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2019年4月14日(日)の日記。

       (旧)西宇和郡双岩村の
       私が生まれた若山という集落の小峠一つ隔てて「中津川」という静かな山里があります。
       その中津川の大元神社で愛媛県南予地方で唯一残る弓神事「百矢祭」が行われると聞き
       村に住む同級生を誘って行ってきました。 

       戦国時代(1560年頃)武芸奨励のため始まったとされる「百矢祭」は、
       今では厄落としの神事として、ここ(旧)双岩村 中津川で脈々と継承されています


 私、この村に生まれながら、この歳になって初めて観る「百矢祭」です。
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 このお宮は、小学生の頃「可愛い子分達」と、実家のあった
 若山から峠を越えて二度ほど遊びに来たことがあります。
 この朱塗の橋をみて「がいなの~」と思ったものです。
 
 当時は、なにしろ「遊び」がありませんから「冒険旅行」!
 道中「宝刀・肥後の守」で木刀作ってチャンバラごっこ三昧、
 日暮れになると、
 峠をトボトボ歩いて帰った微かな記憶があります。
 
 今では「もみじ祭り」が行われるほどの紅葉の名所らしい。
 さぞ、にぎやなんでしょうね~




      百矢祭式場には雨に備えてシートが張られて、立派な手作り看板も取り付けてありました。
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 神殿では神事が執り行われています、
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  今年、42歳と61歳の本厄を迎えた男性三人が主役だとか、
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 神事のあと神主さんが厄除け一番矢を放ちました、
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   (その前に)若い神職さんが的を祓い清めます。        
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           この二枚の写真は式典と順序が違いますが、式場の模様優先で、あしからず・・・

                      
  主役登場です!                    
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  矢来からの距離は約10メートルちょっと?先の的には
 直径12㌢の素焼きの小皿が取りつけられており、
  当たれば土器小皿は割れて飛び散るハズですが
 これがなかなか当たらない・・・   
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           この頃になると、境内には中津川内外からのギャラリーでだんだん賑わってきました。
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            当然、厄男三人の弓を引く手にも気合が入ります。     
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               よく見ると、弓も矢もしっかりした作りなのです。


      婆ちゃんや母ちゃんに連れられて来た、
      この祭りの次の世代の後継者から「がんばれ、がんばれ~」の声援が飛びます。
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                      大勢のチビッコ達が集まるこの祭りの将来は継承安泰まちがいなし!


       開始後、約20分、厄男から最初の命中者が出ると式場は割れんばかりの拍手喝采! 
       写真を撮らせてもらったのですが、ブログへの掲載の許可を得てないのでカット。


 「的」の前後左右に外れた矢が溜まったり的中矢が出ると、
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  主催者のかけ声で小休止、
  チビッコ達には矢を拾い集めて
  射手の手元へ戻すという名誉ある大役が待っているのです。  
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            末尾に追記した「双岩村史」によるとこの大役を「矢取り」と呼ぶらしい。

     私には、子供達が懸命に矢を拾い集める姿こそが、この祭りの一番素晴らしい場面に見えました。
     山里の老若男女、子供達が一体となって伝統の祭事を守る百矢祭に感動と元気をもらったことです。


     このアマチュアカメラマン諸氏も「百矢祭」の盛り上げ役に違いない(私を含めて^0^)
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      アマチュアはちゃんと「結界」を守ります。 
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       開始から約50分? 主役皆さんの厄除け射的が終わって、ゲスト有志の登場です。             
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      ※ ゲストの市長が宣言どおり、見事一発で命中させたのには会場やんやの喝采、
       あっと云う間の出来事で写真は甘ピン、許可も得てないので掲載は控えます。
 


      式場を結界の後方から見ると的はそう遠くはないように見えるのですが・・・ 
                  弓を引いたことのない者にとっては至難の業???     
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  どうしても命中しないゲストさんは矢来を越えてかなり的に近づき・・・   
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 なおかつ的のお皿も大きくして・・・     
 それでも当たらないのもこの祭りのご愛嬌  
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      「子供らが餅撒きを待ちよるけん、あと3分で射ち止め」と
      法被姿の総代さんの声が無かったら日が暮れたかも知れません(笑)。

      お約束どおり3分後、
      日本の祭りごとに欠かせない?「大人へ紅白餅と子供達にお菓子撒き」。
      たくさんの紅白餅が天からバラバラ降って、伝統の「中津川・百矢祭」はめでたく大団円。
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            はい、私にも縁起餅が飛んできてハッピーエンド(笑)


         中津川と田中山大元神社、
       そして百矢祭の弥栄をお祈りします。

  
               
(4/22 追記:参考資料)
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    かれこれ450年前後伝承されたと伝わるこの中津川の百矢祭について、
   なにか文献(記録)がないものだろうかと、資料を捜してみました。
    ひょいとひらめいて、
    私がインターネットから「お気に入り保存」して、ときどき読んでいる
   「双岩村史」を思い出して、読み漁っておりましたら、第9章・第4節に
   次のような記述が見つかりましたので引用掲載致します。  

    お百矢は最も荘厳なる行事にして、多く鎮守の境内に矢来を結び、的を立て、
   それに對して座席を設け、両端に左大臣、右大臣の役目を勤める者袴を着けて
   着座し、その間に弓手すらりと列座し、順次おほまいと呼びつつ的を射り、 
   矢取りの少年二人代はる代はる矢を拾う、弓手にして数回的を射抜く能はざる時は
   観客の懸けたる纏頭は之を矢取りに流す作法あり、 
       
             「双岩村史」大正八年(1919)出版
             出版者:双岩村 著者(編):曽我 鍛(ソガキトウ)
               第9章 民俗
               第4節 娯楽 163ページ記述より
                 参照:国立国会図書館オンライン・リンク
                 公開範囲:インターネット公開(保護期間満了)

     保護期間満了とは
       著作権の保護期間が満了していることが確認できた資料に表示します。
    ◇著者(編):曽我 鍛(ソガキトウ)氏については、サイト<愛媛文化界の先哲>を是非ご一読願いたい 
     村史が出版されてちょうど100年目に、膨大な村史の中の僅か五行の記述に
     触れることができたのも、なにかの巡りあわせかもしれないと感無量・・・


(蛇足ながら・・・)    
   「おほまい弓技場では数人が一組となり入場し、一番最初に射る人を「大前(おおまえ)と呼び、
      入退場から行射まで全ての動作の先頭を大前が務めるそうですが、関係があるのでしょうか?
        
   纏頭(てんとう)歌舞・演芸・武芸などを演じた者に与えられる祝儀、褒美、懸賞の類いのこと。
      本文の場合は弓手が数回射っても当たらないとき、観客が懸けた祝儀は矢取りの少年に下される、
      と、云う意味でしょう。
      「纏頭」は、昔、褒美にもらった衣を頭に纏って舞い踊ったことが語源らしい。
      大相撲の結びの一番後の「弓取り式」も典型的な「纏頭」の礼舞いに違いない。
        
         

by jh5swz | 2019-04-17 12:15 | ふる里双岩村のこと | Comments(2)

春は駆け足 坂本屋2019

2019年4月13(土) 
     遅ればせの坂本屋当番日記。

 
 07:45 早着のお遍路さん用の温かいポット茶と私の山賊むすび弁当、
     遍路地図、遍路参考書、英会話虎の巻き、カメラetc 当番七つ道具を積んで自宅発。

 08:10 網掛け大師堂お参り。
    「本日も登り下りののお遍路さんの道中安全を見守って下さい」。
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 08:30 坂本屋現着。
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  今日は会長通院、長老風邪でダウン、先生は会議で
  一人当番かと戦々恐々だったが、
  「10時くらいまでお手伝いしましょう」と近くにお住いの
  田船さんからショートリリーフのお申し出、ありがたい。 

