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ふいご祭り2018

2018年12月8日(土)
 相原石材彫刻店、創業以来110回目の「ふいご祭り」にお招きいただきました。
 
 夕やみせまる三坂峠のふもと丹羽の里の相原家。
 「ふいご祭り」の参列者は、家紋を染め抜いた幔幕のお出迎えを受けます。 
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 ところで「ふいご祭り」の
 「ふいご」とは、ご存知の童謡”村の鍛冶屋”に
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 ♪ 暫時(しばし)も止まずに槌打つ響
   飛び散る火の花 はしる湯玉
   (ふいご)の風さへ息をもつがず
   仕事に精出す村の鍛冶屋 ♪♬
    と歌われる「ふいご(鞴)」のことなのですが、

画像帰属:https://yousakana.jp/doshu-katsuhide/
 
  ではなぜ、相原石材彫刻店で「ふいご祭り」なのかと
  2013年、この祭事に初めてお招き頂いた晩にお尋ねしたところ、
  「石」を彫り加工形成するとき傷んだ鑿(のみ)などを修理するための
  「鞴」は鍛冶屋さん同様或いはそれ以上に
   石屋にとっても大切な大切な道具だった、とのお話しでした。

   相原家歴代のお仕事は石屋さん、
   近郷の墓石はもちろん、お寺や四国88ヶ所霊場の石仏やお大師像、
   各地の句碑・歌碑はじめ土木建築物の石材加工等々、
   三代に亘り残された作品は数え切れない相原家ならではの伝統の祭りに納得した私でした。
 
  「ふいご」の仕組み       
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  左の写真は、2015年のふいご祭りの晩、
  玄関で披露されていた「ふいご」です。

  歳月を経て蓋の墨書きは読みづらいのですが
  祭主の説明書きによると、
 【大正5年5月10日、伊予 今治 製作・・・】
  なんと今から102年前今治市で作られ
  ここ松山市窪野町の
  相原石材彫刻店で戦前まで使われていたものです。



   箱の中は「鞴」の文字の成り立ちのごとく
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 中央の部品(中央、間仕切りのような部分)
 確かにケモノの革で出来ていました。
 外から棒状の柄を押し出し、引き出しながら
 底のパイプ穴から炉へ風を送り込み火を熾して鉄を溶かして
 鑿(のみ)などの修理していた歴史が窺えます。

画像帰属:https://touroji.com/manufacture/fuigo.html
  


  <いつもの門前の小僧の余談>
  アニメ「もののけ姫」の中で左右数人ずつが交替で「たたら」を踏むシーンがありましたが、
  「たたら」は「ふいご」の大型人力送風機で
  坂本屋の囲炉裏端にある「火吹き竹(ひゅきだけ)」は一人馬力の小型送風火熾し機ではないか!と思います。

  18:00 二階座敷床の間には、すでに祭壇が設けられ、
      ほどなく二人のご神職により神事が厳かに始まりました。
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 祭主からお聞きしたご神名
  火明神   ほあかりのかみ    太陽の神
  埴安彦神  はにやすのみこと   土の神様
  火彦霊神  ほぶすなのかみ    火の神様
  金山彦神  かなやまひこのかみ  鉱物の神
  天目一箇神 あめのまひとつのかみ 製鉄の神

  年々お招きにあずかる度にメモって帰るのですが、
  聞き間違い、書き間違いがありましたら教えて下さい。



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  「鞴」は昔の金属の精鉄や加工には欠くことのできない、
  火をおこすための道具で、暮れの十二月八日、
  鍛冶屋、刀工、鋳物師などが仕事を休んで鞴祭りを行いました。
  火を操る職業の守護神のお札を受け仕事場に注連縄を張り、
  お神酒や餅を供え祭事を行いました。

              サイト<お話し歳時記>より
  
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  ふいご祭りの記事を書くとき、間違いを書いてはいけないのでネット各サイトを調べるのですが、
  下町の鍛冶屋さんから大手の製鉄関係社のふいご祭りの写真をみても、ここまで厳かな祭壇を設けて
  お二人の神職の祝詞を受けて神々に御降臨願う、という祭式記事にはなかなかお目にかかれません。 

        ご神職の祝詞のあと、祭主の玉串奉奠に次いで参列者も玉串を捧げるのですが、
        私は、このふいご祭りのときしかその経験が無いものですから緊張マックス!!

  18:30 一連の神事を終えて、御神酒(生酒)のお下がりを受けて「直来」の開宴です。
      相原家ふいご祭りには、地元坂本・久谷地区のお歴々はじめ石材関係の方、
      坂本屋運営委員有志が参会、例年のことながら宴は弾み盛り上がりました。
                (個人情報に配慮して宴の詳細はカット)
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                 行きに所要のあった私はALL-FREE

 
  今年もご馳走になりました「自然薯」、
     大鉢の中の青海苔の冨士山から紅しょうがの日の出が昇っています。
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   厚かましくも自然薯は取り皿に三杯のお代わりは誰や! 
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           やっぱりスーパーの山芋と山里の自然薯はネバリ方が月とスッポン違います!


   お堅い石屋さんの直来かと思いきや、恒例、参会者の3分自己紹介タイムもあって、
   ALL-FREEで酔ったのでしょうか、今はなくなった「西宇和郡双岩村生まれ」とやってしまった私でした。

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   飲めるけど今日は呑めない鍵付きの私(宴席の艶消し男)、
   祭主から「おみやげ」と器いっぱいの自然薯も頂いて少し早めの早退。
          
   飲めない私の隣りに座った呑めるSさんから、
  「奥さんのおみやげにどうぞ」と、もらった坂本屋草餅!
  「Sさん、ありがとう、宿六点数稼いだ^0^」、ペッコリ。

                   
 
 静かな山里の一軒の石屋さんが
  創業以来110年に亘って稼業の守り神を敬い、祭事を執り行われるという
 「新日本紀行・ふるさとの祭り」の原風景に溶け込ませて頂き感無量の夜でした。
         相原家へのお礼と御降臨の神々への感謝をこめて。    

by jh5swz | 2018-12-11 15:24 | 坂本屋日記2018 | Comments(0)

坂本屋お大師の開眼法要

2018年12月1日(土)の日記。
  (門前の小僧の私的備忘録です)

  四国霊場第47番札所八坂寺様から
 「三坂峠を登り下りのお遍路さんの癒しの場所:坂本屋にお大師さんがお座りでないのは寂しかろ」と、
 弘法大師像をご寄贈賜り、本日、会員有志が参列、ご住職自ら開眼法要を厳粛に執り行っていただきました。

