2018年6月16日()の坂本屋日記。
  あしかけ3年に亘る改築事業が終わって、無事お披露目式も済ませた坂本屋の平常当番日。


 f0213825_16522240.jpg
  今日は2016年6月から2017年9月まで、数回にわたって坂本屋へ来て、
 「四国遍路とお接待文化」をテーマとする卒業論文の取材に通った京都の女子大生さんが、
  地元企業へ就職、立派な社会人になって、お礼のお接待応援に来てもらった。
  ちょうど当番二人が所用のため休みだったので、大いに助かったことです。

  「お接待中」目印の幟を立てて、  
  (この春まで)女子大生さん差し入れの麦茶やジュース、お菓子をありがたく使わせてもらって、
   登り下りのお遍路さんを迎える準備が整いました。


  長老・川中さんが孫に話しかけるように、
 「そうかえ、そりゃあイイとこへ入った」と、就職のお祝いから始まった朝のひとときです。
        今日のお接待は彼女に任せよう!
f0213825_10201007.jpg
f0213825_16302353.jpg

 










  ほどなく、
 09:30 先日のNHK-TV「ひめポン 」を観たと仰るご夫妻の
     坂本屋見学とご主人趣味?のビデオ撮影訪問がありました。

 10:00 汗を流しながら峠を下って、ひと休みされた大阪さんに
     彩和さんが持参の冷たい麦茶とお菓子でお接待。
     そりゃあ~ 山賊風情の私がお薦めするよりのど越しの味もよかったはずです。

 10:15 先をお急ぎの大阪さんご出立。
     今日は暑くなりそうです、道中ご安全に巡拝なさいませ。       
f0213825_10445357.jpg

     その後、いつもの久万高原町出発のお遍路さんもなく、静かな時間が流れました。
 
 11:50 「昼にするかな」と長老、「待ってました」と門前。
     それぞれ持参の弁当で腹ごしらえ。
     春先まで囲炉裏の火がなくては寒々しかった炉端、
     外の暑さはかなりの体感温度ですが、囲炉裏部屋は古民家ならではの涼しさ。

 12:10 ちょうど昼飯が終わったところで、下って来られた秋田さんがひと休み。
     お接待は彩和さんに任せた。

     私は気になるので秋田県から四国までの交通手段と時間を尋ねてみた、
     秋田から東京までバス、乗り換えたバスで東京から大阪へ、乗り継いで徳島までバス、
     ほとんど ”駅すぱあと” の世界みたいです。
     都合、3日かかって第一番霊山寺から歩き始めて野宿旅30日目と仰る・・・ 
   
    ちょっと考え込んだことです 
    ここまで人を惹きつける弘法大師の四国遍路って一体なんやろう・・・    
     

 12:25 「野宿ですから、行けるところまで歩きます」と、秋田さんご出立。  
f0213825_11134790.jpg
            (坂本屋を〆て帰宅途中の3時半ころ48番西林寺界隈を歩いておられました)

 私は、ひと休み中から背中のソーラーパネルに目がクギ付け。
f0213825_11240556.jpg
 
  「スマホや野宿テントの灯り電源ですよ、
  晴れてる日はいいのですが、曇天や雨にはさっぱり役立ちません」と仰る。
  いやあ~お遍路さん、
  役立つ日もあればこその野宿旅ですよ・・・

  そんな苦労も背負って歩かれている秋田さんに
  「結願まで快晴にも恵まれますように」手作り道中安全御守を進呈、
  すぐにくくりつけて頂きました、喜んでもらってよかった。
  


f0213825_14294757.jpg

  当番の折り、
  facebookなどで友達に「坂本屋かわら版」を発信したり、
  タップリ充電を忘れて来て電断寸前になったことのある私は、
  今回の修築工事途中、現場監督さんに
  「お遍路さんのスマホ充電用に電源タップの屋外増設」を
  お願いしてみたところ、ちゃんと設置してもらえました。

 どうぞ、お接待の延長線上にある電源を有益に使って下さい。 
 悪用されると提案者として封鎖を申し出ざるを得ません・・・


 <もう一つ、電源の話し>メキシコを出航して24日、ヨット「花丸」は、
f0213825_15411874.png
 太平洋上でハリケーンに巻き込まれて数日、
 太陽光を失ったソーラーパネルが機能せず・・・
 ついには船内の冷蔵庫の電源をOFF,
 難儀しながらも 6/17 08:30(現地時間)
 南米エクアドルの港へ無事入港したとの一報あり。
 陸のお遍路さんも海の花丸も太陽の恵み受けて
 道中安全と洋上ご安航を祈ります。

 
 13:10 しばらくして、暑いさなか下って来られた大阪さんがひと休み。
     駐車場の観光案内板を読んで、「一遍上人さんのことを知りたい」。
     ここは一番、坂本屋運営委員会きっての郷土史家:川中長老の出番です。
     伊予の豪族・河野通広の二男として生まれた一遍上人のよもやま話しが弾んだ様子です。     

 13:37 大阪さんご出立。
     この先、一遍さん所縁の道後の宝厳寺や
     河野一族発祥地・北条辺りで川中さんとの話しを思い出されるに違いない。
     どうぞ引き続いて、いいお遍路旅をお続け下さい。
f0213825_12171723.jpg

 13:40 大阪さんが見えなくなって数分、
f0213825_12254968.jpg
 
 松山人にとって懐かしいCMソングにのって、
 移動スーパー「おまかせくん」が登ってきました。

 定かではありませんが、
 ここ桜の集落には17,8軒の家屋がありますが、
 半分以上が無住(空き家)で商店などはありません・・・
 住んでいる方々には貴重な移動スーパーなのです。 


  さてさてその後、
  いつもなら岩屋寺スタートのお遍路さんが下ってこられる時間帯なのだが菅笠が見えず・・・
  ちょいと登って三坂アルプスと「真昼の決闘」、
  暑さに負けてわずかばかりの木陰でポケ~していると、
  人懐っこい農家さんが、
  「坂本屋の当番か、頑張るのォ~、今日は暑いけん遍路も少なかろ」、
  話しはそこで終わらなかった、
  「わしら百姓も難儀なばかりよ、コメ作りも楽じゃないけんのォ~」・・・ 
  いやいや、天下の献上窪野米のために頑張って下さい。とお返し。 
f0213825_12493697.jpg

   引きかえして見る坂本屋も暑そう・・・ 
   御てんとうさん真上じゃけれ・・・日影は軒下と真上の三本の電線の陰だけ。  
f0213825_12585469.jpg
 
 時間持て余し気味の二人を見かねた長老の提案、
f0213825_13162420.jpg
 
 「坂本屋の畑の梅取りに行こうか、
     持って帰って梅干なり梅酒なり作ったらええワイ」。
  即決!、軍手と袋持参で納屋の下の草むら踏み分けて、
  珠数なりの梅の木から取る、捥ぐ、取る捥ぐ。
  15分くらいで、ダンボールいっぱい!
  川中さんが、朝から用意してあったキャベツとキュウリも、
  彩和さんと山分け! ありがとうございました。




 14:55 そろそろ仕舞うか? 長老のひと声。
     その気になったとたん一台の車、「ココかえ~? テレビに出た坂本屋は」と二人のご婦人。
     坂本屋見学でございました。
     長老、15:15 頃まで頑張ったが「ボツボツ仕舞おうわい、ココは3時までじゃけん」。
     
     戸締り、ガス、電源カット怠りなく、施錠して本日の坂本屋お終い。
     他所様のお嬢乗せて安全運転で下山したことです。
  
 
   
  【管理人からのinfomation】 
   ・坂本屋見学の方々には撮影と編集の許可を得ておりませんので、
    個人情報に配慮して来訪事実のみ記事とさせて頂きました、端折ったワケではございません・・・ 
     
 
 

by jh5swz | 2018-06-17 15:58 | 坂本屋日記2018 | Comments(1)

2018年6月8日(金)の坂本屋日記。

f0213825_17110434.jpg


      築後106年、旧・土佐街道、三坂峠の厳しい風雪に耐えながら、
      峠を登り下りの旅人や商人、遍路の宿として盛業だった坂本屋は、
      昭和の初期、国道(旧R33)の整備開通など諸般の事情で廃業、以来無住・・・
      平成15年、地域の文化遺産として松山市の支援を受けてNPO法人が修復し、 
      平成16年から地元有志による坂本屋運営委員会がお遍路接待所として運営再開、
      現在、会員30人が当番制で国内外のお遍路さんとの親睦交流に努めています。

      が、活発な運営とは裏腹に、近年、建物の老朽化が進み・・・
      なんとかしなければ旧遍路宿の維持管理さえ困難になりそうな母屋の雨漏り、
      昨今、増える一方のお遍路さんやイベント時に行列のできるプレハブトイレ、
      昨夏の豪雨で一部が流失、陥没していささか危険になった駐車場の埋め戻しetc
 
      遡れば3年前から、昨秋の着手まで紆余曲折を経て、
      大勢の方々のご支援のお陰さまで、この度全ての工事が完工、
      6/8 旧遍路宿「坂本屋」修復のお披露目と寄付金贈呈式が行われました。

08:00 自宅発、
    私の任務は、お披露目内祝い品の坂本屋草餅と赤熨斗を巻いた赤飯折詰の搬送、
    48番近隣の和菓子屋さんで品を受け取り、坂本屋へ安全運転。
        ーお客様の内祝い記念品とあっては超安全運転ですー
    道中、網掛け大師堂さん朝参り、工事完工を報告、合掌。

08:50 坂本屋現着。
    地元スタッフがテントに紅白の幔幕張ってお披露目の舞台着々と。

  今朝の坂本屋冴えています。
f0213825_10271683.jpg
      ご招待関係者席
f0213825_10273212.jpg
   受付~司会者席
f0213825_10290589.jpg
     ご来賓、坂本屋代表者席 
f0213825_10291840.jpg
            搬送した赤飯と草餅を50セット手提げ袋詰め。

  台所ではマドンナ皆さんが大奮闘中
f0213825_10483414.jpg
   納屋ではシシ鍋が出来上がりつつあり、
  f0213825_10501222.jpg
f0213825_10502818.jpg







        フタを取ってもらってワンショット。

 

 ご来賓、報道関係者多数とのことで、混雑の前に新旧トイレを記録しておきます。 

 まずは、感謝を込めて永年勤続賞を贈りたい従来のプレハブトイレ、
 決して今日でお役目が終わるわけではありません、これからも貴殿は必要欠くべからざる存在なのです。 
f0213825_11234091.jpg

f0213825_11241687.jpg
   門前が置いた砥部焼きの一輪挿しに、毎回の当番のときに花を生けてもらったマドンナさんありがとう。


 そして、「坂本屋世話人会」皆さまのおかげで新装・増設できました洋式トイレ2基のお披露目です。
 通路の標識と輪袈裟掛け。 
f0213825_11390124.jpg

  中村知事様、野志松山市長様
     「坂本屋世話人会」の立ち上げと顧問就任ありがとうございました。
  世話人会代表、愛媛県観光物産協会会長様お取り纏めありがとうございました。
  世話人会相談役、岩屋寺様・浄瑠璃寺様・八坂寺様ありがとうございました。
  依頼に応じて戴いた商工関係、個人有志皆さまご寄付ありがとうございました。


 おかげ様で団体お遍路さんや体験ウオーク大会など、一度に大勢の休憩があっても安心できます。
 これで「行列のできるトイレ」問題が解消できることでしょう。 
 新聞記事にもありましたが、これで女性や最近とみに増えた外人遍路さんにも喜んでもらえます。
f0213825_11455607.jpg
f0213825_11490418.jpg