  ほどなく峠から和歌山さんと大阪さんがひと休み。
  お接待を田船さんにお願いして、小僧は囲炉裏火の支度。



 08:40 納屋で焚き付けや薪を用意していたらお遍路さんが下ってこられました。
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  「お接待所、開いてます、ひと休みされませんか?」とお声がけ。
  「あの~ひょっとすると門前の小僧さんではないですか?」 
       ありゃ りゃ!
  「ひょっとしなくても、それは私です」
   あとで判ったことですが、因縁ただならぬご縁のお方でありながら
  お遍路姿では初対面だったので面くらいました~
  「お話しの続きは、是非炉端でゆっくりお聞かせ下さい!」。


 08:40 和歌山さんご出立。
     この時間の早々の再スタート、今夜のお宿は道後温泉かな?
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                                    本日も お道よろしゅう   607

 08:50 大阪さんご出立。
     慣れない囲炉裏火熾しに手間取ってお話しがお聴きできず残念・・・
     貴女も今日は道後温泉まで歩かれますか?
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                                        道中ご安全に  609
                                                
    囲炉裏火が熾きたところで
    私の正体をご存知のお遍路さんを炉端へご案内。
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 話しは遡るのですが、
 数年前、札幌~小樽への旅がご縁で知り合った
 北国のお遍路kogameさんがお四国参りにお越しになった節、
 私は別件の都合でお会いできなかったのですが、
 私への「白い恋人」を彼のお知り合いの彼女に託された・・・

 後日、48番西林寺さんでそのお土産を拝受、
 初対面だったので近くの茶店へお誘いしてお遍路談義・・・
 そのときは、カジュアルな装いで、
 今日のお遍路姿がとても連想できなかった次第・・・
 こうして菅笠をを取られると、間違いなくnonohanakoさんです!
 誠に失礼をいたしました。  
 (SNS/ブログ掲載ご承諾 謝謝!)  


       
09:00 逆打ちで外人お遍路さんが人懐っこい笑顔で「オハヨウゴザイマス」。
    ほどなく順打ちの岡山さんがひと休み。
    外語の堪能なnonohanakoさんの通訳によると、
    オランダからお越しのお遍路さんは
    2017年にも坂本屋で休憩されたことがあるのだそうだ・・・  
    オランダお遍路さんを囲んで笑い声が溢れた坂本屋でした。
     皆さんのお許しを得て日蘭親善記念写真!
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  当番から帰宅後、
   「2017年にも坂本屋へ立ち寄ったことがある」との話しと、
  人懐っこい笑顔が心にひっかるので日記を繰って見ました。
   なんと!
   2017年4/30 私が月2回通っている近所の(お接待所を兼ねる)PC教室で
  お接待のポンジュースをお飲みになった方ではありませんか!?
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 あの日、短い時間でしたが、おくつろぎの後
 このカードを頂いた方に違いありません。
 あの時は、朗らかな奥さまとアツアツの
 おしどりお遍路さんの印象が強かったので、
 今回Mrお一人であることで、同じ方だと 
 気づくことができませんでした。



 nonohanakoさんといい、Mrオランダといい、本日、門前の小僧は2連敗なのです・・・

  
     

 09:24 今日このあとの計画もあればと・・・nonohanakoさんご出立。
     町でお茶をしていながらとっさに思い出せなくてすみませんでした・・・ ペコリ。  
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                               また西林寺さん近くでお茶しましょう 610


 09:27 朝日を受けてオランダ遍路さん三坂峠めざしてご出立。     
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                  このときだって今日の出会いが『再会』だなんてまったく想定外でした  611
                                     
                                                        
 09:44 岡山さんご出立。
     こうして短い時間内に、登り下りのお遍路さんをお見送りするのはなんだか寂しいものです・・・ 
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                                         一路平安!   612                                                       


    ※この間、
      ◇前日会長から「取材あり」と聞いていたお江戸の某放送局関係者の来訪あり、
       会長は午後1時半過ぎに登って来る旨伝えると「その頃、また来る」とUターン
        余程大切なお話しなんでしょう。

      ◇もうお一人、県内放送局関係の「撮影・編集」のお仕事専門の方の来訪あり。
       坂本屋とお遍路さんの写真を撮りたいとのこと。
       プロの方なのでお遍路さんにはちゃんと許可を得て撮影されていました、サスガ!

      ◇さらに、ときどきお見えになる「俳句の先生」の吟行来訪あり、長閑なり坂本屋。

      ◇会長に用事があると登ってきたメンバーのYUIさんに、
       会長は多分昼過ぎになること、今日は当番一人であることを話して応援懇願、
       「かまんよ~」と気持ちのよい返事、ありがたかった。



 10:10 峠から愛知さんが「初めて坂本屋が開いていた」と、ひと休み。
     気さくなお遍路さんでした。
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  どなた様かの差し入れの煎餅が
  「愛知では有名なお菓子なんですよ」と喜んで頂き、
  お茶を飲みながら
  歩き遍路のいろいろなことについて
  詳しくお話しいただいて、勉強なりました。  
    
  出立まぎわまで吟行のお二人に丁寧なご対応、
  お急ぎ風情のところありがとうございました。 


  
 10:23 愛知さん、51番さん向けご出立。
     さりげなく置かれた赤い納札に思わず合掌・・・
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                                 結願寺まで道中ご安全に    613


  愛知さんの後を追うように、先をお急ぎのスルーお遍路さんあり
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                                                614
   
     ◇メンバーkannoさんが
     「会長から、一人当番と聞いたので、早昼済まして応援に来た」って、嬉しかった。                                               


 11:05 錫杖の高知さんがひと休み。 
     物静かで貫禄ただようお先達さんで
     いわゆる「教えたがり屋」ではなくて、
     聞かれれば知ってることは「お応えします」タイプのお先達さん、いいなあ~、     
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 11:21 美味しいお茶をご馳走になりました、では浄瑠璃寺さんへ参ります、とご出立。
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                               またお立ち寄りお待ちしております  615


      吟行二人連れの炉端食事が終わったようなので、
      YUIさんと二人で持参の山賊むすび弁当を分け合って昼食。


      食後、腹ごなしに三坂の春を追っかけてみた、
                           山桜満開!
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  13:05 青森さんひと休み。
      「津軽からのお遍路さんは、私の当番では初めてです」
      「でしょうね~ 津軽でもお四国参りの話題は殆ど出ませんから」。ナルホド・・・
      弘前城の桜がボツボツ咲く頃だと思います、とちょっぴり里ごころ?

  13:15 青森さんご出立。 
      浄瑠璃寺、八坂寺お参りのあと、門前の遍路宿へお泊りらしい。 
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                                結願寺までいい旅お続け下さい   616 
     
   

       午後一時過ぎ、会長に用事の某放送局関係者再訪、
       ほどなく、会長もみえて、某番組の長い長い「下取材」があった様子です。
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      その後、いつもの岩屋寺スタート組のお遍路さんもなく・・・
  14:55 「よし、閉めましょう」、会長のツルの一声。
       幟旗仕舞い、囲炉裏火の後始末、施錠確認して本日の坂本屋閉館。


            坂本屋からのお知らせ
         4月21日(日曜日)、 
                       坂本屋総会のため、
        お休みさせていただきます。
   
                 
      

     

by jh5swz | 2019-04-16 10:01 | 坂本屋日記2019 | Comments(2)

2019年4月4日(木)花遍路日記・最終章
 
 門前の小僧、珍しく2泊3日、おおよそ四国半周の一人クルマ遍路旅の最終章は
 よさこい節にも唄われたお坊さんのお寺から
 道路が狭くてカーブが多くて離合場所の少ないクルマ遍路泣かせの山の上のお寺まで。