 
 14:00 坂本屋運営委員会会長の開式の言葉に続いて
            八坂寺ご住職から開眼法要の主旨についてご挨拶がありました。
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 『100年以上の歴史ある旧遍路宿・坂本屋で
 お接待活動中の会員皆さんと一緒に
 お遍路さんをお迎えし、道中安全を願いながらお見送りする
 お大師さんにお座りいただくことは
 旅を続けられるお遍路さんもホッとされるハズです。

 ただ置いただけでは「像」なので、
 ただ今から、坂本屋とお遍路さんをしっかり見守って頂くため
 お性根(魂)を入れる開眼法要を執り行います』。



 蝋燭とお線香を灯され、頭上高く大師像に「おりん」を捧げられて
          坂本屋の座敷に読経が流れて、開眼法要は厳粛に執り行われました。
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  私事ながら
  今年の夏、田舎から代々のお墓を松山へ「改葬」したおり、
 村のお寺さんやこちらのお寺さん、石材業者さんに教えてもらい
 コトを運んだ経験が重なって大変緊張したことです・・・

 <開眼法要(供養)とは>
 仏像を造る際、最後に眼を描き込む事により像は仏像に成り、
 魂が入って完成することから「開眼法要」として儀式化した。
                 (Wikipediaより)  
 

 八坂寺ご住職自らの40分近い読経の中、全員回し盆お焼香を行い、
            法要は滞りなく終わり、坂本屋のお大師様は降臨なさいました。
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         改めて見上げたお大師さまは、にっこり微笑んでおられました、
                 私は個人的に「坂本屋大師」と呼ばせていただきたい。   
 
   式後、
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 ご住職から今後のお大師の祀り方と
 ひと休みされるお遍路さん、窪野・坂本地域の方々はじめ
 坂本屋へお立ち寄りのすべての皆さんの
 心のよりどころとになることを願っています・・・とのご法話。
    (MEMOを書き取ったワケではないので要旨を記載)
 
 私は「お遍路さんのお接待所・坂本屋」に
 ふさわしいお大師さまがご降臨下さったと思いました。
 
 
    記念写真
    八坂寺ご住職、坂本屋会員有志と関係者、
        折からお接待体験とお接待英会話のレクチャに来ていた
                  地元大学の台湾ほか海外留学生を交えた記念写真です。 
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                八坂寺さま本日はありがとうございました。


   今年は既に(内輪の行事を除いて)坂本屋のお接待は冬季休暇(冬眠)に入っておりますが、
  来春3/2(土)から、毎週土・日、午前9時~午後3時までお接待活動を再開いたします。

        登り下りのお遍路さんはじめお立ち寄りの皆さま、
                 お大師様は1階座敷左手奥に座っておいでます。  
      キット皆さまの道中安全を見守って下さることでしょう。 
 



by jh5swz | 2018-12-03 15:28 | 坂本屋日記2018 | Comments(0)

2018年11月17日(土)
   三日遅れの坂本屋日記。
   今日のイベントの準備委員会皆さまの願いがお大師っさんに届いて
   2日前まで降水確率90%の天気予報は、これ程のハズレが有るのかと思うほど超快晴!
                                   感謝 合掌・・・
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 11月17日・18日は松山市及び久万高原町をフイルドとして
 第7回道後湯けむり遍路道ツーデーウオークが開催されます。
 坂本屋では、第3回大会の
 四国霊場開創1200年・道後温泉創始120年の記念大会から
 岩屋寺・大宝寺~三坂峠~浄瑠璃寺の旧土佐街道を歩かれる
 参加者の休憩・お接待所としてご協力させてもらっています。

 当番シフト外なのですが、
 秋のお遍路シーズンに加えて200人前後の大会参加者が
 ひと休みされる予定とのことで手伝いに行って来ました。


 
 朝一番、私の任務は隣り村?の和菓子屋さんに頼んであるお接待用の「草餅」を運ぶこと。
 08:30 大勢の大会参加者皆さんの交通安全を願って西林寺さん朝参り、
 09:00 毎年皆さんに好評の「お接待用草餅」200個と 
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  スタッフのお八つ用「太鼓饅」など30個を受け取って
  坂本屋向け慎重運転なり、事故ったら破門の惧れあり。
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 09:28 無事、坂本屋現着。
     すでに地元メンバー有志が駐車場へ「ひと休みコーナー」を設置完了。
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 坂本屋前を通過、休憩されるコースは
 「究極の35キロ健脚コース」
   ニューヨークタイムズが絶賛した岩屋寺を参拝して、
   怪岩奇岩と紅葉の名所古岩屋~44番大宝寺~
   三坂峠~坂本屋(休憩)~46番浄瑠璃寺ゴール。

 「旧土佐街道10キロへんろ道コース」
   三坂峠発~坂本屋(休憩)~46番浄瑠璃寺ゴール。

  この2つのコースが時間差スタートして、
  三坂峠で合流?
  午後1時半前後、三々五々坂本屋でひと休みされます。


         各コースの詳細は「ご案内ページ」をご覧願えると幸いです

 10:20 設営も一段落したので、青空に誘われていつもの「ブラタモリもどき:三坂峠」
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            やがて雪が降って、春が来たらレンゲが咲いて、田づくりが始まって
           御坂川の恵みを受けた早苗が育って「献上・窪野米」の稲穂が実ります。
            一年中このながめを撮っていますが春夏秋冬のある日本は素晴らしい!

            皇帝ダリア、「皇帝」とはまた豪気な名前だが、花の色は憎めない・・・
            谷川の向こう岸のイチョウも化粧直しが終わって今から披露宴 かな?
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デンマークからのお遍路さんや愛媛大学の留学生のお接待体験、RNBラジオ番組、
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  「まつやまフイールドミュジアムだより」の収録など
  なんだか忙しそうな時間が流れます。
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 11:40 スタッフと留学生の賄い昼食ができて、ウオーク大会参加者が下って来る前に昼食。
   坂本屋ならではのハガマ炊き窪野米
f0213825_11083161.jpg       特製(シシ肉入り?)カレー    
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 12:40 外国からの女性お遍路さんと日本人のガイドさん? ご出立。
        (新聞記者さんと話し込んでいたので詳細が判りません・・・)  
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                                       595

 13:21 大会のLINE-NETを通じて、岩屋寺発35キロコースの三坂峠スタート連絡あり。
 13:52 早っ! 35キロ先頭ウオーカーズ皆さん到着。
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  「ここが坂本屋か~」と記念写真など撮って  
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  昔の土佐街道に思いを馳せてもらうのも
 ここでお接待させていただく者にとって
 嬉しい一場面です。

  「なんだかテレビドラマで観たような?」の声あり
 NHKさんの『歩く 歩く 歩く』のことでしょう、
   「女将さんが ”いしだ あゆみ”さんだったよね~」
       ご正解でございます!