   母屋の屋根の修理と瓦の葺き替えを工事して頂いた久米建設さんから豪華なお花が届きました。
   限られた予算で四苦八苦の坂本屋を忖度して立派に竣工してもらってありがとうございました。
f0213825_12383362.jpg

  ご来賓、招待者、報道陣で窪野町桜の里は、まさに「ふるさとにぎわい創生」です。
f0213825_12510298.jpg

  坂本屋家主と運営委員会会長が、ご来賓皆さまをお迎えして、
f0213825_14062317.jpg
 
 11:00 式典開始。
     始めに司会者から、ご来賓、招待者皆さまへ坂本屋の歴史・沿革のご披露がありました。
f0213825_13112177.jpg

f0213825_13131662.jpg


   報道各社のカメラ放列の中、 
f0213825_13415982.jpg

    原副知事、大町松山市参与はじめご来賓各位より御祝辞をいただきました。
f0213825_14204312.jpg

 祝辞のあと、
 坂本屋世話人会代表(一社)愛媛県観光物産協会会長 佐伯様より
 坂本屋運営委員会会長へトイレ増設資金の寄付金の贈呈があり、
 相原会長が、瓦の葺き替えと駐車場など環境整備にご協力いただいた
 各方面の方々へのお礼の言葉も合わせて謝辞を述べました。
 


          代表者記念写真

f0213825_18593162.jpg
         向って右から伊予銀行常勤相談役 森田浩治様
               松山市参与     大町一郎様
               愛媛県副知事    原 昌史様
               坂本屋運営委員会会長 相原誠則
               坂本屋世話人会会長 佐伯 要様
               坂本屋家主     船田トシ子(代理)        
 

    式典後の「坂本屋公開」、相原会長がお客様皆さまに修築工事全般の経過をご披露致しました。 

f0213825_14324346.jpg

   こんなことなら、会長にこっそりと数ヶ所のBefor After写真を渡しておけばよかったかなぁ~

2017年4月15日 着工計画中・・・
f0213825_16052494.jpg
     2017年11月29日 着工!
f0213825_09521056.jpg


         2018年3月3日、母屋の屋根の葺き替えと漆喰の外壁もきれいになりました。
f0213825_16240933.jpg

         2018年5月5日、囲炉裏部屋の排煙・換気のための粋な腰屋根も出来ました。
f0213825_16095017.jpg

  西側大屋根のBfor               
      After  f0213825_14475640.jpg
f0213825_14502432.jpg

  東側大屋根のBefor
      Afterf0213825_15000697.jpg
f0213825_15003168.jpg
  
         寄贈頂いた古民家瓦2000枚は、1枚づつきれいに洗ったうえ、
        会員の寄付金募集に応じて下さった方々お一人お一人のお名前を
        感謝の気持ちを込めて代筆して葺き上げました。

 11:40 「坂本屋の公開」が始まったら、打ち合わせどおりシシ鍋と献上・窪米の握り飯の配膳 です。
f0213825_15145814.jpg
f0213825_15152076.jpg

 ご来賓皆さまは一階で
f0213825_15233509.jpg

 役職上、ご会食の機会が多いご来賓皆さまには
  (失礼かと存じましたが・・・)
 板の間のせんべい座蒲団で
 献上・窪野米のにぎりめしとシシ鍋の味は
 如何でございましたでしょうか?

 スタッフ一同考えに考えた「普段通りの坂本屋」の
 賄い昼食メニューでございますればご容赦のほど。

 
  お客さまと報道関係のはテントハウスで
f0213825_15302996.jpg
 天気さえよければ
 「青空食堂」で食べる握り飯と
 坂本屋界隈で暴れまっていた猪の
 お命頂戴してのシシ鍋も
 捨てがたいグルメ世界でございまして・・・

 つかの間ではございましょうが、
 「取材」とか「出張」をお忘れになって
 三坂峠ふもとの初夏をお楽しみ願えれば幸いです。

 
 賄い昼食後、ご来賓とお客さまは三々五々お帰りになりました。
 公務ご多忙中のご参列と各社多数の取材ありがとうございました。
 内祝い代わりのおみやげは坂本屋草餅とお赤飯パック、
 「勤務先でなくてご家庭用ですよ~」なんて
 誰も言いませんけど、私、ノドの奥で呟いたことです。


 11:50 下ってこられたお遍路さんに
f0213825_15450861.jpg
 ちょうどシシ鍋と握り飯の賄いができたところなので、
 「お急ぎでなければ食べて行きませんか」と誘った私、
 その私、直後のカメラの放列に恐縮してしまいました・・・

 せめて食事が終わるまでお待ち願えませんか?
 奥さまは席を外されました・・・
 旦那さまが懸命にインタビュー対応、
 ご協力ありがとうございました。



 その後、若い?お坊様と駆け連れガイジンお遍路さんが
f0213825_16100631.jpg
 
 英語に堪能な某局カメラマン氏の独壇場!
 坂本屋の通訳、UENOさんとYUIさんが控えて万全。
 ドイツ・フランス・豪州の三人と
 愛知県の某寺のお坊様ご一行でした。
 
 にぎりめしとシシ鍋を
 「アリガト オイシイヨ!」。
 異国のお接待を味わってもらったご様子、なにより。

 収録のラストは坂本屋スタッフも共演?で、
 夕方の某局さんの某番組トップシーン用にリハーサル3回後、収録完了めでたし!
f0213825_16175472.jpg


 12:44 ここで、お坊様と別れて、
     明るい独・仏・豪のお遍路さんはひと足お先にご出立。
f0213825_16240544.jpg


 13:00 一足おくれて、お坊さんご出立。
f0213825_16415043.jpg

 目元の涼しい朗らかなお坊さんでした、
 お住い?は尾張三河方面の某寺だそうです。
 
 会場を片付けたあと、
 ご案内してあったのですが、急な寺務でご欠席された
 浄瑠璃さんと八坂寺さんへお披露目の御土産を届けに行く途中、
 お坊さんに追いついて、手作り「道中安全守り」を差し上げました。

 お坊さんが、
 「お接待お礼印しの納め札を忘れました、預かってくれませんか?」
 お安い御用です!




  前後しますが、机、イスを片付けて、テントは「明日乾かす」とのことで足だけたたんで据置き。
  スタッフみんなで残り物のシシ鍋にそうめんを流し込んで昼食、美味かった!
  出仕した自分達にまで赤飯と草餅の御土産が用意してありました。  
f0213825_17035640.jpg
  赤飯ですか~? 夕べ、女房殿と美味しくいただきまして胃袋の中でございますのよ、あしからず。

  <付録>
   もう放送は終わりましたが、
   NHK-TV「ひめぽん」のスタートを飾った画面です、
   お坊さまと独仏豪のお遍路さん、坂本屋スタッフ、皆さんいい笑顔でした。         
f0213825_17214948.jpg
               (画像は6/8 18:10 自宅テレビ画面を撮影したものです)

   <追伸>
    今回の日記はよんどころのない事情で欠席された家主・船田トシ子さんへの報告書のつもりで
    ことさら詳細に書きましたので、長い備忘録になりましたことご了承願います。 
                                      ー門前の小僧ー




by jh5swz | 2018-06-09 19:43 | 坂本屋日記2018 | Comments(4)

2018年5月26日()の日記。
 5月2度目の当番シフトによる坂本屋出仕。
 いつものことながら出仕の朝、今日はどんな出会いがあるのかな?
 と、ちょっとワクワクするのは、まぎれもなく「坂本屋病」にあらむ。

f0213825_12270577.jpg
 榎の網掛け大師堂をお参りして
 坂本屋への登り坂をアクセル踏みます、
 三人の歩きお遍路さんとすれ違いました。 

 08:20 窪野町桜、現着。
     萌える新緑に真新しい和瓦と白い漆喰壁が冴えます。                         
f0213825_11053869.jpg

f0213825_11055918.jpg

    車が無くて広々した駐車場が見たくて、下のわき道へクルマを停めて歩きました、
    昨年夏、大雨で溢れた山水に懲りて、メンバー皆さんが作った排水溝も完璧です!
f0213825_10592771.jpg
    
    増設した洋式トイレを覗いてみましたが、本日は まだ Do not use !
   現場監督さんに問い合わせたところ、トイレ増設に格別のご尽力を頂いた
  「坂本屋世話人」の皆様をお迎えして行う6月8日のお披露目会の日から使用
   とのことでした、ごもっともです!   
f0213825_13041771.jpg
f0213825_13060100.jpg
   これで団体お遍路さんや遍路体験クリーンウオークなどで一度に大勢の皆さんがお越しになっても
   「行列のできるトイレ」は解消できることでしょう! 世話人会皆さまありがとうございました。

   
 09:15 いつものようにお湯を沸かしながら、「お接待中」目印の幟旗を立てて、 
     ちょうど囲炉裏火ができたところで、Mrデンマークと大阪さんが前後してお立ち寄り・ひと休み、     
f0213825_11241825.jpg

 大阪さんは
 かなりの回数巡拝されているようで、
 今日の当番さんと話しが弾みます。
 
 日本語 can not のデンマークさんとは
 カタカナ英語と身振り手振り、
 加えてアプリ VoiceTre を駆使して?
 国際親善???に汗だく・・・

 デンマークって漢字で書くと「丁抹」だって!
 
    


 09:52 Mr デンマークさん、差し上げた道中安全御守をザックにくくりつけてご出立、
     見えなくなる寸前、 See you again! と声をかけたら背中とお杖で返事がありました。
f0213825_13332034.jpg

 09:58 「ど~れ、行けるとこまで歩こうか」と大阪さんご出立。
f0213825_13333739.jpg

 10:00 前以て連絡のあったとおり、
     松山市のシティプロモーション推進課の方、お二人が取材に来られました。
     坂本屋のPR記事を編集して下さるそうなんです、
     どうぞ、見たまま有りのままの坂本屋のご紹介をよろしくお願いしますね。

 10:45  ガイジンお遍路さんがお立ち寄り、
     「日本語話せますか?」と話しかけたらキョトン!! 
     このときキョトン!は can not japanese なのだ、困ったぞ~・・・
     私作のカンペを出して読みました(しゃべったのではありません)、
     How you like to rest? here is 88HENRO free rest-house ニッコリ笑ってアリガト~
     Do you com from? ”イスラエル” と仰る。因みに漢字で書くと「以色列
                    
f0213825_13540373.jpg
     ヘブライ語やアラビア語は絶対ムリ・・・ 
     会話が弾むワケにはいかなかったが・・・
     Hand mede Lucky charm OMAMORIを喜んでもらった。
f0213825_13564950.jpg
        歩き慣れたザックの荷物作りですが、半ズボンでサンダルは大丈夫ですか~?
                と、ちょっと気になったのですが、
        ご心配なく、よく見ればザックにしっかりしたシューズがくくってありました。

 11:00 イスラエルさんご出発、なんともチャ~ミングなサヨナラポーズでした。     
f0213825_14213932.jpg
           15:30 彼女には坂本屋からの帰り道、西林寺界隈で再会、
           停めたクルマの窓から「イイ旅 続けて下さい」と、ワタシ日本語! 
           彼女がクルマの窓から手を差し入れてしっかり握手、こころ通じた!