 11:30 廃仏毀釈に翻弄された30番善楽寺をあとに、    
     高知市街地を縦断して桂浜に近い五台山へ。

     最終参拝を「夕方5時までに」という事情もあり、
     可愛いお嬢の居た会社員時代の常宿訪問はあきらめました・・・

 12:00 牧野植物園でも知られる五台山は、
     桜が満開でアチコチの駐車場はほとんどが満車・・・
     グルグル周っていたら竹林寺仁王門の近くに空きができて飛び込み。

     仁王門登り口で、誠にめでたいカップルの前撮り?に遭遇、
     「おめでというございます、写真撮らせてもらっていいですか?」
     写真屋さんニッコリ、
     ご親族も「どうぞ どうぞ撮ってやって下さい」。
     このあと大勢の花見客のカメラの放列でした、
     いいとき いいとこで 披露宴をなさいましたね~
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 お二人に祝 祝のメッセージを贈ります。
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      仁王門から本堂への石段(ちょいちょい遍路雑誌の表紙にもなる所)
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    第31番霊場 五台山 竹林寺

  本堂:ご本尊 文殊菩薩
     お灯明あげて納札と写経納めて
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   本尊 文殊菩薩
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     本堂正面の大師堂
       お天気がいいのでお遍路さん次々・・・
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  境内のお接待所で五重塔を眺めながらいっぷく・・・ 
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    「坊さん かんざし買うた事件」顛末 
   安政元年(1854)、鋳掛屋の娘お馬(17歳)は、
  竹林寺脇坊の僧・純信(37歳)と恋仲になり、
  純信がはりまや橋のたもとの小間物屋で、お馬に
  かんざしを買ってやったことで、年の差と僧侶の恋は
  噂になってしまい二人は手に手をとって駆け落ちをする。

   純信がお寺の公金を持ち出していたことから二人は
  追われる身となり、船便待ちの琴平で捕らえられ、
  公金持ち逃げと関所破りの罪で、高知の城下3ケ所で
  さらし者にされたそうな・・・

   その後、お馬は追放された須崎で若い大工と結婚したが、
  伊予の川之江へ追放された純信のその後は定かではない。

   諸説つなぎ文につき真偽は保証の限りではありません。


  純信さん~
   もかんざしも駆け落ちも、私しゃ~かまんと思うんじゃが、
   公金横領だけはいけませんなあ~ 公金だけは・・・ 
                       -門前の小僧-

 
 13:10 駐車場下の「蕎麦屋」で腹ごしらえして32番 禅師峰寺へ出発。

     てっきり高知市内を遍路中だと思っていたが、
     土佐湾の海岸線にほど近いこの寺の所在地はなんと南国市
 13:35 禅師峰寺の駐車場到着。
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 仁王門
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  石段右手の岩は「屏風岩」と云うのだそうです。
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     第32番霊場 八葉山 禅師峰寺 本堂
           (はちょうざん ぜんじぶじ)
   本尊 十一面観音
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               境内から眼下に広がる土佐湾とビニールハウス群
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  14:10 駐車場のきれいなトイレ借りて種間寺へスタート。
      NAVIは田んぼや畑、ビニールハウス群の中をスイスイと誘導します。
      「ほんとにこの道でいいかいな?」と、思う間もなく霊場の看板。

   14:45 35番種間寺到着
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  駐車場から境内への参道途中、
  左側のお大師像の手前に
  高知の夏の風物詩「アイスクリン」屋さんがあった、
   ICE CREAM ではなくて ICE CREAN です
  「おばちゃ~ん、小さい 200円のを下さい」

  ベトベトクリームでなくて
  しゃりしゃりクリンなのだ~ 
   
  
      
       

     第34番霊場 本尾山 種間寺
                 奥の本堂は鉄筋コンクリート
                 手前の大師堂は、この寺の歴史を語るような古い建物。
    寺名は弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたことに由来するのだそうです。     
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   この寺の本尊 薬師如来は安産の薬師としても信仰が厚く、
   妊婦は柄杓を持って寺へ詣でる、
   寺では三日間の安産の祈願して御札を添えて柄杓を返す、
   妊婦は底の抜けた柄杓を床の間に飾り、出産後は柄杓をこの寺の「子安観音」に納める、
   なぜ底のない柄杓???
   それは「底が抜けるようにな安産」に通じるからだとのことです。     
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    本尊 薬師如来
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  本堂・大師堂・子安観音をちゃんとお参りして
  駐車場へ帰るとき、
  ICE CREAN屋のおばちゃんにご挨拶、

  「おばちゃん 元気でなぁ~ 安産祈願しといたけん」
  「おや?ま~ ありがと、やさしいね~ お兄さん」
  「みんなに そう言われる」。
   二人で大笑い。

   今日、最高の出会いでした、
   マジお元気で~

  おばちゃんとツーショット撮るべきやった、 残念。 



15:15 種間寺駐車場スタート。
    土佐市高岡の町を横切り、高速道の下をくぐりお山へお山へと愛車がんばる。
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  うん!
  歩き遍路のときも確かにココから登り始めた、
  あのときはクルマが来ればなんとか避けれた。

  今日はこちらもクルマ・・・
  坂道はキツイうえ、
  道が狭くてカーブが多くて離合場所の少ないと
  皆さんにさんざん驚かされいるもんだから
  運転手ビビりながらアクセル踏んだことです。



    1台だけ下ってくる乗用車と離合、
    先方さんがニコッと笑って、おいでおいでの手招きしながらバックしてもらった。
    とても嬉しかった。

       
  15:35 第35番霊場 医王山 清滝寺 到着!
      この寺の看板娘? 紅白の「梅」はすでに「桜」に代わっていましたが、
      高さ12mの薬師如来像が「よう~ お参りに来られた」と。

      境内には団体さんのマイクロTXIが三台、
      ドライバーさんに「帰りに付いて下ろうかな?」と言ったら、
      「大丈夫よ、お参りはこの時間帯が一番少ないきに」、よかった~~~
             三日間の無事巡礼の感謝を込めて
             本堂・大師堂へおかしなくらい真面目にお参りしたことです・・・
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  お納経所で35番のページがなかなか開けなくてモゾモゾ・・・
  寺務所の人が「はよ~出せ、こっちで開く」とキツイお言葉、
  修行不足なもんだから三日目で初めてムッと来た・・・
  重ねご朱印受けて300円納めて退室するとき、
  ひと言お大師さんはあんな尊大なこと言わんで~毒を吐いた!


          
   本尊 厄除薬師如来(門前には読めません・・・)

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     お納経所の前から観る土佐市の眺めが素晴らしくて深呼吸。
            気が落ち着きました。   
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  16:05 ふもとの町へ無事下山。
      バンザイ 計画より65分早く巡拝完了!
      松山へ気持ゆっくり走れます。

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  ところでこの看板は
  12年前の歩き遍路のとき、
  土佐市高岡の町中で見つけたものなのですが、

  山の上の35番清滝寺にサンズイがあって
  そのサンズイを取ったら海の傍の36番青龍寺、

  弘法大師や真念さんの洒落でもないと思いますが
  偶然にしてはヨクデキテイマス。

  土佐ICから高速道に乗って
  いい気持で走りながらこの看板のことを思い出して
  一人でニヤリ。 




  16:30 頃、南国SAで奥さま御下命の銘菓「土佐日記」を買って
     門前の小僧、今回の旅のミッションはすべてクリアー!
    
     ただひたすら、高速道を走って
  18:30 頃、自宅車庫入れ完了しました。


  この旅の走行(概略)地図(よく見えないが、左側緑色の線)
 
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        さぁ~
             あと一ヶ寺で完結、いつ行こ? 