 


 14:00 先頭ウオーカーの指示で35キロ参加者再スタート
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 14:15 三坂峠発10キロコースの先頭ウオーカーズ到着
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          大会公式記録撮影のドクターK氏が後続ウオーカズーをレンズ越しにお迎えです
      (先生! 2014年に撮影・編集して頂きました「坂本屋ビュー」は大切に保存しております)

 
          留学生皆さんがお茶と草餅でお接待(体験)中です
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              増設トイレのお陰で? 例年のような行列にはならず、よかった。


  14:27 二つのコースの皆さんが混然一体となって再スタートされます。
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              峠からの旧街道であれ、網掛大師堂へんろ山道であれ、
              生活道では無い小路は、誰かが歩かなければ道は消えます、
              大勢の皆さんに歩いてもらってこそ、昔の遍路道は残ります。
                 遍路道保存にご協力ありがとうございます。


   
   夕方、縁者の来宅あり、三時過ぎには帰宅予定だったが、
   その親戚の者が「道後温泉入ってから行く」との連絡あり、
   1時間ゆとりができて35キロにエントリーした遠来の知り合い二人を待つことができました。
  
 15:15 新宿さん、岡山さんと一年ぶりの記念写真(写真:岡山さん提供)  
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   5年連続エントリーの岡山さんのゼッケン
  「草もちを楽しみに!」歩きますって!!! 
  
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     新宿さん遠路お江戸からご参加ありがとう! 岡山さん草餅運び役の小僧、嬉しかったです Hi
 
  
  まだポロポロとウオーカーさんのひと休みがありましたが、
  坂本屋役員さんには早退届出済みとは云え、後片付けなど気になりながら・・・
  岡山さんと新宿さんにもご挨拶してUターン。
  なんとか、親戚の者が来宅前に主じ帰宅(笑)。

  大会は明日18日も市内4コースで続行されます。      
 
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   この大会に多少なりとも係わって5年、
   大会実行委員会スタッフが何人規模なのかわかりませんが、
   LINE-NETに加えていただき、
   毎年、準備段階から学ぶことの多いチームプレーに接しております、
   情報をみんなで共有されて、全員で仕事を分担し実行されるスタイルには感服でした。

(お断り)大会参加者お一人お一人に撮影・掲載がお断りできておりません、
ご都合の悪い方が有りましたらご連絡お願いいたします、削除対応致します。
ご連絡はE-Mail jh5swz@orange.ocn.ne.jp

    

by jh5swz | 2018-11-19 15:06 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

坂本屋当番・2018秋

2018年11月10日(土)
    出仕シフトによる今年最後の坂本屋当番日記    
            あっというマの一年でした・・・

 07:50 快晴の朝、
     弁当と朝一番のお茶、コーヒーポットを用意して(もらって)自宅発、 
     通り道の48番西林寺さん朝参り。
     榎の網掛大師堂さんもお参りして坂本屋へ疾走?

 08:30 坂本屋現着。 
     雨戸を開けて、お湯を沸しながら幟旗4本立ててオープン仕度、
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    外気温13度、ちょっとひんやり。  
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 08:42 二人連れ外人お遍路さん、
     Would like to a short break?
      小休憩を案内したつもりでしたが、先をお急ぎのゼスチャーと外国語・・・
         (Sorry I can not English hearing と気持で呟いた小僧でした)
     Roger! Have a nice and safty HENRO trip. ⇔丸暗記のカタカナ英語!
     背の高い彼が「ドモ アリガトウゴザイマス」⇔ここだけ日本語! 
     二人で丁重な合掌・・・
     私カタカナ英語、外人さんカタコト日本語、ちゃんと気持は通じました! 
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 08:55 新設の腰屋根から「けむり」が
         
 火事ではございません。   
  当番の長老が囲炉裏を焚いてくれました、          f0213825_10465403.jpg
    煙が三坂の空へ舞い上がっていました。 
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    坂本屋には囲炉裏がよく似合います。
  



 運営委員氏、手作り?の自転車スタンド
 愛媛県では知事さんを先頭に f0213825_11055405.jpg
 自転車新文化の普及・拡大を図る事業の推進が盛んです。

 ここ坂本屋へも
 ふもとからの坂道登りを楽しむ方々がしばしば来られます。

 初代スタンドの材料は孟宗竹でしたが、今度は鉄パイプ、
 愛車を大切にされるサイクリスト皆さんもこれで大安心。
 全国の自転車愛好者皆さん「さあ~ いらっしゃ~い!」。

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 去年の春、県外のアマ無線局長遍路さんからもらった軒下の「杉玉」越しに
             向かいの山の色づいたイチョウが気になり田んぼのあぜ道まで行ってみた、
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    お色直し途中です、披露宴は三日あとです!  
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 10:00 峠から順打ちお遍路さんが下って来られました、
     「時間があったら休んで行きませんか~?」
     「ある ある、予約した宿が浄瑠璃寺前なんで」と、一番霊山寺から30日目の長野さん、
     「1時間ちょっとで着きます、超ゆっくり休んでいって下さい」。
     46番前の宿をキャンセルして49番辺りまで進みたいが宿が無い・・・とお悩みなのだが、
     予約されている以上、お接待所当番として行司は一切出来ません・・・
     後続のガイジンさんと同宿の約束もしてあるらしく・・・

 10:40 さんざん悩まれましたが、「予定どおり浄瑠璃寺前宿泊」を決心されてご出発。
     通し打ちの長旅、たまには脚休め・骨休めもよろしいのではないでしょうか?
     ご自宅へ無事ご帰還されてこその結願です、どうぞ道中ご安全に。 
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 11:10 急ぎ足の順打ち外人お遍路さん通過。
     Naw in hurry ?
     I'm hurry !
     Roger! Have a nice and safty HENRO trip.       
            ポケットに忍ばせたカンペが大活躍・・・
     大阪さんが同宿を約束されたガイジンさんだったかな? 
     話しに聞いたとおり超イケメンでしたもん。
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                                           592
               それにしても午前中の通過が四人様とはちょっと静か御前。


 11:50 当番三人炉端で昼弁。
     みそ汁代わりに持って来たカップヌードルの美味いこと、
     そういう季節なんだなぁ~

 12:20 食後の腹ごなしに三坂の秋ブラタモリもどき。
     もうオスプレイまがいの赤トンボは飛んでません。
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    岩屋寺スタート組の到着もなく・・・ 
 13:25 秋晴れの空に誘われて坂本屋を下った遍路墓から「松山城」を撮ってみました。     
            秋や昔十五万石の城下かな
                                -子規さんごめんー
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              中央・天守閣  coolpix p100 ×26でズームってみました。             
             
  
     逆打ちお遍路さん目線でみた坂本屋
     瓦葺き替えて漆喰の化粧直し以来、ちょっと貫禄が出てきましたかな?
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 13:50 順打ち大阪さんがいっぷく。
 14:04 お茶を一杯とミカンを一つ。
     「美味かったから二つ下さい」とザックに入れてご出発。
     「お道 よろしゅう~」
 