 11:23 近くにお住いの田船さんこころ尽くしの賄い昼飯。    
f0213825_14352949.jpg
       私、いつものように女房の山賊むすびを用意していたので余り気味・・・
       が、余り気味でよかったのです!
 11:50 峠から下って来られたカップルお遍路さんが日本語OKだったので炉端へ誘って
f0213825_14412926.jpg
 「一緒にお昼ご飯いかが?」 
 「やった~! いいのですか~ いただきます!」

 彼氏は宮崎県生まれ、阿蘭陀在住、
 彼女は祖父母様が日本人で豪州在住、
  
 たくさんお話しが弾みましたが、
 ここでは編集をご遠慮させていただきます。

 手作り御守に書いた
 「四国八十八ヶ所 道中安全」の意味を
 彼女に伝えるのに少し苦労しました。



 12:28 折からひと休みされた山口さんを交えて日蘭豪親善記念写真です。
     彼氏のアゴひげは一番霊山寺をスタートして以来32日目の勲章らしい?
f0213825_15021381.jpg
 12:32 ご出立です、
     懸命に説明したら喜んで付けてもらった私の御守が赤いザックの左肩でユラユラ。
f0213825_15124967.jpg

      いよいよ見えなくなる坂道で「結願までお気をつけて~」と声をかけたら、
      絶妙のタイミングで振り返って、見事に決まった息もピッタリのサヨナラポーズ!
                 お幸せに~
f0213825_15155372.jpg
                           これほど息もピッタリのカップルも珍しい

 12:41 山口さんご出立。
     お住いが周防大島だそうで、四国遍路280回の中務茂兵衛さんのことをお話したら
     「そうなんですよ、ゆかりの家が近くにあります」、鉄人の生まれ変わりですか?
f0213825_15394737.jpg
             5/27 朝、パソコン塾へ行く前に近くの第49番浄土寺へ朝参り。
             なんと、境内で山口さんと再会、必然のご縁だったのかも知れません。

 13:25 江戸さんがひと休み。
     松山の大学を卒業された江戸さんは、今日はゆっくり歩いて、
     「明日、第51番石手寺で二度目の結願です」と、達成感?を静かにかみしめてニッコリ。
f0213825_15510026.jpg

  13:45 結願寺へのご出発を当番全員で盛大な拍手でお見送り。
     「百里の道も九十九里を以て道半ば」とか、お詳しいハズの松山市内ですが道中ご安全に。          
f0213825_15511183.jpg
           松山市内の札所で結願されるお遍路さんにお会いしたのは彼方で三人目です。


  管理人information
    記事中のお遍路皆さまには、
    撮影の承諾、当ブログへの掲載のご了承を頂いて編集しております。
    ブログ編集へのご協力ありがとうございました。
f0213825_10223194.jpg


by jh5swz | 2018-05-27 19:14 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018年5月20日()の日記。
     5月26日()新設トイレ(写真のみ)デビュー記事追記。

 旧土佐街道・三坂峠を登り下りのお遍路さんとの交流とお接待の場として
 運営委員会々員(現在)30人が2004年から頑張っている坂本屋の近況報告です。
 
 その1)母屋の屋根葺き替えと外壁修復。
  屋根の葺き替えは「松山市美しい街並みと賑わい創出事業」の補助金を源資に
 メンバー30人の募金活動に呼応戴いた大勢の知人友人親戚兄弟の浄財を加えて、
 二軒の古民家から寄贈を受けた和瓦を支援者の皆様に一枚ずつ洗っていただき、
 ウラ面にお世話になったすべての皆様のお名前を感謝を込めて代筆した和瓦は、
 職人さんの丁寧な仕事によって葺き替えられて無事完工しました。
  おかげさまで傷みの酷かった外壁も漆喰壁に復元なって生まれ変わりました。
f0213825_11261088.jpg









                  囲炉裏部屋の通気・排煙のための腰屋根も出来ました。
f0213825_11361727.jpg
                Befor Afterは坂本屋日記をご覧願えれば嬉しいです

 その2)トイレ増設工事。
  団体お遍路さんや色々なイベントの折り、混雑するトイレの増設資金捻出に
 悩んでいたところ、県観光物産協会内に事務局を置く「坂本屋世話人会」が発足し、
 中村時広知事と野志克仁市長が顧問に就任いただき、(昨年6/14、愛媛新聞既報のとおり)
 「旅するお遍路さんをお接待する四国の文化を次世代に継承するためお力添えを」と
 幅広い募金を呼びかけて頂き、目標額に達した現在、二基増設竣工寸前の状況です。

 (工事現場経過)
 2018年4/23  10人用便槽埋設中の現場
       
休憩所スペースへ大きな穴を掘って、10人用便槽を埋め込み中です。   

 f0213825_13192106.jpg
f0213825_13193319.jpg
                上の二枚は坂本屋メンバー・上野さん提供の貴重な記録ショットです。
    上野さんには屋根葺き替え工事の設計段階からの現場責任者としてご苦労をかけています、
                     ありがとうございます。

    便槽を埋めて、元に戻した休憩所縁台前とトイレ進入路
      (お遍路さんのスマホなどの充電用?電源タップも設置してもらいました)
f0213825_11335742.jpg
                                  5/20撮影
  
5/5当番日、現場に掲示してあった設計図(一部分)
f0213825_13333323.jpg


  
  坂本屋サイドの現場監督・上野さんの話しをまとめると
  
  従来のプレハブトイレはそのまま残して利用します。
  既存の物置スペースを改造して使い勝手をよくします。

  遍路宿時代の名残りの
  五右衛門風呂を撤去したスペースへ
  洋式トイレを二基増設し
  従来のものと合わせて三基とします。
  とのこと、サイコー!

  あとは、くみ取り衛生費の右肩上がりが心配・・・だなあ~




2018年5月20日、非常勤当番の日
一部養生中 + 部品調整中のため使用禁止ではあったがほぼ完成のトイレ周りの現状。

通路奥は従来のプレハブトイレに通じます。
 f0213825_14164271.jpg
   通路中ほどの左側に新設トイレ。
   「工事中につき使用禁止」でしたので
   職人さんや現場監督に敬意を表して
   ピカピカの便器の掲載は遠慮しときます。   
f0213825_14165956.jpg
   混雑時、元の通路へ戻らなくても
   外へ出れるように親切なドアーが新設してありました。

   次の当番日、5/26(土)には「どうぞご使用下さい」になっていることでしょう!
   と、予告記事を書きましたが、本日5/26当番で出仕したところ、引続きDo not use !!
   現場監督さんに、当番として連絡をとってみたところ「使用は6月8日から」とのこと。
   「坂本屋世話人会」皆様の募金で出来たトイレですが、本日は写真のみでデビューします。
 f0213825_19164972.jpg
f0213825_19165850.jpg
  これで6月8日からは、従来のプレハブトイレと合わせて三基になり、
  一度に大勢の団体お遍路さんやウオーキング大会参加者の皆さまがお越しになっても
  「行列のできるトイレ」問題は解消でしょう!
  「坂本屋世話人会」の皆さま、お力添え本当にありがとうございました、感謝合掌・・・



 その3)駐車場の補修工事。
   昨年夏の豪雨で山から流れ出た大水が側溝を溢れ、舗装道路を流れて
  坂本屋駐車場の一部が流失、陥没しました。
   その後、大雨が降る度に流失が続き、少々危険な状態になりましたが、
  修復資金がなくてどうにもなりません・・・
   ところが ところが、
   神さまと仏さまが「なんとかしてやろう~!」と思われたのでしょうか
  伊予銀行さんの「地域文化活動活動助成制度」の対象18団体の公表があり、
  坂本屋もその一団体に選ばれ活動助成金が授与されました。
f0213825_11192525.jpg
           坂本屋運営委員会では、この伊予銀行の助成金を形に残る有効活用のため、
          駐車場の修復工事の源資としてありがたく使わせて頂くことになりました。

  5月19日、駐車場修復工事現場から
    2tトラックで6往復、真砂土を搬送の原篠さんご苦労様でした、
    重機の運転、沢山の土嚢作りetc メンバー皆さんお疲れ様でした。  
f0213825_15535907.jpg
                        私は所用のため欠席・・・
                           写真は、メンバーkimiko-kemeさん提供

  5月20日、駐車場修復工事現場
     あたま数にしかならないが、ヤセ馬馳せ参じました。

08:44 朝の坂本屋。
    深呼吸したらつま先から頭のてっぺんまでシャキッとしました。       
f0213825_16011028.jpg

09:01 三坂峠から下って来られた団体お遍路さんも「今日はなにごと!」
f0213825_17110700.jpg
                私の歩き遍路のとき、お世話になったお先達さんだったので
                掲載ご承諾メールを入れたのだが、連絡が取れないので、失礼ながら皆さんの顔をマスクしております・・・
                N先達さん「愛媛4期の門前の小僧」に免じてお許し願いたい。
        
      ひと休みをご案内しましたが、工事現場を見てご遠慮されたご様子・・・
               皆さま 道中ご安全に!
f0213825_17231562.jpg

   見送ったあとの工事現場、 
   昨日もかなりの真砂土が埋め込まれたようですが、本日分が山積されています。
f0213825_16051691.jpg

 f0213825_16093180.jpg


 永年の使用と大雨による流失により
 軟弱になった元の路肩から
 50㌢ほど引き下がって
 強度確保のため大量の土嚢が
 高さ約30㌢・150個ほど積まれ、
 全体を埋め戻すための真砂土は約10立米と聞きました。

 昨日から、
 人材豊富な坂本屋メンバー面々が大活躍!
 
 このような現場を手伝った経験のない私は
 ただただ傍観するだけでありました。





 メンバーには重機をオペレートできる会員が数人居るようですが、
 地元の本職さんがボランティア操作に駆けつけていただきました、感謝!
f0213825_16443501.jpg

 真砂土にセメントを混ぜ込んで埋め込むと土の水分で固まるのだそうです。
f0213825_16392912.jpg

09:20 母屋二階から見ると、
     真砂土は足りるのだろうか?と思うほどまだ土嚢が丸見え・・・
f0213825_16562352.jpg

f0213825_16482366.jpg


 12:10 炉端で昼ご飯、
f0213825_17331706.jpg

 マドンナ皆さんこころ尽くしの
 美味しいそうめんやサラダもあって
 現場で何も仕事していない私、
 まったく遠慮することもなく完食!

 普段なかなか会えない
 「班」違いの方々と話しが弾んで
 楽しい賄い飯どきでした^0^



 <午後の部、作業開始>
 埋め戻したからと云っても、これから大雨の降らない保証はまったくないので
 立花さんが達が、山水が駐車場をスルーして谷へ流れ出る排水溝作りを始めました。
 
 駐車場の端に溝を掘って     
f0213825_19244247.jpg
 3個のU字溝の勾配を取りながら
f0213825_19245692.jpg
  両外側へガレキを詰め込んで
f0213825_19263191.jpg







 さらにセメントで固めて
f0213825_19264294.jpg
  排水口をしっかり作って
f0213825_19265870.jpg
  周囲へ真砂土を入れます 
f0213825_19270882.jpg




 

 
なんと坂本屋スタッフの人材豊富なこと! 
  