    

           編集中
                長い長い「花遍路日記」にお付き合いありがとうございました。


by jh5swz | 2019-04-13 07:51 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(2)

2019年4月4日(木) 花遍路日記❶
 
  金剛頂寺宿坊・西寺檀信徒会館の朝、
  05:28 日の出前、
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  なんとか室戸岬灯台の閃光をと、
  部屋の窓から約10秒に一度のチャンスを窺うのだが、
  素人にはうまく捉えることができません・・・

  閃光はかなり明るくて
  うまくキャッチできればお宝?だったのですが・・・




  06:08 日の出
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  部屋が急に明るくなったので
  雪見障子を開けて外をみると
  満開の桜の向こうの杉の木立から
  ニッポンの朝日が
  「そろそろ起きんかい、
      6時半から朝めしだぜい!」

  
  


 06:30 すでに皆さんおそろいで朝食中、
     遍路の早立ち、早仕舞いは基本中の基本でした。

     神峯寺へ山越えをするお遍路さん、
     金剛頂寺へ朝参りに下るお遍路さん、
     玄関で「一期一会」のご挨拶を交換してお別れです。

 07:00 金剛頂寺宿坊・西寺檀信徒会館スタート。
     左に雄大な太平洋をチラ見しながら神峯寺を目指します。

 07:50 会えたらいいなあ~ と思いながらR55を南進中、あった!「ドライブイン27」。
     残念ながら、どうも廃業されたみたいです・・・
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   歩き遍路 2007年10/5  
   このおばちゃんの店で昼食しました。
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    2007年10/5 安田から伊与木まで18キロを歩いた秋の陽射しのキツかった日、
    このお店で昼食済ませて「真っ縦の坂を神峯寺」へスタートするとき、
    同行20人に一人づつビニール袋に入れたカチ割り氷を配りながら
    「今日は暑いきに、持っていきや、
        だんだん溶けてくるきに輪ゴム緩めてクチュクチュ吸うたら元気でるきに!」。
    そりゃあ~命の氷水でした。


    この写真を取り込んだ年賀状でお礼を書いたら 
    「たまげたぞね、店に貼ったら若い士が美人じゃと言うて てがうぞね」とお返し年賀。

    あの日、駐車場で魚の干物を売っていた兄ちゃんにお店再開させたらどうぞね?

    おばちゃん、「ドライブイン27」の27は神峯寺さんの霊場番なんじゃね~
    あの日、気が付か付かなんだけど、
    今日、店の前へクルマ停めて思いに耽っていたら判ったヨ!
    アホやろ ボクは。 
    チコちゃんに叱られるなあ~ ぼ~っと生きてるじゃねえよ なんて。

  08:10 仁王門下の駐車場着。
       歩いて90分の真っ縦の坂、今日はクルマで10分、バチが当たりそうです。
      お参り身支度整えて、ここから少しだけ歩きます。
      見えてきた仁王門前の桜が満開でした。
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  相変わらず手入れの行き届いた庭園を登ります   
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      本堂前のみちびき大師像に導かれて 
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 08:30 第27番霊場 竹林山 神峯寺本堂
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  本尊 十一面観音
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   大師堂をお参りして方丈前のお納経所で重ねご朱印を受けました。   
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  09:00 駐車場で土佐文旦をみやげに買って下山、第28番大日寺目指してスタート。
      途中からNAVIが高規格道路へ誘導、ことのほか快適に野市町内へまっしぐら。

  10:00 第28番 大日寺 山門到着。
       山門には壁が無く八本の柱が屋根を支えて素朴な構造美を見せてくれます。 
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     第28番霊場法界山 大日寺本堂
       敷き詰められた白い玉砂利が、陽射しを照り返して境内全体が明るく感じました。 
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    大師堂側の庭も玉砂利で真っ白です
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 大師が楠の木に爪で薬師如来を刻み安置したと伝わる  
 奥之院 爪彫り薬師は首上の病に霊験があると評判? 
 眼は近いが耳が遠い門前、しっかりお参りしました!  
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   本尊 大日如来           閑静な庭を通ってお納経所で重ねご朱印を受けました。
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   ちょっとした京都のお寺さんの雰囲気で門前の好みなり ^0^      
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  10:30 第30番善楽寺へ出発。
      第29番国分寺の枝垂れ桜と杮葺きの本堂、
      門前のお遍路用具店「扇屋」さんも寄ってみたかったが、
      時間的な制約もありスルー。      

  11:10 土佐一宮神社と共用の?善楽寺駐車場へ到着。

  土佐一宮神社参道の桜のトンネル
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      参道正面、土佐一宮神社の大鳥居
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      第30番霊場 百々山(とどさん)善楽寺                
        土佐一宮神社に隣接する境内を奥からゆっくりお参りしたつもりですが、
        右:本堂 左:大師堂その左にお納経所とすんなり押し流されました。
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     本尊 阿弥陀如来
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 『遍路迷わせの第30番物語り』
 善楽寺は同市内にある安楽寺と「30番札所」の名を二分した歴史があります。
 隣接する土佐一宮神社の別当寺だった善楽寺は明治時代の廃仏毀釈で廃寺となり、
 本尊の阿弥陀如来が安楽寺へ移されました。
 しかし昭和4年に善楽寺が復興し、札所が二つになってしまいました・・・
 その後、平成6年ようやく本尊が善楽寺に戻され、安楽寺は奥之院となりました。
 日本古来の神仏習合文化を断ち切った明治の政策が生んだ悲劇でしょうか・・・
           (山と渓谷社刊 「四国八十八ヶ所を歩く」参照・要約)

 寺名ご朱印は「土佐一宮善楽寺」、
 寺名墨書きも「土佐一宮」、
 別当寺だった誇りと歴史の葛藤に思いを馳せた門前の小僧でした。 




  お大師さん、
   私のふるさとにも昭和30年代まで「幻の第37番」の史実がありました・・・
   また、最近れっきとした霊場62番がありながら
   61番霊場の境内に「62番の礼拝所」ができたり・・・
   下町の駆け出し遍路には、まったくよく解らないことがあって悩みます。 


  11:30 次なる霊場 、
      かんざしをお買い求めになった粋なお坊さんがお居でたという五台山 竹林寺へ出発。
       
      続きはページを改めて編集いたします。      



by jh5swz | 2019-04-12 08:23 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

2019年4月3日(水)花遍路日記❷


11:40 ここは室戸市佐喜浜入木の佛海庵
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  念願叶って二度目のお参りを済ませて
  庵の周りをウロウロしていたらちょうど昼どき。
  R55線の旧道沿いにある庵の木陰へクルマを移動して
  今朝、熊猫屋さんに持たせてもらった
  「にぎりめし昼食」を摂りました。
  奥さん、ごちそうさまでした、ありがとうございました。

  この後の予定表を睨んでみると
  小一時間ほど先行しており、
  この後はゆっくりキョロキョロ観光遍路を目論見ます。


 
 12:00 岬に近い夫婦岩着。
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  実はこのクルマ寄せへ駐車させてもらって
  岬をちょいと一周して帰ってくる という
  厚かましいことを目論んでいたのですが、
  白いガードレールに平行して
  茶色のガードレールが設けられており、
  遊歩道は進入禁止になっていました・・・

  




  進入禁止のガードレールから注連縄の夫婦岩をショット。  
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                確かに岩と防波堤みたいな壁がいかにも脆くなっている気配・・・
 
 
   さすれば、反対側は?と国道を歩いてみましたがこちらも進入禁止。
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             12年前には遊歩道をぐるりと廻ってこちら側まで歩くことが出来ました。
 
   安全確保のためやむを得ない処置なんでしょう、
   さりとて残念と、健康・観光・ちょっと信仰遍路のつぶやき。


  続いて、定番ですからホテル明星前の 青年修行大師像 にご挨拶。
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  土佐の人の肝っ玉の太さを見るような大師像は
  昭和59年(1984)建立、
  基礎を含めて21mもあるんのだそうです。

  台風銀座・室戸の強風、塩害に耐えられるよう
  セラミックで造られているので白いのだそうです。

    




      岬の遊歩道巡りも考えましたが、
      巨大地震が起きて津波でも押し寄せてきたら・・・ やめときました。
      静かな太平洋をみつめていると、マジで心配になってきました、
      臆病者なんです、門前の小僧。