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                                            593
        文字通りの「ひと休み」でしたが、
        「いっぷく」とは、昔、キセルに煙草を詰めてゆるりと煙をくねらせる時間だそうです、
        お節介にならないようにお遍路さんのお気の向くままお迎えしお見送りしております。
 
 14:30 いかにも健脚自慢という速さで逆打ちさんが登って来られました、
     「ひと休みして行きませんか? 坂道キツイですよ」。
     ご返事がスゴイ。
       「午前中に道まちがって三坂峠から国道を下ってしまいました、
       この旧土佐街道を歩かないで次へ進むのは悔しいし残念ですから
       今から峠まで登って折り返し下って来ます」。 
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                                            594
             お遍路さんのこだわりですから「お気をつけて」と、見送りましたが
                        健脚なんですね~~~

    
   もう一つの秋を見つけました。
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  坂本屋の裏山を見たら、
  毎年、真っ赤に紅葉するハゼの木と
  この春新設した腰屋根が
  双方引き立てあって絶妙の眺め、
  撮って長老に観てもらったら
  「エエなぁ~ エエぞお~」。
  お茶汲み小僧もそう思ったことです。

  春夏秋冬があってニッポンはエエぞなもし。



  14:55 「仕舞うぞな」、長老のひと声に異存はなく(笑)
      幟仕舞い、囲炉裏の火の用心、雨戸閉めて閂、勝手口施錠して本日も無事お終い。
      通過、休憩のお遍路さん6人様はちょっと寂しい思いだが、お接待は数が目的ではない。
      当番表による今年最後の出仕でしたが、今日も楽しいご縁がありました。
      年末までいろいろイベント行事があり、あと数回通いますが、あっと云うマの一年でした、
      
 
  <追記>2時過ぎ、
  来週17~18日開催のノルディックウオーク大会の準備委員会事務局長さんがお越しになりました。
  何事かと思いきや
  17日、坂本屋を休憩所とする旧土佐街道10㌔と35㌔コースの参加者が200名前後になること、
  その節お世話になるのでと、トイレットペーパーなど支援物資をたくさん差し入れて頂きました。
  例年のことながら恐縮・・・
  帰り道、坂本屋委員会会長宅へ寄って、資材差し入れの報告と預かった封筒を渡して任務完了!
  
   

by jh5swz | 2018-11-11 16:51 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

おしどりお遍路さん続々

2018年10月20日(土)
    10/05 南海放送制作・ロシア国営放送番組中の「四国遍路とお接待」コンテンツ収録
    10/07 秋祭り:坂本屋への御輿渡行と地域への修築お披露目、
       など楽しい番外出仕が続きましたが、
       本日は当番シフトによる坂本屋お接待出仕です。

07:45 三坂峠を登り下りのお遍路さんにとって絶好の空模様に気分よくして自宅出発。
    カミさんが弁当と朝一のお遍路さん用の熱い茶とコーヒーをポットに用意してくれた、ありがたい。
    高井の里の48番西林寺さん朝参り、県外ナンバーの自家用車多数。
    榎の網掛け大師堂さんへお遍路さんの道中安全をお願いして山道を疾走?

08:30 坂本屋現着。
    ここまでにすれ違った歩き遍路さん5人!、秋のお参りシーズンを感じたことです。
    幟旗などオープン準備中、一人の順打ち遍路さん(580)、
    「熱い茶とコーヒーがありますが、休んで行かれませんか?」
    先をお急ぎでした・・・ 道中ご安全に。
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   外気温15℃、峠は寒かったハズ・・・  
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 08:50 準備完了!
     葺き替えた瓦や真新しい破風、漆喰壁が冷気に包まれて凛と冴えます。
     今年の冬は雪が降っても大丈夫です坂本屋、今年106歳、長寿なり。
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                  当番の長老に囲炉裏火を焚いてもらいました。 
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 10:05 いつもの久万高原町前泊組?の到着までにブラタモリもどき「三坂の秋」。
    今からこそイケズ三昧の?イノシシ対策・・・
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   不時着したオスプレイではございませんのヨ^0^  
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                渋柿ひとつ熟れて三坂の秋を知る  -才能あり? ナシ?ー 
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 10:48 炉端でひと休みされた東京さんご出立。
     災害で傷んだ県内南予各峠へんろ道、ここ数日前の状況を詳しく教えて頂きました。
     「自己責任なら歩けます」とのこと・・・ まだまだ厳しさが伝わります・・・
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                    今夜は東道後温泉で ご湯っくり~!

 11:17 炉端で寛がれるおしどりお遍路:名古屋さん
     窪野町では一番美味しいと評判の川中さん持参のミカンが大好評。
     「近頃ガイジン遍路さんが多いのだが名古屋が何処にあるのか説明しても判ってくれん・・・」
           素晴らしき哉 郷土愛! みんなの笑い声が囲炉裏部屋に響きました。 
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                     撮影・掲載のお断りができていません、せめて背中を・・・

 11:50 名古屋さん夫妻ご出立。
     「約70分でご予約の長珍屋さんへ着きますから、
     ザックを預けて、お参り用具とお杖で46番浄瑠璃寺さん、47番八坂寺さんを参拝されて、
     お帰りになると、ちょうどお風呂が沸いている時間かもですよ」などと余計なご案内(苦笑)
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 11:55 入れ替わるように、おしどりお遍路・大阪さんがお立ち寄り。
     「何年ぶりになるかなあ~坂本屋さんが開いていてよかった~
                弁当食べたいのですが、かまんですかな?」
     「どうぞ どうぞ よければ炉端で一緒に食べませんか」。
     「まあ~珍しい!」と、囲炉裏を見て奥さんが大喜び。
     ご主人が丸太イスにお座りになるやいなや、 
     「私は版画が趣味で前回の旅を版画にして来ましたから差し上げます」。
     当番三人に一枚ずつ白い封筒を戴きました。
     私の封筒に入っていた作品がこれ! なんと「坂本屋」、めちゃくちゃ嬉しかった。
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 12:31 大阪さん夫妻ご出立。
     お二人が交替で何度も何度も振り返って、お礼をされるので恐縮したことです。
     戴いた納め札の色は少なくとも五巡以上、貫禄の歩き。
     道中ご安全に いいお参りなさって下さい 合掌・・・
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 13:27 自転車逆打ちお遍路さんが・・・
     「いっぷくして行きませんか?、この先キツイですよ」
     「しんど~なったら引きかえして来ます」とニッコリ。
     「ご安全に」。
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               三時までには下山ナシ、無事に峠クリアーでしたか?   586
                                          


 13:50 続くものです!
     おしどりお遍路・埼玉さんがお立ち寄り。
     「ここで弁当食べていいですか?」
     「どうぞ どうぞ」
     炉端をご案内したのですが、玄関の縁台をご希望、お茶を運びます。 

 14:20 埼玉さん夫妻ご出立。
     直前のおしどり二組さんも「長珍屋」さんでしたよ、と見送ると
     「夕食、ご一緒でしょうね~ 楽しみに追っかけます」。
     結願まで お道 よろしゅう~! 
  
