶好の季節待ち、
 その間のチリ共和国での滞在生活が楽しい毎日であることを願っております。
  (一部航海通信よりの引用、ご容赦願います:ブログ管理人・門前の小僧)   



   
    

by jh5swz | 2018-09-24 19:57 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

 2018年9月02日()、
  久々のヨット「花丸」便りです。

  5/24 メキシコを出航、  
  6/17 エクアドルへ入港した花丸の、
     停泊中の毎日はキャプテン夫妻のプライベートタイムにつき詳細は差し控えますが、
     桟橋に並んで繋留中の外洋ヨットを相互訪船し合って食事会(お酒付き)だったり、
     滞在中に親しくなった現地人の家族が花丸を訪問、奥さんが寿司をご馳走したり、
     寄港地の人々と交流することもこの航海の目的だった様子で大変楽しそうでした。 
  8/17 錨をあげて、長い長い停泊から
    次の寄港地・チリ共和国バルディヴィア(Valdivia)の港を目指して出航しました。
     (ぴったり2ヶ月目の出航でしたから、予定どおりの滞在だったのかも)
  9/02 現在(赤丸地点)ペルー共和国のはるか沖合いを南下しています。

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 出航後、陸地に沿って南下かと思いきや、 
 再度ガラパゴスへでも寄ってイグアナと交流かと思うほどに
 どんどん(現在1000㌔前後?)沖出し航海中。
 その方が海賊遭遇予防にもなるのかも?と外洋に素人の私。

 ヨットに詳しい西中さんの話しによると
 風向・風力・海流のデーターを計算しながらの航海らしい、
 ここ一週間ほど大シケで、
 強い向い風を受けて大きな縦波と悪戦苦闘の模様ですが・・・
 このまましばらく南下して目的港のはるか沖合いから
 一気に取舵いっぱいバルディヴィアへ転進でしょうか?

  (現在地から先の赤い線は私の想像加筆進路であって定かではありません)

 なお出航前のキャプテン日記によると、
  天気予報はイリジュウムGOのPredict Wind Offshoreと言うソフトで
  刻々と移り変わる風向風力を動画で見る事が出来ます
  iPhone・iPad・そしてMacBookにも取り込めます
  天気予報が何時でも取れる航海なんて昔はとても考えられない事でした。
とあります。
 
  たしか、40年前のキャプテンの太平洋横断は「天測」による航海だったであろうことを思えば、
  イリジュウムGOの利用など電子化された現在の航海術はまさに”月とすっぽん”なのかも知れません。

  それでも4時間交替、24時間のワッチ(監視)は欠かせないお二人は睡眠不足と違うやろか?
  外洋とヨットの航海に門外漢の私は異国の海を漂う「花丸」が心配で心配で堪らないのです。
            Bon Voyage!

  花丸の今までの寄港国
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 5年後、帰国するまでに一体何ヶ国の国旗を掲揚して入出国を繰り返すのでしょう?
 


   
 


by jh5swz | 2018-09-02 10:13 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

2018年6月30日(
 門前の小僧、公私ともに繁忙だったこともあり・・・
 いささか間延びした「花丸だより」になりますが、あしからず。

2016年7月11日 追記
 先日、IKEGAWAキャプテンから珍しく航海中の動画が公開されましたのでご紹介します。
       https://www.youtube.com/watch?v=EGrDOUixDbQ
       <キャプテンのコメント>原文のママ
       花丸で航海中の動画は今まであまり撮らなかったので珍しいと思います
       皆さんちょっとだけ花丸に乗って外洋を走った気分になって下さい。


以下、6/30の日記です。
 5月24日メキシコ合衆国を出航した花丸は、
 6月17日エクアドル共和国へ無事入港しました。
     
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  途中、次々とハリケーンに遭遇・・・
  ヨットは素人の私ですから、
  その日その日の航跡を見つめながらハラハラしたことです。
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 何番目かのハリケーン接近中の航跡を拡大してみると、
 「あんたどうする気?」と思うほどのジグザク航跡・・・
 加えて曇天続きでソーラー発電が機能せず、
 ついには冷蔵庫の電源までOFF・・・
 航海は難渋だったようですが、
 その強風のお陰で?
 この季節メキシコから1ヶ月ではムリだろう
 との仲間の予想を覆して23日目にエクアドルへ到達できたそうです。


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 ところが、当初予定していたManta港には
 桟橋がなくてヨットは沖がかりとの情報で
 ハリケーンに傷められた花丸のメンテナンスもあり、さらに南下、
 6月17日 0830(現地) 
 サリナスという町の
 Puerto Lucia Yacht Club 沖合で検疫待機。
 
 6月18日、防護服に防毒マスクの係官二人が船内を丁寧に燻蒸、
 最後にゴキブリの薬をアチコチに塗りつけてお終い、
 費用は150弗だったそうです。

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 以来、南米エクアドル共和国での生活?が始まりました。
 日々のレポートから、私が「へえ~?!」と思ったことを・・・