  12:40 室戸岬 番外霊場 御厨人窟 (みくろど)
      落石の惧れがありとて数年前から入窟禁止が続いていたが、
      入り口に屋根が設けられて
      「岩窟へ入れる」みたいな情報があって期待していたのですが・・・
      御厨人窟・神明窟とも引続き入窟は出来ませんでした。
      柵の左手お賽銭箱に「ご縁」を納めて合掌参拝、
      前のお納経所(お土産屋さん)で墨書き、ご朱印を受けました。
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             あえて入窟しようとは思いませんが白い鉄骨と岸壁が不自然です、
             絶壁が崩れて大きな岩でも落ちたら、鉄骨屋根は大丈夫ですかね?
             なまじ「鉄骨屋根」を取っ払って自然の状態に戻して
             柵から奥は「危険につき入れません!」とした方が、
             入窟の諦めがついて、外からすっきりお参りができるような気もします・・・

             夫婦岩に続いてちょっと残念なので・・・  
             以下四枚、
             入窟可能だった、2007年6月2日の歩き遍路のときの写真を掲載します

   左手:空海師が居住スペースとしたと云われる「御厨人窟」、
      御厨人窟内で賽銭、納札を納めて読経しました。
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  右手:空海師が修行スペースとしたと云われる「神明窟」、  
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            太平洋の荒波に浸食された御厨人窟内は天井も高くて結構広く感じました
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  本尊 弘法大師                
 御厨人窟内から外をみると、確かに太平洋のだけが見えました。      f0213825_16165152.jpg
        天井から、しずくがポツン ポツン・・
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       御厨人窟・神明窟のお参りが終わって
   13:20 歩き遍路では国道からへんろ道を30分ほどかけて岬の山頂へ登りましたが、
       今回のクルマ遍路は室戸スカイラインを一気に駆けってアッというマに駐車場着。

  駐車場からちょっと急坂の参道を歩いて・・・ 
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     登りつめたら仁王門
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  13:27 広い境内を進んで霊場第24番 室戸山 最御崎寺参拝、お納経。
         西にある26番金剛頂寺の西寺(にしでら)に対比して
         最御崎寺(ほつみさきじ)は「東寺(ひがしでら) 」とも呼ばれます、        

    本尊 虚空菩薩
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    お納経帖の寺名もご朱印は「最御崎寺」ですが
    墨書きは流暢な運筆で「東寺」と書いてあります。
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13:41 門前の小僧お得意の道草・観光遍路は
     仁王門から100mほど下って室戸岬灯台 
     平成の名残り『恋人の聖地』だそうで、鉄柵にハート型のプレートが。
     海上交通の重要な施設ですから、カップルの誓いの錠前なんぞは1個もありません。
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            室戸岬灯台の高知海上保安部銘板には「むろとざき」とルビがふってありました。


   駐車場からスカイラインを駆け下って
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       国道からスカイラインを眺めました  
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 14:15 第25番霊場 宝珠山 津照寺(しんしょうじ)到着。 
     何処へクルマを置けば・・・?と迷っていたのですが、 
     地元の方の誘導で山門すぐ傍のコイン駐車場へ置くことができました。        
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      山門をくぐって龍宮城のような鐘楼門を見上げます、大変な石段でため息が出ます、
      この石段が遍路泣かせなのデス・・・    右:大師堂
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  本尊 楫取地蔵菩薩
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  初めての歩き遍路のときもそうだったのですが、
  鐘楼門から上がまた同じような石段が続いて・・・
  狭い山頂にポツンと無人の?本堂があって、
  肩で息をしながらお灯明・お線香・賽銭・納札・写経を納めました。
  今回も本堂の写真を撮る余裕はありませんでした・・・
                
  転ばないように手摺りにすがって下まで降りて
  大師堂でお参りをするころ、
  やっと心臓バクバクが落ち着いていました。  

  津照寺は地元で「津寺(つじ)」と呼ばれて親しまれており
  お納経もご朱印は「津照寺」ですが墨書きは「津寺」です。

 


     津照寺は海で働く漁民の信仰が厚いお寺さんだと聞いております、
     江戸時代、太平洋に面して入り江がまったく無かったこの港の造営には
     延べ170万人の人々が携わったと手元の参考書に書いてあります。
 14:55 170万人の人々に敬意を表して室津港を見学しました。
       初めての歩き遍路のとき、津呂漁港の看板に書いてあったように
       ここ室津漁港でも、まず沖合いに石を積み上げ防波堤を造り
       鍬やノミで海底の掘削に掘削を重ねて、
       その掘削した土砂を沖防波堤周りへ埋め立てて人造半島を造営したのでしょうか・・・
       道路の縁石に腰掛けて、何処までも碧い海の色にしばらく見とれていた門前の小僧でした。
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   この町にも会社員時代大変お世話になった取引先があり、
   記憶を辿って旧国道を走行、
   店舗は確認しましたが、シャッターは堅く降りて、廃業後の年月が窺えます、
   無理もありません、私も若かった昭和〇〇年当時のことですから・・・


   シャッターに向って合掌、
   本日最後の霊場・金剛頂寺へゆっくり山を登ることにしました。
      
 15:15 想像以上に曲がりくねった山道を愛車に鞭打って駐車場へ着きました。
     広い駐車場の参道口に黒塗りのコンテナがありました、
     聞いたことのある遍路用品やコーヒーショップの「はらみたや」さんでしょうか?
     多分「波羅蜜多心経」からのネーミングに違いありません、粋ですね。
     残念ながら休業日?それとも・・・
       
     本日最後の石段登りです
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     一段ごとに埋め込んであるレリーフは蓮の花。 
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      厳しい石段を登りつめて
      山門の右手を10歩ほど下ったところからの眺望が素晴らしいのです。
      「ご覧下さい!」とばかりに、ちゃんと枝打ちがしてあったような気がしました。      
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     その山門は、森の中のお寺の仁王門と云った風情です。
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 15:30 第26番霊場 竜頭山 金剛頂寺本堂到着
           お灯明・お線香・賽銭・納札・写経代参
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 本尊 薬師如来       
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    大師堂で写経納めてお納経所へ引きかえして重ねご朱印を受けました。
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        宿坊の場所が判らないものでからお納経所の美形にお尋ねしたら
        「ご予約のお方ですか?」
        「ハイ、門前と申します」 
        お納経料と一緒に払った駐車料金のお返しがありました、
        キットお大師さんからの今夜の般若湯代でしょう


     教えられたとおり、駐車場から本堂のさらに山の上へ上へ数分、
     宿坊の駐車場到着、
     その駐車場の山沿いに不動明王に従う三十六童子像がありました。
     そうか~! 
     歩き遍路のときお先達さんに教えてもらった「童子像」はココだったのか・・・
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 16:00 お陰さまで予定より1時間早く今夜の宿坊へ到着
             正しくは西寺壇信徒会館と云うらしい

    本坊から登ってくるとき見えた宿坊(客室側)  
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       玄宿坊・西寺壇信徒会館の玄関側
      (画像は室戸市観光協会HPよりお借りしました)
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      宿泊者カードに氏名・住所などを書いていると
      「4時からお風呂が沸いています、いつでもどうぞ、夕食は6時からです」
      ありがたい

           一人ではもったいないような今夜の私の部屋(充分三人は練れます)
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    雪見障子を開ければ満開の桜、遥かに室戸岬
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    広々とした浴場を一人占めして、
    薬王寺から金剛頂寺までの石段登りの疲れを洗い流して、
    自分で蒲団敷いて一人でウトウト~~~


 18:15 豪華な夕食
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 お大師さんから奢りの般若湯を頂きながら
 同宿の県外からのお遍路さんと歓談。
 歩き遍路の旅では宿泊が少なかったので
 民泊・宿坊と楽しい体験ができました。
  
 このあと、吸い物が出てご飯は食べ放題、
 食後の果物まで並んで、
 門前の小僧にはもったいない夕食でした。
  


  
  部屋を真っ暗にして寝ていると、
  室戸岬の灯台の閃光が約10秒?に1回、こちらへ向って幻想的な光を届けてくれるのです。
  一瞬の閃光をカメラに納めるのはなかなか難しい・・・
  「早く寝ろよ~・・・と ピッカリ 又 ピッカリ」。
  
  
  本日の走行距離 140キロ 歩行(わずか)8671歩
  あすは最終日、なんとか35番さんまでお参りしたいなあ~~~

  続きます

  
  



by jh5swz | 2019-04-11 09:07 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

2019年4月3日(水)花遍路日記❶ 
 
 「暮らすように泊まる」という、 
  この宿のキャッチコピーどおり家庭的な一晩を過ごさせてもらいました。  
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 ウチの女房のお土産リクエスト品で、
 今は端境期のスダチをアチコチ探してもらったり、
 お昼ご飯だと云っておにぎりや、
 お八つにと最中やバナナまで持たせて頂きました、
 ありがとうございました、謝謝!