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           前になったり、後になったり、何処で別れたかな?と気になっていたら、
           打ち合せもしていないのに次のお宿でバッタリ再会!!!
           風呂上り、膳を並べて般若湯八勺、お国自慢に花が咲きます。
           私は、これこそ歩き遍路の醍醐味ではないかと思うのです。



 14:30 一台の乗用車が停車。
     「私は三坂馬子唄が大好きで、民謡教室まで通って習いました、
        今日は馬子唄のふるさと・旧土佐街道の坂本屋を見学に来ました」。
     愛原会長から旧街道と坂本屋の歴史、地元小学校でも三坂馬子唄を教えていることなどを説明。
             やっぱり三坂馬子唄を坂本屋のBGMで流したいなあ~

 15:00 話しは尽きない様子だったが、三時で閉めることをお断りして・・・
     幟旗仕舞って、玄関雨戸閉めて、囲炉裏火消して、勝手口施錠、
     川中さんからミカン、愛原会長から野菜をたくさん戴いて下山。
     「お接待に行って、お接待されて、お父さん何考えトンの~」と台所から歓喜の声。

 10月21日(日)の日記。
    昨日の昼弁当の折り、大阪さんが
    「前回は手打ちうどんのお接待を戴きましてな」とのひと言が気になって・・・
          (私、そのイベント日は皆勤賞なのです)
    早朝からHDDのアルバムを開いてみました。
    なんと! 2014年4月5日、確かに夫妻はひと休みされて
    地元愛媛大学〇〇部OB会皆さまが振舞われた手打ちうどんを堪能されておられました。

    早速、その折の夫妻の写真をプリントして、48番西林寺さんで待つこと1時間半、
    昨日の三組のおしどりお遍路さんが前後してご到着。
    名古屋さん、大阪さん、埼玉さんが昨日の私を覚えていて下さって、嬉しさ右肩上がり!
    ワケをお話しして、大阪さんに4年前のスナップ写真を差し上げました、
    夫妻も驚かれるやら喜ばれるやら!!!

         またひとつ                                                                                                                                      
        思い出に残るご縁を重ねることができました。  
     
                       


by jh5swz | 2018-10-21 17:10 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

坂本屋の秋祭り

2018年10月7日(日)
  三連休ど真ん中は松山の秋祭り
   
 昔、松山のお城下と上浮穴郡久万村を結ぶ旧土佐街道で栄えた遍路宿・坂本屋は、
 今、三坂峠中腹の「お遍路さん御休処」として会員30余名が交替制でお接待奉仕中。
     (但しお接待は3月~11月の土日、午前9時から午後3時まで・悪しからずです)
    
 昼下がり、その坂本屋運営委員会会長から
 屋根の葺き替え修築、洋式トイレの増設とも無事に終わったんで、
  地区の人へのお披露目を兼ねて本屋座敷へ神輿を迎えるけん登っといでや
 と嬉しいご案内があり、直ちに馳せ参じました。
 
 御輿はふもとの窪野町丹羽から桜の集落の幟元までは軽四に乗って運行、
 桜の神事のあと、後見の総代さんと並んで御幣を捧げ持った中学生の先導で
 窪野町北谷・正八幡神社の神輿が200mの急坂を若衆に担がれて粛々と渡御。
 始めて見ました坂本屋へ渡御する神輿 よそもんの私、感動しました。 
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           「新日本紀行・ふるさとの祭り」に溶け込んだような気持になりました。

  
  窪野各組の若衆と坂本屋のメンバーに担がれて、ひとしきり宙に舞ったあと座敷へ鎮座した神輿。
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  地区の皆さんと坂本屋メンバーが神前に並んで
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      祝詞が流れて厳粛に神事が執り行われます。
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      神事のあいだ可愛い獅子舞の太鼓組は出番を待ち切れない風情です ^0^
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      ようやく子供達の太鼓囃が桜の里へ打ち響いて獅子舞が始まりました。
        松山のお殿様への献上米の歴史を誇る窪野米の豊作と
        母屋の屋根を修築、瓦を葺き替えた坂本屋の次の100年の安寧の祝い舞いに違いない。
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 小学生・中学生・若衆組の三世代が次々に舞います。
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 ひとしきり舞って疲れた獅子に子供達が戯れて?
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  起き上がった獅子に子供達がビックリする所作が可愛いのです!  
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      坂本屋の先輩に尋ねたら「獅子起し」と云う所作だそうです、
              なるほど なるほど!

    にぎやかに獅子舞が続くあいだ、 
    祭りの世話人さんや御輿の担手皆さんには御神酒が振舞われ
    大勢の窪野の子供達にはお菓子が配られて盛り上がったことです。
           「門前、お前さんダメじゃ、自家用機で来とろうが」、
           「ハイ、せめて落花生と柿のタネで祝うとります」・・・ 

  
    夕日を受けて

    神前に供えたお鏡餅と縁起小餅が坂本屋メンバーによって二階から撒かれました。
                 門前、しっかり小餅を三個ゲット!

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                名残りは尽きないのですが・・・
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    夕やみせまる頃、坂本屋の駐車場でもう一度かき上げ舞った神輿が次の集落へ渡御します。
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                 いやぁ~ いい祭りでした、お招きに感謝!
 
by jh5swz | 2018-10-09 18:43 | 坂本屋日記2018 | Comments(6)

2018年10月5日(金)の思い出。
 
 総務省・放送コンテンツ海外展開強化事業として、南海放送が制作する
ロシア国営放送テレビ番組『マツヤマの桜』のロケがありました。
 ロシアの人々に松山の魅力を伝えるための52分 × 3話シリーズ番組で
年内にロシア第1チャンネルでロシア全土向け放映されるそうです。
 
 番組は、ロシアでは知らない人はないという国民的俳優ドモガロフさんが
松山のあちこちを訪れて、その魅力を体験するというストーリーです。

 四国松山を知ってもらう一場面として、お遍路を体験してお接待に触れる
というコンテンツがあり、坂本屋への収録協力要請と、不肖・門前の小僧に
46番浄瑠璃寺から坂本屋までのへんろ道の案内役の依頼がありました。
 私は「先達」ではないので辞退したのですが、遠来のロシアの俳優さんを
坂本屋までご案内する「遍路」ということなので覚悟を決めました。