 
  ◇ エクアドルはOPEC加盟国でもあり、花丸が使用する軽油は1L@77円!
  ◇ Puerto Lucia Yacht Club にはクラブ専属のアスレチックジムがあり、
   シャワーやトイレ、サウナを始め25mの専用プールまで自由に使用可。
   出航以来一年以上の運動不足を補うには申し分ない設備の様子です。
  ◇ プライベートビーチまであるクラブ敷地は高いブロック塀と有刺鉄線で囲まれ、
   門には三人の守衛が居て、完璧に安全が守られているのだそうです。
  ◆ 裏を返せば、それほどしなければ治安がよろしくない?とは私の感想・・・
     (エクアドル共和国様、妙な感想ですみません)
  ◇ さて、花丸のメンテナンスに最適な施設があればいいのですが、
   いつまでPuerto Lucia Yacht Club で滞在するのでしょう?
  ◇ そして次はどの国の何処へ入港するつもりなのでしょう?・・・
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 ヨットに詳しい西中さんの話しでは、
 今から数ヶ月、南米or太平洋を航海しながら、
 真夏(日本で真冬)のホーン岬を周って
 大西洋へ出るのかなあ~? とのこと。

 素人の私、
 ただただ、航海の安全を願うのみ。


 (航跡図掲載について)
  松山市北条のマリーナ出航時より、
  航跡図の転載の承諾を得て掲載しております。


  

 

愛媛県イメージキャラクター「みきゃん」も洋上からご安航を祈っています。
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by jh5swz | 2018-06-30 11:33 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

2018年6月1日(金)その後のヨット花丸だより
 ヨット花丸、昨日までの航海記。
  2017年 6月05日、5年計画で世界一周をめざして松山市北条のマリーナを出航。
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           <2017年6月4日、出航前日・北条マリーナへ見送りに行ったときの花丸>

      6月29日、日付変更線を通過
      7月31日、カナダ、バンクーバー入港
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              以後、冒険や記録にまったく興味も関心もないキャプテン夫妻は                     
              寄港した各国、各港で古いヨット友人の歓迎を受けて観光三昧。 
      
      9月13日、バンクーバー出航
      9月19日、米国、サンフランシスコ入港、長期滞在。           
   2018年 1月29日、ゴールデンゲートベイブリッジからメキシコへ出航。
      2月12日、カルフォルニア湾内メキシコのLapazへ入港、アンカーリング。
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      松山で花丸の安航を祈りながら航跡図を追っかけている西中さんと二人で
      Google Earthの航空写真を眺めながら、
      Lapazの市街地は碁盤の目にように整然と区画整理されてはいるが
      砂漠の国?の赤茶けた山々とホコリっぽい街並みを見て     
      「ラパーズの何がイイんやろ~、これから何処へ行くやろ~」と、
      ジリジリ過ごした三ヶ月・・・
     
  2018年 5月24日、メキシコ半島に外洋から守られた湾内で三ヶ月と12日、
            よほど居心地がよかったらしい花丸は
           メキシコ湾ラパーズを出航、南米エクアドルめざして出航しました。 
             
           メキシコで売ってる魚は、日本人にはちょっとご遠慮したくなる外観で?
           出航後は早速大きなマグロ狙いでトローリングしているが釣れない・・・
           トビウオが数匹、甲板へ飛んできた。 
           1,5メートルほどのサメが食いついたが、糸が切れてしまった・・・etc

           今朝の便りによると、
           進路上にハリケーン発生予報があり、今は全力で進路変更中との日記です。

          「安全に航海して帰って来る」約束だけは果たして欲しい。
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                            赤い線は私が書き加えました
    西中さんは、
     キャプテンがずいぶん以前の太平洋一周の航海中、長逗留した太平洋ド真ん中の
     小さな島の酋長を尋ねて、その後ホーン岬向け航海か?と想像していたらしい。

    門前は臆病ですから、ホーン岬周りでなくて、
     しばらく南下したら9時方向へ進路を取って(取舵?)パナマ運河から大西洋へ、
     などと願ったりしています。
    
 ◇日本を出航後、今日までに入国した国
      花丸には5年間に入国予定の各国国旗が積み込まれているそうです。
      入国港の沖で、国際信号旗のQ旗をマストに待機し、入国検疫検査等を受けたあと
      船尾に花丸の船籍国旗、メインマストに入国する国の国旗を掲揚して入国するようです。f0213825_12135387.png

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 ◇当ブログ管理者からのinformatin
      ・花丸の航跡図は留守宅を通じてキャプテンの許可を得て掲載するものです。
      ・入港滞在中の日々はキャプテン夫妻のプライベートタイムだと思っていますので、
       花丸日誌からはまことにおおざっぱな話しだけ引用掲載しております。
      ・私は全くヨット音痴です、トンチンカンなことを書いていたらご指摘願います。



by jh5swz | 2018-06-01 12:32 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