全体が見渡したくて、もう一度母屋の二階から眺めてみました、どうやら土嚢も埋没した。
f0213825_20242438.jpg
  
 座敷から外を振り返れば、懐かしや・・・
 坂本屋でロケされたNHK-TV「歩く 歩く 歩く」劇中で
         いしだ あゆみ女将が竹林を眺めながら三味線を弾いたあの窓際の風情ではないか!
f0213825_20294533.jpg
              2011年秋、ドラマ収録後もらった番宣チラシより
f0213825_13585482.png
  
 仕上げに入った工事現場では、
f0213825_20512715.jpg

 
  立花さんが、
  近所の人に貰ったという沢山の花で、
  センスのいい坂本屋のマドンナ皆さんが
  駐車場の隅っこへ花壇を作りました。

  ひと休みのお遍路さんにとって
  結構な疲労回復剤になることマチガイナイ! 


f0213825_20574395.jpg
  
  ポットの花を少し分けてもらって
  孟宗竹を利用した駐車場の
  車止めの立杭の穴に置いてみた・・・
 「安全運転願います」
  おまわりさんの注意よりよく効きそうです。
   
  だが、
  やっぱり土に根を張って咲きたいやろうなぁ
  26日の当番のとき土に戻してやろう! 


   安全確保のため竹やぶ側から少し引き下がったので面積は狭くなったハズ?なのですが、
  流失・陥没して使えなかった部分が復活したので逆に広くなったような気がします。
    これで坂本屋を見学に来られる一般の方々の車や最近多くなった報道取材関係の車両も
  安心して登ってきてもらえそうです、本当によかった!
f0213825_12285892.jpg
             手前、白い部分はここで終点の県道、竹やぶ側の茶色部分が駐車場です
 
 駐車場の工事現場はあともう少しなのですが、3時に来客があるので、早退。
 殆ど現場のお役に立てず、昼ご飯だけは遠慮しないでしっかり食べて・・・
 皆さん、すみませんね。
 f0213825_12322528.jpg
 長い日記になりましたが、
 一連の改修工事の個人的な忘備録として書き綴ってみました。
 何度言っても書いてもこころ尽くせませんが、
 大勢の皆さまの遍路茶屋・坂本屋への応援、
 本当にありがとうございました、感謝合掌。





by jh5swz | 2018-05-23 12:38 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018年5月5日(土・こどもの日)の遅ればせの日記。

 坂本屋は連休さなかでもはオープンです。
 連休中だからこそ遠くから休暇を利用したお遍路さんが多い予感がします。

07:45 弁当と久万高原町を早発ちのお遍路さん用のお茶をポットに入れて(もらって)自宅発。
    48番西林寺さんの駐車場はおクルマ遍路さんで満車、朝参り省略。

08:10 かって松山のお殿様のお気に入りで
   「献上米」の歴史がある窪野町辺りは田植えが終わって早苗ちゃんが整列。
f0213825_14144936.jpg

08:15 網掛け大師堂を参拝して、榎橋から坂本屋へ疾走。
f0213825_14221247.jpg


 歩き遍路さんは、
 この橋の坂本屋側約300mから
 山の中の遍路道を歩いて
 網掛け大師堂手前の
 畑の中へ降りて来られるので
 この看板のある榎橋を渡る人は少ない・・・

 
 
08:25 坂本屋現着。
    ちょうどお遍路さんが下って来られて軒下のベンチでひと休み中。
    まだお湯が沸いていないので用意したポットのお茶でくつろいでもらった。
    その間に、当番の川中先輩と田船さんは囲炉裏火の準備。
    小僧、「お接待中」目じるしの幟旗立ててオープン準備完了。
f0213825_14383927.jpg

           まだ肌寒くて囲炉裏火が恋しい坂本屋の朝です。
f0213825_14412132.jpg

 08:35 今日は道後の51番石手寺さんまで予定の長崎さんご出発。
              軒下でしたが熱いお茶を喜んでもらってよかった。
f0213825_14461780.jpg
            私の当番で長崎のお遍路さんは初めてかな? 道中ご安全に!

 09:00 徳島さんがひと休み。
f0213825_14524281.jpg

 炉端へご案内したら、
 「こりゃ~いいですな~」と、
 喜んでもらって
 川中さん田船さんと話しが弾む様子、

 お接待を二人に任せて
 私は朝の三坂アルプスを撮りにちょっと離れます。



 
         新緑に萌える三坂の山々は今まさに山笑う       
f0213825_15004119.jpg

    ほどなく、錫杖のお遍路さんが下ってこられました、
   「お急ぎでなかったら、つい下の坂本屋でお茶沸かしております」
   「朝から坂本屋をアテにして降りてきた」。 
         嬉しくなって、
   「ご案内仕ります」、後ろから一枚、無断ですみません。
f0213825_15061007.jpg

 09:15 錫杖を立てかけて炉端で話しの輪に入られた様子。
f0213825_15115390.jpg
 ちょうど今日から、
 この春の移動で
 ふもとの坂本小学校へ赴任の教頭先生が
 「地元の坂本屋を手伝いたい」と、
 自分達の第1班へ入られた初日。
 
 朝から、続々ひと休みのお遍路さんや
 川中、田船さんを交えたよもやま話しが
 新鮮な休日になればいいのだが・・・ 


 
 09:20 「お茶ご馳走様でした、どれお先に」と徳島さんご出発。
       この先も お道よろしゅう と背中へ合掌。
f0213825_15235517.jpg


 09:41 「いや~ 長居をしましたな」、錫杖のお遍路さんご出発。
      (あとで聞いたら大阪さんでした) 道中ご安全に!
f0213825_15292564.jpg
      

 09:50 見かけない乗用車が一台坂本屋前で停車。
    「済美高校の者ですが、このあと野球部員50名が5組に分かれて
    グランドから久万高原町の道の駅往復ランニングにやって来ます、
    お騒がわせします」。
    「お茶や水は飲ませてもいいですか?」
    「ほとんどの者が持ってます、
         休みたい子がおりましたら休ませてやって下さい」とのこと。

     ※以下の写真は最終組で部員とランニングしてこられたコーチに
      承諾を得て掲載します、無断転用はお断り致します(管理人)。

 
 ほどなく、マジでランニングして登ってきた!
f0213825_15444770.jpg
     ちょっとだけ休んで駆けて行く学生もいます。 
f0213825_15485607.jpg

          宇和島東高校の監督時代からのポン友だった故・上甲正典氏とは
          お互いに医薬品販売業(当時・薬種商販売業)の資格試験を5回もスベッた仲で
          宇東~済美を通じてグランドを訪問する度にネット裏の監督室へ呼び込まれて・・・
          ヤカンの氷水をガブ飲みしながら、本当は可愛くってしかたのない部員を
          怒鳴りつけ、叱りつけていた彼の背中が思い出されて仕方がなかった。


 生徒さんにお願いしてSAIBIのエンブレムを写させてもらった・・・
  上甲氏の顔が浮ぶ・・・
f0213825_16001122.jpg
     2018も EHIME SUMMER CHAMPIONS たれ!
      CHAMPIONSと複数であることを忘れるな!
f0213825_16003080.jpg


 10:05 神奈川さんと愛知さんが前後して到着、いっぷく。
     写真はモロ顔出しで、お断りもできてないので掲載ご遠慮します・・・

 10:20 愛知さんご出発、ゆっくりお話しできませんでしたが結願まで道中ご安全にお参り下さい。
f0213825_16162064.jpg

 10:25 先をお急ぎのようでひと休みはされなかったお遍路さんの背中を追っかけていたら、
     この最後の急坂を駆け上って来た済美の学生さんとスレ違いのショット。
f0213825_16225357.jpg

                         お遍路のことなど知らぬのもムリはないか・・・

 私の歩き遍路の記録では、
 一番さんからここまで758㌔を歩かれたお遍路さんもエライが、
 市内中野町の野球部専用グランドから坂本屋まで約11㌔
 坂本屋から久万高原町道の駅まで約10㌔、
 これを往復して42㌔をランニングする高校野球部員諸君もエライ!
f0213825_16430523.jpg
           甲子園まで走り続けて下さい。

 11:15 埼玉さんご出立。
    「民宿・野宿半々だから宿は決めてない、行ける所まで歩いて決めます」。
     ナルホドですが、道中安全とイイ野宿場所が見つかりますように・・・ 
f0213825_16514722.jpg


       峠往復のランナーズや
   「一年ぶりのご対面だった」サイクリスト、  f0213825_16560097.jpg
   今日も坂本屋はいろいろな方がお立ち寄りです。 
f0213825_16571520.jpg
 
 12:00 当番のみんなで昼食。
     弁当は持参したが、田船さんに湯がいて貰ったそうめんが美味かった。    

 13:40 済美野球部の先頭組が駆け降りてきた。
     この遍路転がし坂を先頭が登って
     久万高原町でにぎりめし食べて、帰って来るまで約20㌔を3時間50分、エライ!
f0213825_17060921.jpg

        登りのとき同様、ちょっとだけ休む学生もいますが、
                      ほとんどそのまま駆け下って行きます。      
f0213825_17121624.jpg
    
 アマ・プロ?カメラマン氏ほかいろいろな方のお立ち寄りがあって、 
 14:30 そろそろ仕舞い仕度かと思っていたとき、
     明らかにガイジンさんと判るお遍路さんが二人、
     なんとデンマークからのお遍路さん。
     ちょうど遊びにきていたメンバーの友達が外国語が堪能な方で助かりました。
     
f0213825_19060072.jpg

                          通訳氏と話しは弾むようです、

     私のカタカナ英語よりはるかにスムースはハズだから、
     写真撮影とmy blog 掲載の都合を尋ねてもらったらニッコリOK!
     blogネームを尋ねられたので「門前の小僧」の名刺を渡した、
     当然お願いするときに名乗るべきだったと反省。
     撮影と掲載承諾のお礼の印しに自作の道中安全御守を差し上げたら
f0213825_19521520.jpg
      手書き文字をなぞって
      「なんと書いてあるのだ?」みたいなゼスチャーなので
       Hope to your safety SIKOKU 88 HENRO-trip
       と答えたら喜んでスグにザックに付けてくれた。
     
     <通訳氏も困った話し>
       彼らが「ハガネ ハガネ」と言って侍が人を切るようなゼスチャーをする、
       通訳氏が「日本刀を買い求めたいようです」。
       「日本ではそう簡単に刀は買えない」旨を通訳してもらいましたが疲れました^0^

     野宿遍路さんなので、お手持ちの地図に
     47番八坂寺さんの通夜堂と48番奥之院・仗が淵公園に〇印を付けておきました。
     
 14:53 デンマークお遍路さんご出立。
     頃合いを見計らって「バイバイ~!」と、声をかけたら、人懐っこい笑顔が返ってきました。 
f0213825_07543682.jpg
        
                             本日のベストショットかな?
       