 ◇9/6 ディレクターさんと二人でリハーサル?
  第46番霊場浄瑠璃寺から坂本屋まで、できるだけ昔ながらの遍路道を歩いて
  坂本屋で女房の作ったにぎりめしを食べながらお遍路とお接待あれこれ談義。

 ◇9/19 ディレクターさんからの提案
  坂本屋への道中、窪野町の拓けた田んぼの中の昔からの遍路道を歩く皆さんを
  ドローンから撮りたいとの提案があり、ご希望のルートを私一人で試し歩き。
  
 
 さて、台風25号の前触れの雨風、
    穏やかならぬ10月5日収録当日、

08:30 ドモガロフさんはじめ総勢20名のロケ隊?、浄瑠璃寺駐車場へ集結。
   同時刻、坂本屋のお接待仕度模様を収録のため約10名のロケ隊が先行。

09:00 「お遍路体験」ということなのでドモガロフさんにも白衣を着てもらって
   私がお遍路を始めて12年、お先達さんに教わった最小限のお参りの作法を
   お話ししながらお参りしていただきました。

 ◇霊場:浄瑠璃寺参拝
   境内入口の梵鐘を撞いて、手水舎で身を清め、ロウソクとお線香灯して参拝。
   外人さんに”お勤め帖”めくって「般若心経を唱えましょう」とは酷なので
    (私だって、般若心経の真意はいまだに解っていないのです・・・) 注1
   用意しておいた納札と写経に願意と願主名をロシア語で書いてもらって奉納、
   お納経帖の意味を説明したうえ墨書き・ご朱印を受けていただきました。

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 ドモガロフさん、マネージャさん、通訳さんに
 「今、弘法大師さんに一番お願いしたいことをお書き下さい」
 と読経に代わる写経の意味を説明したら、
 一瞬のマをおいてすらすらとお書きになり奉納なさいました。
  ロシア語ですから何をお願いされたのか読めません、お尋ねもいたしませんでした。

 お納経所のお話しでは
 『遠いロシアから浄瑠璃寺へのお参りは始めて』とのことでした。


 (お断り)
  ドモガロフさんのお納経帖は大切にお持ち帰りになりましたので、
  帰宅後、私のお納経帖に為書き・願主欄が白文(予備)の写経を重ねて写真を撮りました

  ◇浄瑠璃寺スタート(リハーサル中)
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   ◇網掛け大師堂お参り
    弘法大師伝説としての番外霊場の由縁、お堂前の草むらの古い「遍路墓」のことなどお話しました。
    この頃から大粒の雨・・・ 前後を撮影スタッフに囲まれて写真も撮れず・・・
     (画像は夏ごろ、坂本屋通いの途中に撮った二枚を使わせて下さい)   
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   ◇大粒の雨の中、網掛け大師堂さんから、このルートで唯一残る短い山遍路道を歩きました。
    (画像は9/19、一人で試し歩きした日のものです)
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    崖にひっそり馬頭観音像
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   はるか昔、牛馬が重要な物流運搬手段だった旧土佐街道名残りの馬頭観音像に皆さんで合掌、
   ドモガロフさん皆さんには足元が悪くて気の毒でしたが、「修行ですから」とも言えず・・・
   私達以上に大変なのは重い機材を肩に後すざりしながら遍路四人を撮影されるスタッフ皆さん。
 
   山へんろ道から県道へ合流したところで、
   「雨の中、これ以上の歩き遍路と撮影は困難」とのデレクターさんの決断、
   ピックアップしてもらって坂本屋界隈まで輪行、雨模様ながめすることになりました。
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                   スタッフ皆さんにはお断りできてませんのでモザイクであしからず。
   
   ◇坂本屋へ
    やや小雨になった窪野町桜の坂本屋への最後の急な登り坂道で下車、
    コスモスの花に包まれた遍路墓を横目に坂本屋まで歩きます、確かに逆打ちは厳しい、
    快晴なれば坂本屋はドモガロフさんの眼にこのように飛び込んでくるハズだったのだが残念・・・
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             撮影機器に囲まれて自分のカメラ使えず・・・少し前の画像を使用・あしからず。

   坂本屋でNさん、Fさん始め、
   早朝からお接待仕度中の坂本屋運営委員有志皆さんのお迎えを受けてヤレヤレ・・・
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   ◇ 四国遍路体験とお接待に触れていただく、ということがこのコンテンツの重要なテーマにつき
    ディレクターさんの台本には
    素朴な三坂峠里山の昔遍路宿だったお接待所で、
    かまどのハガマで炊いた窪野の新米でドモガロフさん自ら「おにぎり」作りにトライ?
    坂本屋の囲炉裏火でじっくり煮込んだシシ鍋で昼食、茶菓子は名物「坂本屋草餅」というメニュー。

かまどのハガマ大活躍!
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   Hさんの指導よろしきを得ておにぎりが出来上がります。 
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 囲炉裏を囲んで遍路さんシシ鍋昼食
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  収録が一段落のあと、クルー皆さんは座敷で昼食 
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   ◇ふもとの田んぼの中の古くからの遍路道を歩くシーンの空撮は、
    その予定時間帯が大粒の雨のためドローンが飛ばせず中止になっていたのだが、
    昼食後、雨が上がった様子で「今なら飛ばせます」とドローン担当スタッフ、
    しからば、と満腹の腹抱えて、すぐ下の坂道から登ってくる場面を再演?して空撮。
      ~~~音もなく頭上を飛ぶドローンをデジカメで撮りたかったなあ~~~


   ◇<番外デス>すべての任務が終わったところで、快諾を得て遍路四人の記念撮影。
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     私の京都寺院巡り用のミニお納経帖にサインまでいただきました。
  ドモガロフさん         通訳ナターシャさん      劇作家サモイレンコさん                       
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          サインだけでなくて何かメッセージが添えてあるようなので
          通訳のナターシャさんにお願いして翻訳?してもらいました。
          「Tanakaさん、あなたの素晴らしいガイドに感謝します、
                自然の中を歩くことができてとても幸せでした」。
          正確に書き取ったワケではないが、おおむねそう云う翻訳でした。
                   ほっとしました、
       思わず  Благодарю вас! と、たった一つだけ覚えたロシア語が!
                (supasi-ba!)                      
   