 タケノコご飯が美味しゅうございました、
 そりゃ~そうでしょう、パンダ屋さんですもん
  
  
  07:00 熊猫屋さんスタート。  
      お宿から国道へ出る町屋の道を走っていたら、
      記憶に定かな、かってのお取引先の「屋号」看板発見!
      そうか、今は明らかに廃業店舗だが、アノお店はこの町のこの通りだったのか・・・
      懐かしくって、昭和〇〇年頃のご盛業店舗の前で暫し停車したことでした。


      さて、歩き遍路のときのトンネルの多いR55を走るか?
      会社勤務時代の由岐~木岐の海岸線を走ってよく泊まった「うみがめ荘」を眺めてから
      日和佐の町でどうしても会いたい昔のお取引先を訪問しようと思いながら走っていたら、
      NAVIはアッと云うマに最近開通?の高規格道路へ誘導してしいましたが・・・
      幸い日和佐の町の手前でR55と合流してくれて一安心。


  07:30 第23番霊場 医王山 薬王寺 山門到着
      このお寺さんは、
      あとで訪ねてみる予定の
      会社員時代大変お世話になった取引先のご主人と二人で
      ほぼ訪問の度にお参りした思いで深いお寺さんなのです。
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                             山門が新しく生まれ変わっていました

     

      本堂・大師堂・瑜祇塔のお参りを済ませて、
      境内のベンチから門前町を眺めて「あ~アソコの辺りだ、恩人の店舗は」と心逸ります。

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 08:10 門前町を往復
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  門前町をJR牟岐線の踏切まで走ってUターン、
  正面に薬王寺の瑜祇塔が見える町並みの中に
  間違いなくこの店舗だという建物を確認しましたが
  社名看板も無く、
  シャッターは堅く下りて・・・廃業???

  考えてみれば〇〇年以上前のことですから・・・
  あきらめました・・・



    
    本尊 薬師如来  
  道の駅から瑜祇塔に合掌して、      f0213825_16224711.jpg
  会いたかった恩人にご挨拶できたことと気持ちを整理してスタート。    
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 08:18 日和佐・薬王寺前の道の駅スタート 
   
 08:40 内妻海岸通過。(「ないさい」ではなくて「うちづま」と読むそうです)
     12年前の春、一番霊山寺をスタートして以来、
     薬王寺の瑜祇塔から「海」が見えないことはないが、
     ココに来てど同行遍路と「海だ! 海だ! 太平洋だ!」と大騒ぎ、   
     ココから向こう約80キロ、
     左には「海」しか見えないことなどつゆ知らず(笑) 
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   08:53 別格霊場第4番 鯖大師本坊 到着
       歩き遍路の折りお参りしたのですが、「別格お納経帖」を用意してなかったもので・・・
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 どうでもいいことですが「一番線香」でした。
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       鯖大師のシンボルとでも申しましょうか。   
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      お納経所のお坊さんと少しだけお話しができました、
      「鯖大師本坊」の寺縁起については長くなりますので、
      このお寺さんのサイトをリンクさせていただきます。
      ご関心がありましたらココをクリックしてご一読を。      
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 09:50 道の駅 宍喰温泉手前のパーキング、
   室戸まで47㌔地点です。
   いたずらにもほどがある! 
   暑さ寒さに耐えながら歩く人があるのだぞ
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 その看板の裏、「R55号線 徳島まで88キロ」
 Pエリアに止まっているクルマの車番は「・・88」 
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  10:06 全長638mの「トンネルを抜けると土佐国だった。」
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                おまわりさん、この上下3枚、クルマを降りて撮影しましたから
 
   これより高知県東洋町
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   その裏:これより徳島県海陽町(アタリマエダ)   
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   10:17 番外霊場 明徳寺 東洋大師 参拝
       ここは江戸時代から巡礼に宿を施していた記録があり、今も境内に通夜堂があります。
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   駐車場で身なりを整えてお参りに上がりました
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   お灯明点火用の蝋燭が「号 令和
   ご住職、粋ですね~ ありがとうございます。 
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              御影にきれいな絵はがきまで頂きましてありがとうございました。
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         参拝後、お茶を飲んでいたら外国の娘遍路さんが、ニコニコして近づいてきた、
        Where do you from ?
         ワタシハ オランダジンデス。
        (なんだ日本語OKじゃないか) 
         なにもお接待する用意してないので、私のザックの手作り「安全御守」を外して
         This is my hand-made Lucky charm
        と言ったつもりのカタカナ英語、
        アリガト ゴザイマス
         (なんだ日本語OKじゃないか)。 
         門前の小僧お得意の Have a nice HENRO-trip!でお別れしました。

 
      東洋大師前の旧道からR55へ出て、
      12年前に撮影したこの花魁のかんざしみたいな道路標識にご対面に行きました
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 確かに撮影プロパティをみると
 東洋大師から間もなくだったのですが
 ご対面できなかったのです・・・

 その後、高規格道路などができて
 表示キロ数の書換え中なのでしょうか?

 この標識を見て、
 徳島からずいぶん歩いたなぁ~ と思ったり 
 室戸岬までお頑張りよ!と励まされたものです、
 相手は道路標識ですが再会できなくて残念!


 



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 そう云えばゴロゴロ石も見落としているのです
 居眠り運転をしていた、なんてありえません!

 今回もココへ降りて
 その昔の遍路さんの苦労を思いながら、
 「不偸盗」の戒めを忘れて
 女房に手頃な「漬け物石」と
 自分の「文鎮」代わりの小石をなどと思っていたのですが・・・

 見落としてよかったのかも知れません。 
  2007年6月1日撮影


  10:36 空と海
   2007年6月1日、陽射しを遮る木陰も無いR55は右上に山、左下に海、正面に空と海
   同行遍路と「まさに空海やなあ~」などとつぶやきながらひたすら歩いた修行の土佐。
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  あの現場はココだったかな~ と今日は車中から 
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  11:25 室戸市佐喜浜入木の佛海庵を訪ねて
      12年前の復習をしているような日記になりましたが、
      歩き遍路のお先達さんの案内でお参りした「佛海庵」、こちらもどうしても外せない私です。
              写真ではよく判りませんが、こざっぱりと建替えてありました。
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                  無住の様子で「宿泊はできません」との貼り紙がありました。
  


   2007年6月1日の佛海庵
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  歩き遍路のときは、お先達さんが
  R55線から旧道佛海庵への進入路を案内してもらったのですが
  今回はクルマでNAVIまかせにひとり旅・・・
  住所:室戸市佐喜浜入木 しかデーターがなくて
  この近くを10㌔ばかり2往復、
  それでも判らず入木のGSでガソリン入れて
  詳細な場所を教えてもらってやっとたどり着きました。
 