  その後、山ガールさんの坂本屋見学?が長引いたが・・・
  「3時まで」であることをお断りして仕舞いにかかりました。
 15:20 玄関雨戸閉めて火元確認して施錠。
     榎橋手前でMr デンマークさん二人に追いついて、もう一度「バイバイ~」。

 15:45 西林寺近くのへんろ道で11時過ぎに坂本屋スタートの埼玉さんに追いついて、
     クルマの中から「お気を付けて~」。
     
     今日も愛原さんに旬のタケノコとフキをもらって帰宅。
     煮付けたタケノコの天麩羅大好きな門前の小僧です^0^   
   
    

by jh5swz | 2018-05-07 17:20 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018年4月29日(日・昭和の日)の なが~い日記。 
  恒例、第47番霊場八坂寺の柴燈護摩供・火祭り大祭。
  今年は前々よりご住職から案内を頂いていた「坂本屋ブース」を出店、
  坂本屋草餅を販売することになっており、午前8時半集合との会長連絡あり。

07:45 女房お得意の「山賊弁当(小)」とカメラをバックに自宅発。
f0213825_09280623.jpg

 
 本日、八坂寺境内は本日駐車禁止につき、
 坂本屋スタッフはそれぞれ近隣の会員宅へ駐車して
 300mほどの登り参道をてくてく歩きます。

 参道脇の小さな井手の水の流れが爽やかで
 空は快晴、なんとも、のどかな大祭の朝です。



08:08 私は、この辺りからの八坂寺さんの眺めが大好きです。
f0213825_09344973.jpg

    坂本屋通いの日のお参りはクルマなので今日は時間をかけてのんびり歩きます。
f0213825_09350106.jpg
  
   小川を跨ぐ小粋な「山門橋」、一礼して入山。
f0213825_09353497.jpg
                      
    
  お納経所へご挨拶して本堂への石段を登ります。
f0213825_09395161.jpg
    
   本堂から大師堂をお参りして
f0213825_09400519.jpg
  
   火祭り会場の「いやさか不動尊」お参り。
   会場には既に結界が結んであり、中央に護摩供養の祭壇が設けられています。
f0213825_09520149.jpg
 
f0213825_10011067.jpg

 祭壇手前にはスーテージが設営されており
 今日はここでいろいろなプログラムが
 午後4時ごろまでくり広げられる予定です。 

 ステージを囲むように三方にテント村?があり
 大判焼き屋さん、お接待コーナー、俳句投稿場
 火渡り受付、参拝記念品売場etcが並びます。

 坂本屋の指定席は中央! もったいない。



 09:00 坂本屋名物「草餅」の販売コーナー設営完了。
     本日のスタッフは会長以下7名と仕事や家事の合間合間に応援ありの予定。 
f0213825_10142058.jpg
用意した草餅は200個、売り切れるか?余ったらどうしょう?
なにしろ商売をしたことがない坂本屋ですから・・・

f0213825_10352944.jpg

  ← こちら評判のきな粉をまぶした草餅

      ↓ ちょいと上品な定番の草餅
f0213825_10362313.jpg
    この際ですから・・・
    この草餅は、隠し味に蜂蜜が搗き込んであり一両日なら固くなりません。
    坂本屋の行事の度に西林寺界隈の餅屋さんに委託製造して貰っています。
    イベントで口にされた方が餅屋さんを探して買いに行かれるそうですが、
    義理堅い三代目店主さん曰く
          「坂本屋専売品ですから店頭販売はしておりません」
    1回の製造は200個が限界で、それ以上は腱鞘炎になるのでご勘弁と仰る・・・
    本日はその上限個数をスタンバイしたのだが、さてさて?
    大祭のメインイベントは午後だから、今から気を揉んでも仕方がなかろう・・・

10:35 ぼつぼつ参拝者が増えてきて「草餅下さい」と立ち止まる方も増えてきた。
「いらっしゃいませ、お幾つ?」やっぱりマドンナでなくてはいかん。
f0213825_11225106.jpg

     「ありがとうございました」、声も弾みます。
f0213825_11203693.jpg
 今日は一人一人に撮影・掲載のお断りができないので、カメラマンはアングル選びに一苦労・・・

 11時頃からステージで「五色の綱引き大会」が始まった。
 司会者の方が「坂本屋さん二人1組で2チーム出場お願い」と白羽の矢!
 大祭アトラクション?ですから、頼まれれば盛り上げなければいけません、
 
 まず「若い女性ペアー」チームに、坂本屋のマドンナと、
    昨年の優勝者が、今年は相方が居なくて・・・ということで、急遽チーム結成してステージへ。
           坂本屋VS石振会
           熱戦であったが力及ばす惜敗、石振会強し!
           遠方から参拝の田岡さん、ご協力ありがとうございました。
f0213825_12095883.jpg

  
 続いて「シニア男女の部」へ坂本屋から野菅さんと野平さんに出場してもらいました。
     裸足になって勝負に挑んだ野菅さんだったがステージの黒いゴムマットが太陽熱でフライパン・・・
     熱くて踏ん張る足に力が入らず完敗・・・ご協力ありがとうございました。
f0213825_12102960.jpg


 いつも楽しく付き合ってもらっている県外のお先達さんの贈り物。
f0213825_15013918.jpg

 

  「門前さん、いつも人様の写真ばかり撮って
       自分の写真がないやろう~」と、
  坂本屋のみんなとの
  記念写真を撮って送ってもらいました。

   嬉しいね~
   どこまで優しい先達さんなんや~
   ありがととうございました。 

 
      ↑↓ 画像提供:S・Yamamoto
f0213825_15020015.jpg


  もう一枚。
  草餅、お買い上げの参拝者の写真、
  「安心して下さい、
  私の友達お遍路さんです、
  断ってありますから顔出しOKです。

  いつも、撮影と当ブログへの掲載承諾を
 しつこいくらい確認しているコトをご存知の
 お先達さんならではの気配りに感謝致します。
  ありがとうございます!

 

八坂寺ご住職さんが「11時半になったら庫裡へ弁当を取りに来て下さい」とのこと。
f0213825_12362381.jpg

  お言葉に甘えて、現在人数分をいただきました。
  午前中の「福餅まき」が終わったところで昼食、
   (写真の撮り方がよくないのですが)
  これがボリュームがあって美味しくって完食!

  持参した小さな山賊弁当、どうしょう・・・ 

  
  Big NEWS! デス。
  11:53 用意した200個の草餅が完売。坂本屋一同がビックリ、唖然!!!
  文化祭などでは草餅委託製造元へ「大判焼き」を買いに行って、テント村のにぎわいを繋いだことはあるらしいが、
  三つ向こうには、その大判焼きが看板のブースがあり、
  いわんや、こちらは営業ではないのだから「それはやめよう!」と衆議一決、当然至極なり。

  13:10 景気のいい音?花火が打ち上げられて、
      法螺を立てながら修験者が入場、いよいよ柴燈護摩供大祭の開始です。
f0213825_12573114.jpg
  
   ここでの「修験者問答」は、なかなか聞きモノなのですが、
       今日の私は参拝者というよりテント側の一人なので「草餅屋」へ戻りました。
f0213825_13171252.jpg
           山伏問答から火渡りまでの式典の詳細は、⇔クリック
                      昨年の大祭記事をお読み願えれば幸いです。

 13:50 護摩壇の生柴に火が入りました。
f0213825_16274165.jpg

     ほどなく、火煙が立ち昇ります。
f0213825_18365669.jpg
     
     護摩壇の炎が静まるまで一般参拝者の心願成就の祈りを込めた御護摩の焚き上げが続きます。
f0213825_16533459.jpg
 
  14:25 祭主・八坂寺ご住職が大きな御守を肩に気合を込めて火渡り初め。
           場内にどよめきがおこりました。 
f0213825_18321907.jpg
            祭主に続いて修験者皆さんが次々と、まだ火炎の残る護摩壇を渡られます。


  そのあと、一般参拝者の火渡りです。
f0213825_17093784.jpg

  母さんかな?
  火渡りへ一歩踏み出すご婦人の背中を
  ジッと見つめる子供さんに
  「大丈夫だ 気合を入れて行きなさい!」
  と、聞こえたような気がしましたが、
  祭主の優しい手がそっと背中を押しています。





f0213825_17155468.jpg

  
  火渡りの順番を待つ人々の行列が
  会場をあふれて
  延々と霊園への坂道まで続いています。

  ここが最後尾かな?





 

  火渡りが終わったあと、最後に阿波踊り・やんちゃ連の奉納舞が披露されました。
f0213825_19063630.jpg
[
「やんちゃ連」は四国霊場公認先達さんをリーダーとするエネルギッシュな踊りが特徴の「連」でです。
f0213825_19040044.jpg
f0213825_19042460.jpg
            
                大勢の参拝者は本場徳島阿波踊りのステージを堪能されたことでしょう。
f0213825_19044321.jpg

  
  15:45 2回目の福餅まきが盛大に行われ、なにしろ4俵の紅白餅だから当たりはいい!
      私も紅白の福小餅を10個ばかりゲット。
      終わったところで、坂本屋の連中がなんやらにぎやかに騒いでいます。
      なんと坂本屋のマドンナが大きな鏡餅の引きかえ券の付いた餅をゲット!
      朝一番から坂本屋テントに駆けつけて、草餅売りながら綱引きにも出場、大活躍の一日だった彼女、
      いやさか不動尊様は誰が一番熱心に大祭を手伝ったかお見通しだったようです。               
f0213825_19221357.jpg
       八坂寺ご住職と記念写真に収まるマドンナと二段目の鏡餅をゲットの某奥方、満面の笑み!      
      
   <お願い>
    柴燈護摩供・火祭りにかかる記事、文言等に間違いや不都合がありましたら
    コメント欄若しくはメール、facebookのメッセージを通じて教えて下さい。
    お願い申しあげます。 -管理人・門前の小僧ー
       

   

by jh5swz | 2018-05-01 19:28 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018年4月22日(日)遅ればせの日記。
 関わっている業界の総会準備に追われて手が付けられませんでしたが
 なんとか黄金連休前に一段落しましたので、備忘録のつもりで・・・

 恒例、坂本屋運営委員会の総会は、
 坊っちゃん劇場でミュージカル「よろこびのうた」を観劇して、
 隣接の「利楽」で天然温泉入って、総会~懇親会と多彩なプログラムなのです。

 坂本屋ローカルの会員皆さんは、「利楽」のリムジンバスで、
 私は伊予鉄新幹線で会場へ向います。

自宅からへんろ道をのんびり歩いて10分、
09:32 久米駅から伊予鉄横河原線各駅停車の新幹線に乗車。
f0213825_11253920.jpg


  バスも電車もこのカラーになった当初は
 ド派手だとかの戸惑いの声もありましたが、
 私は明るくて「いいじゃないか派」です。

  松山市久米駅から
  東温市見奈良駅まで16分¥360なり。



f0213825_11381466.jpg

  撮り鉄気分を味わってみようと、
 先頭車両・運転席後ろに陣取りましたが、
 向かいの席のおばちゃん達の
 「まあ~エエ歳して」みたいな目線に負けて
 この一枚だけで、おとなしく着席・・・

  碧い空、沿線は緑、田園調布だなあ~
  いい旅だ。


f0213825_11592900.jpg
 電車に乗ることが少ないので、
 キョロキョロしていたら見奈良駅到着、
 数年前の総会のおりには乗り過ごして
 次の愛大医学部南口まで乗ってしまい
 急ぐ旅でもなし、
 と歩いて引き返したことを思い出した。

 昨日のことは忘れっぽいが、
 数年前のことはしっかり覚えている・・ヤバイ。

     
f0213825_12114954.jpg

  駅前には
  天然温泉と
  クールスモールと
  坊っちゃん劇場の看板が一枚だけ。

  松山市のベットタウン?だから、
  朝夕のラッシュ時間帯以外は
  この看板主の専用駅なのかもしれない。
  
 
 
  f0213825_12125372.jpg

  駅から住宅地をのんびり歩いて10分、
  ほどなく複合商業施設「レスパスシティ」着。
  鳴り物入りでオープンして18年?
  当初、アウトレッドモールは大盛況だったが、
  伊予郡に「エミフル」という
  西日本一の規模の複合店舗がオープンしてからは
  今一つ元気がないのはココだけではない・・・
  と、思ったりするのは私だけかもしれない。
 

 さすれば喝を入れん!とばかりに本日は、広い駐車場いっぱいに最近元気な「フリーマーケット」。
  

f0213825_12565514.jpg
私はこれを「JA蚤の市」と呼ぶ。
すきな古物商テントを物色したが、お宝は見つからなかった・・・

 10:20 集合時間になったので、坊っちゃん劇場へ。
f0213825_13425828.jpg
                   ちょっと入場が早すぎたかな?
            