二度とお会いできない方々かも知れないので、一生懸命に雨の遍路道をご案内してよかった。  
       

 ー追記ー     
 
(注1)(私だって般若心経の真意はいまだに解っていないのです・・・)について 
        それでも一人の落ちこぼれ遍路、なんとか般若心経に親しみを持ちたいので・・・
        ネットでいろいろな解説ページをWeb散歩していたら、
       <般若心経・現代語訳>というページを見つけて以来ときどき読み耽っております。
         心にストンと落ち着いてくれた現代語訳をご紹介しますクリック 
    
   
  

by jh5swz | 2018-10-06 22:27 | 坂本屋日記2018 | Comments(4)

2018年9月29日(土)坂本屋当番日記。

 朝からTV-NEWSでは南西諸島沖の大型で強い台風の進路予想情報が流れていますが・・・
07:55 こちらはまだ平穏なのだが、雨風の様子次第では下山する心算で自宅をスタート。
08:30 坂本屋現着。
    霧雨・無風につきオープン、当番三人でお接待準備。
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  外気温はひんやり18度、たまらない寒さではないが、
  霧雨の中を歩かれるお遍路さんは寒かろうと囲炉裏火を焚きました。f0213825_10483835.jpg
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10:20 お湯も沸いたが、台風警戒か登り下りのお遍路さん無く・・・
           (それは それで大正解なのですが)
    霧雨も止んだので、ちょっと三坂へんろ道の秋を覗きにブラタモリもどき。
    天日干し中の稲木いっぱいの窪野米を撮りたかったが お そ か り し・・・    
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                           あとで「いつまでも干してあるものか」と長老に笑われた。

          色ずき始めた渋柿、もうすぐ小川の向こうのイチョウが化粧を始めます。
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   10:50 福岡からの熟女お遍路さんがひと休み。
       炉端へご案内、三度目のお四国歩き参りらしく、各地のへんろ道の思い出や
       福岡「篠栗八十八ヶ所参り」のことなど、たくさんのお話をお聞きしました。

   11:13 峠から娘お遍路さんが下ってこられた。
      「お時間があったら熱いお茶でも飲んで行かれませんか?」
      「急ぎたいのです」
      「どうぞお気をつけて下って下さい」
      「明日まで歩く予定だったのですが、
       台風が恐いのでJRが動く間に大阪へ帰りたいのです、
       浄瑠璃寺の近くから、松山駅までいいバスの便がありますか?」。

      「その選択大正解です!」。
       浄瑠璃寺前~森松(乗換え)~市駅(乗換え)~JR松山駅のバス・電車ルートをご案内。      
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      伊予鉄さんの久米駅⇔(元)高井局前のループバスが八坂寺参道口まで延長になれば
        浄瑠璃町地域の皆さんのみならず、遠来のお遍路さんにとっても貴重な”足”なのだがな~

                       
  11:22 福岡さんご出立。
      松山市内のホテル予約済み、「明日は台風次第で足休みします」、とのこと。
      道中ご安全にお進み下さい。 
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  その後、薄日の射す空模様になったがお遍路さんの通過はなく、当番三人手持ち無沙汰なり・・・
 13:20 窪野町桜の里の唯一の買い物手段となった「移動スーパー」。
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 もともと小さな集落なのですが、
 私が坂本屋へ通い始めてからだけでも
 3,4軒が空き家になったのでは?
 と思われる集落の風情・・・

 買い物はふもとの浄瑠璃町まで下らないと店はありません、
 今では貴重な移動スーパー「おまかせくん」なのです。
 



  14:55 会長のサインで旗仕舞い、火の用心、戸締り施錠して坂本屋本日お終い。
      最後に車を発進したのだが、バックミラーに一人の歩き遍路さんの姿
      すみません・・・ お湯も流してしまったものですから・・・車中から合掌陳謝。



by jh5swz | 2018-09-30 13:36 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018オールジャパンウオーキングカップ愛媛県認定大会
第7回道後湯けむり遍路道ウオーク大会のお知らせ
                    主催:道後湯けむり遍路道ツーデーウオーク実行委員会

         坂本屋では久万高原町から第46番浄瑠璃寺コースを歩かれる参加者皆様の
        お接待休憩所として今年もこの大会をお手伝いさせて頂くこととなりました。

        大会実行委員会よりパンフレットが届きましたのでその概要をご案内します。                              
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         大会にかかるパンフレットのご希望並びに
            詳細お問い合わせは、実行委員会ホームページをご覧下さい。⇔クリック 
 
 大会は2日間に亘って、道後公園をスタート・ゴール地として
 参加者皆様それぞれの脚力に応じて5㌔から究極の40㌔まで多彩な8コースが設定されています。
 
 ここでは、11月17日(土)
4つのコースのうち、 
岩屋寺~三坂峠~坂本屋前(休憩地)~浄瑠璃寺を歩く三コース上の
四国霊場・休憩地・お楽しみポイントを
主催者パンフレットの案内図に沿ってご紹介いたします。
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 いずれも受付会場⇒歩き始めポイント及びゴール地⇒受付会場間の送迎バスあり)
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          以下の記事中の距離はおおよその目安を記したもので実測距離ではありません。
駐車場から600m、約300段の石段を登り詰めると         
◇第45番岩屋寺<究極の35㌔健脚コース・出発地>
  奇岩怪岩に抱かれた伽藍全山はニューヨーク・タイムズでも絶賛された必見の霊場です。
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   時間に余裕がありましたら・・・
   本堂右手裏の大きな岩窟の一つにご注目!
f0213825_08355174.jpg  目を凝らして一つ一つの岩窟を探索してみて下さい、
  本堂の屋根越しの岩穴の中に高さ20㌢ほどに見える
    (実物は1,2m前後あるらしい・・・)
  青銅色の阿弥陀如来様が
  「よう~参られたの~」と、お出迎えがあります。
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              2014/09/13 COOLPIX P100 ×26
   奥之院に続く山門の前から三脚ナシで撮影 ^0^    




岩屋寺駐車場から3キロ
◇奇岩怪岩の古岩屋<紅葉の遍路道12㌔コース・出発地>
  ひょっとすると古岩屋は紅葉まっさかりかもしれません。
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                        2015/11/07
 
  こちらもお時間があれば・・・
県道左手のこの看板の細道を山手に進み
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  谷川に沿って遍路道を5,6分歩くと、
    対岸の大きな不動岩穴に立派な不動明王像が。
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古岩屋から約3キロ     
◇久万高原ふるさと村でひと休みされますか?
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ふるさと村から約2キロ
◇河合の遍路宿跡
   かって15軒の遍路宿が並び、春の彼岸前後には一晩に300人が泊まったと伝わります。
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 河合から約5キロ  
◇第44番大寶寺
  タイミングがよければ本堂へ登る石段から境内全体はイエロー&レッドカーペットでしょう、
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                2015/11/07



 大寶寺から約3キロ
◇道の駅 天空の郷さんさん<紅葉の遍路道12㌔コース・ゴール地>
     「天空の郷」とは伊予の軽井沢と云われる高原の町を喩え、
     「さんさん」は太陽が燦燦と、R33を懸けたお洒落なネーミング。