花丸・メキシコへ到着

2018年2月12日:メキシコ La paz 港発 花丸便り。

 1/29 サンフランシスコを出航した花丸は、15日と4時間30分の航海後、
 2/12 13:00(現地時間)メキシコ La-paza へ無事入港、投錨したそうです。  
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              カルフォルニア湾だから米国かと思いきや、ここはメキシコ。
              地名は1846~48のアメリカ・メキシコ戦争の名残りらしい・・・

    花丸便りによると、
     ◇2/05:明け方、無灯火の国籍不明の巨大コンテナ船が花丸の前方を横切った。
         VHF16チャンネルで呼びかけても応答なし、不思議なものを見た・・・
            <西中さん情報 ”国際 VHF 16ch” 156.80MHz FM>

     ◇2/08:夕方、前方4マイル、把握してなかった4個の岩礁発見、
         急遽、コース設定を変更して間一髪クリアー、
         暗闇の中、岩礁に向って直進していたと思うとゾッ~とした・・・   
      花丸夫妻は一日中4時間交替でワッチ(監視)航海していますが、
        当然とは言え、つくづくその重要性を感じた私でした。
    
     ◇2/10:流しておいた擬餌針に60センチのマグロが釣れて、洋上寿司パーティー。
     ◇2/11:カルフォルニア半島南端をランドフォー
     ◇2/12: LA paz 入港。
         サンフランシスコで会ったヨット友達の出迎えと接岸手伝いを受けて投錨。

     さて、これからの花丸だが、
     池川キャプテンと親しい西中さんの話しによると、
     ホーン岬回りに最適シーズンの来年1月まであと一年、
     南米西岸をうろうろするのか?
     南太平洋の島々を巡ってニュージーランドの親しい友人を訪ねたあと
     一気にホーン岬に向うのか? いずれかだろうとのこと。

     ここまでも長い航海だったが、これから先の旅も長い・・・ご安航を祈ります。
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by jh5swz | 2018-02-13 09:55 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)

 2018年 1月30日(火)の花丸日記。
 以下の記事には
  ブログ管理人の時差ボケによる日時表記ミスがあるかもしれません・・・、あしからず。    

  2017年6月 4日 松山市北条のアンカレッジ・マリーナ出航
      6月29日 太平洋上の日付変更線を通過
      7月31日 カナダ・バンクーバー入港
      9月13日 バンクーバー出航
      9月19日 米国・サンフランシスコ入港
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                     某月某日、某ヨットハーバー、桟橋に整然と並んだ停泊中のヨット群 
                         画像帰属                               
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           記録や冒険とは無縁のキャプテン夫妻は入港する港ごとに
           旧知のヨット仲間との再会、観光などをお楽しみの数ヶ月でしたが         
           各港で停泊中の出来事は夫妻のプライベートなひと時と受け止めて
           この航海日記には何も書きませんでした・・・
           でしたが、
           米国へ行ったことのない私が「へえ~そうなんだ」と思ったことを一つだけ。

            夫妻は錆びない総アルミ製の軽い(17㌔)折りたたみ自転車をヨットに2台積んで
            行く先々の港町を自転車で買い物や観光?を楽しんでいた。
             とある町で買い物途中、しっかりロックしていた自転車が2台とも盗まれた・・・
            知人に相談したら「見つけても声をかけないで警察に連絡しなさい!」とのこと。
            「なぜならば、相手はガンを持っている恐れもありますから」。 

            日本ならケンカ沙汰になることはあっても、まず拳銃は出てこないだろう、
            ウチの国はイイ国だと思った。


    いろいろあった花丸は
  2018年1月29日 
       08:30 サンフランシスコのヨットハーバーGrand Marina を離岸、
          ヨット友達の見送りを受けながら
       10:20 ゴールデンゲートベイブリッジをくぐって
           メキシコのカルフォルニア湾ラパーズへ向って出航しました。       
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              (Iridiumu-GOという衛生通信による「花丸」の現在地)
                青い線はリアルタイムで送られる花丸の航跡線、
                赤い線はメキシコ・ラパーズまでの進路(想像)を
                   私が描き込んでみました・・・

  
   どうやら花丸は、パナマ運河ではなくてホーン岬を周って大西洋へ進路を取るようです。
   引続き花丸の承諾を得ている航跡図にキャプテンの友達西中さんの航海解説を織り交ぜて
  七つの海の港に寄港する花丸の様子を書き綴りたいと思います。
   花丸の安航を応援よろしくお願いします。          
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      松山を出航時の花丸(当日のTV-NEWS画面より)



by jh5swz | 2018-01-30 13:28 | ヨット「花丸」航海記 | Comments(0)