会計さんから渡されたチケット、「指定席」でおまっ!
f0213825_19332741.jpg
         舞台目線でほんによろしゅうござりました。          
f0213825_19185128.jpg
           120分の公演(休憩10分)はまったく長くは感じませんでした。

        当然のことながら劇場内の写真はございませんので、
            ロビーのキャストパネルを撮りました。
  
f0213825_19283397.jpg


        今年の舞台は
f0213825_13502332.jpg
  日本で初めてベートーヴェンの第九『歓喜の歌』が
 歌われた徳島県の『坂東俘虜収容所』のドイツ兵と
 日本人との交流、葛藤、対立、和解を描いた物語。
    (以上、場内パンフレットより引用)

  だけではお堅いので、イケメン兵隊と老舗旅館の
 箱入り娘の恋物語によくある頑固親父をからませた
 笑いと涙のエンターティメント。
  舞台となった『坂東俘虜収容所』は一番札所霊山寺
 近隣に史跡として残っているのだから、老舗旅館が
 遍路宿なら一層四国らしい舞台になったのでは?
  
  それにしても、ヒロインの箱入り娘・明子を演じる
 四国中央市出身の帆風成海さんは宝塚歌劇団OGとか!
 さすがの歌唱力と存在感やったなあ~。
  と、門前と坂本屋のオトコ数人が呟くことしきり。



 この劇場では幕が降りると、役者さんのお見送りが恒例になっており、
 今年も坂本屋はイケメン兵隊、箱入り娘さん、熱演の皆さんと記念写真に収まりました。
f0213825_14214425.jpg
             Danke schon!
            
 
 観劇のあと、隣接の天然温泉「利楽」で汗を流して
         『坂本屋運営委員会総会』。

 昨年度は「松山市美しい街並みと賑わい創出事業」の補助と大家さんのご寄付、
30名の運営委員の募金活動に応えて頂いた大勢の坂本屋支援者皆さまのご厚志で、
念願の母屋の屋根瓦葺き替えが完了して事業報告は盛りだくさんでした。
 古民家瓦を寄贈下さった窪野町と面河村の両家、はるばる兵庫県や高知県はじめ
県内外からその瓦洗いに駆けつけていただいたお遍路さんや会員の友達有志には
心から感謝申しあげます。
 
 尚、昨年6月14日付け愛媛新聞既報のとおり、県知事・松山市長さんを顧問に
『坂本屋を次世代に残すための世話人会(代表・県観光物産協会会長)』が発足
各会各層から洋式男女トイレ増設のため巾広い寄付を募って頂いておりましたが、
ほぼ目標額に達し、総会翌日工事に着手、現在進捗中です。

 特別会計事業と一般会計事業報告と収支報告、新年度事業計画と収支予算を承認、
役員改選では引続き現会長に大役をお願いすることが満場一致で決議されました。 

 総会議案盛りだくさんで時間に押されましたが、懇親会は「六つ班」の会員が
一堂に集う機会はこの日だけなので、例年の如くに話しも酒も捗ったことです。
 総会~懇親会の写真がありません・・・
 それほどに熱い会議と懇親会であったとご想像願います。

 帰りは窪野町ご一行の「利楽リムジンバス」に便乗させてもらって、
 遍路道沿いの某店舗の車寄せで降ろしてもらいました。
 情報によると、その後ご一行は地元某所で「歌謡教室の補習」があった様子でした。
             総会報告は以上です。

 <追記>
 去る4月27日、坂本屋の一連の活動が伊予銀行さんから『伝統文化継承団体』として
お認め頂き、賞状と補助金が授与されましたので、昨年夏の豪雨で一部が流出陥没して
危険な状態にある駐車場の再埋め立て工事等に有効活用させていただく方向で委員会の
協議が進んでおります。
 これらすべての工事が完了した時点で、一人の会員としてこのブログで事業一切の
ご報告させていただく心算です。



公私多方面からの物心両面にわたるご支援に報いるためにも
門前の小僧は、坂本屋唯一の事業計画
   お遍路さんと心が通う爽やかなお接待
                       を心がけて、三坂峠中腹通いを続けます。
                ありがとうございました。

 

by jh5swz | 2018-04-28 19:57 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

先客万来・春の坂本屋

2018年4月14日(土)の当番日記。
 
 3/26 以来久しぶりの当番。
 当番が待ち遠しいのは「坂本屋病」の再発でしょうか?
 
 07:35 いつものように山賊弁当と湯が沸くまでのお茶をポットに用意して家出(出家ではありません)。
 07:45 まずは48番西林寺さんへ朝参り
     いつお参りしてもきれいに整備された境内です。
f0213825_11210477.jpg
   
  平素、気になりながら素通りしていた
  山門脇の地蔵さんにもご挨拶、合掌・・・ 
f0213825_11211525.jpg


     丹波のバス停近くで坂本屋メンバーの皆さんが春祭りの幟立ての最中でした、
     本日当番の三神さんが「今日は行けそうにないかい」、
     「どうぞどうぞ」、地域の祭りごとこそ、優先してお勤め下さい。 
  
08:20 石垣の中の馬頭観音さんお参り、
        f0213825_14031205.jpg
  Asahi super Dry の花立はご愛嬌ですが、
  いつものように
  真新しいシキビと花が供えてありました。

  かってこの(旧)土佐街道を
  荷物を背にして往来した牛馬の供養の祠だそうです。

  いつか時間を作って、
  この祠をお守りされている
  窪野町桜の方々故事来歴を詳しく聴いてみたい。


 08:25 坂本屋現着。
     一足違いでお遍路さんが一人、坂道を下って行かれました・・・
     「ポットに熱いお茶がありますよう~」と、お声がけするには遠すぎる距離です。
               「お道 よろしゅう~」
f0213825_11341113.jpg


     いつものように湯を沸かしながら幟を立てて準備完了。
     風がきつい、寒い! 囲炉裏を焚くことにしました。 
f0213825_12013811.jpg


 09:15 囲炉裏部屋が暖まったころ、順打ちの茨城さんがひと休み。
     峠も寒かったそうで・・・炉端へお誘いして暖をとってもらいました。
f0213825_12083229.jpg

           「皆さん、写真撮って私のブログに掲載していいですか?」
           「了解!」 (快諾ありがとうございました)

            右お二人は遍路友だちの縦山さんとその友達の高川さん、
            数日前(会長の承諾を得て)、
            縦山さんに「お接待体験してみませんか?」と、ナゾをかけてみたところ、
            「その誘惑待っておりました」と二つ返事、
            聞きつけた勤務先関係のお知り合い高川さんもお接待応援にお越し頂きました。
            お二人には、一日中いろいろとお世話になった話しはおいおいと。
             

 09:35 炉端で話しが弾んだ茨城さんご出立。
     ここまで歩きとおされた足の運びは貫禄さえ感じます、どうぞ結願までご安全に。
f0213825_12283596.jpg

 
 10:05 ゆっくり登ってそろりと戻ってきた単車マンさんに   
f0213825_12345266.jpg
「お茶でも飲んで行きませんか~」とお声がけ。
  
  写真撮影がお好きなようで、
  「坂本屋を撮ってみたかった」みたいな話しで
  いろんなアングルでシャッターをお楽しみでした。

  なんだかウマが合ったようで、帰宅してみると
  「友達になりませんか」とFBメッセージが届いており
  即「快諾!宜しくお願いしますね」。



 10:10 ひと休みされた新潟さんご出立。
     浄瑠璃寺へ下られるお遍路さんの後ろ姿を撮って、もう千人近くになると思います。
     レンズ越しの背中に向って「道中 お道 よろしゅう」のお声がけがライフワークになりそうです。
     坂本屋からこの下り坂へだんだん隠れて、最後に菅笠が見えなくなるとお別れです。

 新潟さ~ん、道中ご安全に、また四国へ来て下さいね~f0213825_12501687.jpgf0213825_12503048.jpg

f0213825_12504475.jpg





    
                


 10:50 前回のお四国参りで55番南光坊のお納経所で納経帖の表に
    「武蔵野国之誰某」と名前を書いてもらったと嬉しそうにご披露戴いた江戸さんご出立。
     芝桜の傍でシャッターを押そうとしたら、振りかえられて・・・顔写りました・・・
                     (お断りできてませんが掲載お許し下さい)
f0213825_13052052.jpg
                      南光坊の平〇様、近々ファンがお参りされますよ。 

<番外>
    朝一番からのお遍路さんの情報によると、
    坂本屋から20分ほど峠へ登った一の王子の東屋(休憩所)に
    荷物と菅笠を置いた張りっぱなしのテントがある、
    遍路の朝寝は聞いたことがない、変わったことでなければいいのだが・・・

    お接待応援隊の縦山さんと高川さんが「心配だから登って見てきます」。
    その検分結果(画像提供:縦山さん)
f0213825_14050446.jpg

  テントはしっかり張ってあり、
  荷物も菅笠もちゃんと置いてあるが、
  休憩スペースにはお遍路さんが腰も掛けれない・・・
  いくら声をかけても人の気配がしない・・・ 
  谷側のへ転んだのかと沢を覗いてみたが人影も無い、
                      
  とにかく、手の打ちようが無いから
  夕方まで様子を見よう・・・・と、お接待続行。



 11:10 オランダのアンジェルさんがひと休み。
     ほとんど日本語ダメでしたが、応援の高川さんの通訳で舌好調!
     おりから遊びに寄られた船川さんと記念撮影。
f0213825_13230847.jpg

            門前の小僧の虎の巻から
              Can I take your picture and
                        May I put photo on my blog?  OK!でした。
               
 11:25 アンジェルさんご出立、人懐っこい笑顔が爽やかでした。
f0213825_10054163.jpg



門前お得意のお見送りカンペから    f0213825_10173766.png
Have a nice Shikoku88HENRO-trip!!
f0213825_10060073.jpg

  
 












 11:35 そろそろ昼食にしようと仕度(と云うほどのメニューではないが)していたら、
     仲のよいおしどりお遍路・栃木さん夫妻がお立ち寄り。
     お昼を用意されていたので、
     「寒いですから炉端で一緒にお昼しませんか?」とお誘いしてランチパーティ。
     いえ、私は山賊むすびですがネ。
     やっぱり、一の王子の無人テントが気になったご様子・・・

 12:15 栃木さんご夫妻ご出立、仲良きことは美しきこと!
f0213825_14362783.jpg


 12:20 オーストラリアのカップルお遍路さん?がひと休み。
f0213825_14442316.jpg

  ひょっとしたら? 
  やっぱり! 
  前日聞いていた松山のホームステイ友達さんが
  「1時ころ坂本屋へ迎えに行くので」と言われた
  カップルさんだったので、
  電話も通じて無事合流されました。

  高川さんが居られなかったら、私パニック・・・



f0213825_14505942.jpg
  その後しばらく強風!です、

  表の孟宗竹が煽られて弓なりに撓ります、
  電力線が「ブウ~オン ブウ~オン」と唸ります、
  小雨混じりの風が坂本屋の板の間を暴走します、

  あの風は一体なんだったんでしょう? 