 

  2007年6月1日の案内看板を掲載します。
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     こちら風雨に晒されてよく読めない現在の看板・・・  
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 伊予北条市(現在の松山市北条)の生まれということが門前の小僧を惹きつけるのかもしれません・・・
 ココ佛海庵の佛海僧を訪ねる遍路さんが多くなることを願って、以下を引用掲載させていただきます。

         「高知県の観光」から引用
    僧仏海は、宝暦十年(1760)四国霊場巡拝の途中、この地に飛石庵を建て地蔵菩薩を刻み、
   巡拝遍路の難を助けると共に、廃寺の安勝寺を再興し、法灯のために尽くした高野聖である。
    仏海は伊予国風早郡猿川村、現北条市の生まれで少年の頃出家し高野山で修行し、全国の
   霊場を廻り菜食に水を飲む木食僧仏海として各地で地蔵像を彫り、その数三千対に達したと
   いわれる。
    明和六年(1769)この地で没した。庵には、仏海が建立した宝筐印塔一基があり中に僧の
   石像が納められている。また附近に四体の地蔵が残っている。
                     
 
 
  11:45 庵の周りをウロウロしていたら昼どき。
      ちょうど頃合いの木陰へクルマを少し移動して
      平等寺前の民泊パンダ屋さんに持たせてもらった昼食を摂りました。
      施しを受けながら歩いた昔のお遍路さん気分を味わったことです。
      奥さ~ん、ごちそうさまでした、ありがとうございました。


  ◇長くなりますので、
   引続き室戸岬からのお参りはページを改めて報告させていただきます。
          続く       
    

by jh5swz | 2019-04-09 11:18 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

2019年4月2日(火)花遍路日記❻

 16:00 太龍寺ロープウエイ乗場のお嬢さんに
      「急がなくても充分マに合いますから」と言われて、
     今朝スタートしたときから、
     平等寺さんへ四時半までには着きたいと思い続けた緊張がとれてNAVIまかせ、
     「道の駅わじき」の看板だとか、平等寺へ向う「大根峠」の道標も懐かしく確認。
     
 16:29 山頂の太龍寺から
      里山の第22番霊場 白水山 平等寺へ到着。 
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              二層の仁王門をくぐって、まず境内のお納経所へ
              「時間が迫っていますので、先に重ねご朱印お願い出来ませんか?」
              人の良さそうな寺務所の方がニッコリ笑って「イイですよ」。
              SNSでよくお顔を見るご住職にご挨拶ができなくて残念・・・     


   2007年2月2日初参拝時の仁王門
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  そりゃあ~今のほうが
  開放感があって近親感も倍増でイイ感じです。
  
  こちらのご住職さんは
  いろいろ斬新な行事を実現なさって居られるので
  大勢の参拝者のある大イベント行事などの折は
  昔の囲いがあっては窮屈で不便ですもん。

   
  
         
     手水鉢の花
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  しばしばネットで見かける手水鉢の花、
  今日もきれいな花が浮かべてあって
  少々疲れたからだに良く効きました。

  歩きつかれた遍路には
  ちょっとしたお気遣いが
  大きな元気の素のなるものです、
  ありがとうございました。


 
  
    初めての歩き遍路のときは
    大根峠を越えて来たので少しキツかったが、今日は楽勝?で石段を登れました。
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        本堂前から振り返って見ると正面の小山?がお大師っさんの寝姿に見えるらしい 
                  仁王門左の橙色のスレート?の奥が頭かな・・・
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           本日初の内陣参拝、明るくて開放的で!
           お寺さんによると、数センチ角の格子窓から覗くように見えるご本尊像とちがって
           「よう~ 参られた」ってお声がかかった気がしました。                       
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        写経にご宝号念じてお参り・・・ 
    
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           初めてお参りしたときから印象深かった天井絵も健在でした。 
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  お参りを終えてクルマへ帰ったら、
  本堂前のお杖立てへ「お大師さま」を忘れておりましてな、
  もう一度登って薬師如来様を拝謁したことですよ、
  太龍寺さんからロープウエイで下ったあとだったら、 
  と思うと冷汗・・・ 
  

 
  
            駐車場から夕暮れの平等寺さんをワッショット    
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  そうか~、写真右奥が
  太龍寺からココまでの歩き遍路道でよく見かけた
  「平等寺へ8秒8歩」のお宿でしたか~
  新参者には「8秒8歩」の意味が判らなくて・・・
    ♪くもりガラスを 手で拭いて
      あなた明日が 見えますか♬ の唄から
  「カラオケの宿」などと謎解きをしながら歩いたことです。

  さて、22番さん界隈ではお宿が少ないと聞き及びますが、
  最近、平等寺さんでも宿坊「坊主の宿」をオープンされたようで、
  私も出発前いろいろ考えましたが、


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  今宵、私は「民泊」初体験でこちらのお宿でお世話なりました
  暮らすように泊まるというアトホームなお宿で、
  同宿の皆さんと話しが弾みまして
  滅多にないことですが Asahi Suppur Dry 350cc×2缶 グビッ!でした。  




    本日の走行距離290キロ、歩数僅かに11,636歩、
    明日もちょっと強行軍かな? おやすみなさい。

    次ページへ続きます



by jh5swz | 2019-04-08 14:50 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

花遍路2019 第21番太龍寺

2019年4月2日(火)花遍路日記❺

  14:20 鶴林寺のお参りを済ませて、太龍寺ロープウエイ乗場へ移動します、
      内心、初めて乗るゴンドラが楽しみな門前の小僧でした ^0^ 


     鶴峠を少し下った所に歩き遍路さんが県道283号を横切って水井橋方向へ下る所があります。
     三人のお遍路さんが黄色い地図を見ながら遍路道へ下ったり県道へ戻ったりされていました、
     クルマの窓を開けて
     「太龍寺へ向われますか?」
     「ハイ」、
     「どうぞそのまま下って下さい、お気をつけて」。   
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    2006年11/3 自分達は鶴林寺からココまで歩いて下り、                           
    リムジンバスを待っていた場所で、翌月はココから
    太龍寺へ歩きつなぐという遍路旅でした。  
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 14:35 乗場に到着、20分毎の発車と聞いていたので00分乗車の心算で身支度整えて、
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    乗場へ向う、その名も「開運橋」だそうです。   
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   切符を買ったら、「40分発が間もなく発車です、間に合いますよ」。      
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       標高476mの山頂駅まで2775m(西日本最長)5m/s 約10分、
     スイス製、101名乗り、 だってよ~ スゴイもんだ。 
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  14:40 ゴンドラが動き始め、大きく蛇行する那賀川を眼下に雄大な景観が広がります。
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    お決まりの下りゴンドラとのすれ違い
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    私だけでなくお客さま楽しそうです。 
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  14:50 山頂駅到着でございます、ご利用ありがとうございました。
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  歩き遍路のときの日記をみると、
  水井橋から山門まで約90分、
  下りは駅舎前から坂口屋の駐車場まで35分・・・
  ロープウエイが往復\2470で20分、お値打ち判断はお人それぞれ。   
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  境内を一人でのんびり歩きたいので、ゴンドラのお客さまには先に進んでいただき、
  前回は舎心ヶ獄まで少しキツイ山坂道を登ってお参りしたのですが、
  今回は駅舎横から絶壁上のお大師さんを目いっぱいズームってご挨拶を送りました。
              南無大師遍照金剛・・・
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  さて、霊場第21番 舎心山 太龍寺をお参りいたしましょう。
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    阿波藩主蜂須賀公の命により嘉永五年(1852)建立されたという本堂。
    心してお燈明を灯し、お線香焚いて写経を奉納してご宝号を念じます。
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   大師堂は高野山奥の院を模した拝殿、奥殿式で配立されており”西の高野”と呼ばれます。
                       (駅舎にあった参拝MAP参照)
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   高野山式伽藍ですから大師堂奥の”御廟”へは読経しました。
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   鐘楼門から本坊へ下ります(歩き遍路とは参拝経路が逆になりました)
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    この日記を書きながらあの重厚な仁王門を見落としたことを悔やみました・・・ 
    仁王門から本坊の龍天井まで10分ほど同行20人と楽しく歩いた記憶が蘇ります、
    本坊前から往復20分にカモシカのような細い足がビビッたことも間違いありません.