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 道の駅から約6キロ
◇標高720mの三坂峠<旧土佐遍路道10㌔コース・出発地>
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 高規格道路の開通に伴い、
 現在このバス停はなくなりましたが・・・
 ツーデーウオークは、ここから昔の遍路道「久万街道」を下ります。


 かって久万高原町と松山城下を結ぶ生活道路「久万街道」

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      急坂もありますが、いいへんろ道です   
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                    鍋割坂からの松山市街地眺望

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 三坂峠から約4キロ
◇旧遍路宿・坂本屋
  現在は毎週土・日、地元ボランティア30余人が交替でお遍路さんのお接待をしています。 
             ↓10㌔コース先頭ウオーカーズ到着スナップ
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                                 2016/11/20 09:05 

  
     築後106年 旧遍路宿・坂本屋でお待ちしております
          Befor
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          After  

2018年6月8日 皆さまのご支援を頂き屋根瓦を葺き替え改築致しました。
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各方面のご厚志により洋式トイレも2基増設することができました。
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  ひと休みして行かれませんか? 
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     駐車場の特設休憩所
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       当日限定!
      坂本屋名物「草餅」のお接待
  
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          ↓10㌔コース最終ウオーカーズ出発スナップ

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                           2016/11/20 09:36

坂本屋をスタート直後、天気がよければ松山城が見えます、乞うご期待!
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                     2015/10/03/10/43 COOPIX P100 ×26


 坂本屋から約3キロ
◇番外霊場 網掛け大師堂
 弘法大師が道路に転がった大岩を網を掛けて片付けたと云う伝説の番外霊場。
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  番外霊場あみかけ大師堂
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  弘法大師伝説所縁の「あみかけ石」(別名/クジラ石)
  
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 網掛け大師から約4キロ
◇第46番浄瑠璃寺


   この霊場には山門がありません。
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         ※11/17の10㌔・35㌔コースは、ここ浄瑠璃寺がゴール地となっております。



   11/18 (日)松山六ヶ寺をめぐる遍路道20㌔コースについては下記をご参照下さい。
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 クリック↓
 第46番浄瑠璃寺~第47番八坂寺~第48・49・50・第51番石手寺
  (少し古い巡拝記録ですが、ご参考になれば幸いです)
  
  
      大会参加者皆さま、
 道中くれぐれも お道よろしゅう~

     旧遍路宿・坂本屋丁稚 -門前の小僧ー   



この記事は前年の大会案内記事のコース案内を本年度コースに差し替えて再編集したものです。


by jh5swz | 2018-09-06 07:48 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)

2018年8月18日(土)の日記。

いろいろ考え悩みましたが・・・ 
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 子供達、兄弟、親族の納得と菩提寺の快諾を得て、業者さんと「改葬」契約。
 村の墓所で閉眼供養を済ませた先祖代々の墓石を解体、整地、搬送、洗浄、保管。
 歴代の仏さんを近隣の霊園へ迎えて再築改葬、開眼供養を済ませた多忙なこの夏。
 お盆は霊園の新居から道に迷わぬよう迎え火焚いて精霊棚へ仏さんご一同勢揃い、
 村から臨済宗禅興寺の住職さんに来て貰って棚経のあと三兄弟家族揃って会食す。
       送り火の傍ら静かに茄子の牛 門前


一年がかりの大仕事を終えた盆明けの土曜日、久しぶりの坂本屋当番日記。
07:50 カンカンに冷やした麦茶と貰い物のみかんゼリーと弁当積み込んで自宅発。
08:12 番外霊場:網掛け大師堂お参り 
     炎天下、四国を歩かれるお遍路さんをお守り願います。
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  お大師さんも夏バテされませんように・・・合掌 
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 08:22 坂本屋現着。
     標高420m、窪野町桜の里山ひんやり
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ひんやりのハズです21℃”!  
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     明らかに自宅とは体感温度が五度は低くて気持ちのいい朝のひとときでした。


 08:43 冷たい麦茶は用意して来たが、一応お湯を沸かしながら
     「お接待中」目印の幟旗立てて、駐車場の花壇に水遣って準備完了。
 
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             盆明けの土曜日、当番お三方それぞれに所用あり、本日一人留守番気配濃厚・・・

 08:50 松山から若いサイクリストさんが登って来られて、ひと休み。
     「麦茶冷えてますが、かえって汗の元ですかね~?」
     「はい、お茶よりも坂本屋まで来た証拠の写真を一枚撮らせて下さい」。
     来月の石鎚スカイライン往復レース?の練習中だそうです。
  
 09:05 ずいぶん久しぶりに農家さんの真っ赤なキャデラックが疾走! 
     「ご苦労様です」と声をかけたら「あんたもご苦労じゃなあ~」。
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     例年いくら暑くても、久万高原町早立のお遍路さんが下って来られる時間帯なのだが、
    どなた様もお見えにならず・・・ お茶を引いたかな?・・・
    
     昼前、一仕事終えられたキャデラックの農家さんが下山、
     「だれぞ来たかな?」
     「いいえ」
     「暑いけんなあ~~~、お頑張りよ」
     「ありがとうございます」。

  
 12:10 5月5日に松山市内から三坂峠を越えて久万高原町まで駆け足トレーニング中、
     坂本屋でほんの少しひと休みした済美高校VS報徳学園戦の
     甲子園中継をトランジスターラジオで聞きながら少し涼しい炉端で一人昼飯、
     こう云う日に限ってお遍路さんと一緒にと、握り飯が数人分入れてある・・・ 

     昼飯のあとも、人影なし・・・
 13:15 逆転の報徳学園さんに最後まで苦しめられたが、
     済美高校が3-2で勝った、いい試合だった! 

 13:30 愛原会長が「持ってお帰り」と、たくさんの野菜を持って来てもらった、
     猛暑で野菜高いらしいので、女房喜びます、謝謝! 

     その後、引続き人影なし・・・
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  暑くなってきたので、
  8/5の当番日に近所の小物屋で買ってきた風鈴を
  風通しのいい木戸口の梁に付け替えました、
  お遍路さんに ”涼風献呈” モードUPの坂本屋です。

  自主・無償・奉仕で通い始めた坂本屋なので、
  私は千客万来を期待しているわけではありませんが
  大勢のご来客より、一人も無い方が疲れます(笑)。

  そして、
  おせっかい と おせったい は紙一重だと信ずる私、
  「先をお急ぎでなければ、どうぞひと休み下さい」と
  自然体で待つことこそ素朴な坂本屋の真骨頂なのでは?
  などと一人で風鈴の音色を聞いたことです、チリリン♪

   

  14:55 結局お茶を引いた門前の小僧、
      幟旗を仕舞って、はだか電球と湯沸しの電源切って、戸締り施錠して下山。
      こんな日もある坂本屋の一日でした。

   

by jh5swz | 2018-08-20 12:15 | 坂本屋日記2018 | Comments(2)