  
 13:50 オーストラリアのカップルお遍路さんがひと休み。
     旦那さんは日本語まったくダメだったが、奥さんは「すこ~しダケ」OK.
f0213825_15074819.jpg
  加えて、高川通訳さんのお陰で
  日豪親善の意を尽くすことができました、 

  スゴイなあ~と思ったこと。
  出発時、担いだザックをもう一度下ろして
  納め札を出して、サインされて
  願意のところへ
  日本語で「こころの へいわ」と 
  しっかり書いて「アリガト」と合掌されたこと。






 14:10 寒風の中、旦那さんは半ズボンで足どりも軽く「ジョルリジ前のチョチンャ」めざしてご出発。
                      「仲良く いい旅なさいませ」。
f0213825_15190048.jpg


 14:34 しばらく炉端でからだ温めて京都さんご出発。
     強風に白い合羽がバタバタと踊ります。
     
f0213825_15255191.jpg


   その後、〇〇福祉〇〇会の女性が「坂本屋に興味が有り、話しが聞きたい」とご来館。
   話しは尽きなかったが、3時までのオープンであることを告げて再来をお願いしたことです。

 15:10 戸締り・火の用心怠り無く、施錠閉館。
     縦山・高川さんのお接待応援が無かったら、私一人の時間帯もあったワケで・・・
     お二人には感謝とお礼を申しあげます。
 

  <番外の続き> 
    最後に下ってこられた京都さんの話しでも一の王子のテントには人影は無かったようで、
    長老・川中さんから、万一の事故に備えて、ふもとの交番へ届け出ておくよう指示があり、
    久谷の交番へ寄ったがおまわりさん不在・・・
    帰宅後、愛原会長に電話で経過を話して対応をお願いしたことです。
     (地元の方の話しでは先週木曜日くらいからテントはあったらしい・・・)
 
  <番外・その顛末> 
     一夜明けて4/15 の当番、鴻野さんへ、
     下ってこられるお遍路さんにテントの様子を聞いてもらうよう依頼。
     午後2時頃、下ってこられたお遍路さんの話しによると、
     「オトコの人がテントの傍の小川で洗濯をしていました」とのこと。
     さすれば一の王子でご滞在中?
     なによりご無事で安心はしましたが、一件落着と言っていいのかなあ~・・・

     
 坂本屋からお知らせ
   4月22日(日)、
  三坂峠⇔浄瑠璃寺を歩かれる予定のお遍路さんへ。
  当日は坂本屋運営委員会総会のため休ませて頂きます。
  あしからず、ご了承願います。
  PS)トイレはいつでもお使い下さい。
 

      

   編集中  


  








by jh5swz | 2018-04-15 17:15 | 坂本屋日記2018 | Comments(0)

2018年3月24日(土) の日記。
 今月2度目の坂本屋当番日、  
 ここ数日、自宅前を歩くお遍路さん少しずつ多くなっています。
 さて今日はどんなお出会いがあるのだろ~などと楽しみで早めのお目覚め。

07:45
f0213825_15050070.jpg
  夜明けが早くなった昨今、
  久万高原町を早立ちのお遍路さんの坂本屋到着が気になって、
  弁当とお湯が沸くまでの熱い茶を入れたポットを積み込んで自宅スタート。

07:55 48番西林寺さん朝参り。
    すでに団体さんのバスがあり、境内は結構ざわついていました・・・

08:35 静かな番外網掛け大師堂さんへ朝参り。
    お大師っさん、もうすぐ背中の桜が咲きますから・・・
f0213825_14492070.jpg
  クジラ石とも呼ばれる大岩の口に挟まれたお賽銭、
  箱も無ければ鍵も無い、ここは善人の歩く遍路道。 
f0213825_14493058.jpg


08:45 坂本屋現着。
    旧街道沿いの染井吉野はまだツボミ、右下のコゴメ桜は満開。
f0213825_14584649.jpg
    
    まずはお湯を沸かしながらお接待中の目印幟をたてて準備完了。
f0213825_15035993.jpg

    ほどなく当番の川中さん出仕、「先輩、寒いんです、囲炉裏火頼みます」。
f0213825_15252045.jpg

  私が焚きつけると、こう手際よく炎にならない・・・修行が足らない・・・ 
f0213825_15270078.jpg
      不思議なものでゆらゆらゆれる火を見るだけでホッコリするのです。




09:27 文字通り「お茶でいっぷく」された大阪さんご出発。
f0213825_15413450.jpg
             この時間に先をお急ぎのお遍路さんは、霊場6ケ寺を巡拝されて
            道後温泉まで歩かれる計画なのでしょうから、お引留め致しません。
             付かず離れず・・・この距離感に門前の小僧大いに気を使います。
             どうぞ、道中ご安全に、合掌・・・

09:40 横浜さんがひと休み、当番の川中さんと話しが弾みます。
f0213825_15494962.jpg

10:00 のどかなエンジン音を残してまっ赤なポルシェが逆打ち?
f0213825_16400334.jpg

  坂本屋で何かのイベントを行うとき
  ときどき私のベンツを置かせて貰う
  すぐ下の農家のご主人さんが
  野良仕事にお出かけになります。

  「おはようございます!」
  ”おお~今日はお前さんが当番かい”
   言葉はありませんが、
  お人のよさそうな笑顔が返ってきます。



10:10 先をお急ぎのお遍路さんに
f0213825_16492562.jpg

  「ひと休みされませんか?」
   腕時計を見ながら、浄瑠璃寺方向を指差して
  「せっかくですが・・・」と、片手で合掌・・・
  「どうぞ どうぞ 道中ご安全に」と私。
  
   腰の透明ビニールケースに
   故・宮崎建樹さんの地図・・・
   見知らぬ町を地図を頼りに1200キロ行脚、
   頭が下がります。

   

10:20 当番の川中さんとお話しが弾んだ横浜さんご出立。
f0213825_17064707.jpg
             東道後温泉辺りで泊まりたかったのだが、何処も満室で
             松山市内のビジネスホテルを予約しました・・・そんなお話しでした。


11:00 愛知さんがひと休み、
    知多四国88ケ所巡りのことや
    ここまでの道中のいろいろなお話を聞かせて貰った楽しいお遍路さんでした。
    休憩中の写真撮影をお願いしたかったのですが、門前の小僧至って内気なもので・・・・ 
          
11:21 ご出立の際、
    「後ろ姿を撮らせて下さいませんか?」
    「どうぞ どうぞ じゃんじゃん撮って下さい!」、
    下り坂手前でシャッター押したら、ドンピシャリ振り返られて顔出し。
f0213825_18560232.jpg
         この場所でお遍路さんの後ろ姿を撮り始めて、もう1千人近くになるのでは?だが
         余りにもグッタイミングの顔出しショットなので、
         追っかけて「個人的なブログやってるんですが、掲載していいですか?」    
         「どうぞ どうぞ バンバン載せて下さい! でっ ブログタイトルは?」、
         「門前の小僧 遍路日記」で検索して貰ったらヒットしますから」
         「えぇ~!!!、そのブログ、出発する前から読んで参考にしながら遍路してます!」 
         「えぇ~~~ なんと光栄の至りです、思い出に顔ドUPで掲載したいです」。

  かくして、前代未聞の顔UP写真!
f0213825_19101966.jpg

  もう一度坂本屋へ引き返して立ち話、
  もう少し一休み中に話したかったです、
  
  別れまぎわになって
  「ご縁」を確認し合うなんぞ
  「たかがブログ されどブログ」です。 

       
  今ごろ、何処を歩いておられるんかなぁ~ 「気ぃ~つけて結願までイイ旅して下さい」。



               お天道様 真上、絶好のお遍路日和になりました。
 
クルマの屋根で座蒲団干して
f0213825_08272359.jpg
    手洗いのタオルを交換しときました(貰い物ですが) 
f0213825_08274446.jpg

 11:50 「ちょっと早いが、お昼にするかな?」、川中さんに誘われて「御意!」。
         川中さんのツクシとフキの煮物がウチの山賊むすびのおかずにピッタリでした。
f0213825_08455408.jpg


    昼食後、例によって満腹の腹ごなしに里山ブラブラ。
    こごめ桜が散って、この染井吉野が咲くと坂本屋は春まっただ中です。 
f0213825_10292621.jpg
 
桜はまだつぼみですが・・・
f0213825_10344239.jpg
     足元の諸葛菜は満開です。 
f0213825_10350650.jpg

     つくしの子は見つかりませんでしたが、
              ♪雪が溶けて 川になって 流れていきます♪
f0213825_10511944.jpg
            生まれた田舎を思い出させる小川の眺めが大好きです。


  13:07 東京さんがひと休みされました。
      オリンピックを控えたお江戸のバタバタぶりを楽しく聞かせてもらったことです。
      メイン会場や選手村施設、高速道建設やら世界中の皆さんの受け入れ態勢など大変な様子です。

  13:34 東京さんご出立。
      通算14回目の四国遍路と仰る足の運びは颯爽でした。
f0213825_11155403.jpg

    細い足に鞭打って逆打ち遍路気分で峠へ少しだけ歩いてみようと・・・
f0213825_11050325.jpg
   
  13:45 ほんの少し歩いたところでお遍路さんが下って来られました、
     「この先でお茶をお接待させて貰っています、お時間ありましたらどうぞいっぷく」とご案内。
f0213825_11272989.jpg
            ご案内しておいてブラブラ山歩きも失礼な話しでUターン。
            当番さんとの話しの輪に入れて貰いました、
            首に巻かれたタオルの文字がT-OKADA 55、
            どうやら筋金入りのオリックスバファローズファンのご様子でした、
            私の大阪でのサラリーマン時代の十三やミナミ・キタの話しも弾みました。
    

  14:28 大阪さんご出立、道中ご安全に。
      今シーズンのオリックスの快進撃を期待しますよ!
f0213825_13164598.jpg


恒例「坂本屋ひな祭り」は3/31~4/01です。
f0213825_11532871.jpg
 
  すでに立派な雛様が運び込まれており、
  まずは、七段?の飾り台を組立るのですが、
  これがなかなか手ごわくて
  当番みんなで悪戦苦闘?
  なんとか二つのひな壇を組み立てたことです。 

 私は二日とも私用で欠席しますので、
 ほんの少しでも準備が手伝えてよかった・・・ 
  


   15:00 親娘お遍路、北陸さんがひと休みされました。
       あまりにもほのぼのするお話しを聞かせて貰ったのですが、
       写真ともども掲載のお許しを得てないので記事にすることをあきらめていました・・・
       
       翌3月25日、私が通っている「熟年のためのパソコン教室」は
       第49番浄土寺さんの手前の参道沿いにあり、教室からお遍路さんが見えるので
       ひょっとしたら出会えるかも? 
       できれば写真だけでも差し上げたいとプリントして教室へ行きました。

       2時間の塾が終わってもお二人は見えません・・・
       あきらめて駐車場へ向っていたら、数十メートル先にお二人の姿!
       再会を果たして写真を差し上げ、掲載と投稿のお許しを頂きました。
              「おい、まだ歩けるか?」
              「お父さんこそ大丈夫?」って聞こえそうです。
f0213825_12452518.jpg

           坂本屋で聞かせて貰ったちょっと幸せな話し。
            北陸某県にお住まいの娘さんは四国某県の某霊場近くの男性とご結婚され、
            四国へ里帰りの度に北陸のお父さんと区切り遍路を始められた由。
            多分、旦那さんは「二人旅」をして貰おうと思われたのでしょう
            なにかと用事を作って?親娘お遍路旅が実現・巡拝中らしいのです。
            今日も、この先、旦那さんが何処かのお寺へお迎えにみえるのだそうです。
            つい、「お父さん お幸せですね~」と羨ましがってしまった私でした。 
       