    2006年12月1日の写真を再掲して備忘録とします。
   お先達さんが「馬力のある人はお先にどうぞ」と、 f0213825_15550192.jpg
  当然私は最後尾、お陰でいい写真が撮れました。 
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               太龍寺本坊前の満開の桜
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  はやり、太龍寺では本坊の龍天井でしょ!
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    虚空蔵菩薩 御影
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   お納経所で
  「二度目のお参り記念に白衣の左肩にご朱印を頂きたいのですが」、
  「南無大師遍照金剛の金の字に重ねて”金龍”にされませんか?」
  「お薦めのままにお願いいたします」

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       今回のお参り、いろんなコトをして楽しんでおります。




   15:40 次の予定もありゴンドラ乗車、
       登り下りのガイドさんのご案内もナマ声で、あなよろし。

  登りのときに撮り損ねた狼ファミリーもバッチリ!
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    登りゴンドラも鉄塔をバックにバッチリ!
    「あんたお参りに来たんやないのか!」って叱られそう。 
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  15:49 登りの失敗を繰返すまいと待ち構えて、那賀川の大きな蛇行全景を撮り納めることができました。 
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  16:00 切符売場のお嬢さんに
      「クルマですけど、22番 平等寺さんお参りマに合いますかね~?」
      「充分大丈夫です! どうぞお気をつけて!」。

     続きます



by jh5swz | 2019-04-08 09:43 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

花遍路2019 第20番鶴林寺

2019年4月2日(火)花遍路日記❹

 13:20 勝浦生名の道の駅で「徳島塩ラーメン」食べて、
     ビックな勝浦ひな人形展観て、今から鶴林寺へクルマ遍路再スタート

  生名の里の粋な標識
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 歩き遍路のときのMEMOを見ると、
 この標識を14:06スタート、山門到着15:27  
 つまり約80分の難行苦行!

 今回のクルマ遍路では
 標高差470m、5.5キロの車道を約20分で駐車場到着。
 太龍寺との分岐・その名も鶴峠からの道は狭く感じましたが、
 「ゆっくり登れば大丈夫!」とのM・M先達さんの助言どおりでした。

 運転に一生懸命で山門下の駐車場まで写真は一枚もありません、  
 「一杯飲めば 死ぬまで生きる」という
 「水呑大師」の名水も飲めませんでしたが、
 あれは難儀して登る歩き遍路さんの特権ということで納得!
 2006年に一杯飲んでますから死ぬまで大丈夫でしょう! 
 


  太龍寺との分岐・鶴峠を右折して数分
  団体バス専用駐車場の更に上に、余り広くはないが普通車用の駐車場があり助かります。
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   100m先に山門が見えてきました
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            山門は深山幽谷の山寺の雰囲気が漂います

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       13:41 霊場第二十番霊鷲山 鶴林寺山門到着
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            静かな参道を歩いて
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            大師堂手前で右折すると本堂への長くて急な石段のお出迎え?です
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            鶴林寺本堂、団体さんのお参りが済むまでひと休み・・・
            皆さまが降りられたのち、ご宝号を念じながら写経奉納してお参り。
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            ”お大師さんがこの地で修行中、夫婦の鶴が金の地蔵像を運んできた” 
                という、伝説により鶴林寺という寺号が付けられたという寺縁起 

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     よく見れば『阿吽!』の鶴?  
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         石段を降りて客殿前の大師堂へお参り
         勅使門風の遥拝は桓武天皇の勅願所だった由縁でしょうか?
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   大師堂の桃の花の向こうに「鶴の紋所」
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  お参りを終えてクルマへ帰って白衣を脱いで気が付いた・・・
  滅多に来れない霊場だから
    白衣に重ねご朱印をお願いする心算だったのです、
  駐車場から、もう一度、そう遠くはないお納経所往復・・・
          ご利益ありそう ^0^
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  14:20 鶴林寺駐車場から下山開始、
     鶴峠を右折して太龍寺ロープウエイ乗場へ輪行、
     内心、初めて乗るゴンドラが楽しみな門前の小僧なのです ^0^

     続きます


by jh5swz | 2019-04-07 10:33 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)

2019年4月2日(火)花遍路日記❸

 10:27 満開の焼山寺ふもとの枝垂れ桜に見送られて第18番恩山寺へ向いました。
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     小松島市へ向う途中のある町で尋ねてみたい取引先があり・・・
     記憶を辿ってウロウロ、
     一店は建物はあったが完全に廃業・・・
     もう一店、電話を入れてみたが応答なく・・・
     先代は隠居されて代替わりさんがご活躍中であることを楽しみにしていたのだが残念。



 11:50 最近のNAVIは偉い!
     右です!左です!の指示に素直に従って走ること約90分、
     恩山寺の参道へさしかかった、
     朱塗りの恩山寺養母橋を渡る前に確かめたいことがあって山側の車寄せへ駐車。
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少し里の方へ歩いてみた、
気になっていたのはこの山門、
屋根の草こそ無いが大草履もなく、やっと建っている感じ・・・
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 2006年10/6「屋根の草引きくらいしといて下さい」
  と言いながらくぐった山門(笑)
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             今日の自分もそうなのだが・・・ 歩く人が少なくなったのかなあ~


 最後の坂道を登って
 駐車場へクルマを置いて、少しキツイ参道を登ります、陽射しがきつくなりました。
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 2006年10/6 
 門前の小僧、若かかった(笑)  
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             霊場第十八番 母養山 恩山寺本堂
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             弘法大師がこの寺で修行中、善通寺から母の玉依御前が会いに来たが、
             当時この寺は女人禁制だったので17日間の女人禁制を解く秘法を行い、
             母を寺内に招き入れ、孝行を尽くしたという。
             このことに因んで、山号は母養山、寺号を恩山寺と改められた。    
                                       と手元の参考書。

            
          
   本尊 薬師如来          
f0213825_17241139.jpg    大師堂(左)とお大師の母・玉依御前を祀る御母公堂(右)
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   右:御母公堂がすっぽりシートがかかってるのは見るに偲び難し 
 
  
               
             
 
  12:20 恩山寺退出。
      クルマ道がかなり厳しいとウワサの鶴林寺へスタート。

  12:45 気が付いたら昼ごはんが未だ・・・
      これから難所・鶴林寺なのに「腹が減っては」なんとやらで、
      勝浦町生名の「道の駅」?へ入って、手っ取り早いところで「徳島塩ラーメン」。
      これが超美味でした! 
      
      食後のいっぷく方々、
      隣接の人形文化交流館の『阿波勝浦 ビッグひな祭り』を観覧しました。
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   あんたお遍路参りに来たんやろ!
   バレたら
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      そうです! 世はまさにインバウンド時代、熱烈歓迎ありがとうございました。    
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      ちょっとした体育館みたいな建物の中をみてビックリ!
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  これでもか!                              これでもか!
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                これでどうだ! といわれても・・・                           
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  10分くらい会場に居たが頭が痛くなって外に出ました。            
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  13:20 勝浦生名でラーメン食べて、
      ひな人形観て、おびただしい数の人形に頭痛くなって、外の風で熱下げて、
      これから第20番鶴林寺へ登って、太龍寺ロープウエイ乗場まで下って、ゴンドラに乗って太龍寺へ登ります。

      鶴林寺~太龍寺へ続きます 






by jh5swz | 2019-04-06 18:54 | ワケあり阿波~土佐遍路 2019春 | Comments(0)