           私にも、
            連休を利用して帰省した新婚の息子の嫁と柏坂越えを歩いたり
            最近、嫁と八歳になった孫と(ハイ、孫が居る歳なんです)三人で
            近隣の浄瑠璃寺さん、八坂寺さん、西林寺さんを巡拝した思い出があります。
            そりゃあ~幸せ気分満点でしたよ。

  
 そうそう、旧街道沿いの染井吉野さんは、朝、固そうなツボミだったのですが、
帰り際、もう一度ご機嫌伺いに行ってみたら、六輪の花、開花宣言いたします。 
f0213825_14514540.jpg

   かくして春遍路シーズンの幕開けを感じさせる千客万来の一日が終わりました、
   長い長い日記にお付き合いいただきありがとうございました。
                             -管理人・門前の小僧ー
                           掲載写真、記事などに不都合がありましたら
                          jh5swz@orange.ocn.ne.jpまでご一報願います。
  


by jh5swz | 2018-03-26 14:04 | 坂本屋日記2018 | Comments(4)


2018年3月3日(土)と4日(日)の日記。 
 三ヶ月の冬籠り期間中に工事を進めていた屋根瓦の葺き替え・漆喰壁の修復などを終えて、
坂本屋お接待の再開初日の当番出仕、順番とは云え光栄の至り。

 明日の「おもてなし遍路ウオーク会」を控えて、早朝松山入りされた神戸の福田お先達さんが
「新装・坂本屋」を見ておきたいとのことで、48番西林寺さんで合流。
f0213825_13273480.jpg


f0213825_13291538.jpg

  境内の満開の梅を背に
  お納経されるお先達さんのかなり後方で
  ご一緒に合掌礼拝、般若心経を黙読・・・

  本当は「おつとめ」を拝聴したかったのですが
  遠すぎて聞こえなかったのは心残りなり。

  次の機会には、是非とも傍で拝聴させて下さい。

 
   道中の網掛け岩をお参りして、この一年、このへんろ道を登り下りのお遍路さんの道中安全を請願。
   榎橋辺りで下って来られたお遍路さんに私の手作り「道中御守」を受け取ってもらい・・・

 08:30 坂本屋到着。
     当番の長老は囲炉裏火を焚き、
     (もったいなや)お先達さんに玄関土間を掃除してもらい、
     小僧は、湯をわかしながらお接待中目印の幟旗をたてて、三ヶ月ぶりのオープン!
     
     まずは、工事用足場と防護ネットの取れた全景をパチリ。
     松山側から(逆打ちお遍路さんの目に映る坂本屋)
f0213825_13525588.jpg
     
      三坂峠側から(順打ちお遍路さんの目に飛び込む坂本屋)
f0213825_13530719.jpg
  
           窪野町内と面河村の旧家から寄贈を受けて
           大勢の支援者に洗ってもらった古民家瓦の色合いが、
           築後106年目の建物にマッチングもよろしく
           パット見には「屋根を葺き替えた」不自然さがまったく無いのは
           喜ぶべきか、残念がるべきか・・・
          (補充した新品の瓦は、表からはまったく見えない山側に葺いてあります) 

 当番の川中さんが焚きつけた囲炉裏火に身もこころもホッコリ。
    今までは煙にむせていましたが、新設した天井の腰屋根へふぁ~と抜けて行きます。
f0213825_14185589.jpg
               ↓ココが排煙換気天井
f0213825_14221425.jpg
          (上記二枚の画像はお立ち寄りの福田お先達さん提供)

  囲炉裏部屋から立ち昇った煙は、
  屋根に新設した排煙・換気のための「腰屋根」の棧からゆるりと三坂の山へ帰って行きます。
     分りますか? 母屋の入母屋と腰屋根のあいだのケムリ・・・火事ではありませんから。
f0213825_14495934.jpg
               私、今回の工事で楽しみの一つだった、この腰屋根機能!
            「ケムリ? 拙者、なあ~んも煙たくはございません」と破風と鬼瓦       
      
 こなた松山側の入母屋の破風、鬼瓦、106年前の素材を再現した漆喰壁。
f0213825_15380698.jpg

 Befor
f0213825_15432596.jpg

  ふもとから吹き上げる
  強い風雨・風雪を受けて傷みの激しかった
  修築前の松山側の入母屋破風と漆喰壁・・・

  当番で出仕するたびに
  「がんばれ、頑張ってくれ」と呟いていたが、
  今日は、この写真をみながらお礼を言った、
  「106年間、本当にありがとう・・・」



 10:15 福田お先達は、松山市内で開催のお遍路関係の総会参加のためUターン、 
f0213825_17043924.jpg
 私が、46番浄瑠璃寺or47番八坂寺さんまでお送りする予定だったのだが、
 このあと、坂本屋へ下って来る親しいお遍路、湖山さんを「ビックリさせてやろう!」と
 私の到着よりずっと前からクルマでお見えになっていた「おせつさん」が、
 「所用のため帰らなければいけないので、私がふもとまでお送りします」と、お車お接待。
 おせつさん、香川おみやげ ”かまど” ありがたくお接待に使わせて頂きます。


 
 10:40 高知からクルマで dabo さんが、
f0213825_17261240.jpg
 鴇田峠へんろ道の某所の倒木状況を検分後、オープンを祝ってご来訪、
 「倒木は一人じゃ手に負えない」とのこと。
 今年もまた、ミレービスケット5c/sをお接待用にと差し入れ、恐縮・・・
 三坂峠で二人の遍路ザックを預かったdaboさんが
 ほどなく鳥取の湖山さんが若い駆け連れお遍路さんと下ってきますよ、って。
 
 

 11:00 湖山さんと駆け連れお遍路・横浜さんが到着、
     daboさんと三人そろって坂本屋閉店まで「お接待手伝います」とのお申し出、
     半纏を羽織ってもらってマジで手伝ってもらうことになったが時給は未定なり。
     まずは記念写真(掲載ご承諾済み)。
f0213825_16322264.jpg

             何度目かの区切り打ちで、
             今回は内子町から88番結願寺まで歩きとおすと仰る若い横浜さんを
             私は勝手に「湖山さんのお孫さん」と呼ぶことにしました。

 11:45 みんなで囲炉裏火囲んで、賄い昼食
f0213825_09030743.jpg
   妹が持たせてくれた
   賄い昼食は「山賊むすび」と
   お昼に吸っても「あさげ」味噌汁。    
f0213825_09054305.jpg


   
     「囲炉裏を初めて見ました!ホッコリです」と横浜さんの感想、へえ~初めて?と私。
 
 横浜さんが、
f0213825_10324149.jpg


 折りから下って来られた
 お遍路・新潟さんへお茶のお接待ing

 1200キロの歩き遍路中、
 まさかこんな体験が!と、二人とも驚かれたかな??

 このあと、
 みんなで新潟さんを囲炉裏端へお誘いして
 一緒に、豪華な賄い山賊むすびパーティになりました。

  写真は湖山さん提供 
 



 12:15 46/47/48番さんまで参拝して、お宿・長珍屋へUターン予定の新潟さんご出立。
f0213825_10524728.jpg
              遠来のお遍路さん、どうか結願まで道中ご安全に!

   昼食のあとdaboさんと湖山さんは、
   やっぱり鴇田峠へんろ道を塞いでいる倒木が気になる様子で、daboさんのクルマで現場へ片付けに。
   横浜さんは、引き続いてお接待お手伝い。

   私は、修築の終わった母屋のアチコチを
    100年の風雪に耐えた旧遍路宿・坂本屋に感謝を込めて記録撮影。
    (Befor画像は撮り貯めた坂本屋日記HDDからピックアップ)

   玄関屋根のセメン瓦と危険な状態だった二階の手摺り。
f0213825_11300741.jpg

           寄贈された旧家の和瓦を葺いて、手摺りも旧資材を強力に補強して活用。   
f0213825_11313742.jpg

 二階大屋根と隅棟の鬼瓦
Befor
f0213825_14123956.jpg
      After  
f0213825_14132364.jpg
 西側一階物置・トイレの隅棟鬼瓦
Befor
f0213825_12563559.jpg
     After   
f0213825_13050325.jpg
 西側一階トイレと物置場の屋根
Befor
f0213825_12520748.jpg
     After 
f0213825_12532218.jpg
            カッコつけるようですが、涙が出そうですからここまで。 

 13:58 横浜さんご出立。
     今夜のお宿・長珍屋さんへ荷物を置いて、46番浄瑠璃寺・47番八坂寺さんをお参りの予定とか。
     お杖二本のワケ
       道中何処かで「あげる」と云われたお杖、一旦区切ったとき自宅まで持ち帰り、
       今回、再び持参して四国入りして一緒に巡拝中なのだそうだ、
       道半ばのお遍路さんの気持ちを引き継いでおられるのかも・・・ 
f0213825_14354992.jpg
               
    f0213825_14402508.jpg
 当番・川中さんと見送っていたら
 いよいよ急坂を下り始めるとき、振り返ってご挨拶。
 終いかけたカメラのピント合ってないけど思わずFocus,
 お断りできていませんがご容赦下さい。   

  長老川中さんが
  「たまげたのォ~ できた娘さんじゃ」とポツリ。


 
 106年ぶりの改築初日にひと休みされた若いお遍路さんの目に坂本屋はどんなに見えたんやろ。  
f0213825_15311728.jpg
              言うの忘れとりました、
               「電柱のてっぺんに見える山の一番凹んだ所がH720mの峠ぞな」


 14:55 「そろそろ閉めるかな?」、長老のお言葉には素直に従って、
      長老、囲炉裏火の用心、私、幟旗仕舞って、
      二人で戸締り施錠して2018年の初お接待無事終了。

      別件の所用あり、八坂寺さんお納経所へちょっとお邪魔して帰宅。

 
 2018年3月4日(日)昨日の続き
  昨晩、浄瑠璃寺前の長珍屋さんで同宿のお三方、
  daboさんは高知へお帰りになるが、
  湖山さんとお孫さんは51番石手寺辺りまで駆け連れ遍路の予定を聞いて、
  時間が許せば、へんろ道沿いの門前宅でひと休みをお誘いしていたので、
  朝の小野川散歩をコース変更、頃合いを見計らって48番西林寺へのへんろ道を歩いてみました。
  
  ご縁でしょうか、2㌔ちょっと歩いた大日堂前でうまくドッキング。
  「ウチでCoffeの時間ありますか?」
  「その心算です!」
  三人は開催中の「おもてなし遍路ウオーク」の大学生さん達と駆け連れ遍路。
  ウチの近所の「遍路橋」で、晴れオトコさんとお孫さんのツーショットをゲット。
f0213825_11335728.jpg
                              (掲載ご承諾感謝)

f0213825_11304707.jpg

   古くは江戸時代、この小野川土手で「お遍路お接待」の慣わしがあり、
   昭和57年竣工した遍路橋の親柱は空・風・火・水・地を模した
   五輪塔の形になっており、知る人ぞ知る遍路道ランドマークなのです。
 ←イラストは高野山への町石道・矢立茶屋にあった思い出の看板より

   事務所で熱いCoffeをお接待させていただき、遍路よもやま話しのあと
   49/50/51番石手寺で打ち止めの湖山さんはスナバの里のお国へご帰還、
   道後でお泊りのお孫さんは、引き続いて第88番結願寺を目指されます。 
            どうぞ結願まで道中ご安全に!
 
   坂本屋修築竣工の初日は
    イイ出会い・ご縁に感謝合掌の春の一日でした。
      
  
  
 

by jh5swz | 2018-03-04 19:46 | 坂本屋日記2018 | Comments(8)